JPS62279924A - 分岐部を有する下水道管の内張り方法 - Google Patents
分岐部を有する下水道管の内張り方法Info
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- JPS62279924A JPS62279924A JP12498486A JP12498486A JPS62279924A JP S62279924 A JPS62279924 A JP S62279924A JP 12498486 A JP12498486 A JP 12498486A JP 12498486 A JP12498486 A JP 12498486A JP S62279924 A JPS62279924 A JP S62279924A
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
産業上の利用分野
本発明は、地中に埋設された下水道管の内面に内張り材
を貼り付けて内張りするための方法に関するものであっ
て、特に分岐部を有する下水道管に関するものである。
を貼り付けて内張りするための方法に関するものであっ
て、特に分岐部を有する下水道管に関するものである。
下水道は通常汚水ますに汚水を集め、該汚水ま寸は内径
150mmFi!度の取付管を介して内径約250〜3
0Qmmの枝管に接続されている。該枝管には所々にマ
ンホールが形成されており、該マンホールからさらに大
口径の本管に接続されている。
150mmFi!度の取付管を介して内径約250〜3
0Qmmの枝管に接続されている。該枝管には所々にマ
ンホールが形成されており、該マンホールからさらに大
口径の本管に接続されている。
そして汚水ますに集められた汚水は、取付管を経て枝管
に流入し、さらにマンホールから本管に流入し、処yJ
!場に集められる。
に流入し、さらにマンホールから本管に流入し、処yJ
!場に集められる。
ところで下水道管は、通常土管、陶管、コンクリート管
等が使用される。汚水はその成分が常に一定で(ユなく
、ときには腐蝕性の酸やアルカリ等を含むこともあるの
で、金amを使用することが困難であり、前述のような
耐腐蝕性の管が使用されるのである。
等が使用される。汚水はその成分が常に一定で(ユなく
、ときには腐蝕性の酸やアルカリ等を含むこともあるの
で、金amを使用することが困難であり、前述のような
耐腐蝕性の管が使用されるのである。
しかしながらこれらの管は、その継手部分は一方の管の
端末を他方の管の端末に形成された大径部に嵌合してい
て緩み易く、また外力によりひび割れしたり折れたりし
て破損しやすいものである。
端末を他方の管の端末に形成された大径部に嵌合してい
て緩み易く、また外力によりひび割れしたり折れたりし
て破損しやすいものである。
従ってその榎んだ継手部分や損酌した部分から地下水や
雨水が浸入し、汚水のけが増大することがある。
雨水が浸入し、汚水のけが増大することがある。
本来地中の地下水や雨水は、そのまま放流しても同等差
支えないものであるが、これが−置方水中に浪人すると
それを分離することは不可能であり、処理すべき汚水の
量が大幅に増大することになり、汚水処理の設備として
大規模なものが必要となる。
支えないものであるが、これが−置方水中に浪人すると
それを分離することは不可能であり、処理すべき汚水の
量が大幅に増大することになり、汚水処理の設備として
大規模なものが必要となる。
従って、下水道管に地下水や雨水が流入するのを防止し
、少量の真に処理する必要のある1行水のみを処理場に
集めることにより、小規模の汚水処理設備で必要な汚水
をすべて処理することが可能となる。そこで地下水等が
流入するのを防止するために、この下水道管に内張りす
ることが必要とされるのである。
、少量の真に処理する必要のある1行水のみを処理場に
集めることにより、小規模の汚水処理設備で必要な汚水
をすべて処理することが可能となる。そこで地下水等が
流入するのを防止するために、この下水道管に内張りす
ることが必要とされるのである。
従来の技術
従来一般に地中に埋設された管路に内張りを施すための
方法として、内面に接着剤を塗布した筒状の柔軟な内張
り材を、流体圧力で内外面をS 返しながら管路内に挿
通し、裏返った内張り材を前記流体圧力で管路内面に圧
着して、前記接君剤を介して接着する方法が知られてい
る。この方法は通常ガス導管や水道管等に適用される方
法であるが、基本的には下水道管についても適用可能な
ものである。
方法として、内面に接着剤を塗布した筒状の柔軟な内張
り材を、流体圧力で内外面をS 返しながら管路内に挿
通し、裏返った内張り材を前記流体圧力で管路内面に圧
着して、前記接君剤を介して接着する方法が知られてい
る。この方法は通常ガス導管や水道管等に適用される方
法であるが、基本的には下水道管についても適用可能な
ものである。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら前記方法を下水道管に適用ヅる場合には、
下水道管特有の問題が生じる。すなわら、ガス、0管や
水道管においては内部を流通する流体には圧力がかかつ
ており、内張すされた内、張り材はその圧力によって拡
圧され、常時管路の内面に圧接された状態となる。従っ
てこれらの管路においては、外からの圧力によって内張
り材が管路内面から剥がれるということはほとんど考慮
する必要がなく、また内部の流体が損傷部分から外部に
漏出すること(ま、内張り材によって極めて4j効に防
止される。
下水道管特有の問題が生じる。すなわら、ガス、0管や
水道管においては内部を流通する流体には圧力がかかつ
ており、内張すされた内、張り材はその圧力によって拡
圧され、常時管路の内面に圧接された状態となる。従っ
てこれらの管路においては、外からの圧力によって内張
り材が管路内面から剥がれるということはほとんど考慮
する必要がなく、また内部の流体が損傷部分から外部に
漏出すること(ま、内張り材によって極めて4j効に防
止される。
しかしながら下水道管の場合には、管路内には圧力はか
かっておらず、却って地下水や雨水等の外部の水によっ
て外圧が加わった状態となっている。従ってこれらの外
部の水は管路の継手部分やひび割れから管路内に流入し
て内張り材に外圧を加えるので、内張すした内張り材は
これらの外圧に耐えjりるものでなければならない。
かっておらず、却って地下水や雨水等の外部の水によっ
て外圧が加わった状態となっている。従ってこれらの外
部の水は管路の継手部分やひび割れから管路内に流入し
て内張り材に外圧を加えるので、内張すした内張り材は
これらの外圧に耐えjりるものでなければならない。
また下水道管は前述のように継手部分の緩みやひび割れ
の部分から常時外部の水が流入して°菅路の内面は常時
濡れているので、内張り材を管路の内面に確実に強固に
接着することは極めて困難である。しかも前述のように
継手部分やひび割れから水が流入するので、その水は管
路と内張り材との接着の弱い部分に沿って内張り材と管
路との間を流れる。而して特に下水通管の前記枝管にお
いては、その途中に取付管が分岐しており、その分岐部
において取付管を枝管に通ぜしめるためには内張り材に
透孔が穿設される。従って前述のように管路と内張り材
との間を拡散した水は、ぞの分岐部におりる透孔に至り
、そこから枝管内に流入して汚水の串を増大せしめるこ
とになり、汚水皐の増大を防止ずろという幼果を秦しく
ヲず、下水道管に内張りを施すことのn味が失われてし
まうのである。
の部分から常時外部の水が流入して°菅路の内面は常時
濡れているので、内張り材を管路の内面に確実に強固に
接着することは極めて困難である。しかも前述のように
継手部分やひび割れから水が流入するので、その水は管
路と内張り材との接着の弱い部分に沿って内張り材と管
路との間を流れる。而して特に下水通管の前記枝管にお
いては、その途中に取付管が分岐しており、その分岐部
において取付管を枝管に通ぜしめるためには内張り材に
透孔が穿設される。従って前述のように管路と内張り材
との間を拡散した水は、ぞの分岐部におりる透孔に至り
、そこから枝管内に流入して汚水の串を増大せしめるこ
とになり、汚水皐の増大を防止ずろという幼果を秦しく
ヲず、下水道管に内張りを施すことのn味が失われてし
まうのである。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、内張
り侵において内張り材が地下水や雨水等による外水圧に
耐え、また内張り材と管路との接着が十分でない場合に
おいても、地下水や山水が汚水に混入することのない内
張り構造を(qるための内張り方法を提供することを目
的とするものである。
り侵において内張り材が地下水や雨水等による外水圧に
耐え、また内張り材と管路との接着が十分でない場合に
おいても、地下水や山水が汚水に混入することのない内
張り構造を(qるための内張り方法を提供することを目
的とするものである。
問題点を解決する手段
而して本発明は、柔軟な筒状の織布又は不織布等の繊維
質補強体の外面にゴム又は合成樹脂よりなる柔軟な気密
層を形成してなる内張り材の内面に、反応硬化型接着剤
を塗布して該接着剤を前記繊維質補強体に含浸せしめ、
その内張り材を下水道管の外部の水圧よりも高い流体圧
力で内外面を裏返しながら下水道管に挿通し、前記流体
圧力を維持して裏返った内張り材を下水道管の内面に圧
着しつつ前記接着剤を硬化させて、前記内張り材を前記
下水通管の内面に貼着して内張りする方法において、前
記下水道管が分岐部を有するものであって、該分岐部の
周囲に下水道管の外側から数個の小孔を穿設する工程と
、該小孔に下水道管外から止水剤を圧入しする工程と、
IY1記分岐部の内張り材を穿孔する工程とを行うこと
を特徴とするものである。
質補強体の外面にゴム又は合成樹脂よりなる柔軟な気密
層を形成してなる内張り材の内面に、反応硬化型接着剤
を塗布して該接着剤を前記繊維質補強体に含浸せしめ、
その内張り材を下水道管の外部の水圧よりも高い流体圧
力で内外面を裏返しながら下水道管に挿通し、前記流体
圧力を維持して裏返った内張り材を下水道管の内面に圧
着しつつ前記接着剤を硬化させて、前記内張り材を前記
下水通管の内面に貼着して内張りする方法において、前
記下水道管が分岐部を有するものであって、該分岐部の
周囲に下水道管の外側から数個の小孔を穿設する工程と
、該小孔に下水道管外から止水剤を圧入しする工程と、
IY1記分岐部の内張り材を穿孔する工程とを行うこと
を特徴とするものである。
以下本発明の方法を下水道管の枝管について適用した場
合について説明する。枝管1には第1図に示すように数
十m乃至数百m毎にマンボール2が形成されており、−
のマンホール2から次のマンホール2までの間を一回の
工事で内張りする。
合について説明する。枝管1には第1図に示すように数
十m乃至数百m毎にマンボール2が形成されており、−
のマンホール2から次のマンホール2までの間を一回の
工事で内張りする。
枝管1には必要に応じて適宜の箇所に取付管3が枝管1
から分岐して取付けられており、該取付管3は汚水ます
4に接続されている。なお以下の説明においては枝管1
に内張りする方法として説明するが、木管についても同
様に適用できるしのであることは言うまでもない。
から分岐して取付けられており、該取付管3は汚水ます
4に接続されている。なお以下の説明においては枝管1
に内張りする方法として説明するが、木管についても同
様に適用できるしのであることは言うまでもない。
先ず第2図(a>に示すように、枝管1におりる取付管
3との分岐部の周囲に、取付管3を取巻いて少数個の小
孔5を穿設し、第2図(b)に示すように該小孔5を栓
6で閉塞する。小孔5は約10IllIIl程度の直径
が適当であり、数cm乃至十数CIn程度の間隔で適宜
の@穿設する。
3との分岐部の周囲に、取付管3を取巻いて少数個の小
孔5を穿設し、第2図(b)に示すように該小孔5を栓
6で閉塞する。小孔5は約10IllIIl程度の直径
が適当であり、数cm乃至十数CIn程度の間隔で適宜
の@穿設する。
次いでこの枝管1に内張り材7を流体圧力で裏返しなが
ら挿通する。内張り材7は第3図に示すように、筒状織
布又は不織布等の繊維質補強体8の外面にゴム又は合成
樹脂よりなる柔軟な気密層9を形成してなるものであっ
て、その内面に反応硬化!8!接着剤が塗布されており
、該接着剤は前記繊維質補強体8に含浸されている。
ら挿通する。内張り材7は第3図に示すように、筒状織
布又は不織布等の繊維質補強体8の外面にゴム又は合成
樹脂よりなる柔軟な気密層9を形成してなるものであっ
て、その内面に反応硬化!8!接着剤が塗布されており
、該接着剤は前記繊維質補強体8に含浸されている。
而してこの内張り材7を、流体圧力で内外面を裏返しな
がら枝管1内に挿通する。内張り材7の先端を第1図に
示すように枝゛袷1の一端部のマンホール2内において
環状に固定し、1該層状固定部分10の後部に圧力合器
11から流体圧力を作用させる。これによりその環状固
定部分10に形成される折返し部分12iこよメいて内
張り材7は内側が外側となるように折返され、その折返
し部分12が枝管1に沿って前記一端から他端にまで前
進する。これにより内張り材7は全長にnって裏返され
て枝管1の全長にnっで挿通され、且つ内面と外面とが
裏返った内張り材7は、iffff体流体圧力り枝管1
内面に圧着される。
がら枝管1内に挿通する。内張り材7の先端を第1図に
示すように枝゛袷1の一端部のマンホール2内において
環状に固定し、1該層状固定部分10の後部に圧力合器
11から流体圧力を作用させる。これによりその環状固
定部分10に形成される折返し部分12iこよメいて内
張り材7は内側が外側となるように折返され、その折返
し部分12が枝管1に沿って前記一端から他端にまで前
進する。これにより内張り材7は全長にnって裏返され
て枝管1の全長にnっで挿通され、且つ内面と外面とが
裏返った内張り材7は、iffff体流体圧力り枝管1
内面に圧着される。
内張り材7を裏返す際の流体圧力は、枝管1の外部の地
下水や雨水等の水の圧力よりも高い圧力であることを殻
する。枝管1の外部の水圧の太きさは、枝管1が埋設さ
れている位置の地面からの深さに応じて、1mについて
0.1にワ<1として算出することができ、流体圧力は
それよりも若干高い圧力であれば足りる。
下水や雨水等の水の圧力よりも高い圧力であることを殻
する。枝管1の外部の水圧の太きさは、枝管1が埋設さ
れている位置の地面からの深さに応じて、1mについて
0.1にワ<1として算出することができ、流体圧力は
それよりも若干高い圧力であれば足りる。
内張り材7を裏返して枝管1に挿通すると、接着剤を含
浸した繊維質補強体8が外面に位置して枝管1内面に圧
接され、その内側に気密層9が位置する。そして内張り
材7は流体圧力により枝管1内面に圧着される。この状
態が第2図(C)に示されている。
浸した繊維質補強体8が外面に位置して枝管1内面に圧
接され、その内側に気密層9が位置する。そして内張り
材7は流体圧力により枝管1内面に圧着される。この状
態が第2図(C)に示されている。
この状態において内張り材7内の流体圧力をヤ(1持し
つつ、前記栓6を除去し、小孔5から止水剤13を圧入
する。該止水剤13は水と反応して硬化する樹脂であっ
て、低粘度の親水性ポリ・フレタン恒(脂原液が適して
いる。このポリウレタン樹[1:?とじては、特に、有
別イソシアネートポリエーテルジオール系プレポリマー
又【よ有段イソシアネートポリエーテルトリオール系プ
レポリマーと、トルエンジイソシアネ−1−とよりなる
ポリウレタン樹脂が適している。このポリCフレタン樹
脂は、ブレポリマーと水とが反応して尿素結合を生じ、
ざらに1−ルエンジイソシアネートが架橋剤となり、炭
酸ガスを発生して硬化し、ゴム状弾性を有する不溶性の
抱水ゲル体を形成する。
つつ、前記栓6を除去し、小孔5から止水剤13を圧入
する。該止水剤13は水と反応して硬化する樹脂であっ
て、低粘度の親水性ポリ・フレタン恒(脂原液が適して
いる。このポリウレタン樹[1:?とじては、特に、有
別イソシアネートポリエーテルジオール系プレポリマー
又【よ有段イソシアネートポリエーテルトリオール系プ
レポリマーと、トルエンジイソシアネ−1−とよりなる
ポリウレタン樹脂が適している。このポリCフレタン樹
脂は、ブレポリマーと水とが反応して尿素結合を生じ、
ざらに1−ルエンジイソシアネートが架橋剤となり、炭
酸ガスを発生して硬化し、ゴム状弾性を有する不溶性の
抱水ゲル体を形成する。
このIF水剤13を、圧入ノズル14で内張り材7内の
流体圧力よりも高い圧力で圧入すると、第2図(d、)
に示すように止水剤13は枝管1と内張り材7との間に
沿って拡がる。
流体圧力よりも高い圧力で圧入すると、第2図(d、)
に示すように止水剤13は枝管1と内張り材7との間に
沿って拡がる。
面してこの状態で放置し、又は内張り材7内に加温流体
を通して加温して、内張り材7の繊維質補強体8に含浸
した接着剤を反応硬化せしめる。
を通して加温して、内張り材7の繊維質補強体8に含浸
した接着剤を反応硬化せしめる。
これによって内張り材7は枝管1の内面に接着されると
共に、繊tf11質補強休8に含浸した接Wl’tll
が硬化づることによって内張り材7は枝管1の内側にお
いて剛直な管を構成−づる。
共に、繊tf11質補強休8に含浸した接Wl’tll
が硬化づることによって内張り材7は枝管1の内側にお
いて剛直な管を構成−づる。
接着剤のFf!七が完了したならば、枝管1の端末にJ
3けるマンホール2への開口部にイブいて内張り材7を
切断し、その端末部を適宜の手段でシールするとともに
、枝管1と取付管3との接続部の内張り材7を穿孔し、
取付管3を枝管1に通ビしめる。
3けるマンホール2への開口部にイブいて内張り材7を
切断し、その端末部を適宜の手段でシールするとともに
、枝管1と取付管3との接続部の内張り材7を穿孔し、
取付管3を枝管1に通ビしめる。
なお以上の説明においては、内張り材7を枝管1内に挿
通する前に枝管1に小孔5を穿設しているが、該小孔5
は枝管1内に内張り材7を挿通した後に¥設しても良く
、また小孔5から止水剤13を圧入する工程も、接着剤
の効果後に行うこともできる。
通する前に枝管1に小孔5を穿設しているが、該小孔5
は枝管1内に内張り材7を挿通した後に¥設しても良く
、また小孔5から止水剤13を圧入する工程も、接着剤
の効果後に行うこともできる。
作用
本発明の方法においては、内張り材7を流体圧力により
裏返しながら枝管1内に挿通するので、枝@1内に流入
して溜っていた水は内張り材7の折返し部分12によっ
て前方へ押し流され、枝管1と内張り材7との間に水が
1入されることはなく、内張り材7は枝管1内面に直接
に圧着される。
裏返しながら枝管1内に挿通するので、枝@1内に流入
して溜っていた水は内張り材7の折返し部分12によっ
て前方へ押し流され、枝管1と内張り材7との間に水が
1入されることはなく、内張り材7は枝管1内面に直接
に圧着される。
また裏返った内張り材7内には枝管1の外部の水圧より
も高い流体圧力が作用しているので、枝管1の継手部分
やひび割れ部分においては内張り材7がそれらを塞ぎ、
内張り材7を圧酉した状態において外部の水が枝管1の
内側に侵入するのを阻止する。
も高い流体圧力が作用しているので、枝管1の継手部分
やひび割れ部分においては内張り材7がそれらを塞ぎ、
内張り材7を圧酉した状態において外部の水が枝管1の
内側に侵入するのを阻止する。
そして史返った内張り材7の内側に流体圧力を作用させ
ながら接着剤を硬化させるので、その間にも枝管1の内
側に外部の水が浸入することはない。むしろ内張り材7
内の流体圧力が外部の水圧よりも高いので、内張り材7
の繊維質補強体8に含浸された接着剤が継手の緩んだ部
分やひび割れの隙間に侵入してここで硬化し、これらを
塞ぐ作用をする。
ながら接着剤を硬化させるので、その間にも枝管1の内
側に外部の水が浸入することはない。むしろ内張り材7
内の流体圧力が外部の水圧よりも高いので、内張り材7
の繊維質補強体8に含浸された接着剤が継手の緩んだ部
分やひび割れの隙間に侵入してここで硬化し、これらを
塞ぐ作用をする。
しかしながら、このようにして内張り材7を枝管1の内
面に接着した状態においても、内張すされた枝管1にお
いて、外部から枝管1と内張り材7との間への水の日入
を完全に阻止することは困難である。すなわち内張り材
7を挿通する際には枝管1の内面は濡れているので、内
張り材7が枝管1に対して強固に固着することはなく、
t[Iff貿補強体8に含浸された接着剤により内張り
材7は剛直な管を構成し、その管が枝管1の内側に嵌合
された状態となり、枝管1と内張り材7との間の接着の
弱い部分が剥がれて若干の間隙が生じろことがある。
面に接着した状態においても、内張すされた枝管1にお
いて、外部から枝管1と内張り材7との間への水の日入
を完全に阻止することは困難である。すなわち内張り材
7を挿通する際には枝管1の内面は濡れているので、内
張り材7が枝管1に対して強固に固着することはなく、
t[Iff貿補強体8に含浸された接着剤により内張り
材7は剛直な管を構成し、その管が枝管1の内側に嵌合
された状態となり、枝管1と内張り材7との間の接着の
弱い部分が剥がれて若干の間隙が生じろことがある。
また継手の緩みやひび割れに侵入した接着剤も、これら
の隙間を完全に埋めるには至らず、若干の水が枝管1と
内張り材7との間の間隙に浸入することは避けられない
。また内張り後に新たに生じたひび割れ等からは、水の
侵入を阻止することはできない。
の隙間を完全に埋めるには至らず、若干の水が枝管1と
内張り材7との間の間隙に浸入することは避けられない
。また内張り後に新たに生じたひび割れ等からは、水の
侵入を阻止することはできない。
従って、枝管1外の地下水や雨水等の水が枝管1と内張
り材7との間に侵入することは避けられず、その水は枝
管1と内張り材7との間の接着の弱い部分を通って拡散
する。
り材7との間に侵入することは避けられず、その水は枝
管1と内張り材7との間の接着の弱い部分を通って拡散
する。
ここで本発明においては、枝管1と取付管3との分岐部
の周囲に穿設した小孔5から止水剤13を圧入している
ので、止水剤13は小孔5の周囲の枝管1と内張り材7
との間に拡がり、それらが互いに繋り合って、第4図に
示すように分岐部の周囲を環状に取巻く。
の周囲に穿設した小孔5から止水剤13を圧入している
ので、止水剤13は小孔5の周囲の枝管1と内張り材7
との間に拡がり、それらが互いに繋り合って、第4図に
示すように分岐部の周囲を環状に取巻く。
従って、前述のように枝管1の継手の暖みやひび割れ等
から水が侵入して、枝管1と内張り材7との接着力の弱
い部分を通って拡散することは避けられないが、この水
が分岐部の周辺に至って止水剤13と接触すると、止水
剤13はその水と反応して硬化し、ゴム状弾性を右する
不溶性の抱水ゲル体を構成する。そしてそのゲル体が水
を遮断して、水がそれ以下拡散して分岐部にまで到達す
るのを閉止するのである。
から水が侵入して、枝管1と内張り材7との接着力の弱
い部分を通って拡散することは避けられないが、この水
が分岐部の周辺に至って止水剤13と接触すると、止水
剤13はその水と反応して硬化し、ゴム状弾性を右する
不溶性の抱水ゲル体を構成する。そしてそのゲル体が水
を遮断して、水がそれ以下拡散して分岐部にまで到達す
るのを閉止するのである。
従って枝管1と取付管3との分岐部においては、枝管1
と内張り材7との間は完全にシールされた状態となり、
枝管1の途中から枝管1と内張り材7との間に流入した
水は、枝管1の長さの範囲に亙って拡散はするが、その
途中の分岐部にJ3いて硬化した止水剤13に、より遮
断され、分岐部の内張り材7に穿設された孔から枝管1
内に流入することはなく、地下水つ雨水が汚水に混入す
ることはないのである。
と内張り材7との間は完全にシールされた状態となり、
枝管1の途中から枝管1と内張り材7との間に流入した
水は、枝管1の長さの範囲に亙って拡散はするが、その
途中の分岐部にJ3いて硬化した止水剤13に、より遮
断され、分岐部の内張り材7に穿設された孔から枝管1
内に流入することはなく、地下水つ雨水が汚水に混入す
ることはないのである。
発明の効果
本発明によれば、枝管1外の地下水や雨水等の水圧より
も高い流体圧力で内張り材7を裏返して枝管1に挿通す
るので、枝管1の継手の緩みやひびJlllれの部分か
ら水が流入しているような管路においても、その流入す
る水を断切りながら内張り材7の裏返しを進行させるこ
とができる。またその流体圧力を維持しつつ接着剤を硬
化さけるので、枝管1の継手の緩みやひび割れの隙間に
接着剤を押込み、それらの隙間を埋めて水の侵入を大幅
に減少させることができる。
も高い流体圧力で内張り材7を裏返して枝管1に挿通す
るので、枝管1の継手の緩みやひびJlllれの部分か
ら水が流入しているような管路においても、その流入す
る水を断切りながら内張り材7の裏返しを進行させるこ
とができる。またその流体圧力を維持しつつ接着剤を硬
化さけるので、枝管1の継手の緩みやひび割れの隙間に
接着剤を押込み、それらの隙間を埋めて水の侵入を大幅
に減少させることができる。
また本発明により内張すされた下水道管においては、内
張り材7のi[貿補強体8が接着剤で固められており、
内張り材7がそれ自体剛直な管を構成しているので、内
張り材7と枝管1とが強固に接着されていなくても、内
張り材7自体が充分に外圧に耐えることができ、枝管1
から浸入してくる水の外水圧によって内張り材・7が押
し潰されるようなことがない。
張り材7のi[貿補強体8が接着剤で固められており、
内張り材7がそれ自体剛直な管を構成しているので、内
張り材7と枝管1とが強固に接着されていなくても、内
張り材7自体が充分に外圧に耐えることができ、枝管1
から浸入してくる水の外水圧によって内張り材・7が押
し潰されるようなことがない。
ざらに枝管1と内張り材7との間に浸入した地下水や雨
水等は枝管1と内張り材7との接着力の弱い部分の間隙
を伝って拡散するが、その水は枝管1と取付管3との分
岐部において枝管1と内張り材7との間隙が止水剤13
で遮断されるので、これらの水が枝管1内に流入して汚
水に流入し、汚水の量を増大せしめることがない。従っ
て本来の汚水として集められたちののみを処理場に流し
、そのff1l!!!場にf3いては真に処理をする必
要のある少量の汚水のみを処理すれば良いので、汚水処
理に要する設備は小規模なしのとなり、経8し節減する
ことができる。
水等は枝管1と内張り材7との接着力の弱い部分の間隙
を伝って拡散するが、その水は枝管1と取付管3との分
岐部において枝管1と内張り材7との間隙が止水剤13
で遮断されるので、これらの水が枝管1内に流入して汚
水に流入し、汚水の量を増大せしめることがない。従っ
て本来の汚水として集められたちののみを処理場に流し
、そのff1l!!!場にf3いては真に処理をする必
要のある少量の汚水のみを処理すれば良いので、汚水処
理に要する設備は小規模なしのとなり、経8し節減する
ことができる。
第1図は本発明により内張りしCいる下水道管の枝管を
示す中央縦断面図である。第2図は本発明の工桿を示ず
主要部の中央縦断面図である。第3図(ユ本発明におい
て使用する内張り材の一部を破断して示した斜視図であ
る。第4図は本発明において圧入された止水剤の拡散状
態を示す平面図である。 1・・・・・枝′肖 5・・・・・・透孔6
・・・・・・栓 7・・・・・・内張り材
8・・・・・・繊維質補強体 9・・・・・・気密層
13・・・・・・止水剤
示す中央縦断面図である。第2図は本発明の工桿を示ず
主要部の中央縦断面図である。第3図(ユ本発明におい
て使用する内張り材の一部を破断して示した斜視図であ
る。第4図は本発明において圧入された止水剤の拡散状
態を示す平面図である。 1・・・・・枝′肖 5・・・・・・透孔6
・・・・・・栓 7・・・・・・内張り材
8・・・・・・繊維質補強体 9・・・・・・気密層
13・・・・・・止水剤
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 柔軟な筒状の織布又は不織布等の繊維質補強体(8
)の外面にゴム又は合成樹脂よりなる柔軟な気密層(9
)を形成してなる内張り材(7)の内面に、反応硬化型
接着剤を塗布して該接着剤を前記繊維質補強体(8)に
含浸せしめ、その内張り材(7)を下水道管(1)の外
部の水圧よりも高い流体圧力で内外面を裏返しながら下
水道管(1)に挿通し、前記流体圧力を維持して裏返つ
た内張り材(7)を下水道管(1)の内面に圧着しつつ
前記接着剤を硬化させて、前記内張り材(7)を前記下
水道管(1)の内面に貼着して内張りする方法において
、前記下水道管(1)が分岐部を有するものであつて、
該分岐部の周囲に下水道管(1)の外側から数個の小孔
(5)を穿設する工程と、該小孔(5)に下水道管(1
)外から止水剤(13)を圧入しする工程と、前記分岐
部の内張り材(7)を穿孔する工程とを行うことを特徴
とする、分岐部を有する下水道管の内張り方法 2 前記止水剤(13)が、有機イソシアネートポリエ
ーテルジオール系プレポリマー又は有機イソシアネート
ポリエーテルトリオール系プレポリマーと、トルエンジ
イソシアネートとよりなる、親水性ポリウレタン樹脂原
液であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載
の分岐部を有する下水道管の内張り方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12498486A JPS62279924A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 分岐部を有する下水道管の内張り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12498486A JPS62279924A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 分岐部を有する下水道管の内張り方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62279924A true JPS62279924A (ja) | 1987-12-04 |
JPH0519896B2 JPH0519896B2 (ja) | 1993-03-18 |
Family
ID=14899045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12498486A Granted JPS62279924A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 分岐部を有する下水道管の内張り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62279924A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002301766A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 更生管の点検口更生方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMI20131988A1 (it) * | 2013-11-28 | 2015-05-29 | Pirelli | Metodo e apparato per controllare pneumatici |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP12498486A patent/JPS62279924A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002301766A (ja) * | 2001-04-05 | 2002-10-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 更生管の点検口更生方法 |
JP4615756B2 (ja) * | 2001-04-05 | 2011-01-19 | 積水化学工業株式会社 | 更生管の点検口更生方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0519896B2 (ja) | 1993-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |