JP2001088190A - 制御盤、製品取出機及び樹脂成形機 - Google Patents

制御盤、製品取出機及び樹脂成形機

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JP2001088190A
JP2001088190A JP26933199A JP26933199A JP2001088190A JP 2001088190 A JP2001088190 A JP 2001088190A JP 26933199 A JP26933199 A JP 26933199A JP 26933199 A JP26933199 A JP 26933199A JP 2001088190 A JP2001088190 A JP 2001088190A
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Japan
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control panel
control
servo amplifier
axis servo
molding machine
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JP26933199A
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Isao Suzuki
功 鈴木
Shingo Matsunaga
晋悟 松永
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Takagi Industrial Co Ltd
Original Assignee
Takagi Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1774Display units or mountings therefor; Switch cabinets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高所作業を不要にし、設置作業等の容易化と
ともに、制御の信頼性を高めた制御盤、製品取出機又は
樹脂成形機を提供する。 【解決手段】 成形品取出機(取出ロボット6)等の被
制御機器を制御する制御手段(制御部146、X軸サー
ボアンプ158、Y軸サーボアンプ160、Z軸サーボ
アンプ162、α軸サーボアンプ164、β軸サーボア
ンプ166等)を収容した制御盤本体(34)、可搬可
能な操作器(遠隔操作器40)、操作器を着脱可能に支
持する支持手段(載置ユニット42)、コンピュータ
(パソコン52)が載置可能なテーブル(45)を備え
るとともに、被制御機器と別個に設置した制御盤
(8)、製品取出機(取出ロボット6)又は樹脂成形機
(射出成形機2)である。このような構成としたことに
より、高所作業を不要化し、調整作業の容易化ととも
に、制御の信頼性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品取出機等の
被制御機器と分離して設置されて被制御機器の遠隔制御
に用いられる制御盤、この制御盤を用いた製品取出機又
は樹脂成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂成形機では、その成形品の自
動取出しに成形品取出機が使用されており、成形品取出
機は電動サーボモータ用ドライバーボックスを備えてい
るが、この電動サーボモータ用ドライバーボックスが円
滑な成形作業を阻害する原因になる等の理由で、その設
置位置についての考案がある。例えば、実公平6−24
178号「樹脂成形機」は、電動サーボモータ用ドライ
バーボックスを成形品取出装置に取り付けることによ
り、床部分から電動サーボモータ用ドライバーボックス
を除いている。
【0003】このような形態では、電動サーボモータ用
ドライバーボックスが床面から除かれて床面の利用面積
が広くなり、作業者の足元からケーブルが除かれる結
果、ケーブルの切断事故を防止でき、ケーブルの短縮で
外乱ノイズの影響を受け難く、成形品取出装置の誤動作
を防止して成形品の取出精度が高められ、また、成形品
取出チャック部と電動サーボモータ用ドライバーボック
スとの干渉が避けられる等の効果が期待された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電動サーボ
モータ用ドライバーボックスが床面を占める割合は、電
動サーボモータ用ドライバーボックスの大きさに依存す
ることである。サーボアンプの小型化、プリント基板の
集積化等により制御装置の小型化が可能になった今日で
は、床面に占める電動サーボモータ用ドライバーボック
スの大きさは問題にならないであろう。
【0005】また、ケーブルを短縮するために電動サー
ボモータ用ドライバーボックスを成形品取出装置に直付
けした場合には、成形品取出装置が樹脂成形機の固定金
型ホルダに搭載されるため、電動サーボモータ用ドライ
バーボックスは相当高所に設置されることになる。この
ため、その設置には、梯子等を駆使して高所作業を余儀
なくされ、頻繁に行われる保守管理においても、同様に
高所作業が必要となり、厄介であり、かつ危険である。
【0006】しかも、携帯型パソコンを使用しての設定
作業では、携帯型パソコンとドライバーボックスとの距
離が大きく、ドライバーボックスが高所にあるため、携
帯型パソコンとドライバーボックスとの接続による設定
作業が却って厄介であった。
【0007】そこで、本発明は、高所作業を不要にし、
設置作業等の容易化とともに、制御の信頼性を高めた制
御盤、製品取出機又は樹脂成形機を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、成形品取出機
(取出ロボット6)等の被制御機器を制御する制御手段
(制御部146、X軸サーボアンプ158、Y軸サーボ
アンプ160、Z軸サーボアンプ162、α軸サーボア
ンプ164、β軸サーボアンプ166等)を収容した制
御盤本体(34)、可搬可能な操作器(遠隔操作器4
0)、操作器を着脱可能に支持する支持手段(載置ユニ
ット42)、コンピュータ(パソコン52)が載置可能
なテーブル(45)を備えるとともに、被制御機器と別
個に設置した制御盤(8)、製品取出機(取出ロボット
6)又は樹脂成形機(射出成形機2)である。このよう
な構成としたことにより、高所作業を不要化し、調整作
業の容易化とともに、制御の信頼性を高めることができ
る。
【0009】請求項1に係る本発明の制御盤は、被制御
機器(取出ロボット6等)と連係されて前記被制御機器
を制御する制御盤(8)であって、前記被制御機器と別
個に設置され、前記被制御機器を制御する制御手段(制
御部146、X軸サーボアンプ158、Y軸サーボアン
プ160、Z軸サーボアンプ162、α軸サーボアンプ
164、β軸サーボアンプ166等)を収容した制御盤
本体(34)と、前記被制御機器を遠隔操作する可搬可
能な操作器(遠隔操作器40)と、前記制御盤本体に設
けられて前記操作器を着脱可能に支持する支持手段(載
置ユニット42)と、前記制御盤本体に設けられて前記
制御手段と連係されるコンピュータ(パソコン52)が
載置可能なテーブル(45)とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】即ち、制御盤本体は、被制御機器と分離、
独立して構成しているから、任意の床位置に設置するこ
とができる。このため、制御盤本体の設置や保守は床作
業となり、従来の高所作業から作業者を開放することが
できる。また、この制御盤本体には支持手段が設けら
れ、この支持手段に被制御機器を遠隔操作する操作器が
設置される。そして、制御盤本体には、テーブルが設け
られており、このテーブルには制御手段と連係されるコ
ンピュータ、例えば、携帯型パソコンが設置される。こ
のため、操作器によって被制御機器に所望の設定を行う
とともに、コンピュータを通しての設定も可能である。
【0011】請求項2に係る本発明の制御盤は、前記制
御盤本体が固定又は移動可能に構成したことを特徴とす
る。即ち、制御盤本体は、床にねじ等で固定でき、キャ
スター(38)等の搬送手段によって移動可能に設置す
ることができる。何れの設置形態を取っても、床設置で
あるため、その設置や保守は床作業であり、極めて容易
かつ安全である。
【0012】請求項3に係る本発明の制御盤は、前記支
持手段に前記操作器を着脱可能に固定する固定手段(固
定部108、係止ピン104)を備えたことを特徴とす
る。即ち、操作器は、ペンダントと称される遠隔操作手
段であって、作業者が支持手段から外して手に取り、被
制御機器の操作をしながら被制御機器の操作範囲や位置
を設定し、その操作が終了した後は、支持手段に固定す
ることができる。
【0013】請求項4に係る本発明の制御盤は、前記テ
ーブルは前記制御盤本体に摺動して進退可能にしたこと
を特徴とする。即ち、制御盤本体は、内部の制御手段の
構成により小型化することができるが、一方、テーブル
面は載置する機器等を想定して適当な広さが必要であ
る。そこで、制御盤本体の大きさを必要最小限に設定
し、摺動可能に取り付けたテーブルを制御盤本体から引
き出すことにより、有効なテーブル面を拡大することが
できる。
【0014】請求項5に係る本発明の製品取出機は、樹
脂成形機等に設置されて長手方向及び幅方向に延びる軌
道に沿って移動させる製品取出チャック部(取出チャッ
ク部22、24)を備える製品取出機であって、前記請
求項1、2、3又は4記載の制御盤を用いたことを特徴
とする。即ち、制御盤は、制御盤本体が被制御機器と分
離されているから、任意の床位置に設置することがで
き、そのため、制御盤本体の設置や保守は床作業とな
り、従来の高所作業から作業者を開放することができ
る。また、この制御盤本体には支持手段が設けられてお
り、被制御機器を遠隔操作する操作器が設置される。ま
た、制御盤本体に設けられたテーブルには制御手段と連
係されるコンピュータ、例えば、携帯型パソコンが設置
され、操作器による被制御機器に所望の設定を行うとと
もに、コンピュータを通しての設定も可能となる。
【0015】しかも、成形品取出チャック部と電動サー
ボモータ用ドライバーボックスとの干渉が避けられると
ともに、サーボアンプの小型化、プリント基板の集積化
等により小型化された結果、制御盤本体が床面を占める
割合を極めて小さくすることができる。また、ケーブル
を短縮するために成形品取出機に直付けした従来の制御
盤のように、梯子等を駆使した危険な高所作業が不要と
なり、迅速かつ安全な設置作業及び保守点検作業が可能
になった。
【0016】また、請求項6に係る本発明の樹脂成形機
は、樹脂成形機の長手方向及び幅方向に延びる軌道に沿
って移動させる成形品取出チャック部(取出チャック部
22、24)を備える成形品取出機(取出ロボット6)
が搭載された樹脂成形機(射出成形機2)であって、前
記請求項1、2、3又は4記載の制御盤を用いたことを
特徴とする。即ち、樹脂成形機にこのような制御盤を用
いた成形品取出機を設置すれば、同様の理由で設置作業
や保守点検作業の容易化、安全化を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
形態を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の制御盤を用いた製品取出
機を備える樹脂成形機の一実施形態を示している。
【0019】樹脂成形機として例えば、射出成形機2の
固定盤4には、被制御機器である製品取出機、即ち、成
形品取出機である取出ロボット6が搭載され、この取出
ロボット6と図示しないケーブルを以て接続される制御
手段である制御盤8が床面10に取出ロボット6及び射
出成形機2と分離、独立して可搬又は固定されて設置さ
れている。このような制御盤8の床面10の設置によ
り、従来、高所で行われていた配線作業は、床面10上
で行えるので、安全性を向上させることができ、しか
も、制御盤8を中心に射出成形機2の制御部、取出ロボ
ット6の制御部との配線を一括した配線作業で行え、配
線作業の簡略化、高所から引き回されていた配線が制御
盤8の近傍に集約することができる等、ケーブル長の短
縮化に加え、従来床面10に設置されていた周辺機器用
ケーブル、遠隔操作器用ケーブル、成形機I/Fケーブ
ル、電源ケーブル等の配線を省略することができる。ま
た、ケーブル長の短縮化と相俟って、従来のエンコーダ
のパルス出力方式をラインドライバ出力方式にしたこと
で、外乱ノイズの影響を回避でき、長距離伝送によるデ
ータ伝送の信頼性を高めることができる。
【0020】射出成形機2は、図2に示すように、固定
盤4の一面側に樹脂ペレットが供給されるホッパー1
2、樹脂ペレットを加熱する加熱シリンダ14を有する
射出装置16が設けられ、固定盤4の他面側に複数のタ
イバー18によって支持された可動盤20が設けられて
おり、成形品はタイバー18側から取り出すことができ
る。そこで、固定盤4に搭載された取出ロボット6に
は、成形品を取り出すための複数の取出チャック部2
2、24がタイバー18の間隔内に挿入可能に設けられ
ており、チャック部22、24を加熱シリンダ14の中
心軸と直交方向(X軸)に移動させる軌道26、チャッ
ク部22を加熱シリンダ14の中心軸と同方向(Y
軸)、チャック部24をチャック部22とは独立して加
熱シリンダ14の中心軸と同方向(α軸)に移動させる
軌道28、チャック部22を上下方向(Z軸)に移動さ
せる軌道30、チャック部24をチャック部22とは独
立して上下方向(β軸)に移動させる軌道32が設けら
れている。この実施形態では、2組のチャック部22、
24を設置しているが、1組のチャック部で構成しても
よく、また、3組以上のチャック部を備えてもよい。2
組のチャック部22、24を設置した場合には、可動盤
20から通常の成形品をチャック部22で取り出し、固
定盤4側に張り付いている成形品をチャック部24で取
り出すことができる等、取出し操作の多機能化を図るこ
とができる。
【0021】制御盤8は、図3に示すように、例えば、
角筒体に形成された制御盤本体34の底板36に搬送手
段としてキャスター38を取り付けたことにより任意の
位置に設置し、その位置を変更可能である。制御盤本体
34には、上部に取出ロボット6を遠隔操作する遠隔操
作器40や制御手段であるパソコン等を載置する載置ユ
ニット42が設置され、この載置ユニット42には背面
側に支持パネル44、その前面側に進退自在にできるテ
ーブル45が設けられている。支持パネル44には、遠
隔操作器40がホルダー46によって保持され、そのケ
ーブル48がケーブルホルダー50に着脱可能に保持さ
れている。また、テーブル45には例えば、図4に示す
ように、パソコン52が載置される。このように、制御
盤8上で遠隔操作器40及びパソコン52を併用すれ
ば、遠隔操作器40を用いて、自動運転、手動運転によ
る操作指令、取出ロボット6の動作プログラムの選択、
設定データの入力、取出ロボット6の位置制御設定、動
作情報、故障情報の表示等を行うことができ、また、パ
ソコン52を用いて、プログラムの入力又は編集、設定
データの入力又は編集、取出ロボット6の位置制御設
定、動作情報、故障情報の表示等を行うことができる。
この場合、遠隔操作器40を制御盤8から取り外して操
作者が携帯し、取出ロボット6の近傍で位置制御等の微
調整、修正作業をすることもできる。
【0022】支持パネル44は、制御盤本体34に一対
の脚部54を以て立設されており、その支持面はテーブ
ル45と90度より僅かに大きい角度を以て後方に傾斜
させることにより、遠隔操作器40の表示の確認を容易
にしている。この支持パネル44の下部には配線やパソ
コン52を挿入可能な窓部56が形成され、テーブル4
5の後部中央に形成された凹部58は載置されるパソコ
ン52等の制御機器の配線の便宜に供され、テーブル4
5はその前端面部に形成された把手60により自由に引
き出して載置面を前面側に移動させ、その上面にパソコ
ン52を載置し、そのカバーを開いて表示器62を遠隔
操作器40の下側に設定することができる。
【0023】制御盤本体34の上面、即ち、テーブル4
5の凹部58内には、図5に示すように、制御盤本体3
4内から導かれたAC100ボルトを取り出す電源コネ
クタ61が設けられており、この電源コネクタ61から
パソコン52にその給電ケーブル63を通して最も近い
距離で給電することができ、制御盤本体34上でパソコ
ン52を駆動することができる。また、遠隔操作器40
とパソコン52とは、その表示器62が遠隔操作器40
に重なることなく設置されているので、双方の操作を妨
げることがなく、遠隔操作器40のケーブル48はケー
ブルホルダー50に保持されるので、パソコン52の操
作を妨げることもない。即ち、操作者は近傍に設置され
た遠隔操作器40及びパソコン52の双方を確認しなが
ら、取出ロボット6の制御、設定等の操作を行うことが
できる。
【0024】また、遠隔操作器40で取出ロボット6を
起動しながら、その状態をパソコン52側で監視でき、
また、保守作業時にパソコン52でプログラム編集を行
いながら、その位置で遠隔操作器40を操作して取出ロ
ボット6の操作を行うことができる。また、遠隔操作器
40やパソコン52を制御盤8上に設置するので、従来
の置台が不要となり、床面10に空間的な余裕が生じ、
その有効利用とともに、制御盤8の近傍で遠隔操作器4
0及びパソコン52による全ての制御操作及び保守作業
を行うことができ、作業能率の向上に寄与することがで
きる。特に、保守点検では、制御盤8が床面10に設置
され、その制御状況をパソコン52で監視できる結果、
保守点検作業が容易化、簡易化され、安全性の高い保守
が可能になっている。操作者は、非常停止ボタンの前
で、遠隔操作器40の作業が行えるので、安全性の高い
操作ができる。
【0025】また、テーブル45の板面形状は、制御盤
本体34の上面部の形状及び大きさに一致させているか
ら、その後退時には制御盤本体34から突出することが
なく、制御盤8の小型化に寄与している。また、制御盤
本体34の幅は、パソコン52の幅に対応させること
で、パソコン52の安定設置、即ち、制御盤本体34の
重心位置上にパソコン52が設置されており、そのた
め、制御盤本体34からパソコン52が突出することも
ない。
【0026】制御盤本体34の側面部には、その上部側
に取出ロボット有無スイッチ64、パソコン用IF(イ
ンターフェイス)コネクタ66及び電源ブレーカ68が
設けられ、その中間部側に取扱説明書69等を収容する
箱体70が着脱可能に設けられ、また、その下方には成
形機用IFコネクタ72、遠隔操作器用コネクタ74及
び周辺機器用ケーブルコネクタ76が設けられている。
取出ロボット有無スイッチ64は制御装置に対して取出
ロボット6の存在を無視させる指令スイッチであり、こ
のスイッチ64が操作されたとき、射出成形機2は取出
ロボット6を無視して成形動作状態となる。パソコン用
IFコネクタ66には、パソコン52のケーブル53が
接続される。しかも、パソコン52の給電ケーブル63
及び制御盤8とを連係するケーブル53を短くできるの
で、ノイズ等の影響を回避することができる。
【0027】箱体70は、例えば、前方を開放して側部
に複数のスリット78を設けた矩形形状であり、この箱
体70の側面部には、コ字形を成すケーブル巻取り用フ
ック80を着脱可能に取り付ける複数の取付穴82が形
成されているとともに、ケーブル巻取り用フック80が
設けられている。フック80は2つの取付穴82を選択
して任意の箇所に取り付けることができ、例えば、図6
に示すように、遠隔操作器40のケーブル48を巻き付
けて保持させることができる。制御盤本体34の壁面に
取付穴82を形成し、フック80を取り付けてケーブル
48を巻き付けるようにしてもよい。
【0028】次に、図7に示すように、遠隔操作器40
は、その前面部に非常停止ボタン83、表示器84とと
もに、複数のタッチパネルスイッチ85として、サーボ
スイッチ86、待機運転スイッチ88、自動運転スイッ
チ90、領域設定スイッチ92、入出力モニタスイッチ
94、手動運転スイッチ96、プログラムNO.選択ス
イッチ98、初期設定スイッチ100、メンテナンスス
イッチ102、時計表示部103等が設けられ、側部に
は把持バンド101が設けられ、また、この遠隔操作器
40から引き出されたケーブル48は制御盤8に接続さ
れる。また、遠隔操作器40の上部には、固定手段とし
てホルダー46側の一対の係合ピン104を挿通させて
係合する一対の係合孔106を備えた固定部108が取
り付けられている。即ち、遠隔操作器40は、図8及び
図9に示すように、支持パネル44にホルダー46を介
して着脱可能に固定され、遠隔操作器40からケーブル
48を引き出すコネクタ部110を湾曲したホルダー片
112によって保持されている。
【0029】次に、図10に示すように、制御盤本体3
4の上面には、固定ネジ114によって載置ユニット4
2が固定されるが、この載置ユニット42の底面板11
6の上面にテーブル45をスライド機構117を以て進
退可能に取り付けられている。即ち、このスライド機構
117は、例えば支持手段として一対の支持ベース11
8が載置ユニット42の底面板116の上面に取り付け
られ、この支持ベース118と断面コ字形を成すテーブ
ル45の内壁面に突設したベアリング120とを係合さ
せてテーブル45が摺動可能に支持されている。
【0030】次に、図11は、取出ロボット6、制御盤
8、遠隔操作器40及びパソコン52の制御装置の構成
の概略を示している。この制御装置は、取出ロボット6
と射出成形機2との同期制御が可能に構成されており、
所定の情報交換を行う。即ち、制御装置には、射出成形
機2側の制御装置から動作情報を受け、取出ロボット6
側の動作に連動して射出成形機2に動作指令を与える。
【0031】この制御装置において、取出ロボット6に
は、X軸、Y軸、Z軸、α軸及びβ軸の各軌道26、2
8、30、32に対応する駆動手段としてACサーボモ
ータ122、124、126、128、130、その回
転情報を検出するエンコーダ132、134、136、
138、140、各種のチャック駆動制御系のバルブ1
42、位置センサ等の各種のセンサ144等が設置され
ている。
【0032】制御盤8は、被制御機器である取出ロボッ
ト6を制御する手段であって、例えばマイクロコンピュ
ータで構成される制御部146等を備える。制御部14
6には、CPU148、記憶手段としてROM150、
RAM152、EEPROM154、入出力手段として
I/O156が設置されている。また、制御盤8は、X
軸サーボアンプ158、Y軸サーボアンプ160、Z軸
サーボアンプ162、α軸サーボアンプ164、β軸サ
ーボアンプ166、バルブ142の駆動部168及びセ
ンサ144の検出回路170等を備える。これらX軸サ
ーボアンプ158、Y軸サーボアンプ160、Z軸サー
ボアンプ162、α軸サーボアンプ164、β軸サーボ
アンプ166、駆動部168及び検出回路170等は、
半導体素子の集積化により極めて小型化、軽量化されて
おり、制御盤本体34の小体積化及び軽量化に寄与し、
床面10に占める制御盤8の比率を低減することができ
る。なお、制御盤8には、図示しないが、警報ランプや
警報ブザー等の警報手段が設置される。
【0033】X軸サーボアンプ158、Y軸サーボアン
プ160、Z軸サーボアンプ162、α軸サーボアンプ
164及びβ軸サーボアンプ166は直列接続されてお
り、制御部146の制御出力は一括してX軸サーボアン
プ158に加えられ、X軸制御出力を除く他の制御出力
は一括してY軸サーボアンプ160に、Y軸制御出力を
除く他の制御出力は一括してZ軸サーボアンプ162
に、Z軸制御出力を除く他の制御出力は一括してα軸サ
ーボアンプ164に加えられ、α軸サーボアンプ164
からβ軸制御出力がβ軸サーボアンプ166に加えられ
る。
【0034】そして、制御部146が発生する速度指
令、トルク指令及び電流指令に基づくX軸サーボアンプ
158の駆動出力は、ACサーボモータ122に加えら
れ、エンコーダ132の回転検出信号がX軸サーボアン
プ158に帰還される。このような動作は、Y軸系、Z
軸系、α軸系及びβ軸系においても同様であり、チャッ
ク部22、24を予め設定した軌跡上を移動させ、所望
の位置に制御させる。チャック部22、24の把持又は
解除は、制御部146からの制御出力を駆動部168が
受け、その出力によってバルブ142が制御されること
により実現する。また、その位置はセンサ144で検出
され、その検出信号は検出回路170を通して制御部1
46に加えられる。
【0035】制御部146のI/O156には、遠隔操
作器40がケーブル48を通して接続されるとともに、
パソコン52がケーブル53を通して接続されている。
遠隔操作器40は、マイクロコンピュータで構成され、
CPU172、メモリ174、通信制御部176、表示
器84及びタッチパネルスイッチ85等で構成されてい
る。また、パソコン52は、市販されている携帯型のパ
ーソナルコンピュータであって、パソコン本体178、
キーボード180及び表示器62等で構成され、パソコ
ン本体178はCPU、記憶手段としてROM、RAM
等を備えるとともに、ハードディスクドライブ、フロッ
ピィディスクドライブ、CD−ROMドライブ等の外部
記憶手段が設けられている。
【0036】次に、図12は、取出ロボット6及び制御
盤8の制御系統であるX軸系統の具体的な構成を示して
いる。X軸サーボアンプ158には電源装置182から
三相交流が給電されており、ブレーカ184、電磁開閉
器186を通して三相の主電源、ノイズフィルタ188
を通して単相の制御電源が構成されている。X軸サーボ
アンプ158の駆動出力を受けるACサーボモータ12
2にはブレーキ190が併設されており、このブレーキ
190にはノイズフィルタ188を通して単相交流が給
電されている。このブレーキ190によってACサーボ
モータ122を停止させる際に発生する余剰電流を消費
させる手段として回生抵抗192がX軸サーボアンプ1
58に接続されており、この回生抵抗192による余剰
電流の消費によってACサーボモータ122の発熱を防
止できる。
【0037】X軸サーボアンプ158とエンコーダ13
2とは、信号ライン194及び電源ライン196によっ
て接続されており、これら信号ライン194及び電源ラ
イン196は共にツイストペア線が用いられ、信号ライ
ン194の入力側、即ち、エンコーダ132側にはライ
ンドライバ198、信号ライン194の出力側、即ち、
X軸サーボアンプ158側にはラインレシーバ200が
設置されている。ラインドライバ198及びラインレシ
ーバ200は、高い電源インピーダンスを持った定電流
信号源としてのドライバと高いインピーダンスを持った
レシーバで構成しており、高速、長距離伝送用の専用I
Cから成る出力方式であって、RS422−A規格に準
拠したデータ伝送方式である。このような伝送方式で
は、伝送信号が差動の2信号として出力され、サーボア
ンプ側でラインレシーバである専用ICを以て伝送信号
を受信するため、耐ノイズ性が高めることができる。し
かも、エンコーダ132〜140の出力には、多ビット
データを時系列的に出力するシリアル伝送を使用してお
り、従来の回転数に比例するパルス伝送に比較して伝送
信号の授受の信頼性の向上が図られている。
【0038】また、エンコーダ132には検出データを
記憶するRAM等のメモリ202が設置され、このメモ
リ202にはX軸サーボアンプ158側に設置されたバ
ッテリ204が補償電源ライン206を通して給電さ
れ、記憶内容の消失が防止されている。メモリ202に
はエンコーダ132で検出される位置情報が記憶される
が、この位置情報の消失が防止されるので、運転開始
時、原点復帰による再スタートが不要となり、運転開始
とともに停止位置から位置制御を開始できるアブソリュ
ート制御を実現し、従来のように位置情報の消失による
原点復帰及び再スタートに比較して制御の迅速化が図ら
れている。この補償電源ライン206もツイストペア線
が用いられている。
【0039】そして、信号ライン194、電源ライン1
96及び補償電源ライン206は共通のシールド208
が施され、このシールド208とエンコーダ132には
共通接地が施されており、耐ノイズ性が高められてい
る。
【0040】また、制御部146とX軸サーボアンプ1
58とを接続する信号ライン210、X軸サーボアンプ
158とY軸サーボアンプ160を接続する信号ライン
212にはそれぞれツイストペア線が使用されるととも
に、シールド214、216が施され、各シールド21
4、216には接地が施されている。
【0041】このように、伝送方式の特徴に加え、ツイ
ストペア線の使用及びシールドによって耐ノイズ性が向
上され、信号授受の信頼性が高められている。なお、X
軸系について説明したが、Y軸系、Z軸系、α軸系、β
軸系も同様の回路構成であるので、その説明を省略す
る。
【0042】そして、図13及び図14に示すように、
制御盤8の制御盤本体34には、制御部146、X軸サ
ーボアンプ158、Y軸サーボアンプ160、Z軸サー
ボアンプ162、α軸サーボアンプ164、β軸サーボ
アンプ166等を配置するとともに、下部にトランス2
18、電磁開閉器186、ノイズフィルタ188、端子
台220、222を含む電源装置182、その下側に吸
気用ファン224が設置され、制御部146の上方には
排気用ファン226、ブザー228、電源ランプ230
等が設置され、また、底板36には図15に示すよう
に、制御盤本体34を外気に通じる通気部232が設け
られている。トランス218は、200ボルトを100
ボルトに変換し、パソコン52等の外部制御手段に給電
するための降圧トランスである。したがって、この制御
盤本体34では、吸気用ファン224及び排気用ファン
226を駆動することにより、外気が通気部232から
矢印A、B、Cに示すように、下方から上方に向かって
制御盤本体34の内を通過し、排気用ファン226から
排出されることから、制御部146を含む各サーボアン
プ158〜166等を冷却させることができる。
【0043】次に、本発明の他の実施形態について説明
すると、図16に示すように、制御盤8の底板36にキ
ャスター38に代え、床面10に支持脚234をアンカ
ーボルト236等で固定し、この支持脚234に制御盤
本体34を固定するようにしてもよい。
【0044】また、図17及び図18に示すように、制
御盤本体34の各側面側に箱体70を固定する複数の固
定ピン238を突設することにより、箱体70を左右の
何れか又は双方に取り付けることができる。
【0045】また、制御盤8は、図19〜図26に示す
ように、載置ユニット42を支持パネル44のみの使
用、支持パネル44及びテーブル45の双方の使用の何
れかを選択できるパネルスライド機構240を備えても
よい。図19は、支持パネル44がテーブル45の上面
を覆い、支持パネル44には遠隔操作器40のみが載置
されており、パソコン52を不要とする場合を示し、図
20は、支持パネル44がテーブル45の上面から離れ
て立設され、支持パネル44には遠隔操作器40、引き
出されたテーブル45の上面にはパソコン52が載置さ
れており、遠隔操作器40及びパソコン52の双方が使
用可能である。
【0046】パネルスライド機構240について説明す
ると、図21及び図22に示すように、載置ユニット4
2の後方両側に支柱242が立設され、各支柱242の
側部に突出させたガイドピン244が前面側に設けられ
た支持パネル44の側板243に固定される支持アーム
245のスライド方向に形成された長孔状のスライド孔
246に挿入されている。また、支持パネル44のスラ
イド孔246の終点側の近傍に係止ピン248が突設さ
れ、この係止ピン248を係止させる係止溝250が支
柱242のガイドピン244の下部側に形成されている
とともに、ガイドピン244の周囲部には係止ピン24
8を案内する曲面状のガイド部252が形成されてい
る。そして、支持パネル44の上面には、ハンドル25
4が固定されている。なお、図22はパネルスライド機
構240の一例を示したものであって、例えば、支柱2
42を支持アーム245の外側に設置し、ガイドピン2
44を支柱242の内側、係止ピン248を支持アーム
245の外側に設置する等、支持パネル44を移動する
構造であれば、どのような形態でもよい。
【0047】このパネルスライド機構240によって、
支持パネル44のスライド操作について説明すると、図
21に示すように、ハンドル254によって前面側の支
持パネル44を持ち上げてガイドピン244を支点とし
て矢印a方向に移動させ、図23に示すように、支持パ
ネル44をガイドピン244とスライド孔246との係
合を利用して矢印b方向に引き上げ、図24に示すよう
に、スライド孔246の終点部分がガイドピン244に
到達したとき、支持パネル44を矢印cの方向にガイド
ピン244を支点として回動させて、図25に示すよう
に、支持パネル44を垂直状態にする。支持パネル44
を図24の傾斜状態から図25の垂直状態に回動させる
と、係止ピン248はガイド部252に接触し、その湾
曲面を摺動して係止溝250側に案内される。この状態
から、支持パネル44は重力により係止ピン248が係
止溝250に挿入される。
【0048】この結果、支持パネル44は、図26に示
すように、支柱242側のガイドピン244と支持パネ
ル44側のスライド孔246との係合、支持パネル44
側の係止ピン248と支柱242側の係止溝250との
2点係合により、遠隔操作器40の支持面を前面にして
垂直状態に立てられ、テーブル45の上面が開放され
る。即ち、テーブル45は、図21の矢印eで示す方向
に引き出されてパソコン52を設置することができる。
【0049】このような構成とすれば、パソコン52を
使用しない場合にはテーブル45を収納し、その上に支
持パネル44が重ねられるので、制御盤8が遠隔操作器
40やパソコン52の置台を兼用するとともに、コンパ
クト化を図ることができる。
【0050】なお、取出ロボット6にACサーボモータ
を使用しているが、DCサーボモータを使用してもよ
い。
【0051】また、取出ロボット6は成形品取出機とし
て説明したが、成形品の他、組立品等の製品の取り出し
に用いる製品取出機を構成している。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果が得られる。 a 高所作業を不要にし、設置作業等の容易化ととも
に、制御の信頼性を高めた制御盤を実現できる。 b 制御盤を被制御機器と分離して任意の床位置に設置
するので、制御盤の設置や保守は床作業となり、従来の
高所作業から作業者を開放することができ、安全性が高
められるとともに、制御盤上に被制御機器を遠隔操作す
る操作器及びパソコンが設置でき、操作器又はパソコン
による所望の設定、操作ができる。 c 制御盤は、床面に任意の位置に設定するとともに、
所望の位置に移動することができ、何れの設置形態を取
っても、床設置であるため、その設置や保守を床作業に
より行うことができる。 d 制御盤を被制御機器と分離、独立させて床面に設置
したので、配線形態の簡略化及び集約化を図ることがで
きる。 e このような制御盤を設置した製品取出機や樹脂成形
機によれば、設置作業や保守点検作業の容易化、安全化
を図ることができ、操作の信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御盤を用いた製品取出機及び樹脂成
形機の一実施形態を示す図である。
【図2】製品取出機における製品取出機構の一実施形態
を示す斜視図である。
【図3】本発明の制御盤の一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図4】制御盤における遠隔操作器及びパソコンの設置
状態を示す一部省略斜視図である。
【図5】制御盤の側面部の構成とともに遠隔操作器及び
パソコンの設置状態を示す一部省略側面図である。
【図6】制御盤の側面部の構成とともに遠隔操作器の設
置状態を示す一部省略側面図である。
【図7】遠隔操作器の一例を示す平面図である。
【図8】遠隔操作器の一例を示す平面図である。
【図9】遠隔操作器の取付状態の一例を示す側面図であ
る。
【図10】載置ユニットにおけるテーブルのスライド機
構を示す一部切欠断面図である。
【図11】制御装置を示すブロック図である。
【図12】制御装置におけるX軸サーボアンプ及びエン
コーダ等を示す回路図である。
【図13】制御盤本体内の構成を示す図である。
【図14】制御盤本体内の構成を示す図である。
【図15】制御盤本体の底板の構成を示す図である。
【図16】制御盤本体の固定形態を示す図である。
【図17】制御盤本体の側面部の構成を示す一部省略側
面図である。
【図18】制御盤本体に対する箱体及びフックの取付形
態を示す図である。
【図19】本発明の制御盤の他の実施形態を示す一部省
略側面図である。
【図20】支持パネルをスライドさせた状態の制御盤を
示す一部省略側面図である。
【図21】載置ユニットにおける支持パネル及びそのパ
ネルスライド機構の一例を示す側面図である。
【図22】パネルスライド機構の要部を示す分解斜視図
である。
【図23】パネルスライド機構を利用した支持パネルの
スライド途上を示す側面図である。
【図24】パネルスライド機構を利用した支持パネルの
スライド途上を示す側面図である。
【図25】パネルスライド機構を利用した支持パネルの
固定前を示す側面図である。
【図26】パネルスライド機構を利用した支持パネルの
固定後及びパソコンの設置状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 射出成形機(樹脂成形機) 6 取出ロボット(被制御機器、製品取出機) 8 制御盤 22、24 取出チャック部 34 制御盤本体 40 遠隔操作器(操作器) 42 載置ユニット(支持手段) 45 テーブル 52 パソコン(制御手段) 104 係合ピン(固定手段) 108 固定部(固定手段) 146 制御部(制御手段) 158 X軸サーボアンプ(制御手段) 160 Y軸サーボアンプ(制御手段) 162 Z軸サーボアンプ(制御手段) 164 α軸サーボアンプ(制御手段) 166 β軸サーボアンプ(制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御機器と連係されて前記被制御機器
    を制御する制御盤であって、 前記被制御機器と別個に設置され、前記被制御機器を制
    御する制御手段を収容した制御盤本体と、 前記被制御機器を遠隔操作する可搬可能な操作器と、 前記制御盤本体に設けられて前記操作器を着脱可能に支
    持する支持手段と、 前記制御盤本体に設けられて前記制御手段と連係される
    コンピュータが載置可能なテーブルと、を備えたことを
    特徴とする制御盤。
  2. 【請求項2】 前記制御盤本体は、固定又は移動可能に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の制御盤。
  3. 【請求項3】 前記支持手段に前記操作器を着脱可能に
    固定する固定手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の制御盤。
  4. 【請求項4】 前記テーブルは前記制御盤本体に摺動し
    て進退可能にしたことを特徴とする請求項1記載の制御
    盤。
  5. 【請求項5】 樹脂成形機等に設置されて長手方向及び
    幅方向に延びる軌道に沿って移動させる製品取出チャッ
    ク部を備える製品取出機であって、 前記請求項1、2、3又は4記載の制御盤を用いたこと
    を特徴とする製品取出機。
  6. 【請求項6】 樹脂成形機の長手方向及び幅方向に延び
    る軌道に沿って移動させる成形品取出チャック部を備え
    る成形品取出機が搭載された樹脂成形機であって、 前記請求項1、2、3又は4記載の制御盤を用いたこと
    を特徴とする樹脂成形機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326234A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Star Seiki Co Ltd 成型品取出監視システム
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JP2012191740A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Toyota Industries Corp 車両用充電装置
JP7353450B1 (ja) 2022-09-15 2023-09-29 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 冷凍装置

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