JP2002326234A - 成型品取出監視システム - Google Patents
成型品取出監視システムInfo
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- JP2002326234A JP2002326234A JP2001131945A JP2001131945A JP2002326234A JP 2002326234 A JP2002326234 A JP 2002326234A JP 2001131945 A JP2001131945 A JP 2001131945A JP 2001131945 A JP2001131945 A JP 2001131945A JP 2002326234 A JP2002326234 A JP 2002326234A
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Abstract
出機の稼動状態をリアルタイムに確認することができ、
作業性を向上することができる成型品取出監視システム
を提供する。 【解決手段】チャックを移動して金型内の成型品を成形
機外に取り出す。チャックを移動制御する制御装置は成
型品の取出データ及び取出障害データを記憶する記憶部
及び該記憶部に記憶された取出データ及び障害データを
予め登録された外部通信機器に送出する送信部及び外部
通信機器からの特定データを受信する受信部を有した通
信手段を備える。通信手段は取出不良が発生した際には
外部通信機器と回線状態へ遷移させた後に記憶部に記憶
された取出障害データを送信制御すると共に受信部と外
部通信機器とが回線状態に遷移した際に該外部通信機器
からの要求データに基づいて記憶部に記憶された取出デ
ータ及び障害データの少なくとも何れかを読み出して送
信部から外部通信機器へ送信制御して成型品取出状態を
遠隔確認可能にする。
Description
た成型品取出機の稼動状態を遠隔地にて監視することが
できる成型品取出監視システムに関する。
型品取出機は、成形機に連動して取出し動作を自動的に
実行するように制御される。そして成型品取出機の稼動
状態に関する監視データ、具体的にはチャック部の移動
制御状態、成型品の取出し状態、チャック部を移動制御
する際に必要とするチャック部の位置データ、成形機と
制御データの通信状態や取出し不良や故障に関する各種
障害情報、取出された成型品の個数に関する情報等を制
御装置に設けられた表示装置に表示して確認可能にして
いる。
態を確認する際に、その都度、確認しようとする成型品
取出機の所まで行き、その制御装置の表示装置に監視デ
ータを表示させて確認する必要があった。
する成型品取出機の所まで行って制御装置の表示装置に
各種情報を表示させて直接確認しなければならないの
で、成型品取出機から離れた場所で他の作業を行なって
いる場合には、取出し不良や故障等によりアラームが発
せられても、直ちに障害情報を確認することができず、
障害復旧に時間がかかっていた。特に、取出し不良や故
障が発生した際には取出し動作、従って成形動作自体も
強制的に中断するため、障害による中断時間が長くなる
ことにより成形作業効率が著しく低下していた。
ために発明されたものであり、その課題とする処は、成
型品取出機から離れた場所に居ても成型品取出機の稼動
状態をリアルタイムに確認することができ、作業性を向
上することができる成型品取出監視システムを提供する
ことにある。
動して金型内の成型品を成形機外に取り出す成型品取出
機において、チャックを移動制御する制御装置は成型品
の取出データ及び障害データを記憶する記憶部及び該記
憶部に記憶された取出データ及び障害データを予め登録
された外部通信機器に送出する送信部及び外部通信機機
からの特定データを受信する受信部を有した通信手段か
ら成型品取出監視システムを構成する。
通信機器と回線状態へ遷移させた後に記憶部に記憶され
た取出障害データを送信制御する。また、受信部と外部
通信機器とが回線状態に遷移した際に該外部通信機器か
らの要求データに基づいて記憶部に記憶された取出デー
タ及び障害データの少なくとも何れかを読み出して送信
部から外部通信機器へ送信制御して成型品取出状態を遠
隔確認可能にしたことを特徴とする。
て説明する。図1〜図3において、成形機に搭載される
成型品取出機1の制御装置3は成形機(図示せず)から
出力される、例えば型開完了信号、突出し完了信号等の
各種信号に基づいてチャック駆動部材2を駆動制御して
成型品を保持するチャック部(図示せず)を金型間と成
形機外の解放位置との間で移動して成型品を取出す。
としては、チャック部を直線的に三次元方向、二次元方
向又は一次元方向へ移動させて取出す態様、又は非直線
的な旋回移動により取出す態様の何れであってもよい。
動作を実行するための取出しプログラムデータ、取出し
不良時には取出し不良部位や不良原因及び対処方法を、
また故障時には故障部位や故障部品及び対処方法を判別
する自己診断を実行するための自己診断プログラムデー
タや通信制御プログラムデータ等の各種プログラムデー
タを記憶するプログラムメモリ7と、各種の作業データ
を記憶する作業メモリ9とを有している。
するチャックの駆動制御回路11が接続され、駆動制御
回路11はチャック部を移動するサーボモータ等のチャ
ック駆動部材2に設けられたロータリーエンコーダ等の
位置検出器4からの位置検出信号に基づいてチャックを
移動制御して成型品の取出し動作を実行する。
移動位置データ、成型品取出個数データ、取出時間デー
タ等を記憶する取出データ領域9a、取出し動作不良時
や故障時に自己診断機能により判定した不良及び故障原
因等に関するデータ及び障害発生時における取出データ
の障害データを記憶する障害データ領域9bや外部通信
機器21と回線状態にするのに必要な接続データ、パス
ワードデータ等の通信制御データ領域9c及び障害判定
フラグ9dを有している。
は所定時間分の記憶容量を有している。また、CPU5
は成型品の取出動作時に取出不良や故障等の障害が発生
した際に障害判定フラグ9dをセットする。
データとしては、電源電圧異常低下エラー、CPU5と
の通信制御エラー、チャック部を夫々の方向へ移動制御
する駆動装置のエラー、チャック部による成型品取出し
不良に関するエラー等が挙げられる。また、障害データ
には上記データの他に障害発生時におけるチャック部の
移動状態、取出し個数等に関する成型品の取出し状態に
関するデータ等をも含む。
障発生時に自己診断プログラムにより判別される動作不
良部位や不良原因及び対処方法、故障部位や故障原因及
び故障対処方法に関する情報を含む。
しては、後述する図7に示すように例えばシーケンサー
の交信エラーを検出するには取出し動作実行時の主スキ
ャンを常時監視し、所定回数の主スキャン時に通信がな
い場合にはシーケンサーの交信エラーと判断して主基板
の交換を指示する情報、制御電源電圧を常に監視し、該
電圧が所定電圧以下に低下して電圧低下状態が所定時間
継続した際に電源電圧異常低下(瞬停)と判断して電源
の再投入を指示する情報等があげられる。
には取出し不良や故障発生時における取出し制御データ
と共に障害発生前における所定取出し回数分又は所定時
間分における取出データを含む。
がインターフェース(図示せず)を介して接続され、成
形機制御装置からの、例えば型開完了信号、突出し完了
信号等に基づいて成型品取出し動作させる。
有した通信装置19が接続される。外通信装置19は、
具体的にはデータ伝送可能なデジタル電話機器(固定電
話、携帯電話を含む)やモデム内蔵のアナログ電話機
器、専用通信機器により実現される。
成型品の取出不良や故障が発生した際には通信制御デー
タ領域9cに記憶された回線番号に自動接続して後述す
る外部通信機21と回線状態にした後に障害データ領域
9bに記憶されて送信バッファ15aに転送された障害
データを外部通信機器21へ転送する。
の発信により回線状態になった際に該外部通信機器21
から送出されるIDデータやパスワードデータを通信制
御データ領域9cに記憶されたIDデータやパスワード
データと照合し、両者が一致している場合には外部通信
機器21から送出される確認指示信号に基づいて障害デ
ータ領域9bから読み出されて送信バッファ15aに転
送された各種データを外部通信機器21へ送信する。
デジタル電話機器又はアナログ電話機器又は専用通信機
器から構成され、各種データを入力する入力キー、ファ
ンクションキー等の設定キー21a及びLCD等の表示
部材21bを備えている。
を電話機器で構成する場合には両者間に電話会社等の通
信機関23を介して両者を接続する。
明する。先ず、成型品取出機1に取出し不良や故障が発
生した際における障害データの送信処理に付いて説明す
ると、図3及び図4において、ステップ41により成型
品取出し動作時に取出し不良や故障等の障害が発生した
か否かを判定し、障害が発生していない場合(ステップ
41がNO)にはステップ42により取出データに基づい
て成型品取出し動作を実行した後、ステップ43により
実行した取出し動作の実行完了データを取出データ領域
9aに記憶した後にステップ41に戻り、成型品の取出
し動作を継続する。
や故障等の障害が発生してステップ42の判定がYESに
なった時、ステップ44により成型品取出動作を中断す
ると共に障害判定フラグ9dをセットした後、ステップ
45により取出データ領域9aに記憶された取出データ
等に基づいて取出不良や故障を自己診断し、ステップ4
6により障害発生時における取出データや自己診断によ
る障害発生部位、障害状態等に関する情報及び障害発生
前の所定取出サイクル分又は所定時間分の取出データを
障害データとして障害データ領域9bに記憶させる。
領域9cに記憶された番号データに基づいて外部通信機
器21に自動ダイアルした後、ステップ48により外部
通信機器21と回線状態になったか否かを判定し、非回
線状態(ステップ48がNO)の場合には所定時間経過後
にステップ47に戻ってリダイアルする。反対に回線状
態の場合にはステップ49により障害データ領域9bか
ら読み出されて送信バッファ15aに転送された障害デ
ータを外部通信機器21へ転送する。
送が終了したか否かを判定し、未完了の場合にはステッ
プ49に戻り、障害データの転送を継続する。反対に障
害データの転送が終了した場合には、ステップ51によ
り外部通信機器21とを非回線状態にして終了する。
にいる作業者は、成型品取出機1の処まで行き、制御装
置3を収容する制御ボックスに設けられた表示装置(何
れも図示せず)に表示される障害データを直接確認する
ことなく、外部通信機器21の表示部材21bに表時さ
れる障害データに基づいて成型品取出機1の障害状態
(障害部位、障害原因、障害対処方法)を確認すること
ができる。
る作業者が成型品取出機1の稼動状態を確認したい場合
には、図5及び図6に示すようにステップ61により外
部通信機器21から通信装置19へダイアルして両者が
回線状態であるか否かを判定する。非回線状態の場合に
は、外部通信機器21は所定時間経過後に通信装置19
へリダイアルして回線状態になるのを待つ。
状態の場合、ステップ62により外部通信機器21から
送出されるID及びパスワードが通信制御データ領域9
cに記憶されたIDデータ及びパスワードデータと一致
しているか否かを判定する。両者が不一致の場合にはス
テップ61に戻る。
3により外部通信機器21から監視要求データが送信さ
れたか否かを判定し、該ステップ63がNOの場合にはス
テップ64により所定時間が経過したか否かを判定す
る。該判定がNOのとき、ステップ63に戻る。反対にス
テップ64がYESのとき、ステップ65により通信装置
19と外部通信機器21とを非回線状態に切換えて終了
する。
63がYESのとき、ステップ66により取出データ領域
9a及び障害データ領域9bに記憶された各種データを
送信バッファ15aへ転送した後、ステップ67により
データを外部通信機器21へ送信する。そしてステップ
68により送信バッファ15aのデータが送信されたか
否かを判定し、送信未完了の場合には67に戻る。反対
に送信が完了した場合にはステップ69により外部通信
機器21からの断信号を受信したか否かを判定し、断信
号を受信した場合には、ステップ65により通信装置1
9と外部通信機器21とを非回線状態に遷移させて終了
する。断信号を受信していない場合はステップ68に戻
る。
にいる作業者は、成型品取出機1の処まで行き、制御装
置3を収容する制御ボックスに設けられた表示装置(何
れも図示せず)に表示される実行完了データや障害デー
タを直接確認することなく、外部通信機器21の表示部
材21bにこれらのデータを表示させて成型品取出機1
の取出し状態や障害状態を確認することができる。
を、成型品取出機1から離れた場所でリアルタイムに確
認することができるため、従来のように所望の成型品取
出機1の処に行って制御装置3の表示装置に監視データ
を表示させて確認する必要がなく、確認作業を効率的に
行なうことができる。
対して障害データを強制的に送信して作業者に確認可能
にさせるため、成型品の取出し中断時間を短くすること
により成形効率を向上することができる。
に居ても成型品取出機の稼動状態をリアルタイムに確認
することができ、作業性を向上することができる。
図である。
図である。
ートである。
ートである。
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
業メモリ、15−送信部、17−受信部、19−通信装
置、21−外部通信機器
Claims (8)
- 【請求項1】チャックを移動して金型内の成型品を成形
機外に取り出す成型品取出機において、チャックを移動
制御する制御装置は成型品の取出データ及び障害データ
を記憶する記憶部及び該記憶部に記憶された取出データ
及び障害データを予め登録された外部通信機器に送出す
る送信部及び外部通信機機からの要求データを受信する
受信部を有した通信手段を有し、通信手段は取出不良が
発生した際には外部通信機器と回線状態にした後に記憶
部に記憶された取出障害データを送信制御すると共に外
部通信機器が受信部と回線状態にした際に該外部通信機
器からの要求データに基づいて記憶部に記憶された取出
データ及び障害データの少なくとも何れかを読み出して
送信部から外部通信機器へ送信制御して成型品取出状態
を遠隔確認可能にする成型品取出監視システム。 - 【請求項2】記憶部に記憶される取出データは所定回数
分の実行済み取出データである請求項1の成型品取出監
視システム。 - 【請求項3】記憶部に記憶される取出データは所定時間
分の実行済み取出データである請求項1の成型品取出監
視システム。 - 【請求項4】記憶部に記憶される障害データは取出不良
及び故障の発生時におけるチャックの移動制御データで
ある請求項1の成型品取出監視システム。 - 【請求項5】記憶部に記憶される障害データは制御装置
の自己診断機能により特定された障害に関する情報を含
む請求項4の成型品取出監視システム。 - 【請求項6】通信手段と外部通信機器とは電話回線を介
して接続可能にした請求項1の成型品取出監視システ
ム。 - 【請求項7】電話回線は無線である請求項6の成型品取
出監視システム。 - 【請求項8】電話回線は有線である請求項6の成型品取
出監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131945A JP4999134B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 成型品取出監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131945A JP4999134B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 成型品取出監視システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002326234A true JP2002326234A (ja) | 2002-11-12 |
JP4999134B2 JP4999134B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=18980043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001131945A Expired - Lifetime JP4999134B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 成型品取出監視システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4999134B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2001-04-27 JP JP2001131945A patent/JP4999134B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4999134B2 (ja) | 2012-08-15 |
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