JP2002294299A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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Abstract
体洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 a)一般式1の化合物0.1〜20重量
%、b)a成分以外の非イオン界面活性剤2〜30重量
%、及びc)C1〜3のアルキル基が1〜3個置換した
ベンゼンスルホン酸又はその塩0.1〜10重量%を含
有する液体洗浄剤組成物。 [R1−CO−はC8〜20のアシル基、R2はメチル
又はエチル基、R3はC1〜3のアルキレン基であ
る。]
Description
特には食器や調理器具用の液体洗浄剤組成物に関する。
浄剤には、起泡性や泡の感触を改善する目的で、脂肪酸
ジエタノールアミド型界面活性剤を配合することが知ら
れている。例えば、特開平2−117996号公報には
特定アルキル組成の脂肪酸ジエタノールアミド型界面活
性剤を含有する液体洗浄剤組成物が開示されている。ま
た、特開昭53−43708号公報には脂肪酸ジエタノ
ールアミド型界面活性剤とカルボベタインを含有する軽
質洗剤が開示されている。また、特開昭59−8064
3号公報には低温安定性の良好な脂肪酸ジエタノールア
ミド型界面活性剤の製造方法が開示されている。しかし
ながら、上記脂肪酸アルカノールアミド型界面活性剤を
応用した場合、貯蔵中にpHの変動を引き起こし、貯蔵
後の洗浄効果や起泡性が低下するという問題がある。ま
た、貯蔵中に組成物の着色や、匂いの劣化という問題も
ある。
は特定の脂肪酸アルカノールアミド硫酸エステル塩と脂
肪酸アルカノールアミドを含有した皮膚にマイルドな洗
浄剤組成物が開示されている。しかしながら、ここに開
示されている組成物は貯蔵安定性を改善するものではな
い。
し、貯蔵安定性に優れた液体洗浄剤組成物、特には食器
用液体洗浄剤として有効な組成物を提供することにあ
る。
般式(1)で示される化合物〔以下、(a)成分とい
う〕を0.1〜20重量%、(b)(a)成分以外の非
イオン界面活性剤〔以下、(b)成分という〕を2〜3
0重量%、及び(c)炭素数1〜3のアルキル基が1〜
3個置換した、ベンゼンスルホン酸又はその塩〔以下、
(c)成分という〕を0.1〜10重量%含有する液体
洗浄剤組成物に関する。
アシル基であり、R2はメチル基又はエチル基であり、
R3は炭素数1〜3のアルキレン基である。〕
式(1)において、R1−CO−は、炭素数8〜18の
アシル基であって、且つR1が飽和又は不飽和の炭化水
素基であるものが好ましい。好ましい具体的例としては
オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、
ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、ドコサン酸、リノー
ル酸、2−エチルヘキサン酸、2−オクチルウンデカン
酸、イソステアリン酸、オレイン酸から誘導されるアシ
ル基が挙げられ、特に好ましくは、オクタン酸、デカン
酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オ
クタデカン酸、オレイン酸から誘導されるアシル基であ
る。また、本発明では該アシル基が単独のアルキル基又
はアルケニル基を有するものであっても差し支えない
が、R1−CO−に対応する脂肪酸が混合脂肪酸である
ことが洗浄効果、及び起泡力の点から好適である。好ま
しい混合脂肪酸組成は脂肪酸中の重量%として以下の組
成が好適である。なお、これ以外の脂肪酸を含有しても
差し支えないが、下記に示した脂肪酸の合計重量が10
0重量%となるように調製されることが貯蔵安定性の点
から望ましい。
重量% ミリスチン酸;10〜22重量%、好ましくは10〜1
7重量% パルミチン酸;4〜10重量%、好ましくは6〜10重
量% ステアリン酸;0〜10重量%、好ましくは1〜7重量
% オレイン酸;0〜17重量%、好ましくは1〜17重量
%。
ル基又はエチル基であり、洗浄効果、起泡性、及び貯蔵
安定性の点から好ましくはメチル基である。更にR3は
炭素数1〜3のアルキレン基又はアルケニレン基であ
り、洗浄効果の点から好ましくは炭素数2もしくは3の
直鎖又は分岐鎖のアルキレン基である。
としてN−エタノール−N−メチルオクタン酸アミド、
N−エタノール−N−メチルデカン酸アミド、N−エタ
ノール−N−メチルドデカン酸アミド、N−エタノール
−N−メチルテトラデカン酸アミド、N−エタノール−
N−メチルヘキサデカン酸アミド、N−エタノール−N
−メチルオクタデカン酸アミド、N−イソプロパノール
−N−エチルドデカン酸アミド、N−エチル−N−イソ
プロパノールオレイン酸アミド、N−エチル−N−イソ
プロパノールイソステアリン酸アミド、N−エタノール
−N−メチルヤシ脂肪酸アミド、N−エタノール−N−
メチルパーム核油脂肪酸アミドを挙げることができる。
記(a)成分以外の非イオン界面活性剤であり、具体的
に好ましい化合物は、下記一般式(4)〜一般式(7)
の化合物から選ばれる非イオン界面活性剤である。
8の一級の直鎖アルキル基、分岐鎖アルキル基又は二級
のアルキル基である。EOはエチレンオキサイドであ
り、nは平均付加モル数として5〜20である。〕 R14−O[(EO)p/(PO)q]H (5) 〔式中、R14は炭素数10〜20、好ましくは10〜1
8の一級のアルキル基である。EOはエチレンオキサイ
ド、POはプロピレンオキサイドを示す。pは平均付加
モル数として5〜15、qは平均付加モル数として1〜
5である。EOとPOはランダム付加又はEOを付加し
た後、POを付加してもよく、またその逆のようなブロ
ック付加体でもよい。〕 R15−(OR16)xGy (6) 〔式中、R15は直鎖の炭素数8〜16、好ましくは8〜
14のアルキル基、R16は炭素数2〜4のアルキレン
基、Gは炭素数5又は6の還元糖に由来する残基、xは
平均値0〜6の数、yは平均値1〜10の数を示す。〕 R17−CON(R18)(R19) (7) 〔式中、R17は直鎖の炭素数8〜16、好ましくは8〜
14のアルキル基、R18は炭素数1〜3のアルキル基又
はヒドロキシアルキル基である。R19は3〜6個のヒド
ロキシ基を有する炭素数5〜7の炭化水素基であ
る。〕。
通常市販されているものを使用してもよく、また周知の
方法で合成されたもしくは天然油脂から誘導されたR13
又はR14のアルキル基を有するアルコールにエチレンオ
キサイド(以下、EOと表記する)及び/又はプロピレ
ンオキサイドを公知の方法で付加することによって製造
することができる。
糖に由来する残基であり、原料の還元糖としては、アル
ドースとケトースの何れであっても良く、また、炭素数
が3〜6個のトリオース、テトロース、ペントース、ヘ
キソースを挙げることができる。アルドースとして具体
的にはアピオース、アラビノース、ガラクトース、グル
コース、リキソース、マンノース、ガロース、アルドー
ス、イドース、タロース、キシロースを挙げることがで
き、ケトースとしてはフラクトースを挙げることができ
る。本発明ではこれらの中でも特に炭素数5又は6のア
ルドペントースあるいはアルドヘキソースが好ましく中
でもグルコースが最も好ましい。
−(OR16)x−OHとを酸触媒を用いてアセタール化反
応又はケタール化反応することで容易に合成することが
できる。また、アセタール化反応の場合、ヘミアセター
ル構造であっても良く、通常のアセタール構造であって
も良い。
CH2−(CHOH)n−CH2OH、−CH(CH2OH)−
(CHOH)n-1−CH2OH(式中、nは3〜5の整数で
ある)から選ばれる化合物が好ましい。これらの中でも
特にnが4の化合物が好ましく、特に−CH2−(CHO
H)4−CH2OHが最も好ましい。一般式(7)の化合
物は、例えば還元糖を通常の方法でアミノ化した化合物
と、R17−COOHで示される脂肪酸とのアミド化反応
で容易に合成することができる。好適な還元糖として
は、グルコース、フルクトース、マルトース、ラクトー
ス、ガラクトース、マンノース、およびキシロースが挙
げられ、特にグルコースが洗浄効果の点から好ましい。
も、特に一般式(4)の化合物及び一般式(6)の化合
物から選ばれる1種以上を含有することが好ましい。
て炭素数1〜3のアルキル基が1〜3個置換したベンゼ
ンスルホン酸又はその塩を用いる。具体的に好ましい例
としては、p−トルエンスルホン酸、m−キシレンスル
ホン酸、p−クメンスルホン酸、エチルベンゼンスルホ
ン酸を挙げることができ、塩を用いる場合にはナトリウ
ム塩、カリウム塩、マグネシウム塩が良好である。
組成物は(a)成分を0.1〜20重量%、好ましくは
0.2〜10重量%、特に好ましくは0.2〜5重量%
含有することが、洗浄効果、起泡性及び貯蔵安定性の点
から好適であり、(b)成分を2〜30重量%、好まし
くは5〜30重量%含有することが、洗浄効果の点から
良好である。また(c)成分を0.1〜10重量%、好
ましくは0.1〜5重量%含有することが貯蔵安定性の
点から良好である。
た水溶液の形態であることが、使い勝手及び貯蔵安定性
の点から好ましく、水の含有量は粘度の点から、好まし
くは20〜70重量%、より好ましくは30〜60重量
%、より好ましくは40〜60重量%、特に好ましくは
45〜55重量%である。また、該組成物の20℃にお
けるpHを6〜8、好ましくは6.5〜7.5にするこ
とが貯蔵安定性や皮膚への安全性の点から好ましい。p
H調整剤としては塩酸や硫酸など無機酸や、クエン酸、
コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マ
レイン酸などの有機酸などの酸剤や、水酸化ナトリウム
や水酸化カリウム、アンモニアやその誘導体、モノエタ
ノールアミンやジエタノールアミン、トリエタノールア
ミンなどのアミン塩など、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ムなどのアルカリ剤を、単独もしくは複合して用いるこ
とが好ましく、特に塩酸、硫酸、クエン酸から選ばれる
酸と水酸化ナトリウムや水酸化カリウムから選ばれるア
ルカリ剤を用いることが好ましい。また、使い勝手の点
から、本発明の組成物は20℃における粘度が100〜
1000mPa・s、好ましくは200〜900mPa
・sであることが良好である。本発明でいう粘度は以下
のようにして測定する。まず、TOKIMEC.INC
製B型粘度計モデルBMに、ローター番号No.3のロ
ーターを備え付けたものを準備する。試料をトールビー
カーに充填し、20℃の恒温槽内にて20℃に調整す
る。恒温に調整された試料を粘度計にセットする。ロー
ターの回転数を30r/minに設定し、回転を始めて
から60秒後の粘度を本発明の粘度とする。
(d)成分として下記一般式(2)の化合物及び又は一
般式(3)の化合物から選ばれる化合物を含有すること
が洗浄効果の点から好ましい。
は10〜16、特に好ましくは10〜14の直鎖アルキ
ル基又はアルケニル基であり、R5は炭素数1〜5、好
ましくは2又は3のアルキレン基であり、R6、R7は同
一でも異なっていても良くそれぞれ炭素数1〜3のアル
キル基又はヒドロキシアルキル基、好ましくはメチル
基、エチル基又はヒドロキシエチル基である。Aは−C
OO−、−CONH−、−OCO−、−NHCO−及び
−O−から選ばれる基であり、aは0又は1の数であ
る。〕
は9〜17、特に好ましくは9〜15のアルキル基又は
アルケニル基であり、R9は炭素数1〜6、好ましくは
2又は3のアルキレン基である。Bは−COO−、−C
ONH−、−OCO−、−NHCO−及び−O−から選
ばれる基であり、bは0又は1の数である。R10、R11
は同一でも異なっていても良くそれぞれ炭素数1〜3の
アルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、R12はヒ
ドロキシ基で置換していてもよい炭素数1〜5、好まし
くは1〜3のアルキレン基である。Dは−COO-、−
SO3 -及び−OSO3 -から選ばれる基である。〕。
は0.5〜20重量%、特に好ましくは1〜15重量%
含有することが洗浄効果の点から望ましい。
面活性剤を含有することが洗浄効果を高める上で望まし
い。好ましい陰イオン界面活性剤は、炭素数8〜18の
アルキル基又はアルケニル基を有する、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ル硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、α−オレ
フィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩及びα−スル
ホ脂肪酸低級アルキルエステル塩から選ばれる1種以上
である。
洗剤用界面活性剤市場に一般に流通しているものの中
で、アルキル鎖の炭素数が8〜16のものであればいず
れも用いることができ、例えば花王(株)製のネオペレ
ックスF25、Shell社製のDobs102等を用
いることができる。また、工業的には、洗剤用原料とし
て広く流通しているアルキルベンゼンをクロルスルホン
酸、亜硫酸ガス等の酸化剤を用いてスルホン化して得る
こともできる。アルキル基の炭素数は8〜14が好まし
い。また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸
エステル塩としては、炭素数8〜18、好ましくは8〜
16の直鎖もしくは分岐鎖1級アルコール又は直鎖2級
アルコールに、EOを1分子当たり平均0.5〜5モル
付加させ、これを例えば特開平9−137188号記載
の方法を用いて硫酸化して得ることができる。アルキル
硫酸エステル塩としては炭素数10〜16、好ましくは
10〜14の直鎖もしくは分岐鎖1級アルコール又は直
鎖2級アルコールをSO3又はクロルスルホン酸でスル
ホン化し、中和して得ることができる。α−オレフィン
スルホン酸塩としては、炭素数8〜18のα−アルケン
をSO3でスルホン化し、水和/中和を経て合成するこ
とができ、炭化水素基中にヒドロキシ基が存在する化合
物と不飽和結合が存在する化合物の混合物である。ま
た、α−スルホ脂肪酸低級アルキルエステル塩としては
アルキル基の炭素数は8〜16が好ましく、メチルエス
テル又はエチルエステルが洗浄効果の点から好ましい。
塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム
塩、カルシウム塩、アルカノールアミン塩、アンモニウ
ム塩が好適であり、洗浄効果の点からナトリウム塩、カ
リウム塩、マグネシウム塩が好ましい。
の点から炭素数8〜14、EO平均付加モル数1〜3の
ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩が特に良好
である。また、洗浄効果の点から(d)成分/(e)成
分の重量比は、好ましくは1/20〜7/3、好ましく
は1/10〜6/4が洗浄効果の点から望ましい。
(8)で示される化合物を含有することが好ましい。
好ましくはR23−CO−であり、R23は、炭素数9〜1
9、好ましくは9〜15のアルキル基又はアルケニル基
である。R20は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキ
シアルキル基、好ましくはメチル基、エチル基、ヒドロ
キシエチル基、特にメチル基である。R21は炭素数1〜
6、好ましくは2又は3のアルキレン基であり、R22は
炭素数9〜19、好ましくは9〜15のアルキル基又は
アルケニル基である。〕。
20)(R21−OH)で示されるアルカノールアミンと、R
22−COOHとの脱水縮合反応又はR22−COOR(R
は炭素数1〜3のアルキル基)とのエステル交換反応又
はR22−COClとのアシル化反応で容易に合成するこ
とができる。
に一般式(6)の化合物と併用することが洗浄効果の点
から良好である。また、一般式(8)の化合物を、一般
式(8)の化合物/(a)成分が重量比で1/100〜
1/1、好ましくは2/100〜1/5、特に好ましく
は2/100〜1/10の比率で含有することが洗浄効
果及び起泡性の点から良好である。
浄効果及び起泡性の点から望ましく、含有量は好ましく
は0.01〜3重量%、特には0.05〜1重量%であ
る。
オンを好ましくは0.1〜2重量%、より好ましくは
0.1〜1重量%含有することが望ましい。アルカリ土
類金属としてはマグネシウムイオンが良好であり、塩と
して組成物に配合する。具体的に好ましい化合物は硫酸
マグネシウム、塩化マグネシウム、水酸化マグネシウム
である。
ることが好ましい。溶剤としては(i)炭素数1〜5の
1価アルコール、(ii)炭素数4〜12の多価アルコー
ル、(iii)下記の一般式(9)で表される化合物、(i
v)下記の一般式(10)で表される化合物、(v)下
記の一般式(11)で表される化合物、(vi)エチレン
グリコール又はプロピレングリコールが挙げられる。
子、炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基又はベンジ
ル基を示すが、R24及びR25の双方が水素原子となる場
合を除く。sは0〜10の数を、tは0〜10の数を示
すが、s及びtの双方が0である場合を除く。R26及び
R27は、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基を示す。R
28は炭素数1〜8のアルキル基を示す。〕。
しては、一般的にエタノール、プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコールが挙げられる。これらの低級アル
コールを配合することにより低温における系の安定性を
更に向上させることができる。
としては、イソプレングリコール、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオール、1,8−オクタンジ
オール、1,9−ノナンジオール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコールが挙げられる。
て、R24、R25がアルキル基である場合の炭素数は、そ
れぞれ1〜4が特に好ましい。また、一般式(9)中、
EO及びPOの平均付加モル数のs及びtは、それぞれ
0〜10の数である(s及びtの双方が0である場合を
除く)が、これらの付加順序は特に限定されず、ランダ
ム付加したものであってもよい。(iii)の化合物の具
体例としては、エチレングリコールモノブチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメ
チルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピ
レングリコールジメチルエーテル、ポリオキシエチレン
(p=2〜3)ポリオキシプロピレン(p=2〜3)グ
リコールジメチルエーテル(pは平均付加モル数を示
す)、ポリオキシエチレン(p=3)グリコールフェニ
ルエーテル、フェニルカルビトール、フェニルセロソル
ブ、ベンジルカルビトール等が挙げられる。このうち、
洗浄力及び使用感の点から、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、ポリオキシエチレン(p=1〜4)グリコールフ
ェニルエーテルが好ましい。
ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジエチル−
2−イミダゾリジノンが好適なものとして例示され、
(v)の化合物としてはアルキルグリセリルエーテル化
合物が好適なものとして例示され、なかでも好ましくは
R28が炭素数3〜8のアルキル基の化合物である。
めに(i)、(ii)、(iii)、(v)の水溶性溶剤が
好ましく、特にエタノール、イソプロピルアルコール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレング
リコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、
プロピレングリコールモノエチルエーテル、ペンチルグ
リセリルエーテル、オクチルグリセリルエーテルから選
ばれる水溶性溶剤が好ましい。
1〜10重量%、更に1〜8重量%含有することが良好
である。
ポリアルキレングリコールを配合でき、その配合量は、
使い勝手の良い粘度に調整する目的で、0〜1.0重量
%が好ましく、より好ましくは0〜0.5重量%であ
る。ゲル化防止としてのポリアルキレングリコールの具
体例としては、ポリエチングリコールを標準としたとき
のゲルパーミエーションクロマトグラフィーによって求
められた重量平均分子量が500〜20000のポリプ
ロピレングリコール及びポリエチレングリコールが好ま
しい。
調製した。これら組成物の洗浄力試験、泡の感触、貯蔵
安定性を下記の方法で評価した。結果を表1に示す。
重量比で混合し、更に0.1重量%の色素(スタンレッ
ド)を均一に混ぜ込んだモデル油汚れ2gをメラミン皿
に均一に塗り広げたものをモデル汚染食器とした。
ナーNo.5005、ポリウレタンフォーム)に界面活
性剤が0.44gになる量の表1の組成物及び水道水1
5gを染み込ませ2〜3回手でもみ泡立たせた。これを
用いてモデル汚染食器を擦り洗いし、洗浄(食器に付着
した色が消えることにより確認)できた皿の枚数を求め
た。また、下記の40℃での貯蔵安定性試験を行った後
の組成物の洗浄効果も併せて評価した。
料、金鳥クリーナーNo.5005、ポリウレタンフォ
ーム)に界面活性剤が0.44gになる量の表1の組成
物及び水道水15gを染み込ませ2〜3回素手でもみ泡
立たせた。この時の泡の感触を10人のパネラー(20
代女性5人、30代女性5人)により下記の基準で評価
した。これら評価点の平均を求め、平均点が1.5以上
を○、1以上1.5未満を△、1未満を×として判定
し、表1に示した。 クリーミーな泡の感触で良好な泡立ちである:2点 ややきめがあらくこわれやすい泡である:1 きめがあらくこわれやすい泡である:0。
ンPS−No.13Kに100ml入れ、ふたをして、
40℃の恒温室に1ヶ月間貯蔵した。貯蔵後の組成物の
pH(20℃)及び、下記評価基準による液の外観を評
価した。同様に−5℃の恒温室に1ヶ月間貯蔵した組成
物の液の外観を下記評価基準により判定した。
ン酸(5重量%)、ラウリン酸(54.5重量%)、ミ
リスチン酸(11.5重量%)、パルミチン酸(10重
量%)、ステアリン酸(5.5重量%)、オレイン酸
(9重量%)の混合脂肪酸と、N−メチルエタノールア
ミンとを脱水アミド化反応させて得られた、N−エタノ
ール−N−メチルアルカン酸アミド ・LyDEA:ラウロイルジエタノールアミド ・ノニオン1:炭素数12、炭素数13混合アルキル2
級アルコールに、EOを平均7モル付加させたもの(ソ
フタノール70、日本触媒社製) ・ノニオン2:アルキル基の組成が炭素数12/炭素数
14=60/40、直鎖混合アルキルである、グルコシ
ド平均縮合度1のアルキルグルコシド ・ノニオン3:ラウリン酸とN−メチルグルコースアミ
ンとの脱水アミド化反応で合成したN−メチルグルコー
スラウリルアミド ・p−TS:p−トルエンスルホン酸ナトリウム ・MXS:m−キシレンスルホン酸ナトリウム ・CMS:p−クメンスルホン酸ナトリウム ・AO:N−ラウリル−N,N−ジメチルアミンオキシ
ド ・AB:N−ラウロイルアミノプロピル−N,N−ジメ
チル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン ・LAS−Na:アルキル基の炭素数が12〜15のア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム ・ES:ポリオキシエチレンココナッツアルキルエーテ
ル硫酸アンモニウム(EO平均付加モル数2モル) ・AS:ラウリル硫酸アンモニウム塩 ・AOS:炭素数12〜14の1−オレフィンをSO3
でスルホン化し、水酸化ナトリウムで中和したα−オレ
フィンスルホン酸ナトリウム ・SFE:やし組成脂肪酸メチルエステルをSO3でス
ルホン化し、水酸化ナトリウムで中和したα−スルホ脂
肪酸メチルナトリウム塩 ・NMAE:C11H23CON(CH3)C2H4OCOC11
H23(1モルのN−メチルモノエタノールアミンと2モ
ルのラウリン酸を脱水縮合反応させて合成した化合物。
未反応のアミン及び/又は脂肪酸を薄膜式蒸留機により
除去した。) ・PPG:ポリプロピレングリコール:重量平均分子量
1200 ・抗菌剤:プロキセルBDN(商品名、アビシア社製) ・pH:20℃のものであり、1/10N−硫酸水溶液
又は1/10N−水酸化ナトリウムを用いて調整(貯蔵
前)した。
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)下記一般式(1)で示される化合
物を0.1〜20重量%、(b)(a)成分以外の非イ
オン界面活性剤を2〜30重量%、及び(c)炭素数1
〜3のアルキル基が1〜3個置換した、ベンゼンスルホ
ン酸又はその塩を0.1〜10重量%含有する液体洗浄
剤組成物。 【化1】 〔式中、R1−CO−は炭素数8〜20のアシル基であ
り、R2はメチル基又はエチル基であり、R3は炭素数1
〜3のアルキレン基である。〕 - 【請求項2】 更に(d)下記一般式(2)の化合物及
び下記一般式(3)の化合物から選ばれる界面活性剤を
0.1〜20重量%含有する請求項1記載の液体洗浄剤
組成物。 【化2】 〔式中、R4は炭素数8〜16のアルキル基又はアルケ
ニル基であり、R5は炭素数1〜5のアルキレン基であ
り、R6、R7は同一でも異なっていても良くそれぞれ炭
素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であ
る。Aは−COO−、−CONH−、−OCO−、−N
HCO−及び−O−から選ばれる基であり、aは0又は
1の数である。〕 【化3】 〔式中、R8は炭素数9〜23のアルキル基又はアルケ
ニル基であり、R9は炭素数1〜6のアルキレン基であ
る。Bは−COO−、−CONH−、−OCO−、−N
HCO−及び−O−から選ばれる基であり、bは0又は
1の数である。R10、R11は同一でも異なっていても良
くそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシア
ルキル基であり、R12はヒドロキシ基で置換していても
よい炭素数1〜5のアルキレン基である。Dは−COO
-、−SO3 -及び−OSO3 -から選ばれる基である。〕
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