JP4804952B2 - 埋設取付管の更生方法 - Google Patents
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Description
<更生管挿入工程>
図52は更生管aの一例を示している。この更生管aは、例えば塩化ビニルに熱可塑性エラストマ等を配合した断面円形状の熱可塑性樹脂からなっている。また、この更生管aは、断面楕円形状で構成されている場合もある。
上記挿入工程によって、図54に示すように、引込栓c及び更生管aの先端部が取付管口mから本管g内にまで達する。続いて、図55に示すように、更生管aの内部を加熱及び加圧して更生管aを拡径させる。この拡径に際しては、図56に示すように、更生管aの繰り出し端を切断してソケットnを気密状態で取り付け、このソケットnに蒸気発生加熱機oから延びる給気ホースp及び排気ホースqを接続する。そして、給気ホースpから高温・低圧の水蒸気を吹き込むと、更生管aは水蒸気の熱によって軟化する。続いて常温・高圧のエアを吹き込むと、更生管aはエアの圧力で拡径して、図57(a)〜(c)に示すように、埋設取付管bの内周面に密着していく。尚、上記排気ホースqは、過剰の水蒸気やドレン水を管外に排出するためのものである。
<鍔返し工程>
次いで、図58に示すように、埋設本管g内に突出した更生管aの先端部を、埋設本管g内に搬入した切断機rによって切除し、更生管aの切断端tを埋設本管g内に開口させる。このとき、更生管aの切断端tが埋設本管g内に若干突出するようにして、埋設本管g内に更生管aの突出部uを残すようにする。そして、図59に示すように、突出部uの切断端tを埋設本管g内に搬入した鍔返し装置sにより加熱しつつ押し拡げて、図60に示すようなフランジ状の鍔返し部vを成形する。こうして成形された鍔返し部vが埋設本管gの内面に沿って取付管口mの周囲を覆うことにより、埋設本管gと埋設取付管bとの接続箇所においても良好な止水性を得ることができる。
更生管1は、図1に示すように、ポリ塩化ビニルや高密度ポリエチレン等の熱可塑性樹脂によって円筒状に成形された従来と同様のものであり、埋設取付管Tに挿入される前の状態では、その断面形状が埋設取付管Tの内径よりも小径の略楕円形に形成されている。そして、更生管1は、所定の形状記憶温度(例えば、80℃)に加熱されることによって円筒状態に形状回復する性能を有している。また、更生管1の後端部(引き込み方向の上流側)には、後端側に向かって外径が漸増する略円錐台形状の拡径部1aが予め設けられている。この拡径部1aは、更生管1の後端側に向かって次第に径が大きくなる形状とされ、更生管1の後端部がこの形状に成形された一体成形によるものであってもよいし、予め略円錐台形状に成形された別部品としての樹脂成形品が更生管1の後端縁に融着等によって一体に取り付けられたものであってもよい。
(第1実施形態)
本実施形態では、更生管1の先端部(引き込み方向の下流側)が先端部材2によって閉止され、その後端部(拡径部1aの直上部分)が後端部材3によって閉止されている。すなわち、更生管1の先端側の開口は先端部材2によって閉止される一方、後端部の開口は後端部材3によって閉止されており、更生管1の内部が略気密状態に維持されている。また、先端部材2には、牽引用ワイヤ(牽引材)4が連結されており、更生管1は、牽引用ワイヤ4を牽引することによって内部が略気密状態に維持されて埋設本管H及び埋設取付管T内にわたって挿入されるようになっている。
次に、上記更生管1を使用したライニング作業について説明する。このライニング作業は、埋設取付管T内面の高圧水洗浄及びテレビカメラによる管内調査が行われた後に実行される。また、このライニング作業は、更生管挿入工程、フランジ形成装置搬入工程、取付管口止水工程、更生管拡径工程からなる。更に、このライニング作業は、埋設本管Hの内面が同様の更生管によってライニングされた後に行われる場合もあるし、本管をライニングすることなしに行う場合もある。以下に示す各実施形態においては、説明を簡単にするために後者の場合について説明する。
更生管挿入工程においては、所定長さの更生管1をマンホールM側の地上に準備しておく一方、桝T1側には牽引用ワイヤ4を引張するためのウィンチ9(図4参照)を設置しておく。
上記更生管挿入工程によって、更生管1の拡径部1aが取付管口Taの周縁に当接する位置まで埋設取付管T内に更生管1が引き込まれた後、フランジ形成装置搬入工程が行われる。
本形態では、取付管口止水工程と更生管拡径工程とが略同時に行われる。以下、この工程について説明する。
前述した実施形態においては、更生管1の後端側からのみ水蒸気を導入する場合を説明したが、図12に示すように、更生管1の先端側(引き込み方向の下流側)からのみ水蒸気を導入するようにしてもよい。
この更生管1は、拡径部1aが、所定の形状記憶温度(例えば、80℃)に加熱されることによって成形時の状態に形状回復する性能を有している。具体的には、拡径部1aは、成形時においては、後端側に向かって徐々に径が大きくなる略円錐台形状とされているが、予め埋設本管Hを通過する際に抵抗にならない大きさと形状に賦形されている。例えば、図17および図18に示すように、拡径部1aの略円錐台面部を部分的に折り込んで複数個の折り襞を有する花形状に賦形されている。このため、成形時の拡径部1aの外径よりも小さな外面間隔に形成されている。この場合、花形状に賦形された拡径部1aは、後端部材3の装着離脱を容易にできるように、後端部材3の外径よりも内面間隔が大きく形成されている。
次に、本発明の他の変形例について説明する。本変形例は、上述した実施形態および各変形例の何れにも適用可能であって、更生管挿入工程に特徴がある。その他の工程は上述したものと同様であるのでここでの説明は省略する。
本変形例も、更生管挿入工程に特徴があり、その他の工程は上述したものと同様であるのでここでの説明は省略する。
前述した実施形態においては、フランジ形成装置12として、圧力流体導入管13を接続したパッカを例示したが、このようなパッカに限定されるものではない。例えば、図24に示すように、フランジ形状に対応する熱板12Xを昇降自在に設けたフランジ形成装置12であっても構わない。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、埋設本管Hの軸線に対して約60°の傾斜角度をもって接続された埋設取付管Tを更生する場合について説明する。
牽引用ワイヤ4及び後端部材用ワイヤ5をマンホールMから桝T1にわたって挿通した後、牽引用ワイヤ4の先端を更生管1の先端部材2に連結し、後端部材用ワイヤ5を先端部材2のワイヤ用開口2c及び更生管1内部を通過させて後端部材3に連結する。一方、牽引用ワイヤ4は、桝T1の上部に設置された矢倉8の滑車8aを巻回してウィンチ9によって巻き取られるようになっている。
フランジ形成装置搬入工程では、先端部材2の貫通孔2aに連結されている牽引用ワイヤ4を取り外した後、一端が蒸気発生加熱機10に接続された拡径用蒸気ホース11に繋ぎ代える(図29参照)。この後、後端部材3の密閉空間3xに供給された高圧空気を抜いて後端部材3の外径を縮小させた状態でマンホールM側から挿入用蒸気ホース6を牽引して後端部材3を更生管1の後端部から離脱させ、後端部材用ワイヤ5等と共にマンホールM側から回収する(図30参照)。
フランジ形成装置搬入工程が完了した後、蒸気発生加熱機10を駆動し、拡径用蒸気ホース11から水蒸気を更生管1の内部に導入する。導入された水蒸気は、更生管1における拡径部1aの後端開口より流出し、拡径部1aを内外から加熱し、軟化させる。
この実施形態においても、更生管挿入工程において、後端部材3に接続された挿入用蒸気ホース6に代えて先端部材2の貫通孔2aもしくはホース接続孔2d(図13参照)に拡径用蒸気ホース11を接続し、更生管1に先端部からのみ水蒸気を導入しながらマンホールMから埋設本管Hを経て埋設取付管Tに挿入したり、後端部材3に挿入用蒸気ホース6を接続すると共に、先端部材2に拡径用蒸気ホース11を接続し、更生管1に後端部及び先端部の両方から水蒸気を導入して加熱しながらマンホールMから埋設本管Hを経て埋設取付管Tに挿入してもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。
更生管1の拡径部1aが、埋設本管Hを通過する際に抵抗にならないように、略円錐台形状の成形時の拡径部1aの外径よりも小さな外径に賦形され、所定の形状記憶温度に加熱されることによって成形時の状態に形状回復する性能を有する場合において、拡径部復元工程は、更生管挿入工程によって、更生管1の拡径部1aが取付管口Taの周縁に当接する位置まで埋設取付管T内に更生管1が引き込まれた後、行われる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。
次に、ライニング作業について説明する。このライニング作業は、更生管挿入工程、取付管口止水工程、更生管拡径工程からなる。
牽引用ワイヤ4及び後端部材用ワイヤ5をマンホールMから桝T1にわたって挿通した後、牽引用ワイヤ4の先端を更生管1の先端部材2に連結し、後端部材用ワイヤ5を先端部材2のワイヤ用開口2b及び更生管1内部を通過させて後端部材30に連結する。一方、牽引用ワイヤ4は、桝T1の上部に設置された矢倉8の滑車8aを巻回してウィンチ9によって巻き取られるようにセットしておく。
図38に示したように、更生管挿入工程によって更生管1の拡径部1aが取付管口Taの周縁に当接する位置まで埋設取付管T内に更生管1が引き込まれた後、後端部材用ワイヤ5を若干弛め、後端部材30のフランジ形成部302を更生管1の拡径部1aの後端縁直下に対向する位置に配置し、水蒸気の流路を確保する。また、先端部材2の貫通孔2aに連結されている牽引用ワイヤ4を取り外した後、一端が蒸気発生加熱機10に接続された拡径用蒸気ホース11に繋ぎ代える(図39参照)。次いで、蒸気発生加熱機10を駆動し、拡径用蒸気ホース11から、又は、挿入用蒸気ホース6から、あるいは、拡径用蒸気ホース11及び挿入用蒸気ホース6から水蒸気を更生管1の内部に導入する。導入された水蒸気は、更生管1における拡径部1aの内周面と後端部材30の挿入部301の外周面との隙間及び更生管1における拡径部1aの後端縁と後端部材30のフランジ形成部302の先端側との隙間からなる流路を経て流出し、拡径部1aを加熱軟化させる。つまり、更生管1の内部に導入された水蒸気は、後端部材30に衝突し、減速されると共に、方向が変更され、拡径部1aの周囲に満遍なく充満し、拡径部1aを内外から効率よく加熱して短時間に軟化させることが可能となる。特に、埋設取付管Tが埋設本管Hの軸線に対して種々の接続角度を有する場合であっても、拡径部1aの下半部にも上半部とほぼ均等に水蒸気を接触させて短時間に軟化させることができる。
取付管口止水工程が終了すれば、蒸気発生加熱機10の駆動によって更生管1内に吹き込まれた水蒸気は更生管1を加熱し、軟化させる。ここで、後端部材30のフランジ形成部302によって更生管1の後端側は閉止されており、更生管1内に供給された水蒸気の漏れは殆どなく、更生管1全体が効率よく加熱される。その後、拡径用蒸気ホース11から高圧の空気を導入して更生管1を拡径させる。これにより、図41に示すように、更生管1は、外径が拡大していき、取付管Tの内面に密着する。また、高圧空気の導入に伴って更生管1は冷却され、取付管Tの内面に密着した状態で更生管1が硬化してこの形状が保持される。これにより、取付管Tの内面がライニングされる。
この実施形態においても、更生管挿入工程において、後端部材30に接続された挿入用蒸気ホース6に代えて先端部材2の貫通孔2aあるいはホース接続孔2dに拡径用蒸気ホース11を接続し、更生管1に先端部からのみ水蒸気を供給して加熱しながらマンホールMから埋設本管Hを経て埋設取付管Tに挿入したり、後端部材3に挿入用蒸気ホース6を接続すると共に、先端部材2に拡径用蒸気ホース11を接続し、更生管1に後端部及び先端部の両方から水蒸気を供給して加熱しながらマンホールMから埋設本管Hを経て埋設取付管Tに挿入してもよい(図42参照)。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態においても、更生管1を加熱するための加熱媒体として水蒸気を使用した場合について説明する。また、埋設本管Hの軸線に対して約60°の傾斜角度をもって接続された埋設取付管Tを更生する場合について説明する。
詳細には図示しないが、更生管挿入工程によって更生管1の内部に水蒸気等の加熱媒体が導入されつつ、更生管1をその先端側から埋設本管Hを経て埋設取付管T内に挿入し、更生管1の拡径部1aが取付管口Taの周縁に当接する位置まで埋設取付管T内に更生管1が引き込まれた後、フランジ形成装置搬入工程が行われる。
前述したように、蒸気発生加熱機10には、パッカ用蒸気ホース131及び拡径用蒸気ホース11が接続されており、それぞれに対して個別に水蒸気の供給が可能となっている。そして、パッカ用蒸気ホース131に水蒸気を供給した場合にはフランジ形成用パッカ12Aの内部に水蒸気が導入され、拡径用蒸気ホース11に水蒸気を供給した場合には更生管1内部に水蒸気が導入されるようになっている。
この実施形態においても、成形時に後端側に向かって徐々に径が大きくなる略円錐台形状に成形された拡径部1aを、埋設本管Hを通過する際に抵抗にならないように、成形時の拡径部1aの外径よりも小さな外径に形成し、所定の形状記憶温度に加熱及び加圧されることによって成形時の状態に形状回復する性能の更生管1に変形することもできる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について説明する。第6実施形態においても、更生管1を加熱するための加熱媒体として水蒸気を使用した場合について説明する。また、埋設本管Hの軸線に対して約60°の傾斜角度をもって接続された埋設取付管Tを更生する場合について説明する。
更生管挿入工程によって更生管1の内部に水蒸気等の加熱媒体が導入されつつ、更生管1をその先端側から埋設本管Hを経て埋設取付管T内に挿入し、更生管1の拡径部1aが取付管口Taの周縁に当接する位置まで埋設取付管T内に更生管1が引き込まれ、次いで、フランジ形成装置搬入工程によって後端部材3及び後端部材用ワイヤ5がマンホールM側に回収され、フランジ形成装置としてのフランジ形成用パッカ12Bがパッカ牽引用ワイヤ41をライニング対象の埋設取付管Tよりも下流側のマンホールから牽引することで取付管口Taを臨む位置まで引き込まれると、取付管口止水工程が行われる(図48参照)。
この実施形態においても、更生管挿入工程において、後端部材3に接続された挿入用蒸気ホース6に代えて先端部材2の貫通孔2aもしくはホース接続孔2dに拡径用蒸気ホース11を接続し、更生管1に先端部からのみ水蒸気を供給して加熱しながらマンホールMから埋設本管Hを経て埋設取付管Tに挿入したり、後端部材3に挿入用蒸気ホース6を接続すると共に、先端部材2に拡径用蒸気ホース11を接続し、更生管1に後端部及び先端部の両方から水蒸気を導入して加熱しながらマンホールMから埋設本管Hを経て埋設取付管Tに挿入してもよい。
1a 拡径部
2 先端部材
2a 貫通孔
2d ホース接続孔
2e パッカ用開口
3,30 後端部材
301 挿入部
302 フランジ形成部
4 牽引用ワイヤ(牽引材)
41 パッカ牽引用ワイヤ
42 シート牽引用ワイヤ(シート牽引用牽引材)
43 台車牽引用ワイヤ
44 板体牽引用ワイヤ(板体牽引用牽引材)
5 後端部材用ワイヤ(後端部材用牽引材)
6 挿入用蒸気ホース(加熱媒体導入管)
7,71,72, 排気チューブ
8 矢倉(牽引高さ調整装置)
9 ウインチ
10 加熱蒸気発生機
11 拡径用蒸気ホース(流体導入管)
12 フランジ形成装置
13,13’ 圧力流体導入管
131 パッカ用蒸気ホース(パッカ用加熱媒体導入管)
14 シート
15 台車
H 埋設本管
T 埋設取付管
T1 桝
Ta 取付管口
M,M’ マンホール
Claims (55)
- 埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法であって、
更生管の後端部に拡径部を予め設けておき、更生管の内部に加熱媒体を導入しながら、更生管をその先端側から埋設本管を経て埋設取付管内に挿入し、拡径部が取付管口周縁に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、拡径部をフランジに形成して取付管口周辺に密着させ、次いで、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させて埋設取付管内面をライニングすることを特徴とする埋設取付管の更生方法。 - 埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法であって、
更生管の後端部に拡径部を予め設けておき、更生管をシートでくるんで更生管の内部に加熱媒体を導入しながら、更生管をその先端側から埋設本管の取付管口直前まで挿入した後、シートから更生管を抜き取って埋設取付管内に挿入し、拡径部が取付管口周縁に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、拡径部をフランジに形成して取付管口周辺に密着させ、次いで、更生管の外面を埋設取付管内面に密着させて埋設取付管内面をライニングすることを特徴とする埋設取付管の更生方法。 - 埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法であって、
更生管の後端部に拡径部を予め設けておき、更生管の後端部に、更生管の内部に加熱媒体を導入するための加熱媒体導入管が接続可能であり、拡径部の直上の内部を開閉自在な後端部材を配設する一方、更生管の先端部に、更生管を埋設取付管内に引き込む牽引材が連結可能であり、更生管の内部に流体を導入するための流体導入管が接続可能な先端部材を配設し、加熱媒体導入管もしくは流体導入管から、又は、加熱媒体導入管及び流体導入管から更生管の内部に加熱媒体を導入しながら更生管をその先端側から埋設本管を経て埋設取付管内に挿入し、拡径部が取付管口周縁に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、フランジ形成装置を埋設本管内に搬入し、拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させ、次いで、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させて埋設取付管内面をライニングすることを特徴とする埋設取付管の更生方法。 - 前記拡径部をフランジ形状に形成する際、後端部材を更生管から離脱させ、先端部材に接続された流体導入管から導入される加熱媒体によって拡径部を加熱して軟化させ、次いで、埋設本管内に搬入されたフランジ形成装置によって拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させることを特徴とする請求項3記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記フランジ形成装置が、内部に流体が導入されて膨張するパッカであることを特徴とする請求項3又は4記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材が、内部に流体を導入することによって外径が可変とされ、内部に流体を導入していない状態で更生管の拡径部直上の後端部に収容し、後端部材の内部に流体を導入して外径を拡大させ、更生管の拡径部直上の後端部内面を押圧して閉止することを特徴とする請求項3記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材用牽引材が連結されており、この後端部材用牽引材は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材に接続された牽引材又は流体導入管と共に牽引されることを特徴とする請求項3又は6記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材支持用牽引材の一端が連結されており、この後端部材支持用牽引材の他端は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材の先端側に連結されていることを特徴とする請求項3又は6記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の後端縁開口をフランジ形成装置で閉止し、先端部材に接続された流体導入管から加熱媒体又は空気等の流体を供給し、流体の温度及び圧力によって更生管を拡径し、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させることを特徴とする請求項3記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部が、予め埋設本管を抵抗なく移動できる大きさと形状に賦形されると共に、後端部材を抵抗なく着脱できる大きさと形状に賦形された形状記憶性合成樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項3記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の成形時の形状が、その後端側に向かって外径が漸増する略円錐台形状であり、賦形後の形状が、略円錐面部を部分的に折り込んだ複数個の折り襞を有する花形状であることを特徴とする請求項10記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部をフランジ形状に形成するのに先立って、後端部材による閉止を解除して後端部材を更生管から離脱させた後、拡径部後端縁の開口面積以上の面積を有するフランジ形成装置を拡径部に対向して位置するように搬入し、フランジ形成装置と拡径部後端縁との間に加熱媒体の流路を確保し、先端部材に接続された流体導入管から流路を経て導入された加熱媒体によって、拡径部を賦形後の形状から成形時の形状に復元すべく内外から加熱することを特徴とする請求項10又は11記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部をフランジ形状に形成するのに先立って、後端部材による閉止を解除して後端部材を更生管から離脱させた後、拡径部後端縁の開口面積と同等以上の面積を有する板体を更生管の拡径部の後端縁直下に対向する位置に配置して加熱媒体の流路を確保し、先端部材に接続された流体導入管から流路を経て導入された加熱媒体によって、拡径部を賦形後の形状から成形時の形状に復元すべく内外から加熱することを特徴とする請求項10又は11記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記板体の後端側に地上に回収するための板体牽引用牽引材が連結される一方、その先端側に後端部材用牽引材が連結可能であることを特徴とする請求項13記載の埋設取付管の更生方法。
- 埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法であって、
更生管の後端部に拡径部を予め設けておき、更生管の後端部に、更生管の内部に加熱媒体を導入するための加熱媒体導入管が接続可能であり、拡径部の直上の内部を開閉自在な後端部材を配設する一方、拡径部後端縁の開口面積と同等以上の面積を有して拡径部の後端縁直下に対向するように、後端部材に支持材を介して板体を連結し、更生管の先端部に、更生管を埋設取付管内に引き込む牽引材が連結可能であり、更生管の内部に流体を導入するための流体導入管が接続可能な先端部材を配設し、加熱媒体導入管又は流体導入管から、もしくは、加熱媒体導入管及び流体導入管から更生管の内部に加熱媒体を導入しながら更生管をその先端側から埋設本管を経て埋設取付管内に挿入し、拡径部が取付管口周縁に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、フランジ形成装置を埋設本管内に搬入し、拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させ、次いで、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させて埋設取付管内面をライニングすることを特徴とする埋設取付管の更生方法。 - 前記拡径部をフランジ形状に形成する際、後端部材を更生管から離脱させ、先端部材に接続された流体導入管から導入される加熱媒体によって拡径部を加熱して軟化させ、次いで、埋設本管内に搬入されたフランジ形成装置によって拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させることを特徴とする請求項15記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記フランジ形成装置が、内部に流体が導入されて膨張するパッカーであることを特徴とする請求項15又は16記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材は、内部に流体を導入することによって外径が可変とされ、内部に流体を導入していない状態で更生管の拡径部直上の後端部に収容し、後端部材の内部に流体を導入して外径を拡大させ、更生管の拡径部直上の後端部内面を押圧して閉止することを特徴とする請求項15記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材用牽引材が連結されており、この後端部材用牽引材は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材に接続された牽引材又は流体導入管と共に牽引されることを特徴とする請求項15又は18記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材支持用牽引材の一端が連結されており、この後端部材支持用牽引材の他端は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材の先端側に連結されていることを特徴とする請求項15又は18記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の後端縁開口をフランジ形成装置で閉止し、先端部材に接続された流体導入管から加熱媒体又は空気等の流体を供給し、流体の温度及び圧力によって更生管を拡径し、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させることを特徴とする請求項15記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部が、予め埋設本管を抵抗なく移動できる大きさと形状に賦形されると共に、後端部材を抵抗なく着脱できる大きさと形状に賦形された形状記憶性合成樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項15記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の成形時の形状が、その後端側に向かって外径が漸増する略円錐台形状であり、賦形後の形状が、略円錐面部を部分的に折り込んだ複数個の折り襞を有する花形状であることを特徴とする請求項22記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部をフランジ形状に形成するのに先立って、後端部材による閉止を解除して加熱媒体の流路を確保し、加熱媒体導入管又は流体導入管から、もしくは、加熱媒体導入管及び流体導入管から流路を経て導入された加熱媒体によって、拡径部を賦形後の形状から成形時の形状に復元すべく内外から加熱することを特徴とする請求項22又は23記載の埋設取付管の更生方法。
- 埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法であって、
更生管の後端部に拡径部を予め設けておき、更生管の後端部に、更生管の内部に加熱媒体を導入するための加熱媒体導入管が接続可能であり、拡径部の内方空間に略対応する形状の挿入部及び該挿入部の底部に一体に形成され、拡径部の外形寸法よりも大きな外形寸法の円盤状のフランジ形成部からなる後端部材を配設する一方、更生管の先端部に、該更生管を埋設取付管内に引き込むための牽引材が接続可能であり、更生管内部に流体を導入するための流体導入管が接続可能な先端部材を配設し、加熱媒体導入管又は流体導入管から、もしくは、加熱媒体導入管及び流体導入管から更生管の内部に加熱媒体を導入しながら更生管をその先端側から埋設本管を経て埋設取付管内に挿入し、拡径部が取付管口周縁に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、拡径部を後端部材のフランジ形成部によって押圧してフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させ、次いで、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させて埋設取付管内面をライニングすることを特徴とする埋設取付管の更生方法。 - 前記更生管の拡径部をフランジ形状に形成する際、加熱媒体導入管又は流体導入管から、もしくは、加熱媒体導入管及び流体導入管から導入される加熱媒体によって拡径部を加熱して軟化させ、後端部材のフランジ形成部によって拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させることを特徴とする請求項25記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材用牽引材が連結されており、この後端部材用牽引材は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材の外方から後端部材用牽引材を牽引し、後端部材のフランジ形成部によって取付管口周辺に向けて拡径部をフランジ形状に形成しながら押圧して取付管口周辺に密着させることを特徴とする請求項25記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の後端縁開口を後端部材のフランジ形成部で閉止し、先端部材に接続された流体導入管から加熱媒体又は空気等の流体を導入し、流体の温度及び圧力によって更生管を拡径し、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させることを特徴とする請求項25記載の埋設取付管の更生方法。
- 埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法であって、
更生管の後端部に拡径部を予め設けておき、更生管の後端部に、更生管の内部に加熱媒体を導入するための加熱媒体導入管が接続可能であり、拡径部の直上の内部を開閉自在な後端部材を配設する一方、更生管の先端部に、更生管を埋設取付管内に引き込むための牽引材が連結可能であり、更生管内部に流体を導入するための流体導入管が接続可能な先端部材を配設し、加熱媒体導入管又は流体導入管から、もしくは、加熱媒体導入管及び流体導入管から更生管の内部に加熱媒体を導入しながら更生管をその先端側から埋設本管を経て埋設取付管内に挿入し、拡径部が取付管口周縁に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、後端部材を更生管の後端部から離脱させると共に、更生管の先端側から更生管内部を通して埋設本管内に向けてパッカ用加熱媒体導入管を導入し、パッカ用加熱媒体導入管をフランジ形成用パッカに接続してフランジ形成用パッカを埋設本管内の取付管口近傍に搬入し、パッカ用加熱媒体導入管からフランジ形成用パッカ内部に加熱媒体を導入してフランジ形成用パッカを加熱及び拡径させ、フランジ形成用パッカによって拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に押圧して密着させ、次いで、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させて埋設取付管内面をライニングすることを特徴とする埋設取付管の更生方法。 - 前記後端部材が、内部に流体を導入することによって外径が可変とされ、内部に流体を導入していない状態で更生管の拡径部直上の後端部に収容し、後端部材の内部に流体を導入して外径を拡大させ、更生管の拡径部直上の後端部内面を押圧して閉止することを特徴とする請求項29記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材用牽引材が連結されており、この後端部材用牽引材は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材に連結された牽引材又は流体導入管と共に牽引されることを特徴とする請求項29又は30記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材支持用牽引材の一端が連結されており、この後端部材支持用牽引材の他端は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材の先端側に連結されていることを特徴とする請求項29又は30記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材用牽引材又は後端部材支持用牽引材にパッカ用加熱媒体導入管を連結し、後端部材の回収時に後端部材用牽引材又は後端部材支持用牽引材と共に引き出されたパッカ用加熱媒体導入管にフランジ形成用パッカを接続し、フランジ形成用パッカを埋設本管の取付管口近傍に搬入することを特徴とする請求項31又は32記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の後端縁開口をフランジ形成用パッカで閉止し、先端部材に接続された流体導入管から加熱媒体又は空気等の流体を供給し、流体の温度及び圧力によって更生管を拡径し、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させることを特徴とする請求項29記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部が、予め埋設本管を抵抗なく移動できる大きさと形状に賦形されると共に、後端部材を抵抗なく着脱できる大きさと形状に賦形された形状記憶性合成樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項29記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の成形時の形状が、その後端側に向かって外径が漸増する略円錐台形状であり、賦形後の形状が、略円錐面部を部分的に折り込んだ複数個の折り襞を有する花形状であることを特徴とする請求項35記載の埋設取付管の更生方法。
- 更生管の拡径部をフランジ形状に形成するのに先立って、後端部材による閉止を解除して後端部材を更生管から離脱させた後、先端部材に接続された流体導入管から導入された加熱媒体によって拡径部を賦形後の形状から成形時の形状に復元すべく内外から加熱することを特徴とする請求項35又は36記載の埋設取付管の更生方法。
- 埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法であって、
更生管の後端部に拡径部を予め設けておき、更生管の後端部に、更生管の内部に加熱媒体を導入するための加熱媒体導入管が接続可能であり、拡径部の直上の内部を開閉自在な後端部材を配設する一方、更生管の先端部に、更生管を埋設取付管内に引き込むための牽引材が連結可能であり、更生管の内部に流体を導入するための流体導入管が接続可能な先端部材を配設し、加熱媒体導入管又は流体導入管から、もしくは、加熱媒体導入管及び流体導入管から更生管の内部に加熱媒体を導入しながら更生管をその先端側から埋設本管を経て埋設取付管内に挿入し、拡径部が取付管口周縁に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、後端部材を更生管から離脱させて、拡径部の後端縁開口面積以上の面積を有するフランジ形成用パッカを拡径部に対向して位置するように搬入し、更生管の拡径部直上の後端部を拡径させて埋設取付管の内面に密着させるとともに、拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させ、次いで、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させて埋設取付管内面をライニングすることを特徴とする埋設取付管の更生方法。 - 前記フランジ形成用パッカが、更生管の拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させるための第1膨張部と、埋設取付管内に引き込まれた更生管のうちの拡径部直上の後端部を拡径するための第2膨張部とを有することを特徴とする請求項38記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記第2膨張部を更生管の拡径部直上の後端部内で膨張させて更生管の拡径部直上の後端部外面を埋設取付管内面に密着させた後、第1膨張部を膨張させて拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させることを特徴とする請求項39記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記第1膨張部を膨張させて拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させた後、第2膨張部を更生管の拡径部直上の後端部内で膨張させて更生管の拡径部直上の後端部外面を埋設取付管内面に密着させることを特徴とする請求項39記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記第2膨張部を更生管の拡径部直上の後端部内で膨張させると同時に第1膨張部を膨張させ、更生管の拡径部直上の後端部外面を埋設取付管内面に密着させると同時に拡径部をフランジ形状に形成して取付管口周辺に密着させることを特徴とする請求項39記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部をフランジ形状に形成する際、先端部材に接続された流体導入管から導入される加熱媒体によって拡径部及び拡径部直上の後端部を直接的に加熱することを特徴とする請求項38記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部をフランジ形状に形成する際、フランジ形成用パッカに導入される加熱媒体によって拡径部及び拡径部直上の後端部を間接的に加熱することを特徴とする請求項38記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材用牽引材が連結されており、この後端部材用牽引材は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材に連結された牽引材又は流体導入管と共に牽引されることを特徴とする請求項38記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記後端部材の先端側に後端部材支持用牽引材の一端が連結されており、この後端部材支持用牽引材の他端は更生管の中を通って先端部材を貫通して先端部材の外側に引き出され、先端部材の先端側に連結されていることを特徴とする請求項38記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の後端縁開口をフランジ形成用パッカで閉止し、先端部材に接続された流体導入管から加熱媒体又は空気等の流体を導入し、流体の温度及び圧力によって更生管を拡径し、更生管の外面を埋設取付管の内面に密着させることを特徴とする請求項38記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部が、予め埋設本管を抵抗なく移動できる大きさと形状に賦形されると共に、後端部材を抵抗なく着脱できる大きさと形状に賦形された形状記憶性合成樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項38記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部の成形時の形状が、その後端側に向かって外径が漸増する略円錐台形状であり、賦形後の形状が、略円錐面部を部分的に折り込んだ複数個の折り襞を有する花形状であることを特徴とする請求項48記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管の拡径部をフランジ形状に形成するのに先立って、後端部材を更生管から離脱させた後、拡径部の後端縁開口面積以上の面積を有するフランジ形成用パッカを拡径部に対向して位置するように搬入し、フランジ形成用パッカと拡径部後端縁との間に加熱媒体の流路を確保し、先端部材に接続された流体導入管から流路を経て導入された加熱媒体によって、拡径部を賦形後の形状から成形時の形状に復元すべく内外から加熱することを特徴とする請求項48又は49記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記更生管を埋設本管を経て埋設取付管に挿入するのに先立って更生管をシートでくるみ、シートに連結されたシート牽引用牽引材を更生管引き込みの発進側マンホールとは別のマンホール、又は、更生管挿入側埋設取付管の桝とは別の埋設取付管の桝から牽引することを特徴とする請求項3、15、25、29、38の何れかに記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記シートにくるまれた更生管を牽引する際、シート牽引用牽引材を先端部材に連結された牽引材又は流体導入管と共に牽引することを特徴とする請求項51記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記シートにくるまれた更生管を埋設取付管の直前まで引き込み、先端部材に連結された牽引材又は流体導入管を牽引して更生管をシートから抜き出して埋設取付管に挿入することを特徴とする請求項52記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記埋設本管内に更生管を載置して移送する移送手段が設けられ、移送手段を移動して更生管を移送することを特徴とする請求項3、15、25、29、38の何れかに記載の埋設取付管の更生方法。
- 前記埋設取付管の枡の上方に、牽引高さを調整して牽引材を上方に牽引する牽引高さ調整装置を設置することを特徴とする請求項3、15、25、29、38の何れかに記載の埋設取付管の更生方法。
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