JP2000079996A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JP2000079996A
JP2000079996A JP10246248A JP24624898A JP2000079996A JP 2000079996 A JP2000079996 A JP 2000079996A JP 10246248 A JP10246248 A JP 10246248A JP 24624898 A JP24624898 A JP 24624898A JP 2000079996 A JP2000079996 A JP 2000079996A
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flow rate
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stage valve
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Atsushi Suzuki
篤 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は整数給油操作(併せ込み操作)を容
易に行えることを課題とする。 【解決手段】 給油装置21内に配設された送液管路3
0は、一端が給油ホース25に接続され、他端が地下タ
ンク31に挿入されており、その途中にはポンプ32,
流量計34,2段閉弁式の弁機構37が配設されてい
る。制御回路35は、給油量の小数点以下の端数が表示
され、且つ流量計34により計測された累積流量値
が「.90」から「.99」になるまでの経過時間が所
定時間以上であるとき、併せ込み操作を行っているもの
と判断して弁機構37の1段弁38を閉弁させ、2段弁
39により小流量による給油を行う。これにより、併せ
込み操作する場合、2段弁39を通過した小流量により
整数給油することができ、操作レバー33aの操作に神
経を使わずに整数給油できるので、従来よりも短時間で
整数給油を終了することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油装置に係り、特
に満タン給油時に最終的な給油量を小数点以下の端数が
ゼロの整数値とする給油作業に用いて好適な給油装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給油装置としては、例えば図7に
示すような構成の装置がある。図7において、1は給油
ノズル、2は給油ホース、3は送液管路、4は2段閉弁
式の弁機構、5は流量計、6はポンプ、7はポンプモー
タ、8はノズル掛けである。給油ノズル1がノズル掛け
8から外されると、ノズル掛け8に設けられたノズルス
イッチ9がオンになり、これにより制御装置10はポン
プモータ7を起動させて地下タンク(図示せず)に貯蔵
された油液を送液管路3を介して汲み上げる。
【0003】送液管路3に配設された2段閉弁式の弁機
構4は、送液管路3を開閉する口径の大きい1段弁13
と、口径の小さいバイパス管路14を開閉する2段弁1
5とからなる。この弁機構4は、プリセット給油開始時
には1段弁13と2段弁15の両方が共に開弁されてお
り、給油量がプリセット値の直前値に達すると、1段弁
13が閉弁され、給油量がプリセット値になった時点で
2段弁15も閉弁される。口径の大きい1段弁13は、
口径の小さい2段弁15に比べて閉弁時の行き過ぎ量が
多い。そのため、弁機構4の1段弁13と2段弁15と
を段階的に閉弁させることにより1段弁13の閉弁時の
行き過ぎ量を補償するとともに閉弁時の行き過ぎ量を少
なくして予め設定されたプリセット値を正確に給油でき
るようにしている。
【0004】そして、給油ノズル1の吐出パイプ1aが
自動車の燃料タンク11の給油口11aに挿入されて、
給油ノズル1のノズルレバー1bが操作され、内蔵され
た弁が開弁されると、送液管路3に接続された給油ホー
ス2、給油ノズル1を介してポンプ6により汲み上げら
れた油液が燃料タンク11に供給される。プリセット給
油を行う場合、このように給油が開始された後、給油ノ
ズル1はノズルレバー1bがレバーフックに係止されて
開弁操作状態に保持される。
【0005】尚、燃料タンク11への給油量は、流量計
5で計測され、制御装置10は流量計5の流量発信器5
aから出力された流量パルスを積算して給油量を算出
し、図示せぬ表示器に表示する。ここで、顧客から指定
された所定量を給油する場合には、プリセットスイッチ
を操作してプリセット給油量を設定した後、ノズルレバ
ー1bを開弁位置に操作してレバーフックに係止させ
る。そして、制御装置10は流量計5の流量発信器5a
から出力された流量パルスを積算し、累積された流量値
がプリセット値の直前値に達した時点で弁機構4の1段
弁13を閉弁させる。その後は、2段弁15を介して給
油を行っており、2段弁15により給油される瞬時流量
が減少される。
【0006】この後は、流量計5により積算された流量
値がプリセット値に達した時点で2段弁15を閉弁させ
てプリセット給油を終了させる。また、満タン給油を行
う場合には、給油ノズル1のノズルレバー1bを開弁位
置に操作してレバーフックに係止させて給油が開始され
ると、給油ノズル1に内蔵された自動閉弁機構が液面検
知により閉弁動作するまで弁機構4の1段弁13と2段
弁15とが開弁された状態で給油が行われる。
【0007】そして、給油操作者は、給油ノズル1のノ
ズルレバー1bの操作位置を加減しながら少量ずつ間欠
的に給油して追加給油を行う。この追加給油を行う際
は、給油装置に設けられた表示器に表示される給油量の
数値を見ながら行っており、給油量の小数点以下の数値
がゼロとなるようにしている。このような、給油量が整
数となるように給油操作することを「併せ込み」と呼ん
でいる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように構成された従来の給油装置において、上記のよう
な併せ込み操作を行う場合、弁機構4の1段弁13及び
2段弁15が開弁された状態で給油が行われるため、給
油ノズル1のノズルレバー1bを開弁操作したときの瞬
時流量が多くなり、給油量が整数となるように操作する
ことが難しいといった問題がある。
【0009】特に給油所において、セルフサービス給油
が行われる場合には、給油操作に慣れていない運転者が
ノズル操作を行うため、整数給油操作(併せ込み操作)
を行うことが難しく、慎重に操作すると時間が掛かり過
ぎてしまい、給油ノズル1のノズルレバー1bを大きく
操作してしまうと給油値が整数(小数点以下がゼロ)を
行き過ぎてしまうことになる。
【0010】そこで、本発明は上記課題を解決した給油
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。本発明は、弁
開度によって吐出する油液の量が異なる給油ノズルと、
該給油ノズルから吐出される油液の流量を計測する流量
計と、前記給油ノズルへ送液する油液の流量を調整する
流量調整手段とを有する給油装置において、前記流量計
により計測される累積給油量の小数点以下の端数が所定
値となってから前記流量計により計測される一定の流量
変化が所定時間以上であるとき、併せ込み操作が行われ
ていると判定する判定手段と、該判定手段により併せ込
み操作状態であると判定されたとき、前記流量調整手段
により前記給油ノズルへの送液流量を小流量とする流量
制御手段と、備えてなることを特徴とするものである。
【0012】従って、本発明によれば、流量計により計
測される累積給油量の小数点以下の端数が所定値となっ
てから流量計により計測される一定の流量変化が所定時
間以上であるとき、併せ込み操作が行われていると判定
すると共に、流量調整手段により給油ノズルへの送液流
量を小流量とするため、給油ノズルの操作に神経を使わ
ずに小流量で追加給油することができ、給油値が整数
(小数点以下がゼロ)となるように整数給油操作(併せ
込み操作)を比較的簡単に行うことができる。そのた
め、整数給油操作(併せ込み操作)に要する給油時間を
短縮することができる。また、給油操作に慣れていない
運転者がセルフサービス給油を行う場合でも整数給油操
作(併せ込み操作)を行う際に給油ノズルに供給される
流量が絞られるため、ノズル操作を間違っても給油値が
整数(小数点以下がゼロ)を行き過ぎてしまうことを防
止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる給油装置の
一実施例の構成図である。図1に示されるように、給油
装置21は給油所の給油現場に設置され、装置本体22
の側面には給油ノズル23に接続された給油ホース25
が引き出されている。給油ノズル23は通常、装置本体
22の側面に設けられたノズル掛け24に掛止されてお
り、例えば顧客の自動車が給油所に到着すると、作業者
は給油ノズル23をノズル掛け24から外し自動車の燃
料タンク26の給油口26aに挿入して給油を行う。
【0014】給油ノズル23は、ノズルレバー23aの
操作により開弁し、液面検知による自動的に閉弁動作す
る弁機構が内蔵されている。また、給油ノズル23は、
ノズル本体23bの側面に設けられた継手23cに給油
ホース25が接続されている。装置本体22内におい
て、給油ホース25は送液管路30に接続されている。
この送液管路30は地下タンク31まで延在して挿入さ
れており、その途中にはポンプ32,流量計34,2段
閉弁式の弁機構(流量調整手段)37が配設されてい
る。弁機構37は、送液管路30を開閉する口径の大き
い1段弁38と、送液管路30から分岐して1段弁38
をバイパスするバイパス管路30aと、口径の小さいバ
イパス管路30aを開閉する2段弁39とからなる。こ
の弁機構37は、プリセット給油開始時には1段弁38
と2段弁39の両方が共に開弁されており、給油量がプ
リセット値の直前値に達すると、まず1段弁38が閉弁
され、給油量がプリセット値になった時点で2段弁39
も閉弁される。
【0015】また、弁機構37は、満タン給油開始時に
は1段弁38と2段弁39の両方が共に開弁されてお
り、給油ノズル23が自動閉弁した後に小流量による整
数給油するとき1段弁38が閉弁され、所定流量以上の
追加給油を行うとき1段弁38が開弁される。これによ
り、満タン給油を行う場合、給油量の小数点以下の端数
がゼロとなるように整数給油するとき1段弁38が閉弁
されて流量が減少するため、2段弁39を通過した小流
量により整数給油操作しやすくなり、従来よりも短時間
で給油を終了することができる。
【0016】また、装置本体22の前面には、流量計3
4により計測された瞬時流量を積算して得られる給油量
を表示する給油量表示器36が配設されている。そし
て、上記ノズル掛け24のノズルスイッチ24a,ポン
プ32のポンプモータ32a,流量計34の流量パルス
発信器34a,給油量表示器36は、制御回路35に接
続されている。
【0017】制御回路35は、給油ノズル23がノズル
掛け24より外されてノズルスイッチ24aからの信号
が入力されると、ポンプ32のポンプモータ32aが起
動し、弁機構37を開弁してて地下タンク31内の油液
を汲み上げる。また、給油ノズル23のノズルレバー2
3aが操作されると、燃料タンク26への給油が開始さ
れ、流量計34の流量パルス発信器34aから流量パル
スが制御回路35に出力される。
【0018】そして、制御回路35は、流量パルス発信
器34aから出力された流量パルスを積算して給油量表
示器36に給油量を表示させる。また、制御回路35
は、後述するように満タン給油制御あるいはプリセット
給油制御を行う。図2は制御回路35のブロック図であ
る。図2に示されるように、制御回路35は、後述する
給油制御処理を実行するCPU40と、各データが記憶
されるRAM41と、プリセット給油制御プログラムが
格納されたROM42と、信号の入出力を行うI/Oイ
ンタフェース43とを有する。RAM41は、バッテリ
44からの電源供給により記憶状態を維持している。ま
た、I/Oインタフェース43には、ノズル掛け24の
ノズルスイッチ24aと、流量計34の流量パルス発信
器34aと、表示器36と、1段弁38と、2段弁39
と、プリセットスイッチ45が接続されている。
【0019】尚、本実施例においては、ROM42に
は、後述する給油量の小数点以下の端数が表示され、且
つ流量計34により計測された累積流量値が「.90」
から「.99」になるまでの経過時間が所定時間以上で
あるとき、併せ込み操作を行っているものと判定する判
定手段としての判定制御プログラムと、併せ込み操作を
行っているものと判定されたとき弁機構37の1段弁3
8を閉弁させ、2段弁39を開弁として給油ノズル23
への送液流量を小流量とする流量制御手段としての制御
プログラムとが記憶されている。
【0020】プリセットスイッチ45は、例えばノズル
掛け24の近傍に設置されており、プリセット給油を行
う場合のみ操作される。従って、給油を開始する前にプ
リセットスイッチ45を操作してプリセット値が入力さ
れると、プリセット給油モードが設定される。ここで、
制御回路35が実行する給油時の制御処理につき図3及
び図4のフローチャートを併せ参照して説明する。
【0021】図4において、制御回路35は、ステップ
S11(以下「ステップ」を省略する)で、給油ノズル
33がノズル掛け24から外されてノズルスイッチ24
aがオンになると、S12に進み、表示器36の給油量
表示をゼロにする。続いて、S13でポンプ32のポン
プモータ32を起動させて地下タンク31の油液を汲み
上げる。
【0022】次のS14では、弁機構37の1段弁38
及び2段弁39を開弁させる。これで、給油可能な状態
となる。続いて、S15ではプリセット給油を行うか否
かをチェックしており、プリセットスイッチ45により
プリセット値が入力されると、プリセット給油モードが
設定される。そして、S16に進み、プリセット給油処
理を実行する。
【0023】しかし、S15において、プリセットスイ
ッチ45が操作されないときは、満タン給油モードとな
り、S17に進む。このS17では、「併せ込みフラ
グ」を「0」にセットする。この併せ込みフラグ=0が
セットされると、通常モードが設定される。次のS18
では、表示器36に表示される累積流量を読み込む。続
いて、S19において、累積給油量の小数点以下が「.
90」かどうかをチェックする。そして、S19で累積
給油量の小数点以下が「.90」になると、S20に進
み、タイマをゼロにリセットすると共にタイマスタート
させる。
【0024】次のS21では、累積給油量の小数点以下
が「.99」かどうかをチェックする。そして、S21
で累積給油量の小数点以下が「.99」になると、S2
2に進む。S22においては、累積給油量の小数点以下
が「.90」から「.99」になるまでの時間Tと予め
設定された基準時間TO(例えばTO=0.7秒)とを
比較する。S22でT≧TOであるときは、累積給油量
の小数点以下が「.90」から「.99」になるまでの
時間Tが基準時間TOより長く掛かっているので、給油
操作者が併せ込み操作しているものと判断し、S23に
進む。
【0025】S23では、「併せ込みフラグ」が「0」
にセットされているかどうかをチェックする。S23で
「併せ込みフラグ」が「0」にセットされていないとき
は、S24に進み、「併せ込みフラグ」を「1」にセッ
トする。そして、次のS25で1段弁38を閉弁させ
る。これにより、満タン給油時に給油ノズル33が自動
閉弁したあとの追加給油を行う場合、1段弁38が閉弁
されて流量が減少するため、給油量の小数点以下の端数
をゼロにする整数給油操作(併せ込み操作)が容易に操
作できる。すなわち、併せ込み操作した場合、給油ノズ
ル33の操作レバー33aを全開位置に大きく操作して
も2段弁39を通過した小流量により整数給油すること
ができ、操作レバー33aの操作に神経を使わずに整数
給油できるので、従来よりも短時間で整数給油を終了す
ることができる。
【0026】特に運転者がセルフサービス給油を行う場
合、給油操作に慣れていない運転者でも容易に整数給油
操作(併せ込み操作)を行うことができる。次のS26
では、ノズルスイッチ24aがオフかどうかをチェック
する。S26において、ノズルスイッチ24aがオンで
あるときは、給油ノズル33がノズル掛け24に戻され
ていないので、上記S18に戻る。そして、S18以降
の処理を繰り返す。尚、S23では、前回の処理で「併
せ込みフラグ」が「1」にセットされているので、S2
4,S25の処理が省略される。
【0027】このように、整数給油(併せ込み操作)を
行う場合は、S18〜S26の処理を繰り返すことにな
る。また、上記S22において、T<TOであるとき
は、累積給油量の小数点以下が「.90」から「.9
9」になるまでの時間Tが基準時間TOより短いので、
給油操作者が通常の給油操作をしているものと判断し、
S27に進む。
【0028】S27では、「併せ込みフラグ」が「1」
にセットされているかどうかをチェックする。例えば、
燃料タンク26の容量が大きいと、併せ込み操作中に通
常給油に戻す場合がある。この場合、給油操作者は、給
油ノズル33のノズルレバー33aを全開位置まで回動
操作するため、給油ノズル33からの吐出流量が増大し
て累積給油量の小数点以下が「.90」から「.99」
になるまでの時間Tが基準時間TOより短くなる。
【0029】その場合、S27で「併せ込みフラグ」が
「1」にセットされているので、S28に進み、「併せ
込みフラグ」を「0」にセットする。そして、次のS2
9で1段弁38を開弁させる。そのため、弁機構37の
1段弁38及び2段弁39が開弁されているので、1段
弁38及び2段弁39を通過した油液が給油ノズル33
へ供給され、最大流量で追加給油することができる。
【0030】尚、給油開始時は、上記S14で弁機構3
7の1段弁38及び2段弁39が開弁されているので、
1段弁38及び2段弁39を通過した油液が給油ノズル
33へ供給され、最大流量で給油することができる。ま
た、給油開始時は、上記S17で「併せ込みフラグ」が
「0」にセットされているので、S27,S28の処理
を省略する。
【0031】また、S26において、ノズルスイッチ2
4aがオフであるときは、給油ノズル33がノズル掛け
24に戻されているので、給油終了と判断してS30に
進み、ポンプ32のポンプモータ32を停止させ、次の
S31で弁機構37の1段弁38及び2段弁39を閉弁
させる。尚、上記実施の形態では、自動車の燃料タンク
に給油する給油装置を一例として挙げたが、これに限ら
ず、他のタンクに油液を給油する構成の給油装置にも適
用できるのは勿論である。
【0032】また、本実施の形態においては、通常の給
油操作時に1段弁38及び2段弁39を共に開弁として
が、1段弁38のみを開弁としても良く、その場合には
S25で1段弁38を閉弁した後に2段弁39を開弁、
S29で2段弁39を閉弁した後に1段弁38を開弁す
ることになる。また、本実施の形態において、1段弁3
8及び2段弁39を開閉させて流量を調整する代わりに
ポンプモータ32aの回転を制御する方式としても良
い。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、流量計に
より計測される累積給油量の小数点以下の端数が所定値
となってから流量計により計測される一定の流量変化が
所定時間以上であるとき、併せ込み操作が行われている
と判定すると共に、流量調整手段により給油ノズルへの
送液流量を小流量とするため、給油ノズルの操作に神経
を使わずに小流量で追加給油することができ、給油値が
整数(小数点以下がゼロ)となるように整数給油操作
(併せ込み操作)を比較的簡単に行うことができる。そ
のため、整数給油操作(併せ込み操作)に要する給油時
間を短縮することができる。また、給油操作に慣れてい
ない運転者がセルフサービス給油を行う場合でも整数給
油操作(併せ込み操作)を行う際に給油ノズルに供給さ
れる流量が絞られるため、ノズル操作を間違っても給油
値が整数(小数点以下がゼロ)を行き過ぎてしまうこと
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の一実施例の概略構成を
示す構成図である。
【図2】制御回路35のブロック図である。
【図3】制御回路35が実行する給油時の制御処理を説
明するためのフローチャートである。
【図4】図3の処理に続いて制御回路35が実行する制
御処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】従来の給油装置を説明するための主要部を示す
構成図である。
【符号の説明】
21 給油装置 23 給油ノズル 23a ノズルレバー 24 ノズル掛け 24a ノズルスイッチ 25 給油ホース 26 燃料タンク 27 吐出パイプ 30 送液管路 32 ポンプ 32a ポンプモータ 34 流量計 35 制御回路 37 弁機構 38 1段弁 39 2段弁 45 プリセットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁開度によって吐出する油液の量が異な
    る給油ノズルと、該給油ノズルから吐出される油液の流
    量を計測する流量計と、前記給油ノズルへ送液する油液
    の流量を調整する流量調整手段とを有する給油装置にお
    いて、 前記流量計により計測される累積給油量の小数点以下の
    端数が所定値となってから前記流量計により計測される
    一定の流量変化が所定時間以上であるとき、併せ込み操
    作が行われていると判定する判定手段と、 該判定手段により併せ込み操作状態であると判定された
    とき、前記流量調整手段により前記給油ノズルへの送液
    流量を小流量とする流量制御手段と、 備えてなることを特徴とする給油装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313901A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Tatsuno Corp 給油装置
JP2008247407A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Tokiko Techno Kk 燃料供給装置
JP2016190658A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社 液体燃料供給装置
JP2018012521A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社 燃料供給装置

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