JP2002057036A - 積層複合電子部品及びその製造方法 - Google Patents

積層複合電子部品及びその製造方法

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JP2002057036A JP2000240667A JP2000240667A JP2002057036A JP 2002057036 A JP2002057036 A JP 2002057036A JP 2000240667 A JP2000240667 A JP 2000240667A JP 2000240667 A JP2000240667 A JP 2000240667A JP 2002057036 A JP2002057036 A JP 2002057036A
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Kenichi Hoshi
健一 星
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インダクター部を有する積層複合電子部品にお
いて、その製造時の焼成体を得る際にインダクター部と
他の電子素子部とで材料の元素の拡散による混合を防止
し、絶縁性の低下を防止する。 【解決手段】インダクター部と他の電子素子部との間に
金属層又は金属含有層を設ける。インダクター部と他の
電子素子部のそれぞれのグリーンシート積層体の間に金
属膜又は金属含有膜を有するグリーンシートを介在させ
焼成する工程を有する積層複合電子部品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば積層LCチップ
部品等の積層複合電子部品の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気部品の小型化は著しく進んで
おり、特に、パーソナルコンピュータ、携帯電話等は小
型化が進み、それに伴って、内部の電子部品の一層の小
型化が求められている。その中でも、コンデンサ、イン
ダクターとしてのコイル部品は、電子回路部品の中でも
多数使用されており、その部品の大きさによって電子機
器そのものの大きさが決定されてしまうといっても過言
ではない。そのため、最近ではコンデンサとインダクタ
ーを一体にして成形し、小型化できるようにした、積層
コンデンサーと積層インダクターを一体化した積層LC
素子からなる積層複合電子部品が広く使用されるように
なってきている。
【0003】この積層複合電子部品の製法は、図1に示
すように、フェライトをバインダーで練り固めシート状
にしたフェライトグリーンシート1、1、1、1にAg
を主とした導体材料ペーストをスクリーン印刷により塗
布することによりそれぞれコイルパターン1a、1a・
・、1b、1b・・、1c、1c・・、1d、1d・・
を形成したインダクタ用グリーンシートを作成し、これ
らのコイルパターンがコイルを形成するようにこれらイ
ンダクタ用グリーンシートを積層してインダクタ用グリ
ーンシート積層体を作成し、さらにその両主面にフェラ
イトグリーンシート1を2枚づつ重ね、さらに最上位に
フェライトグリーンシート1を重ね、これには各コイル
毎に区分するカットライン1eを付しておく。また、酸
化チタンを主成分とする誘電体材料をバインダーで練り
固めシート状にした誘電体セラミックグリーンシート
2、2にAgを主とした導体ペーストをスクリーン印刷
により塗布することにより内部電極パターン2a、2a
・・、2b、2b・・を形成したコンデンサ用グリーン
シートを作成し、これらの内部電極パターンが部分対向
するようにこれらコンデンサ用グリーンシートを積層し
たコンデンサ用グリーンシート積層体を作成し、さらに
その両主面に誘電体セラミックグリーンシート2を2枚
づつ重ねる。
【0004】その後、上記のフェライトグリーンシート
を両側に重ねたインダクタ用グリーンシート積層体及び
誘電体セラミックグリーンシートを両側に重ねたコンデ
ンサ用グリーンシート積層体を各コイルと各コンデンサ
が重なって一つの積層LC単位を作るように積層し、L
Cグリーンシート積層体を形成する。このようにして数
百個分の積層LCを一枚のLCグリーンシート積層体に
形成する。次に、図示省略したが、このグリーンシート
積層体を金型に収容し一定の圧力、温度、時間で圧着し
て圧着LCグリーンシート積層体を形成した後、上記カ
ットラインに沿って裁断し、ついで得られた各個体から
なる未焼成部品チップを容器に適宜並べて、炉に入れ、
焼成する。これにより、図2に示すように、フェライト
磁性体内にコイルを設けたインダクター部3と誘電体磁
器内にコンデンサを設けたコンデンサ部4を積層した細
長形状の積層LC素子チップ5が得られる(図1とは、
インダクター部3とコンデンサ部4は積層方向が上下逆
になっている。)が、その積層LC素子チップ5の両端
面及びその中間側面にコイル、コンデンサの引出部に接
続する外部端子電極6、6を形成する。このようにして
積層LC素子チップ5に外部端子電極6、6を形成した
積層LC複合電子部品が得られる。この積層LC複合電
子部品は、図示省略したが、プリント配線基板のはんだ
付けランドに外部端子電極がはんだ付けされて使用され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
ように、インダクター部3となるインダクター用グリー
ンシート積層体7と、コンデンサ部4となるコンデンサ
用グリーンシート積層体8は、それぞれ材料が異なるた
めに、焼成工程ではそれぞれの材料の元素が加熱により
拡散し、絶縁性の低い物質が生成し、電気特性が劣化す
る。
【0006】本発明の第1の目的は、例えば磁性体層と
誘電体磁器層のそれぞれの材料の元素が入り混じること
のない積層複合電子部品及びその製造方法を提供するこ
とにある。本発明の第2の目的は、接合部の絶縁性低下
による電気特性の劣化のない積層複合電子部品及びその
製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)、コイルパターンを有する複数の
磁性体層を積層しそれぞれのコイルパターンを接続して
コイルを形成した少なくとも1つのインダクター部と、
他の材料の絶縁体層又はその積層体を用いて形成した少
なくとも1つの他の電子素子部とをそれぞれの積層方向
を互いに同じにして金属層又は金属含有層を有する層を
介して積層した複合素子積層体の外壁に外部端子電極を
形成した積層複合電子部品を提供するものである。ま
た、本発明は、(2)、コイルパターンを有する複数の
磁性体層を積層しそれぞれのコイルパターンを接続して
コイルを形成した少なくとも1つのインダクター部と、
内部電極パターンを有する複数の誘電体層を少なくとも
積層して形成した少なくとも1組のコンデンサ部とをそ
れぞれの積層方向を互いに同じにして金属層又は金属含
有層を有する層を介して積層したLC積層体の外壁にL
C回路の外部端子電極を有するLCチップ部品である積
層複合電子部品、(3)、少なくとも1つのインダクタ
ー部と、少なくとも1つの他の電子素子部のそれぞれに
対応するグリーンシート積層体又はグリーンシート絶縁
体層の界面に金属膜又は金属含有膜を有する金属膜付グ
リーンシートを介在し、該金属膜付グリーンシートを介
したグリーンシート積層体を焼成して金属焼成層又は金
属含有焼成層を有する層を上記インダクター部と他の電
子素子部との間に介在させた複合素子積層体を得る工程
を有する上記(1)の積層複合電子部品の製造方法、
(4)、少なくとも1つのインダクター部と、少なくと
も1組のコンデンサ部のそれぞれに対応するグリーンシ
ート積層体の界面に金属膜又は金属含有膜を有する金属
膜付グリーンシートを介在し、該金属膜付グリーンシー
トを介した上記グリーンシート積層体を焼成して金属焼
成層又は金属含有焼成層を有する層を上記インダクター
部とコンデンサ部との間に介在させたLC積層体を得る
工程を有する上記(2)の積層複合電子部品の製造方法
を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、その詳細
は以下の実施例で述べるが、少なくともこれらの実施例
を含む。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1〜3を参照して、図
4、5に基づいて説明する。 実施例1 TiO2 を主成分とする誘電体材料100重量部に対
し、バインダーとしてのポリビニルブチラール樹脂10
重量部と、可塑剤5重量部と、分散剤1重量部と、トル
エンとエタノールの混合溶剤を100重量部とする配合
物をビーズミルにて120分間混合・分散し、誘電体ス
ラリーを調製する。また、Ni−Znフェライトを主成
分とする磁性体材料100重量部に対し、バインダーと
してのポリビニルブチラール樹脂12重量部と、可塑剤
5重量部と、分散剤1重量部と、トルエンとエタノール
の混合溶剤を120重量部とする配合物をビーズミルに
て120分間混合・分散し、磁性体スラリーを調製す
る。次に、上記の誘電体スラリーをポリエステル(PE
T)フィルム上にドクターブレード法により塗布し、8
0℃で乾燥させて、厚さ50μmの誘電体セラミックグ
リーンシート(図1に示す誘電体セラミックグリーンシ
ート2、2・・・に対応)を作製する。また、上記磁性
体スラリーを同様に用いて、厚さ50μmのフェライト
グリーンシート(図1に示すフェライトグリーンシート
1、1・・・に対応)を作製する。磁性体グリーンシー
トにはコイルパターンを形成すべき所定の範囲の予め決
められた位置に金型にて直径150μmのビアホールを
形成する。
【0010】このようにして得られた、誘電体セラミッ
クグリーンシートにAgを主体とした内部導体ペースト
をスクリーン印刷により塗布することにより、内部電極
パターン(図1に示す内部電極パターン2a、2a・
・、2b、2b・・に対応)を形成したコンデンサ用グ
リーンシートを作製し、これらの内部電極パターンが部
分対向するようにこれらを積層したコンデンサ用グリー
ンシート積層体を作製し、その両主面に誘電体セラミッ
クグリーンシートを2枚づつ重ね(図1に示す誘電体セ
ラミックグリーンシート2を3枚づつ重ねる、に対
応)、さらに最上位には誘電体セラミックグリーンシー
トには各内部電極パターン毎に区分するカットラインを
付しておく(図1に示すフェライトグリーンシート1を
重ね、これには各コイル毎に区分するカットライン1e
を付しておく、に対応するがその種類が異なってい
る)。また、上記のフェライトグリーンシートにはAg
を主体とした内部導体ペーストをスクリーン印刷により
塗布することによりそれぞれコイルパターン(図1に示
すコイルパターン1a、1a・・、1b、1b・・、1
c、1c・・、1d、1d・・に対応)を形成したイン
ダクター用グリーンシートを作製し、これらのコイルパ
ターンがコイルを形成するようにこれらを積層してイン
ダクター用グリーンシート積層体を作製し、その上側の
主面にフェライトグリーンシートを4枚、その下側の主
面にフェライトグリーンシートを3枚重ねる(図1に示
すフェライトグリーンシート1を2枚づつ重ね、に対
応)。
【0011】その後、上記の誘電体セラミックグリーン
シートを重ねたコンデンサ用セラミックグリーンシート
積層体の下側に、上記のフェライトグリーンシートを重
ねたインダクター用グリーンシート積層体を各コイルと
各コンデンサが重なって一つの積層LC単位を作るよう
に積層するが、その際両者の中間に、上記フェライトグ
リーンシートに金属材料粉末(Ag、Pd、Au、Pt
等の貴金属及びこれらの合金の少なくとも1種)の例え
ばAgを主体とした金属材料含有ペーストをスクリーン
印刷により塗布して得た金属膜付グリーンシートを介在
させ、LCグリーンシート積層体を形成する。このよう
にして数百個分の積層LCを一枚のグリーンシート積層
体に形成する。次に、このLCグリーンシート積層体を
金型に収容し、80℃、15分間、300Kg/cm2
の圧力で圧着して圧着LCグリーンシート積層体を形成
する。得られた圧着LCグリーンシート積層体を上記カ
ットラインに沿って裁断し、多数の個体とし、各個体か
らなる細長形状の未焼成部品チップとする。
【0012】このようにして得られる各未焼成部品チッ
プの構造は、インダクター用グリーンシート積層体の部
分については、図4の(a)、(b)に示される。すな
わち、図4の(b)に示すように、フェライトグリーン
シート11、11・・・には、各フェライトグリーンシ
ート毎にコイルパターン11a、11b、11c、11
dを各別に形成し、図4の(a)に示すように、それぞ
れコイルパターン11a、11b、11cを各別に形成
した3枚のインダクタ用フェライグリーンシートを順次
重ね、その下にさらにそれぞれコイルバリーン11b、
11cを各別に形成した2枚のインダクタ用フェライグ
リーンシートを重ね、これをもう1回繰り返し、さらに
その下にコイルパターン11dを形成したインダクタ用
フェライグリーンシートを重ね、インダクタ用グリーン
シート積層体を形成する。その際、図4の(b)に示す
ように、各パターンにビアホール11a−1、11b−
1、11c−1に塗布され充填された導体ペーストによ
り各コイルパターンは接続されるようにする。そして最
後にフェライトグリーンシート11、11・・・そのも
のを上に4枚、下に3枚重ねる。また、誘電体セラミッ
クグリーンシート12、12・・・には、図4の(b)
に示すように、各誘電体セラミックグリーンシート毎に
内部電極パターン12a、12bを形成し、図4の
(a)に示すように、それぞれ内部電極パターン12
a、12bを各別に形成した2枚のコンデンサ用セラミ
ックグリーンシートを順次重ね、その上にこの積層体と
同じように形成した積層体を重ね、さらにその上に内部
電極パターン12aを形成したコンデンサ用セラミック
グリーンシートを重ね、コンデンサ用セラミックグリー
ンシート積層体を形成する。そして最後に誘電体セラミ
ックグリーンシート12、12・・・そのものを上下に
3枚づつ重ねる。次に、図5の(a)、(b)に示すよ
うに、フェライトグリーンシート11に金属含有膜13
を形成し、金属膜付フェライトグリーンシートを得る
が、その際図5の(a)に示すように、コンデンサ用セ
ラミックグリーンシート積層体の内部電極パターン12
a、12bが交叉する部分より大きく、また、図5の
(b)に示すように、インダクタ用グリーンシート積層
体のコイルパターン11b、11c(図示省略)及びこ
れに相当する11a、11dの部分(図示省略)の周回
部分より大きい面積の金属含有膜13を形成する。な
お、図5の(a)、(b)はフェライトグリーンシート
11上の金属含有膜13と上記内部電極パターン、上記
コイルパターンとの関係を示した説明図である。このよ
うに、焼成後の状態で金属含有膜の焼成体の金属層とし
ては異種材料の接合界面にあることが望ましく、内部電
極との関係では、内部電極が機能している領域(コンデ
ンサ部の内部電極交差部分、インダクタ部の周回部分)
より大きな面積であることが望ましい。それから、上記
のそれぞれの積層体をその間にこの金属膜付フェライト
グリーンシートを上記したように、図4の(a)、
(b)に示すように金属含有膜13を介在させて積層
し、LCグリーンシート積層体が得られる。
【0013】各未焼成部品素体は、容器に適宜並べて、
炉に入れ、500℃、2時間加熱し、グリーンシート中
のバイダー等を分解除去する、いわゆる脱バイ処理を行
なった後、900℃、1時間焼成する。このようにし
て、誘電体磁器内にコンデンサを設けたコンデンサ部
(C部)とフェライト磁性体内にコイルを設けたインダ
クター部(L部)を、金属含有膜13の焼成体の金属含
有焼成層(金属層でもよい、以下同様)を介して積層し
た積層LC素子チップ(図2に示すインダクター部3と
コンデンサ部4からなる積層LC素子チップ5に対応)
が得られる。そして、最後に、その積層LC素子チップ
にコイル、コンデンサの引出部に接続する導体膜を、A
gを主とする金属材料とガラスフリットからなる導体ペ
ーストの塗布により形成し、ついでこれを800℃、1
分間加熱して焼付け、さらにこの導体膜にNiメッキ、
続いてはんだメッキを施して外部端子電極(図2に示す
外部端子電極6、6に対応)を形成し、積層LC複合電
子部品(図2の積層LC複合電子部品に対応)を完成さ
せる。この積層LC複合電子部品は、図示省略したが、
プリント基板のはんだ付けランドに外部端子電極がはん
だ付けされて使用される。このようにすると、上記のそ
れぞれの積層体は金属含有膜13を介して脱バイ処理及
び焼成されるので、それぞれの積層体のグリーンシート
は焼成の進展につれて焼成体のコンデンサ部、インダク
ター部となって行き、金属含有膜13も脱バイ処理され
て焼成体の金属含有焼成層となって行くが、その過程で
は金属含有膜ないしは金属含有焼成層によりこれを境に
した両側からの異なる材料の拡散は遮断される。なお、
上記実施例において、界面全面に金属含有層を設けても
よく、金属含有層は金属層でもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、例えば磁性体層と誘電
体磁器層の間に例えば金属含有焼成層又は金属含有焼付
層の金属層又は金属含有層を介在させたので、それぞれ
の材料の元素が入り混じることがなく、接合部の絶縁性
が低下しない。このようにして、本発明は、品質が安定
し、歩留まりがよく、部品コストを低減することができ
る積層複合電子部品及びその製造方法を提供することが
できる。さらに本発明は、各種構造の積層LC素子チッ
プ等に即応した融通性のある積層複合電子部品の製造方
法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の積層LC複合電子部品の製造工程を示す
説明図である。
【図2】その積層LC複合電子部品の一例を示す斜視図
である。
【図3】その積層LC複合電子部品の製造工程で得られ
る焼成体(積層LC素子)のその移行過程における材料
の元素の拡散を示す説明図である。
【図4】図4の(a)は本発明の一実施例の積層LC複
合電子部品の一製造工程を示す説明図、図4の(b)は
その一部の平面図である。
【図5】図5の(a)はその実施例の積層LC複合電子
部品の一製造工程におけるコンデンサの内部電極パター
ンと金属含有膜との関係を示す説明図、図5の(b)は
インダクターのコイルパターンと金属含有膜との関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
1、11 フェライトグリーンシート 1a〜1d、11a〜11d コイルパターン 2、12 誘電体セラミックグリーンシート 2a、2b、12a、12b 内部電極パターン 3 インダクター部 4 コンデンサ部 6 外部端子電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01G 4/40 H01G 4/40 321A Fターム(参考) 5E001 AB03 AC10 AE03 AZ01 5E062 DD04 5E070 AA05 AB01 BA12 BB03 CB03 CB13 CB17 CC01 EA01 5E082 AA01 AB03 BC33 DD08 EE04 EE11 EE23 EE35 FF05 FG06 FG26 FG54 GG10 GG11 JJ03 JJ23 KK08 LL15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルパターンを有する複数の磁性体層
    を積層しそれぞれのコイルパターンを接続してコイルを
    形成した少なくとも1つのインダクター部と、他の材料
    の絶縁体層又はその積層体を用いて形成した少なくとも
    1つの他の電子素子部とをそれぞれの積層方向を互いに
    同じにして金属層又は金属含有層を有する層を介して積
    層した複合素子積層体の外壁に外部端子電極を形成した
    積層複合電子部品。
  2. 【請求項2】 コイルパターンを有する複数の磁性体層
    を積層しそれぞれのコイルパターンを接続してコイルを
    形成した少なくとも1つのインダクター部と、内部電極
    パターンを有する複数の誘電体層を少なくとも積層して
    形成した少なくとも1組のコンデンサ部とをそれぞれの
    積層方向を互いに同じにして金属層又は金属含有層を有
    する層を介して積層したLC積層体の外壁にLC回路の
    外部端子電極を有するLCチップ部品である積層複合電
    子部品。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのインダクター部と、少
    なくとも1つの他の電子素子部のそれぞれに対応するグ
    リーンシート積層体又はグリーンシート絶縁体層の界面
    に金属膜又は金属含有膜を有する金属膜付グリーンシー
    トを介在し、該金属膜付グリーンシートを介したグリー
    ンシート積層体を焼成して金属焼成層又は金属含有焼成
    層を有する層を上記インダクター部と他の電子素子部と
    の間に介在させた複合素子積層体を得る工程を有する請
    求項1に記載の積層複合電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのインダクター部と、少
    なくとも1組のコンデンサ部のそれぞれに対応するグリ
    ーンシート積層体の界面に金属膜又は金属含有膜を有す
    る金属膜付グリーンシートを介在し、該金属膜付グリー
    ンシートを介した上記グリーンシート積層体を焼成して
    金属焼成層又は金属含有焼成層を有する層を上記インダ
    クター部とコンデンサ部との間に介在させたLC積層体
    を得る工程を有する請求項2に記載の積層複合電子部品
    の製造方法。
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