JP2002319519A - 積層セラミック電子部品及びその製造方法 - Google Patents

積層セラミック電子部品及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体層とバイアホールとの接続信頼性が高
く、しかも、特性の劣化のない積層セラミック電子部品
及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 セラミックグリーンシート4に補助磁性
体層(補助セラミック層)6を形成した後、貫通孔5を
形成し、その後導体層2aを形成する。また、回折格子
で分光されたレーザビームをセラミックグリーンシート
4に照射することにより貫通孔5を形成する。また、セ
ラミックグリーンシート4及び補助セラミック層6とし
て、磁性体セラミックを主成分とするものを用いる。セ
ラミックグリーンシート4を介して積層された導体層2
aを、貫通孔5を経て、互いに導通させることによりコ
イルを形成し、積層型インダクタとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明はセラミック電子部
品及びその製造方法に関し、詳しくは、セラミック素子
中に、セラミック層を介して導体層が積層され、バイア
ホールを経て導体層が接続された構造を有する積層セラ
ミック電子部品及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】代表的
な積層型コイル部品の1つに、積層型インダクタがあ
る。そして、積層型インダクタのうちには、例えば、図
5(a),(b)に示すように、素子(チップ状素子)51
中に、複数の内部導体(コイルパターン)52aを接続
することにより形成された積層型のコイル52が配設さ
れているとともに、コイル52の両端部と接続するよう
に外部電極53a,53bが配設された構造を有する積
層型インダクタがある。
【0003】このような積層型インダクタは、例えば、
印刷工法により、コイルパターン52aが表面に形成さ
れた磁性体グリーンシート54を複数枚積層するととも
に、その上下両面側にコイルパターンの形成されていな
い磁性体グリーンシート(外層用シート)54aを積層
した後、圧着し、各コイルパターン52aをバイアホー
ル55により接続してコイル52を形成し、積層体(未
焼成の素子)を焼成した後、素子51の両端部に導電ペ
ーストを塗布、焼付けして、外部電極53a,53b
(図5(a))を形成する工程を経て製造されている。
【0004】ところで、上記従来の積層型インダクタに
おいては、図6に示すように、製造に用いられる磁性体
グリーンシート54は、表面にコイルパターン52aが
印刷(付与)されており、その周囲とは段差がある(す
なわち、コイルパターン52aが印刷されている部分の
厚みが大きく、印刷されていない部分の厚みが小さい)
ため、この磁性体グリーンシート54を複数枚積層し、
圧着したときに、全体を均一に圧着することができず、
電気特性にばらつきが生じたり、層間剥離を生じたりす
るという問題点がある。
【0005】そこで、このような問題点を解決するため
に、図7,8に示すように、磁性体グリーンシート54
の表面に印刷されたコイルパターン52aの周囲に、焼
成後において、その厚みが、コイルパターン52aの厚
みよりも大きくなるように補助磁性体層56を配設する
ようにした積層型インダクタの製造方法が提案されてい
る(特公平7−123091号)。なお、図7,8にお
いて、図5,6と同一符号を付した部分は、同一又は相
当部分を示している。
【0006】この方法により製造された積層型インダク
タの場合、コイルパターン52aと、厚み方向に隣接す
る磁性体層(磁性体グリーンシートの焼結体層)54と
の間には空隙57が介在することになり、この空隙57
が磁性体層54よりも比誘電率が小さいため、分布容量
を少なくして高周波における損失を小さくすることが可
能になるとされている。
【0007】ところで、このように補助磁性体層56を
設けるようにした積層型インダクタを製造する場合、従
来は、セラミックグリーンシート54にバイアホール5
5用の貫通孔を形成した後、コイルパターン(導体層)
52aを形成し、その後補助磁性体層56を形成するよ
うにしている(特公平7−123091号公報の実施例
1)。
【0008】このように、コイルパターン(導体層)5
2aの形成後に補助磁性体層56を形成するようにした
場合、例えば、補助磁性体層56を印刷により形成する
際の滲みや、位置ずれなどにより、補助磁性体層56が
コイルパターン(導体層)52aを覆ってしまうことが
あり、コイルパターン(導体層)52aをグリーンシー
ト54に形成されたバイアホール(貫通孔)55を経て
導通させることができなくなる場合がある。
【0009】また、磁性体グリーンシート54に、バイ
アホール55用の貫通孔を形成した後、補助磁性体層5
6を印刷により形成し、それからコイルパターン(導体
層)52aを形成するようにした場合、補助磁性体層5
6を印刷により形成する際の滲みや、位置ずれなどによ
り、先に形成されているバイアホール55用の貫通孔が
補助磁性体層56により埋まってしまうおそれがあり、
接続不良を招く場合がある。
【0010】このような、コイルパターン(導体層)5
2aとバイアホール55の接続不良を防ぐため、従来
は、コイルパターン(導体層)52aの、バイアホール
55に接続されるべき端部に、図9に示すように、接続
用のランド(大面積部)58を設けることが行われてい
る。しかし、面積の大きなランド58を設けると、バイ
アホール55との接続信頼性を向上させることは可能に
なるが、コイルの周囲の、磁束が発生するスペースが小
さくなり、所望のインダクタンスを得ることができず、
特性の劣化を招くという問題点がある。
【0011】本願発明は、上記問題点を解決するもので
あり、特性の劣化を招くことなく、導体層とバイアホー
ルとの接続信頼性を向上させることが可能な積層セラミ
ック電子部品及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願発明の請求項1にかかる積層セラミック電子部
品の製造方法は、セラミックグリーンシートの、導体層
が形成されるべき領域の周囲に補助セラミック層を形成
する工程と、前記セラミックグリーンシートの、前記補
助セラミック層により囲まれた、導体層が形成されるべ
き領域の所定の位置に、セラミック層を介して配設され
た導体層を互いに接続するバイアホール用の貫通孔を形
成する工程と、前記セラミックグリーンシートの、前記
補助セラミック層により囲まれた領域に導体層を形成す
る工程と、前記補助セラミック層及び前記導体層が形成
されたセラミックグリーンシートを積層、圧着すること
により、前記導体層が前記貫通孔を経て互いに接続され
た積層体を形成する工程と、前記積層体を焼成して焼結
体を形成する工程と、前記焼結体の導体層と導通するよ
うに、焼結体の表面の所定の部分に電極ペーストを塗布
して焼き付けることにより外部電極を形成する工程とを
具備することを特徴としている。
【0013】本願発明(請求項1)の積層セラミック電
子部品の製造方法は、セラミックグリーンシートに補助
セラミック層を形成した後、バイアホール用の貫通孔を
形成し、その後導体層を形成するようにしているので、
導体層の形成後に補助セラミック層を形成する場合のよ
うに、補助セラミック層を印刷により形成する際の滲み
や、位置ずれなどにより、補助セラミック層が導体層を
覆ってしまったり、また、セラミックグリーンシート
に、バイアホール用の貫通孔を形成した後、補助セラミ
ック層を印刷により形成し、それから導体層を形成する
場合のように、補助セラミック層を印刷により形成する
際の滲みや、位置ずれなどにより、バイアホール用の貫
通孔が埋まってしまったりすることを防止して、導体層
とバイアホールとの接続信頼性を向上させることが可能
になる。
【0014】また、導体層の、バイアホールに接続され
るべき端部にランドを設けることなく、あるいはランド
を設ける場合にも、大きなランドを必要とすることな
く、導体層とバイアホールとを確実に接続することが可
能になることから、所望の特性を確保することが可能に
なる。
【0015】なお、本願発明において、「セラミックグ
リーンシートの、導体層が形成されるべき領域の周囲に
補助セラミック層を形成する」とは、セラミックグリー
ンシートの導体層が形成されない領域に補助セラミック
層を形成することを意味する概念であり、必ずしも、導
体層の周囲を完全に取り囲むように補助セラミック層を
形成する場合に限られるものではなく、導体層の一部が
セラミックグリーンシートの端部まで形成される場合の
ように、導体層の周囲を完全に取り囲まない場合も含む
広い概念である。
【0016】また、請求項2の積層セラミック電子部品
の製造方法は、前記貫通孔を、回折格子で分光されたレ
ーザビームをセラミックグリーンシートに照射すること
により形成することを特徴としている。
【0017】回折格子で分光されたレーザビームをセラ
ミックグリーンシートに照射することにより貫通孔を形
成するようにした場合、セラミックグリーンシートに対
して、微細で、寸法精度や位置精度の高い貫通孔を、極
めて効率よく形成することが可能になり、本願発明の積
層セラミック電子部品を効率よく製造することが可能に
なる。
【0018】また、請求項3の積層セラミック電子部品
の製造方法は、前記セラミックグリーンシート及び前記
補助セラミック層が、磁性体セラミックを主成分とする
ものであることを特徴としている。
【0019】セラミックグリーンシート及び補助セラミ
ック層として、磁性体セラミックを主成分とするものを
用いることにより、大きなインダクタンスを取得するこ
とが可能になり、特性を向上させることが可能になる。
【0020】また、請求項4の積層セラミック電子部品
の製造方法は、前記セラミックグリーンシートを介して
積層された前記導体層を、前記貫通孔を経て導通させ、
コイルを形成することにより積層型インダクタとするこ
とを特徴としている。
【0021】セラミックグリーンシートを介して積層さ
れた導体層を、貫通孔を経て互いに導通させ、コイルを
形成するようにした場合、導体層の接続信頼性が高く、
大きなインダクタンスを取得することが可能なコイルを
備えた積層型インダクタを得ることが可能になる。
【0022】また、本願発明(請求項5)の積層セラミ
ック電子部品は、少なくとも、(a)レーザ加工により形
成された微細なバイアホールを備えたセラミック層と、
(b)前記セラミック層を介して配設された複数の導体層
であって、前記バイアホールを経て互いに接続された導
体層と、(c)前記導体層の周囲に配設された補助セラミ
ック層とが積層され、一体に焼結された構造を有する積
層セラミック素子の表面に、前記導体層と導通する外部
電極が配設されていることを特徴としている。
【0023】本願発明(請求項5)の積層セラミック電
子部品は、レーザ加工により形成された微細なバイアホ
ールを備えたセラミック層と、セラミック層を介して配
設された複数の導体層であって、バイアホールを経て互
いに接続された導体層と、導体層の周囲に配設された補
助セラミック層とが積層され、一体に焼結された構造を
有する積層セラミック素子の表面に、引出電極を介して
導体層と導通する外部電極が配設された構造を有してお
り、導体層がバイアホールを経て確実に接続されている
とともに、補助セラミック層を備えていることから、層
間剥離などの構造上の欠陥や、電気特性のばらつきなど
がなく、しかも、導体層の接続信頼性の高い積層セラミ
ック電子部品を確実に製造することが可能になる。な
お、レーザ加工により形成された貫通孔は、特に形状精
度、位置精度が高く、導体層がこの貫通孔を経て確実に
接続されることから、十分な信頼性を備えた積層セラミ
ック電子部品を得ることが可能になる。
【0024】また、請求項6の積層セラミック電子部品
は、前記セラミック層及び補助セラミック層が、磁性体
セラミックを主成分とするものであることを特徴として
いる。
【0025】セラミック層及び補助セラミック層を、磁
性体セラミックを主成分とする材料から形成した場合、
大きなインダクタンスを取得することが可能になり、積
層セラミック電子部品の特性を向上させることが可能に
なる。
【0026】また、請求項7の積層セラミック電子部品
は、前記導体層が、前記バイアホールを経て互いに接続
されることにより形成されたコイルを具備する積層型イ
ンダクタであることを特徴としている。
【0027】セラミック層を介して積層された導体層
が、貫通孔を経て、互いに導通することによりコイルを
形成するようにした場合、導体層の接続信頼性が高く、
十分なインダクタンスを確実に取得することが可能で、
特性に優れた積層型インダクタを得ることが可能にな
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態では、磁
性体セラミック中にコイルが配設された構造を有する積
層型インダクタの製造方法を例にとって説明する。
【0029】(1)まず、酸化第2鉄(Fe):4
9mol%、酸化亜鉛(ZnO):29mol%、酸化ニッケ
ル(NiO):14mol%、酸化銅(CuO):8mol%
の比率で秤量した各材料をボールミルにて15時間湿式
調合し、得られた粉末を750℃で1時間仮焼する。そ
して、得られた仮焼粉末をボールミルにて15時間湿式
粉砕した後、乾燥して粉砕することによりフェライト粉
末を得る。
【0030】(2)それから、このフェライト粉末に対し
てバインダー樹脂、可塑剤、及び湿潤材を加え、ボール
ミルにて15時間混合を行ない、その後、減圧脱泡を行
なってフェライトスラリーを得る。
【0031】(3)そして、このようにして得られたフェ
ライトスラリーを、リップコータ、又はマルチコータを
用いて膜厚25μmの長尺のフェライトグリーンシート
を作成し、これを所定の寸法に切断して、複数枚の磁性
体グリーンシートを得る。
【0032】(4)次に、図1(a)に示すように、得られ
た磁性体グリーンシート4の、導体層2a(図1(c))
が形成されるべき領域の周囲(すなわち、磁性体グリー
ンシート4の、導体層2aが形成されない領域)に、上
記(3)で得たフェライトスラリーをスクリーン印刷法な
どの方法により印刷して、膜厚20μmの補助磁性体層
6を形成する。なお、補助磁性体層6はランド12(図
1(c))を備えた導体層2a(図1(c))に対応する領
域に形成されている。
【0033】(5)それから、図1(b)に示すように、磁
性体グリーンシート4の、補助セラミック層6により囲
まれた、導体層2a(図1(c))が形成されるべき領域
の所定の位置に、導体層2aを互いに接続してコイル2
(図3,図4)を形成するためのバイアホール用の貫通
孔5を形成する。なお、この実施形態では、以下に説明
するようなレーザ加工法により、焼成後の直径が約50
μmの貫通孔5を形成した。すなわち、貫通孔5は、例
えば、磁性体グリーンシート(マザーシート)を移動可
能に支持するX−Yテーブルと、CO2 やYAGなどの
レーザ光源と、レーザ光源から放射されたレーザビーム
を通過させて貫通孔と対応した形状、例えば円形の断面
形状を有する複数のレーザビームに分光する回折格子
と、回折格子を通過して分光されたレーザビームを所定
の反射角で反射させるガルバノスキャンミラーと、反射
されたレーザビームを集光する集光レンズなどを備えた
加工装置を用い、磁性体グリーンシート上に素子のそれ
ぞれと対応する区画を予め設定して、この磁性体グリー
ンシートを移動させながら一つずつの区画に対して所要
個数の貫通孔を同時的に形成する方法により形成した。
そして、このようなレーザビームの照射による方法を用
いた場合には、直径が50μmから200μm程度までの
貫通孔を、±10μm程度の位置精度で、セラミックグ
リーンシートに対して効率よく形成することができる。
したがって、同じ製品寸法で、巻き数の多いコイルを形
成することが可能になる。なお、貫通孔の形成方法は、
上述のようなレーザビームの照射による方法に限られる
ものではなく、金型による打ち抜き加工やドリルによる
穿孔などの方法を適用することも可能である。
【0034】(6)そして、図1(c)に示すように、磁性
体グリーンシート4の、補助磁性体層6が形成されてい
ない領域に、銀粉末又は銀合金粉末を導電成分とする電
極ペーストを塗布して、膜厚が約25μmの導体層2a
を形成する。なお、この実施形態では、導体層2aとバ
イアホール(貫通孔)5との接続信頼性をより向上させ
るため、導体層2aの、バイアホール(貫通孔)5との
接続部となる端部(貫通孔5が形成された位置の周囲部
分)に、ランド12(焼成後の直径が約120μm)を
形成するようにしている。但し、この実施形態の方法に
よれば、レーザビームを照射する方法により貫通孔5を
形成するようにしており、所望の位置に確実に貫通孔5
を形成することが可能であることから、図2(a),(b)
に示すように、導体層2a(図2(b))の端部にランド
が形成されないようなパターンで補助磁性体層6を形成
し、所定の位置に貫通孔5を形成した後(図2(a))、
端部にランドの設けられていない導体層2a(図2
(b))を形成し、この導体層2aをバイアホール(貫通
孔)5により接続してコイルを形成するように構成する
ことも可能である。
【0035】(7)それから、図3に示すように、貫通孔
5が形成され、かつ、補助磁性体層6及び導体層2aが
配設された磁性体グリーンシート4を所定枚数積み重ね
るとともに、その上下両面側に、貫通孔、導体層、補助
磁性体層などが形成されていない外層用の磁性体グリー
ンシート4aを積層して積層体1を得る。
【0036】(8)それから、この積層体1を、1.0t
/cmの圧力で圧着して、積層圧着体を形成する。この
積層圧着体(グリーン積層圧着体)の内部においては、
導体層2aがバイアホール(貫通孔)5により接続さ
れ、コイル2が形成される。なお、通常は、マザー磁性
体グリーンシートを用いて、多数個の素子を同時に製造
する方法が用いられるが、その場合には、このグリーン
積層圧着体の段階で、個々の素子に分割されることにな
る。
【0037】(9)それから、この積層体(グリーン積層
圧着体)を、400℃で2時間加熱して脱バインダー処
理を施した後、900℃で90分間焼成することにより
インダクタ素子(焼結体)を得る。
【0038】(10)次に、インダクタ素子(焼結体)の両
端面に、コイルパターンの引出部(最上層の導体層2a
及び最下層の導体層2a)と導通するように、浸漬法に
より、電極ペーストを塗布し、100℃で10分間乾燥
した後、780℃にて15分間塗膜を焼き付けることに
より、一対の外部電極3a,3bを形成する。これによ
り、図4に示すように、素子1中にコイル2が配設さ
れ、かつ、素子1の両端部に、コイル2と導通するよう
に一対の外部電極3a,3bが配設された構造を有する
積層型インダクタが得られる。
【0039】上記実施形態の方法によれば、磁性体グリ
ーンシート4に補助磁性体層6を形成した後、貫通孔5
を形成し、その後導体層2aを形成するようにしている
ので、例えば、導体層の形成後に補助磁性体層を形成す
る場合のように、補助磁性体層が導体層を覆ってしまっ
たり、また、セラミックグリーンシートに、バイアホー
ルの貫通孔を形成した後、補助磁性体層を印刷により形
成し、それから導体層を形成する場合のように、補助磁
性体層によりバイアホール用の貫通孔が埋まってしまっ
たりすることを防止して、導体層2aとバイアホール
(貫通孔)5との接続信頼性を向上させることが可能に
なる。
【0040】また、導体層2aの、バイアホール(貫通
孔)5に接続されるべき端部に設けられるランド12を
小さくしても、導体層2aとバイアホール(貫通孔)5
とを確実に接続することが可能になることから、コイル
周囲の磁束を発生するスペースを十分に確保して、所望
のインダクタンスを備えたインダクタを得ることが可能
になる(本願発明によれば、ランド12をなくすること
も可能である)。
【0041】なお、上記実施形態の方法で製造した積層
型インダクタについて、導体層2aとバイアホール(貫
通孔)5の接続状態を調べた。なお、試験に供した積層
型インダクタとしては、導電層2aの端部のランド12
の直径が120μm、貫通孔5の直径が50μmのものを
用いた。
【0042】また、比較のため、上記実施形態の積層型
インダクタと同様の構成を有する積層型インダクタであ
って、セラミックグリーンシートに貫通孔を形成した
後、導体層を形成し、その後、導体層の周囲に補助磁性
体層を形成した積層型インダクタ(従来例)、及びセラ
ミックグリーンシートに補助磁性体層を形成した後、貫
通孔を形成し、その後、導体層を形成した積層型インダ
クタ(比較例)を用意し、上記実施形態の積層型インダ
クタの場合と同様に、導体層とバイアホール(貫通孔)
の接続状態を調べた。その結果を表1に示す(サンプル
数は実施例、従来例、比較例、いずれも200個)。
【0043】
【表1】
【0044】表1より、従来例及び比較例の積層型イン
ダクタにおいては、接続不良が4%(従来例)、及び8
%(比較例)であったのに対して、本願発明の実施形態
にかかる積層型インダクタにおいては、接続不良の発生
は認められなかった。この結果から、本願発明によれ
ば、導体層2aとバイアホール(貫通孔)5の接続信頼
性の高い積層型インダクタが得られることがわかる。
【0045】なお、上記実施形態においては、積層型イ
ンダクタを例にとって説明したが、本願発明は、積層型
インダクタに限らず、素子中に積層型のコイルやコンデ
ンサ部などを配設してなる積層型LC複合部品その他の
種々の積層セラミック電子部品に広く適用することが可
能である。
【0046】本願発明はさらにその他の点においても、
上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の
範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能
である。
【0047】
【発明の効果】上述のように、本願発明(請求項1)の
積層セラミック電子部品の製造方法は、セラミックグリ
ーンシートに補助セラミック層を形成した後、バイアホ
ール用の貫通孔を形成し、その後導体層を形成するよう
にしているので、導体層の形成後に補助セラミック層を
形成する場合のように、補助セラミック層を印刷により
形成する際の滲みや、位置ずれなどにより、補助セラミ
ック層が導体層を覆ってしまったり、また、セラミック
グリーンシートに、バイアホール用の貫通孔を形成した
後、補助セラミック層を印刷により形成し、それから導
体層を形成する場合のように、補助セラミック層を印刷
により形成する際の滲みや、位置ずれなどにより、バイ
アホール用の貫通孔が埋まってしまったりすることを防
止して、導体層とバイアホールとの接続信頼性を向上さ
せることができる。また、導体層の、バイアホールに接
続されるべき端部にランドを設けることなく、あるいは
ランドを設ける場合にも、大きなランドを必要とするこ
となく、導体層とバイアホールとを確実に接続すること
が可能になることから、所望の特性を確保することがで
きる。
【0048】また、請求項2の積層セラミック電子部品
の製造方法のように、回折格子で分光されたレーザビー
ムをセラミックグリーンシートに照射することにより貫
通孔を形成するようにした場合、セラミックグリーンシ
ートに対して、微細で、寸法精度や位置精度の高い貫通
孔を、極めて効率よく形成することが可能になり、本願
発明の積層セラミック電子部品を効率よく製造すること
ができる。
【0049】また、請求項3の積層セラミック電子部品
の製造方法のように、セラミックグリーンシート及び補
助セラミック層として、磁性体セラミックを主成分とす
るものを用いた場合、大きなインダクタンスを取得する
ことが可能になり、特性を向上させることができる。
【0050】また、請求項4の積層セラミック電子部品
の製造方法のように、セラミックグリーンシートを介し
て積層された導体層を、貫通孔を経て互いに導通させ、
コイルを形成するようにした場合、導体層の接続信頼性
が高く、大きなインダクタンスを取得することが可能な
コイルを備えた積層型インダクタを得ることができるよ
うになる。
【0051】また、本願発明(請求項5)の積層セラミ
ック電子部品は、レーザ加工により形成された微細で、
位置精度、形状精度の高いバイアホールを備えたセラミ
ック層と、セラミック層を介して配設された複数の導体
層であって、バイアホールを経て互いに接続された導体
層と、導体層の周囲に配設された補助セラミック層とが
積層され、一体に焼結された構造を有する積層セラミッ
ク素子の表面に、引出電極を介して導体層と導通する外
部電極が配設された構造を有しているので、導体層が、
微細で位置精度、形状精度の高いバイアホールを経て確
実に接続されることから、高い接続信頼性を備え、か
つ、補助セラミック層を備えていることから、層間剥離
などの構造上の欠陥や、電気特性のばらつきのない、積
層セラミック電子部品を得ることが可能になる。
【0052】また、請求項6の積層セラミック電子部品
のように、セラミック層及び補助セラミック層を、磁性
体セラミックを主成分とする材料から形成した場合、大
きなインダクタンスを取得することが可能になり、積層
セラミック電子部品の特性を向上させることが可能にな
る。
【0053】また、請求項7の積層セラミック電子部品
のように、セラミック層を介して積層された導体層が、
バイアホールを経て、互いに導通することによりコイル
を形成するようにした場合、導体層の接続信頼性が高
く、十分なインダクタンスを確実に取得することが可能
で、特性に優れた積層型インダクタを得ることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態にかかる積層セラミック
電子部品(積層型インダクタ)の製造方法の一工程を示
す図であり、(a)は磁性体グリーンシートに補助磁性体
層を形成した状態を示す斜視図、(b)は補助磁性体層が
形成された磁性体グリーンシートの所定の位置にバイア
ホール用の貫通孔を形成した状態を示す図、(c)は磁性
体グリーンシートの、補助磁性体層が形成されていない
領域に導体層を形成した状態を示す斜視図である。
【図2】本願発明の実施形態の変形例を示す図であり、
(a)は磁性体グリーンシートに補助磁性体層及びバイア
ホール用の貫通孔を形成した状態を示す図、(b)は磁性
体グリーンシートの、補助磁性体層が形成されていない
領域に導体層を形成した状態を示す斜視図である。
【図3】本願発明の一実施形態にかかる積層セラミック
電子部品(積層型インダクタ)の内部構造を示す分解斜
視図である。
【図4】本願発明の一実施形態にかかる積層セラミック
電子部品(積層型インダクタ)を示す斜視図である。
【図5】従来の積層型インダクタを示す図であり、(a)
は斜視図、(b)は内部構造を示す分解斜視図である。
【図6】従来の積層型インダクタの要部断面図である。
【図7】従来の他の積層型インダクタを示す分解斜視図
である。
【図8】従来の他の積層型インダクタの要部断面図であ
る。
【図9】端部にランドが設けられた導体層を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 積層体 2 コイル 2a 導体層 3a,3b 外部電極 4 磁性体グリーンシート 4a 導体層が配設されていない磁性体グリー
ンシート 5 バイアホール(貫通孔) 6 補助磁性体層(補助セラミック層) 12 ランド
フロントページの続き (72)発明者 竹中 一彦 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 水野 辰哉 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 4E068 AF02 DA09 DA11 DA12 DB12 4G055 AA08 AB01 AC09 BA83 5E062 DD01 DD04 5E070 AA01 AB04 CB04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックグリーンシートの、導体層が形
    成されるべき領域の周囲に補助セラミック層を形成する
    工程と、 前記セラミックグリーンシートの、前記補助セラミック
    層により囲まれた、導体層が形成されるべき領域の所定
    の位置に、セラミック層を介して配設された導体層を互
    いに接続するバイアホール用の貫通孔を形成する工程
    と、 前記セラミックグリーンシートの、前記補助セラミック
    層により囲まれた領域に導体層を形成する工程と、 前記補助セラミック層及び前記導体層が形成されたセラ
    ミックグリーンシートを積層、圧着することにより、前
    記導体層が前記貫通孔を経て互いに接続された積層体を
    形成する工程と、 前記積層体を焼成して焼結体を形成する工程と、 前記焼結体の導体層と導通するように、焼結体の表面の
    所定の部分に電極ペーストを塗布して焼き付けることに
    より外部電極を形成する工程とを具備することを特徴と
    する積層セラミック電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】前記貫通孔を、回折格子で分光されたレー
    ザビームをセラミックグリーンシートに照射することに
    より形成することを特徴とする請求項1記載の積層セラ
    ミック電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】前記セラミックグリーンシート及び前記補
    助セラミック層が、磁性体セラミックを主成分とするも
    のであることを特徴とする請求項1又は2記載の積層セ
    ラミック電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】前記セラミックグリーンシートを介して積
    層された前記導体層を、前記貫通孔を経て導通させ、コ
    イルを形成することにより積層型インダクタとすること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積層セラ
    ミック電子部品の製造方法。
  5. 【請求項5】少なくとも、(a)レーザ加工により形成さ
    れた微細なバイアホールを備えたセラミック層と、(b)
    前記セラミック層を介して配設された複数の導体層であ
    って、前記バイアホールを経て互いに接続された導体層
    と、(c)前記導体層の周囲に配設された補助セラミック
    層とが積層され、一体に焼結された構造を有する積層セ
    ラミック素子の表面に、前記導体層と導通する外部電極
    が配設されていることを特徴とする積層セラミック電子
    部品。
  6. 【請求項6】前記セラミック層及び補助セラミック層
    が、磁性体セラミックを主成分とするものであることを
    特徴とする請求項5記載の積層セラミック電子部品。
  7. 【請求項7】前記導体層が、前記バイアホールを経て互
    いに接続されることにより形成されたコイルを具備する
    積層型インダクタであることを特徴とする請求項5又は
    6記載の積層セラミック電子部品。
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