JPH11125420A - 液体吐出機器の吐出量制御装置 - Google Patents

液体吐出機器の吐出量制御装置

Info

Publication number
JPH11125420A
JPH11125420A JP29104897A JP29104897A JPH11125420A JP H11125420 A JPH11125420 A JP H11125420A JP 29104897 A JP29104897 A JP 29104897A JP 29104897 A JP29104897 A JP 29104897A JP H11125420 A JPH11125420 A JP H11125420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
liquid
discharge amount
control device
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29104897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Odaka
博文 小高
Kiyoshi Yamagishi
喜代志 山岸
Masahiro Tochio
征広 栃尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP29104897A priority Critical patent/JPH11125420A/ja
Priority to KR1020007004023A priority patent/KR20010031132A/ko
Priority to PCT/JP1998/004633 priority patent/WO1999019694A1/ja
Priority to CN988101785A priority patent/CN1133069C/zh
Priority to US09/529,594 priority patent/US6647777B1/en
Priority to EP98947862A priority patent/EP1024350A4/en
Priority to CNA03100220XA priority patent/CN1515877A/zh
Priority to CA002306973A priority patent/CA2306973C/en
Publication of JPH11125420A publication Critical patent/JPH11125420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルから実際に吐出される燃料油の量をで
きるだけ正確に検知し、これに基づき所望の吐出量を容
易に得ることのできる燃料油吐出量制御装置を提供す
る。 【解決手段】 燃料油タンク51に接続された管路52
を介してポンプ54により供給される燃料油を外部へと
吐出する非戻り形ノズル53から燃料油を吐出させる。
ポンプ54とノズル53との間において管路52を流れ
る燃料油の流量を検知する流量センサー56と、流量セ
ンサー56より上流において管路52内の燃料油流量を
変化させ得る流量調整弁55と、流量センサー56によ
り検知される流量値が所望の吐出量に対応する値となる
ように流量調整弁55を制御する制御部57とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体吐出量制御技
術の分野に属するものであり、特に液体吐出機器の吐出
量制御装置に関するものである。本発明装置は、例えば
燃料油を燃焼させて熱エネルギーを発生させる油バーナ
ーの燃料油噴霧吐出量を制御し所望の火力を発生させる
のに好適に利用される。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
燃料油を噴霧吐出させ着火して火炎を生ぜしめる油バー
ナーなどの燃焼装置において、所望の火力を得るために
油バーナーから噴霧吐出される燃料油の吐出量を制御す
ることが行われている。このような吐出量の制御は、油
バーナーへと燃料油を供給する配管(管路)内の燃料油
の流量を制御し、油バーナーへの燃料油供給量を制御す
ることでなされる。
【0003】例えば、図9に示すように、戻り形ノズル
102の燃料油供給路103に、燃料油タンク104に
接続された燃料油供給管105が接続され、この燃料油
供給管105には燃料油タンク104側より順にストレ
ーナ106および定容量形ポンプ107が配設されてい
る。戻り式ノズル102の燃料油戻り経路108には、
ストレーナ106と定容量形ポンプ107との間に接続
される燃料油戻り管109が接続され、この燃料油戻り
管109には戻り形ノズル102側より順に流量調整弁
110と逆止弁111とが配設されている。
【0004】この装置においては、定容量形ポンプ10
7を作動させることにより、燃料タンク104内の燃料
油を所定量ストレーナ106を経てノズル102に供給
するとともに、この所定量供給された燃料油は、燃料油
戻り管109の流量調整弁110によりその流量値を制
御されながらノズル102から噴霧吐出され、余剰の燃
料油は燃料油戻り管109を介して戻されるようになっ
ている。
【0005】このような装置における燃料油吐出量制御
の精度を更に向上させるために、最近いくつかの改良が
なされている。
【0006】例えば、特開平7−324728号公報に
は、流量調整弁110のみによる調整に限界のあった微
少流量の燃料油供給を可能にするために、定容量形ポン
プ107を圧力可変ポンプに取り替え、燃料油の供給圧
力を高く設定し、流量調整弁110の絞り制御と組み合
わせて、低噴霧吐出量領域から高噴霧吐出量領域まで噴
霧吐出量すなわちノズルへの燃料油の供給量を制御する
ことが開示されている。
【0007】また、特開平6−42746号公報におい
ては、流量調整弁110をコントローラにより制御され
た油電磁弁に、定容量形ポンプ107を同じくコントロ
ーラにより制御された定差圧ポンプにそれぞれ取り替
え、更に燃料油戻り管109の接続部と燃料油タンク1
04との間に同じくコントローラーにより制御された吐
出量可変ポンプを配置し、この吐出量可変ポンプの吸入
側および吐出側のうちの一方において燃料油供給管10
5に油量センサーを取り付けることにより、安定時には
戻り形ノズル102から吐出される油の量が吐出量可変
ポンプにより吸入・吐出される油の量と等しいと仮定し
て、吐出量可変ポンプによる吸入・吐出量を検出し、そ
の検出値とコントローラーで演算された所望の流量値と
の差に基づいて、吐出量可変ポンプへの出力値を補正し
て所望の油吐出量を得るようにしている。
【0008】しかし、以上の従来例においては、いずれ
も実際にノズルから吐出される燃料油の吐出量を検知し
て吐出量の制御していないため、例えばポンプのキャビ
テーションやストレーナの軽度の詰まりなどの不具合が
生じた場合に、迅速に適正な吐出量を得ることが困難で
あり、吐出量制御には未だ改良の余地がある。
【0009】即ち、燃料油吐出量の制御が高い精度でな
されない場合には、バーナーの性能を最大限に発揮して
所望の良好な燃焼状態を実現することができなくなり、
不完全燃焼によるエネルギー資源の無駄使いや不完全燃
焼排気ガスによる大気汚染の問題が発生する。
【0010】以上のような問題は、特に燃料油供給量が
少ない場合には変動率が大きくなるので、影響は甚大で
ある。
【0011】一方、従来、上記燃料油などの液体その他
の各種流体の流量(あるいは流速)を測定する流量セン
サー(あるいは流速センサー)としては、種々の形式の
ものが使用されているが、低価格化が容易であるという
理由で、いわゆる熱式(特に傍熱型)の流量センサーが
利用されている。
【0012】この傍熱型流量センサーとしては、基板上
に薄膜技術を利用して薄膜発熱体と薄膜感温体とを絶縁
層を介して積層し、基板を配管に取付けたものが使用さ
れている。発熱体に通電することにより感温体を加熱
し、該感温体の電気的特性例えば電気抵抗の値を変化さ
せる。この電気抵抗値の変化(感温体の温度上昇に基づ
く)は、配管内を流れる流体の流量(流速)に応じて変
化する。これは、発熱体の発熱量のうちの一部が基板を
経て流体中へと伝達され、この流体中へ拡散する熱量は
流体の流量(流速)に応じて変化し、これに応じて感温
体へと供給される熱量が変化して、該感温体の電気抵抗
値が変化するからである。この感温体の電気抵抗値の変
化は、流体の温度によっても異なり、このため、上記感
温体の電気抵抗値の変化を測定する電気回路中に温度補
償用の感温素子を組み込んでおき、流体の温度による流
量測定値の変化をできるだけ少なくすることも行われて
いる。
【0013】このような、薄膜素子を用いた傍熱型流量
センサーに関しては、例えば、特開平8−146026
号公報に記載がある。
【0014】しかして、流体が粘性流体特に粘度の比較
的高い粘性流体である場合には、配管内の流体の流れと
直交する断面における流速分布が顕著となる(断面内の
中央部と外周部とで流速が大きく異なる)。上記従来の
管壁に単に基板またはそれに接続されたケーシング部分
を露出させた流量センサーの場合には、上記流速分布
が、流量測定の精度に大きな影響を与える。これは、流
量検知に際して、配管の断面中央部分を流れる流体の流
速が考慮されず、配管の管壁近傍における流体の流速の
みが考慮されるからである。このように、従来の流量セ
ンサーでは、比較的高い粘度を持つ粘性流体の場合に
は、正確な流量測定が困難であるという問題点があっ
た。
【0015】尚、常温において粘度が低い流体であって
も、温度が低下するにつれて粘度が上昇するので、以上
のような流体の粘性に関連する問題が発生する。
【0016】更に、単位時間あたりの流量が多い場合よ
り流量が比較的少ない場合には上記の問題点が一層顕著
である。
【0017】そして、流量センサーが使用される温度環
境は、地理的条件及び屋内外の別などにより極めて広い
範囲であり、更に、これらに季節的条件及び昼夜の別な
どが加わり、温度環境の変化も極めて大きく、このよう
な幅広い環境温度条件下において正確に流量を検知する
流量センサーが望まれている。
【0018】以上の様に、微小な液体流量をも迅速な応
答性をもって正確に検知する流量センサーがないこと
も、上記燃料油などの液体の正確な吐出量制御を困難に
している原因である。
【0019】そこで、本発明の目的の1つは、各種ノズ
ルなどの液体吐出機器から実際に吐出される液体の量を
できるだけ正確に検知し、これに基づき所望の吐出量を
容易に得ることのできる液体吐出量制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0020】また、本発明の他の目的は、この様な吐出
量制御に際して、比較的高い粘度の粘性流体であって
も、比較的少ない吐出量であっても、あるいは幅広い環
境温度条件下において、高い応答性をもって正確に流量
を検知することで、信頼性の高いフィードバック制御を
可能となし、もって所望吐出量を実現することの可能な
液体吐出量制御装置を構成することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以上の
如き目的を達成するものとして、液体供給源に接続され
た管路を介してポンプにより供給される液体を外部へと
吐出する液体吐出機器から所望の吐出量にて液体を吐出
させる液体吐出量制御装置であって、前記ポンプと前記
液体吐出機器との間において前記管路を流れる液体の流
量を検知する流量センサーと、該流量センサーより上流
において前記管路内の液体流量を変化させ得る流量調整
手段と、前記流量センサーにより検知される流量値が前
記所望の吐出量に対応する値となるように前記流量調整
手段を制御する制御部とを備えていることを特徴とす
る、液体吐出機器の吐出量制御装置、が提供される。
【0022】本発明の一態様においては、前記流量調整
手段は、前記ポンプと前記流量センサーとの間において
前記管路に付された流量調整弁及び/または吐出量可変
とされた前記ポンプからなる。
【0023】本発明の一態様においては、前記液体は可
燃性液体であり、前記液体吐出機器は非戻り形のノズル
である。
【0024】本発明の一態様においては、前記液体は燃
料油であり、前記液体吐出機器は非戻り形油圧式油バー
ナーである。
【0025】本発明の一態様においては、前記管路には
前記流量センサー位置の直ぐ上流の位置から前記ポンプ
の上流の位置へと前記液体を戻す経路が付設されてお
り、該経路には逆止弁が介在しており、該逆止弁は所定
値以上の圧力差がある場合に液体を通過させるものであ
る。
【0026】また、本発明によれば、以上の如き目的を
達成するものとして、液体供給源に接続された管路を介
してポンプにより供給される液体の一部を外部へと吐出
し他部を戻り管を介して前記管路へと戻す液体吐出機器
から所望の吐出量にて液体を吐出させる液体吐出量制御
装置であって、前記ポンプと前記液体吐出機器との間に
おいて前記管路を流れる液体の流量を検知する第1の流
量センサーと、前記戻り管を戻される液体の流量を検知
する第2の流量センサーと、前記第1の流量センサーよ
り上流において前記管路を流れる液体の流量を変化させ
得る流量調整手段と、前記第1の流量センサーにより検
知される第1の流量値から前記第2の流量センサーによ
り検知される第2の流量値を差し引いたものが前記所望
の吐出量に対応する値となるように前記流量調整手段を
制御する制御部とを備えていることを特徴とする、液体
吐出機器の吐出量制御装置、が提供される。
【0027】本発明の一態様においては、前記流量調整
手段は、前記ポンプと前記第1の流量センサーとの間に
おいて前記管路に付された流量調整弁及び/または吐出
量可変とされた前記ポンプからなる。
【0028】本発明の一態様においては、前記液体は可
燃性液体であり、前記液体吐出機器は戻り形のノズルで
ある。
【0029】本発明の一態様においては、前記液体は燃
料油であり、前記液体吐出機器は戻り形油圧式油バーナ
ーである。
【0030】以上の様な本発明においては、前記流量セ
ンサーまたは前記第1の流量センサー及び前記第2の流
量センサーとして、発熱機能と感温機能とを有する流量
検知部を備えており、該流量検知部からの熱が前記液体
に伝達され吸熱されるように前記管路に取り付けられて
おり、前記流量検知部において発熱に基づき前記液体に
よる吸熱の影響を受けた感温が実行され、該感温の結果
に基づき前記管路内の液体の流量を検知し、前記流量検
知部には前記管路内へと延びている熱伝達用部材が付設
されており、該熱伝達用部材は前記管路の断面の少なく
とも中央部の近傍に至るように延びている、ものを使用
することができる。
【0031】本発明の一態様においては、前記流量検知
部は、基板上に薄膜発熱体と該薄膜発熱体の発熱の影響
を受けるように配置された流量検知用薄膜感温体とを形
成してなる。
【0032】本発明の一態様においては、前記熱伝達用
部材は前記基板に接合されている。
【0033】本発明の一態様においては、前記薄膜発熱
体と前記流量検知用薄膜感温体とは前記基板の第1面上
にて絶縁層を介して積層されている。
【0034】本発明の一態様においては、前記熱伝達用
部材は前記基板の第2面に接合されている。
【0035】本発明の一態様においては、前記熱伝達用
部材の前記管路の方向の寸法は、前記管路の断面内にお
ける前記熱伝達用部材の延在方向と直交する方向の寸法
より大きい。
【0036】本発明の一態様においては、前記管路内の
液体の流量の検知に際し補償するための前記管路内の液
体の温度を検知するための温度検知部を有する。
【0037】本発明の一態様においては、前記温度検知
部は前記流量検知部と同等の感温機能を有する。
【0038】本発明の一態様においては、前記ポンプは
容積形ポンプである。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。
【0040】図1は本発明による液体吐出機器の吐出量
制御装置の第1の実施形態の概略構成図である。本実施
形態は、液体吐出機器として非戻り形ノズルを使用し、
該ノズルに供給され吐出される液体として灯油などの燃
料油を用いたものである。
【0041】図1において、51は液体供給源たる燃料
油タンクであり、該タンクには管路52の一端が接続さ
れており、該管路の他端には非戻り形ノズル53が接続
されている。該ノズル53は、空気供給ノズルや点火手
段などを備えた非戻り形油圧式油バーナーを構成してい
る。管路52の途中にはポンプ(P)54と流量調整弁
(V)55が配置されており、該流量調整弁55とノズ
ル53との間には流量センサー(S)56が配置されて
いる。ポンプ53としては容積形ポンプを用いることが
でき、その吐出量を可変とすることも可能である。
【0042】57は制御部であり、該制御部57は流量
センサー56の検知信号の入力を受けて流量調整弁55
を制御し、管路52内の流体流量を調整する。この流量
調整は、流量センサー56により検知される流量値が、
ノズル53からの所望の吐出量に対応する値となるよう
に行われる。この流量調整は、ポンプ54が吐出量可変
のものである場合には、該ポンプの吐出量を調整するこ
とで行うことも可能であり(この場合には流量調整弁5
5を省略してもよい)、このポンプによる流量調整と流
量調整弁55による流量調整とを併用することも可能で
ある。
【0043】図6は本実施形態の流量センサー56の構
造部分を示す一部切欠平面図であり、図4及び図5はそ
れぞれその一部切欠側面図及び断面図である。
【0044】これらの図において、2はケーシング本体
部であり、該ケーシング本体部を貫通して管路4が形成
されている。該管路4はケーシング本体部2の両端まで
延びている。該ケーシング本体部の両端において、外部
配管と接続するための接続部6a,6bが形成されてい
る。ケーシング2には、管路4の上方に素子収容部が形
成されており、該収容部にはケーシング蓋体部8がネジ
により固定されている。該ケーシング蓋体部8と上記ケ
ーシング本体部2とによりケーシングが構成されてい
る。
【0045】上記ケーシング内には、流量検知部12が
配置されている。該流量検知部12は、図7に示されて
いる様に、基板12−1の上面(第1面)上に絶縁層1
2−2を形成し、その上に薄膜発熱体12−3を形成
し、その上に該薄膜発熱体のための1対の電極層12−
4,12−5を形成し、その上に絶縁層12−6を形成
し、その上に流量検知用薄膜感温体12−7を形成し、
その上に絶縁層12−8を形成したチップ状のものから
なる。基板12−1としては例えば厚さ0.5mm程度
で大きさ2〜3mm角程度のシリコンやアルミナなどか
らなるものを用いることができ(アルミナなどの絶縁基
板を用いる場合には、絶縁層12−2を省略することが
できる)、薄膜発熱体12−3としては膜厚1μm程度
で所望形状にパターニングしたサーメットからなるもの
を用いることができ、電極層12−4,12−5として
は膜厚0.5μm程度のニッケルからなるもの又はこれ
に膜厚0.1μm程度の金を積層したものを用いること
ができ、絶縁層12−2,12−6,12−8としては
膜厚1μm程度のSiO2 からなるものを用いることが
でき、薄膜感温体12−7としては膜厚0.5〜1μm
程度で所望形状例えば蛇行形状にパターニングした白金
やニッケルなどの温度係数が大きく安定な金属抵抗膜を
用いることができる(あるいは酸化マンガン系のNTC
サーミスターからなるものを用いることもできる)。こ
のように、薄膜発熱体12−3と薄膜感温体12−7と
が薄膜絶縁層12−6を介して極く近接して配置されて
いることにより、薄膜感温体12−7は薄膜発熱体12
−3の発熱の影響を直ちに受けることになる。
【0046】図4及び図5に示されているように、流量
検知部12の下面すなわち基板12−1の下面(第2
面)には、熱伝達用部材としてのフィンプレート14が
熱伝導性良好な接合材16により接合されている。フィ
ンプレート14としては例えば銅、ジュラルミン、銅−
タングステン合金からなるものを用いることができ、接
合材16としては例えば銀ペーストを用いることができ
る。尚、ケーシング本体部2には、上記流量検知部12
が配置されている位置において、フィンプレート14が
通過する開口が形成されており、該開口内にはフィンプ
レート14を挿入した状態でシール用のガラスが充填さ
れ、ガラスシール18が形成されている。
【0047】フィンプレート14は、中央でほぼ直角に
曲っており、上部水平部分が流量検知部12に接合され
ており、下部垂直部分が管路4内へと延びている。該フ
ィンプレート14は、ほぼ円形の断面を持つ管路4内に
おいて、その断面内の中央を通って上部から下部へと該
管路4を横切って延在している。但し、管路4は必ずし
も断面が円形である必要はなく、適宜の断面形状が可能
である。管路4内において、上記フィンプレート14の
管路方向の寸法L1 は該フィンプレート14の厚さL2
より十分大きい。このため、フィンプレート14は、管
路4内における液体の流通に大きな影響を与えることな
しに、流量検知部12と液体との間の熱伝達を良好に行
うことが可能である。
【0048】上記ケーシング内には、流量検知部12か
ら管路4に沿って隔てられた位置において、液体温度検
知部22が配置されている。該温度検知部22は、上記
流量検知部12と同様な基板上に、同様な薄膜感温体を
形成したチップ状のものからなる。また、温度検知部2
2はケーシング本体部2の管路4の真上において熱伝達
向上のために肉薄となした部分に、熱伝導性良好な接合
材を介して接合されている。液体温度検知部22は、管
路4内の液体流通方向に関して上流側に配置するのが好
ましい。
【0049】尚、以上のような流量検知部12及び温度
検知部22を覆うようにして、それぞれ樹脂被覆20,
24が形成されている。図6においては、これらの樹脂
被覆は図示を省略されている。
【0050】上記ケーシング内には、流量検知部12及
び温度検知部22以外の部分において、配線基板26が
固定配置されている。該配線基板26の電極のうちのい
くつかは、上記流量検知部12の電極とボンディングワ
イヤ28により電気的に接続されており、同様に上記温
度検知部22の電極とボンディングワイヤにより電気的
に接続されている。これらボンディングワイヤ28は、
上記樹脂被覆20,24により封止されている。配線基
板26の電極のうちの他のいくつかは外部リード線30
と接続されていて、該外部リード線30はケーシング外
へと延びている。
【0051】図8は本実施形態の流量センサーの回路構
成図である。図示されているように、直流電源40の電
圧が、薄膜発熱体12−3とブリッジ回路42とに印加
される。ブリッジ回路42中の差動増幅器44の出力と
して、流量を示す出力が得られる。即ち、流量検知部1
2において、薄膜発熱体12−3の発熱に基づき、フィ
ンプレート14を介して被検知液体による吸熱の影響を
受けて、薄膜感温体12−7による感温が実行され、該
感温の結果に基づき管路4内の被検知液体の流量が検知
される。
【0052】以上の実施形態によれば、被検知液体が比
較的高い粘度の粘性液体であっても、更に管路4の断面
内の径方向流量分布がどのようなものであろうとも、該
流量分布を十分に反映した正確な流量検知が可能であ
る。従って、比較的少ない微小流量であっても、あるい
は幅広い環境温度条件下において、配管内を流れる液体
の流量を正確に測定することが可能である。
【0053】以上の実施形態においては、フィンプレー
ト14が管路断面の中央部を通って上部から下部へと横
切っているが、該フィンプレート14は管路断面の上部
から中央部の近傍にまで延びているものとすることがで
きる。これによって、管路4の断面内の径方向流量分布
がどのようなものであろうとも、該流量分布を良好に反
映した正確な流量検知が可能である。
【0054】以上の様な本発明の第1の実施形態によれ
ば、図1に示されているように、管路52のノズル53
との接続端の直ぐ上流の位置において流量センサー56
を取り付けている(即ち流量センサー56とノズル53
との間には管路以外の機器は存在しない)ので、ノズル
53に供給される燃料油の流量(即ちノズル53からの
燃料油吐出量)を正確に検知することができる。従っ
て、流量センサー56により検知される燃料油流量値に
基づき、該検知値が所望の吐出量と一致する様に、制御
部57の指令により流量センサー56の上流側において
管路52内の燃料油流量を調整することで、例えば0.
1cc/分程度の微少な吐出量であっても安定して制御
することができる。
【0055】尚、本実施形態においては、構造上、流量
センサー56とノズル53とを一体化する(即ちノズル
内の管路に流量センサーを取り付ける)ことも可能であ
る。更には、構造上、流量調整弁55と流量センサー5
6とノズル53とを一体化する(即ちノズル内の管路に
流量調整弁と流量センサーとを取り付ける)ことも可能
である。
【0056】図2は本発明による液体吐出機器の吐出量
制御装置の第2の実施形態の概略構成図である。本図に
おいて、上記図1におけると同様の機能を有する部材に
は同等の符号が付されている。
【0057】本実施形態は、上記第1の実施形態の管路
52に、流量センサー56の位置の直ぐ上流の位置(即
ち流量調整弁55と流量センサー56との間の位置)か
らポンプ54の上流の位置へと燃料油を戻す戻り経路5
8を付設したものである。この戻り経路58には、逆止
弁(v)59が介在している。この逆止弁59は、所定
値以上の圧力差がある場合に液体を通過させる(ポンプ
54の上流側へと燃料油を戻す)ものであり、ポンプ5
4と流量センサー56との間の管路52内における燃料
油の異常な圧力上昇を防止することができる。
【0058】尚、逆止弁59の通過可能最小圧力差の値
を可変となし、その値を制御部57で設定するようにし
てもよい。
【0059】もちろん、本実施形態においても、上記第
1の実施形態と同様な作用効果が奏される。
【0060】図3は本発明による液体吐出機器の吐出量
制御装置の第3の実施形態の概略構成図である。本図に
おいて、上記図1〜2におけると同様の機能を有する部
材には同等の符号が付されている。
【0061】本実施形態は、液体吐出機器として戻り形
ノズルを使用し、該ノズルに供給され吐出される液体と
して灯油などの燃料油を用いたものである。
【0062】本実施形態において、管路52が戻り形ノ
ズル53’の燃料油供給端に接続されている。ノズル5
3’は、空気供給ノズルや点火手段などを備えた戻り形
油圧式油バーナーを構成している。管路52には、流量
調整弁55とノズル53’との間において、第1の流量
センサー(S1 )56’が取り付けられている。
【0063】一方、戻り形ノズル53’の燃料油戻り端
には戻り管60の一端が接続されており、該戻り管60
の他端はポンプ54の上流側において管路52と接続さ
れている。戻り管60には、第2の流量センサー(S
2 )56”が取り付けられている。また、戻り管60に
は、逆止弁59が介在している。
【0064】第1の流量センサー56’及び第2の流量
センサー56”としては、上記第1及び第2の実施例の
流量センサー56と同等のものを用いることができる。
【0065】本実施形態では、制御部57は第1の流量
センサー56’の検知信号の入力及び第2の流量センサ
ー56”の検知信号の入力を受けて流量調整弁55を制
御する。この流量調整は、第1の流量センサー56’に
より検知される第1の流量値から第2の流量センサー5
6”により検知される第2の流量値を差し引いたもの
が、ノズルからの所望の吐出量に対応する値となるよう
に行われる。
【0066】もちろん、この流量調整は、実施形態1及
び2と同様に、ポンプ54が吐出量可変のものである場
合には、該ポンプの吐出量を調整することで行うことも
可能であり(この場合には流量調整弁55を省略しても
よい)、このポンプによる流量調整と流量調整弁55に
よる流量調整とを併用することも可能である。
【0067】尚、本実施形態においては、構造上、第1
の流量センサー56’と第2の流量センサー56”とノ
ズル53’とを一体化する(即ちノズル内の燃料油供給
管路及び燃料油戻り管路にそれぞれ第1及び第2の流量
センサーを取り付ける)ことも可能である。更には、構
造上、流量調整弁55と逆止弁59’と第1及び第2の
流量センサー56’,56”とノズル53’とを一体化
する(即ちノズル内の管路に流量調整弁と逆止弁と第1
及び第2の流量センサーを取り付ける)ことも可能であ
る。
【0068】本実施形態においても、上記第1の実施形
態と同様な作用効果が奏される。
【0069】以上の実施形態において、所望により、管
路52の適宜の箇所に燃料油流量の脈動を抑制する手段
を介在させてもよい。
【0070】以上の実施形態では、液体が燃料油であ
り、液体吐出機器が非戻り形または戻り形の油圧式油バ
ーナーであるが、本発明はこれら実施形態のみに限定さ
れるものではない。本発明では、燃料油以外の液体たと
えば各種薬液などを噴霧吐出あるいは噴霧なしで吐出す
る液体吐出機器などにも同様に適用することができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液体吐出
量制御装置によれば、液体吐出機器から実際に吐出され
る液体の量を極めて正確に検知し、これに基づき所望の
吐出量を容易に得ることができる。
【0072】また、本発明の液体吐出量制御装置によれ
ば、この様な吐出量制御に際して、比較的高い粘度の粘
性流体であっても、比較的少ない吐出量であっても、更
には幅広い環境温度条件下において、高い応答性をもっ
て正確に流量を検知することで、信頼性の高いフィード
バック制御が可能となり、もって所望吐出量を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体吐出機器の吐出量制御装置の
第1の実施形態の概略構成図である。
【図2】本発明による液体吐出機器の吐出量制御装置の
第2の実施形態の概略構成図である。
【図3】本発明による液体吐出機器の吐出量制御装置の
第3の実施形態の概略構成図である。
【図4】本発明による液体吐出機器の吐出量制御装置の
実施形態における流量センサーの構造部分を示す一部切
欠側面図である。
【図5】本発明による液体吐出機器の吐出量制御装置の
実施形態における流量センサーの構造部分を示す断面図
である。
【図6】本発明による液体吐出機器の吐出量制御装置の
実施形態における流量センサーの構造部分を示す一部切
欠平面図である。
【図7】本発明による液体吐出機器の吐出量制御装置の
実施形態における流量センサーの流量検知部の分解斜視
図である。
【図8】本発明による液体吐出機器の吐出量制御装置の
実施形態における流量センサーの回路構成図である。
【図9】従来の液体吐出機器の吐出量制御装置の概略構
成図である。
【符号の説明】
2 ケーシング本体部 4 管路 6a,6b 接続部 8 ケーシング蓋体部 12 流量検知部 12−1 基板 12−2 絶縁層 12−3 薄膜発熱体 12−4,12−5 電極層 12−6 絶縁層 12−7 流量検知用薄膜感温体 12−8 絶縁層 13 ハウジング 14 フィンプレート 16 接合材 18 ガラスシール 20 樹脂被覆 22 液体温度検知部 24 樹脂被覆 26 配線基板 28 ボンディングワイヤ 30 外部リード線 40 直流電源 42 ブリッジ回路 44 差動増幅回路 51 燃料油タンク 52 管路 53 非戻り形ノズル 53’ 戻り形ノズル 54 ポンプ 55 流量調整弁 56 流量センサー 56’ 第1の流量センサー 56” 第2の流量センサー 57 制御部 58 戻り経路 59 逆止弁 60 戻り管

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体供給源に接続された管路を介してポ
    ンプにより供給される液体を外部へと吐出する液体吐出
    機器から所望の吐出量にて液体を吐出させる液体吐出量
    制御装置であって、 前記ポンプと前記液体吐出機器との間において前記管路
    を流れる液体の流量を検知する流量センサーと、該流量
    センサーより上流において前記管路内の液体流量を変化
    させ得る流量調整手段と、前記流量センサーにより検知
    される流量値が前記所望の吐出量に対応する値となるよ
    うに前記流量調整手段を制御する制御部とを備えている
    ことを特徴とする、液体吐出機器の吐出量制御装置。
  2. 【請求項2】 前記流量調整手段は、前記ポンプと前記
    流量センサーとの間において前記管路に付された流量調
    整弁及び/または吐出量可変とされた前記ポンプからな
    ることを特徴とする、請求項1に記載の液体吐出機器の
    吐出量制御装置。
  3. 【請求項3】 前記液体は可燃性液体であり、前記液体
    吐出機器は非戻り形のノズルであることを特徴とする、
    請求項1〜2のいずれかに記載の液体吐出機器の吐出量
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記液体は燃料油であり、前記液体吐出
    機器は非戻り形油圧式油バーナーであることを特徴とす
    る、請求項1〜2のいずれかに記載の液体吐出機器の吐
    出量制御装置。
  5. 【請求項5】 前記管路には前記流量センサー位置の直
    ぐ上流の位置から前記ポンプの上流の位置へと前記液体
    を戻す経路が付設されており、該経路には逆止弁が介在
    しており、該逆止弁は所定値以上の圧力差がある場合に
    液体を通過させるものであることを特徴とする、請求項
    1〜4のいずれかに記載の液体吐出機器の吐出量制御装
    置。
  6. 【請求項6】 液体供給源に接続された管路を介してポ
    ンプにより供給される液体の一部を外部へと吐出し他部
    を戻り管を介して前記管路へと戻す液体吐出機器から所
    望の吐出量にて液体を吐出させる液体吐出量制御装置で
    あって、 前記ポンプと前記液体吐出機器との間において前記管路
    を流れる液体の流量を検知する第1の流量センサーと、
    前記戻り管を戻される液体の流量を検知する第2の流量
    センサーと、前記第1の流量センサーより上流において
    前記管路を流れる液体の流量を変化させ得る流量調整手
    段と、前記第1の流量センサーにより検知される第1の
    流量値から前記第2の流量センサーにより検知される第
    2の流量値を差し引いたものが前記所望の吐出量に対応
    する値となるように前記流量調整手段を制御する制御部
    とを備えていることを特徴とする、液体吐出機器の吐出
    量制御装置。
  7. 【請求項7】 前記流量調整手段は、前記ポンプと前記
    第1の流量センサーとの間において前記管路に付された
    流量調整弁及び/または吐出量可変とされた前記ポンプ
    からなることを特徴とする、請求項6に記載の液体吐出
    機器の吐出量制御装置。
  8. 【請求項8】 前記液体は可燃性液体であり、前記液体
    吐出機器は戻り形のノズルであることを特徴とする、請
    求項6〜7のいずれかに記載の液体吐出機器の吐出量制
    御装置。
  9. 【請求項9】 前記液体は燃料油であり、前記液体吐出
    機器は戻り形油圧式油バーナーであることを特徴とす
    る、請求項6〜7のいずれかに記載の液体吐出機器の吐
    出量制御装置。
  10. 【請求項10】 前記流量センサーまたは前記第1の流
    量センサー及び前記第2の流量センサーは、 発熱機能と感温機能とを有する流量検知部を備えてお
    り、該流量検知部からの熱が前記液体に伝達され吸熱さ
    れるように前記管路に取り付けられており、前記流量検
    知部において発熱に基づき前記液体による吸熱の影響を
    受けた感温が実行され、該感温の結果に基づき前記管路
    内の液体の流量を検知し、前記流量検知部には前記管路
    内へと延びている熱伝達用部材が付設されており、該熱
    伝達用部材は前記管路の断面の少なくとも中央部の近傍
    に至るように延びている、ことを特徴とする、請求項1
    〜9のいずれかに記載の液体吐出機器の吐出量制御装
    置。
  11. 【請求項11】 前記流量検知部は、基板上に薄膜発熱
    体と該薄膜発熱体の発熱の影響を受けるように配置され
    た流量検知用薄膜感温体とを形成してなることを特徴と
    する、請求項10に記載の液体吐出機器の吐出量制御装
    置。
  12. 【請求項12】 前記熱伝達用部材は前記基板に接合さ
    れていることを特徴とする、請求項11に記載の液体吐
    出機器の吐出量制御装置。
  13. 【請求項13】 前記薄膜発熱体と前記流量検知用薄膜
    感温体とは前記基板の第1面上にて絶縁層を介して積層
    されていることを特徴とする、請求項11に記載の液体
    吐出機器の吐出量制御装置。
  14. 【請求項14】 前記熱伝達用部材は前記基板の第2面
    に接合されていることを特徴とする、請求項13に記載
    の液体吐出機器の吐出量制御装置。
  15. 【請求項15】 前記熱伝達用部材の前記管路の方向の
    寸法は、前記管路の断面内における前記熱伝達用部材の
    延在方向と直交する方向の寸法より大きいことを特徴と
    する、請求項10〜14のいずれかに記載の液体吐出機
    器の吐出量制御装置。
  16. 【請求項16】 前記管路内の液体の流量の検知に際し
    補償するための前記管路内の液体の温度を検知するため
    の温度検知部を有することを特徴とする、請求項10〜
    15のいずれかに記載の液体吐出機器の吐出量制御装
    置。
  17. 【請求項17】 前記温度検知部は前記流量検知部と同
    等の感温機能を有することを特徴とする、請求項16に
    記載の液体吐出機器の吐出量制御装置。
  18. 【請求項18】 前記ポンプは容積形ポンプであること
    を特徴とする、請求項1〜17のいずれかに記載の液体
    吐出機器の吐出量制御装置。
JP29104897A 1997-10-15 1997-10-23 液体吐出機器の吐出量制御装置 Pending JPH11125420A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29104897A JPH11125420A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 液体吐出機器の吐出量制御装置
KR1020007004023A KR20010031132A (ko) 1997-10-15 1998-10-14 유량센서, 유량계 및 액체토출기기의 토출량 제어장치
PCT/JP1998/004633 WO1999019694A1 (fr) 1997-10-15 1998-10-14 Detecteur de debit, debitmetre et appareil de regulation de vitesse de decharge pour machines a decharge de liquides
CN988101785A CN1133069C (zh) 1997-10-15 1998-10-14 流量传感器
US09/529,594 US6647777B1 (en) 1997-10-15 1998-10-14 Flow rate sensor, flow meter, and discharge rate control apparatus for liquid discharge machines
EP98947862A EP1024350A4 (en) 1997-10-15 1998-10-14 FLOW DETECTOR, FLOWMETER, AND OUTLET CONTROL DEVICE FOR LIQUID EXTRACTORS
CNA03100220XA CN1515877A (zh) 1997-10-15 1998-10-14 流量传感器、流量计及液体排出机器的排出量控制装置
CA002306973A CA2306973C (en) 1997-10-15 1998-10-14 Flow rate sensor, flow meter, and discharge rate control apparatus for liquid discharge machines

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29104897A JPH11125420A (ja) 1997-10-23 1997-10-23 液体吐出機器の吐出量制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11125420A true JPH11125420A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17763770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29104897A Pending JPH11125420A (ja) 1997-10-15 1997-10-23 液体吐出機器の吐出量制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11125420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002321797A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Tokico Ltd 給油装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002321797A (ja) * 2001-04-25 2002-11-05 Tokico Ltd 給油装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6588268B1 (en) Flow rate sensor, temperature sensor and flow rate detecting apparatus
US6647777B1 (en) Flow rate sensor, flow meter, and discharge rate control apparatus for liquid discharge machines
US5965813A (en) Integrated flow sensor
KR100466911B1 (ko) 유량센서 및 스트레이너 일체형 유량계
JPS59104513A (ja) 熱式流量計
US6124632A (en) Monolithic silicon mass flow control structure
US4399698A (en) Gas flow measuring apparatus
JPH11118566A (ja) 流量センサー
JPH11125420A (ja) 液体吐出機器の吐出量制御装置
JP4125030B2 (ja) 流量測定部パッケージ及びそれを用いた流量測定ユニット
JPH11311559A (ja) センサー回路系
JP4368459B2 (ja) 流体識別機能を有する流量センサー
JP2002350204A (ja) 感熱式流量センサ
JP3491737B2 (ja) 燃料流量検出器付き石油燃焼器
JP2000046608A (ja) 流量センサー
JP3982092B2 (ja) 石油燃焼装置
JPH0552625A (ja) 熱式空気流量計及びエンジン制御装置
JP3016424B2 (ja) 流量センサー
JP2000146655A (ja) 流量センサー
JP2000088622A (ja) 流量センサー
JP2000146650A (ja) 流量センサー
JPH11295124A (ja) 流量計
JPH11351934A (ja) 可搬型流量計
JP2001165719A (ja) ストレーナ付き熱式流量計
JPH0351715A (ja) 吸入空気量検出装置