JP2002322621A - 車止め - Google Patents

車止め

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JP2002322621A
JP2002322621A JP2001080565A JP2001080565A JP2002322621A JP 2002322621 A JP2002322621 A JP 2002322621A JP 2001080565 A JP2001080565 A JP 2001080565A JP 2001080565 A JP2001080565 A JP 2001080565A JP 2002322621 A JP2002322621 A JP 2002322621A
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solar cell
emitting element
light
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JP2001080565A
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Toshitake Yasuda
敏剛 安田
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TOBATA TEKKO KK
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/72Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps in street lighting

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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間でも車止めに接近した人が確実に視認で
きる極めて安全な車止めを提供する。 【解決手段】 二本の脚部11と脚部11の上部を連結
する渡り部12とによってU字状又はコ字状に形成され
た車止め本体13と、車止め本体13の両方の脚部11
の間を連結する連結部材14とを有する車止め10であ
って、連結部材14の上面には第1の太陽電池18を、
側面には第1の発光素子23を有する第1の発光部25
を、内部には第1の太陽電池18から供給される電力を
充電する第1の蓄電池28と第1の蓄電池28から第1
の発光素子23に供給する電力を制御する第1のコント
ローラ29とをそれぞれ設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
進入を阻止するU字状又はコ字状に形成された車止め、
及び更には該車止めにおいて、特に夜間の視認が容易な
車止め(防護柵、歩行者横断防止柵として使用する場合
も含む)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公園や交差点の四つ角等のバリア
フリー化が進み、段差のない道路が大勢を占めるように
なり、便利になった反面、突然の自動車等の車両の進入
に対する危険度は大幅に増加した。その対策として、公
園の入り口や歩道と車道を区分する場所等に、二本の脚
部と脚部の上部を連結部で連結してU字状又はコ字状に
形成された、例えばアーチ型の車止めを設置して、公園
内や歩道への自動車等の車両の進入を阻止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアーチ型の車止めを用いた場合、例えば公園の植木
や建物の影等によって夜間に街灯や自動車のヘッドライ
ト等の灯火が届かない所では歩行者や自転車に乗った人
が車止めを視認することが出来ず、進入を阻止する連結
部の幅が広いため車止めに衝突して怪我をしたり、乗っ
ていた自転車を破損したりするという問題があった。ま
た、盲人が杖で車止めを確認するときに、車止めの脚部
の一方だけ杖で確認すると、一本の棒からなる車止めと
感じて、アーチ型の連結部や他方の脚部に突き当たると
いう問題もあった。本発明はこのような事情に鑑みてな
されたもので、夜間でも車止めに接近した人が確実に視
認できる極めて安全な車止めを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係る車止めは、二本の脚部と脚部の上部を連結する
渡り部とによってU字状又はコ字状に形成された車止め
本体と、車止め本体の両方の脚部の間を連結する連結部
材とを有する車止めであって、連結部材の上面には第1
の太陽電池を、側面には第1の発光素子を有する第1の
発光部を、内部には第1の太陽電池から供給される電力
を充電する第1の蓄電池と第1の蓄電池から第1の発光
素子に供給する電力を制御する第1のコントローラとを
それぞれ設けている。
【0005】これにより、昼間に連結部材に内蔵した第
1の太陽電池で発電した電力を第1の蓄電池に充電し、
例えば第1の太陽電池の出力が所定電力以下に低下した
ときに第1のコントローラによって夜間であることを検
出して、第1の蓄電池から第1の発光素子に電力を供給
し、第1の発光部から点滅発光させる。したがって、夜
間に街灯や自動車のヘッドライト等の灯火が車止めを照
らさなくても、連結部材に設けた第1の太陽電池で発電
した電力により、連結部材に設けた第1の発光部が発光
するので、歩行者や自転車の運転者等は確実に車止めを
視認することができる。また、渡り部の下方の脚部の間
に連結部材が設けられているので、盲人が杖で車止めを
確認するときに、脚部だけではなく連結部材もすぐに杖
で確認できるので、盲人の歩行に対しても安全である。
【0006】前記目的に沿う第2の発明に係る車止め
は、二本の脚部と脚部の上部を連結する渡り部とが角パ
イプによってU字状に形成された車止め本体を有する車
止めであって、渡り部は中央に設けられた水平部と、水
平部の両端に接合された曲がり部とを有し、曲がり部は
直線状の角パイプの両端面を互いに所定角度で傾斜させ
て側面を台形状に形成した1又は2以上の短管からなっ
ている。これにより、曲がり部を作成する場合は、例え
ば直線状の角パイプの両方の端面を斜めに切断して互い
に所定角度、例えば短管の数が2個の場合は脚部に対し
て短管を60°と30°の角度で傾斜させ、側面を台形
状に形成した短管を複数個用意する。そして、それぞれ
の短管の端面を互いに接合し、接合部分に節ができてえ
び状に湾曲した状態の曲がり部を形成する。次に、角パ
イプからなる水平部の両端を曲がり部の端面と同一形状
になるように斜めに切断して、水平部の両側に曲がり部
を溶接して渡り部を形成する。脚部の上端は曲がり部の
端面と実質的に同一断面形状になるように切断して、渡
り部を脚部の上部に接合することにより、脚部、曲がり
部、及び水平部の各接合部分に形成される角部を鈍角に
なるように形成することができる。
【0007】更に各接合部分の表面を滑らかに加工する
ことによって、歩行者が車止めに接触しても怪我をする
ことがない安全な車止めを形成することができる。な
お、短管を脚部に対して45°の角度で傾斜させた1個
の短管を用いることによって曲がり部を形成することも
できる。また、脚部と渡り部を角パイプの溶接により形
成することができるので、例えば直径が70〜80mm
程度のステンレス製の丸パイプをU字状に形成するとき
に、丸パイプに圧力を加えて曲げるような高価な装置を
必要とせず、切断装置や溶接装置等の比較的に操作が簡
単で安価な設備で車止めを製作することが可能である。
【0008】また、第2の発明に係る車止めにおいて、
渡り部の水平部の上面には第2の太陽電池を、渡り部の
側面には第2の発光素子を有する第2の発光部を、渡り
部の内部には第2の太陽電池から供給される電力を充電
する第2の蓄電池と第2の蓄電池から第2の発光素子に
供給する電力を制御する第2のコントローラとをそれぞ
れ設けてもよい。これにより、渡り部が角パイプで形成
されているので、渡り部に第2の太陽電池や第2の発光
部を取付ける面が平面であり、第2の蓄電池や第2のコ
ントローラを収納する渡り部の内部が平面で囲まれた空
間となり、第2の太陽電池、第2の発光部、第2の蓄電
池及び第2のコントローラの渡り部への取付けが極めて
容易となる。
【0009】第2の発明に係る車止めにおいて、渡り部
の上面に第2の太陽電池が装着可能な切欠孔又は凹部を
有する装着部を設け、しかも第2の太陽電池はその表面
に設けられた透明板と共に装着部の中に配置してもよ
い。この場合、異物の衝突による破損を防止することが
できる。また、第2の発明に係る車止めにおいて、第2
の発光部に収納された第2の発光素子は透明部材によっ
て覆われ、透明部材の発光側端部は、第2の発光素子の
発光面積より大きい面積であることが好ましい。この場
合、第2の発光素子から発光する光が大きく見えるので
視認性が高くなる。更に、第2の発明に係る車止めにお
いて、渡り部の側面には、第2の発光部の周囲にあっ
て、かつ第2の発光部の発光面積より大きい面積を有す
る凹部を設け、凹部の底面には反射部材を設けてもよ
い。この場合、反射部材による反射と第2の発光部から
の光との相乗効果により、車止めの視認性を更に高める
ことができる。
【0010】第2の発明に係る車止めにおいて、車止め
本体には両方の脚部の間を連結する連結部材を設けても
よい。この場合、脚部と渡り部を角パイプの溶接により
形成するときに、両方の脚部の間にパイプ、棒、板等か
らなる連結部材を設けることにより、溶接による歪みや
取付け誤差を小さくすることができる。
【0011】第2の発明に係る車止めにおいて、連結部
材は角パイプからなり、連結部材の上面には第1の太陽
電池を、連結部材の側面には第1の発光素子を有する第
1の発光部を、連結部材の内部には第1の太陽電池から
供給される電力を充電する第1の蓄電池と第1の蓄電池
から第1の発光素子に供給する電力を制御する第1のコ
ントローラとをそれぞれ設けていてもよい。この場合、
連結部材及び渡り部の側面に第1、2の発光部が設けら
れているので、光源が多く人の目に着きやすくなり、車
止めの視認性が更に高くなる。
【0012】第1、第2の発明に係る車止めにおいて、
連結部材の上面に第1の太陽電池が装着可能な切欠孔又
は凹部を有する装着部を設け、しかも第1の太陽電池は
その表面に設けられた透明板と共に装着部の中に配置さ
れていてもよい。この場合、第1の太陽電池の表面は透
明板によって保護され、しかも連結部材の上面に設けた
装着部に装着された第1の太陽電池は連結部材の上面か
ら突出することなく装着できるので、異物の衝突による
第1の太陽電池の破損を防止することが可能であり、長
期間の寿命を維持することができる。
【0013】第1、第2の発明に係る車止めにおいて、
第1の発光部に収納された第1の発光素子は透明部材に
よって覆われ、透明部材の発光側端部は、第1の発光素
子の発光面積より大きい面積を有してもよい。この場
合、第1の発光素子の発光面の直径が、例えば10mm
程度であっても、第1の発光素子より透明部材の発光側
端部の面の直径を、例えば20mm程度に大きくするこ
とにより、第1の発光素子から発生する光は面積の大き
い透明部材の発光側端部から発光し、第1の発光素子よ
り大きい光源として視認でき、夜間の車止めが更に見易
くなる。
【0014】第1、第2の発明に係る車止めにおいて、
連結部材の側面には、第1の発光部の周囲にあって、か
つ第1の発光部の発光面積より大きい面積を有する凹部
を設け、凹部の底面には反射部材が設けられていてもよ
い。この場合、第1の発光部から発生した光が蛍光体を
塗布した反射テープや反射鏡等からなる反射部材に反射
して光る光線と、直接第1の発光部から発生する光線と
が相乗効果をもたらして、車止めを視認し易くすること
ができる。
【0015】前記目的に沿う第3の発明に係る車止め
は、角パイプを主体とする水平部と、水平部の両側を支
持する対となる脚部とを有する車止めであって、水平部
の両端とそれぞれの脚部の上端とは丸パイプを主体とす
る直角曲げした曲がり部材によって連結されている。こ
れにより、形状が単純で、しかも製作工数が少ない丸パ
イプを主体とする曲がり部材を利用するので、水平部と
脚部との連結は容易で安価に形成することができる。ま
た、角パイプの水平部と丸パイプの曲がり部材の組み合
わせによって、直線と曲線を備えた美観を呈する特徴の
ある車止めを提供することができる。第3の発明に係る
車止めにおいて、対となる脚部は角パイプを主体とし、
曲がり部材の両端と水平部及び脚部の連結は、ボルトを
使用するフランジ取付けとなって、しかも、該ボルトの
頭部はフランジ内埋め込み構造となっていてもよい。こ
の場合、車止めの据え付け現場で、曲がり部材、水平部
及び脚部の連結をボルトを使用して行い、車止めを組み
立てることができ、搬送及び据え付け作業が極めて容易
となる。第3の発明に係る車止めにおいて、対となる脚
部は丸パイプからなっていてもよい。この場合、曲がり
部材が丸パイプからなっているので、曲がり部材と脚部
とは、例えば溶接によって簡単に結合することができ、
予め曲がり部材と脚部とを組み立てた状態で据え付け現
場まで搬送することが容易となる。第3の発明に係る車
止めにおいて、脚部の中間位置には、両側の脚部を連結
する中実棒、丸パイプ、角パイプの何れか1を主体とす
る1又は2以上の連結部材を設けてもよい。この場合、
溶接による車止めの歪みや取付け誤差を小さくすること
ができる。また、盲人が杖で車止めを確認するときに、
脚部だけではなく連結部材によって車止めを確認できる
ので、盲人の歩行に対しても安全である。第3の発明に
係る車止めにおいて、水平部の上面には太陽電池を、水
平部の側面に1又は2以上の発光素子を有する発光部
を、水平部の内部には太陽電池から供給される電力を充
電する蓄電池と蓄電池から発光素子に供給する電力を制
御するコントローラとをそれぞれ設けてもよい。この場
合、水平部に設けた発光部が発光するので、歩行者や自
転車の運転者等の視認性を高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の第1の実施
の形態に係る車止めの正面図、図2は同車止めの連結部
材の要部正断面図、図3は同車止めの連結部材の側断面
図、図4は本発明の第2の実施の形態に係る車止めの連
結部材の側断面図、図5は本発明の第3の実施の形態に
係る車止めの正面図、図6は本発明の第4の実施の形態
に係る車止めの正面図、図7は本発明の第5の実施の形
態に係る車止めの正面図である。図8(A)〜(C)は
それぞれ同車止めの部品説明図、図9は同車止めの変形
例に係る脚部と曲がり部材の連結部分の部分断面図、図
10は本発明の第6の実施の形態に係る車止めの正面
図、図11は本発明の第7の実施の形態に係る車止めの
正面図である。
【0017】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態に係る車止め10は、二本の脚部11と両方の脚部
11の上部を連結する滑らかな半円状の渡り部12とに
よって、U字状に形成された断面が円形のステンレス製
パイプ又は塗装を施した鉄パイプ(丸パイプ)を主体と
する車止め本体13を有している。なお、渡り部12
は、例えば直径が70〜80mm程度の丸パイプに圧力
を加えながら曲げて、滑らかな半円状に、しかも変形を
生じないように形成されている。両方の脚部11の間に
は上面が平坦な、例えばステンレス製の断面が四角形の
角パイプからなる連結部材14が配置され、連結部材1
4は、その両端を塞ぐ蓋に孔付きの突起を設けたブラケ
ット15と両方の脚部11の内側に設けた孔付きの突起
部16を介して、ボルト16Aによって両方の脚部11
に連結されている。なお、連結部材14の断面の幅は車
止め本体13のパイプ外径より僅かに、例えば1〜2m
m小さくすることにより、異物との接触を少なくするこ
とができる。
【0018】図2、図3に示すように、連結部材14の
上面には凹部17を有する装着部20を設け、凹部17
は第1の太陽電池18と第1の太陽電池18の表面を覆
う、例えば透明なアクリル板からなる透明板19とを共
に収納可能に形成している。そして、第1の太陽電池1
8を透明板19と共に装着部20に収納したときに、透
明板19が連結部材14の上面から突出しないように装
着部20の深さが決められている。なお、装着部は、連
結部材14の上面に設けた切欠孔の内側に鉤状に突出す
る保持部材を設けて形成し、第1の太陽電池18を透明
板19と共に保持するようにしてもよい。透明板19と
装着部20との接合面にはシリコン樹脂などのシール性
に優れたシール材を充填して、雨水が透明板19の下面
や第1の太陽電池18を濡らしたり連結部材14の中に
入り込むのを防止している。
【0019】連結部材14の側面には複数(この場合、
両側の側面にそれぞれ3個)の取付け孔21を設けてい
る。それぞれの取付け孔21には、例えばアクリル樹脂
からなる透明部材の一例である透明ケース22によって
覆われた第1の発光素子23をステンレス製の保護パイ
プ24の中に収納した第1の発光部25が装着されてい
る。透明ケース22は一方端に凹部からなる収納部26
を設けて、その中に第1の発光素子23を収納し、透明
ケース22によって第1の発光素子23を覆っている。
なお、透明部材は第1の発光素子23の先端の発光面を
覆う板状に形成し、板状透明部材と第1の発光素子23
を熱収縮チューブで覆って熱収縮させ、板状透明部材と
第1の発光素子23とを一体に形成してもよい。
【0020】第1の発光部25と取付け孔21との間に
はシール性に優れたシール材を充填して雨水の浸入を防
止し、しかも第1の発光部25の先端は連結部材14の
表面より突出しないようにしている。透明ケース22の
発光側端部は、第1の発光素子23の発光面積(例えば
直径D1が10mmの円形の面積)より大きい面積(例
えば直径D2が20mmの円形の面積)を有している。
連結部材14の下面には窓孔27を設け、連結部材14
の内部には第1の太陽電池18からリード線18Aを介
して供給される電力を充電する第1の蓄電池28と、第
1の蓄電池28から第1の発光素子23に供給する電力
を制御する第1のコントローラ29とを内蔵し、第1の
コントローラ29からリード線23Aを介して第1の発
光素子23に電力を供給している。窓孔27には蓋30
が着脱自在に取付けられて、第1の蓄電池28や第1の
コントローラ29の取付け取外しを容易にしている。な
お、第1の蓄電池28と第1のコントローラ29は取付
け台31を介して蓋30に固定して、蓋30と共に第1
の蓄電池28と第1のコントローラ29を取付け取外し
ができるようにしている。
【0021】ここで、本発明の第1の実施の形態に係る
車止め10の設置方法及び動作について説明する。車止
め10は、例えば公園の入り口、交差点の角、歩行者の
みを通す道路等の車止めが必要な場所に、連結部材14
が地面から200〜400mm上に配置されるように二
本の脚部11を地中に埋めて設置する。昼間は第1の太
陽電池18で発電した電力を第1のコントローラ29が
検出して第1の蓄電池28に充電する。日没になって第
1の太陽電池18の出力が一定電力以下、例えば電圧が
0.7V以下に低下したときに、第1のコントローラ2
9は夜間であること検出して、第1の蓄電池28から第
1の発光素子23に電力を供給し、第1の発光部25か
ら所定の周期で点滅発光させる。朝になって第1の太陽
電池18が発電を開始し、第1の太陽電池18の出力が
一定電力以上、例えば電圧が1.0V以上に上昇したと
きに、昼間であることを検出して第1の蓄電池28から
第1の発光素子23への電力の供給を停止する。したが
って、車止め10の連結部材14は街灯や自動車等の灯
火がなくても、夜間に第1の発光部25からの発光によ
り明確に視認することができる。なお、連結部材14は
二本の脚部11の間に水平方向に配置されているので、
垂直方向に設けられた脚部11や1本脚の車止めよりも
日光を受ける面積を大きくすることが容易であるため、
第1の太陽電池18の容量を大きくするのに好都合であ
る。
【0022】図4に示すように、本発明の第2の実施の
形態に係る車止め40は、車止め本体13の両方の脚部
11の間に設けた連結部材41の側面に、反射部材の一
例である反射テープ42を設けたものである。なお、前
記第1の実施の形態に係る車止め10と共通する構成要
素については同一名称、同一符号を付して説明を省略す
る。すなわち、連結部材41の側面に設けた第1の発光
部25の周囲に、第1の発光部25の発光面積(直径D
2の円形の面積)より大きい面積(例えば直径D3が3
0〜40mmの円形の面積)を有し、深さが1〜3mm
程度の底面が平坦な凹部43を設け、凹部43の底面に
は、反射部材として例えば蛍光体を塗布した反射テープ
42が貼り付けられている。これにより、第1の発光部
25から発生した光が反射テープ42に反射して光る光
線と、直接第1の発光部25から発生する光線とが相乗
効果をもたらして、車止め40を更に視認し易くするこ
とができる。なお、凹部43の底面に反射テープ42を
貼り付けているので、剥がれ難く、故意に剥がすことも
難しいので、長期間使用することができる。
【0023】図5に示すように、本発明の第3の実施の
形態に係る車止め50は、二本の脚部51と脚部51の
上部を連結する渡り部52とが、例えば断面が四角形の
ステンレス製の角パイプによってU字状に形成された車
止め本体53を有している。渡り部52は中央に設けた
水平部54と、水平部54の両端に溶接により接合され
たえび状の曲がり部55とからU字状に構成され、両方
の曲がり部55の端部がそれぞれ同一方向に向いて二本
の脚部51の上端に溶接されている。なお、それぞれの
曲がり部55は、直線状の角パイプの両端面を斜めに切
断して両側の切り口を互いに所定角度だけ傾斜させて側
面を台形状に形成し、しかも切り口の断面形状を実質的
に同一にした複数(図5では2個)の短管55Aを用意
し、短管同士を互いに溶接して、複数の節が形成された
えび状に湾曲した管の状態に形成されている。なお、台
形状の短管を水平部54の両側にそれぞれ1個接合して
U字状の渡り部を形成することも可能である。これによ
り、脚部51の上端面を曲がり部55の端面と実質的に
同一断面形状になるように斜めに切断して、渡り部52
を脚部51の上部に接合することにより、脚部51と曲
がり部55、曲がり部55と水平部54の各接合部分に
形成される角部を鈍角に形成することができる。更に各
接合部分の表面を、例えば研磨加工することによって滑
らかにし、歩行者が車止めに接触しても怪我をすること
がない安全な車止め50を形成することができる。
【0024】水平部54の上面には凹部56を有する装
着部59を設け、凹部56は第2の太陽電池57と、第
2の太陽電池57の表面を覆う、例えば透明なアクリル
板からなる透明板58とを共に収納可能に形成している
(図2を参考)。第2の太陽電池57を透明板58と共
に装着部59に収納したときに、透明板58が水平部5
4の上面から突出しないように装着部59の深さが決め
られている。透明板58と装着部59との接合面にはシ
リコン樹脂などのシール性に優れたシール材を充填し
て、雨水が透明板58の下面や第2の太陽電池57を濡
らしたり水平部54の中に入り込むのを防止している。
【0025】渡り部52の側面には複数の取付け孔60
を設け、それぞれの取付け孔60には、例えばアクリル
樹脂からなる透明部材の一例である透明ケースによって
覆われた第2の発光素子をステンレス製の保護パイプの
中に収納した第2の発光部61が装着されている。そし
て、透明ケースの発光側端部の発光面積は第2の発光素
子の発光面積より大きくしている。透明ケースは一方端
に凹部からなる収納部を設けて、その中に第2の発光素
子を収納し、透明ケースによって第2の発光素子を覆っ
ている(図3を参考)。渡り部52の内部には第2の太
陽電池57から供給される電力を充電する第2の蓄電池
と第2の蓄電池から第2の発光素子に供給する電力を制
御する第2のコントローラとをそれぞれ設けている。こ
のように、脚部51と渡り部52を角パイプの溶接によ
り形成しているので、前記第1の実施の形態で用いた丸
パイプを滑らかな円弧状に形成するときのように、曲げ
装置やパイプ内に圧力を加える装置等の特殊で高価な設
備を必要とせず、切断機や溶接機等の比較的に操作が簡
単で安価な設備で車止めを製作することが可能である。
また、渡り部52の水平部54の長さは任意に決めるこ
とができるので、車両の阻止領域が広いものから狭いも
のまで自由に形状を決めることができる。
【0026】更に、渡り部52が角パイプで形成されて
いるので、渡り部52に第2の太陽電池57や第2の発
光部61を取付ける面が平面であり、第2の蓄電池や第
2のコントローラを収納する渡り部52の内部が平面で
囲まれた空間となり、第2の太陽電池57、第2の発光
部61、第2の蓄電池及び第2のコントローラの渡り部
52への取付けが極めて容易となる。なお、渡り部52
の側面に設けた第2の発光部61の周囲に、第2の発光
部61の発光面積より大きい面積を有し、深さが1〜3
mm程度の底面が平坦な凹部を設け、凹部の底面には、
例えば蛍光体を塗布した反射部材の一例である反射テー
プを貼り付けてもよい(図4参照)。
【0027】図6に示すように、本発明の第4の実施の
形態に係る車止め70は、前記第3の実施の形態に係る
車止め50の車止め本体53の両方の脚部51の間を連
結する連結部材を設けたもので、他の構成要素は第3の
実施の形態と実質的に同じである。なお、なお、前記第
3の実施の形態に係る車止め50と共通する構成要素に
ついては同一名称、同一符号を付して説明を省略する。
すなわち、車止め70は、二本の脚部71と、両方の脚
部71の上部を連結する渡り部72とからなる車止め本
体73を有し、更に脚部71の間を溶接によって接合す
る連結部材74を設けている。この場合、角パイプを用
いた脚部71と渡り部72とを溶接により接合するとき
に、両方の脚部71の間にステンレス製の角パイプ、丸
パイプ、長方形の板材等のいずれかの材料を主体とする
連結部材74を設けることにより、剛性が高くなり、溶
接による熱歪みや取付け誤差を小さくすることができ
る。また、連結部材74を設けることにより、盲人の杖
による車止め70の確認を容易にすることに効果があ
る。
【0028】更に、連結部材74を、前記第1の実施の
形態に係る車止め10に用いた連結部材14と同様に、
脚部71の幅より狭い幅を有する角パイプによって形成
し、連結部材74の上面に透明板によって覆われた第1
の太陽電池を、側面に第1の発光素子を備えた第1の発
光部を、内部に第1の蓄電池と第1のコントローラを設
けて、渡り部72に設けた第2の発光部61と共に同時
に、又はタイミングをずらせて発光するようにすること
も可能であり、車止め70の視認性が大幅に高くなる。
【0029】図7に示すように、本発明の第5の実施の
形態に係る車止め80は、対となり、しかも例えば断面
が四角形のステンレス製の角パイプを主体とする脚部8
1を有し、それぞれの脚部81の上端部には、図8
(C)に示すように、複数(4個)のねじ孔82を有す
る第1のフランジ83を設けている。両方の脚部81の
上部の間には角パイプを主体とする水平部84を配置
し、水平部84の両端には第1のフランジ83と同様
に、複数のねじ孔85を有する第2のフランジ86を設
けている。それぞれの脚部81の上端と水平部84の両
端との間には、図8(A)、(B)に示すように、丸パ
イプを主体とする直角曲げした対となる曲がり部材87
を配置し、曲がり部材87の両端にはボルトの頭部を沈
め、ねじ部を通す段付きボルト孔88、89を設けた第
3、第4のフランジ90、91を、例えば溶接により固
定している。
【0030】そして、脚部81に設けた第1のフランジ
83と曲がり部材87に設けた第4のフランジ91とを
ボルトによって連結し、曲がり部材87に設けた第3の
フランジ90と水平部84に設けた第2のフランジ86
とをボルトによって連結し、実質的にU字状に形成した
車止め本体92を構成している。なお、図示しないボル
トの頭部は第3、第4のフランジ90、91に設けた段
付きボルト孔88、89内に埋め込み構造(フランジ内
埋め込み構造)となって、ボルトによる結合が完了した
後、段付きボルト孔88、89内に樹脂を充填し、図示
しない盲蓋で塞いで、表面からボルトの頭部が見えない
構造となっている(以下、このようにフランジと複数の
ボルトを使用して部材を連結する構造をフランジ取付け
という)。なお、図8に示すように、第1〜第4のフラ
ンジ83、86、90、91の角部は丸くなって(アー
ルが形成され)、段付きボルト孔88、89及びこれに
一致するねじ孔85、82はこの角形のフランジの四隅
部分に形成されている。
【0031】水平部84の上面には2個の太陽電池93
を、水平部84の側面に1又は2以上(この場合、両側
面にそれぞれ6個)の発光素子94を有する発光部95
を、水平部84の内部には太陽電池93から供給される
電力を充電する蓄電池96と蓄電池96から発光素子9
4に供給する電力を制御するコントローラ97とをそれ
ぞれ設けている。なお、コントローラ97には、昼間に
太陽電池93によって発電した電力を蓄電池96に充電
し、夜間に自動的に発光素子94(例えば、発光ダイオ
ード)を自動的に点灯又は点滅するような制御手段が設
けられている。蓄電池96は寿命があるので、下部に設
けられている図示しない蓋を開けて電池の交換ができる
ようになっている。
【0032】これにより、形状が単純で、しかも製作工
数が少ない丸パイプを主体とする曲がり部材87を利用
するので、水平部84と脚部81との連結作業は容易で
安価に形成することができる。また、角パイプの水平部
84と丸パイプの曲がり部材87の組み合わせによっ
て、直線と曲線を備えた美観を呈し、しかも、水平部8
4に設けた発光部95が発光するので、歩行者や自転車
の運転者等の視認性を高めることができる。また、車止
め80の据え付け現場で、曲がり部材87、水平部84
及び脚部81の連結をボルトを使用して行い車止め80
を組み立てることができ、搬送及び据え付け作業が極め
て容易となり、水平部84の長さによってこの車止め8
0の全体の長さを調整できる。更に、曲がり部材87が
丸パイプからなっているので、曲がり部材87と脚部8
4とは、例えば溶接によって簡単に結合することがで
き、予め曲がり部材87と脚部81とを組み立てた状態
で据え付け現場まで搬送することが容易となる。なお、
図7に2点鎖線で示すように、両側の脚部81の中間位
置に1又は2以上の連結部材98を配置して両側の脚部
81を連結することもでき、これによって、この車止め
を歩行者横断防止柵、防護柵として使用できる。
【0033】前記した第5の実施の形態に係る車止め8
0においては、水平部84と曲がり部材87との連結、
曲がり部材87と脚部81の連結には、角フランジ(第
1〜第4のフランジ83、80、90、91)とボルト
を使用したが、例えば、図9に示すように、取付け金具
99を使用することもできる。この場合、丸パイプを主
体とする曲がり部材100の両端に、接続しようとする
角パイプ(脚部、水平部を構成する)101の形状に合
わせた断面四角形の取付け金具99の孔102に一方側
から曲がり部材100の端部を差し込んで溶接し、取付
け金具99の他方側を角パイプ101に挿入し、皿ビス
103によって取付け金具99を角パイプ101に固定
するようにしてもよい。
【0034】図10に示すように、本発明の第6の実施
の形態に係る車止め105は、第5の実施の形態に係る
車止め80と同様に、水平部106及び脚部107に角
パイプを主体として使用し、水平部106の両側には、
角フンランジ(平面視して四隅に丸みを有する四角形の
フランジをいう、以下、同じ)108を設け、更に脚部
107の上端にも角フランジ109を設け、角フランジ
108、109の四隅部分にはねじ穴(タップ穴)が形
成されている。一方、水平部106及び脚部107を連
結する曲がり部材110の両側にも角フランジ111、
112が設けられ、この角フランジ111、112は前
記した角フランジ108、109に形状的に一致し、そ
の四隅部分には、段付きボルト孔(前記した段付きボル
ト孔88と同じ)が設けられている。この段付きボルト
孔には六角穴付き止めねじの頭部が完全に入り込み、更
にその上に盲蓋が装着できるようになっている。なお、
脚部107の下部には抵抗部材の一例であるリング板1
13が設けられて、埋設時に地中114に抵抗を与え、
容易に倒れたり抜けたりしないようになっている。ま
た、角フランジ111、112(前記した第3、第4の
フランジも同様)の丸パイプ取付け側の4辺周縁部分に
は丸みが形成されて、不意に体が当たった場合でも、怪
我等しないようになっている。
【0035】この車止め105にも、太陽電池115
と、太陽電池115によって充電された電力を蓄える蓄
電池116と、図示しないコントローラ及び発光素子1
17が設けられ、昼間に電力を蓄電池116に蓄え、夜
間に発光素子117を点灯又は点滅させるようになって
いる(なお、これらの構造の詳しい説明は、前の実施の
形態で説明したので省略する)。脚部107の中間部に
は細いパイプ等からなる連結部材118を1〜2本設け
ることも可能であり、これによって、強度を上げること
ができる他、人が潜って通るのを防止でき、車止めとし
て使用できることは当然として横切り防止柵としても使
用できる。
【0036】図11には、本発明の第7の実施の形態に
係る車止め120を示すが、第6の実施の形態に係る車
止め105と基本的に異なる点は、水平部121に太陽
電池、蓄電池、コントローラ、発光素子等が設けられて
おらず、単なる角パイプを主体としている点である。従
って、第6の実施の形態に係る車止め105と同一の構
成要素には同一の番号を付してその詳しい説明を省略す
る。なお、このような車止め120においても、水平部
121及び脚部107には角パイプが主体として使用さ
れ、曲がり部材110には丸パイプが主体として使用さ
れているので、意匠性に優れ、更には、組み立てや搬送
が容易であるという利点がある。そして、前記した第6
の実施の形態に係る車止め105と混合して使用し、特
に人や自動車に注意を与える部分は、車止め105を使
用し、夜間に人や車に注意を与える必要がない部分に
は、車止め120を使用することによって、全体的な美
観を向上させ、経費の節減を図ることができる。
【0037】また、水平部121に太陽電池、蓄電池、
コントローラ、発光素子等が設けられていない車止め1
20の構成を利用して、歩行者横断防止柵、防護柵を形
成する場合は、水平部121が、例えば1m、1.5
m、2m、2.5m等の長さの異なる種類のものを形成
し、両側の脚部107の中間位置に1又は2以上の複数
の連結部材118を配置して両側の脚部107を連結す
る。この歩行者横断防止柵、防護柵を道路に沿って複数
個連続して、又は所定間隔を開けて配置することによ
り、道路歩行者を保護することができる。また、カーブ
した道路や池の回りに沿って歩行者横断防止柵、防護柵
を設ける場合には、長さの異なったものを組み合わせ
て、カーブに沿った極めて安全な歩行者横断防止柵、防
護柵を形成することができる。
【0038】更に、前記した第5の実施の形態に係る車
止め80又は第6の実施の形態に係る車止め105のよ
うに、太陽電池、蓄電池、コントローラ、発光素子等が
設けられている歩行者横断防止柵、防護柵と、車止め1
20のように太陽電池、蓄電池、コントローラ、発光素
子等が設けられていない歩行者横断防止柵、防護柵とを
交互に隣接して、又は所定間隔を開けて一列に配列して
もよい。また太陽電池、蓄電池、コントローラ、発光素
子等が設けられていない複数個の歩行者横断防止柵、防
護柵の配列の中に、例えば3個に1個の割合で太陽電
池、蓄電池、コントローラ、発光素子等が設けられてい
る歩行者横断防止柵、防護柵を配置してもよい。これに
より、直線状あるいはカーブを備えた道路、公園、池等
に沿って比較的長い歩行者横断防止柵、防護柵を形成す
る場合でも、美観を備えて視認性が高く、しかも経費の
安い歩行者横断防止柵、防護柵を提供することができ
る。
【0039】第5〜第7の実施の形態に係る車止めにお
いて、対となる脚部は適当に角部に丸みを有する角パイ
プからなって、曲がり部材の両端と水平部及び脚部の連
結は、ボルトを使用するフランジ取付けとなっている
が、通常の溶接あるいは取付け金具等による連結であっ
てもよい。また、左右対となる脚部に角パイプを使用し
たが、丸パイプを使用してもよい。また、脚部の中間位
置には、両側の脚部を連結する中実棒、丸パイプ、角パ
イプの何れか1からなる1又は2以上の連結部材を設け
てもよい。これにより、溶接による車止めの歪みや取付
け誤差を小さくすることができる。また、盲人が杖で車
止めを確認するときに、脚部だけではなく連結部材によ
って車止めを杖で確認できるので、盲人の歩行に対して
も安全である。更には、道路の中央や端に配置する横断
防止用柵として使用することができる。
【0040】以上、本発明を第1〜第7の実施の形態に
ついて説明してきたが、本発明は、何ら前記実施の形態
に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され
ている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や
変形例も含むものである。例えば、前記実施の形態に係
る車止めでは、車止め本体及び連結部材をステンレス製
パイプによって形成した例について説明したが、鉄製パ
イプや硬質ゴム等からなる弾性を有するゴム管で形成し
てもよく、FRP等の耐候性に優れたプラスチックによ
って形成してもよい。また、車止めの上部を形成する渡
り部の形状は、U字状に限るものではなく、横に延びる
部分が直線状で脚部に結合する角の部分だけが滑らかな
円弧を描いたコ字状に形成してもよい。また、車止めの
上部を形成する渡り部の水平部が長く、例えば数mに達
するものでもよく、この場合、両方の脚部の間に水平部
から下方に延びる補強脚部を設け、脚部と補強脚部との
間、あるいは補強脚部相互間に連結部材を設けて長尺物
の車止めや防護柵、横断防止柵を形成してもよい。な
お、第5〜第7の実施の形態において、水平部及び脚部
の端部に設けられるフランジ(角フランジ)は外から見
た場合は溶接後研摩することによって角パイプと一体と
するのが好ましいが、この実施の形態の図面において
は、説明上明確に区別して記載している。
【0041】更に、渡り部の上部に飾り物を取付けて、
美観を増すようにしてもよい。また、連結部材や渡り部
の発光部の周囲に設ける凹部の形状は、円形に限るもの
ではなく、星型や花形等美観を呈する形状でもよく、複
数の凹部を任意の形状に配列してもよい。なお、凹部の
底面に設ける反射部材は乱反射するガラス板やアルミ箔
等で形成した反射鏡でもよい。また、連結部材又は渡り
部に配列する第1又は第2の発光部には、赤、黄、青、
緑等の色を発光する発光素子をそれぞれ複数用いるか、
又は色の異なる発光素子を取り混ぜて用いてもよい。ま
た、渡り部や連結部材の表面又は内部にチャイムや所定
の音楽等の音声を発生する音声発生回路を備えた半導体
素子と小型スピーカーとを設け、第1又は第2の太陽電
池からの電力を受けて音声を発生させ、車止めに近寄る
歩行者や盲人に車止めの存在を知らせるようにしてもよ
い。更に、発光素子のオンオフの間隔は、その日の電池
に溜まった充電量に合わせてオンオフの間隔を制御する
と、曇りの日でも長時間点滅を行うことができる。この
場合の制御としては、電池の電圧を検知し、充電電圧が
低い場合には、発光素子の実質的な点灯時間を短くし、
充電電圧が高い場合には実質的な発光素子の点灯時間を
長くする制御を行うことになる。
【0042】
【発明の効果】請求項1、及びこれに従属する請求項9
〜11記載の車止めにおいては、二本の脚部と脚部の上
部を連結する渡り部とによってU字状又はコ字状に形成
された車止め本体と、車止め本体の両方の脚部の間を連
結する連結部材とを有する車止めであって、連結部材の
上面には第1の太陽電池を、側面には第1の発光素子を
有する第1の発光部を、内部には第1の太陽電池から供
給される電力を充電する第1の蓄電池と第1の蓄電池か
ら第1の発光素子に供給する電力を制御する第1のコン
トローラとをそれぞれ設けているので、夜間に街灯や自
動車等の灯火が車止めを照らさなくても、連結部材に設
けた第1の発光部が発光し、歩行者や自転車の運転者等
は確実に車止めを視認することができ、歩行者が衝突し
て怪我をしたり、乗っていた自転車を破損したりするこ
とを防止する極めて安全な車止めを提供することができ
る。また、連結部材に第1の太陽電池を設けた電力によ
って、連結部材に設けた第1の発光部から発光させるの
で、外部からの配線工事が不要であると共に、環境を汚
染したり美観を損ねることもなく、更に、夜間の発光に
よって周囲の美観を増す効果が得られる。
【0043】請求項2及びこれに従属する請求項3〜1
1記載の車止めにおいては、二本の脚部と脚部の上部を
連結する渡り部とが角パイプによってU字状に形成され
た車止め本体を有する車止めであって、渡り部は中央に
設けられた水平部と、水平部の両端に接合された曲がり
部とを有し、曲がり部は直線状の角パイプの両端面を互
いに所定角度で傾斜させて側面を台形状に形成した1又
は2以上の短管からなっているので、脚部と曲がり部、
及び曲がり部と水平部の各接合部分に形成される角部を
鈍角になるように形成することができ、歩行者が車止め
に接触しても怪我をすることがない安全な車止めを形成
することができる。また、脚部と渡り部を角パイプの溶
接により形成することができるので、丸パイプをU字状
に形成するときに必要な太いパイプを曲げる装置を必要
とせず、切断装置や溶接装置等の比較的に操作が簡単で
安価な設備で車止めを製作することが可能である。
【0044】特に、請求項3記載の車止めにおいては、
水平部の上面には第2の太陽電池を、渡り部の側面には
第2の発光素子を有する第2の発光部を、渡り部の内部
には第2の太陽電池から供給される電力を充電する第2
の蓄電池と第2の蓄電池から第2の発光素子に供給する
電力を制御する第2のコントローラとをそれぞれ設けて
いるので、第2の太陽電池、第2の発光部、第2の蓄電
池及び第2のコントローラの渡り部への取付けが極めて
容易となる。請求項4記載の車止めにおいては、渡り部
の上面に第2の太陽電池が装着可能な切欠孔又は凹部を
有する装着部を設け、しかも第2の太陽電池はその表面
に設けられた透明板と共に装着部の中に配置しているの
で、異物の衝突による破損を防止することが可能であ
る。
【0045】請求項5記載の車止めにおいては、第2の
発光部に収納された第2の発光素子は透明部材によって
覆われ、透明部材の発光側端部は、第2の発光素子の発
光面積より大きい面積を設けているので、第2の発光素
子からの光が大きく見えて車止めの視認性が更に高めら
れる。請求項6記載の車止めにおいては、渡り部の側面
には、第2の発光部の周囲にあって、かつ第2の発光部
の発光面積より大きい面積を有する凹部を設け、凹部の
底面には反射部材を設けているので、第2の発光部から
の光と反射部材の反射光との相乗効果により車止めの視
認性を更に高めることができる。請求項7記載の車止め
においては、車止め本体には両方の脚部の間を連結する
連結部材を設けているので、脚部と渡り部を角パイプの
溶接により形成するときに、両方の脚部の間にパイプ、
棒、板等からなる連結部材を設けることにより、溶接に
よる歪みや取付け誤差を小さくすることができる。
【0046】請求項8記載の車止めにおいては、連結部
材の上面には第1の太陽電池を、連結部材の側面には第
1の発光素子を有する第1の発光部を、連結部材の内部
には第1の太陽電池から供給される電力を充電する第1
の蓄電池と第1の蓄電池から第1の発光素子に供給する
電力を制御する第1のコントローラとをそれぞれ設けて
いるので、光源が多く人の目に着きやすくなり、車止め
の視認性が更に高くなる。
【0047】特に請求項9記載の車止めにおいては、連
結部材の上面に第1の太陽電池が装着可能な切欠孔又は
凹部からなる装着部を設け、しかも第1の太陽電池はそ
の表面に設けられた透明板と共に装着部の中に配置され
ているので、第1の太陽電池の表面が透明板によって保
護され、異物が当たって破損することがなく、長期間の
寿命を維持することができる。請求項10記載の車止め
においては、第1の発光部に収納された第1の発光素子
は透明部材によって覆われ、透明部材の発光側端部の面
積は、第1の発光素子の発光面積より大きい面積を有し
ているので、光は面積の大きい透明部材の発光側端部か
ら発光し、第1の発光素子より大きい光源として視認で
き、夜間の車止めが更に見易くなる。請求項11記載の
車止めにおいては、連結部材の側面には第1の発光部の
周囲にあって、かつ第1の発光部の発光面積より大きい
面積を有する凹部を設け、凹部の底面には反射部材が設
けられているので、第1の発光部から発生した光が反射
部材に反射して光る光線と、直接第1の発光部から発生
する光線とが相乗効果をもたらして、車止めを極めて視
認し易くすることができる。
【0048】請求項12〜16記載の車止めにおいて
は、角パイプを主体とする水平部と、水平部の両側を支
持する対となる脚部とを有し、水平部の両端とそれぞれ
の脚部の上端とは丸パイプを主体とする直角曲げした曲
がり部材によって連結され、形状が単純で、しかも製作
工数が少ない丸パイプを主体とする曲がり部材を利用す
るので、水平部と脚部との連結は容易で安価に形成する
ことができる。また、角パイプの水平部と丸パイプの曲
がり部材の組み合わせによって、直線と曲線を備えた美
観を呈する特徴のある車止めを提供することができる。
特に、請求項13記載の車止めにおいては、対となる脚
部は角パイプからなって、曲がり部材の両端と水平部及
び脚部の連結は、ボルトを使用するフランジ取付けとな
って、しかも、ボルトの頭部はフランジ内埋め込み構造
となっているので、外観性が向上し、車止めの据え付け
現場で、曲がり部材、水平部及び脚部の連結をボルトを
使用して車止めを組み立てることができ、搬送及び据え
付け作業が極めて容易となる。請求項14記載の車止め
においては、対となる脚部は丸パイプからなっているの
で、曲がり部材と脚部とは、例えば溶接によって簡単に
結合することができ、予め曲がり部材と脚部とを組み立
てた状態で据え付け現場まで搬送することが容易とな
る。更には、脚部に子供等が当たっても衝撃力が緩和さ
れ、安全な車止めとなる。
【0049】請求項15記載の車止めは、脚部の中間位
置には、両側の脚部を連結する中実棒、丸パイプ、角パ
イプの何れか1を主体とする1又は2以上の連結部材を
設けているので、溶接による車止めの歪みや取付け誤差
を小さくすることができる。また、盲人が杖で車止めを
確認するときに、脚部だけではなく連結部材によって確
認できるので、盲人の歩行に対しても安全である。そし
て、適当な本数の連結部材を設けることによって、水平
部の下を歩行者が潜って通れないので、より効率的な歩
行者横断防止柵としても使用できる。そして、請求項1
6記載の車止めは、更に夜間に点灯又は点滅する発光素
子が設けられているので、歩行者や自転車の運転者等の
視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車止めの正面
図である。
【図2】同車止めの連結部材の要部正断面図である。
【図3】同車止めの連結部材の側断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る車止めの連結
部材の側断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る車止めの正面
図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る車止めの正面
図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係る車止めの正面
図である。
【図8】(A)〜(C)はそれぞれ同車止めの部品説明
図である。
【図9】同車止めの変形例に係る脚部と曲がり部材の連
結部分の部分断面図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係る車止めの正
面図である。
【図11】本発明の第7の実施の形態に係る車止めの正
面図である。
【符号の説明】
10:車止め、11:脚部、12:渡り部、13:車止
め本体、14:連結部材、15:ブラケット、16:突
起部、16A:ボルト、17:凹部、18:第1の太陽
電池、18A:リード線、19:透明板、20:装着
部、21:取付け孔、22:透明ケース、23:第1の
発光素子、23A:リード線、24:保護パイプ、2
5:第1の発光部、26:収納部、27:窓孔、28:
第1の蓄電池、29:第1のコントローラ、30:蓋、
31:取付け台、40:車止め、41:連結部材、4
2:反射テープ、43:凹部、50:車止め、51:脚
部、52:渡り部、53:車止め本体、54:水平部、
55:曲がり部、55A:短管、56:凹部、57:第
2の太陽電池、58:透明板、59:装着部、60:取
付け孔、61:第2の発光部、70:車止め、71:脚
部、72:渡り部、73:車止め本体、74:連結部
材、80:車止め、81:脚部、82:ねじ孔、83:
第1のフランジ、84:水平部、85:ねじ孔、86:
第2のフランジ、87:曲がり部材、88:段付きボル
ト孔、89:段付きボルト孔、90:第3のフランジ、
91:第4のフランジ、92:車止め本体、93:太陽
電池、94:発光素子、95:発光部、96:蓄電池、
97:コントローラ、98:連結部材、99:取付け金
具、100:曲がり部材、101:角パイプ、102:
孔、103:皿ビス、105:車止め、106:水平
部、107:脚部、108:角フランジ、109:角フ
ランジ、110:曲がり部材、111:角フランジ、1
12:角フランジ、113:リング板、114:地中、
115:太陽電池、116:蓄電池、117:発光器、
118:連結部材、120:車止め、121:水平部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21S 9/02 F21Q 1/00 N // F21W 131:103 3/00 Z F21Y 101:02 F21S 1/02 G 9/02 Q

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二本の脚部と該脚部の上部を連結する渡
    り部とによってU字状又はコ字状に形成された車止め本
    体と、該車止め本体の両方の前記脚部の間を連結する連
    結部材とを有する車止めであって、前記連結部材の上面
    には第1の太陽電池を、側面には第1の発光素子を有す
    る第1の発光部を、内部には前記第1の太陽電池から供
    給される電力を充電する第1の蓄電池と該第1の蓄電池
    から前記第1の発光素子に供給する電力を制御する第1
    のコントローラとをそれぞれ設けていることを特徴とす
    る車止め。
  2. 【請求項2】 二本の脚部と該脚部の上部を連結する渡
    り部とが角パイプによってU字状に形成された車止め本
    体を有する車止めであって、前記渡り部は中央に設けら
    れた水平部と、該水平部の両端に接合された曲がり部と
    を有し、該曲がり部は直線状の角パイプの両端面を互い
    に所定角度で傾斜させて側面を台形状に形成した1又は
    2以上の短管からなることを特徴とする車止め。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車止めにおいて、前記渡
    り部の水平部の上面には第2の太陽電池を、前記渡り部
    の側面には第2の発光素子を有する第2の発光部を、前
    記渡り部の内部には前記第2の太陽電池から供給される
    電力を充電する第2の蓄電池と該第2の蓄電池から前記
    第2の発光素子に供給する電力を制御する第2のコント
    ローラとをそれぞれ設けていることを特徴とする車止
    め。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の車止めにおいて、前記渡
    り部の上面に前記第2の太陽電池が装着可能な切欠孔又
    は凹部を有する装着部を設け、しかも前記第2の太陽電
    池はその表面に設けられた透明板と共に前記装着部の中
    に配置されていることを特徴とする車止め。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の車止めにおいて、
    前記第2の発光部に収納された前記第2の発光素子は透
    明部材によって覆われ、該透明部材の発光側端部は、前
    記第2の発光素子の発光面積より大きい面積を有するこ
    とを特徴とする車止め。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載の車
    止めにおいて、前記渡り部の側面には、前記第2の発光
    部の周囲にあって、かつ該第2の発光部の発光面積より
    大きい面積を有する凹部を設け、該凹部の底面には反射
    部材が設けられていることを特徴とする車止め。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれか1項に記載の車
    止めにおいて、前記車止め本体には両方の前記脚部の間
    を連結する連結部材が設けられていることを特徴とする
    車止め。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の車止めにおいて、前記連
    結部材は角パイプからなり、前記連結部材の上面には第
    1の太陽電池を、前記連結部材の側面には第1の発光素
    子を有する第1の発光部を、前記連結部材の内部には前
    記第1の太陽電池から供給される電力を充電する第1の
    蓄電池と該第1の蓄電池から前記第1の発光素子に供給
    する電力を制御する第1のコントローラとをそれぞれ設
    けていることを特徴とする車止め。
  9. 【請求項9】 請求項1又は8記載の車止めにおいて、
    前記連結部材の上面に前記第1の太陽電池が装着可能な
    切欠孔又は凹部を有する装着部を設け、しかも前記第1
    の太陽電池はその表面に設けられた透明板と共に前記装
    着部の中に配置されていることを特徴とする車止め。
  10. 【請求項10】 請求項1、8、9のいずれか1項に記
    載の車止めにおいて、前記第1の発光部に収納された前
    記第1の発光素子は透明部材によって覆われ、該透明部
    材の発光側端部は、前記第1の発光素子の発光面積より
    大きい面積を有することを特徴とする車止め。
  11. 【請求項11】 請求項1、8、9、10のいずれか1
    項に記載の車止めにおいて、前記連結部材の側面には、
    前記第1の発光部の周囲にあって、かつ該第1の発光部
    の発光面積より大きい面積を有する凹部を設け、該凹部
    の底面には反射部材が設けられていることを特徴とする
    車止め。
  12. 【請求項12】 角パイプを主体とする水平部と、該水
    平部の両側を支持する対となる脚部とを有する車止めで
    あって、前記水平部の両端とそれぞれの前記脚部の上端
    とは丸パイプからなる直角曲げした曲がり部材によって
    連結されていることを特徴とする車止め。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の車止めにおいて、前
    記対となる脚部は角パイプを主体とし、前記曲がり部材
    の両端と前記水平部及び前記脚部の連結は、ボルトを使
    用するフランジ取付けとなって、しかも、該ボルトの頭
    部はフランジ内埋め込み構造となっていることを特徴と
    する車止め。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の車止めにおいて、前
    記対となる脚部は丸パイプからなっていることを特徴と
    する車止め。
  15. 【請求項15】 請求項12〜14のいずれか1項に記
    載の車止めにおいて、前記脚部の中間位置には、両側の
    前記脚部を連結する中実棒、丸パイプ、角パイプの何れ
    か1を主体とする1又は2以上の連結部材が設けられて
    いることを特徴とする車止め。
  16. 【請求項16】 請求項12〜15のいずれか1項に記
    載の車止めにおいて、前記水平部の上面には太陽電池
    を、前記水平部の側面に1又は2以上の発光素子を有す
    る発光部を、前記水平部の内部には前記太陽電池から供
    給される電力を充電する蓄電池と該蓄電池から前記発光
    素子に供給する電力を制御するコントローラとをそれぞ
    れ設けていることを特徴とする車止め。
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