JP2002310540A - 絞り装置および空気調和機 - Google Patents

絞り装置および空気調和機

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JP2002310540A JP2001113963A JP2001113963A JP2002310540A JP 2002310540 A JP2002310540 A JP 2002310540A JP 2001113963 A JP2001113963 A JP 2001113963A JP 2001113963 A JP2001113963 A JP 2001113963A JP 2002310540 A JP2002310540 A JP 2002310540A
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茂 久保田
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興至 藤崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間の使用においても絞り通路における混
入物詰まりによる冷媒流量の変動を来すことなく冷媒擦
過音を低減すること。 【解決手段】 一方において弁室14に向けて開口し他
方において弁ポート15に向けて開口し弁閉状態にて弁
室14と第2の入出口ポート13とを連通する弁体17
の内部通路に、混入物捕捉用のフィルタ要素(空間率大
の多孔質部材19)と、オリフィス部材22と、流体流
動音低減用の空間率小の多孔質部材23を順に配置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、絞り装置および
空気調和機に関し、特に、除湿モードを有する空気調和
機で除湿用絞り弁として使用される絞り装置および空気
調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】除湿運転を行える空気調和機として、室
内熱交換器が2分割され、その2個の室内熱交換器間
に、弁閉状態で絞り弁となる絞り装置(除湿用絞り弁、
サイクルドライ弁)が設けられ、除湿運転時には、弁閉
して絞り弁として作用する絞り装置の絞り通路を冷媒が
流れることにより、2分割された室内熱交換器のうちの
上流側の室内熱交換器を凝縮器、下流側の室内熱交換器
を蒸発器とし、室内空気に対して下流側の室内熱交換器
によって冷却・除湿を行い、上流側の室内熱交換器によ
って加熱を行い、空気温度を下げずに除湿を行うことが
できる除湿モード付きの空気調和機が知られている。
【0003】この種の除湿モード付きの空気調和機は、
特開平2−183776号公報、特開平7−91778
号(特許第3047702号)公報、特開平11−51
514号公報等に示されている。
【0004】上述のような空気調和機では、除湿運転時
に、サイクルドライ用の絞り装置が弁閉状態になり、絞
り効果を得るために、絞り装置の狭い絞り通路を冷媒が
流れるため、冷媒流が乱れ、当該絞り装置が設置される
室内機において、耳障りな冷媒擦過音(冷媒流動音)が
発生する。
【0005】このことに鑑みて、絞り通路に、焼結金属
等による多孔質部材を設けたり、多孔質部材によって絞
り通路を構成したりし、冷媒が多孔質部材を流れること
により整流化作用を得て冷媒擦過音を低減することが既
に提案されている(実開平1−152176号公報、特
開2000−346495号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】多孔質部材が設けられ
ることにより、冷媒擦過音は低減するが、しかし、充分
な冷媒擦過音低減効果を得るためには、孔寸が小さく空
間率が比較的小さい多孔質部材を使用しなくてはならな
い。
【0007】しかし、冷媒流中にはコンタミネーション
と云われる固形の混入物が存在するから、孔寸が小さ
く、空間率が小さい多孔質部材が使用されると、長期間
の使用において、多孔質部材に混入物が詰まり、多孔質
部材における冷媒流量が変化すると云う不具合が生じ
る。このため、長期間の使用において、安定した除湿運
転性能を得ることが難しい。
【0008】このような、混入物詰まりによる冷媒流量
の変動は、絞り通路が、多孔質部材により構成されてい
るもの以外に、絞り通路を螺旋状するなどして、絞り通
路長を長くすることによって整流作用を得て、冷媒擦過
音を低減するようなものでも起き、やはり、長期間の使
用において、安定した除湿運転性能を得ることが難し
い。
【0009】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、絞り通路における混入物詰まり
による冷媒流量の変動を来すことなく冷媒擦過音を低減
でき、長期間の使用においても、安定した除湿運転性能
を得ることができる絞り装置および空気調和機を提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による絞り装置は、第1の入出口ポー
ト、第2の入出口ポート、前記第1の入出口ポートと常
時連通している弁室、前記弁室と前記第2の入出口ポー
トとの間に設けられた弁ポートを画定する弁ハウジング
と、前記弁室内に設けられて前記弁ポートを開閉する弁
体とを有する絞り装置において、前記弁体に、一方にお
いて前記弁室に向けて開口し他方において前記弁ポート
に向けて開口し弁閉状態にて前記弁室と前記第2の入出
口ポートとを連通する内部通路が形成され、前記内部通
路に、混入物捕捉用のフィルタ要素と、オリフィス部材
と、流体流動音低減用の多孔質部材とが順に配置されて
いるものである。
【0011】この発明による絞り装置によれば、弁閉時
には、フィルタ要素→オリフィス部材→多孔質部材の順
に冷媒等の流体が流れ、フィルタ要素によって冷媒流中
のコンタミネーション等の混入物捕捉が行われ、オリフ
ィス部材によって絞り効果が得られ、その後に多孔質部
材により整流化作用が得られる。
【0012】また、この発明による絞り装置は、第1の
入出口ポート、第2の入出口ポート、前記第1の入出口
ポートと常時連通している弁室、前記弁室と前記第2の
入出口ポートとの間に設けられた弁ポートを画定する弁
ハウジングと、前記弁室内に設けられて前記弁ポートを
開閉する弁体とを有する絞り装置において、前記弁体
に、一方において前記弁室に向けて開口し他方において
前記弁ポートに向けて開口し弁閉状態にて前記弁室と前
記第2の入出口ポートとを連通する内部通路が形成さ
れ、前記内部通路の中間部にオリフィス通路が形成さ
れ、前記オリフィス通路の一方の側に混入物捕捉用のフ
ィルタ要素が、他方の側に流体流動音低減用の多孔質部
材が各々配置されているものである。
【0013】この発明による絞り装置によれば、弁閉時
には、フィルタ要素→オリフィス通路→多孔質部材の順
に冷媒等の流体が流れ、フィルタ要素によって冷媒流中
のコンタミネーションの捕捉が行われ、オリフィス通路
によって絞り効果が得られ、その後に多孔質部材により
整流化作用が得られる。
【0014】また、この発明による絞り装置は、第1の
入出口ポート、第2の入出口ポート、前記第1の入出口
ポートと常時連通している弁室、前記弁室と前記第2の
入出口ポートとの間に設けられた弁ポートを画定する弁
ハウジングと、前記弁室内に設けられて前記弁ポートを
開閉する弁体とを有する絞り装置において、前記弁体
に、一方において前記弁室に向けて開口し他方において
前記弁ポートに向けて開口し弁閉状態にて前記弁室と前
記第2の入出口ポートとを連通する内部通路が形成さ
れ、前記内部通路に、混入物捕捉用のフィルタ要素と、
絞り効果を有する流体流動音低減用の多孔質部材とが順
に配置されているものである。
【0015】この発明による絞り装置によれば、弁閉時
には、フィルタ要素→多孔質部材の順に冷媒等の流体が
流れ、フィルタ要素によって冷媒流中のコンタミネーシ
ョンの捕捉が行われ、多孔質部材により絞り効果と整流
化作用とが得られる。
【0016】上述した発明による絞り装置において、前
記混入物捕捉用のフィルタ要素は、流体流動音低減用の
前記多孔質部材より通路断面積が大きくなる空間率の多
孔質部材により構成することができる。多孔質部材によ
るフィルタ要素では、冷媒等の液流中の気泡を細分化す
る作用も得られる。
【0017】また、この発明による絞り装置によれば、
第1の入出口ポート、第2の入出口ポート、前記第1の
入出口ポートと常時連通している弁室、前記弁室と前記
第2の入出口ポートとの間に設けられた弁ポートを画定
する弁ハウジングと、前記弁室内に設けられて前記弁ポ
ートを開閉する弁体とを有する絞り装置において、前記
弁体に、一方において前記弁室に向けて開口し他方にお
いて前記弁ポートに向けて開口し弁閉状態にて前記弁室
と前記第2の入出口ポートとを連通する内部通路が形成
され、前記内部通路に、混入物捕捉用のフィルタ要素
と、螺旋状の絞り通路を画定する螺旋状絞り通路画定部
材とが順に配置されているものである。
【0018】この発明による絞り装置によれば、弁閉時
には、フィルタ要素→螺旋状の絞り通路の順に冷媒等の
流体が流れ、フィルタ要素によって冷媒流中のコンタミ
ネーションの捕捉が行われ、螺旋状の通路長が長い絞り
通路によって大きい擦過音を生じることなく絞り効果が
得られる。
【0019】この場合、混入物捕捉用のフィルタ要素
は、合計通路断面積が前記絞り通路の通路断面積より大
きくなる空間率を有する多孔質部材により構成すること
ができる。
【0020】また、混入物捕捉用のフィルタ要素は、環
状の多孔質部材により構成することができ、そのように
すれば、柱状の多孔質部材により混入物捕捉用のフィル
タ要素を構成するよりも、フィルタ要素を比較的小さい
大きさとしつつフィルタ要素の通過断面積を大きく確保
することができる。
【0021】また、この発明による空気調和機は、圧縮
機と、室外熱交換器と、第1の室内熱交換器と、第2の
室内熱交換器と、これらをループ接続する冷媒通路と、
前記室外熱交換器と前記第1の室内熱交換器との間の冷
媒通路に設けられた膨張弁とを有し、前記第1の室内熱
交換器と前記第2の室内熱交換器との間に上述の発明に
よる絞り装置が接続されているものである。
【0022】この発明による空気調和機によれば、絞り
装置は、弁閉することにより、第1の室内熱交換器と第
2の室内熱交換器との間で、絞り作用を行い、除湿用絞
り弁として機能する。
【0023】この発明による空気調和機においては、冷
房モード時における冷媒流れで見て前記流体流動音低減
用の多孔質部材より上流側に前記混入物捕捉用のフィル
タ要素が位置するように前記絞り装置を接続することが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1、図2はこの発
明による絞り装置10の実施の形態1を示している。
【0025】絞り装置10は金属製の弁ハウジング11
を有している。弁ハウジング11は、第1の入出口ポー
ト12と、第2の入出口ポート13と、第1の入出口ポ
ート12と常時直接連通している弁室14と、弁室14
と第2の入出口ポート13との間に設けられた弁ポート
15とを画定している。弁ポート15の弁室14の側の
開口端周りには弁座部16が画定されている。
【0026】弁室14には弁体17が図にて上下方向
(弁リフト方向)に移動可能に設けられている。弁体1
7は、先端外周面17Aにて弁ポート15の周りに画定
されている弁座部16に着座して弁ポート15を閉じる
弁閉位置と、弁座部16より離れて弁ポート15の連通
を確立する弁開位置との間に移動可能になっている。
【0027】弁体17は、弁ポート15の真上位置にあ
り、弁ポート15に向かい合う先端面に開口した中空開
口部18を有している。中空開口部18には、混入物捕
捉用のフィルタ要素としての多孔質部材19と、流体流
動音低減用の多孔質部材20と、オリフィス孔21を有
するオリフィス部材22と、流体流動音低減用の多孔質
部材23とが順に挿入固定されている。中空開口部18
は中空開口部18の奥部に位置する多孔質部材19の側
に内部空間部18Aを有し、内部空間部18Aは弁体1
7の側部に開口した連通孔24によって弁室14と連通
している。
【0028】上述の中空開口部18、内部空間部18
A、連通孔24により、一方において弁室14に向けて
開口し、他方において弁ポート15に向けて開口し、弁
閉状態にて弁室14と第2の入出口ポート13とを連通
する内部通路が構成される。
【0029】多孔質部材19、20、23は、各々焼結
成形による多孔質金属等により構成され、流体流動音低
減用の多孔質部材20、23は、多孔質部材20、23
の通路断面積の方がオリフィス部材22に設けたオリフ
ィス孔21の通路断面積より大きくなるような空間率に
なっており、混入物捕捉用の多孔質部材19は、多孔質
部材19の通路断面積の方が流体流動音低減用の多孔質
部材20、23の通路断面積より大きくなるような空間
率になっている。これは、混入物捕捉用の多孔質部材1
9の通路断面積が流体流動音低減用の多孔質部材20、
23の通路断面積より大きいことを意味する。
【0030】弁ハウジング11には電磁ソレノイド装置
30が取り付けられている。電磁ソレノイド装置30
は、弁ハウジング11に一体形成されたプランジャチュ
ーブ部31と、プランジャチューブ部31内に移動可能
に設けられたプランジャ32と、プランジャチューブ部
31の先端部に固定されたプラグ状のコイルガイド部材
33と、プランジャチューブ部31の外側にボルト34
によってコイルガイド部材33に取り付けられたコの字
形の外凾35と、プランジャチューブ部31の外周囲に
固定された電磁コイル部36と、プランジャ32をコイ
ルガイド部材33側に付勢する圧縮コイルばね(弁開ば
ね)37とにより構成されている。
【0031】弁体17は、ステム部17Bによってプラ
ンジャ32とかしめ結合されている。これにより、電磁
ソレノイド装置30は、電磁コイル部36に通電が行わ
れていない非通電時には圧縮コイルばね37のばね力に
よってプランジャ32と共に弁体17を上方(弁開方
向)へ駆動し、これに対し、電磁コイル部36に通電が
行われている通電時には、プランジャ32が圧縮コイル
ばね37のばね力に抗して外凾35の下側片部35A側
に磁気的に吸引されることにより、弁体17を下方(弁
閉方向)へ駆動する。
【0032】すなわち、電磁ソレノイド装置30は、非
通電時には圧縮コイルばね37のばね力により弁体17
を弁座部16より引き離した弁開位置へ駆動し、通電時
には圧縮コイルばね37のばね力に抗して弁体17を弁
座部16に着座させる弁閉位置へ駆動する常開型になっ
ている。
【0033】電磁ソレノイド装置30に通電が行われて
いない状態では、図1に示されているように、電磁ソレ
ノイド装置30の圧縮コイルばね37のばね力によって
プランジャ32と共に弁体17が持ち上げられて弁座部
16より離れ、弁ポート15が完全に開かれた全開の実
質的な絞り作用がない弁開状態が得られる。
【0034】電磁ソレノイド装置30に通電が行われる
と、圧縮コイルばね37のばね力に抗してプランジャ3
2が外凾35の下側片部35Aの側に磁気的に吸引さ
れ、弁体17が弁閉方向へ駆動され、弁体17が先端外
周面17Aをもって弁座部16に着座する。
【0035】この弁閉状態では、図2に示されているよ
うに、弁体17に形成されている中空開口部18、内部
空間部18A、連通孔24による内部通路によって、弁
室14と第2の入出口ポート13とが連通し、第1の入
出口ポート12が高圧側で、第2の入出口ポート13が
低圧側である場合には、空間率大の多孔質部材19→空
間率小の多孔質部材20→オリフィス孔21→空間率小
の多孔質部材23の順に冷媒等の流体が流れる。
【0036】これにより、空間率大の多孔質部材19に
よって流体流中のコンタミネーションの捕捉が行われる
と共に液流中の気泡の細分化が行われ、そしてオリフィ
ス孔21によって所要の絞り効果が得られ、その前後の
空間率小の多孔質部材20、23により整流化作用が得
られる。これらの作用により、長期間の使用において
も、多孔質部材20、23や絞り孔21にコンタミネー
ションが詰まることがなく、安定した絞り効果が得られ
ると共に、流体流動音が低減し、静音性が向上する。
【0037】図3、図4はこの発明による絞り装置10
の実施の形態2を示している。なお、図3、図4におい
て、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付した
符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0038】この実施の形態では、弁体17にオリフィ
ス通路25が直接形成されている。オリフィス通路25
は、一方において弁体17の側部に開口した連通孔24
によって弁室14と連通し、他方において弁ポート15
に向かい合う弁体先端面に開口した中空開口部18に連
通している。
【0039】上述の中空開口部18、オリフィス通路2
5、連通孔24により、一方において弁室14に向けて
開口し、他方において弁ポート15に向けて開口し、弁
閉状態にて弁室14と第2の入出口ポート13とを連通
する内部通路が構成される。
【0040】連通孔24の弁体側部に対する開口部には
混入物捕捉用のフィルタ要素としての円環状の多孔質部
材19が装着され、中空開口部18には流体流動音低減
用の2個の多孔質部材23A、23Bが挿入固定されて
いる。
【0041】多孔質部材19、23A、23Bは、各々
焼結成形による多孔質金属等により構成され、流体流動
音低減用の多孔質部材23A、23Bは、多孔質部材2
3A、23Bの通路断面積の方がオリフィス通路25の
通路断面積より大きくなるような空間率になっており、
混入物捕捉用の多孔質部材19は、多孔質部材19の通
路断面積の方が流体流動音低減用の多孔質部材23A、
23Bの通路断面積より大きくなるような空間率になっ
ている。
【0042】この実施の形態では、弁閉状態時には、図
4に示されているように、弁体17に形成されている中
空開口部18、オリフィス通路25、連通孔24による
内部通路によって、弁室14と第2の入出口ポート13
とが連通し、第1の入出口ポート12が高圧側で、第2
の入出口ポート13が低圧側である場合には、空間率大
の多孔質部材19→オリフィス通路25→空間率小の多
孔質部材23A、23Bの順に冷媒等の流体が流れる。
【0043】これにより、空間率大の多孔質部材19に
よって流体流中のコンタミネーションの捕捉が行われる
と共に液流中の気泡の細分化が行われ、そしてオリフィ
ス通路25によって所要の絞り効果が得られ、空間率小
の多孔質部材23A、23Bにより整流化作用が得られ
る。これらの作用により、長期間の使用においても、多
孔質部材23A、23Bや絞り通路25にコンタミネー
ションが詰まることがなく、安定した絞り効果が得られ
ると共に、流体流動音が低減し、静音性が向上する。
【0044】なお、必要に応じて多孔質部材23Aの空
間率を多孔質部材23Bの空間率より大きくし、段階的
に整流化作用が得られるようにすることもできる。
【0045】図5、図6はこの発明による絞り装置10
の実施の形態3を示している。なお、図5、図6におい
ても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付し
た符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0046】この実施の形態においては、オリフィス部
材22が省略され、弁体17の中空開口部18に、空間
率が大中小の3個の多孔質部材26A、26B、26C
が挿入固定されている。
【0047】この実施の形態では、弁閉状態時には、図
6に示されているように、弁体17に形成されている中
空開口部18、連通孔24による内部通路によって、弁
室14と第2の入出口ポート13とが連通し、第1の入
出口ポート12が高圧側で、第2の入出口ポート13が
低圧側である場合には、空間率大の多孔質部材26A→
空間率中の多孔質部材26B→空間率小の多孔質部材2
6Cの順に冷媒等の流体が流れ、段階的な絞り動作のも
とに段階的な絞り効果が得られる。
【0048】段階的な絞り動作では、急激な流速変化、
圧力変化がないから、流体流が乱れが少ない。しかも、
多孔質部材26A、26B、26C自体によって整流化
作用が得られ、空間率が大の多孔質部材26Aによって
流体流中のコンタミネーションを捕捉すると共に液流中
の気泡を細分化する効果も得られる。
【0049】これにより、長期間の使用においても、コ
ンタミネーションが詰まることによって絞り効果が変動
することがなく、流体流動音が低減して静音性が向上す
る。
【0050】図7、図8はこの発明による絞り装置10
の実施の形態4を示している。なお、図7、図8におい
ても、図1、図2に対応する部分は、図1、図2に付し
た符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
【0051】この実施の形態では、弁体17の中空開口
部18に、雄ねじ切りされた螺旋溝形成体27が挿入固
定され、螺旋溝形成体27の外周面と中空開口部18の
内周面との間に螺旋状の絞り通路28が画定されてい
る。連通孔24の弁体側部に対する開口部には混入物捕
捉用のフィルタ要素としての円環状の多孔質部材19が
装着されている。
【0052】絞り通路28が螺旋通路として構成される
ことにより、絞り通路28の通路長が長くなり、通路長
が長い絞り通路28を流体ながれることによって整流化
作用が得られ、流体流動音が低減して静音性が向上す
る。また、空間率大の多孔質部材19によって流体流中
のコンタミネーションの捕捉が行われると共に液流中の
気泡の細分化が行われ、空間率が大の多孔質部材19に
よって流体流中のコンタミネーションが捕捉される。
【0053】これにより、長期間の使用においても、絞
り通路28にコンタミネーションが詰まることがなく、
安定した絞り効果が得られる、
【0054】図9は上述した実施の形態1〜4の何れか
による絞り装置10をサイクルドライ弁として組み込ま
れた空気調和機を示している。
【0055】この空気調和機は、圧縮機50と、室外熱
交換器51と、第1の室内熱交換器52と、第2の室内
熱交換器53と、これらをループ接続する冷媒通路5
5、56、57、58A、58B、59、60A、60
B、61と、室外熱交換器51と第1の室内熱交換器5
2との間の冷媒通路(57−58A、58B)に設けら
れた膨張弁54と、冷房モードと暖房モードとの切換の
ためにループ接続された冷媒通路55〜61における冷
媒の流れ方向を反転する四方弁62とを有している。
【0056】第1の室内熱交換器52と第2の室内熱交
換器53との間の冷媒通路59には絞り装置(サイクル
ドライ弁)10が接続されている。
【0057】冷房モードでは、図9にて実線の矢印で示
されている方向に冷媒が循環し、絞り装置10が弁開し
ている状態で、冷房モードが得られ、絞り装置10が弁
閉している状態では、当該絞り装置10が絞り弁として
作用し、冷房サイクルドライモード(冷房時除湿)が得
られる。
【0058】冷房サイクルドライモードにおいては、絞
り装置10の絞り部(オリフィス孔21、オリフィス通
路25、絞り通路28等)より冷媒流で見て上流側にフ
ィルタ手段としての空間率大の多孔質部材19が存在す
ることになる。これにより、絞り部より上流側で冷媒流
中のコンタミネーションの捕捉が行われ、絞り部がコン
タミネーションによって汚染されることがなく、長期間
の使用においても、絞り効果が変動することがなく、冷
房サイクルドライモードの性能が低下することがない。
【0059】また、絞り装置10は空気調和機の室内機
に設けられるが、絞り装置10には、流体流動音低減用
の多孔質部材22、23等が設けられていたり、絞り通
路28自体が整流化作用を奏するように構成されている
から、耳障りな冷媒擦過音が生じることもない。
【0060】なお、暖房モードでは、図9の矢印で示さ
れている方向とは逆方向に冷媒が循環し、通常、絞り装
置10は弁開状態を維持する。
【0061】また、本実施の形態では、弁体17の開閉
駆動源が電磁ソレノイド装置30である場合について説
明したが、例えば弁リフト方向に延在する中心軸の周り
に弁体17を回転させることで弁体の開閉駆動を行うス
テップモータのように、弁体17の開閉駆動源は電磁ソ
レノイド装置30に限らず任意であることは、言うまで
もない。
【0062】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による絞り装置によれば、空間率大の多孔質部材等に
よる混入物捕捉用のフィルタ要素と、流体流動音低減用
の空間率小の多孔質部材とが絞り通路内に配置されてい
ることにより、あるいは、該絞り通路自体が整流化作用
を奏する構造になっていて、空間率大の多孔質部材等に
よる混入物捕捉用のフィルタ要素が絞り通路内に配置さ
れていることにより、絞り部分における混入物詰まりに
よる冷媒等の流体の流量の変動を来すことなく流体擦過
音を低減でき、長期間の使用においても、絞り部分にコ
ンタミネーションが詰まることがなく、安定した絞り効
果が得られる。
【0063】また、この発明による空気調和機によれ
ば、第1の室内熱交換器と第2の室内熱交換器との間
に、上述の絞り装置が接続されていることにより、冷房
モードにおいて、絞り装置が弁閉状態になることによ
り、除湿運転が行われる。この空気調和機に組み込まれ
る絞り装置は、流体擦過音が小さく、絞り部をコンタミ
ネーションによって汚染されることがなく、長期間の使
用においても、絞り効果が変動することがなく、冷房サ
イクルドライモードの性能が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による絞り装置の実施の形態1を示す
弁開状態の断面図である。
【図2】この発明による絞り装置の実施の形態1の要部
の弁閉状態の拡大断面図である。
【図3】この発明による絞り装置の実施の形態2を示す
弁開状態の断面図である。
【図4】この発明による絞り装置の実施の形態2の要部
の弁閉状態の拡大断面図である。
【図5】この発明による絞り装置の実施の形態3を示す
弁開状態の断面図である。
【図6】この発明による絞り装置の実施の形態3の要部
の弁閉状態の拡大断面図である。
【図7】この発明による絞り装置の実施の形態4を示す
弁開状態の断面図である。
【図8】この発明による絞り装置の実施の形態4の要部
の弁閉状態の拡大断面図である。
【図9】この発明による絞り装置が組み込まれた空気調
和機を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 絞り装置 11 弁ハウジング 12 第1の入出口ポート 13 第2の入出口ポート 14 弁室 15 弁ポート 16 弁座部 17 弁体 19、20 多孔質部材 22 オリフィス部材 23、23A、23B 多孔質部材 25 オリフィス通路 26A、26B、26C 多孔質部材 27 螺旋形成部材 28 絞り通路 30 電磁ソレノイド装置 32 プランジャ 36 電磁コイル部 50 圧縮機 51 室外熱交換器 52 第1の室内熱交換器 53 第2の室内熱交換器 54 膨張弁 62 四方弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H106 DA07 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC02 DD03 EE20 GB06 GC20 KK23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入出口ポート、第2の入出口ポー
    ト、前記第1の入出口ポートと常時連通している弁室、
    前記弁室と前記第2の入出口ポートとの間に設けられた
    弁ポートを画定する弁ハウジングと、前記弁室内に設け
    られて前記弁ポートを開閉する弁体とを有する絞り装置
    において、 前記弁体に、一方において前記弁室に向けて開口し他方
    において前記弁ポートに向けて開口し弁閉状態にて前記
    弁室と前記第2の入出口ポートとを連通する内部通路が
    形成され、 前記内部通路に、混入物捕捉用のフィルタ要素と、オリ
    フィス部材と、流体流動音低減用の多孔質部材とが順に
    配置されていることを特徴とする絞り装置。
  2. 【請求項2】 第1の入出口ポート、第2の入出口ポー
    ト、前記第1の入出口ポートと常時連通している弁室、
    前記弁室と前記第2の入出口ポートとの間に設けられた
    弁ポートを画定する弁ハウジングと、前記弁室内に設け
    られて前記弁ポートを開閉する弁体とを有する絞り装置
    において、 前記弁体に、一方において前記弁室に向けて開口し他方
    において前記弁ポートに向けて開口し弁閉状態にて前記
    弁室と前記第2の入出口ポートとを連通する内部通路が
    形成され、 前記内部通路の中間部にオリフィス通路が形成され、前
    記オリフィス通路の一方の側に混入物捕捉用のフィルタ
    要素が、他方の側に流体流動音低減用の多孔質部材が各
    々配置されていることを特徴とする絞り装置。
  3. 【請求項3】 第1の入出口ポート、第2の入出口ポー
    ト、前記第1の入出口ポートと常時連通している弁室、
    前記弁室と前記第2の入出口ポートとの間に設けられた
    弁ポートを画定する弁ハウジングと、前記弁室内に設け
    られて前記弁ポートを開閉する弁体とを有する絞り装置
    において、 前記弁体に、一方において前記弁室に向けて開口し他方
    において前記弁ポートに向けて開口し弁閉状態にて前記
    弁室と前記第2の入出口ポートとを連通する内部通路が
    形成され、 前記内部通路に、混入物捕捉用のフィルタ要素と、絞り
    効果を有する流体流動音低減用の多孔質部材とが順に配
    置されていることを特徴とする絞り装置。
  4. 【請求項4】 前記混入物捕捉用のフィルタ要素は、流
    体流動音低減用の前記多孔質部材より通路断面積が大き
    くなる空間率の多孔質部材により構成されていることを
    特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の絞り装置。
  5. 【請求項5】 第1の入出口ポート、第2の入出口ポー
    ト、前記第1の入出口ポートと常時連通している弁室、
    前記弁室と前記第2の入出口ポートとの間に設けられた
    弁ポートを画定する弁ハウジングと、前記弁室内に設け
    られて前記弁ポートを開閉する弁体とを有する絞り装置
    において、 前記弁体に、一方において前記弁室に向けて開口し他方
    において前記弁ポートに向けて開口し弁閉状態にて前記
    弁室と前記第2の入出口ポートとを連通する内部通路が
    形成され、 前記内部通路に、混入物捕捉用のフィルタ要素と、螺旋
    状の絞り通路を画定する螺旋状絞り通路画定部材とが順
    に配置されていることを特徴とする絞り装置。
  6. 【請求項6】 前記混入物捕捉用のフィルタ要素は、合
    計通路断面積が前記絞り通路の通路断面積より大きくな
    る空間率を有する多孔質部材により構成されていること
    を特徴とする請求項5に記載の絞り装置。
  7. 【請求項7】 前記混入物捕捉用のフィルタ要素は、環
    状の多孔質部材により構成されていることを特徴とする
    請求項5に記載の絞り装置。
  8. 【請求項8】 圧縮機と、室外熱交換器と、第1の室内
    熱交換器と、第2の室内熱交換器と、これらをループ接
    続する冷媒通路と、前記室外熱交換器と前記第1の室内
    熱交換器との間の冷媒通路に設けられた膨張弁とを有
    し、前記第1の室内熱交換器と前記第2の室内熱交換器
    との間に請求項1〜7の何れか1項に記載の絞り装置が
    接続されていることを特徴とする空気調和機。
  9. 【請求項9】 冷房モード時における冷媒流れで見て前
    記流体流動音低減用の多孔質部材より上流側に前記混入
    物捕捉用のフィルタ要素が位置するように前記絞り装置
    が接続されていることを特徴とする請求項8記載の空気
    調和機。
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