JP2001088188A - 成形ステーション管理システム - Google Patents

成形ステーション管理システム

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JP2001088188A
JP2001088188A JP26849799A JP26849799A JP2001088188A JP 2001088188 A JP2001088188 A JP 2001088188A JP 26849799 A JP26849799 A JP 26849799A JP 26849799 A JP26849799 A JP 26849799A JP 2001088188 A JP2001088188 A JP 2001088188A
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mold
control
control unit
molding
terminal device
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JP26849799A
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Shuichi Ito
秀一 伊藤
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Yushin Precision Equipment Co Ltd
Yushin Seiki KK
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Yushin Precision Equipment Co Ltd
Yushin Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形機と取出機とストック装置と端末装置と
を具備する成形ステーションにおいて、オペレータの操
作入力作業を軽減し、且つ、成形ステーションの設置ス
ペースを小さくする。 【解決手段】 前記端末装置1には、把持機構31によ
る金型内の成形品の取出し動作を制御する把持機構制御
部33、移送機構32による把持機構31の移送動作を
制御する移送機構制御部34およびこれら制御部33,
34に取出機3の駆動情報を与える操作部12を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形機と取出機と
ストック装置とこれらに接続した端末装置とを具備する
成形ステーションの管理システムの技術分野に属するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、成形工場は、成形機
2と取出機3とストック装置4とこれらに接続した端末
装置1とを具備する成形ステーションを複数設置する。
また、各成形ステーションの端末装置1は、通信回線
(例えばイーサネット回線)6を通じて上位の管理コン
ピュータ5に接続されている。管理コンピュータ5は各
成形ステーションの生産実績情報を格納するサーバ50
を並設する。
【0003】図7に示すように、前記成形機2は、型締
め機構22によって金型91,92を締め付けた後、射
出機構21によって金型内に溶融樹脂を射出し、この溶
融樹脂が冷却すれば、型締め機構22によって型開きす
る。
【0004】すると、前記取出機3において取出アーム
311と取出ヘッド312を具備する把持機構31によ
って金型内の成形品を取出す。すなわち、取出アーム3
11を延ばして上方の待機位置で待機していた取出ヘッ
ド312を金型内の成形品取出位置に移動させ、次いで
この取出ヘッド312によって金型91,92から成形
品を取出した後、取出アーム311を後退させる。次
に、移送機構32によって成形品を把持した把持機構3
1をパレットPが置かれた成形品回収位置に移送する。
そして、この回収位置で把持機構31から成形品を開放
し、パレットP内に収容する。その後、移送機構32に
よって把持機構31を元の待機位置まで復帰させる。
【0005】そして、パレットP内に所定数の成形品が
収容されると、前記ストック装置4においてパレット移
送機構(図示せず)によって成形品を収容したパレット
Pを装置内の保管部47に格納する一方、成形品の回収
位置に空パレットPが準備される。
【0006】図8に示すように、前記成形機2の動作
は、成形機2に設けられた成形制御部200によって制
御されており、その射出機構制御部223によって前記
射出機構21の動作が制御され、型締め機構制御部22
4によって前記型締め機構22の動作が制御される。ま
た、この成形制御部200には操作部225と表示部2
26とを備えており、成形ステーションのオペレータ
は、操作部225によって成形制御部200の操作入力
を行い、表示部226によって成形機2の成形状況(生
産数、生産残数、成形サイクルなど)を表示させて監視
する。
【0007】前記取出機3の動作は、取出機3に並設さ
れて信号線で接続された取出コントローラ300によっ
て制御されており、取出コントローラ300の把持機構
制御部333によって前記把持機構31の動作が制御さ
れ、移送機構制御部334によって前記移送機構32の
動作が制御される。また、この取出コントローラ300
には操作部335と表示部336を備えており、成形ス
テーションのオペレータは、操作部335によって取出
コントローラ300の操作入力を行い、表示部336に
よって取出機3の取出状況(取出サイクル、取出回数な
ど)を表示させて監視する。
【0008】前記ストック装置4の動作は、ストック装
置4に設けられたストッカー制御部400によって制御
されており、そのパレット移送機構制御部443によっ
て前記パレット移送機構41の動作が制御される。ま
た、このストッカー制御部400には操作部445と表
示部446とを備えており、成形ステーションのオペレ
ータは、操作部445によってストッカー制御部400
の操作入力を行い、表示部446によってストック装置
4の保管部47内の保管状況(成形品収容パレット数、
空パレット数など)を表示させて監視する。
【0009】一方、前記端末装置1では、成形機2の成
形状況、取出機3の取出状況およびストック装置4の保
管状況などの生産実績情報を画面表示等して生産管理で
きるようになっている。そして、端末装置1は、その成
形ステーションの生産実績情報を通信回線6を通じて上
位の管理コンピュータ5に送信し、管理コンピュータ5
のサーバ50内のデータベースに格納する。また、この
端末装置1では、管理コンピュータ5から送信されてき
た生産指示情報を受信し、成形ステーションのオペレー
タは、この生産指示情報を端末装置1の表示部(図示せ
ず)に表示させて、前記生産指示情報に基づいて成形機
2、取出機3およびストック装置4夫々について駆動制
御のための操作を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各成形
ステーションにおいて各装置2,3,4の制御部20
0,300,400は各々の装置2,3,4毎に設けら
れているからオペレータは、端末装置1、成形機2、取
出機3およびストック装置4の間を頻繁に行き来して各
装置1〜4の駆動制御のための操作入力を行う必要があ
り、その作業効率が非常に悪い。
【0011】また、前記取出機3は、図7に示すよう
に、通常、成形機2に取付けられるため小型かつ軽量に
設計されるから、その把持機構31や移送機構32の動
作を制御するための取出制御部は、装置本体と別に設け
た取出コントローラ300に収められており、そのた
め、各成形ステーションにおいては各々の取出機3の取
出コントローラ300を設置するためのスペースが必要
となる。
【0012】本発明は、『溶融樹脂を金型に射出する射
出機構および金型を型開き・型締めする型締機構を具備
する成形機と、成形品を把持する把持機構およびこの把
持機構を移送する移送機構を具備する取出機と、パレッ
トを移送するパレット移送機構を具備するストック装置
と、成形機、取出機およびストック装置の管理情報を上
位の管理コンピュータとの間で送受信する端末装置と、
を具備する成形ステーション』において、オペレータの
操作入力作業を軽減し、且つ、成形ステーションの設置
スペースを小さくすることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に講じた技術的手段は、次のようである。『前記端末装
置には、前記把持機構による金型内の成形品の取出し動
作を制御する把持機構制御部、前記移送機構による前記
把持機構の移送動作を制御する移送機構制御部およびこ
れら制御部に取出機の駆動情報を与える操作部を設け
た、ことを特徴とする。』前記技術的手段は、次の作用
を奏する。
【0014】成形ステーションで成形品の生産指示を行
う場合、取出機の駆動制御のための操作入力作業は端末
装置の操作部から行うことができる。また、前記端末装
置に取出機の把持機構制御部および移送機構制御部を設
けたから、従来、取出機に並設していた取出コントロー
ラを設ける必要がない。
【0015】また、前記技術的手段において、『更に、
前記端末装置には、前記パレット移送機構によるパレッ
トの移送動作を制御するパレット移送機構制御部および
このパレット移送機構制御部に前記ストック装置の駆動
情報を与える操作部を設けた』ものによると、更にスト
ック装置の駆動制御を端末装置で操作できるから、スト
ック装置にストッカー制御部を設ける必要がなくなりス
トック装置を簡素化できると共に、取出機の駆動制御に
加えてストック装置の駆動制御も端末装置で集中操作す
ることで成形ステーションでのオペレータの作業効率を
一層向上することができる。
【0016】また、前記技術的手段において、『更に、
前記端末装置には、前記射出機構による金型への樹脂射
出動作を制御する射出機構制御部、前記型締め機構によ
る金型の型開き・型締め動作を制御する型締め機構制御
部およびこれら制御部に前記成形機の駆動情報を与える
操作部を設けた』ものによると、更に成形機の駆動制御
を端末装置で操作できるから、成形機に成形制御部を設
ける必要がなくなり成形機を簡素化できると共に、取出
機の駆動制御やストック装置の駆動制御に加えて成形機
の駆動制御も端末装置で集中操作することで成形ステー
ションでのオペレータの作業効率を一層向上することが
できる。
【0017】また、前記技術的手段において、『前記成
形機は、樹脂材料を乾燥させる材料乾燥機構、この材料
乾燥機構で乾燥させた樹脂材料を前記射出機構に供給す
る材料供給機構および前記金型の温度を調整する金型温
調機構が接続されており、更に、前記端末装置には、樹
脂材料毎の乾燥温度・乾燥時間を含む制御条件に基いて
前記材料乾燥機構を制御する材料乾燥機構制御部、樹脂
材料の種類・混合分量を含む制御条件に基いて前記材料
供給機構を制御する材料供給機構制御部、前記金型の温
調用流路内に流す温調用媒体の温度・使用量を含む制御
条件に基いて前記金型温調機構を制御する金型温調機構
制御部およびこれら制御部に前記各制御条件を与える操
作部を設けた』ものによると、成形機に接続された材料
乾燥機構、材料供給機構および金型温調機構の動作制御
を前記端末装置で操作できるから、取出機、ストック装
置および成形機の駆動制御に加えて前記成形機に接続さ
れた前記各機構の駆動制御も前記端末装置で集中操作す
ることで成形ステーションでのオペレータの作業効率を
一層向上することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によると、取出機の
駆動制御のための操作入力作業を端末装置で集中操作で
きるようになったから成形ステーションでのオペレータ
の作業効率を向上することができると共に、取出機に並
設して取出コントローラを設ける必要がないから成形ス
テーションの設置スペースを縮小することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。成形工場における各成形ス
テーションは、図6に示したように、成形機2と、取出
機3と、ストック装置4と、これら装置2,3,4に接
続される端末装置1とを具備する。端末装置1は、例え
ばパーソナルコンピュータで構成され、この端末装置1
は更に上位の管理コンピュータ5とイーサネット回線な
どの通信回線6で接続されている。
【0020】図1に示すように、前記成形機2は、溶融
樹脂を金型に射出する射出機構21と、金型を型開き・
型締めする型締機構22と、これらを駆動制御する成形
制御部200とを具備する。成形制御部200は、射出
機構21による金型への樹脂射出動作を制御する射出機
構制御部223と、型締め機構22による金型の型開き
・型締め動作を制御する型締め機構制御部224と、こ
れら制御部223,224に成形機2の駆動情報を与え
る操作部225と、成形状況(生産数、生産残数、成形
サイクルなど)を表示する表示部226とを具備する。
射出機構制御部223は、金型内に溶融樹脂材料を射出
するタイミングの制御が行われる。また、型締め機構制
御部224は、取出機3により成形品が取出された後に
型締めするタイミング、金型内に樹脂が射出されて冷却
された後に型開きするタイミングの制御が行われる。な
お、前記操作部225と前記表示部226はタッチパネ
ルとして一体構成しても良い。
【0021】前記取出機3は、成形品を把持する把持機
構31と、把持機構31を移送する移送機構32とを具
備する。前記ストック装置4は、パレットを保管部47
と成形品回収位置との間で移送するパレット移送機構4
1を具備する。
【0022】前記端末装置1は、取出機3を駆動制御す
る取出制御部30と、ストック装置4を駆動制御するス
トッカー制御部43と、これら制御部30,40に駆動
情報を与える操作部12と、取出機3の取出状況(取出
サイクル、取出数など)やストック装置4の保管状況
(成形品収容パレット数、空パレット数など)、さらに
管理コンピュータ5からの生産指示情報を表示する表示
部13とを具備する。前記操作部12はキーボードやマ
ウスで構成でき、また、前記表示部13はパーソナルコ
ンピュータのディスプレイで構成することができる。
【0023】前記取出制御部30は、取出機3の把持機
構31による金型内の成形品の取出し動作を制御する把
持機構制御部33と、取出機3の移送機構32による把
持機構31の移送動作を制御する移送機構制御部34と
を具備する。具体的に、把持機構制御部33は、金型内
の成形品取出位置において把持機構31の取出ヘッド3
12によって金型91,92から成形品を取出すときの
タイミングや成形品の回収位置において把持機構31の
取出ヘッド312から成形品を開放するときのタイミン
グの制御が行われる。また、移送機構制御部34は、取
出ヘッド312を待機位置から金型内の成形品取出位置
に進出させるときのタイミング、成形品を把持した取出
ヘッド312を金型内から退出させるときのタイミン
グ、成形品を開放した取出ヘッド312を成形品回収位
置から待機位置に移動させるときのタイミングの制御が
行われる。なお、取出制御部30は、前記把持機構制御
部33の機能および前記移送機構制御部34の機能を有
するプログラムを端末装置1の記憶部にインストールす
ることによって実現しても良く、また、前記把持機構制
御部33の機能および前記移送機構制御部34の機能を
有する制御回路を設けることによって実現しても良い。
【0024】前記ストッカー制御部40は、ストック装
置4のパレット移送機構41によるパレットPの移送動
作を制御するパレット移送機構制御部43を具備する。
具体的に、パレット移送機構制御43は、所定個数の成
形品を収容したパレットPをストック装置4内の保管部
47に移送させるときのタイミング、保管部47から成
形品の種類に応じた空パレットを所定の成形品回収位置
に移送させるときのタイミングの制御が行われる。な
お、ストッカー制御部40は、前記パレット移送機構制
御部43の機能を有するプログラムを端末装置1の記憶
部にインストールすることによって実現しても良く、ま
た、前記パレット移送機構制御部43の機能を有する制
御回路を設けることによって実現しても良い。
【0025】次に前記成形ステーションにおけるオペレ
ータの作業を説明する。管理コンピュータ5から通信回
線6を通じて端末装置1に送信されてきた生産指示情報
は、端末装置1内の記憶部に格納される。そして、各成
形ステーションのオペレータが端末装置1において操作
部12を操作し前記生産指示情報を表示部13に表示さ
せて確認すると、この操作部13から取出制御部30に
取出機3の駆動情報を入力すると共にストッカー制御部
40にストック装置4の駆動情報を入力する。一方、成
形機2の駆動情報は、オペレータが成形機2まで移動
し、成形機2に設けられた成形制御部200の操作部2
25から成形制御部200に前記成形機2の駆動情報を
入力する。次いで、オペレータは前記生産指示情報に基
づき、成形機2においては金型や樹脂材料をセットし、
取出機3においては取出ヘッド312をセットし、さら
にストック装置4においては所定のパレットPをセット
する。
【0026】以上で成形ステーションにおける生産準備
が完了し、その後、各装置2,3,4を起動させると、
成形品の生産が実行される。すなわち、成形機2におい
て型締め機構22によって金型91,92を締め付けた
後、射出機構21によって金型内に溶融樹脂を射出し、
この溶融樹脂が冷却すれば、型締め機構22によって型
開きする。次に、取出機3において取出アーム311と
取出ヘッド312を具備する把持機構31によって金型
内の成形品を取出す。すなわち、上方の待機位置で待機
していた取出ヘッド312を取出アーム311を進出さ
せて金型内の成形品取出位置に移動させ、この取出ヘッ
ド312によって金型91,92から成形品を把持して
取出した後、取出アーム312を後退させる。次に、移
送機構32によって成形品を把持した把持機構31をパ
レットPが置かれた成形品回収位置に移送する。そし
て、この回収位置で把持機構31から成形品を開放し、
パレットP内に収容する。その後、移送機構32によっ
て把持機構31を元の待機位置まで復帰させる。そし
て、パレットP内に所定数の成形品が収容されると、ス
トック装置4においてパレット移送機構41によって成
形品を収容したパレットPを保管部47に格納する一
方、成形品の回収位置に空パレットPが準備される。
【0027】以上の動作を生産予定数に達するまで繰り
返し行われる。また、成形ステーションにおける成形機
2の成形状況、取出機3の取出状況およびストック装置
4の保管状況などの生産実績情報は、前記各制御部20
0,30,40に記録されて行き、オペレータは端末装
置1の操作部12を操作してその表示部13に表示させ
ることができる。
【0028】以上のように、前記実施の形態によると、
この成形ステーションで成形品の生産を行う場合、オペ
レータは取出機3の駆動制御のための操作入力作業やス
トック装置4の駆動制御のための操作入力作業を前記端
末装置1の操作部12から行うことができ、これによ
り、従来、取出機3の取出コントローラ300とストッ
ク装置4の制御部400とで夫々操作入力作業を行って
いた場合に比べ、端末装置1の一箇所で行えるからオペ
レータの作業効率を向上することができる。また、前記
端末装置1に取出機3の把持機構制御部33および移送
機構制御部34を設けたので、従来、取出機3に並設し
ていた取出コントローラ300が不要となるから、その
分成形ステーションの設置スペースを縮小することがで
きる。
【0029】なお、前記端末装置1は取出機3の取出制
御部30とストック装置4のストッカー制御部40とを
設けたが、図2に示すように、取出機3の取出制御部3
0だけを設けたものでも良い。これによると、ストック
装置4の駆動制御のための操作入力作業は従来どおりス
トック装置4のストッカー制御部400から行う必要が
あるが、取出機3の駆動制御のための操作入力作業を端
末装置1で行うことができると共に取出コントローラ3
00が不要となる点は前記実施の形態の場合と同様の効
果を奏する。
【0030】また、図3に示すように、前記端末装置1
は成形機2の成形制御部20と取出機3の取出制御部3
0とストック装置4のストッカー制御部40とを設けた
ものでも良く、この場合、成形機2に成形制御部200
を設ける必要がなくなり成形機2を簡素化できると共
に、成形機2の駆動制御を端末装置1で集中操作するこ
とで成形ステーションでのオペレータの作業効率を一層
向上することができる。
【0031】さらに、図4に示すように、前記成形機2
に、樹脂材料を乾燥させる材料乾燥機構(例えば、熱風
式による)71、この材料乾燥機構71で乾燥させた樹
脂材料を前記射出機構21に供給する材料供給機構72
および前記金型91,92の温度を調整する金型温調機
構73が接続されたものでは、前記端末装置1の成形制
御部20において、前記材料乾燥機構71の動作を制御
する材料乾燥機構制御部25、前記材料供給機構72の
動作を制御する材料供給機構制御部26、前記金型温調
機構73の動作を制御する金型温調機構制御部27を設
けたものでも良い。
【0032】前記材料乾燥機構制御部25は、樹脂材料
の種類毎の乾燥温度・乾燥時間を含む制御条件に基いて
前記材料乾燥機構71の動作を制御する。前記材料供給
機構制御部26は、樹脂材料の種類・混合分量を含む制
御条件に基いて前記材料供給機構72の動作を制御す
る。前記金型温調機構制御部27は、金型91,92の
温調用流路内に流す温調用媒体の温度・使用量を含む制
御条件に基いて前記金型温調機構73の動作を制御す
る。前記各制御条件は、前記管理コンピュータ5から前
記端末装置1に成形指示情報として送信され、そして、
オペレータが前記操作部12を操作して前記各制御条件
を表示部13に表示させると共に、前記成形制御部20
に入力することで設定される。
【0033】このものによると、成形機2に接続された
材料乾燥機構71、材料供給機構72および金型温調機
構72の動作制御を前記端末装置1で一括して操作でき
るから、取出機3、ストック装置4および成形機2の駆
動制御に加えて成形機2に接続された前記各機構71〜
73の駆動制御も前記端末装置1で集中操作することで
成形ステーションでのオペレータの作業効率を一層向上
することができる。
【0034】また、いわゆるガスアシスト射出成形を行
う場合は、図5に示すように、前記材料乾燥機構71、
前記材料供給機構72、前記金型温調機構73に加え
て、成型機2にホットランナー機構74およびガスアシ
スト機構75が接続され、この場合、前記端末装置1の
成形制御部20において、さらに前記ホットランナー機
構74の動作を制御するホットランナー機構制御部28
および前記ガスアシスト機構75の動作を制御するガス
アシスト機構制御部29を設けたものでも良い。
【0035】前記ホットランナー機構74は、金型9
1,92のホットランナーで溶融樹脂材料を溶融状態に
保持する温調機構(図示せず)と、金型91,92のゲ
ートを開閉するゲート開閉機構(図示せず)とを備え
る。なお、このゲート開閉機構としては、例えば、ピン
状のバルブによってゲートを開閉させる機械式のものや
ゲート中の溶融樹脂を冷却し固化させることでゲートを
閉じさせる温調機構によるものが採用される。そして、
前記ホットランナー機構制御部28は、溶融樹脂の温度
条件・ゲート開閉機構の動作タイミング(機械式のもの
はバルブの動作タイミング、温調機構によるものはゲー
ト開閉タイミング)を含む制御条件に基いて前記ホット
ランナー機構74の動作を制御する。
【0036】また、前記ガスアシスト機構75は、中空
の成形品を得るために、金型91,92内に射出された
溶融樹脂に窒素ガスなどの加圧ガスを注入するものであ
り、金型91,92への樹脂射出後にガスの圧入、ガス
保圧、ガスの解放を行う。具体的には、ガス圧縮機を内
臓し、不活性ガス(窒素ガスなど)を圧縮機にて昇圧
し、金型内に設置されたガスノズルから注入する。そし
て、前記ガスアシスト機構制御部29は、注入ガス量や
注入ガス圧力を含む制御条件に基いて前記ガスアシスト
機構75の動作を制御する。前記各制御条件は、前記管
理コンピュータ5から前記端末装置1に成形指示情報と
して送信され、そして、オペレータが前記操作部12を
操作して前記各制御条件を表示部13に表示させると共
に、前記成形制御部20に入力することで設定される。
【0037】このものによると、さらに成形機2に接続
された前記ホットランナー機構74および前記ガスアシ
スト機構75の動作制御を前記端末装置1で一括して操
作できるから、取出機3、ストック装置4および成形機
2の駆動制御に加えて成形機2に接続された前記各機構
71〜75の駆動制御も前記端末装置1で集中操作する
ことで成形ステーションでのオペレータの作業効率を一
層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の成形ステーション管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】他の実施の形態の成形ステーション管理システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】また、他の実施の形態の成形ステーション管理
システムの構成を示すブロック図である。
【図4】さらに、他の実施の形態の成形ステーション管
理システムの構成を示すブロック図である。
【図5】また、さらに、他の実施の形態の成形ステーシ
ョン管理システムの構成を示すブロック図である。
【図6】成形ステーションの全体構成を示す模式図であ
る。
【図7】従来の成形ステーションにおける各装置を示す
模式図である。
【図8】従来の成形ステーション管理システムの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 端末装置 2 成形機 3 取出機 4 ストック装置 5 管理コンピュータ 6 通信回線 12 操作部 13 表示部 21 射出機構 22 型締め機構 30 取出制御部 31 把持機構 32 移送機構 33 把持機構制御部 34 移送機構制御部 40 ストッカー制御部 41 パレット移送機構 43 パレット移送機構制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C033 AA06 HH08 HH30 4F202 AM19 AR06 AR11 CA11 CB01 CL01 CM13 CM21 CN01 4F206 AM19 AR064 AR11 JA07 JF01 JF46 JL02 JM06 JM16 JN01 JN11 JN31 JN41 JN43 JQ88 JQ90 JT06 JT31 5B049 AA01 AA06 BB07 CC21 FF03 GG02 GG04 GG07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融樹脂を金型に射出する射出機構およ
    び金型を型開き・型締めする型締機構を具備する成形機
    と、 成形品を把持する把持機構およびこの把持機構を移送す
    る移送機構を具備する取出機と、 パレットを移送するパレット移送機構を具備するストッ
    ク装置と、 成形機、取出機およびストック装置の管理情報を上位の
    管理コンピュータとの間で送受信する端末装置と、を具
    備する成形ステーションにおいて、 前記端末装置には、前記把持機構による金型内の成形品
    の取出し動作を制御する把持機構制御部、前記移送機構
    による前記把持機構の移送動作を制御する移送機構制御
    部およびこれら制御部に前記取出機の駆動情報を与える
    操作部を設けた、ことを特徴とする成形ステーション管
    理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の成形ステーション管理
    システムにおいて、 更に、前記端末装置には、前記パレット移送機構による
    パレットの移送動作を制御するパレット移送機構制御部
    およびこのパレット移送機構制御部に前記ストック装置
    の駆動情報を与える操作部を設けた、ことを特徴とする
    成形ステーション管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の成形ステーシ
    ョン管理システムにおいて、 更に、前記端末装置には、前記射出機構による金型への
    樹脂射出動作を制御する射出機構制御部、前記型締め機
    構による金型の型開き・型締め動作を制御する型締め機
    構制御部およびこれら制御部に前記成形機の駆動情報を
    与える操作部を設けた、ことを特徴とする成形ステーシ
    ョン管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の成形ステーション管理
    システムにおいて、 前記成形機は、樹脂材料を乾燥させる材料乾燥機構、こ
    の材料乾燥機構で乾燥させた樹脂材料を前記射出機構に
    供給する材料供給機構および前記金型の温度を調整する
    金型温調機構が接続されており、 更に、前記端末装置には、樹脂材料毎の乾燥温度・乾燥
    時間を含む制御条件に基いて前記材料乾燥機構を制御す
    る材料乾燥機構制御部、樹脂材料の種類・混合分量を含
    む制御条件に基いて前記材料供給機構を制御する材料供
    給機構制御部、前記金型の温調用流路内に流す温調用媒
    体の温度・使用量を含む制御条件に基いて前記金型温調
    機構を制御する金型温調機構制御部およびこれら制御部
    に前記各制御条件を与える操作部を設けた、ことを特徴
    とする成形ステーション管理システム。
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