JPH07112799A - ウィンドウォッシャー液供給装置 - Google Patents

ウィンドウォッシャー液供給装置

Info

Publication number
JPH07112799A
JPH07112799A JP28160493A JP28160493A JPH07112799A JP H07112799 A JPH07112799 A JP H07112799A JP 28160493 A JP28160493 A JP 28160493A JP 28160493 A JP28160493 A JP 28160493A JP H07112799 A JPH07112799 A JP H07112799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
storage tank
liquid
tank
stock solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28160493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kobayashi
健二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
Priority to JP28160493A priority Critical patent/JPH07112799A/ja
Publication of JPH07112799A publication Critical patent/JPH07112799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガソリンスタンドや整備工場の作業者が、様
々な顧客の要望に添ったウィンドウォッシャー液の供給
を迅速かつ正確にできるようにする。 【構成】 ウィンドウォッシャー液を製造排出する手
段、前記手段を動作させるための操作手段、各数値を表
示する表示手段、前記各手段を制御する制御手段、前記
液を自動車のウォッシャータンクに供給する手段とを備
えたウィンドウォッシャー液供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリン給油所や整備
工場などに設置され、自動車のウィンドウォッシャー液
を供給する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガソリンスタンドや整備工場など
で、自動車のウォッシャータンクにウィンドウォッシャ
ー液を補給する場合は以下のいずれかの方法で実施して
いた。第一の方法は自動車のウォッシャータンクに、初
めにウィンドウォッシャー原液の入った容器を手に持っ
て原液を供給し、その供給量を確認して、その時の季節
に応じた希釈率にすべく水を継ぎ足した後、先程確認済
の供給量に相当する料金を請求していた。第二の方法
は、その時の季節に応じ、予め希釈しておいたウォッシ
ャー液の入った容器を手に持ってウォッシャータンクに
供給した後、その供給量に相当する料金を請求したりし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら第一の方
法では、ウォッシャータンクは車種により様々な形状を
しており、原液と水との希釈率を、顧客の希望する希釈
率またはその時の季節に応じた希釈率にしようとして
も、実際には非常にラフになっている。これでは例えば
寒冷時に必要な希釈率になっていなければ、顧客がウォ
ッシャー使用時にウォッシャー液が凍結して使えなかっ
たりして、最悪、顧客の信頼を喪失してしまうおそれが
あった。また希釈率を厳密にしようとすると、少量の原
液と水とを何回にも分けて入れていく必要があり、時間
がかなりかかった。
【0004】第二の方法では、希釈率は厳密に設定でき
るが、顧客の細かい要望、例えば普段は温暖地に住んで
いるが、スキー等で寒冷地に行くため原液の量を多くし
て希釈率をかえる場合などには迅速に対応できなかっ
た。
【0005】本発明は前記の様な問題点を解消できるウ
ィンドウォッシャー液供給装置を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、箱体内に、ウィンドウォッシャー原液を貯液
しておく貯液タンクと、該タンクを計量する貯液タンク
計量手段と、上流側を前記貯液タンク内に開口し、前記
貯液タンク内の原液を箱体外のホースとノズルからなる
給液手段に排出する原液排出手段と、上流側を箱体外部
水源に接続し、水を箱体外の前記給液手段に排出する水
排出手段と、制御手段とを備え、箱体外には、給液を実
行させる操作手段と、前記給液手段と、該手段から排出
される原液量を表示する原液量表示手段とを備えたもの
であって、前記制御手段は前記貯液タンク計量手段と操
作手段とからの入力信号を受け、前記原液排出手段と水
排出手段と原液量表示手段とを動作させる制御信号を出
力するウィンドウォッシャー液供給装置、または箱体内
に、水を貯水しておく貯水タンクを備え、前記水排出手
段の上流側を、前記貯水タンク内に開口した前記ウィン
ドウォッシャー液供給装置、または箱体内に、ウィンド
ウォッシャー原液を貯液しておく貯液タンクと、水を貯
水しておく貯水タンクと、前記貯液タンクを計量する貯
液タンク計量手段と、前記貯水タンクを計量する貯水タ
ンク計量手段と、上流側を前記貯液タンク内に開口し、
前記貯液タンク内の原液を箱体外のホースとノズルから
なる給液手段に排出する原液排出手段と、上流側を前記
貯水タンク内に開口し、前記貯水タンク内の水を箱体外
の前記給液手段に排出する水排出手段と、制御手段とを
備え、箱体外には、給液を実行させる操作手段と、前記
給液手段と、該手段から排出される原液量を表示する原
液量表示手段と、前記給液手段から排出される原液と水
との割合を表示する希釈率表示手段とを備えたものであ
って、前記制御手段は前記貯液タンク計量手段と貯水タ
ンク計量手段と操作手段とからの入力信号を受け、前記
原液排出手段と水排出手段と原液量表示手段と希釈率表
示手段とを動作させる制御信号を出力するウィンドウォ
ッシャー液供給装置、または箱体内に、ウィンドウォッ
シャー原液を貯液しておく貯液タンクと、水を貯水して
おく貯水タンクと、原液と水とを希釈し一時保管する希
釈液タンクと、前記貯液タンクを計量する貯液タンク計
量手段と、前記貯水タンクを計量する貯水タンク計量手
段と、前記希釈液タンクを計量する希釈液タンク計量手
段と、上流側を前記貯液タンク内に開口し、前記貯液タ
ンク内の原液を前記希釈液タンク内に排出する原液排出
手段と、上流側を前記貯水タンク内に開口し、前記貯水
タンク内の水を前記希釈液タンク内に排出する水排出手
段と、上流側を前記希釈液タンク内に開口し、途中正転
逆転可能なポンプを介して、前記希釈液タンク内の希釈
液を箱体外のホースとノズルからなる給液手段に排出し
たり、前記給液手段に残留した希釈液を前記希釈液タン
ク内に戻したりする希釈液排出手段と、制御手段とを備
え、箱体外には、給液を実行させる操作手段と、前記給
液手段と、該手段から排出される原液量を表示する原液
量表示手段と、前記給液手段から排出される原液と水と
の割合を表示する希釈率表示手段とを備えたものであっ
て、前記制御手段は前記貯液タンク計量手段と貯水タン
ク計量手段と希釈液タンク計量手段と操作手段とからの
入力信号を受け、前記原液排出手段と水排出手段と希釈
液排出手段と原液量表示手段と希釈率表示手段とを動作
させる制御信号を出力するウィンドウォッシャー液供給
装置、または前記ポンプの前後にアンローダー管路を介
したものであって、前記給液手段たるノズルが、前記ポ
ンプ逆転駆動時つまり希釈液を前記希釈液タンクに戻す
時のみ開となる逆止弁を介したストップ弁付ノズルであ
る前記ウィンドウォッシャー液供給装置を提供すること
を要旨とするものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、ウィンドウォッシャー液を手
軽に自動で、自動車のウォッシャータンクに供給でき
る。
【0008】
【第1の実施例】以下、図面を用いて本発明の第1の実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例であるウィン
ドウォッシャー液供給装置の全体構成図で、箱体1内に
は、ウィンドウォッシャー原液を貯液しておく貯液タン
ク2と、貯液タンク2を計量するロードセル等の貯液タ
ンク計量装置3と、一端を貯液タンク2内底部近傍に開
口し、他端をポンプ4、電磁弁5を介して箱体1外に延
出した原液排出管路6と、一端を箱体1外の給水源7に
接続し他端を電磁弁8を介して原液排出管路6の電磁弁
5の下流側に接続した水排出管路9と、従来周知のマイ
クロコンピューター等を利用した制御装置10とを備え
ている。
【0010】箱体1外には、一端を原液排出管路6に接
続し、他端を自動車のウォッシャータンクにウィンドウ
ォッシャー液を給液するためのノズル11に接続したホ
ース12を備え、さらに箱体1外部上方には、図2に示
すように、原液か水かを選択する選択スイッチ13、1
4と、給液または給水を開始または停止するためのスタ
ートスイッチ15、ストップスイッチ16と、自動車の
ウォッシャータンクに注入したウィンドウォッシャー原
液量を表示する原液量表示装置17とで構成した操作部
を備えている。
【0011】尚、制御装置10は図3のブロック図に示
すように、貯液タンク計量装置3と、選択スイッチ1
3、14と、スタートスイッチ15と、ストップスイッ
チ16とからの入力信号を受け、ポンプ4と、電磁弁
5、8と、原液量表示装置17とに制御信号を出力す
る。
【0012】次に図4を基に第1の実施例の使用法及び
動作について説明する。
【0013】まずノズル11を自動車のウォッシャータ
ンクに挿入しておく。次に原液を注入するため、選択ス
イッチ13を押し(ステップ1)、スタートスイッチ1
5を押す(ステップ2)すると、ポンプ4が駆動を開始
し、同時に電磁弁5が開となり(ステップ3)、貯液タ
ンク2内の原液が原液排出管路6、ホース12を経由し
て、ノズル11から注入される。この時、貯液タンク2
内の原液の減少量が貯液タンク計量装置3で計量されて
おり、この信号が制御装置10に導入され、比重換算さ
れた後、原液注入量として原液量表示装置17に表示さ
れる(ステップ4)。
【0014】さらに作業者はウォッシャータンクの容量
を見ながら注入を進めていき、ほぼ顧客の希望する、ま
たはその時の季節に応じた希釈率にできる量だと判断す
れば、ストップスイッチ16を押せばよい(ステップ
5)。するとポンプ4が停止し、電磁弁5が閉となり
(ステップ6)、原液の注入を中断できる。次に選択ス
イッチ14を押し(ステップ7)、スタートスイッチ1
5を押せば(ステップ8)、電磁弁が開となり(ステッ
プ9)、外部水源7から水が水排出管路9を通り、ホー
ス12を経由して、ノズル11から注入されるので、ウ
ォッシャータンクが一杯になった時点でストップスイッ
チ16を押す(ステップ10)。すると電磁弁が閉とな
り(ステップ11)、作業終了となるので、作業者は注
入した原液量を原液量表示装置17で確認して、顧客に
料金を請求すればよい。
【0015】尚、自動車のウォッシャータンク容量は小
さいものであるため、操作部における選択スイッチ13
と14をそれぞれ原液注入スイッチと水注入スイッチと
して、それらのスイッチが押されている間だけ、原液を
注入できたり、水を注入できたりするようにしてもよ
い。この場合スタートスイッチ15とストップスイッチ
16は省略できる。このことは、以下で述べる第2の実
施例と第3の実施例にも適用できる。
【0016】
【第2の実施例】
【0017】図5は第2の実施例の全体構成図で、第1
の実施例の図1に対し、電磁弁5とポンプ8の順を入替
えた原液排出管路18としたものであり、さらに外部水
源7を箱体1内の貯水タンク19とし、上流側を貯水タ
ンク19内底部近傍に開口し、下流側を電磁弁5とポン
プ4の間に接続した水排出管路20として、装置自体が
場所を選ばず移動可能となるようにしたもので、その他
は全て第1の実施例の装置と同様である。
【0018】次に図6を基に第2の実施例の使用法及び
動作について説明する。
【0019】まずノズル11を自動車のウォッシャータ
ンクに挿入しておく。次に原液を注入するため、選択ス
イッチ13を押す(ステップ12)。すると電磁弁5が
開となるので(ステップ13)、スタートスイッチ15
を押せば(ステップ14)、ポンプ4が駆動を開始し
(ステップ15)、貯液タンク2内の原液が原液排出管
路18、ホース12を経由して、ノズル11から注入さ
れる。この時貯液タンク2内の原液の減少量が貯液タン
ク計量装置3で計量されており、この信号が制御装置1
0に導入され、比重換算された後、原液注入量として原
液量表示装置17に表示される(ステップ16)。
【0020】さらに作業者はウォッシャータンクの容量
を見ながら注入を進めていき、ほぼ顧客の希望する、ま
たはその時の季節に応じた希釈率にできる量だと判断す
れば、ストップスイッチ16を押せばよい(ステップ1
7)。するとポンプ4が停止し、電磁弁5が閉となり
(ステップ18)、原液の注入を中断できる。次に選択
スイッチ14を押す(ステップ19)。すると電磁弁8
が開となるので(ステップ20)、スタートスイッチ1
5を押せば(ステップ21)、ポンプ4が駆動を開始し
(ステップ22)、貯水タンク19内の水が水排出管路
20を通り、ホース12を経由して、ノズル11から注
入されるので、ウォッシャータンクが一杯になった時点
で、ストップスイッチ16を押す(ステップ23)。す
るとポンプ4が停止し、電磁弁8が閉となって(ステッ
プ24)、作業終了となるので、作業者は注入した原液
量を原液量表示装置17で確認して、顧客に料金を請求
すればよい。
【0021】
【第3の実施例】
【0022】図7は第3の実施例の全体構成図で、第2
の実施例の図5に対し、貯水タンク19を計量する貯水
タンク計量装置21を追加したものである。
【0023】図8は第3の実施例の操作部を示す図で、
第1の実施例の図2に対し、自動車のウォッシャータン
クに供給した原液と水の割合を表示する希釈率表示装置
22を追加したものである。
【0024】尚、制御装置23は図9のブロック図に示
すように、貯液タンク計量装置3と、貯水タンク計量装
置21と、選択スイッチ13、14と、スタートスイッ
チ15と、ストップスイッチ16とからの入力信号を受
け、ポンプ4と、電磁弁5、8と、原液量表示装置17
と、希釈率表示装置22とに制御信号を出力する。
【0025】次に図10を基に第3の実施例の使用法及
び動作について説明する。
【0026】まずノズル11を自動車のウォッシャータ
ンクに挿入しておく。次に原液を注入するため、選択ス
イッチ13を押す(ステップ25)。すると電磁弁5が
開となるので(ステップ26)、スタートスイッチ15
を押せば(ステップ27)、ポンプ4が駆動を開始し
(ステップ28)、貯液タンク2内の原液が原液排出管
路18、ホース12を経由して、ノズル11から注入さ
れる。この時貯液タンク2内の原液の減少量が貯液タン
ク計量装置3で計量されており、この信号が制御装置2
2に導入され、比重換算された後、原液注入量として原
液量表示装置17に表示される(ステップ29)。
【0027】さらに作業者はウォッシャータンクの容量
を見ながら注入を進めていき、ほぼ顧客の希望する、ま
たはその時の季節に応じた希釈率にできる量だと判断す
れば、ストップスイッチ16を押せばよい(ステップ3
0)。するとポンプ4が停止し、電磁弁5が閉となり
(ステップ31)、原液の注入を中断できる。次に選択
スイッチ14を押す(ステップ32)。すると電磁弁8
が開となるので(ステップ33)、スタートスイッチ1
5を押せば(ステップ34)、ポンプ4が駆動を開始し
(ステップ35)、貯水タンク19内の水が水排出管路
20を通り、ホース12を経由して、ノズル11から注
入される。この時貯水タンク19内の水の減少量が貯水
タンク計量装置21で計量されており、この信号が制御
装置22に導入され、注入された原液注入量が、その時
点で、原液と水とを加算した全注入量に対してどれぐら
いの割合になっているか、つまり希釈率は何%であるの
かを希釈率表示装置22に表示していく(ステップ3
6)。作業者はこの表示を確認しながら、顧客の希望す
る、またはその時の季節に応じた希釈率になった時点で
ストップスイッチ16を押す(ステップ37)。すると
ポンプ4が停止し、電磁弁8が閉となって(ステップ3
8)、作業終了となるので、作業者は注入した原液量を
原液量表示装置17で確認して、顧客に料金を請求すれ
ばよい。
【0028】
【第4の実施例】
【0029】全体構成図は第3の実施例に示した図7と
同様であるが、操作部は図11に示すように、第3の実
施例の図8の操作部に対し、選択スイッチ13、14を
削除し、最終的にウォッシャータンク内に注入すべき、
原液量と水量との加算量、つまり全注入量を表示する全
注入量表示装置24と、最終希釈率及び全注入量を設定
するためのテンキー25とを追加したものである。
【0030】尚、制御装置26は図12のブロック図に
示すように、貯液タンク計量装置3と、貯水タンク計量
装置21と、スタートスイッチ15と、ストップスイッ
チ16と、テンキー25とからの入力信号を受け、ポン
プ4と、電磁弁5、8と、原液量表示装置17と、希釈
率表示装置22と、全注入量表示装置24とに制御信号
を出力する。
【0031】次に図13を基に第4の実施例の使用法及
び動作について説明する。
【0032】まずノズル11を自動車のウォッシャータ
ンクに挿入しておく。次に顧客の希望する、またはその
時の季節に応じた希釈率をテンキー25にて入力する
(ステップ39)。するとその信号が制御装置26に導
入され、希釈率表示装置22に制御信号が出力されて、
希釈率が表示される(ステップ40)。さらにテンキー
25にて全注入量を入力すると(ステップ41)、その
値が希釈率の場合と同様にして、全注入量表示装置24
に表示されると共に、入力済みの希釈率と全注入量とか
ら注入される原液量が制御装置26で計算され、原液量
表示装置17に表示される(ステップ42)。作業者は
各表示装置に表示された値とテンキー25にて入力した
値に違いがないかを確認した後、スタートスイッチ15
を押せば(ステップ43)、電磁弁5、8が開となり、
ポンプ4が駆動を開始して(ステップ44)、貯水タン
ク19内の水と貯液タンク2内の原液が、それぞれ水排
出管路20と原液排出管路18、ホース12を経由し
て、ノズル11から注入される。この間、貯水タンク計
量装置21で計量される貯水タンク19内の水の減少量
と貯液タンク計量装置3で計量される貯液タンク2内の
原液の減少量は常に制御装置26に送り込まれている。
【0033】やがて貯水タンク計量装置21で計量され
る貯水タンク19内の水の減少量と、貯液タンク計量装
置3で計量される貯液タンク2内の原液の減少量とがそ
れぞれ入力された設定量に到達する順に(ステップ4
5)、制御装置26から制御信号が出力され、電磁弁
5、8が閉となり、ポンプ5が停止し(ステップ4
6)、作業終了となるので、作業者は注入した原液量を
原液量表示装置17で確認して、顧客に料金を請求すれ
ばよい。ところで給液途中ウォッシャータンクからウォ
ッシャー液が溢れそうになった場合には、ストップスイ
ッチ16を押せば、電磁弁5、8が閉となり、ポンプ4
が停止し注入は中断できる。
【0034】
【第5の実施例】
【0035】図14は第5の実施例の全体構成図で、第
3の実施例の図7に対し、原液と水を混合希釈し一時保
管しておくための希釈液タンク26と、希釈液タンク2
6を計量する希釈液タンク計量装置27と、上流側を希
釈液タンク26内底部近傍に開口し、下流側を正転逆転
可能なポンプ28を介して、箱体1外のホース12に接
続した希釈液排出管路29とを追加したものであり、且
つ原液排出管路18と水排出管路20の下流側を希釈液
タンク26内に開口したものである。また操作部は第4
の実施例の図11と同じである。
【0036】尚、制御装置30は図15のブロック図に
示すように、貯液タンク計量装置3と、貯水タンク計量
装置21と、スタートスイッチ15と、ストップスイッ
チ16と、テンキー25とからの入力信号を受け、ポン
プ4、28と、電磁弁5、8と、原液量表示装置17
と、希釈率表示装置22と、全注入量表示装置24とに
制御信号を出力する。
【0037】次に図16を基に第5の実施例の使用法及
び動作について説明する。
【0038】まずノズル11を自動車のウォッシャータ
ンクに挿入しておく。次に顧客の希望する、またはその
時の季節に応じた希釈率をテンキー25にて入力する
(ステップ47)。するとその信号が制御装置30に導
入され、希釈率表示装置22に制御信号が出力されて、
希釈率が表示される(ステップ48)。さらにテンキー
25にて、おおよその全注入量を入力すると(ステップ
49)、その値が希釈率の場合と同様にして、全注入量
表示装置24に表示されると共に、入力済みの希釈率と
全注入量から、注入される原液量が制御装置30で計算
され、原液量表示装置17に表示されるので(ステップ
50)、作業者はこの各表示値を確認した後、テンキー
25内に設けた登録スイッチを押す。すると電磁弁5、
8が開となり、ポンプ4が駆動を開始して(ステップ5
1)、貯水タンク19内の水と貯液タンク2内の原液
が、それぞれ水排出管路20と原液排出管路18を経由
して、希釈液タンク26内に一旦排出される。この間、
貯水タンク計量装置21で計量される貯水タンク19内
の水の減少量と貯液タンク計量装置3で計量される貯液
タンク2内の原液の減少量とは常に制御装置30に送り
込まれている。
【0038】やがて貯水タンク計量装置21で計量され
る貯水タンク19内の水の減少量と、貯液タンク計量装
置3で計量される貯液タンク2内の原液の減少量とがそ
れぞれ入力された設定量に到達する順に(ステップ5
2)、制御装置30から制御信号が出力され、電磁弁
5、8が閉となり、ポンプ5が停止し(ステップ5
3)、入力した希釈率の希釈液が希釈液タンク26内に
保管される。ここで、この保管が完了したことを作業者
はポンプの停止で知ることができるが、灯具やブザー等
の報知装置を操作部等に備えていれば、より正確に知る
ことができる。
【0039】次にスタートスイッチ15を押す(ステッ
プ54)と、ポンプ28が正転駆動を開始し(ステップ
55)、希釈液タンク26内の希釈液が希釈液排出管路
29、ホース12を経由して、ノズル11から注入され
る。
【0040】もし注入途中でウォッシャータンクが一杯
になれば、ノズル11の注入口を液上面から少し引上
げ、ストップスイッチ16を押せば(ステップ56)、
ポンプ28は一時停止後、逆転駆動し(ステップ5
7)、ノズル11、ホース12、希釈液排出管路29内
のそれぞれに残留している希釈液が希釈液タンク26内
に戻される。そしてポンプ28の逆転駆動している時間
Tが、予め制御装置30に記憶されていた時間T1にな
ると、つまり残留希釈液が全量希釈液タンク26内に戻
されるのに充分な時間T1になると(ステップ58)、
ポンプ28は停止する(ステップ59)。
【0041】この後、希釈液タンク26内の希釈液は、
希釈液タンク計量装置27で計量され、制御装置30に
導入されて、ステップ47、49で設定入力されていた
希釈率と全注入量から、実際にウォッシャータンク内に
注入された原液量が算出され、その値が、ステップ50
にて原液量表示装置17に表示されていた原液量の代わ
りに表示される(ステップ60)ので、作業者はその原
液量に基づき、顧客に料金を請求すればよい。最後にテ
ンキー25内に設けられたクリアキーを押せば、初期待
機状態に戻り、作業終了となる。
【0042】ところで今回希釈液タンク26内に戻され
た希釈液の希釈率と量は次回作業時まで制御装置30に
記憶されており、次回作業時に入力される希釈率と注入
量は制御装置30に導入された後、記憶されている希釈
液タンク26内の希釈液の希釈率と量にどれくらいの原
液と水を入れれば、入力値になるかが計算され、その値
に基づき、電磁弁5、8とポンプ4を作動させるので、
今回希釈液タンク26に残った希釈液は無駄にならない
よう制御するようになっている。
【0043】また最初に入力した注入量で足りなかった
場合には、ポンプ28が逆転駆動し、停止した後、クリ
アキーを押さずに、不足分を再度テンキー25にて入力
し、繰返し作業を実行して、最後にクリアキーを押せ
ば、注入された総原液量が原液量表示装置17に表示さ
れる。
【0044】
【第6の実施例】
【0045】図17は第6の実施例の全体構成図で、第
5の実施例の図14に対し、ノズル11を、ポンプ28
が逆転駆動時、つまり希釈液を希釈液タンク26内に戻
す時のみ開となる逆止弁を介したストップ弁付ノズル3
1とし、さらにポンプ28の前後に、ポンプ28正転駆
動時ノズルのストップ弁を閉じても、ポンプ28に過負
荷がかからないようにしたアンローダー管路32を設け
た装置である。
【0046】以上の装置にしたことにより、第5の実施
例におけるステップ55でのポンプ28正転駆動時、ウ
ォッシャータンクが一杯になっても、箱体1のストップ
スイッチ16を押さなくても、ストップ弁を閉じればよ
いだけとなり、装置本体から離れてノズル31を持って
いるだけで作業が進められるものとなる。
【0047】尚、実施例1から6までの装置に、貯液タ
ンク及び貯水タンク内の原液及び水の量が所定以下とな
った場合に作動する灯具やブザー等の報知装置を設けれ
ば、タンク残量をいちいち確認しなくてもす済むように
なる。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明は、ウィンドウォッ
シャー液を自動で、自動車のウォッシャータンクに供給
できるだけでなく、顧客の希望するウィンドウォッシャ
ー液の希釈率に容易に設定でき、注入した原液量や希釈
率がが作業者にも顧客にも容易に判断できるようにな
り、作業が現状に比較して非常に正確なものとなり、顧
客の信頼を得られるだけでなく、様々な要望にも迅速に
対応でき、顧客の回転率がよくなり、収益向上につなが
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるウィンドウォッシ
ャー液供給装置の全体構成図である。
【図2】同装置の操作部を示す説明図である。
【図3】同装置の制御系を示すブロック図である。
【図4】同装置の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第2の実施例であるウィンドウォッシ
ャー液供給装置の全体構成図である。
【図6】同装置の操作手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第3の実施例であるウィンドウォッシ
ャー液供給装置の全体構成図である。
【図8】同装置の操作部を示す説明図である。
【図9】同装置の制御系を示すブロック図である。
【図10】同装置の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の第4の実施例であるウィンドウォッ
シャー液供給装置の操作部を示す説明図である。
【図12】同装置の制御系を示すブロック図である。
【図13】同装置の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】本発明の第5の実施例であるウィンドウォッ
シャー液供給装置の全体構成図である。
【図15】同装置の制御系を示すブロック図である。
【図16】同装置の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図17】本発明の第6の実施例であるウィンドウォッ
シャー液供給装置の全体構成図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 貯液タンク 3 貯液タンク計量装置 4 ポンプ 5 電磁弁 6 原液排出管路 7 外部水源 8 電磁弁 9 水排出管路 10 制御装置 11 ノズル 12 ホース 13 選択スイッチ 14 選択スイッチ 15 スタートスイッチ 16 ストップスイッチ 17 原液量表示装置 18 原液排出管路 19 貯水タンク 20 水排出管路 21 貯水タンク計量装置 22 希釈率表示装置 23 制御装置 24 全注入量表示装置 25 テンキー 26 希釈液タンク 27 希釈液タンク計量装置 28 ポンプ 29 希釈液排出管路 30 制御装置 31 ストップ弁付ノズル 32 アンローダー管路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体内に、ウィンドウォッシャー原液を
    貯液しておく貯液タンクと、該タンクを計量する貯液タ
    ンク計量手段と、上流側を前記貯液タンク内に開口し、
    前記貯液タンク内の原液を箱体外のホースとノズルから
    なる給液手段に排出する原液排出手段と、上流側を箱体
    外部水源に接続し、水を箱体外の前記給液手段に排出す
    る水排出手段と、制御手段とを備え、箱体外には、給液
    を実行させる操作手段と、前記給液手段と、該手段から
    排出される原液量を表示する原液量表示手段とを備えた
    ものであって、前記制御手段は前記貯液タンク計量手段
    と操作手段とからの入力信号を受け、前記原液排出手段
    と水排出手段と原液量表示手段とを動作させる制御信号
    を出力することを特徴とするウィンドウォッシャー液供
    給装置。
  2. 【請求項2】 箱体内に、水を貯水しておく貯水タンク
    を備え、前記水排出手段の上流側を前記貯水タンク内に
    開口した請求項第1項記載のウィンドウォッシャー液供
    給装置。
  3. 【請求項3】 箱体内に、ウィンドウォッシャー原液を
    貯液しておく貯液タンクと、水を貯水しておく貯水タン
    クと、前記貯液タンクを計量する貯液タンク計量手段
    と、前記貯水タンクを計量する貯水タンク計量手段と、
    上流側を前記貯液タンク内に開口し、前記貯液タンク内
    の原液を箱体外のホースとノズルからなる給液手段に排
    出する原液排出手段と、上流側を前記貯水タンク内に開
    口し、前記貯水タンク内の水を箱体外の前記給液手段に
    排出する水排出手段と、制御手段とを備え、箱体外に
    は、給液を実行させる操作手段と、前記給液手段と、該
    手段から排出される原液量を表示する原液量表示手段
    と、前記給液手段から排出される原液と水との割合を表
    示する希釈率表示手段とを備えたものであって、前記制
    御手段は前記貯液タンク計量手段と貯水タンク計量手段
    と操作手段とからの入力信号を受け、前記原液排出手段
    と水排出手段と原液量表示手段と希釈率表示手段とを動
    作させる制御信号を出力することを特徴とするウィンド
    ウォッシャー液供給装置。
  4. 【請求項4】 箱体内に、ウィンドウォッシャー原液を
    貯液しておく貯液タンクと、水を貯水しておく貯水タン
    クと、原液と水とを希釈し一時保管する希釈液タンク
    と、前記貯液タンクを計量する貯液タンク計量手段と、
    前記貯水タンクを計量する貯水タンク計量手段と、前記
    希釈液タンクを計量する希釈液タンク計量手段と、上流
    側を前記貯液タンク内に開口し、前記貯液タンク内の原
    液を前記希釈液タンク内に排出する原液排出手段と、上
    流側を前記貯水タンク内に開口し、前記貯水タンク内の
    水を前記希釈液タンク内に排出する水排出手段と、上流
    側を前記希釈液タンク内に開口し、途中正転逆転可能な
    ポンプを介して、前記希釈液タンク内の希釈液を箱体外
    のホースとノズルからなる給液手段に排出したり、前記
    給液手段に残留した希釈液を前記希釈液タンク内に戻し
    たりする希釈液排出手段と、制御手段とを備え、箱体外
    には、給液を実行させる操作手段と、前記給液手段と、
    該手段から排出される原液量を表示する原液量表示手段
    と、前記給液手段から排出される原液と水との割合を表
    示する希釈率表示手段とを備えたものであって、前記制
    御手段は前記貯液タンク計量手段と貯水タンク計量手段
    と希釈液タンク計量手段と操作手段とからの入力信号を
    受け、前記原液排出手段と水排出手段と希釈液排出手段
    と原液量表示手段と希釈率表示手段とを動作させる制御
    信号を出力することを特徴とするウィンドウォッシャー
    液供給装置。
  5. 【請求項5】 前記ポンプの前後にアンローダー管路を
    介したものであって、前記給液手段たるノズルが、前記
    ポンプ逆転駆動時つまり希釈液を前記希釈液タンクに戻
    す時のみ開となる逆止弁を介した、ストップ弁付ノズル
    である請求項第4項記載のウィンドウォッシャー液供給
    装置。
JP28160493A 1993-10-14 1993-10-14 ウィンドウォッシャー液供給装置 Pending JPH07112799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28160493A JPH07112799A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ウィンドウォッシャー液供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28160493A JPH07112799A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ウィンドウォッシャー液供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07112799A true JPH07112799A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17641463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28160493A Pending JPH07112799A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 ウィンドウォッシャー液供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07112799A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1035798A (ja) * 1996-07-24 1998-02-10 Kayaba Ind Co Ltd 液油等の供給装置における残液量検知装置
WO2018038534A1 (ko) * 2016-08-24 2018-03-01 이규용 워셔액 즉석 생성기
KR20180022597A (ko) 2016-08-24 2018-03-06 이규용 워셔액 즉석 생성기
US20220257068A1 (en) * 2019-07-19 2022-08-18 Deb Ip Limited Liquid supply system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1035798A (ja) * 1996-07-24 1998-02-10 Kayaba Ind Co Ltd 液油等の供給装置における残液量検知装置
WO2018038534A1 (ko) * 2016-08-24 2018-03-01 이규용 워셔액 즉석 생성기
KR20180022597A (ko) 2016-08-24 2018-03-06 이규용 워셔액 즉석 생성기
US20220257068A1 (en) * 2019-07-19 2022-08-18 Deb Ip Limited Liquid supply system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018133620A1 (zh) 外置洗涤剂投放装置、其控制方法及洗衣机
JPH07112799A (ja) ウィンドウォッシャー液供給装置
KR0119119B1 (ko) 급액장치
JPH0637235B2 (ja) 給油方式
JPS6213997Y2 (ja)
JP2018012522A (ja) 燃料供給装置
JPS6213996Y2 (ja)
JP2000079996A (ja) 給油装置
JPH081165Y2 (ja) 洗車装置
JPH01226600A (ja) タンクローリ装置
JP3500859B2 (ja) 給油装置
JPH0741095A (ja) 給油装置
JPH084067A (ja) 液体供給装置
JP2888077B2 (ja) 給液装置
JP2531386Y2 (ja) 給油装置
JP3463465B2 (ja) 給油装置
JPS6221598Y2 (ja)
JPH0447120Y2 (ja)
KR930003323Y1 (ko) 급유장치
JP2551440B2 (ja) 給油車
JP2599045Y2 (ja) エンジンオイル交換装置
JP2003146398A (ja) 燃料供給システム
JP2001222326A (ja) コンピュータ管理による流体制御システムおよび方法
JP3081410B2 (ja) エンジンオイル交換装置
JPH0725395B2 (ja) オイルチェンジャー