JP2002301766A - 更生管の点検口更生方法 - Google Patents

更生管の点検口更生方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】更生管に対する漏水を防止し、かつ更生管によ
る既設管の更生と点検口の更生とを同時に効率よく行う
ことができる更生管の点検口更生方法を提供する。 【解決手段】既設管3の内面を更生管1によりライニング
する際に、既設管の点検口Tを更生する点検口更生方法
として、3分岐管設置工程と更生管敷設工程とライニン
グ工程と孔開け工程とを備える。3分岐管設置工程で
は、既設管の途中位置に、点検口を位置付けておき、上
方開口孔41および貫通孔42を備えた3分岐管4を設置す
る。更生管敷設工程では、既設管内に導入した更生管を
3分岐管の貫通孔内に挿通させて更生管を敷設する。ラ
イニング工程では、更生管を蒸気により加熱し、更生管
を圧縮空気により加圧膨張させて既設管および3分岐管
の内面に更生管を密着させてライニングする。孔開け工
程では、更生管における3分岐管の上方開口孔と対応す
る箇所に上方から新点検口12を孔開けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下に埋設されて
いる既設管の内面を更生管によりライニングする際に、
既設管に設けられた点検口を更生する点検口更生方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄筋コンクリート管(ヒューム
管)や鋼管などからなる老朽化した既設管は、その内部
に、所定長の口径の小さい新たな樹脂管を順次接続しな
がら挿入していって更生管を敷設し、既設管との間隙に
モルタルや発泡性樹脂材等の裏込め材を注入してシール
することによって、更生することが行われている。
【0003】このように、裏込め材を使用して更生する
場合、更生管の内径が既設管の内径よりもかなり小さく
なるために、有効流量が低下してしまうという問題点が
あり、又、所定長の樹脂管を順次接続しながら更生管を
敷設したり、既設管との間隙に裏込め材を注入してシー
ルする必要があるため、作業性が悪く、更生工事が迅速
に行えない。
【0004】かかる点から、例えば、特開平1−565
31号公報に開示されるように、下水管路等の既設管の
内面に、熱可塑性樹脂製の形状回復温度において円筒形
に形状回復性を有するように襞状に縮退させた断面形状
を呈するパイプライナーを引き込んで、加熱膨張により
円形に復元して既設管内面をライニングするようにした
ものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、既設管を地
上に対し開口させるマンホールやマスなどの点検口も既
設管と同様に径年劣化などによって老朽化するため、点
検口を更生したいという要求がある。
【0006】その場合、既設管を更生管によって更生す
る作業と同様に、マンホールやマスよりなる点検口の内
部に新規のマンホールやマスを取り付けて更生すること
が考えられる。しかしながら、既設管を更生した更生管
に対し新規のマンホールやマスを接続するに当たって継
ぎ手が必要となり、更生管に対する漏水が危惧されるこ
とになる。
【0007】しかも、このような点検口の更生作業は、
更生管による既設管の更生作業と前後して行われるた
め、作業効率が著しく悪いものとなる。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、更生管に対する漏水
を防止し、かつ更生管による既設管の更生と点検口の更
生とが同時に効率よく行うことができる更生管の点検口
更生方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、地下に埋設されている既設管の内面を
更生管によりライニングするものを対象とする。
【0010】具体的には、地下に埋設した既設管の内面
を更生管によりライニングする際に、上記既設管に設け
られた点検口を更生する点検口更生方法として、3分岐
管設置工程と更生管敷設工程とライニング工程と孔開け
工程とを備えさせる。3分岐管設置工程では、更生管に
よりライニングされる既設管の途中位置に、点検口を位
置付けておくとともに、この点検口に対応するように上
方に開口する上方開口孔および該上方開口孔を既設管の
両端側に連通させるように既設管の両端側向きに貫通す
る貫通孔を備えた3分岐管を設置する。更生管敷設工程
では、既設管の一端側から導入した更生管を上記3分岐
管の貫通孔内に挿通させて既設管の他端側に導出させ、
既設管内および3分岐管内に更生管を敷設する。ライニ
ング工程では、更生管内に蒸気を導入して更生管を加熱
した後、更生管内に圧縮空気を送給して更生管を加圧膨
張させることにより既設管および3分岐管の内面に更生
管を密着させてライニングする。孔開け工程では、上記
更生管における3分岐管の上方開口孔と対応する箇所に
上方から新点検口を孔開けする。
【0011】この特定事項により、既設管途中位置の点
検口に3分岐管を設置し、その3分岐管の貫通孔内に更
生管を挿通させて敷設した状態で、既設管および3分岐
管の内面に更生管を密着させてライニングしてから、更
生管における3分岐管の上方開口孔と対応する箇所に上
方から新点検口を孔開けすれば、点検口の更生作業が完
了することになる。このため、マンホールやマスよりな
る点検口の内部に新規のマンホールやマスを取り付けて
点検口を更生する場合に必要であった継ぎ手が不要とな
り、更生管に対する漏水を防止することが可能となる。
その上、点検口の更生作業と、更生管による既設管の更
生作業とが前後することなく同時に行われ、点検口の更
生作業が効率よく行えることになる。
【0012】特に、更生管に対する漏水をより確実に防
止し得るものとして、以下の構成が掲げられる。
【0013】つまり、更生管敷設工程完了後に、3分岐
管の上方開口孔の周囲に対し更生管の新点検口をシール
するシール工程を備えさせている。
【0014】この特定事項により、更生管の新点検口が
3分岐管の上方開口孔の周囲に対しシールされて、更生
管に対する漏水をより確実に防止することが可能とな
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に基づい
て説明する。
【0016】図1は本発明に係わる点検口更生方法にお
いて使用される更生管を示し、この更生管1は、塩化ビ
ニルや高密度ポリエチレン等の熱可塑性樹脂製であっ
て、外面に長手方向に沿って延びる凹部11を有するよ
うに変形されて断面外形面積が小さくなる襞状に縮退さ
せた形状に成形されている。また、この更生管1は、所
定の形状回復温度(例えば80℃)に加熱されることに
よって円筒体に形状回復する性能を有している。この場
合、形状回復温度とは、圧力などの外力を作用させるこ
となく、加熱のみで円筒形に形状回復する温度のことで
ある。
【0017】この更生管1の製造方法は以下のとおりで
ある。図2に示すように、先ず、押出機21にて熱可塑
性樹脂材料の円筒体10を押出成形し、その円筒体10
を冷却水槽22中に通過させて冷却し、変形装置23に
て、形状回復温度の雰囲気中で外面を押し潰して、図1
に示す如く外面に長手方向に沿って延びる凹部11を形
成する。その後、断面外形面積が減少するように引張装
置24にて円筒体10を引っ張り、この円筒体10を、
トラバース部25を経由して、ドラム26上に巻き取
る。
【0018】このようにして製造された更生管1は、既
設管の更生現場に搬入されるまでの間は、外気温の影響
を受けて管自身が「自然形状回復」することがないよう
に、拘束手段を用いて拘束するか、低温保管することが
好ましい。
【0019】−更生作業− 次に、既設管および点検口の更生作業について説明す
る。
【0020】ここでは、図3に示すように、上流側マン
ホールQ1(図3において左側に位置するマンホール)
と下流側マンホールQ2(図3において右側に位置する
マンホール)との間に埋設されている既設管3を更生す
る場合について説明する。この場合、上流側マンホール
Q1と下流側マンホールQ2との間に位置する既設管3
の途中位置には単一の点検口Tが設けられ、この点検口
Tは、既設管3を地上に開口させるマスMによって構成
されている。
【0021】本形態における更生作業では、更生管1に
よる既設管3の更生作業と、点検口Tの更生作業とが同
時進行により行われる。
【0022】上流側マンホールQ1付近の地上には、上
記ドラム26上に巻き取られた更生管1が搬入されてい
る。一方、下流側マンホールQ2付近の地上には、ウィ
ンチ51が配設されている。また、下流側マンホールQ
2の下部には更生管1を牽引するワイヤ54を案内する
ためのガイド部52が設けられている。尚、更生管1を
既設管3に挿入するのに先立って、予め、既設管3の内
部を洗浄し且つ突出物を除去しておく。
【0023】先ず、3分岐管設置工程として、更生管1
によりライニングされる既設管3の途中位置に合成樹脂
よりなる3分岐管4を設置する。具体的には、3分岐管
4を、その上方に開口する上方開口孔41を点検口T
(マスM)に対応させると共に、この上方開口孔41を
既設管3の両端側(上流側マンホールQ1側および下流
側マンホールQ2側)に連通させるように既設管3の両
端側向きに貫通する貫通孔42を対応させるように、既
設管3の下面に設けられた凹部31内に設置する。この
場合、3分岐管4は、その貫通孔42の内径が既設管3
の内径と一致する大きさに形成されている一方、図4に
示すように、上方開口孔41の内径は貫通孔42の内径
よりも大径に形成されてなり、既設管3内の底部に設置
された際に貫通孔42を既設管3に対し合致させるよう
になされている。また、図5および図6に示すように、
3分岐管4の上方開口孔41の周囲には、貫通孔42の
付近に回り込んで更生管1の新点検口12(後述する)
をシールする環状のゴム輪45が設けられている。
【0024】次いで、更生管敷設工程として、図3に示
すように、ウインチ51から導出されるワイヤ54の先
端を、下流側マンホールQ2の下端から既設管3内およ
び3分岐管4の連通孔42を経て上流側マンホールQ1
の下端に導いておく。それから、ドラム26を回転さ
せ、更生管1の先端を上流側マンホールQ1の下端つま
り既設管3の上流側端まで導出させる。そして、上流側
マンホールQ1内で、更生管1の先端に先端具53を取
り付けると共に、この先端具53に、ウインチ51から
延びるワイヤ54の先端を係止する。その後、ドラム2
6から送り出された更生管1の先端を既設管3の内部に
挿入した状態で、ウィンチ51によってワイヤ54を巻
き取ることにより更生管1を牽引し、更生管1を既設管
3の内部に引き込んでいく。この動作により、更生管1
を、上流側マンホールQ1側から下流側マンホールQ2
側まで3分岐管4の貫通孔42を介して導いて、上流側
マンホールQ1と下流側マンホールQ2との間を結ぶ既
設管3内の全長に亘って敷設する。この際の既設管3内
における更生管1の配置状態を図7(a)に示す。
【0025】その後、ライニング工程に進む。このライ
ニング工程では、図8に示すように、上流側マンホール
Q1付近の地上に、蒸気発生・加圧器55を配設し、下
流側マンホールQ2付近の地上に水・蒸気分離器56を
配設する。更生管1の後端にエルボ57を連結し、その
エルボ57に蒸気発生・加圧器55から延びるホース5
5aを連結するともに、更生管1先端の先端具53に水
・蒸気分離器56から延びるホース56aを連結する。
また、エルボ57及び先端具53には図示しない温度セ
ンサーを取り付けておく。この状態で、蒸気発生・加圧
器55より更生管1内に蒸気を連続的に供給し、その蒸
気を水・蒸気分離器56へ流下させつつ、更生管1をそ
の内部より形状回復温度まで加熱して、略元の円筒体に
形状回復させる。この際の既設管3内における更生管1
の状態を図7(b)に示す。
【0026】このようにして更生管1を円筒体に形状回
復させた後、先端具53を密閉状態にし、その更生管1
の内部に蒸気発生・加圧器55より圧縮空気を送って、
図9に示すように、更生管1を、その内部より加圧膨張
させて既設管3の内面および貫通孔42の内面に密着さ
せ(この際の既設管3内における更生管1の状態を図7
(c)に示す)、この加圧状態にて、冷却固定して、既
設管3の内面のライニング作業を終了する。このとき、
3分岐管4の上方開口孔41周囲において貫通孔42の
付近に回り込むゴム輪45は、更生管1の加圧膨張によ
って3分岐管4の上方開口孔41周囲に対し水密性を確
保し得る状態に圧接され、更生管1の新点検口12(後
述する)をシールするシール工程が行われる。
【0027】それから、孔開け工程として、図10に示
すように、更生管1における3分岐管4の上方開口孔4
1と対応する箇所に、図示しないエンドミルなどの加工
具を備えた孔開け装置によって上方から新点検口12を
孔開けする。この場合、新点検口12に対し上下方向に
延びる管K(図10に二点鎖線で示す)の下端を接続
し、その管Kの周囲を埋めるようにしてもよい。
【0028】−実施形態の効果− 以上説明したように、本形態における更生管1の点検口
更生方法では、既設管3途中位置の点検口Tに3分岐管
4を設置し、その3分岐管4の貫通孔42内に更生管1
を挿通させて敷設した状態で、既設管3および3分岐管
4の内面に更生管1を密着させてライニングしてから、
更生管1における3分岐管4の上方開口孔41と対応す
る箇所に上方から新点検口12を孔開けすれば、点検口
Tの更生作業が完了することになる。このため、マンホ
ールやマスよりなる点検口の内部に新規のマンホールや
マスを取り付けて点検口を更生する場合に必要であった
継ぎ手が不要となる。その上、3分岐管4の上方開口孔
41周囲において貫通孔42の付近に回り込むゴム輪4
5によって、更生管1の新点検口12がシールされてい
る。これにより、更生管1に対する漏水を確実に防止す
ることができる。
【0029】しかも、3分岐管4の上方開口孔41周囲
において貫通孔42の付近に回り込ませて取り付けたゴ
ム輪45は、更生管1の加圧膨張によって3分岐管4の
上方開口孔41周囲に対し水密性を確保し得る状態に圧
接されるので、シール材を塗布してシールするもののよ
うに煩わしい作業を講じる必要がなく、更生管の加圧膨
張によってシール工程が同時に行われ、シール工程の簡
単化を図ることができる。
【0030】また、点検口Tの更生作業と、更生管1に
よる既設管3の更生作業とが前後することなく同時進行
して行われ、点検口Tの更生作業を効率よく行うことが
できる。
【0031】−他の実施の形態− なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、その他種々の変形例を包含している。例えば、本実
施形態では、3分岐管4の上方開口孔41周囲に取り付
けたゴム輪45によるシール工程を、ライニング工程で
の更生管1の加圧膨張によってライニング工程と同時に
行えるようにしたが、更生管敷設工程直後に3分岐管の
上方開口孔周囲に接着剤を塗布するシール工程を行い、
ライニング工程での更生管の加圧膨張によって接着剤に
よるシールが行われるようにしてもよい。
【0032】また、本実施形態では、上流側マンホール
Q1と下流側マンホールQ2との間の既設管3の途中位
置に位置付けたマスMよりなる単一の点検口Tを更生す
る場合について述べたが、上流側マンホールと下流側マ
ンホールとの間の既設管の途中位置にマスやマンホール
よりなる複数の点検口を更生する場合についても適用で
きるのはもちろんである。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明では、既設管途中
位置の点検口に3分岐管を設置し、その3分岐管の貫通
孔内に更生管を挿通させて敷設した状態で、更生管によ
るライニングを行って、更生管における3分岐管の上方
開口孔と対応する箇所に上方から新点検口を孔開けすれ
ば、点検口の更生作業を行えることにより、継ぎ手を設
けることなく更生管に対する漏水を防止することができ
る上、点検口の更生作業を更生管による既設管の更生作
業と同時に行えて作業効率の向上を図ることができる。
【0034】特に、更生管敷設工程完了後に、3分岐管
の上方開口孔の周囲に対し更生管の新点検口をシールす
るシール工程を備えることで、更生管に対する漏水をよ
り確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る更生作業前の更生管を
示す斜視図である。
【図2】更生管の製造工程を説明するための図である。
【図3】更生管を既設管の内部に引き込む動作を説明す
るための図である。
【図4】3分岐管を貫通孔方向から見た上方開口孔付近
の断面図である。
【図5】3分岐管を上方から視た平面図である。
【図6】3分岐管を側方から見た一部切欠断面図であ
る。
【図7】(a)は埋設本管内に更生管を引き込んだ状態
を示す断面図である。(b)は更生管を加熱して形状回
復させた状態を示す断面図である。(c)は更生管を加
圧膨張させて埋設本管の内面に密着させた状態を示す断
面図である。
【図8】更生管の拡径動作を説明するための図である。
【図9】3分岐管付近での更生管の拡径状態を示す断面
図である。
【図10】3分岐管付近での新点検口の孔開け状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 更生管 12 新点検口 3 既設管 4 3分岐管 41 上方開口孔 42 貫通孔 T 点検口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下に埋設した既設管の内面を更生管に
    よりライニングする際に、上記既設管に設けられた点検
    口を更生する点検口更生方法であって、 上記更生管によりライニングされる既設管の途中位置
    に、点検口を位置付けておくとともに、この点検口に対
    応するように上方に開口する上方開口孔および該上方開
    口孔を既設管の両端側に連通させるように既設管の両端
    側向きに貫通する貫通孔を備えた3分岐管を設置する3
    分岐管設置工程と、 既設管の一端側から導入した更生管を上記3分岐管の貫
    通孔内に挿通させて既設管の他端側に導出させ、既設管
    内および3分岐管内に更生管を敷設する更生管敷設工程
    と、 更生管内に蒸気を導入して更生管を加熱した後、更生管
    内に圧縮空気を送給して更生管を加圧膨張させることに
    より既設管および3分岐管の内面に更生管を密着させて
    ライニングするライニング工程と、 上記更生管における3分岐管の上方開口孔と対応する箇
    所に上方から新点検口を孔開けする孔開け工程とを備え
    ていることを特徴とする更生管の点検口更生方法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の更生管の点検口更
    生方法において、 更生管敷設工程完了後に、3分岐管の上方開口孔の周囲
    に対し更生管の新点検口をシールするシール工程を備え
    ていることを特徴とする更生管の点検口更生方法。
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