JP2002321797A - 給油装置 - Google Patents
給油装置Info
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Abstract
精度を高めることを課題とする。 【解決手段】 給油装置11は、送液管路20にポンプ
22,流量計24,無段電磁弁27が配設されている。
無段電磁弁27は、制御回路25からの駆動信号の周波
数及びデューティーに応じた弁開度で開弁して給油ノズ
ル13へ供給される油液の流量を調整する。制御回路2
5は、給油開始時に無段電磁弁27への駆動信号のデュ
ーティーを50%にして所定基準流量に対する実流量を
計測して当該無段電磁弁27固有の特性(電圧印加時間
に対する吐出量との関係)を求めた後、予め記憶された
基準データとの差分を補正値として求め、この補正値に
基づいて当該無段電磁弁27の吐出量と弁開度の関係が
基準特性となるようにデューティーを補正して無段電磁
弁27に駆動信号を供給する。そのため、低流量制御の
安定性を確保できると共に、プリセット値に達するまで
の流量制御の精度を高めることができる。
Description
に油液を供給する送液経路に設けられた電磁弁の弁開度
を変更して給油ノズルへの供給量を調整するよう構成さ
れた給油装置に関する。
内部に挿入された送液経路にポンプ、流量計、電磁弁を
配置し、電磁弁の弁開度に応じた流量の油液が送液経路
を通過して給油ノズルに供給されるように構成されてい
る。この種の電磁弁としては、例えば口径の大きい第1
の弁と口径の小さい第2の弁を切り替えることにより、
給油ノズルへ供給される流量を段階的に調整するように
構成されている。
は、きめ細かな流量制御ができないため、給油ノズルへ
の供給量に応じて弁開度を複数段階に調整される無段電
磁弁を用いることが検討されている。
れる駆動信号の周波数とデューティーの関係から弁開度
が制御される構成である。無段電磁弁を制御する方式と
しては、予め測定された実験データに基づいて無段電
磁弁に弁開度を指示することで吐出量の制御を行う制御
方式と、電磁弁の吐出量を常に測定し、その測定結果
をフィードバックして弁開度を制御する制御方式とがあ
る。
た駆動信号に対する弁開度(吐出量)が製品毎にばらつ
くため、流量制御を行う前に、弁開度と吐出量との関係
を実験して調べる必要がある。
係)が製品毎にばらつく理由としては、ソレノイドに
より吸引されて開弁動作する弁体が全開位置(100%
デューディー)に駆動されたとき、弁体が全開位置に貼
り付いてしまったり、ソレノイドがオフになった後も
ソレノイドの電磁力が残留して吸引力が作用するため、
入力された駆動信号のデューティーで弁開度を制御する
ことができない、という原因が考えられる。
磁弁を用いて給油ノズルに供給される油液の流量制御を
行う場合、上記のように無段電磁弁の構造上の問題点と
してソレノイドにより吸引されて開弁動作する弁体が全
開位置(100%デューディー)に駆動されたとき、弁
体が全開位置に貼り付いてしまったり、あるいはソレノ
イドがオフになった後もソレノイドの電磁力が残留して
吸引力が作用するため、弁開度を正確に制御することが
できないという問題がある。
弁方向に付勢されているので、バネ力が経年変化により
低下すると、閉弁動作が遅れてしまい、流量制御の精度
が低下するおそれがある。そこで、本発明は上記課題を
解決した給油装置を提供することを目的とする。
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、電
磁弁を所定の弁開度に開弁させた状態で前記流量計によ
り計測された流量を読み込み、記憶手段に記憶された基
準データを用いて当該電磁弁が有する弁開度に対する吐
出量との差分を補正値として求め、この補正値に基づい
て基準弁開度に対する吐出量が基準吐出量になるように
電磁弁へ供給される駆動信号のデューティーを変更する
ものであり、各電磁弁が有する電圧印加時間に対する吐
出量との関係にばらつきがあっても電磁弁へ供給される
駆動信号のデューティーを変更して基準弁開度に対する
吐出量が基準吐出量になるように流量制御することがで
きる。
油装置の一実施例を説明する。図1は本発明になる給油
装置の一実施例の構成図である。図1に示されるよう
に、給油装置11は給油所の給油現場に設置され、装置
本体12の側面には給油ノズル13に接続された給油ホ
ース15が引き出されている。給油ノズル13は通常、
装置本体12の側面に設けられたノズル掛け14に掛止
されており、例えば顧客の自動車が給油所に到着する
と、操作者は給油ノズル13をノズル掛け14から外し
自動車の燃料タンク16の給油口16aに挿入して給油
を行う。
面に設けられた継手に給油ホース15が接続されてお
り、給油ホース15は装置本体12内において、送液管
路20に接続されている。この送液管路20は、地下タ
ンク21まで延在して挿入されており、その途中にはポ
ンプ22,流量計24,無段電磁弁27が配設されてい
る。
デューティーに応じた弁開度で開弁して給油ノズル13
へ供給される油液の流量を調整する。尚、無段電磁弁2
7の構成については、後述する。
4により計測された瞬時流量を積算して得られる給油量
を表示する給油量表示器26が配設されている。そし
て、上記ノズル掛け14のノズルスイッチ14a,ポン
プ22のポンプモータ22a,流量計24の流量パルス
発信器24a,給油量表示器26は、制御回路25に接
続されている。
掛け14より外されてノズルスイッチ14aからの信号
が入力されると、ポンプ22のポンプモータ22aが起
動して地下タンク21内の油液を汲み上げると共に、無
段電磁弁27を所定の弁開度を保つように所定周波数の
駆動信号を出力すると共に、駆動信号のデューティーを
変更するように制御する。
3aの操作位置によって内蔵された弁の弁開度が調整さ
れる構成となっており、且つノズルレバー13aの先端
を任意の操作位置に掛止する掛止部(図示せず)が設け
られている。給油ノズル13のノズルレバー13aが操
作されると、燃料タンク16への給油が開始され、流量
計24の流量パルス発信器24aから流量パルスが制御
回路25に出力される。
器24aから出力された流量パルスを積算して給油量表
示器26に給油量を表示させる。また、制御回路25
は、後述するように満タン給油制御あるいはプリセット
給油制御を行う。図2は制御回路25の構成を示すブロ
ック図である。
後述する給油制御処理を実行するCPU30と、各デー
タが記憶されるRAM31と、プリセット給油制御プロ
グラムが格納されたROM32と、信号の入出力を行う
I/Oインタフェース33とを有する。RAM31は、
バッテリ34からの電源供給により記憶状態を維持して
いる。また、I/Oインタフェース33には、ノズル掛
け14のノズルスイッチ14aと、流量計24の流量パ
ルス発信器24aと、表示器26と、無段電磁弁27
と、プリセットスイッチ35が接続されている。
無段電磁弁27への電圧印加時間に対する吐出量との関
係を表す基準データを予め記憶する記憶手段として機能
する。また、ROM32には、無段電磁弁27を所定の
弁開度に開弁させた状態で流量計24により計測された
流量を読み込み、予め記憶された基準データを用いて当
該無段電磁弁27が有する弁開度に対する吐出量との差
分を補正値として求める制御プログラムI(補正値演算
手段)と、演算された補正値に基づいて基準弁開度に対
する吐出量が基準吐出量になるように無段電磁弁27へ
供給される駆動信号のデューティーを変更する制御プロ
グラムII(制御手段)とが格納されている。また、RA
M31は、上記補正値を記憶する記憶手段として機能す
る。
段電磁弁27の特性(電圧印加時間に対する吐出量との
関係)を求めた後、予め記憶された基準データとの差分
を補正値として求め、この補正値に基づいて当該無段電
磁弁27の吐出量と弁開度の関係が基準特性となるよう
にデューティーを補正して無段電磁弁27に駆動信号を
供給する。
掛け14の近傍に設置されており、プリセット給油を行
う場合のみ操作される。従って、給油を開始する前にプ
リセットスイッチ35を操作してプリセット値が入力さ
れると、プリセット給油モードが設定される。
図である。図3に示されるように、無段電磁弁27は、
弁本体30と、弁本体30の弁座31に離着座する弁体
32と、弁体32の弁軸32aが挿入されるソレノイド
33と、弁体32の弁軸32aを閉弁方向に付勢するコ
イルバネ34とを有する。また、弁本体30は、油液が
流入する流入口35と、弁座31の開口31aを通過し
た油液が給油ノズル13へ吐出される流出口36とを有
する。弁体32は、コイルバネ34のバネ力により弁座
31に当接する閉弁位置に付勢されており、油液の圧力
が作用しても開弁しないように押圧されている。
らの駆動信号により励磁されると、弁体32の弁軸32
aを上方に吸引する方向の電磁力を発生し、弁体32を
コイルバネ34のバネ力に抗して開弁動作させる。そし
て、無段電磁弁27は、ソレノイド33に入力される駆
動信号の1周期当りのデューティー比によって開弁方向
の電磁力を弁体32に作用させることにより、所望とす
る流量の吐出量が得られるように、弁体32の弁開度が
調整される。従って、弁体32は、ソレノイド33のあ
る周波数の周期的な電磁力と、コイルバネ34のバネ力
とがバランスする弁開度の位置に微少振動した状態で保
持される。
当初、低流量で無段電磁弁17を開弁させ、駆動信号の
デューティーで決まる弁開度に対する吐出量を測定して
当該無段電磁弁27との関係を求める。そして、制御回
路25は、無段電磁弁17の特性が基準弁開度に対して
基準流量が吐出されるように駆動信号のデューティーを
補正する。
ィー)と吐出量との関係を示すグラフである。図4に示
されるように、グラフA,B,Cは、3種類の無段電磁
弁27のデューティーを0〜100%に上昇させたとき
の吐出量の変化を示すものである。グラフA,B,Cか
ら分かるように、無段電磁弁27は、例えば弁体32の
動作特性(コイルバネ34のバネ力にばらつき、あるい
はソレノイド33の電磁力のばらつき等による弁開度)
によって弁開度(デューティー)と吐出量との関係がグ
ラフA,B,Cに示すようにスライドする。本実施例の
無段電磁弁27では、例えば、グラフAの場合はデュー
ティー38%付近から吐出量が上昇し、グラフBの場合
はデューティー41%付近から吐出量が上昇し、グラフ
Cの場合はデューティー48%付近から吐出量が上昇す
る。
号のデューティーとの関係は、各製品毎にばらつくが、
デューティーに対して平行移動するようにずれるため、
各グラフA〜Cによって吐出開始時点がデューティーに
対してスライドしている。
示す特性を無段電磁弁27の基準特性(基準データ)と
する。そのため、制御回路25は、無段電磁弁27が製
品によって、上記グラフAの特性を有する場合には、デ
ューティー50%のときの基準特性との差(Sa%)を
補正値として駆動信号のデューティーに加算してソレノ
イド33に供給する。また、制御回路25は、無段電磁
弁27が製品によって、上記グラフCの特性を有する場
合には、基準特性との差(Sb%)を補正値として駆動
信号のデューティーから減算してソレノイド33に供給
する。
27の特性に応じて駆動信号のデューティーをスライド
して補正することにより、無段電磁弁27を常に基準特
性で流量制御することが可能になり、給油時の流量制御
が安定して給油精度を高めることができる。
制御処理につき図5のフローチャートを併せ参照して説
明する。図5において、制御回路25は、電源がオンに
投入されると、ステップS11(以下「ステップ」を省
略する)で、プリセット給油値が入力されたかどうかを
チェックする。S11において、プリセットスイッチ3
5を操作してプリセット値が入力されたときは、S12
に進み、入力されたプリセット値を目標給油量として設
定してS13に進む。
チ35を操作してプリセット値が入力されないときは、
S12の処理を省略してS13に進む。S13では、ノ
ズルスイッチ14aの状態を監視しており、給油ノズル
13がノズル掛け14から外されたか否かを確認する。
S13において、ノズルスイッチ14aがオフになる
と、給油ノズル13がノズル掛け14から外されたもの
と判断してS14に進み、給油量表示器26に表示され
た給油量をゼロリセットする。
ティーR0を50%に設定する。この初期デューティー
R0を50%としたのは、図4のグラフA〜Cがオーバ
ラップする位置であるからである。すなわち、初期デュ
ーティーR0の値は、各製品毎のばらつきを考慮し、且
つ給油ノズル13のノズルレバー13aの操作位置(給
油ノズル13に内蔵された弁の弁開度)によっても影響
を受けない流量域(例えば、12L/min以下)とな
るデューティー値を設定するものとする。続いて、S1
6に進み、給油開始時に無段電磁弁27の特性(電圧印
加時間に対する吐出量との関係)を判別するための電磁
弁制御モード1を設定する。
モータ22aを起動させると共に、無段電磁弁27のデ
ューティーを初期デューティーR0(=50%、弁開度
を半開)に設定する。続いて、S18では、給油開始に
より流量計24から出力された流量パルスを積算して給
油量を計測すると共に、給油量表示器26に計測した積
算給油量を表示する。
量が0.2リットルかどうかをチェックする。S19に
おいて、電磁弁制御モード1且つ給油量が0.2リット
ルであるときは、S20に進み、現在給油されている油
液の流速F1を測定する。
吐出量とデューティーとの関係から求めた基準式f
(x)に上記流速F1を代入して基準無段電磁弁に相当
する基準デューティーR1を算出する。続いて、S22
に進み、実際に使用される当該無段電磁弁27の基準無
段電磁弁に対するデューティーのずれ量(差分)、すな
わちデューティーを基準値に補正するためのスライド値
(補正値)S=R0−R1を算出する。
(電圧印加時間に対する吐出量との関係)に応じてデュ
ーティーを補正(図4参照)するための電磁弁制御モー
ド2を設定する。そして、S24では、無段電磁弁27
のデューティーを100%(弁開度を全開状態とする)
に設定する。これで、無段電磁弁27が全開状態での給
油が行われる。
1、且つ給油量が0.2リットルでないとき、あるいは
S24の処理を終了した後は、S25において、目標給
油量が設定されているかどうかをチェックする。S25
で、プリセット値が目標給油量として設定されていると
きは、S28に進み、電磁弁制御モード2、且つ積算給
油量が目標給油量の0.5リットル手前に達したかどう
かをチェックする。また、上記S25において、プリセ
ット値が目標給油量として設定されていないときは、満
タン給油であるので、S28〜S33の処理を省略して
S26に進む。
つ積算給油量が目標給油量の0.5リットル手前に達す
るまでは、S31に移行して積算給油量が目標給油量に
達したかどうかをチェックする。そして、S31におい
て、積算給油量が目標給油量に達していないときは、S
26に移行してノズルスイッチ14aの状態を監視して
おり、ノズルスイッチ14aがオフになったかどうかを
チェックする。S26において、ノズルスイッチ14a
がオフであることが検出された場合には、給油ノズル1
3による給油が継続しているものと判断して前述したS
18に戻り、S18以降の処理を実行する。また、S2
6において、ノズルスイッチ14aがオンに切り替わっ
たときは、給油ノズル13がノズル掛け14に戻された
ため、今回の給油処理を終了すべく後述のS27の処理
に移行する。
ード2、且つ積算給油量が目標給油量の0.5リットル
手前に達したときは、S29に進み、無段電磁弁27へ
のデューティー45%に上記S22で演算したスライド
値Sを加算または減算して吐出量が基準値になるように
デューティーを補正する。すなわち、プリセット値に達
する直前値になると、無段電磁弁27の弁開度を半開に
して吐出量を絞る。
給油処理を行うための電磁弁制御モード3を設定し、次
のS31において、積算給油量が目標給油量に達したか
否かを判断する。そして、S31において、積算給油量
が目標給油量に達していないと判断した場合には、前述
のS26の処理に移行する。
給油量に達したと判断したときは、S32に進み、ポン
プ22のポンプモータ22aを停止させると共に、無段
電磁弁27のデューティーを0%(弁開度を全閉)に設
定する。続いて、S33に進み、ノズルスイッチ14a
がオンに切り替わったかどうかをチェックする。S33
において、ノズルスイッチ14aがオンに切り替わった
ときは、給油ノズル13がノズル掛け14に戻されたこ
とを確認して今回の給油処理を終了する。
への駆動信号のデューティーを50%にして所定基準流
量に対する実流量を計測して当該無段電磁弁27固有の
特性(電圧印加時間に対する吐出量との関係)を求めた
後、予め記憶された基準データとの差分を補正値として
求め、この補正値に基づいて当該無段電磁弁27の吐出
量と弁開度の関係が基準特性となるようにデューティー
を補正して無段電磁弁27に駆動信号を供給することが
できる。そのため、プリセット給油を行う場合のプリセ
ット値直前の低流量制御の安定性を確保できると共に、
プリセット値に達するまでの流量制御の精度を高めるこ
とができる。
の特性に応じてデューティー制御を行うため、例えば、
従来のように無段電磁弁27の弁開度をフィードバック
制御により調整する場合、給油を行う操作者が給油ノズ
ル13のノズルレバー13aを操作して流量を絞ってい
るのに、フィードバック制御により無段電磁弁27の吐
出量を目的の流量となるようにデューティーを上昇させ
てもノズルレバー13aを操作位置が低流量の位置にあ
っても、給油ノズル13からの吐出量を増加させること
ができず、給油ノズル13の操作フィーリングが異常に
なったり、流量制御ができない状態になることがない。
尚、上記実施例では、無段電磁弁27の弁開度をデュー
ティーの変更により調整する構成を一例として挙げた
が、これに限らず、無段電磁弁27の代わりに複数段階
に弁開度を切り替えることができる電磁弁であれば良
い。
電磁弁27の特性を判別するための処理を行ったが、こ
れに限らず、例えば、給油途中で電磁弁の判別処理を実
行するようにしても良い。
所定の弁開度に開弁させた状態で前記流量計により計測
された流量を読み込み、記憶手段に記憶された基準デー
タを用いて当該電磁弁が有する弁開度に対する吐出量と
の差分を補正値として求め、この補正値に基づいて基準
弁開度に対する吐出量が基準吐出量になるように電磁弁
へ供給される駆動信号のデューティーを変更するため、
各電磁弁が有する電圧印加時間に対する吐出量との関係
にばらつきがあっても電磁弁へ供給される駆動信号のデ
ューティーを変更して基準弁開度に対する吐出量が基準
吐出量になるように流量制御することができる。特に、
プリセット給油を行う場合、プリセット値直前の低流量
制御の安定性を確保できると共に、プリセット値に達す
るまでの流量制御の精度を高めることができる。
示す構成図である。
出量との関係を示すグラフである。
ローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 油液を給油するための給油ノズルと、 該給油ノズルへ油液を送液する送液経路と、 該送液経路に油液を送液するポンプと、 前記送液経路を流れる油液の流量を計測する流量計と、 前記送液経路に設けられ、供給される駆動信号のデュー
ティーの大きさに応じて弁開度が調整される電磁弁とを
備えてなる給油装置において、 前記電磁弁への電圧印加時間に対する吐出量との関係を
表す基準データを予め記憶する記憶手段と、 前記電磁弁を所定の弁開度に開弁させた状態で前記流量
計により計測された流量を読み込み、前記記憶手段に記
憶された基準データを用いて当該電磁弁が有する弁開度
に対する吐出量との差分を補正値として求める補正値演
算手段と、 該補正値演算手段により演算された補正値に基づいて基
準弁開度に対する吐出量が基準吐出量になるように前記
電磁弁へ供給される駆動信号のデューティーを変更する
制御手段と、 を備えてなることを特徴とする給油装置。
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