JP4700377B2 - 埋設取付管の更生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、地中に埋設された埋設取付管の内面を樹脂製更生管によってライニングすることにより埋設取付管を更生する方法に係る。特に、本発明は、ライニング作業時間の短縮化を図るための対策に関する。
地中には下水用等の各種管路が埋設されている。この管路は、一般に、マンホール間を連通する本管と、この本管に接続された複数本の取付管(枝管)とから構成されている。取付管は、通常、地表付近に設けられた桝と地中の本管とを連通するように設けられるが、本管やマンホールとは異なり、管径が小さく簡易的に構成されている。そのため、取付管の老朽化に伴ってその内面に破損や亀裂が生じることが多い。また、施工当初は堅固に取り付けられていた本管と取付管との接続箇所(以下、この箇所を取付管口という)が、地盤変動などの影響により弛んでしまうこともある。そして、その破損箇所、亀裂箇所、接続箇所から雨水や湧き水などの土中水が管路内に流入すると、本管内の水量が許容水量を超えてしまうおそれがある。
そこで、これまで例えば下記の特許文献1のような取付管及び取付管口のライニング方法が提案されている。この特許文献1に開示されているライニング方法は、熱可塑性樹脂製の更生管を桝側から取付管内に挿入し、その先端部分を本管内まで引き込んだ後に(更生管挿入工程)、更生管の内部を加熱及び加圧して更生管を拡径させて取付管の内周面に密着させる(更生管拡径工程)。その後、本管内において更生管の先端部分を切断して、この切断端部分を取付管口の周縁に向かって押し広げてフランジ状の鍔返し部を成形し(鍔返し工程)、これによって本管と取付管との接続箇所の止水性を確保するようにしている。
しかしながら、この従来のライニング方法にあっては、上記鍔返し工程において、更生管の切断作業、この作業によって切除された部分の除去作業、切断作業によって形成された直管形状で成る更生管端部を押し拡げる作業が必要であり、その作業工数が多く、施工時間を長く要してしまうものであった。
この課題に対し、本特許出願の出願人は、更生管を桝側から取付管に挿入するのに代えて、更生管を本管側から取付管に挿入する施工方法について提案しており、この施工方法において、更生管の一端(挿入工程完了時に取付管口に対応する箇所)に予めフランジを成形しておくことで上記鍔返し工程を不要にする方法を提案している(下記の特許文献2を参照)。
特開2003−159750号公報 特開2003−11223号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示されている方法にあっては、上記更生管挿入工程の作業性及びライニング作業時間の短縮化について未だ改良の余地が残されていた。
つまり、この更生方法に使用される更生管は、熱可塑性樹脂により成形されており、挿入工程の前段階で地上において水蒸気等によって加熱されることで可撓性を有した状態で取付管に向けて挿入される。しかし、この更生管が本管を経て取付管に挿入されていく途中、特に、本管内に水が存在している場合には、更生管の温度が急激に低くなって可撓性
が低下することになり、この場合、更生管を取付管内の所定位置まで引き込むことが困難になってしまう。特に、取付管に曲がり箇所が多い場合には更生管の引き込みが不可能な状況になる。このため、更生管に予め成形しておいたフランジが取付管口に当接するまで更生管を取付管内に引き込むことができなくなってしまう。
また、上記更生管拡径工程においては、上記取付管内に引き込んだ更生管を加熱して軟化させるための加熱媒体を更生管内部に導入する必要があるが、特許文献2のものでは、桝側に引き出した更生管の端部を切断し、この切断端部にアダプタを取り付け、このアダプタに接続されたパイプから加熱媒体を更生管内部に導入するようにしている。このため、更生管拡径工程にあっては、更生管端部の切断作業、アダプタの取り付け作業といった煩雑で時間の掛かる作業が必要となりライニング作業時間の短縮化を図るには限界があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、更生管を本管側から取付管に挿入して取付管を更生するに際し、更生管を取付管内の所定位置まで引き込む挿入作業の作業性を良好にし、また、ライニング作業時間の短縮化を図ることができる埋設取付管の更生方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決手段は、埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法を前提とする。この埋設取付管の更生方法に対し、更生管挿入工程、更生管拡径工程、止水工程を行うようにしている。上記更生管挿入工程では、更生管の一端部に後端側に向かって径が大きくなる形状の拡径部を予め設けておき、この更生管の一端部に後端部材を装着すると共に、更生管の他端部に、更生管の内部に加熱媒体を導入するための加熱媒体導入管が接続された先端部材を装着し、且つこの更生管の内部に上記加熱媒体導入管より加熱媒体を導入可能な状態として、更生管を上記他端部側から埋設本管を経て埋設取付管内に挿入する。更生管拡径工程では、上記更生管挿入工程によって上記拡径部が上記取付管口周辺に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、上記加熱媒体導入管から更生管内部に加熱媒体を導入して更生管および上記拡径部を軟化させた状態で更生管の外面を埋設取付管内面に密着させる。止水工程では、軟化された上記拡径部を取付管口周辺に押さえ付けて上記拡径部をフランジ形状に塑性変形されて取付管口周辺に密着させる。これら工程を行うことによって埋設取付管内面を更生管によりライニングするようにしている。
この特定事項により、更生管挿入工程において、埋設本管を経て埋設取付管内に更生管を挿入するに際し、更生管の温度が低下してその可撓性が得られなくなった場合であっても、この更生管の内部に加熱媒体(例えば水蒸気)が導入(先端部材に接続された加熱媒体導入管から導入)可能であるので、この加熱媒体の導入により再び可撓性を得ることができる。このため、埋設取付管内の所定位置まで更生管を引き込むことが可能になる。その結果、更生管挿入工程の完了時には更生管の拡径部を取付管口に当接させることが可能となる。また、更生管拡径工程では、上記更生管挿入工程において使用した加熱媒体導入管を利用して更生管の内部に加熱媒体を導入し、更生管を軟化させた状態で更生管の外面を埋設取付管内面に密着させることができる。つまり、本発明に係る更生管拡径工程にあっては、加熱媒体を更生管内部に導入するための特別な配管を新たに接続する作業は不要になる。このため、更生管挿入工程の完了直後に更生管拡径用の加熱媒体を更生管に導入することができ、ライニング作業時間の短縮化を図ることができる。
また、上記止水工程のより具体的な手段として、内部に水蒸気または空気が導入されて膨張するパッカを埋設本管内の取付管口近傍位置まで搬入した後に、パッカ内に水蒸気または空気を導入してパッカの外面により更生管の拡径部を取付管口周辺に押さえ付けて密着させるようにしている。
この特定事項により、更生管の拡径部を取付管口周辺に確実に押さえ付けて拡径部を埋設本管の内面に密着させることができる。このため、取付管口周辺の止水性を確実に得ることができる。
本発明では、熱可塑性樹脂により成形された更生管を埋設本管側から埋設取付管に向けて挿入するようにした更生方法において、更生管のうち取付管口に対応する部分となる一端部に拡径部を予め設けておくと共に、この更生管の内部に加熱媒体を導入可能な状態にして、埋設本管を経て埋設取付管内に更生管を挿入するようにしている。このため、更生管を埋設取付管内に向けて挿入する際に、更生管の内部に加熱媒体を導入することにより更生管の可撓性を維持したまま挿入が可能となる。また、更生管挿入工程において更生管内に加熱媒体を導入した加熱媒体導入管をそのまま利用して、更生管拡径工程において更生管を加熱して軟化させることができるようにしているため、この更生管拡径工程の開始時には、拡径用加熱媒体を導入するための配管接続作業は必要なくなる。つまり、更生管挿入工程の完了直後に更生管拡径用の加熱媒体を更生管に導入することが可能になってライニング作業時間の短縮化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。以下に説明する実施形態では、更生管を加熱するための加熱媒体として水蒸気を使用した場合について説明する。また、本管の軸線に対して約60°の傾斜角度をもって接続された取付管を更生する場合について説明する。
−更生管の説明−
先ず、本発明に係る更生方法に使用する更生管について説明する。図1は、本実施形態において使用される更生管1の一部を破断した側面図である。この図1に示すように、更生管1は、ポリ塩化ビニルや高密度ポリエチレン等の熱可塑性樹脂が円筒体状に成形されて成っており、取付管に挿入される前の状態では、その断面形状が取付管の内径よりも小径の略楕円形に形成されている。また、この更生管1は、所定の形状記憶温度(例えば80℃)に加熱及び加圧されることによって円筒状態に形状回復する性能を有している。尚、この更生管1の先端部は先端栓(先端部材)2によって閉止され、この先端栓2に牽引用ワイヤ(牽引材)21が連結されている。つまり、更生管1は、この牽引用ワイヤ21によって牽引されて地中の既設管(埋設本管及び埋設取付管)内に亘って挿入されていくようになっている。
図2は、先端栓2の正面図(更生管1に装着された状態で更生管1の軸線に沿った方向から見た図)である。この図2に示すように、先端栓2は、その中心部に上記牽引用ワイヤ21を連結するためのワイヤ連結部22が設けられている。このワイヤ連結部22は外周面に雄ネジが形成された円柱体形状で成っている。そして、牽引用ワイヤ21が連結される際には、ワイヤ連結部22の外周面に形成された雄ネジを利用してこの牽引用ワイヤ21が接続される(牽引用ワイヤ21の先端に設けられた金具がねじ込まれる)ようになっている。
また、この先端栓2には、更生管1の内部に水蒸気を供給するための蒸気ホース(加熱媒体導入管)7が接続されるホース連結部23が設けられている。このホース連結部23は中心部に貫通孔23aが形成されていると共に外周面に雄ネジが形成されたボス形状で成っている。そして、蒸気ホース7が連結される際には、ホース連結部23の外周面に形成された雄ネジを利用してこの蒸気ホース7が接続される(蒸気ホース7の先端に設けられた金具がねじ込まれている)。この蒸気ホース7は地上に設置された蒸気発生加熱機4
2(図4参照)に接続されている。このため、蒸気発生加熱機42を駆動することによって任意のタイミングで蒸気ホース7から更生管1内部に向けて水蒸気が導入可能となっている。
また、この先端栓2には、ホース連結部23に接続された蒸気ホース7から更生管1内に水蒸気が導入される際の過剰の水蒸気やドレン水を管外に排出するための排気チューブ71を挿通するためのチューブ用開口24が形成されている。
更に、この先端栓2には、後述する後端栓3から延びる後端栓用ワイヤ33を挿通するための比較的小径のワイヤ用開口26が形成されている(この後端栓用ワイヤ33については後述する)。
そして、更生管1の特徴の一つとして、図1に示すように、その後端部(先端栓2によって閉止される側とは反対側)に拡径部11が予め設けられている。この拡径部11は、更生管1の後端側に向かって次第に径が大きくなる形状とされ、更生管1の一端縁がこの形状に成形された一体成形によるものであってもよいし、予め末広がり形状に成形された別部品としての樹脂成形品が更生管1の後端縁に融着等の手段によって一体的に取り付けられたものであってもよい。
そして、この更生管1の後端側の開口は、後端栓3によって閉止されるようになっている。つまり、更生管1の先端側(引き込み方向の下流側)は上記先端栓2によって閉止されている一方、後端側はこの後端栓3によって閉止されており、これによって、更生管1の内部が略気密状態とされた状態で取付管に向けて引き込まれるようになっている。
図3は後端栓3の側面図である。この図3に示すように、後端栓3は、中実の円錐台形状に形成されており、その大きさは、上記拡径部11の内側空間の形状に略一致している。このため、後端栓3が更生管1の後端部に装着されている状態では、更生管1の拡径部11の内部に挿入されることになって、この更生管1の後端側は後端栓3によって閉止される。尚、この後端栓3の材質としては、上記更生管1を構成している材料よりも軟化点の高いゴムや合成樹脂等が掲げられる。
また、この後端栓3の先端面には後端栓用ワイヤ33が接続されている。この後端栓用ワイヤ33は、更生管1の内部を通過して上記先端栓2に形成された上記ワイヤ用開口26に挿通されることによって更生管1の先端側に引き出されている。一方、この後端栓3の後端面にはライニング作業完了後に後端栓3を回収するための回収用ワイヤ34が接続されている。つまり、ライニング作業完了後には、この回収用ワイヤ34を引張することによって後端栓3を地上に回収できるようになっている。
このようにして、更生作業が行われる前段階での更生管1は、先端部が先端栓2によって、後端部が後端栓3によってそれぞれ閉止されていると共に、先端からは牽引用ワイヤ21、後端栓用ワイヤ33、蒸気ホース7、排気チューブ71がそれぞれ延びており、後端からは回収用ワイヤ34が延びている。また、更生管1の内部では、上記後端栓用ワイヤ33が後端栓3から先端栓2に亘って通過していると共に、上記排気チューブ71の先端が開放されている。
−ライニング作業の説明−
次に、上記更生管1を使用したライニング作業について説明する。このライニング作業は、取付管6内面の高圧水洗浄及びテレビカメラによる管内調査が行われた後に実行される。また、このライニング作業は、更生管挿入工程、取付管口止水工程、更生管拡径工程からなる。更に、このライニング作業は、本管5の内面が同様の更生管によってライニン
グされた後に行われる場合もあるし、本管をライニングすることなしに行う場合もある。ここでは、説明を簡単にするために後者の場合について説明する。
<更生管挿入工程>
更生管挿入工程においては、所定長さの更生管1をマンホール4側の地上に準備しておく一方、桝61側には牽引用ワイヤ21を引張するためのウィンチ62を設置しておく(図4参照)。
詳しく説明すると、マンホール4側の地上に準備される更生管1の長さ寸法としては、更生しようとする取付管6の長さに対して僅かに長く(500mm程度長く)設定されている。
一方、桝61の上部には複数本の金属パイプによって組み立てられた矢倉64が設置されており、この矢倉64の上部に、牽引用ワイヤ21が巻き掛けられる滑車64aが吊り下げ状態で取り付けられている。つまり、先端栓2から延びる牽引用ワイヤ21は、本管5、取付管6、桝61を通過して地上に引き出され、滑車64aを経てウィンチ62により引張されるようになっている。この構成により、桝61側では滑車64aの取り付け高さ位置まで更生管1を引き上げることができるようになっている。また、後端栓用ワイヤ33も牽引用ワイヤ21と同様に、先端栓2から本管5、取付管6、桝61を通過して地上に引き出されている。
また、地上に設置された蒸気発生加熱機42からは蒸気ホース7が延びており、この蒸気ホース7が桝61側から取付管6、本管5、マンホール4を通過して先端栓2に接続されている。
上記牽引用ワイヤ21、後端栓用ワイヤ33、蒸気ホース7、排気チューブ71を引き込むための作業としては、例えば、カーボンファイバ製の通線材の先端に引き込み用ロープを取り付けておき、この通線材をマンホール4側から本管5、取付管6、桝61に亘って通過させて地上に引き出す。これによって引き込み用ロープも桝61側の地上に引き出される。そして、引き込み用ロープを通線材から外してこの通線材をマンホール4側に回収する。その後、引き込み用ロープに、上記牽引用ワイヤ21、後端栓用ワイヤ33、蒸気ホース7、排気チューブ71を取り付けてマンホール4側に引き込む。これにより、これら牽引用ワイヤ21、後端栓用ワイヤ33、蒸気ホース7、排気チューブ71はマンホール4内まで引き出される。そして、牽引用ワイヤ21を先端栓2のワイヤ連結部22に、蒸気ホース7を先端栓2のホース連結部23にそれぞれ連結すると共に、後端栓用ワイヤ33を先端栓2のワイヤ用開口26に挿通して更生管1の内部を通過させて後端栓3(未だ更生管1の後端部には装着されていない状態のもの)の先端面に接続する。また、排気チューブ71は先端栓2のチューブ用開口24から更生管1の内部に挿通しておく。その後、この後端栓3を更生管1の後端部に装着することによって図4に示す状態となる。また、上記通線材を桝61側からマンホール4に向けて通過させることによって牽引用ワイヤ21、後端栓用ワイヤ33、蒸気ホース7、排気チューブ71を引き込んで図4に示す状態としてもよい。
このように各装置を設置した状態で、更生管1の内部に蒸気発生加熱機42より水蒸気を導入して予熱し、これによって、更生管1に可撓性が得られるようにしておく。そして、この更生管1をマンホール4内に送り出しながら、先端栓2に連結した牽引用ワイヤ21を、本管5、取付管6、桝61及び滑車64aを経てウィンチ62で引張する。このとき、後端栓用ワイヤ33及び蒸気ホース7も牽引用ワイヤ21と共に引張する。これらの引張も上記ウィンチ62で行うようにしてもよいし、図示しない他のウィンチによって行うようにしてもよい。
そして、本管5から取付管6に亘って更生管1を挿入していく途中で更生管1の温度が低くなって可撓性が低下した場合、更生管1を取付管6内の所定位置まで引き込むことが困難になる。特に、本管5内に水が存在している場合には更生管1の温度が急激に低くなってしまうためこの現象は顕著になる。
このような状況において、本実施形態では、上記蒸気発生加熱機42を駆動し、この蒸気発生加熱機42で発生した水蒸気を、蒸気ホース7を経て更生管1の内部にその先端側から導入する。これにより更生管1は再び高温(例えば80℃)となって可撓性を有する状態となり、本管5内から取付管6内に亘って円滑に挿入されていく。この挿入工程は、更生管1の拡径部11が取付管口63の外縁部に当接するまで行われる(図5参照)。
<取付管口止水工程・更生管拡径工程>
本形態では、取付管口止水工程と更生管拡径工程とが略同時に行われる。以下、この工程について説明する。上記更生管挿入工程によって、図5に示すように更生管1の拡径部11が取付管口63の外縁部に当接する位置まで取付管6内に更生管1が引き込まれた後、更生管1内への水蒸気の吹き込みに先立って、本管5内における取付管口63の近傍位置にはパッカ8を搬入しておく(図6参照)。このパッカ8は、ゴム製で内部が密閉された袋体によって構成されている。詳しくは、このパッカ8は、内部に圧力流体(例えば空気)が導入されていない状態では、本管5の内径寸法よりも小径の円筒形状を有している。更に、このパッカ8にはエア導入管81が接続されており、このエア導入管81から空気を導入することによって本管5の内径寸法程度またはそれ以上の径まで拡径するようになっている。このパッカ8内部への空気の導入は、地上に設置され且つエア導入管81が接続されたエアポンプ(図示省略)により行われる。また、このパッカ8を本管5の内部に引き込むための構成としては、パッカ8の側面(上記エア導入管81が接続されている面とは反対側の面)に牽引用のワイヤ82が接続されており、このワイヤ82の一端をマンホール側(取付管6よりも下流側(図6における右側)のマンホール側)に引き出しておいて、このワイヤ82を引張ることにより行われる。
この状態で取付管口止水工程及び更生管拡径工程が開始されると、先ず、蒸気ホース7からの水蒸気の吹き込みによって更生管1が加熱されて、更生管1及び拡径部11は軟化する。このとき、上述した如く更生管1の後端側は後端栓3によって閉止されているので、水蒸気の漏れは殆どなく、更生管1全体が効率良く加熱されていく。尚、後端栓3の周囲から若干の水蒸気の漏れが生じている場合、この水蒸気によって拡径部11の軟化は促進されることになる。この場合の更生管1内の過剰の水蒸気やドレン水は、先端栓2から更生管1内部に挿入された排気チューブ71を利用して管外に排出される。
その後、上記エアポンプを駆動してエア導入管81からパッカ8内に空気を導入し、パッカ8を拡張させる。これにより、図7に示すように、パッカ8の外周面が更生管1の拡径部11を取付管口63の周縁に向けて押圧し、この拡径部11をフランジ形状に塑性変形させて取付管口63の周縁に密着させる。この際、更生管1は蒸気発生加熱機42からの水蒸気によって加熱されて可撓性を有しており、拡径部11は容易にフランジ形状に塑性変形されて取付管口63の周縁に密着する。また、この拡径部11の外周面(取付管口63の周縁に密着する箇所)には予めブチルゴム等の粘着性を有する材料が塗布されている。このため、この塑性変形によってフランジ形状となった拡径部11は取付管口63の周縁に接着することになり、この部分の止水性が良好に得られることになる。
その後、蒸気ホース7から高圧の空気が更生管1内に導入されて更生管1が拡径される。これにより、更生管1は、外径が拡大していき取付管6の内面に密着する。また、上記高圧空気の導入に伴って更生管1は冷却され、この取付管6の内面に密着した状態で更生
管1が硬化してこの形状が保持される。これにより、取付管6の内面がライニングされる。
その後、桝61内に存在する余剰の更生管1を先端栓2と共に切除し、この切断縁の仕上げ加工を行う。また、パッカ8からエアを抜いてパッカ8を地上に回収し、回収用ワイヤ34を引張することによって後端栓3をマンホール4側に引き抜いて回収し、更に、上記矢倉64を撤去することによって本ライニング作業が完了する。
以上のように、本実施形態では、更生管1の挿入工程において、更生管1の温度が低下してその可撓性が得られなくなった場合であっても、この更生管1の内部に蒸気ホース7を経て水蒸気を導入することができるため、この挿入途中に更生管1に再び可撓性を得ることができ、取付管6内の所定位置まで更生管1を引き込むことが可能になる。その結果、更生管1の拡径部11を取付管口63まで引き込むことが可能になり、この拡径部11による取付管口63周辺の止水構造を良好に得ることが可能になる。また、更生管挿入工程において更生管1内に水蒸気を導入した蒸気ホース7をそのまま利用して、更生管拡径工程において更生管1内に水蒸気を導入しているため、この更生管拡径工程の開始時には配管接続作業を行う必要がなくなる。つまり、更生管挿入工程の完了直後に更生管拡径用の加熱媒体を更生管に導入することが可能になってライニング作業時間の短縮化を図ることができる。
−その他の実施例−
以上説明した実施形態では、更生管1に可撓性を得るための加熱媒体として水蒸気を使用していた。本発明はこれに限らず、熱風等を使用してもよい。
また、上述した実施形態では、本管5の軸線に対して約60°の傾斜角度をもって接続された取付管6を更生する場合について説明した。本発明はこれに限らず、本管5の軸線に対して約90°の角度をもって接続された取付管6など、種々の接続角度を有する取付管6の更生方法として適用可能である。
また、上記後端栓3の形状としては円錐台形状としたが、これに限らず半球体状など種々の形状が採用可能である。
更に、上記先端栓2や後端栓3としては、内部にエア等の流体を導入することによって外径が可変とされる部材(所謂パッカ部材)で構成してもよい。この場合、更生管1に装着している時には栓の内部に流体を導入して拡径させておくことで栓の離脱が防止できる。
加えて、上記実施形態では、更生管挿入工程では先端栓2に連結した牽引用ワイヤ21を引張することによって更生管1を取付管6に向けて引き込むようにしたが、蒸気ホース7を引張して更生管1を取付管6に向けて引き込むようにすれば上記牽引用ワイヤ21を不要にすることができる。
実施形態に係る更生管の一部を破断した側面図である。 先端栓の正面図である。 後端栓の側面図である。 更生管挿入工程を説明するための地中管路の断面図である。 更生管挿入工程完了後の状態を示す地中管路の断面図である。 取付管口止水工程及び更生管拡径工程を説明するための地中管路の断面図である。 取付管口止水工程及び更生管拡径工程を説明するための取付管口周辺を示す断面図である。
符号の説明
1 更生管
11 拡径部
2 先端栓(先端部材)
3 後端栓(後端部材)
5 埋設本管
6 埋設取付管
63 取付管口
7 蒸気ホース(加熱媒体導入管)
8 パッカ

Claims (2)

  1. 埋設本管に形成された取付管口に接続される埋設取付管の内面を熱可塑性樹脂製の更生管によってライニングする埋設取付管の更生方法であって、
    上記更生管の一端部に後端側に向かって径が大きくなる形状の拡径部を予め設けておき、この更生管の一端部に後端部材を装着すると共に、更生管の他端部に、更生管の内部に加熱媒体を導入するための加熱媒体導入管が接続された先端部材を装着し、且つこの更生管の内部に上記加熱媒体導入管より加熱媒体を導入可能な状態として、更生管を上記他端部側から埋設本管を経て埋設取付管内に挿入する更生管挿入工程と、
    この更生管挿入工程によって上記拡径部が上記取付管口周辺に当接する位置まで更生管を埋設取付管内に引き込んだ後に、上記加熱媒体導入管から更生管内部に加熱媒体を導入して更生管および上記拡径部を軟化させた状態で更生管の外面を埋設取付管内面に密着させる更生管拡径工程と、
    軟化された上記拡径部を取付管口周辺に押さえ付けて上記拡径部をフランジ形状に塑性変形されて取付管口周辺に密着させる止水工程とを行うことによって埋設取付管内面をライニングすることを特徴とする埋設取付管の更生方法。
  2. 上記請求項1記載の埋設取付管の更生方法において、
    止水工程では、内部に水蒸気または空気が導入されて膨張するパッカを埋設本管内の取付管口近傍位置まで搬入した後に、パッカ内に水蒸気または空気を導入してパッカの外面により更生管の拡径部を取付管口周辺に押さえ付けて密着させるようにしていることを特徴とする埋設取付管の更生方法。
JP2005061351A 2005-03-04 2005-03-04 埋設取付管の更生方法 Active JP4700377B2 (ja)

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