JP2003222444A - 双方向型電磁弁および空気調和機 - Google Patents

双方向型電磁弁および空気調和機

Info

Publication number
JP2003222444A
JP2003222444A JP2002018963A JP2002018963A JP2003222444A JP 2003222444 A JP2003222444 A JP 2003222444A JP 2002018963 A JP2002018963 A JP 2002018963A JP 2002018963 A JP2002018963 A JP 2002018963A JP 2003222444 A JP2003222444 A JP 2003222444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
inlet
outlet port
valve body
fluid pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002018963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4077205B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kuno
博 久野
Okiyoshi Fujisaki
興至 藤崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP2002018963A priority Critical patent/JP4077205B2/ja
Publication of JP2003222444A publication Critical patent/JP2003222444A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4077205B2 publication Critical patent/JP4077205B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷房モード時と暖房モード時の何れにおいて
も弁閉状態を安定維持でき、しかも弁閉状態時に優れた
静音性をもって絞り作用を行う双方向型電磁弁を提供す
ること。 【解決手段】 第2の入出口ポート13より第1の入出
口ポート12へ向けて流体が流れるモードにおいて、主
弁体18が弁閉位置にある状態においては、副弁体35
が第2の入出口ポー13トの側の流体圧により開弁し、
弁閉維持用圧力室30に第2の入出口ポート13の側の
流体圧が導入され、この流体圧によって主弁体18が弁
閉位置に位置する弁閉状態を維持する。また、絞り通路
26の両側に多孔質部材によるフィルタ要素23、25
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、双方向型電磁弁
および空気調和機に関し、特に、サイクルドライ(除
湿)モードを有する空気調和機で使用される双方向型電
磁弁およびサイクルドライモードを有する空気調和機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】除湿運転を行える空気調和機として、室
内交換器が2分割され、その2個の室内交換器間に、弁
閉状態で、絞り弁となるような電磁弁(サイクルドライ
弁)が設けられ、除湿運転時には、絞り弁として作用す
る電磁弁を冷媒が流れることにより、2分割された室内
交換器のうちの上流側の室内交換器を凝縮器、下流側の
室内交換器を蒸発器とし、室内空気に対して下流側の室
内交換器によって冷却・除湿を行い、上流側の室内交換
器によって加熱を行い、温度を下げずに除湿を行うこと
ができる空気調和機が知られている。
【0003】この種の空気調和機は、特開平2−183
776号公報、特開平7−91778号(特許第304
7702号公報、特開平11−51514号公報等に示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来より知られている
サイクルドライ用の電磁弁は、冷房モード時には、弁体
に対して冷媒圧が弁閉方向に作用し、大きい弁閉力を要
することなく、弁閉状態が維持され、サイクルドライモ
ード時(除湿運転時)に必要な絞り弁として有効に作用
するが、ヒートポンプによる暖房モード時には、サイク
ルドライ用の電磁弁に対して冷媒が、冷房モード時とは
逆方向に流れ、弁体に対して冷媒圧が弁開方向に作用
し、大きい弁閉力が与えられていないと、弁閉状態が維
持されず、絞り弁として作用することができない。
【0005】このため、従来のものでは、暖房時の窓ガ
ラスや壁面の結露を除去、防止したり、室内で洗濯物を
乾燥したりするための、暖房モードで除湿を行う暖房時
サイクルドライモードを得ることができない。
【0006】また、従来の空気調和機では、除湿運転時
に、サイクルドライ用の電磁弁が弁閉状態になり、電磁
弁の絞り通路を冷媒が流れるため、この電磁弁が設置さ
れる室内交換器において、耳障りな冷媒擦過音(冷媒流
動音)が発生すると云う問題もある。
【0007】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、冷房モード時と暖房モード時の
何れにおいても、すなわち冷媒のような流体の流れ方向
が反転しても弁閉状態を安定維持でき、しかも、冷媒擦
過音の低減し、冷房モード時と暖房モード時の何れにお
いても優れた静音性をもって除湿運転を行うことができ
る双方向型電磁弁および空気調和機を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による双方向型電磁弁は、第1の入出口
ポートと第2の入出口ポートとの間に弁ポートが設けら
れ、前記第1の入出口ポートの側に形成された弁室に主
弁体が設けられ、前記主弁体は、前記弁ポートの周りに
画定されている弁座に着座した弁閉位置と前記弁座より
離れた弁開位置との間に移動可能になっており、前記主
弁体と連結されて当該主弁体を前記弁開位置と前記弁閉
位置との間に駆動するプランジャを含む電磁式駆動手段
が設けられ、前記プランジャの背部に弁閉維持用圧力室
が画定され、前記弁閉維持用圧力室に前記第2の入出口
ポートの側の流体圧を導く流体圧通路が形成され、前記
流体圧通路の途中に、前記第2の入出口ポートの側の流
体圧を及ぼされることにより開弁する副弁体が設けら
れ、前記第2の入出口ポートより前記第1の入出口ポー
トへ向けて流体が流れるモードにおいて、前記主弁体が
前記弁閉位置にある状態において、前記副弁体が前記第
2の入出口ポートの側の流体圧により開弁し、弁閉維持
用圧力室に前記第2の入出口ポートの側の流体圧が導入
され、当該流体圧によって前記主弁体が前記弁閉位置に
位置する弁閉状態を維持し、更に、前記弁ポートとは並
列の流路をもって前記第1の入出口ポートと前記第2の
入出口ポートとを連通接続する絞り通路、あるいは前記
主弁体に弁閉位置において前記第1の入出口ポートと前
記第2の入出口ポートとを連通接続する絞り通路が形成
され、前記絞り通路の前記第1の入出口ポートに対する
開口端と前記第2の入出口ポートに対する開口端の各々
に通気・通液性を有する多孔質部材が設けられているも
のである。
【0009】この構成によれば、第1の入出口ポートよ
り第2の入出口ポートへ向けて流体が流れるモードで
は、主弁体が弁閉位置にある状態において、その流体圧
は弁室にて主弁体に対して弁閉方向に直接作用し、これ
に対し、第2の入出口ポートより第1の入出口ポートへ
向けて流体が流れるモードにおいては、主弁体が弁閉位
置にある状態において、その流体圧は主弁体に対して弁
開方向に直接作用するが、その流体圧により副弁体が開
弁し、弁閉維持用圧力室に第2の入出口ポートの側の流
体圧が導入され、弁閉維持用圧力室に導入された流体圧
が主弁体に対して弁閉方向に作用し、何れのモードで
も、主弁体が弁閉位置に位置する弁閉状態が安定維持さ
れ、絞り通路が有効に機能する。しかも、絞り通路の第
1の入出口ポートに対する開口端と第2の入出口ポート
に対する開口端の各々に多孔質部材が設けられているか
ら、冷媒等の液体が多孔質部材を流れることにより得ら
れる整流化作用等による擦過音の低減効果が、第1の入
出口ポートより第2の入出口ポートへ向けて流体が流れ
るモードと、第2の入出口ポートより第1の入出口ポー
トへ向けて流体が流れるモードの何れのモードでも得ら
れる。
【0010】この発明による双方向型電磁弁は、更に、
前記弁閉維持用圧力室を前記弁室に連通接続する液逃が
し小孔が形成され、液逃がし小孔の前記弁室に対する開
口端に通気・通液性を有する多孔質部材が設けられてお
り、この多孔質部材によって液逃がし小孔を流れる液体
についても擦過音の低減効果が得られる。
【0011】この発明による双方向型電磁弁では、前記
流体圧通路は前記主弁体を弁リフト方向に貫通して形成
され、前記副弁体は前記主弁体に組み込まれている構成
にすることができ、小型化設計が可能になる。
【0012】また、この発明による双方向型電磁弁は、
前記電磁式駆動手段が、内部ばねを含む電磁ソレノイド
装置により構成され、非通電時には内部ばねのばね力に
より前記主弁体を前記弁開位置へ駆動し、通電時には内
部ばねのばね力に抗して前記主弁体を前記弁閉位置へ駆
動する常開型のものとすることができ、電力消費量の低
減を図ることができる。
【0013】また、上述の目的を達成するために、この
発明による空気調和機は、圧縮機と、室外熱交換器と、
第1の室内交換器と、第2の室内熱交換器と、これらを
ループ接続する冷媒通路と、前記室外熱交換器と前記第
1の室内交換器との間の冷媒通路に設けられた膨張弁
と、冷房モードと暖房モードとの切換のためにループ接
続された冷媒通路における冷媒の流れ方向を反転する四
方弁とを有し、前記第1の室内交換器と前記第2の室内
熱交換器との間に上述の発明による双方向型電磁弁が接
続され、冷房モードと暖房モードの何れにおいても、前
記双方向型電磁弁が弁閉状態になることにより、静音除
湿運転が行えるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。図1はこの発明によ
る双方向型電磁弁の一つの実施の形態を示している。双
方向型電磁弁は、全体を符号10により示されており、
金属等により構成された弁ハウジング11を有してい
る。
【0015】弁ハウジング11は、第1の入出口ポート
12と、第2の入出口ポート13と、第1の入出口ポー
ト12と第2の入出口ポート13との間に形成された弁
室14とを有している。
【0016】弁室14内には円筒形状の弁座部材15が
配置されている。弁座部材15は、第2の入出口ポート
13が開口している弁室底部14Aより少し浮かせた状
態で弁ハウジング11に固定されており、中心部に貫通
孔形状による弁ポート16を形成している。弁ポート1
6は、弁室14を介して第1の入出口ポート12と第2
の入出口ポート13との間にあり、弁室14の側の開口
端周りに弁座部17を画定している。これにより、弁室
14は第1の入出口ポート12の側にあって第1の入出
口ポート12と常時連通となる。
【0017】弁座部材15は外周部に弁ポート16と同
心の環状溝18を形成され、環状溝18の端壁部をなす
円環状のフランジ部19、20の各々に複数個の連通孔
21、22が貫通形成されている。環状溝18には、円
筒フィルタ部材23、絞りリング部材24、円筒フィル
タ部材25が軸線方向(図にて上下方向)に順に装着さ
れている。
【0018】絞りリング部材24は弁座部材15は外周
面との間に円環状の絞り通路26を画定している。絞り
通路26は、弁ポート16とは並列の流路をもって第1
の入出口ポート12、弁室14と第2の入出口ポート1
3とを連通接続している。
【0019】円筒フィルタ部材23は絞り通路26の第
1の入出口ポート12に対する開口端の側にあり、もう
一つの円筒フィルタ部材25は絞り通路26の第2の入
出口ポート13に対する開口端の側にあり、これら円筒
フィルタ部材23、25は、焼結金属、焼結多層金網、
プラスチックス多孔体等、通気・通液性を有するの多孔
質部材により構成され、異物捕捉作、液体流整流化を行
う。
【0020】なお、円筒フィルタ部材23、25の各々
の総通路断面積は絞り通路18の通路断面積(合計面
積)より大きく、後述する主弁体27が弁ポート16を
閉じている状態での絞り流量は、絞り通路26の通路断
面積により決まるようになっている。これにより、電磁
弁10の絞り度の最適設定が絞りリング部材24の内径
寸法の設定等により容易なものになる。
【0021】弁室14には主弁体27が図にて上下方向
(弁リフト方向)に移動可能に設けられている。主弁体
27は、図示されている位置より降下して弁ポート16
の周りに画定されている弁座部17に着座する弁閉位置
と、図示されているように弁座部17より離れた弁開位
置との間に移動可能になっている。
【0022】弁ハウジング11には電磁ソレノイド装置
50が取り付けられている。電磁ソレノイド装置50
は、弁ハウジング11の上部に一体形成されたプランジ
ャチューブ部51と、プランジャチューブ部51内の底
部(弁ハウジング11)に固定された吸引子52と、プ
ランジャチューブ部51内に軸線方向に移動可能に設け
られたプランジャ53と、プランジャチューブ部51の
上端部に取り付けられたコイルガイド部材54と、プラ
ンジャチューブ部51の外側に設けられ、ボルト55に
よってコイルガイド部材54に固定された電磁コイル部
56および外凾57と、吸引子52とプランジャ53と
の間に設けられた内部ばね58と、ストップリング59
とを有している。
【0023】主弁体27のステム部28は、吸引子22
を貫通してプランジャ53の側に延在し、上端部29に
てプランジャ53とかしめ結合されている。
【0024】これにより、電磁ソレノイド装置50は、
電磁コイル部56に通電が行われていない非通電時に
は、内部ばね58のばね力によってプランジャ53と共
に主弁体27を上方(弁開方向)へ駆動し、これに対
し、電磁コイル部56に通電が行われている通電時に
は、プランジャ53が内部ばね58のばね力に抗して吸
引子52側に磁気的に吸引されることにより、主弁体2
7を下方(弁閉方向)へ駆動する。
【0025】すなわち、電磁ソレノイド装置50は、非
通電時には内部ばね58のばね力により主弁体27を弁
座部17より離れた弁開位置へ駆動し、通電時には内部
ばね58のばね力に抗して主弁体27を弁座部17に着
座させて絞り通路26により微少流量の流れを確保する
絞り状態を得る弁閉位置へ駆動する常開型になってい
る。
【0026】プランジャ53は、カップ形状をなしてお
り、背部側において、コイルガイド部材54との間に弁
閉維持用圧力室30を画定している。プランジャ53の
外周には、弁閉維持用圧力室30の気密性を得るための
シールリング60が取り付けられている。弁閉維持用圧
力室30におけるプランジャ53の有効径(外径)は弁
ポート15の有効径(内径)より大きく、弁閉維持用圧
力室30に導入される流体圧はプランジャ53に対して
主弁体27を弁閉位置へ付勢する方向に作用する。
【0027】主弁体27には、弁閉維持用圧力室30に
連通する内部通路(流体圧通路)31、32が弁リフト
方向に貫通形成されている。内部通路31、32は下端
側にて弁ポート16および第2の入出口ポート13と対
向する主弁体底部の開口33によって弁ポート16およ
び第2の入出口ポート13に向けて開口している。
【0028】内部通路32は副弁室をなしており、リン
グ状の弁座部材34と、弁座部材34に対して離接する
ことにより弁ポート35の開閉を行副弁体36と、副弁
体36を弁閉方向に付勢する弁閉ばね37とが組み込ま
れている。副弁体36は、主弁体27が弁閉状態にある
状態において、第2の入出口ポート13の側の流体圧を
弁ポート16より弁開方向に及ぼされ、この流体圧によ
ってチェック弁に開弁する。副弁体36が弁開すると、
弁ポート35、副弁体36と内部通路32との間隙3
8、副弁体36に形成された孔39、40を介して内部
通路31と開口33とが連通状態になる。
【0029】主弁体27のステム部28にはプランジャ
内圧逃がし用の液逃がし孔41が形成されている。液逃
がし孔41が形成されていることで、電磁ソレノイド装
置50の通電停止時に、磁気的に吸引されているプラン
ジャ53の内部ばね58のばね力による吸引子52から
の離間が、弁閉維持用圧力室30の内圧によって阻止さ
れることがなくなる。なお、液逃がし孔41は、弁閉維
持用圧力室30が有効に作用するよう、副弁体35が弁
開している状態で内部通路31、32を流れる流体の流
量よりブリード流量が小流量になるように口径を設定さ
れている。
【0030】液逃がし孔41は、ステム部28の径方向
に貫通形成され、一方にて内部通路31に対して開口
し、他方にてステム部28の外周面に開口している。液
逃がし孔41が開口しているステム部28の外周部分に
は、焼結金属、焼結多層金網、プラスチックス多孔体
等、通気・通液性を有する多孔質部材による円筒フィル
タ部材42が装着されている。この円筒フィルタ部材4
2も、異物捕捉作、液体流整流化を行う。
【0031】つぎに、上述の構成による双方向型電磁弁
10の動作について説明する。(第1の入出口ポート1
2より第2の入出口ポート13へ向けて流体(冷媒)が
流れるモード(冷房モード)時)電磁ソレノイド装置5
0に通電が行われていない状態では、図示されているよ
うに、電磁ソレノイド装置50の内部ばね58のばね力
によってプランジャ53と共に主弁体27が持ち上げら
れて弁座部17より離れ、実質的な絞り作用がない全開
の弁開状態が得られる。
【0032】電磁ソレノイド装置50に通電が行われる
と、内部ばね58のばね力に抗してプランジャ53が吸
引子52側に磁気的に吸引され、主弁体27が弁閉方向
へ駆動され、主弁体27が弁座部17に着座する。この
弁閉状態では、絞り通路26によって微少流量の流れを
確保する絞り状態が得られる。
【0033】この弁閉状態では、第1の入出口ポート1
2より弁室14に流入する一次圧が主弁体27に対して
これを弁座部17に押し付ける方向に作用し、主弁体2
7の弁閉状態が安定維持される。
【0034】この弁閉時の冷媒通路(流体通路)は、円
筒状フィルタ23→絞り通路26→円筒状フィルタ25
となり、絞り通路26の前後に多孔質部材による円筒状
フィルタ23、25があることにより、冷媒流れ中の異
物捕捉が行われると共に、冷媒の流れが整流化され、結
果として、冷媒通過音が低減し、静音性が向上する。
【0035】なお、この弁閉状態では、第2の入出口ポ
ート13の側は、下流側で、低圧状態(二次圧)になっ
ているから、副弁体35が弁開することがなく、その必
要もない。
【0036】(第2の入出口ポート13より第1の入出
口ポート12へ向けて流体(冷媒)が流れるモード(暖
房モード)時)電磁ソレノイド装置50に通電が行われ
ていない状態では、図示されているように、電磁ソレノ
イド装置50の内部ばね58のばね力によってプランジ
ャ53と共に主弁体27が持ち上げられて弁座部17よ
り離れ、実質的な絞り作用がない全開の弁開状態が得ら
れる。
【0037】電磁ソレノイド装置50に通電が行われる
と、内部ばね58のばね力に抗してプランジャ53が吸
引子52側に磁気的に吸引され、主弁体27が弁閉方向
へ駆動され、主弁体27が弁座部17に着座する。この
弁閉状態では、絞り通路26によって微少流量の流れを
確保する絞り状態が得られる。
【0038】この弁閉時の冷媒通路(流体通路)は、円
筒状フィルタ25→絞り通路26→円筒状フィルタ23
となり、この場合も、絞り通路26の前後に多孔質部材
による円筒状フィルタ23、25があることにより、冷
媒流れ中の異物捕捉が行われると共に、冷媒の流れが整
流化され、結果として、冷媒通過音が低減し、静音性が
向上する。
【0039】この弁閉状態では、第2の入出口ポート1
3の一次圧が主弁体27に対して弁開方向に作用する
が、次の動作により、この場合も、弁閉状態が安定維持
される。
【0040】主弁体27が弁座部17に着座すると、第
2の入出口ポート13の流体圧が弁ポート16より弁ポ
ート35を介して副弁体35に作用し、副弁体35が弁
閉ばね36のばね力に抗して弁開し、内部通路31、3
2の連通が確立する。
【0041】これにより、弁閉維持用圧力室30に第2
の入出口ポート13の一次圧が入り、一次圧がプランジ
ャ53に対して弁閉方向に作用し、この作用によって主
弁体27が弁座部17に押し付けられ、主弁体27の弁
閉状態が安定維持される。
【0042】図2はこの発明による双方向型電磁弁の他
の実施の形態を示している。なお、図2において、図1
に対応する部分は、図1に付した符号と同一の符号を付
けて、その説明を省略する。
【0043】この実施の形態による双方向型電磁弁1
0’と上述した実施の形態による双方向型電磁弁10と
の相違点は、絞り通路構造が弁ハウジング11側に代え
て主弁体27に組み込まれている点と、電磁ソレノイド
装置50が無吸引子型のものである点である。
【0044】主弁体27の開口33は、弁座部材34の
弁ポート35に連通していると共に、主弁体27に形成
された複数個の連通孔61、周溝62、63によって主
弁体27の側周部で弁室14に連通している。
【0045】周溝63には混入物捕捉用の円筒状フィル
タ要素64が嵌合装着されている。円筒状フィルタ要素
64は、ステンレス鋼、真鍮等による多孔性焼結金属フ
ィルタやステンレス鋼等による積層金網フィルタにより
構成されている。円筒状フィルタ要素64はプランジャ
53に形成された液逃がし孔41のフィルタを兼ねてい
る。
【0046】主弁体27の開口33には円柱状フィルタ
要素65、オリフィス通路(絞り通路)66を形成され
た板状の絞り通路部材67、円柱状フィルタ要素68が
順に挿入され、これらは、複数個の噴出孔69を有する
分散噴出座金70を介してかしめにより主弁体27に固
定され、一方において連通孔61、周溝62、円筒状フ
ィルタ要素64を経て弁室14に常時連通し、他方にお
いて主弁体弁閉時には噴出孔69を介して弁ポート1
6、第2の入出口ポート13に連通する。
【0047】円柱状フィルタ要素65、67は、上述し
た実施の形態における円筒状フィルタ要素23、25と
同様に、焼結金属、焼結多層金網、プラスチックス多孔
体等、通気・通液性を有する多孔質部材により構成さ
れ、異物捕捉作、液体流整流化を行う。
【0048】つぎに、上述の構成による双方向型電磁弁
10’の動作について説明する。(第1の入出口ポート
12より第2の入出口ポート13へ向けて流体(冷媒)
が流れるモード(冷房モード)時) 電磁ソレノイド装置50に通電が行われていない状態で
は、電磁ソレノイド装置50の内部ばね58のばね力に
よってプランジャ53と共に主弁体27が持ち上げられ
て弁座部17より離れ、実質的な絞り作用がない全開の
弁開状態が得られる。
【0049】電磁ソレノイド装置50に通電が行われる
と、図示されてしいるように、内部ばね58のばね力に
抗してプランジャ53が図にて下側に磁気的に吸引さ
れ、主弁体27が弁閉方向へ駆動され、主弁体27が弁
座部17に着座する。この弁閉状態では、オリフィス通
路66によって微少流量の流れを確保する絞り状態が得
られる。
【0050】この弁閉状態では、第1の入出口ポート1
2より弁室14に流入する一次圧が主弁体27に対して
これを弁座部17に押し付ける方向に作用し、主弁体2
7の弁閉状態が安定維持される。
【0051】この弁閉時の冷媒通路(流体通路)は、円
筒状フィルタ64→周溝62→連通孔61→円柱状フィ
ルタ65→オリフィス通路66→円柱状フィルタ68→
噴出孔69となり、オリフィス通路66の前後に多孔質
部材による円柱状フィルタ65、68があることによ
り、冷媒流れ中の異物捕捉が行われると共に、冷媒の流
れが整流化され、結果として、冷媒通過音が低減し、静
音性が向上する。
【0052】(第2の入出口ポート13より第1の入出
口ポート12へ向けて流体(冷媒)が流れるモード(暖
房モード)時) 電磁ソレノイド装置50に通電が行われていない状態で
は、電磁ソレノイド装置50の内部ばね58のばね力に
よってプランジャ53と共に主弁体27が持ち上げられ
て弁座部17より離れ、実質的な絞り作用がない全開の
弁開状態が得られる。
【0053】電磁ソレノイド装置50に通電が行われる
と、図示されているように、内部ばね58のばね力に抗
してプランジャ53が下側に磁気的に吸引され、主弁体
27が弁閉方向へ駆動され、主弁体27が弁座部17に
着座する。この弁閉状態では、オリフィス通路66によ
って微少流量の流れを確保する絞り状態が得られる。
【0054】この弁閉時の冷媒通路(流体通路)は、噴
出孔69→円柱状フィルタ68→オリフィス通路66→
円柱状フィルタ65→連通孔61→周溝62→円筒状フ
ィルタ64となり、この場合も、オリフィス通路66の
前後に多孔質部材による円柱状フィルタ65、68があ
ることにより、冷媒流れ中の異物捕捉が行われると共
に、冷媒の流れが整流化され、結果として、冷媒通過音
が低減し、静音性が向上する。
【0055】この弁閉状態では、第2の入出口ポート1
3の一次圧が主弁体27に対して弁開方向に作用する
が、次の動作により、この場合も、弁閉状態が安定維持
される。
【0056】主弁体27が弁座部17に着座すると、第
2の入出口ポート13の流体圧が弁ポート16より噴出
孔69、円柱状フィルタ68、オリフィス通路66、円
柱状フィルタ65、弁をポート35を介して副弁体35
に作用し、副弁体35が弁閉ばね36のばね力に抗して
弁開し、内部通路31、32の連通が確立する。
【0057】これにより、弁閉維持用圧力室30に第2
の入出口ポート13の一次圧が入り、一次圧がプランジ
ャ53に対して弁閉方向に作用し、この作用によって主
弁体27が弁座部17に押し付けられ、主弁体27の弁
閉状態が安定維持される。
【0058】図3はこの発明による空気調和機の一つの
実施の形態を示している。この空気調和機は、圧縮機1
00と、室外熱交換器101と、第1の室内交換器10
2と、第2の室内熱交換器103と、これらをループ接
続する冷媒通路105〜113と、室外熱交換器101
と第1の室内交換器102との間の冷媒通路(107、
108、109)に設けられた膨張弁104と、冷房モ
ードと暖房モードとの切換のためにループ接続された冷
媒通路105〜113における冷媒の流れ方向を反転す
る四方弁114とを有している。
【0059】第1の室内交換器102と第2の室内熱交
換器103との間の冷媒通路110には上述した構成に
よる双方向型電磁弁10あるいは10’が接続されてい
る。この場合、双方向型電磁弁10あるいは10’の第
1の入出口ポート12は第1の室内交換器102の出口
側に接続され、第2の入出口ポート13が第2の室内熱
交換器103の入口側に接続される。
【0060】冷房モードでは、図3にて矢印で示されて
いる方向に冷媒が循環する。この時には、双方向型電磁
弁10あるいは10’においては、第1の入出口ポート
12より第2の入出口ポート13へ向けて冷媒が流れ、
双方向型電磁弁10あるいは10’が弁開している状態
で、冷房モードが得られ、双方向型電磁弁10が弁閉し
ている状態では、双方向型電磁弁10あるいは10’が
絞り弁として作用し、冷房サイクルドライモード(冷房
時除湿)が得られる。
【0061】暖房モードでは、図3にて矢印で示されて
いる方向とは逆方向に冷媒が循環する。この時には、双
方向型電磁弁10あるいは10’においては、第2の入
出口ポート13より第1の入出口ポート12へ向けて冷
媒が流れ、双方向型電磁弁10あるいは10’が弁開し
ている状態で、暖房モードが得られ、双方向型電磁弁1
0あるいは10’が弁閉している状態では、双方向型電
磁弁10あるいは10’が絞り弁として作用し、暖房サ
イクルドライモード(暖房時除湿)が得られる。
【0062】暖房サイクルドライモードでは、前述した
ように、第2の入出口ポート13に現れる一次圧が双方
向型電磁弁10あるいは10’の主弁体27に対して弁
開方向に作用するが、この時には、一次圧によって副弁
体35が弁開し、弁閉維持用圧力室30に第2の入出口
ポート13の一次圧が入り、主弁体27の弁閉状態が安
定維持される。これにより、暖房サイクルドライモード
も安定して得られる。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による双方向型電磁弁によれば、第1の入出口ポート
より第2の入出口ポートへ向けて流体が流れるモードで
は、主弁体が弁閉位置にある状態において、その流体圧
は弁室にて主弁体に対して弁閉方向に直接作用し、これ
に対し、第2の入出口ポートより第1の入出口ポートへ
向けて流体が流れるモードにおいては、主弁体が弁閉位
置にある状態において、その流体圧は主弁体に対して弁
開方向に直接作用するが、その流体圧により副弁体が開
弁し、弁閉維持用圧力室に第2の入出口ポートの側の流
体圧が導入され、弁閉維持用圧力室に導入された流体圧
が主弁体に対して弁閉方向に作用し、何れのモードで
も、すなわち、流体の流れ方向が反転しても、他の電磁
アクチュエータ等を必要とすることなく、弁閉状態が安
定維持され、絞り通路が有効に機能する。
【0064】しかも、絞り通路の第1の入出口ポートに
対する開口端と第2の入出口ポートに対する開口端の各
々に多孔質部材が設けられているから、冷媒等の液体が
多孔質部材を流れることにより得られる整流化作用等に
よる擦過音の低減効果が、第1の入出口ポートより第2
の入出口ポートへ向けて流体が流れるモードと、第2の
入出口ポートより第1の入出口ポートへ向けて流体が流
れるモードの何れのモードでも得られ、何れのモードで
も静音性が得られる。
【0065】また、この発明による空気調和機によれ
ば、第1の室内交換器と第2の室内熱交換器との間に、
上述の双方向型電磁弁が接続されていることにより、冷
房モードと暖房モードの何れにおいても、双方向型電磁
弁が弁閉状態になることにより、優れた静音性による除
湿運転が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による双方向型電磁弁の一つの実施の
形態を示す断面図である。
【図2】この発明による双方向型電磁弁の他の実施の形
態を示す断面図である。
【図3】この発明による空気調和機の一つの実施の形態
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、10’ 双方向型電磁弁 11 弁ハウジング 12 第1の入出口ポート 13 第2の入出口ポート 14 弁室 15 弁座部材 16 弁ポート 17 弁座部 23、25 円筒状フィルタ要素 26 絞り通路 27 主弁体 30 弁閉維持用圧力室 31、32 内部通路(流体圧通路) 34 弁座部材 36 副弁体 41 液逃がし孔 42 円筒状フィルタ要素 50 電磁ソレノイド装置 53 プランジャ 56 電磁コイル部 58 内部ばね 64 円筒状フィルタ要素 65 円柱状フィルタ要素 66 オリフィス通路 68 円柱状フィルタ要素 100 圧縮機 101 室外熱交換器 102 第1の室内交換器 103 第2の室内熱交換器 105〜113 冷媒通路 114 四方弁

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入出口ポートと第2の入出口ポー
    トとの間に弁ポートが設けられ、前記第1の入出口ポー
    トの側に形成された弁室に主弁体が設けられ、前記主弁
    体は、前記弁ポートの周りに画定されている弁座に着座
    した弁閉位置と前記弁座より離れた弁開位置との間に移
    動可能になっており、前記主弁体と連結されて当該主弁
    体を前記弁開位置と前記弁閉位置との間に駆動するプラ
    ンジャを含む電磁式駆動手段が設けられ、前記プランジ
    ャの背部に弁閉維持用圧力室が画定され、前記弁閉維持
    用圧力室に前記第2の入出口ポートの側の流体圧を導く
    流体圧通路が形成され、前記流体圧通路の途中に、前記
    第2の入出口ポートの側の流体圧を及ぼされることによ
    り開弁する副弁体が設けられ、 前記第2の入出口ポートより前記第1の入出口ポートへ
    向けて流体が流れるモードにおいて、前記主弁体が前記
    弁閉位置にある状態において、前記副弁体が前記第2の
    入出口ポートの側の流体圧により開弁し、弁閉維持用圧
    力室に前記第2の入出口ポートの側の流体圧が導入さ
    れ、当該流体圧によって前記主弁体が前記弁閉位置に位
    置する弁閉状態を維持し、 前記弁ポートとは並列の流路をもって前記第1の入出口
    ポートと前記第2の入出口ポートとを連通接続する絞り
    通路が形成され、 前記絞り通路の前記第1の入出口ポートに対する開口端
    と前記第2の入出口ポートに対する開口端の各々に通気
    ・通液性を有する多孔質部材が設けられていることを特
    徴とする双方向型電磁弁。
  2. 【請求項2】 第1の入出口ポートと第2の入出口ポー
    トとの間に弁ポートが設けられ、前記第1の入出口ポー
    トの側に形成された弁室に主弁体が設けられ、前記主弁
    体は、前記弁ポートの周りに画定されている弁座に着座
    した弁閉位置と前記弁座より離れた弁開位置との間に移
    動可能になっており、前記主弁体と連結されて当該主弁
    体を前記弁開位置と前記弁閉位置との間に駆動するプラ
    ンジャを含む電磁式駆動手段が設けられ、前記プランジ
    ャの背部に弁閉維持用圧力室が画定され、前記弁閉維持
    用圧力室に前記第2の入出口ポートの側の流体圧を導く
    流体圧通路が形成され、前記流体圧通路の途中に、前記
    第2の入出口ポートの側の流体圧を及ぼされることによ
    り開弁する副弁体が設けられ、 前記第2の入出口ポートより前記第1の入出口ポートへ
    向けて流体が流れるモードにおいて、前記主弁体が前記
    弁閉位置にある状態において、前記副弁体が前記第2の
    入出口ポートの側の流体圧により開弁し、弁閉維持用圧
    力室に前記第2の入出口ポートの側の流体圧が導入さ
    れ、当該流体圧によって前記主弁体が前記弁閉位置に位
    置する弁閉状態を維持し、 前記主弁体に弁閉位置において前記第1の入出口ポート
    と前記第2の入出口ポートとを連通接続する絞り通路が
    形成され、 絞り通路の前記第1の入出口ポートに対する開口端と前
    記第2の入出口ポートに対する開口端の各々に通気・通
    液性を有する多孔質部材が設けられていることを特徴と
    する双方向型電磁弁。
  3. 【請求項3】 前記弁閉維持用圧力室を前記弁室に連通
    接続する液逃がし小孔が形成され、液逃がし小孔の前記
    弁室に対する開口端に通気・通液性を有する多孔質部材
    が設けられていることを特徴とする請求項1または2記
    載の双方向型電磁弁
  4. 【請求項4】 前記流体圧通路は前記主弁体を弁リフト
    方向に貫通して形成され、前記副弁体は前記主弁体に組
    み込まれていることを特徴とする請求項1〜3の何れか
    1項記載の双方向型電磁弁。
  5. 【請求項5】 前記電磁式駆動手段は、内部ばねを含む
    電磁ソレノイド装置により構成され、非通電時には内部
    ばねのばね力により前記主弁体を前記弁開位置へ駆動
    し、通電時には内部ばねのばね力に抗して前記主弁体を
    前記弁閉位置へ駆動する常開型のものであることを特徴
    とする請求項1〜4の何れか1項記載の双方向型電磁
    弁。
  6. 【請求項6】 圧縮機と、室外熱交換器と、第1の室内
    交換器と、第2の室内熱交換器と、これらをループ接続
    する冷媒通路と、前記室外熱交換器と前記第1の室内交
    換器との間の冷媒通路に設けられた膨張弁と、冷房モー
    ドと暖房モードとの切換のためにループ接続された冷媒
    通路における冷媒の流れ方向を反転する四方弁とを有
    し、前記第1の室内交換器と前記第2の室内熱交換器と
    の間に請求項1〜5の何れか1項記載の双方向型電磁弁
    が接続され、 冷房モードと暖房モードの何れにおいても、前記双方向
    型電磁弁が弁閉状態になることにより、静音除湿運転が
    行えることを特徴とする空気調和機。
JP2002018963A 2002-01-28 2002-01-28 双方向型電磁弁および空気調和機 Expired - Fee Related JP4077205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002018963A JP4077205B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 双方向型電磁弁および空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002018963A JP4077205B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 双方向型電磁弁および空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003222444A true JP2003222444A (ja) 2003-08-08
JP4077205B2 JP4077205B2 (ja) 2008-04-16

Family

ID=27743075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002018963A Expired - Fee Related JP4077205B2 (ja) 2002-01-28 2002-01-28 双方向型電磁弁および空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4077205B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005061694A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Daikin Ind Ltd 冷媒制御弁
JP2006207852A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Saginomiya Seisakusho Inc 弁装置および冷凍サイクル装置
CN100406791C (zh) * 2004-05-19 2008-07-30 株式会社鹭宫制作所 节流阀装置及空气调节器
JP2009121654A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Panasonic Corp 弁装置およびそれを備える空気調和機
CN101358654B (zh) * 2007-08-02 2011-08-03 浙江三花股份有限公司 电磁阀、空调机及用于电磁阀的节流装置
CN102192358A (zh) * 2010-03-09 2011-09-21 浙江三花股份有限公司 电磁阀
CN107356025A (zh) * 2016-05-10 2017-11-17 浙江三花智能控制股份有限公司 电子膨胀阀
CN107435757A (zh) * 2016-05-26 2017-12-05 株式会社不二工机 流量调节阀

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101561055B (zh) * 2008-04-18 2011-08-24 浙江三花股份有限公司 电磁阀

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005061694A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Daikin Ind Ltd 冷媒制御弁
CN100406791C (zh) * 2004-05-19 2008-07-30 株式会社鹭宫制作所 节流阀装置及空气调节器
JP2006207852A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Saginomiya Seisakusho Inc 弁装置および冷凍サイクル装置
JP4570473B2 (ja) * 2005-01-25 2010-10-27 株式会社鷺宮製作所 弁装置および冷凍サイクル装置
CN101358654B (zh) * 2007-08-02 2011-08-03 浙江三花股份有限公司 电磁阀、空调机及用于电磁阀的节流装置
JP2009121654A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Panasonic Corp 弁装置およびそれを備える空気調和機
CN102192358A (zh) * 2010-03-09 2011-09-21 浙江三花股份有限公司 电磁阀
CN107356025A (zh) * 2016-05-10 2017-11-17 浙江三花智能控制股份有限公司 电子膨胀阀
CN107356025B (zh) * 2016-05-10 2021-08-10 浙江三花智能控制股份有限公司 电子膨胀阀
CN107435757A (zh) * 2016-05-26 2017-12-05 株式会社不二工机 流量调节阀
CN107435757B (zh) * 2016-05-26 2020-12-15 株式会社不二工机 流量调节阀

Also Published As

Publication number Publication date
JP4077205B2 (ja) 2008-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5038105B2 (ja) 弁装置およびそれを備える空気調和機
CN101520107B (zh) 电磁阀
JP4071451B2 (ja) 絞り装置および空気調和機
JP4077205B2 (ja) 双方向型電磁弁および空気調和機
CN101571205B (zh) 电磁阀、节流装置和制冷装置
JP4465128B2 (ja) 膨張弁および空気調和機
JP2006242502A (ja) 複合弁およびヒートポンプ式空気調和装置およびその制御方法
JP2013104439A (ja) 除湿弁
JP3410197B2 (ja) 絞り部内蔵型電磁弁
JP4629709B2 (ja) 双方向型電磁弁
JP2005331153A (ja) 絞り弁装置および空気調和機
JP2006266662A (ja) 絞り装置および流量制御弁ならびにこれを組み込んだ空気調和装置
JP4316788B2 (ja) 双方向型電磁弁および空気調和機
JP2006349274A (ja) 絞り装置および流量制御弁ならびにこれを組み込んだ空気調和装置
JP4152209B2 (ja) 空気調和機用電磁弁
JP2005331154A (ja) 絞り弁装置および空気調和機
JP2012241809A (ja) 電動弁
JP4064762B2 (ja) 絞り弁装置および空気調和機
JP2004293797A (ja) 絞り弁装置および空気調和機
JPS6141015Y2 (ja)
JP2004093022A (ja) 電気式膨張弁
CN110360364B (zh) 一种全流通电子膨胀阀
JP2008051147A (ja) 流量制御弁およびこれを組み込んだ空気調和装置
JP2002206821A (ja) 絞り機構付き電磁弁および空気調和機
JP2002181414A (ja) 一体化された2つの電磁弁を有する冷凍サイクル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110208

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140208

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees