JP2002316298A5 - - Google Patents
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【0009】
【課題を解決するための手段と作用効果】
請求項1の発明に係るトランスファプレスは、スライドを複数個備えたトラスファプレスであって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライド同士を互いに同期駆動させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明に係るトランスファプレスは、スライドを複数個備えたトラスファプレスであって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライドを個々に単独駆動させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項3の発明に係るトランスファプレスは、スライドを複数個備え、かつ駆動源としてサーボモータを用いたトラスファプレスであって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライド同士を互いに同期駆動させる制御手段とを備え、この制御手段は、それぞれのスライドの駆動条件を任意に設定可能であることを特徴とする。
請求項4の発明に係るトランスファプレスは、スライドを複数個備え、かつ駆動源としてサーボモータを用いたトラスファプレスであって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライドを個々に単独駆動させる制御手段とを備え、この制御手段は、それぞれのスライドの駆動条件を任意に設定可能であることを特徴とする
【課題を解決するための手段と作用効果】
請求項1の発明に係るトランスファプレスは、スライドを複数個備えたトラスファプレスであって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライド同士を互いに同期駆動させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明に係るトランスファプレスは、スライドを複数個備えたトラスファプレスであって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライドを個々に単独駆動させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項3の発明に係るトランスファプレスは、スライドを複数個備え、かつ駆動源としてサーボモータを用いたトラスファプレスであって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライド同士を互いに同期駆動させる制御手段とを備え、この制御手段は、それぞれのスライドの駆動条件を任意に設定可能であることを特徴とする。
請求項4の発明に係るトランスファプレスは、スライドを複数個備え、かつ駆動源としてサーボモータを用いたトラスファプレスであって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライドを個々に単独駆動させる制御手段とを備え、この制御手段は、それぞれのスライドの駆動条件を任意に設定可能であることを特徴とする
【0010】
請求項1ないし請求項4の発明では、複数個のスライドを備えたトランスファプレスにおいて、駆動源を含むスライド駆動部がスライド毎に設けられているため、駆動源としては、一つのスライドを駆動すればよく、従来ほど大きな能力を必要としない分、十分に小型で汎用性の高いものを使用でき、調達などに要する手間やコストが削減される。
また、スライド毎に設けられた駆動部を制御することにより、各スライドが様々なモーションで駆動されるようになる。例えば、各スライドを従来通りに同時に駆動(位相差なしでの同期駆動)する場合の他、任意の位相差で同期駆動させたり、サイクル毎に所定時間上死点で停止させたり、あるいは個別に単独駆動させることが可能である。従って、プレス一台でトランスファプレス本来の加工が行えるうえ、タンデムプレスや、単独プレスのような加工が行えるようになり、多様な加工に適応できる。
以上により、前記目的が達成される。
請求項1ないし請求項4の発明では、複数個のスライドを備えたトランスファプレスにおいて、駆動源を含むスライド駆動部がスライド毎に設けられているため、駆動源としては、一つのスライドを駆動すればよく、従来ほど大きな能力を必要としない分、十分に小型で汎用性の高いものを使用でき、調達などに要する手間やコストが削減される。
また、スライド毎に設けられた駆動部を制御することにより、各スライドが様々なモーションで駆動されるようになる。例えば、各スライドを従来通りに同時に駆動(位相差なしでの同期駆動)する場合の他、任意の位相差で同期駆動させたり、サイクル毎に所定時間上死点で停止させたり、あるいは個別に単独駆動させることが可能である。従って、プレス一台でトランスファプレス本来の加工が行えるうえ、タンデムプレスや、単独プレスのような加工が行えるようになり、多様な加工に適応できる。
以上により、前記目的が達成される。
【0011】
請求項5の発明に係るトランスファプレスは、クラウン、スライド、およびベッドを1組とした複数のユニットがワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット間には当該ユニットに共通なアプライトが設けられているトランスファプレスであって、前記ユニット毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライド同士を互いに同期駆動させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項6の発明に係るトランスファプレスは、クラウン、スライド、およびベッドを1組とした複数のユニットがワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット間には当該ユニットに共通なアプライトが設けられているトランスファプレスであって、前記ユニット毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライドを個々に単独駆動させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項5の発明に係るトランスファプレスは、クラウン、スライド、およびベッドを1組とした複数のユニットがワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット間には当該ユニットに共通なアプライトが設けられているトランスファプレスであって、前記ユニット毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライド同士を互いに同期駆動させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項6の発明に係るトランスファプレスは、クラウン、スライド、およびベッドを1組とした複数のユニットがワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット間には当該ユニットに共通なアプライトが設けられているトランスファプレスであって、前記ユニット毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するスライド駆動部と、このスライド駆動部を制御してスライドを個々に単独駆動させる制御手段と、を備えていることを特徴とする。
【0012】
請求項5および請求項6の発明では、スライド駆動部をユニット毎に設けるので、スライド駆動部を構成する駆動源としては、一つのユニットのスライドを駆動すればよく、請求項1で説明したと同様に、十分に小型で汎用性の高いものを使用でき、調達などに要する手間やコストが削減される。
また、スライド駆動部を制御手段で制御することにより、ユニット毎のスライドを従来通りに同時に駆動(位相差なしで同期駆動)する場合の他、任意の位相差で同期駆動させたり、サイクル毎に所定時間上死点で停止させたり、あるいは個別に単独駆動可能である。従って、スライドをワークの加工高さや金型サイズ等に応じた位相差で駆動させたり、単独駆動させることで、プレス一台でトランスファプレス本来の加工が行えるうえ、タンデムプレスや、単独のプレスのような加工が行えるようになり、多様な加工に適応できる。
以上により、前記目的が達成される。
請求項5および請求項6の発明では、スライド駆動部をユニット毎に設けるので、スライド駆動部を構成する駆動源としては、一つのユニットのスライドを駆動すればよく、請求項1で説明したと同様に、十分に小型で汎用性の高いものを使用でき、調達などに要する手間やコストが削減される。
また、スライド駆動部を制御手段で制御することにより、ユニット毎のスライドを従来通りに同時に駆動(位相差なしで同期駆動)する場合の他、任意の位相差で同期駆動させたり、サイクル毎に所定時間上死点で停止させたり、あるいは個別に単独駆動可能である。従って、スライドをワークの加工高さや金型サイズ等に応じた位相差で駆動させたり、単独駆動させることで、プレス一台でトランスファプレス本来の加工が行えるうえ、タンデムプレスや、単独のプレスのような加工が行えるようになり、多様な加工に適応できる。
以上により、前記目的が達成される。
【0013】
請求項7の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、スライドを複数個備えたトラスファプレスのスライド駆動方法であって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を制御することにより、スライド同士を互いに同期駆動させることを特徴とする。
請求項8の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、スライドを複数個備えたトラスファプレスのスライド駆動方法であって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を制御することにより、スライドを個々に単独駆動させることを特徴とする。
請求項9の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、スライドを複数個備えたトラスファプレスのスライド駆動方法であって、前記スライド毎に設けられた駆動源としてのサーボモータでスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を任意に設定した駆動条件で制御することにより、スライド同士を互いに同期駆動させることを特徴とする。
請求項10の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、スライドを複数個備えたトラスファプレスのスライド駆動方法であって、前記スライド毎に設けられた駆動源としてのサーボモータでスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を任意に設定した駆動条件で制御することにより、スライドを個々に単独駆動させることを特徴とする。
請求項7の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、スライドを複数個備えたトラスファプレスのスライド駆動方法であって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を制御することにより、スライド同士を互いに同期駆動させることを特徴とする。
請求項8の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、スライドを複数個備えたトラスファプレスのスライド駆動方法であって、前記スライド毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を制御することにより、スライドを個々に単独駆動させることを特徴とする。
請求項9の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、スライドを複数個備えたトラスファプレスのスライド駆動方法であって、前記スライド毎に設けられた駆動源としてのサーボモータでスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を任意に設定した駆動条件で制御することにより、スライド同士を互いに同期駆動させることを特徴とする。
請求項10の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、スライドを複数個備えたトラスファプレスのスライド駆動方法であって、前記スライド毎に設けられた駆動源としてのサーボモータでスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を任意に設定した駆動条件で制御することにより、スライドを個々に単独駆動させることを特徴とする。
【0014】
請求項7ないし請求項10の発明は、請求項1ないし請求項4のトランスファプレスを用いることで実現可能なスライド駆動方法であり、従って、請求項1ないし請求項4で説明したように、本発明の目的が達成される。
なお、本発明では、複数のスライド全てを位相差なしで同期駆動させる場合、複数のスライド全てを所定の位相差で同期駆動させる場合、複数のスライド全てを単独駆動させる場合、これらの位相差なしの同期駆動と、位相差を持つ同期駆動と、サイクル毎に所定時間上死点で停止させる同期駆動と、単独駆動とを任意に組み合わせた場合等が含まれ、また、単独駆動には、スライドを停止状態に維持する場合も含まれる。
請求項7ないし請求項10の発明は、請求項1ないし請求項4のトランスファプレスを用いることで実現可能なスライド駆動方法であり、従って、請求項1ないし請求項4で説明したように、本発明の目的が達成される。
なお、本発明では、複数のスライド全てを位相差なしで同期駆動させる場合、複数のスライド全てを所定の位相差で同期駆動させる場合、複数のスライド全てを単独駆動させる場合、これらの位相差なしの同期駆動と、位相差を持つ同期駆動と、サイクル毎に所定時間上死点で停止させる同期駆動と、単独駆動とを任意に組み合わせた場合等が含まれ、また、単独駆動には、スライドを停止状態に維持する場合も含まれる。
【0015】
請求項11の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、クラウン、スライド、およびベッドを1組とした複数のユニットがワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット間には当該ユニットに共通なアプライトが設けられているトランスファプレスに用いられるトランスファプレスのスライド駆動方法であって、前記ユニット毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を制御することにより、スライド同士を互いに同期駆動させることを特徴とする。
請求項12の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、クラウン、スライド、およびベッドを1組とした複数のユニットがワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット間には当該ユニットに共通なアプライトが設けられているトランスファプレスに用いられるトランスファプレスのスライド駆動方法であって、前記ユニット毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を制御することにより、スライドを個々に単独駆動させることを特徴とする。
請求項11の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、クラウン、スライド、およびベッドを1組とした複数のユニットがワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット間には当該ユニットに共通なアプライトが設けられているトランスファプレスに用いられるトランスファプレスのスライド駆動方法であって、前記ユニット毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を制御することにより、スライド同士を互いに同期駆動させることを特徴とする。
請求項12の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、クラウン、スライド、およびベッドを1組とした複数のユニットがワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット間には当該ユニットに共通なアプライトが設けられているトランスファプレスに用いられるトランスファプレスのスライド駆動方法であって、前記ユニット毎に設けられた駆動源でスライドを駆動するとともに、この駆動源を含むスライド駆動部を制御することにより、スライドを個々に単独駆動させることを特徴とする。
【0016】
請求項11および請求項12の発明は、請求項5および請求項6のトランスファプレスを用いることで実現可能なスライド駆動方法であり、従って、請求項5および請求項6で説明したように、本発明の目的が達成される。
なお、本発明でも、複数のスライド全てを位相差なしで同期駆動させる場合、複数のスライド全てを所定の位相差で同期駆動させる場合、複数のスライド全てを単独駆動させる場合、これらの位相差なしの同期駆動と、位相差を持つ同期駆動と、サイクル毎に所定時間上死点で停止させる同期駆動と、単独駆動とを任意に組み合わせた場合等が含まれ、また、単独駆動には、スライドを停止状態に維持する場合も含まれる。
請求項11および請求項12の発明は、請求項5および請求項6のトランスファプレスを用いることで実現可能なスライド駆動方法であり、従って、請求項5および請求項6で説明したように、本発明の目的が達成される。
なお、本発明でも、複数のスライド全てを位相差なしで同期駆動させる場合、複数のスライド全てを所定の位相差で同期駆動させる場合、複数のスライド全てを単独駆動させる場合、これらの位相差なしの同期駆動と、位相差を持つ同期駆動と、サイクル毎に所定時間上死点で停止させる同期駆動と、単独駆動とを任意に組み合わせた場合等が含まれ、また、単独駆動には、スライドを停止状態に維持する場合も含まれる。
【0017】
請求項13の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、請求項7ないし請求項12のいずれかに記載のトランスファプレスのスライド駆動方法において、少なくとも一対のスライドを同期駆動させる場合には、少なくとも1個のスライドが1サイクル毎に所定時間上死点停止を行いながら同期駆動するように前記スライド駆動部を制御することを特徴とする。
このような方法では、トランスファプレスをタンデムプレスとして機能させることが可能であり、また、加工ステーション間にアイドルステーションを必ずしも必要としないため、タンデムプレスに比べて、設置スペースが少なくてすむうえに、生産性が高い。
請求項13の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、請求項7ないし請求項12のいずれかに記載のトランスファプレスのスライド駆動方法において、少なくとも一対のスライドを同期駆動させる場合には、少なくとも1個のスライドが1サイクル毎に所定時間上死点停止を行いながら同期駆動するように前記スライド駆動部を制御することを特徴とする。
このような方法では、トランスファプレスをタンデムプレスとして機能させることが可能であり、また、加工ステーション間にアイドルステーションを必ずしも必要としないため、タンデムプレスに比べて、設置スペースが少なくてすむうえに、生産性が高い。
【0018】
請求項14の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、請求項7ないし請求項13のいずれかに記載のトランスファプレスのスライド駆動方法において、少なくとも一対のスライドを同期駆動させる場合には、これらのスライドが位相差を持って同期駆動するように前記スライド駆動部を制御することを特徴とする。
このような方法は、例えば、1個のスライドにおいて、他のスライドよりも位相を早めてスライドを駆動させれば、他のユニットでの加工が終了した段階で、当該1個のスライドでは、それよりも先に加工が終了し、スライドがより高い位置に戻っていることになる。従って、この1台のスライドでの加工ステーションでは、より加工高さの大きいワークであっても、ワークが金型と干渉せずに確実に搬送されるようになる。
また、全てのユニットで位相差を任意に設定すれば、トランスファプレスがタンデムプレスとして機能するようになり、プレスの多様化が確実に促進される。
請求項14の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、請求項7ないし請求項13のいずれかに記載のトランスファプレスのスライド駆動方法において、少なくとも一対のスライドを同期駆動させる場合には、これらのスライドが位相差を持って同期駆動するように前記スライド駆動部を制御することを特徴とする。
このような方法は、例えば、1個のスライドにおいて、他のスライドよりも位相を早めてスライドを駆動させれば、他のユニットでの加工が終了した段階で、当該1個のスライドでは、それよりも先に加工が終了し、スライドがより高い位置に戻っていることになる。従って、この1台のスライドでの加工ステーションでは、より加工高さの大きいワークであっても、ワークが金型と干渉せずに確実に搬送されるようになる。
また、全てのユニットで位相差を任意に設定すれば、トランスファプレスがタンデムプレスとして機能するようになり、プレスの多様化が確実に促進される。
【0019】
請求項15の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、請求項7ないし請求項14のいずれかに記載のトランスファプレスのスライド駆動方法において、任意のスライドを停止した状態で、他のスライドを駆動させることを特徴とする。
このような方法は、トランスファプレスを単独のプレスとして機能させることが可能であり、また、使用しないスライドを停止することで、スライドを駆動する分の負荷が減り、スライド駆動部でのエネルギ消費量が少なくなって経済的である。
請求項15の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、請求項7ないし請求項14のいずれかに記載のトランスファプレスのスライド駆動方法において、任意のスライドを停止した状態で、他のスライドを駆動させることを特徴とする。
このような方法は、トランスファプレスを単独のプレスとして機能させることが可能であり、また、使用しないスライドを停止することで、スライドを駆動する分の負荷が減り、スライド駆動部でのエネルギ消費量が少なくなって経済的である。
【0020】
請求項16の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、請求項15に記載のトランスファプレスのスライド駆動方法において、前記スライドを停止させた状態では、前記駆動源を停止させることを特徴とする。
スライドを停止させておくには、回転するフライホイールのエネルギがスライド側に伝達されないようにクラッチを放しておき、かつスライドをブレーキで保持することでも可能であるが、この場合には、駆動源でフライホイールを回転させているために、その分のエネルギが消費されて不経済である。
これに対して本発明では、駆動源をも停止させるため、余分なエネルギ消費がなくなり、経済的である。
請求項16の発明に係るトランスファプレスのスライド駆動方法は、請求項15に記載のトランスファプレスのスライド駆動方法において、前記スライドを停止させた状態では、前記駆動源を停止させることを特徴とする。
スライドを停止させておくには、回転するフライホイールのエネルギがスライド側に伝達されないようにクラッチを放しておき、かつスライドをブレーキで保持することでも可能であるが、この場合には、駆動源でフライホイールを回転させているために、その分のエネルギが消費されて不経済である。
これに対して本発明では、駆動源をも停止させるため、余分なエネルギ消費がなくなり、経済的である。
【0099】
前記実施形態の各プレスユニット2では、本発明に係る駆動源としてメインモータ21が用いられていたが、例えば、駆動源として、油圧シリンダや、サーボモータ等を用い、スライドモーションを任意に設定できるフリーモーションプレスとして各プレスユニット2を構成してもよい。そして、このような場合には、請求項3、請求項4、請求項9、請求項10の発明に含まれ、各プレスユニット2でスライド5同士を任意の位相差(含、位相差なし)で同期駆動させたり、任意のスライドモーションで同期駆動させたり、または単独駆動させることにより、全体でトランスファプレス、タンデムプレス、単独のプレスとして機能させることができ、多様な加工を実現できる。
前記実施形態の各プレスユニット2では、本発明に係る駆動源としてメインモータ21が用いられていたが、例えば、駆動源として、油圧シリンダや、サーボモータ等を用い、スライドモーションを任意に設定できるフリーモーションプレスとして各プレスユニット2を構成してもよい。そして、このような場合には、請求項3、請求項4、請求項9、請求項10の発明に含まれ、各プレスユニット2でスライド5同士を任意の位相差(含、位相差なし)で同期駆動させたり、任意のスライドモーションで同期駆動させたり、または単独駆動させることにより、全体でトランスファプレス、タンデムプレス、単独のプレスとして機能させることができ、多様な加工を実現できる。
Claims (16)
- スライド(5)を複数個備えたトラスファプレス(1)であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)でスライド(5)を駆動するスライド駆動部(20)と、
このスライド駆動部(20)を制御してスライド(5)同士を互いに同期駆動させる制御手段(3)と、
を備えていることを特徴とするトランスファプレス(1)。 - スライド(5)を複数個備えたトラスファプレス(1)であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)でスライド(5)を駆動するスライド駆動部(20)と、
このスライド駆動部(20)を制御してスライド(5)を個々に単独駆動させる制御手段(3)と、
を備えていることを特徴とするトランスファプレス(1)。 - スライド(5)を複数個備え、かつ駆動源(21)としてサーボモータを用いたトラスファプレス(1)であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)でスライド(5)を駆動するスライド駆動部(20)と、
このスライド駆動部(20)を制御してスライド(5)同士を互いに同期駆動させる制御手段(3)とを備え、
この制御手段(20)は、それぞれのスライド(5)の駆動条件を任意に設定可能である
ことを特徴とするトランスファプレス(1)。 - スライド(5)を複数個備え、かつ駆動源(21)としてサーボモータを用いたトラスファプレス(1)であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)でスライド(5)を駆動するスライド駆動部(20)と、
このスライド駆動部(20)を制御してスライド(5)を個々に単独駆動させる制御手段(3)とを備え、
この制御手段(20)は、それぞれのスライド(5)の駆動条件を任意に設定可能である
ことを特徴とするトランスファプレス(1)。 - クラウン(4)、スライド(5)、およびベッド(6)を1組とした複数のユニット(2)がワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット(2)間には当該ユニット(2)に共通なアプライト(7)が設けられているトランスファプレス(1)であって、
前記ユニット(2)毎に設けられた駆動源(21)でスライド(5)を駆動するスライド駆動部(20)と、
このスライド駆動部(20)を制御してスライド(5)同士を互いに同期駆動させる制御手段(3)と、
を備えていることを特徴とするトランスファプレス(1)。 - クラウン(4)、スライド(5)、およびベッド(6)を1組とした複数のユニット(2)がワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット(2)間には当該ユニット(2)に共通なアプライト(7)が設けられているトランスファプレス(1)であって、
前記ユニット(2)毎に設けられた駆動源(21)でスライド(5)を駆動するスライド駆動部(20)と、
このスライド駆動部(20)を制御してスライド(5)を個々に単独駆動させる制御手段(3)と、
を備えていることを特徴とするトランスファプレス(1)。 - スライド(5)を複数個備えたトラスファプレス(1)のスライド駆動方法であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)でスライド(5)を駆動するとともに、この駆動源(21)を含むスライド駆動部(20)を制御することにより、スライド(5)同士を互いに同期駆動させることを特徴とするトランスファプレス(1)のスライド駆動方法。 - スライド(5)を複数個備えたトラスファプレス(1)のスライド駆動方法であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)でスライド(5)を駆動するとともに、この駆動源(21)を含むスライド駆動部(20)を制御することにより、スライド(5)を個々に単独駆動させることを特徴とするトランスファプレス(1)のスライド駆動方法。 - スライド(5)を複数個備えたトラスファプレス(1)のスライド駆動方法であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)としてのサーボモータでスライド(5)を駆動するとともに、この駆動源(21)を含むスライド駆動部(20)を任意に設定した駆動条件で制御することにより、スライド(5)同士を互いに同期駆動させることを特徴とするトランスファプレス(1)のスライド駆動方法。 - スライド(5)を複数個備えたトラスファプレス(1)のスライド駆動方法であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)としてのサーボモータでスライド(5)を駆動するとともに、この駆動源(21)を含むスライド駆動部(20)を任意に設定した駆動条件で制御することにより、スライド(5)を個々に単独駆動させることを特徴とするトランスファプレス(1)のスライド駆動方法。 - クラウン(4)、スライド(5)、およびベッド(6)を1組とした複数のユニット(2)がワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット(2)間には当該ユニット(2)に共通なアプライト(7)が設けられているトランスファプレス(1)に用いられるトランスファプレス(1)のスライド駆動方法であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)でスライドを駆動するとともに、この駆動源(21)を含むスライド駆動部(20)を制御することにより、スライド(5)同士を互いに同期駆動させることを特徴とするトランスファプレス(1)のスライド駆動方法。 - クラウン(4)、スライド(5)、およびベッド(6)を1組とした複数のユニット(2)がワーク搬送方向に沿って配列され、かつ隣接し合うユニット(2)間には当該ユニット(2)に共通なアプライト(7)が設けられているトランスファプレス(1)に用いられるトランスファプレス(1)のスライド駆動方法であって、
前記スライド(5)毎に設けられた駆動源(21)でスライドを駆動するとともに、この駆動源(21)を含むスライド駆動部(20)を制御することにより、スライド(5)を個々に単独駆動させることを特徴とするトランスファプレス(1)のスライド駆動方法。 - 請求項7ないし請求項12のいずれかに記載のトランスファプレス(1)のスライド駆動方法において、
少なくとも一対のスライド(5)を同期駆動させる場合には、少なくとも1個のスライド(5)が1サイクル毎に所定時間上死点停止を行いながら同期駆動するように前記スライド駆動部(20)を制御することを特徴とするトランスファプレス(1)のスライド駆動方法。 - 請求項7ないし請求項13のいずれかに記載のトランスファプレス(1)のスライド駆動方法において、
少なくとも一対のスライド(5)を同期駆動させる場合には、これらのスライド(5)が位相差を持って同期駆動するように前記スライド駆動部(20)を制御することを特徴とするトランスファプレスのスライド駆動方法。 - 請求項7ないし請求項14のいずれかに記載のトランスファプレス(1)のスライド駆動方法において、
任意のスライド(5)を停止した状態で、他のスライド(5)を駆動させることを特徴とするトランスファプレス(1)のスライド駆動方法。 - 請求項15に記載のトランスファプレス(1)のスライド駆動方法において、
前記スライド(5)を停止させた状態では、前記駆動源(21)を停止させることを特徴とするトランスファプレスのスライド駆動方法。
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