JP2003314748A - 更生管の管路更生工法 - Google Patents

更生管の管路更生工法

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JP2003314748A
JP2003314748A JP2002115188A JP2002115188A JP2003314748A JP 2003314748 A JP2003314748 A JP 2003314748A JP 2002115188 A JP2002115188 A JP 2002115188A JP 2002115188 A JP2002115188 A JP 2002115188A JP 2003314748 A JP2003314748 A JP 2003314748A
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Inventor
Tsukasa Uemichi
司 上道
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】塩化ビニルやポリエチレンなどの熱可塑性樹脂
材料よりなる更生管の軸方向への残留ひずみが除去され
た状態で更生管を管路内に密着することができる熱可塑
性樹脂材料による管路更生工法を提供する。 【解決手段】ドラム26に巻回された更生管1を導出さ
せて既設管3内に引き込んでから、更生管内に蒸気を送
り込み、更生管に残留する軸方向への残留ひずみを解放
するガラス転移温度以上に更生管を加熱するとともに、
既設管内で更生管が非密着状態となるように更生管の先
端を外方に開口させておき、その後、更生管の両端を圧
力調整可能な状態に拘束してから、圧縮空気により更生
管を内面から加圧し、更生管を既設管内に密着させてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂材料
よりなる更生管により管路内を更生する工法に関し、詳
しくは、施工後における更生管の経時的な縮みを防止す
る対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】一般に、管路内を更生する更生管として
は、FRP、塩化ビニル、ポリエチレンなどの材料が適
用されている。そのうち、塩化ビニルやポリエチレンな
どの熱可塑性樹脂材料よりなる更生管により管路内を更
生する場合には、管路内に更生管を引き込む直前に更生
管を加熱し、引き込みやすい状態に軟化させてから、更
生管を管路内に引き込むようにしている。また、更生管
の引き込み後は、更生管の両端にその内部の圧力を調整
可能とする管端栓を装着してから、更生管内に熱媒体を
送り込んで更生管を内方から加圧するとともに加熱し、
更生管を拡径させて管路内に密着させるような手法が採
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如き
熱可塑性樹脂材料よりなる更生管は、一般的に押し出し
成形により成形されるため、その成形工程において引張
り成形された更生管に軸方向への残留ひずみが残り、施
工する際の熱媒体による加熱、つまり更生管を拡径させ
て管路内に密着させる際の熱媒体による加熱によって更
生管が軸方向に縮むことになる。
【0004】また、施工後においても更生管に残留ひず
みが残留していることがあり、これによって更生管が経
時的に縮んで、管端口に隙間が発生し、止水性が著しく
悪化するという問題もある。
【0005】更に、更生管の軸方向に大きな残留ひずみ
が残った状態で、更生管に取付管口を削孔すると、更生
管の取付管口付近に軸方向の亀裂やガラスが破砕したよ
うな亀裂が入ったり、破壊してしまう可能性もある。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、塩化ビニルやポリエ
チレンなどの熱可塑性樹脂材料よりなる更生管の軸方向
への残留ひずみが除去された状態で更生管を管路内に密
着することができる熱可塑性樹脂材料による管路更生工
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、熱可塑性樹脂材料よりなる更生管によ
り管路内を更生する工法として、ドラムに巻回された更
生管を導出させて管路内に引き込んでから、管路内もし
くは更生管内に熱媒体を送り込み、更生管を熱媒体によ
り加熱するとともに、管路内で更生管が非密着状態とな
るように熱媒体の送り込み圧を調整し、その後、更生管
の両端を圧力調整可能な状態に拘束してから、熱媒体も
しくは冷媒体により更生管を内面から加圧し、更生管を
管路内に密着させている。
【0008】この特定事項により、ドラムから導出した
更生管を管路内に引き込んだ状態で、管路内もしくは更
生管内に熱媒体を送り込み、更生管を管路内に密着させ
ないように熱媒体により加熱しているので、更生管は、
管路内に密着される施工前段階で、管路内もしくは更生
管内に送り込まれた熱媒体により管路内において自由に
縮み、軸方向への残留ひずみが除去されることになる。
【0009】このため、更生管を拡径させて管路内に密
着させる際の熱媒体による加熱によって更生管が軸方向
に縮むことが防止される。その上、施工後の更生管の残
留ひずみによる経時的な縮みも防止され、管端口に発生
する隙間による止水性の悪化も確実に解消される。しか
も、更生管の軸方向への残留ひずみが除去されることか
ら、更生管に取付管口を削孔する際に発生する、更生管
の取付管口付近での軸方向の亀裂やガラスが破砕したよ
うな亀裂、または破壊も確実に防止することが可能とな
る。
【0010】ここで、熱媒体による更生管の加熱温度
を、更生管に残留する軸方向への残留ひずみを解放する
温度以上に設定している場合には、更生管は、管路内に
密着される施工前段階で、管路内もしくは更生管内に送
り込まれた熱媒体により管路内において軸方向への残留
ひずみを完全に解放するまで自由に縮み、軸方向への残
留ひずみが確実に除去されることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0012】図1は本発明に係わる管路更生工法におい
て使用される更生管を示し、この更生管1は、塩化ビニ
ルなどの熱可塑性樹脂材料よりなり、外面に長手方向に
沿って延びる凹部11を有するように変形されて断面外
形面積が小さくなる襞状に縮退させた形状に成形されて
いる。
【0013】この更生管1の製造方法は以下のとおりで
ある。図2に示すように、先ず、押出機21にて熱可塑
性樹脂材料の円筒体10を押出成形し、その円筒体10
を冷却水槽22中に通過させて冷却し、変形装置23に
て、形状回復温度の雰囲気中で外面を押し潰して、図1
に示す如く外面に長手方向に沿って延びる凹部11を形
成する。その後、断面外形面積が減少するように引張装
置24にて円筒体10を引っ張り、この円筒体10を、
トラバース部25を経由して、ドラム26上に巻き取
る。
【0014】このようにして製造された更生管1は、管
路としての既設管3の配管現場に搬入されるまでの間
は、外気温の影響を受けて管自身が「自然形状回復」す
ることがないように、拘束手段を用いて拘束するか、低
温保管することが好ましい。また、この更生管1は、所
定の加熱温度、例えばガラス転移温度(塩化ビニル製の
更生管1では52゜C)に加熱することによって、円筒
体に形状回復させて更生管1に残留する軸方向への残留
ひずみを解放する性能を有している。この場合、更生管
1がラス転移温度に加熱されると、圧力などの外力を作
用させなくとも円筒形に形状が回復する。
【0015】また、既設管3は、直径250mmのヒュ
ーム管が用いられ、このヒューム管を順次繋ぎ合わせる
ことによって、マンホールQ1,Q2(図3参照)間に
おいて管路長が10mに及ぶものが構成されるようにな
っている。
【0016】次に、既設管1の更生工法について説明す
る。
【0017】ここでは、図3に示すように、上流側マン
ホールQ1(図3において左側に位置するマンホール)
と下流側マンホールQ2(図3において右側に位置する
マンホール)との間に埋設されている既設管3を更生す
る場合について説明する。
【0018】上流側マンホールQ1付近の地上には、上
記ドラム26上に巻き取られた更生管1が搬入されてい
る。一方、下流側マンホールQ2付近の地上には、ウィ
ンチ51が配設されている。また、下流側マンホールQ
2の下部には更生管1を牽引するワイヤ54を案内する
ためのガイド部52が設けられている。尚、更生管1を
既設管3に挿入するのに先立って、予め、既設管3の内
部を洗浄し且つ突出物を除去しておく。
【0019】先ず、図3に示すように、ドラム26にカ
バーCを被せて密封し、上流側マンホールQ1付近の地
上に配置した蒸気発生・加圧器55から延びるホース5
5aをカバー内に挿通し、蒸気発生・加圧器55よりカ
バーC内のドラム26に蒸気を連続的に供給し、その蒸
気により、ドラム26に巻いた更生管1を所定温度(例
えば40゜C)まで加熱して、マンホールQ1,Q2お
よび既設管3内に引き込みやすい状態に軟化させる。
【0020】次いで、更生管敷設工程として、図4に示
すように、ウインチ51から導出されるワイヤ54の先
端を、下流側マンホールQ2の下端から既設管3内を経
て上流側マンホールQ1の下端に導いておく。それか
ら、ドラム26を回転させ、更生管1の先端を上流側マ
ンホールQ1の下端つまり既設管3の上流側端まで導出
させる。そして、上流側マンホールQ1内で、更生管1
の先端に先端具53を取り付けると共に、この先端具5
3に、ウインチ51から延びるワイヤ54の先端を係止
する。その後、ドラム26から送り出された更生管1の
先端を既設管3の内部に挿入した状態で、ウィンチ51
によってワイヤ54を巻き取ることにより更生管1を牽
引し、更生管1を既設管3の内部に引き込んでいく。こ
の動作により、更生管1を、上流側マンホールQ1側か
ら下流側マンホールQ2側まで導いて、上流側マンホー
ルQ1と下流側マンホールQ2との間を結ぶ既設管3内
の全長に亘って敷設する。この際の既設管3内における
更生管1の配置状態を図5(a)に示す。
【0021】その後、更生管1の基端側(ドラム26
側)を地上で十分な長さを存して切断し、アニール工程
に進む。このアニール工程では、図6に示すように、ウ
インチ51から延びるワイヤ54の先端を更生管1先端
の先端具53に係止した状態で、地上で切断した更生管
1の基端に蒸気発生・加圧器55のホース55aを挿通
し、蒸気発生・加圧器55より更生管1内に蒸気を連続
的に供給し、その蒸気により、更生管1をガラス転移温
度(52゜C)以上、例えば60゜Cに加熱して、マン
ホールQ1,Q2および既設管3内に引き込んだ更生管
1に残留している軸線方向の残留ひずみを既設管3内で
自由に縮ませて除去する。このとき、更生管1の先端
は、先端具53が取り付けられているものの、外方に開
口しており、蒸気発生・加圧器55の蒸気圧によって更
生管1が拡径して既設管3内で密着しないようになされ
ている。この際の既設管3内における更生管1の状態を
図5(b)に示す。
【0022】それから、ライニング工程に進む。このラ
イニング工程では、図7に示すように、既設管3の両管
端に対し更生管1の両端を50cm程度導出させた状態
で切断し、更生管1の前端(先端)に栓57aを取り付
けるとともに、更生管1の後端にエルボ57bを取り付
ける。そして、下流側マンホールQ2付近の地上に水・
蒸気分離器56を配設し、上流側マンホールQ1付近の
地上に配設した蒸気発生・加圧器55のホース55aを
上記エルボ57bに連結するともに、更生管1先端の栓
57aに水・蒸気分離器56から延びるホース56aを
連結する。また、栓57aおよびエルボ57bには、図
示しない温度センサーを取り付けておく。この状態で、
蒸気発生・加圧器55より更生管1内に蒸気を連続的に
供給し、その蒸気を水・蒸気分離器56へ流下させつ
つ、更生管1をその内部より蒸気圧によって、略元の円
筒体に形状回復させる。
【0023】このようにして更生管1を円筒体に形状回
復させた後、先端具53を密閉状態にし、その更生管1
の内部に蒸気発生・加圧器55より圧縮空気を送って、
図9に示すように、更生管1を、その内部より加圧膨張
させて既設管3の内面に密着させ(この際の既設管3内
における更生管1の状態を図5(c)に示す)、この加
圧状態にて、冷却固定して、既設管3の内面のライニン
グ作業を終了する。
【0024】それから、孔開け工程として、既設管3よ
り分岐する取付管(図示せず)に対応する更生管1の対
応箇所に、図示しないエンドミルなどの加工具を備えた
孔開け装置によって取付管口(図示せず)を削孔する。
【0025】ここで、アニール工程の有無による更生管
1の収縮量および削孔時の割れを図8に基づいて説明す
る。
【0026】図8に示すように、アニール工程を行わず
にライニング工程を行うアニール無しの場合には、ライ
ニング時の更生管の収縮量は80cm、ライニング後の
削孔時の割れは無いものの、1ヶ月経過時の更生管の収
縮量は2cmとなり、更生管に残留している軸線方向の
残留ひずみが除去されていないことが判り、判定は×と
なる。また、蒸気により40゜Cでアニール工程を行っ
てライニング工程に移行するアニール有りの場合には、
ライニング時の更生管の収縮量は60cmあり、ライニ
ング後の削孔時の割れが無く、1ヶ月経過時の更生管の
収縮量は0cmとなり、更生管に残留している軸線方向
の残留ひずみがかなり除去されていることが判るもの
の、判定は△となる。そして、本発明の如く、蒸気によ
りガラス転移温度(52゜C)以上の60゜Cでアニー
ル工程を行ってライニング工程に移行するアニール有り
の場合には、ライニング時の更生管1の収縮量は5cm
となり、ライニング後の削孔時の割れが無く、1ヶ月経
過時の更生管1の収縮量は0cmとなって、更生管1に
残留している軸線方向の残留ひずみが確実に除去されて
いることが判り、判定は○となる。
【0027】このように、本実施形態では、ドラム26
から導出した更生管1を既設管3内に引き込んだ状態
で、更生管1内に水・蒸気分離器56からホース55a
を介して蒸気を送り込み、更生管1を既設管3内に密着
させないように、蒸気によりガラス転移温度(52゜
C)以上の温度(例えば60゜C)に加熱しているの
で、更生管1は、既設管3内に密着されるライニング工
程前段階で、更生管1内に送り込まれた蒸気により既設
管3内において自由に縮み、軸方向への残留ひずみが確
実に除去されることになる。
【0028】このため、更生管1を拡径させて既設管3
内に密着させる際の蒸気による加熱によって、更生管1
の軸方向への縮みを確実に防止することができる。その
上、ライニング工程後の更生管1の残留ひずみによる経
時的な縮みも防止され、既設管3の管端口付近に発生す
る隙間による止水性の悪化も確実に解消できる。
【0029】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の変形例を包含している。例
えば、上記実施形態では、蒸気によりガラス転移温度
(52゜C)以上の60゜Cでアニール工程を行った
が、蒸気によりガラス転移温度に満たない40゜Cでア
ニール工程を行ってライニング工程に移行するようにし
てもよく、この場合にも、ライニング工程後から1ヶ月
経過時の更生管1の収縮量は0cmとなることから、更
生管に残留している軸線方向の残留ひずみがかなり除去
されていることになる。
【0030】また、上記実施形態では、アニール工程に
おいて蒸気発生・加圧器55より更生管1内に蒸気を連
続的に供給して更生管1をガラス転移温度(52゜C)
以上に加熱したが、蒸気発生・加圧器のホースを更生管
と既設管との間に挿通し、更生管と既設管との間に蒸気
を連続的に供給して更生管1を外方からガラス転移温度
以上に加熱するように、アニール工程が行われていても
よい。
【0031】更に、本実施形態では、塩化ビニルよりな
る更生管1を用いたが、更生管が高密度ポリエチレン等
の熱可塑性樹脂材料により成形されていてもよい。ま
た、更生管がFRPなどの材料によって成形されていて
もよく、この場合には、更生管のアニール工程での加熱
温度は、更生管に残留する軸方向への残留ひずみを解放
する融点温度以上に設定されることになる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明では、更生管を内
面から加圧して管路内に密着させる前段階で、管路内に
引き込んだ更生管を密着させないように熱媒体の送り込
み圧を調整しながら熱媒体により加熱することで、管路
内において更生管が自由に縮んで軸方向への残留ひずみ
を除去でき、更生管を拡径させて管路内に密着させる際
の加熱によって更生管の軸方向への縮みを防止すること
ができる上、施工後の更生管の残留ひずみによる経時的
な縮みを防止して管端口に発生する隙間による止水性の
悪化も確実に解消できる。しかも、更生管に取付管口を
削孔する際に発生する更生管の取付管口付近での軸方向
の亀裂やガラス破砕のような亀裂、または破壊も確実に
防止することができる。
【0033】更に、熱媒体による更生管の加熱温度を、
更生管に残留する軸方向への残留ひずみを解放する温度
以上に設定することで、管路内に密着される施工前段階
で、管路内において更生管の軸方向への残留ひずみを完
全に解放するまで自由に縮み、軸方向への残留ひずみを
確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る更生作業前の更生管を
示す斜視図である。
【図2】更生管の製造工程を説明するための図である。
【図3】更生管を既設管内に引き込む前に軟化させる工
程を説明する図である。
【図4】更生管を既設管の内部に引き込む更生管敷設工
程を説明する図である。
【図5】(a)は埋設管内に更生管を引き込んだ状態を
示す断面図である。(b)は更生管を加熱して形状回復
させた状態を示す断面図である。(c)は更生管を加圧
膨張させて埋設本管の内面に密着させた状態を示す断面
図である。
【図6】更生管をアニールするアニール工程を説明する
図である。
【図7】更生管を既設管内にライニングするライニング
工程を説明する図である。
【図8】アニールの有無によるライジング時およびライ
ニング後の更生管の特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 更生管 26 ドラム 3 既設管(管路)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂材料よりなる更生管により
    管路内を更生する工法であって、 ドラムに巻回された更生管を導出させて管路内に引き込
    んでから、 管路内もしくは更生管内に熱媒体を送り込み、 更生管を熱媒体により加熱するとともに、管路内で更生
    管が非密着状態となるように熱媒体の送り込み圧を調整
    し、 その後、更生管の両端を圧力調整可能な状態に拘束して
    から、熱媒体もしくは冷媒体により更生管を内面から加
    圧し、更生管を管路内に密着させることを特徴とする更
    生管の管路更生工法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の更生管の管路更生
    工法において、 熱媒体による更生管の加熱温度は、更生管に残留する軸
    方向への残留ひずみを解放する温度以上に設定されてい
    ることを特徴とする更生管の管路更生工法。
JP2002115188A 2002-04-17 2002-04-17 更生管の管路更生工法 Withdrawn JP2003314748A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107280A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 Sekisui Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂管更生工法、及びドラム搬送用台車
JP2017020525A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 積水化学工業株式会社 更生管の施工方法

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