JPH05269781A - 射出成形方法 - Google Patents

射出成形方法

Info

Publication number
JPH05269781A
JPH05269781A JP4074599A JP7459992A JPH05269781A JP H05269781 A JPH05269781 A JP H05269781A JP 4074599 A JP4074599 A JP 4074599A JP 7459992 A JP7459992 A JP 7459992A JP H05269781 A JPH05269781 A JP H05269781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
station
molds
injection
injection molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4074599A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Akutagawa
明裕 芥川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Corp filed Critical Calsonic Corp
Priority to JP4074599A priority Critical patent/JPH05269781A/ja
Publication of JPH05269781A publication Critical patent/JPH05269781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、射出成形方法に関し、金型が組と
なって循環している途中で成形作業を停止させる場合
に、総ての金型から成形品を取り出した後に成形作業を
停止させる射出成形方法を提供することを目的とする。 【構成】 型締め・射出ステーション1,型開きステー
ション3,アイドルステーション5,昇温ステーション
7に、金型A,B,Cを一組として循環し成形品を順次
成形する射出成形方法に於て、各ステーション1,3,
5,7に、循環する金型A,B,Cの判別を行う金型判
別手段19を設け、成形作業の停止が指示された時に、
判別手段19の信号を基にステーション1,3,5,7
毎に位置する金型A,B,Cの種類を判別し、循環する
金型A,B,Cの最後尾の金型Cが型開きステーション
3で型開きされるまで成形作業を続行するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形方法に係り、
特にエンドレスな金型搬送路に沿って金型を周回移動さ
せ乍ら、一つの製品を構成する複数の樹脂成形品を順次
成形していく射出成形方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンドレスな金型搬送路に沿って
金型を周回移動させ乍ら、一つの製品に必要な複数の樹
脂成形品(以下、「成形品」という)を順次成形してい
く射出成形方法が、特開平2−165916号公報に開
示されている。
【0003】この射出成形方法は、ライン途中に相互に
独立した型締め・射出ステーションと型開きステーショ
ンを備えると共に、金型を単独で搬送する金型搬送ライ
ン上に於て複数の成形品を成形するための複数の金型を
組にして循環させることにより、一つの製品に必要な成
形品を順に成形し、これら複数の成形品を組にして金型
搬送ライン後段の組立工程に供給することを特徴として
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記射出成形方
法では、金型が循環している途中で例えば何らかの事態
が発生して成形作業を停止させると、型開きステーショ
ンで総ての金型から成形品が取り出されない状態で作業
が停止してしまうため、一つの製品に必要な成形品に不
足部品が発生してしまう欠点が指摘されている。
【0005】然も、斯様に型開きステーションで金型か
ら成形品が取り出されない状態で停止してしまうと、樹
脂が固化し金型からの成形品の取り出しが非常に困難に
なってしまう欠点が指摘されている。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、金型が組となって循環している途中で成形作業を停
止させる場合に、総ての金型から成形品を取り出した後
に成形作業を停止させることにより、成形品の不足とい
った事態をなくした射出成形方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明は、ライン途中に相互に独立して配置した型
締め・射出ステーション,型開きステーション,アイド
ルステーション,昇温ステーションに、複数の成形品を
成形するための複数の金型を一組として順次循環させる
ことにより、一つの製品に必要な成形品を順次成形する
射出成形方法に於て、上記各ステーションに、循環する
金型の種類の判別を行う金型判別手段を設け、金型の循
環中に成形作業の停止が指示された時に、各金型判別手
段からの信号を基に各ステーション毎に位置する金型の
種類を判別し、循環する一組の金型の最後尾の金型が型
開きステーションで型開きされるまで、成形作業を続行
するようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、型締め・射出ステーションで
の最初の金型の射出成形から際後尾の金型の型開きステ
ーションでの成形品の取り出しまでの1サイクルが繰り
返し行われて、一つの製品に必要な複数の成形品が順次
成形される。
【0009】そして、例えば何らかの事態が発生したた
めに作業者が作業を停止させようとすると、各金型判別
手段からの信号を基に各ステーション毎に位置する金型
の種類を判別し、各ステーションを循環する金型の最後
尾の金型が型開きステーションで型開きされるまで、言
い換えれば、この金型が型開きステーションで成形品が
取り出される1サイクルが終了するまで、成形作業が続
行されることとなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1及び図2は本発明の射出成形方法に用
いる射出成形装置を示し、この射出成形装置は、本出願
人が先に出願した特開平2−54606号に記載される
射出成形装置と略同様に構成されている。
【0011】即ち、図中、1は金型を型締めして所定の
樹脂材料を金型に噴出する型締め・射出ステーション、
3は樹脂材料が射出された金型を型開きして成形品を取
り出す型開きステーション、5は金型のみの搬送を行う
アイドルステーション、そして、7は金型を昇温する昇
温ステーションで、各ステーション1,3,5,7間に
は、金型を単独で搬送するエンドレスな金型搬送路9が
形成されている。そして、図1に示すようにこの金型搬
送路9に、一つの製品に必要な複数個の成形品(例えば
3枚のギヤ)を順に成形する3個の金型A,B,Cが一
組となって、夫々単独で矢印方向へ周回移動されるよう
になっている。
【0012】金型A,B,Cは、型締め・射出ステーシ
ョン1から昇温ステーション7までの工程を金型A,
B,Cの順序で行うように配置されており、型締め・射
出ステーション1での金型Aの射出成形から金型Cの型
開きステーション3での成形品の取り出しまでの工程
を、成形品供給の1サイクルとされている。
【0013】又、11は金型搬送路9や型締め・射出ス
テーション1の射出装置13,型開きステーション3の
型開き装置15等を制御する制御装置で、この制御装置
11には操作盤17が接続されている。
【0014】更に、各ステーション1,3,5,7に
は、夫々のステーション1,3,5,7に今どの金型
A,B,Cが周回しているかを判別する金型判別手段1
9が設置されており、各金型判別手段19からの信号は
常時制御装置11に入力されている。そして、何らかの
事態が発生して射出成形装置を停止させるために作業者
が操作盤17を操作すると、上記制御装置11は、各金
型判別手段19からの信号を基に、各ステーション1,
3,5,7に現在位置する金型A,B,Cの種類を判別
し、金型搬送路9を循環する金型A,B,Cの組の最後
尾の金型Cが型開きステーション3で型開きされるま
で、言い換えれば、型締め・射出ステーション1での金
型Aの射出成形から金型Cの型開きステーション3での
成形品の取り出しまでの1サイクルが終了するまで、射
出成形作業を続行させるようになっている。
【0015】このように、本発明方法に用いる射出成形
装置は、型締め・射出ステーション1から昇温ステーシ
ョン7まで金型A,B,Cが金型搬送路9によって順次
搬送され、各ステーション1,3,7で型締め・射出,
型開き,昇温が行われ、昇温後の金型A,B,Cが型締
め・射出ステーション1に循環されるようになってい
る。
【0016】而して、次に、上記射出成形装置を用いた
本発明方法の一実施例を説明する。金型A,B,Cが、
金型A,B,Cの順序で型締め・射出ステーション1か
ら昇温ステーション7までの工程を循環するように先
ず、図3に示すように金型Aを型締め・射出ステーショ
ン1に、金型Bを昇温ステーション7に、そして、金型
Cをアイドルステーション5に夫々配置する。
【0017】斯様に金型A,B,Cを所定のステーショ
ン1,5,7の金型搬送路9に配置した後、作業者が操
作盤17を操作すると、その信号を受けた制御装置11
が、金型判別手段19からの信号を基に予め記憶された
データメモリに従い、各金型A,B,Cに応じて金型搬
送路9や射出装置13,型開き装置15等を作動させ
て、成形品の生産を開始することとなる。
【0018】そして、型締め・射出ステーション1で金
型Aが型締めされて所定の樹脂材料が噴出され、昇温ス
テーション7で金型Bが昇温されると、各金型A,B,
Cは金型搬送路9によって矢印方向へ周回移動し、図3
に示すように型締め・射出ステーション1には金型Bが
循環し、金型Aは型開きステーション3に、又、金型C
は昇温ステーション7に位置することとなる。
【0019】そして、同様に、金型Bが型締めされて所
定の樹脂材料が噴出され、昇温ステーション7で金型C
が昇温され、又、型開きステーション3で成形品が金型
Aから取り出されると、次に型締め・射出ステーション
1に金型Cが循環し、金型Bは型開きステーション3
に、金型Aはアイドルステーション5に循環して、金型
Bから成形品が取り出され、金型Cは型締めされて所定
の樹脂材料が噴出されることとなる。
【0020】そして、型締め・射出ステーション1で金
型Cが型締めされて所定の樹脂材料が噴出され、型開き
ステーション3で金型Bから成形品が取り出されると、
各金型A,B,Cは金型搬送路9によって矢印方向へ再
び周回移動され、図3に示すように型開きステーション
3で金型Cから成形品が取り出され、又、金型Aは昇温
ステーション7に、金型Bはアイドルステーション5に
循環して、型締め・射出ステーション1での金型Aの射
出成形から金型Cの型開きステーション3での成形品の
取り出しまでの工程が、成形品供給の1サイクルとして
終了する。
【0021】その後、再び金型A,B,Cが矢印方向に
周回して、金型Aが型締め・射出ステーション1に位置
して、同様の工程が進むこととなる。このように、型締
め・射出ステーション1での金型Aの射出成形から金型
Cの型開きステーション3での成形品の取り出しまでの
1サイクルが繰り返し行われて、一つの製品に必要な3
種類の成形品が順次成形されるが、例えば図3の如く型
開きステーション3へ金型Bが循環した時に、何らかの
事態が発生したために作業者が作業を停止させようと操
作盤17を操作すると、各金型判別手段19からの信号
を基に制御装置11は、各ステーション1,3,5,7
毎に位置する金型A,B,Cの種類を判別する。そし
て、この状態で仮に作業を停止させてしまうと、型開き
ステーション3に於て金型Bから成形品が取り出されな
い状態で停止してしまうため、樹脂が固化して金型Bか
らの成形品の取り出しが非常に困難となり、然も、金型
B,Cによって成形される成形品がなくなり不足部品が
発生してしまうこととなる。
【0022】そこで、制御装置11は、各金型判別手段
19からの信号を基に、各ステーション1,3,5,7
に現在位置する金型A,B,Cの種類を判別し、金型搬
送路9を循環する金型A,B,Cの組の最後尾の金型C
が型開きステーション3で型開きされるまで、言い換え
れば、金型Cが型開きステーション3で成形品が取り出
される1サイクルが終了するまで、金型搬送路9や射出
装置13,型開き装置15等を作動させた後、射出成形
装置を停止することとなる。
【0023】そして、作業者は射出成形装置が停止した
後、所望の作業を行えばよく,作業終了後、操作盤17
を操作して射出成形装置を再び作動させれば、図3に示
すように、金型Aが型締め・射出ステーション1に循環
して、再び成形品の生産が開始されることとなる。
【0024】このように、本実施例は、成形作業の停止
を操作盤17で指示しても、制御装置11は各金型判別
手段19からの信号に基づき、各ステーション1,3,
5,7に位置する金型A,B,Cの種類を判別して、循
環する一組の金型A,B,Cの最後尾の金型Cが型開き
ステーション3で型開きされるまで成形作業を続行する
ようにしたので、本実施例によれば、循環途中の金型
A,B,Cから成形品が型開きステーション3で取り出
されない状態で停止してしまうことがなくなり、因っ
て、成形品の不足といった事態が発生することがなくな
った。
【0025】然も、すべての成形品を金型A,B,Cか
ら取り出した後に停止をするため、従来の如く金型内に
固化した成形品を取り出すといった作業がなくなり、従
来の射出成形方法に比し作業性が向上する利点を有す
る。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る射出成
形方法によれば、すべての成形品を金型から取り出した
後に成形作業を停止をするため、金型内に樹脂が固化し
て金型から成形品の取り出しを行う必要がなくなると共
に、成形品の不足といった事態の発生が防止できること
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の一実施例に使用する射出成形装置
の概略図である。
【図2】本発明方法の一実施例に使用する射出成形装置
の全体斜視図である。
【図3】本発明方法の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 型締め・射出ステーション 3 型開きステーション 5 アイドルステーション 7 昇温ステーション 9 金型搬送路 11 制御装置 17 操作盤 19 金型判別手段 A,B,C 金型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライン途中に相互に独立して配置した型
    締め・射出ステーション(1),型開きステーション
    (3),アイドルステーション(5),昇温ステーショ
    ン(7)に、複数の樹脂成形品を成形するための複数の
    金型(A,B,C)を一組として順次循環させることに
    より、一つの製品に必要な樹脂成形品を順次成形する射
    出成形方法に於て、上記各ステーション(1,3,5,
    7)に、循環する金型(A,B,C)の種類の判別を行
    う金型判別手段(19)を設け、金型(A,B,C)の
    循環中に成形作業の停止が指示された時に、各金型判別
    手段(19)からの信号を基に各ステーション(1,
    3,5,7)毎に位置する金型(A,B,C)の種類を
    判別し、循環する一組の金型(A,B,C)の最後尾の
    金型(C)が型開きステーション(3)で型開きされる
    まで、成形作業を続行するようにしたことを特徴とする
    射出成形方法。
JP4074599A 1992-03-30 1992-03-30 射出成形方法 Pending JPH05269781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4074599A JPH05269781A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 射出成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4074599A JPH05269781A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 射出成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05269781A true JPH05269781A (ja) 1993-10-19

Family

ID=13551782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4074599A Pending JPH05269781A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 射出成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05269781A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254260A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Japan Steel Works Ltd:The ロータリー射出成形機
JP2008307858A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008254260A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Japan Steel Works Ltd:The ロータリー射出成形機
JP2008307858A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0283644B2 (en) Apparatus for producing hollow plastic articles
USRE33237E (en) Apparatus for producing hollow plastic articles
RU2294832C2 (ru) Устройство и способ постформовочного охлаждения, предусматривающие поворот и поперечное перемещение
EP1306195B1 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung eines Blasvorganges
US5654017A (en) Modular molding apparatus
EP0585859B1 (en) Method and apparatus of injection stretch blow molding
JP4388809B2 (ja) 射出延伸ブロー成形システムのための部品移送方法および装置
JPH05269781A (ja) 射出成形方法
JP4148577B2 (ja) 射出ブロー成形装置
JP2940850B2 (ja) 自動成形装置
JPH01156030A (ja) 射出成形機の制御装置
JPH03159726A (ja) 射出延伸吹込成形方法
JPH09314318A (ja) 金型移動式連続重力鋳造ライン設備
JP2723939B2 (ja) 射出成形装置
JPH02165919A (ja) 射出成形装置
JP3522293B2 (ja) 射出延伸吹込成形方法
JPH02165916A (ja) 射出成形方法
JP2634477B2 (ja) 成形品離型装置
JPH07106573B2 (ja) 成形機の金型交換システム
JPH0649310B2 (ja) 射出成形装置における製品取出制御システム
JPH08142169A (ja) ブロー成形制御方法
JP2680088B2 (ja) 射出成形装置
JPH05269782A (ja) 射出成形方法
JPH0443770B2 (ja)
JPH0649309B2 (ja) 射出成形装置における自動取出チヤツク交換システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060210

A977 Report on retrieval

Effective date: 20081209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20090203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20090811

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02