JP2002307185A - 重ねられた金属シートをレーザ溶接する方法および装置、ならびに、この方法で使用されるシートをクランプする装置。 - Google Patents

重ねられた金属シートをレーザ溶接する方法および装置、ならびに、この方法で使用されるシートをクランプする装置。

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護材料の蒸気を排気しながら金属シートの
溶接を行えるようにする。 【解決手段】 少なくとも1つが低蒸発温度の材料から
なる保護層を有する2つ以上の鋼シート(1,2)の溶
接は、前記シート(1,2)の2つの重ねられたフラン
ジ(1a,2a)にレーザビーム(L)を向けることに
よって行われる。前記シート(1,2)のフランジ(1
a,2a)は、溶接の際に、クランプ装置(3)によっ
て所定位置でクランプされる。前記クランプ装置は、隙
間(G)をつくるように、溶接されるフランジ(1a,
2a)を互いに少し離れた位置に保持することができ
る。これにより、溶接の際に発生する保護材料の蒸気の
排気を可能にしながら溶接を行う可能性を阻害しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重ねられた金属シ
ートをレーザ溶接するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームによる重ねられたシートの
溶接は、特に自動車産業において自動車の車体やその部
品を生産するために、従来からの電気スポット溶接技術
に代わるものとして長い間提案されている。1990年
頃から始まったレーザ溶接技術の最初の普及の後(例え
ばコマウ(Comau)の欧州特許EP−B−0 440 0
01参照)、この技術の適用は、亜鉛めっきシート、す
なわち、例えば亜鉛めっきによって付着させた亜鉛保護
層でコーティングされたシートからなる自動車の車体の
使用が増加したために、止められてきている。亜鉛は4
19℃の溶融温度と906℃の蒸発温度を有するのに対
し、シートを構成する鋼は一般に約1530℃の溶融温
度を有する。シートを溶接するためには鋼が溶融した状
態にする必要があり、これは亜鉛蒸気が存在する中で溶
接が行われることを意味する。電気スポット溶接の場合
には、このような蒸気はいかなる実質的欠陥も発生させ
ない。なぜなら、シートの鋼はシート間の接触領域(こ
の領域は最大電気抵抗率を有する)で溶け始め、しか
も、溶接電極がシートに圧力をかけるために、溶融金属
(melting bath)の余分と亜鉛蒸気がシート接触領域から
排出されるからである。これに対し、レーザ溶接の場
合、溶融金属はレーザビームが向けられたシートの外面
で形成され始める。一般に鍵穴形状をなす溶融金属領域
がシート間の接触領域まで進むとすぐに、このときにこ
の領域で発生した亜鉛蒸気がより低い抵抗のルート、す
なわち、溶融金属それ自体を通って外側に逃げる。これ
により、溶融した金属の飛び散りが発生し、溶接接合部
の質および安定性が害されるとともに、製品の美的外観
が損なわれる。
【0003】上述した欠点を解消するために種々の解決
策が提案されてきている。最初の解決策は、亜鉛蒸気が
外側に逃げることができる隙間を重ねられたシート間に
形成するように、溶接領域における少なくとも一方のシ
ートの形状を変えることである(例えば、米国特許US
−A−4 682 002およびUS−A−4 916
284参照)。亜鉛蒸気の排出のための隙間を形成す
るためにシート間に間隔部材を設けるという同様の解決
策もある(WO−A−99/08829、JP−A−5
31855)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した公知
の解決策はすべて、上述したような隙間部分を形成する
必要があるか、または、追加の間隔部材を適用しなけれ
ばならないので、従来の作業サイクルに対して追加の操
作を必要とするという欠点があり、これには時間がかか
るとともに生産コストを増加させることになる。
【0005】そこで、本発明の目的は、簡単かつ効率的
な方法で上述した技術的問題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、重ねられた2つの金属シートをレーザ溶
接する方法であって、前記シートの少なくとも1つはも
う一方のシートと接触する表面に保護層を有し、前記保
護層は前記シートを形成する材料の溶融温度よりも低い
蒸発温度を有する材料からなり、溶接される前記シート
はクランプ手段によって溶接操作の際に互いにクランプ
され、クランプされて重なったシートの溶接領域にレー
ザビームを向けることによって溶接が行われる方法にお
いて、溶接の際に生じる保護材料の蒸気がシート間の隙
間から逃げることができるように、クランプ手段によっ
て前記溶接領域において互いに少し離れた状態で前記シ
ートを保持することにより溶接を行うことを特徴とする
方法を提供する。
【0007】換言すれば、本発明の基本的アイデアは、
公知技術において見出される技術的な先入観(prejudic
e)に対するものである。上述したタイプの公知の溶接装
置のすべてにおいて、溶接操作の際に所定位置でシート
をクランプするためのクランプ手段が設けられている。
上述した先入観は、クランプ手段が溶接を可能にするた
めにシートを互いに接触させた状態に押圧すべきである
と常に考えられているところにある。これに対し、本発
明の場合には、作動状態においてシートをクランプする
クランプ手段は、互いに対してシートを押圧するのでは
なく、互いに少し間隔をおいた位置にシートを保持する
ものである。溶接領域においてシート間の隙間はレーザ
ビームによって溶かされた金属で満たされるので、少し
の間隔は高品質の溶接接合部を得る可能性を阻害しない
ということが本願出願人が行った研究およびテストで判
明した。同時に、溶接領域のすぐ近くのシート間の隙間
は、溶接の際に生じる亜鉛蒸気が溶融金属を通ることな
く外側に逃げるのを可能にし、これにより上述したよう
ないかなる溶接欠陥も生じることがない。
【0008】本発明では、少なくとも1つのシートは、
前記クランプ手段の一部を形成する保持手段によって他
のシートから間隔をおいた状態で溶接される。保持手段
は、例えば、真空カップまたは磁石型の保持手段のうち
から選択される。
【0009】本発明の好適な実施形態では、前記クラン
プ手段は、第1のシートのための基準支持面(reference
and supporting surface)を形成する支持部と、非作動
位置と所定の作動位置との間で前記支持部に対して移動
可能なクランプ部材とを有する。前記可動部材は、第2
のシートのための基準支持面を形成する。前記可動部材
の支持面は、これの作動状態において、前記支持部の支
持面に対向するとともに、溶接されるシートの厚み寸法
の合計よりも大きい長さをもって前記支持部の支持面か
ら離れている。
【0010】また、本発明では、両方のシートはまず、
互いに重ねられた状態で支持部の基準支持面上に配置さ
れ、このときクランプ可動部材は非作動位置にある。そ
して、クランプ可動部材は、その支持面を支持部の支持
面の正面にもっていくように作動位置に移動し、このと
き第2のシートは第1のシート上にまだ載っているとと
もに可動部材の支持面から離れている。最後に、第2の
シートを第1のシートから離れて移動させるように、第
2のシートは前記保持手段によってつかまれて前記可動
部材の支持面に接する位置まで持って来られる。保持手
段は溶接操作の際に2つのシートを間隔をおいた状態で
保持することができ、これにより上述したような利点が
得られる。
【0011】また、本発明は、本発明による方法を使用
する溶接装置にも向けられる。前記装置は、溶接操作の
際に溶接されるシートを所定位置でクランプするクラン
プ手段と、クランプされて重なったシートの溶接領域に
レーザビームを向ける手段とを備えている。上述したよ
うに、クランプ手段は、溶接操作の際に溶接領域におい
て互いに少し間隔があくようにしてシートを保持するよ
うに構成されている。このために、上述したように、ク
ランプ手段は、少なくとも1つのシートを隣接するシー
トから離れた状態に保持するために、真空カップまたは
磁石型などの手段から選択される保持手段を有する。ま
た、既述したように好適な実施形態では、クランプ手段
は、支持部と、これに対して相対的に移動可能なクラン
プ部材とを備えている。この実施形態では、上述した保
持手段は、例えば前記クランプ手段の可動部材と連結さ
れており、クランプ可動部材が作動位置にあるときに前
進把持位置と後退保持位置との間で移動可能である。
【0012】最後に、本発明はまた、溶接される2つの
重ねられたシートを所定位置でクランプするために使用
可能であって、かつ、上述したような特徴と有するクラ
ンプ装置自体にも向けられる。クランプ可動部材に連結
された保持手段は、クランプ可動部材が作動位置にある
ときに前進把持位置と後退保持位置との間で移動可能で
あり、これにより保持手段は第2のシートを第1のシー
トから離れた状態で保持することができる。上述したよ
うに、保持手段は、1つ以上の真空カップからなっても
よいし、または、磁石型の保持手段などであってもよ
い。前者の場合、前進位置と後退位置との間で吸着カッ
プ手段を移動させるために駆動手段が設けられてもよ
い。あるいは、吸着カップ手段は、吸着カップを真空源
に連通させるための蛇腹状管状棒の端部に支持された吸
着カップ部を有するように設けられてもよい。これによ
り、第2のシートをつかめるように真空を吸着カップに
つなげると、蛇腹状棒が縮んで吸着カップの後退位置へ
の移動が生じ、これにより吸着カップでつかまれている
シートが他方のシートから離れた状態で保持される。
【0013】当然に、第1および第2のシートの両方を
つかむことができる把持手段(grasping means)を設けた
装置のように、全く異なるタイプのクランプ装置を設け
る可能性を排除するものではない。また、支持部および
可動部材に代えて、両方とも可動であってそれぞれが保
持手段を備えている2つの部材が設けられたクランプ装
置を設けることもできる。
【0014】さらに、原理が本発明の基礎とするところ
のものであって、溶接操作の際に所定位置でクランプさ
れる2つのシートを互いに少し離れた状態で保持するも
のであれば、前記把持手段は、上述したものとは異なる
タイプのものからなっていてもよい。
【0015】本発明のさらなる特徴および利点は、非制
限的な例として与えられる添付図面を参照して後述する
説明からより明らかになるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において、参照符号1,2
は、自動車の車体の一部を形成する亜鉛めっき鋼の2つ
のシート部材をそれぞれ示す。部材1,2は、面平行状
態で重ねられるフランジ1a,2aを有する。各フラン
ジ1a,2aは、(図示しない装置で集束させられる)
レーザビームLによって溶接部Wにおいて互いに溶接さ
れる。レーザビームLは、シート1,2に対して相対的
に移動する。本発明では、溶接の際に、フランジ1a,
2aが1つ以上のクランプ装置3によって所定位置でク
ランプされる。クランプ装置3は、互いに少し間隔をお
いた位置でフランジ1a,2aを保持する。このため
に、各クランプ装置3は、フランジ2aのための基準支
持面4aを形成する支持部4、および、(図1に示され
ない)非作動位置と(図1に示す)作動位置との間で軸
6を中心に支持部4に対して回転可能に取り付けられて
いる可動部材5とを備えている。可動部材5は、前記作
動位置においてフランジ1aのための基準支持面5aを
形成する。図示する可動部材5の作動位置では、支持部
4および可動部材5によってそれぞれ形成される基準支
持面4a,5aは、シート1,2のフランジ1a,2a
の各厚み寸法の合計より大きい長さの間隔をもって互い
に離れている。図示する例の場合、各可動部材5には保
持部材7がそれぞれ設けられており、保持部材7は、詳
細に後述されるが、例えば吸着カップ型または磁石型の
ものであってもよい。保持部材7は、可動部材5が図示
される作動位置にあるとき、フランジ1aがフランジ2
aに接触して予備的に重ねられた後にフランジ1aをつ
かむ前進位置と、保持部材がフランジを各可動部材5の
基準支持面に接触した状態に保つ(図1に関して上方に
表される)後退位置との間で、可動部材5に対して移動
可能である。この状態では、2つのフランジ1a,2a
は、溶接の際に形成される亜鉛蒸気が逃げることができ
る隙間Gを形成するように、互いに少し離れている。
【0017】図2,3は、吸着カップ保持部材を使用し
た実施形態を参照して、クランプ装置3をより詳細に示
す。これらの図は、クランプ装置の非作動位置に関す
る。図示されるように、支持部4は、フランジ1a,2
aのための基準支持面4aを形成する支持部であり、空
間内においてその位置が決定される。可動部材5は、フ
ォーク状端部の支持部4に対して軸6を中心に回動可能
に連結される。図示されない駆動手段が支持部4に対す
る可動部材5の回転を制御するために使用される。この
手段は、いかなる公知の方法であってもよく、例えば流
体シリンダまたは電気アクチュエータであってもよい。
この構造についての詳細は、本発明の説明には含まれて
いない。なぜなら、それは、既述したようにいかなる公
知の方法で与えられてもよく、しかも、その詳細は本発
明の範囲に属しないからである。また、図面からその構
造の詳細を削除することは、可動部材についての理解を
より簡単かつ容易にする。
【0018】図2,3に戻って、図示される例の各可動
部材5には、管状棒7bを介して(図示しない)真空源
に接続されることになる吸着カップによってそれぞれ構
成される2つの保持部材7が設けられている。棒7bは
可動部材5に対してその軸に沿って移動可能である。こ
れにより、可動部材5が図1に示す作動位置にあると
き、吸着カップ7aは、フランジ1aをつかむ前進把持
位置と、フランジ2aから離れた位置にあるフランジ1
aを保持するための(図1に関して上方に表される)後
退位置との間で移動可能である。
【0019】図4は、前進状態にある保持部材7を有す
る可動部材5の作動状態における図2の構造を示す。
【0020】図5は、図4のV−V線で切った断面図で
ある。クランプ装置は、可動部材5の作動位置が支持部
4と可動部材5との間に設けられる(図示しない)いか
なる公知のタイプの止め手段によって正確に予め決定さ
れ、かつ、形成されるように構成されている。換言すれ
ば、公知の装置において起きることとは異なり、可動部
材5は2つのフランジ1a,2aを互いに押しつける位
置まで回転することはない。図5に明示されるように、
可動部材5が作動位置にあるとき、可動部材5の基準支
持面5aは支持部4の基準支持面4aに対して平行に対
向している。しかし、これらの面の間の距離Dは2つの
フランジ1a,2aの厚み寸法S1,S2の合計よりも
大きい。
【0021】図2に示すように、クランプ装置3が非作
動状態にあるとき、2つのフランジ1a,2aは支持部
4の基準面4aの上で互いに接触して重ねられる。図5
を参照すると、可動部材5が作動状態になったとき、吸
着カップ7aは前進把持状態になってフランジ1aの上
面に接触する。この状態で、吸着カップ7aはフランジ
1aに対して押し付けられ、管状棒7bを介して真空に
つなげられることができる。それから、これらの棒は後
方(図5では上方)に移動するように駆動され、これに
より吸着カップによってつかまれたフランジ1aが可動
部材5の基準支持面5aに接触させられる。この状態
は、図6,7において見られる。
【0022】添付図面は、前進把持位置と後退位置との
間で吸着カップ装置7を移動させるために使用される手
段を詳細には示していない。例として、および概略的
に、図8は、管状棒7bが中空体8に連結され、その中
空体8の内部室9が真空源に連通している場合を示す。
この棒7aは中空体8にしっかりと連結されており、こ
れに対して中空体8は(図示しない)いかなる制御装置
によって可動部材5に対して移動可能になっている。図
9,10は、管状棒7bが蛇腹形状をなしており、吸着
カップの内部室が真空源に連通されると、蛇腹状棒7b
が縮んで吸着カップ7aの後退移動を生じさせるという
変形例を示す。
【0023】図11は、図7に対応する図面であり、シ
ート1a,2aが上述したように互いに離れた状態に保
持されながら溶接がどのように行われるかを示す。レー
ザビームLが向けられているところの断面に示されるよ
うに、隙間Gは溶接領域Wの溶けた金属によって満たさ
れ、その後溶接領域Wは冷却によって固まる。残りの断
面においては、シート間に隙間Gが残っており、この隙
間Gは、溶接の際に生じる亜鉛蒸気がいかなる溶接欠陥
をもたらすことなく逃げるのを可能にする。
【0024】当然に、既に何度か述べたように、吸着カ
ップ保持手段に代えて、磁石型手段を使用することもで
きるし、または、他のいかなる保持手段を使用してもよ
い。また、すべてのシートを保持するために、クランプ
装置の両方の部材として保持手段を設けることもでき
る。さらに、クランプ装置は、開放状態と閉鎖状態との
間で移動可能な部材を両方に有することもできる。そし
て、クランプ装置には、溶接される構造の領域について
の自己センタリング(self centering)のために、制限さ
れた調節移動の可能性を与えてもよい。
【0025】最後に、本発明の原理は同じであっても、
構造の詳細および実施形態は、本発明の範囲から外れる
ことなく、例示の方法で上述したものに関して広く変化
させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の溶接方法を概略的に示す斜視図。
【図2】 非作動位置にある本発明のクランプ装置の実
施形態の概略側面図。
【図3】 図2のIII−III線で切った断面図。
【図4】 前進把持位置にある吸着カップ部材を有する
作動状態にある図2のクランプ装置を示す図。
【図5】 図4のV−V線で切った断面図。
【図6】 作動状態にある図1のクランプ装置であっ
て、吸着カップ保持手段が後退位置にあり、溶接される
2つのシートが互いに離れた状態に保持された状態を示
す図。
【図7】 図6のVII−VII線で切った断面図。
【図8】 吸着カップ保持手段の第1実施形態に関する
図7の詳細の拡大図。
【図9】 非作動状態にある図8の変形例を示す図。
【図10】 作動状態にある図9の解決策を示す図。
【図11】 本発明の溶接方法を示す、図7に対応する
別の図。
【符号の説明】
1,2…シート、1a,2a…フランジ、3…クランプ
装置、4…支持部、5…可動部材、6…軸、7…保持部
材、7a…吸着カップ、7b…管状棒、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E068 BF00 CE09 DB01

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに重ねられた2つの金属シート
    (1,2)をレーザ溶接する方法であって、前記シート
    (1,2)の少なくとも1つはもう一方のシートと接触
    する表面に保護層を有し、前記保護層は前記シートを形
    成する材料の溶融温度よりも低い蒸発温度を有する材料
    からなり、溶接される前記シートはクランプ手段によっ
    て溶接操作の際に互いにクランプされ、クランプされて
    重なったシートの溶接領域にレーザビームを向けること
    によって溶接が行われる方法において、 溶接の際に生じる保護材料の蒸気がシート間の隙間から
    逃げることができるように、クランプ手段(3)によっ
    て前記溶接領域において互いに少し離れた状態で前記シ
    ート(1a,2a)を保持することにより溶接を行うこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記シート(1,2)の1つは、保持手
    段(7)によって隣接するシートから離れた前記状態に
    保持されることを特徴とする請求項1に記載の溶接方
    法。
  3. 【請求項3】 前記保持手段(7)は、真空カップまた
    は磁石型の保持手段のうちから選択されることを特徴と
    する請求項2に記載の溶接方法。
  4. 【請求項4】 前記クランプ手段(3)は、第1のシー
    ト(2a)のための基準支持面(4a)を形成する支持
    部(4)と、非作動位置と所定の作動位置との間で前記
    支持部(4)に対して移動可能なクランプ部材(5)と
    を有し、前記可動部材(5)は前記第2のシート(1
    a)のための基準支持面(5a)を形成し、前記可動部
    材(5)の基準支持面(5a)は、これの作動状態にお
    いて、前記支持部(4)の支持面(4a)に対向すると
    ともに、溶接されるシートの厚み寸法の合計より大きい
    長さをもって互いに離れていることを特徴とする請求項
    2に記載の溶接方法。
  5. 【請求項5】 両方のシート(1,2)はまず、クラン
    プ可動部材(5)が非作動位置にある状態で、前記支持
    部(4)の基準支持面(4a)の上に重ねて配置され、
    そして前記クランプ可動部材(5)がその基準面(5
    a)を前記支持部(4)の基準面(4a)に対向させる
    ように作動位置に移動させられ、このとき前記第2のシ
    ート(1a)は前記第1のシート(2a)の上にまだ載
    っているとともに前記可動部材(5)の支持面(5a)
    から離れており、最後に前記第1のシート(2a)から
    前記第2のシート(1a)を離すように前記第2のシー
    ト(1a)が前記保持手段(7)によってつかまれて前
    記可動部材(5)の支持面(5a)に接して保持される
    ことを特徴とする請求項4に記載の溶接方法。
  6. 【請求項6】 互いに重ねられた2つの金属シート
    (1,2)をレーザ溶接する装置であって、前記シート
    の少なくとも1つはもう一方のシートと接触する表面に
    保護層を有し、前記保護層は前記シートを形成する材料
    の溶融温度よりも低い蒸発温度を有する材料からなり、
    前記装置は、溶接操作の際に溶接される前記シートを所
    定位置でクランプするクランプ手段(3)と、クランプ
    されて重なったシート(1a,2a)の溶接領域にレー
    ザビーム(L)を向ける手段とを備えた装置において、 溶接の際に生じる前記保護層の蒸気が2つのシート間に
    形成される隙間を介して逃げることができるように、前
    記クランプ手段(3)は、溶接操作の際に溶接領域にお
    いて互いに少し離れた状態に前記シート(1a,2a)
    を保持するために設けられていることを特徴とする装
    置。
  7. 【請求項7】 前記クランプ手段(3)は、前記シート
    (1a,2a)の少なくとも1つを隣接するシートから
    離れた状態に保つために、真空カップまたは磁石型の保
    持手段のうちから選択される保持手段(7)を有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の溶接装置。
  8. 【請求項8】 各シートのために保持手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項7に記載の溶接装置。
  9. 【請求項9】 前記クランプ手段(3)は、第1のシー
    ト(2a)のための基準支持面(4a)を形成する支持
    部(4)と、非作動位置と所定の作動位置との間で前記
    支持部(4)に対して移動可能なクランプ部材(5)と
    を備え、前記可動部材(5)は第2のシート(1a)の
    ための基準支持面(5a)を形成し、前記可動部材
    (5)の支持面(5a)はこれの作動状態において前記
    支持部(4)の支持面(4a)に対向するとともに、溶
    接されるシート(1,2)の厚み寸法の合計よりも大き
    い長さ(D)をもって互いに離れていることを特徴とす
    る請求項7に記載の溶接装置。
  10. 【請求項10】 前記保持手段(7)は、前記クランプ
    手段(3)の前記可動部材(5)に連結されるととも
    に、前記クランプ可動部材(5)が作動位置にあるとき
    に前進把持位置と後退保持位置との間で移動可能である
    ことを特徴とする請求項9に記載の溶接装置。
  11. 【請求項11】 溶接される2つの重ねられた金属シー
    トを所定位置でクランプする装置であって、 第1のシート(2a)のための基準支持面(4a)を形
    成する支持部(4)と、 非作動位置と所定の作動位置との間で前記支持部(4)
    に対して移動可能なクランプ部材(5)とを備え、前記
    可動部材(5)は第2のシート(1a)のための基準支
    持面(5a)を形成し、前記可動部材(5)の支持面
    (5a)はこれの作動状態において前記支持部(4)の
    支持面(4a)に対向するとともに、溶接されるシート
    (1,2)の厚み寸法(S1,S2)の合計よりも大き
    い長さ(D)をもって互いに離れており、 前記クランプ可動部材(5)に連結され、かつ、前記ク
    ランプ可動部材(5)が作動位置にあるときに前進把持
    位置と後退保持位置との間で移動可能な保持手段(7)
    をさらに備え、前記保持手段(7)は、前記第1のシー
    ト(2a)から離れるとともに前記クランプ可動部材
    (5)の基準支持面(5a)に接触した状態に第2のシ
    ート(1a)を保持できることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 前記保持手段は、前記前進位置と前記
    後退位置との間で前記クランプ可動部材(5)に対して
    移動可能な吸着カップ手段(7)からなることを特徴と
    する請求項11に記載のクランプ装置。
  13. 【請求項13】 前記前進位置と前記後退位置との間で
    の前記吸着カップ手段(7)の移動を制御する駆動手段
    を備えたことを特徴とする請求項11に記載のクランプ
    装置。
  14. 【請求項14】 前記吸着カップ手段は真空源に連通す
    る蛇腹状管状棒(7b)の端部に支持された吸着カップ
    部(7a)を有し、これにより吸着カップ部(7a)が
    前記第2のシート(1a)をつかむために前記真空源に
    接続されると、前記蛇腹状棒(7b)が縮んでその後退
    位置へ向けての吸着カップ(7a)の移動が生じること
    を特徴とする請求項11に記載のクランプ装置。
  15. 【請求項15】 前記支持部(4)にも保持手段が設け
    られていることを特徴とする請求項11に記載のクラン
    プ装置。
  16. 【請求項16】 前記保持手段(7)が磁石型のもので
    あることを特徴とする請求項11に記載のクランプ装
    置。
  17. 【請求項17】 前記支持部(4)もまた、非作動位置
    と作動位置との間で移動可能であることを特徴とする請
    求項11に記載のクランプ装置。
  18. 【請求項18】 前記装置の全体構造には、溶接される
    構造についての自己センタリングのための制限された調
    節移動の可能性が与えられていることを特徴とする請求
    項11に記載のクランプ装置。
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