JP2006002091A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗浄力が高く、ぬるつきが改善され、優れた消臭効果を有する液体洗浄剤組成物を提供することにある。
【解決手段】 (a)特定炭素数の分岐型アルキル基を有する特定の化合物(b)炭素数10〜18の炭化水素基を有する陰イオン界面活性剤、(c)炭素数8〜18の炭化水素基を有するアミンオキシド型界面活性剤、炭素数8〜18の炭化水素基を有する両性界面活性剤、及び炭素数8〜18の炭化水素基を有するアルカノールアミド型界面活性剤から選ばれる界面活性剤、(d)セージオイル、タイムオイル、バジルオイル、ペパーミントオイル、ハッカオイル、ローズマリーオイル、ユーカリプタスオイル及びマジョラムオイルから選ばれる1種以上、並びに水を、特定比率で含有する液体洗浄剤組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は液体洗浄剤組成物、特に台所まわりの硬質表面、なかでも食器や調理器具等の洗浄に適した液体洗浄剤組成物に関する。
食器洗い用洗浄剤組成物に消臭機能を付与する技術はすでに知られており、特許文献1〜3などを参考にすることができる。一方、アルキルグリセリルエーテルを液体洗浄剤に用いる技術は知られており、例えば特許文献4を参考にすることができる。また、ポリオキシアルキレン型非イオン界面活性剤も通常よく用いられる界面活性剤であり、特許文献5を参考にすることができる。また、特許文献6にはポリヒドロキシ脂肪酸アミドを含有する洗浄剤組成物が開示されている。
特開2000−212593号公報 特開2000−212594号公報 特開2000−212597号公報 特開2001−19993号公報 特開2002−226887号公報 特開平11−246890号公報
近年、環境負荷軽減の観点から、界面活性剤の濃度を高め、容器の樹脂量を低減させた濃縮タイプの液体洗浄剤が好まれて使用されている。このような濃縮化の傾向があるのにもかかわらず、食器洗い用洗浄剤の使用方法は、以前にも増してスポンジに洗浄剤を直接塗付して洗浄する方法が一般化してきており、硬質表面に高濃度の界面活性剤が接触しやすくなっている。高濃度の界面活性剤と硬質表面の接触は、硬質表面に付着した油汚れを除去しやすくする一方で、過剰な界面活性剤が、ぬるつきの問題を発生させる原因となる。ぬるつきとは、洗浄時ないし濯ぎ時に、指や掌等の身体と洗浄対象表面との間で感じられるものであり、洗浄剤がまるで油膜として平滑な被洗浄表面に存在するような感触であって、その感触は洗浄時のみならず、濯ぎ時になかなか除去できないものである。基本的にぬるつきは濯ぎを充分に行なうことで解消できるが、濯ぎ時のいつまでも拭えないぬるつき感は、使用者の洗浄剤に対する印象を悪くする。
一方、食器洗い用洗浄剤組成物には洗浄力や起泡性の点から一般に陰イオン界面活性剤が用いられる。また、起泡性を改善する目的および油に対する乳化力を向上させて洗浄力を向上させる目的から、アミンオキシド型界面活性剤、両性界面活性剤、及びアルカノールアミド型界面活性剤などを増泡剤として併用することが行われている。陰イオン界面活性剤およびこれら増泡剤はコンプレックスを形成することが知られており、このようなコンプレックスの形成が油への乳化力および起泡力を向上させると考えられるが、一方、このようなコンプレックスが洗浄時やすすぎ時のヌルつきの原因と考えられる。
また、このようなぬるつきはすすぎ性を悪くするため、油などの汚れは洗浄除去できるが、食材から来る臭いまでは十分に取り除くことができない。特許文献1〜3はこのような臭いを除去する非常に優れた技術であり、なかでも、特許文献3には、香料素材を用いた消臭洗浄剤が開示されている。しかしながら、ぬるつきのひどい食器洗い用洗浄剤にこの技術を応用しても、すすぎ性が悪いためその効果が十分発揮できないという課題が有る。
本発明が解決しようとする課題は、洗浄時や濯ぎ時のぬるつきを改善し、優れた消臭効果を有する、特に食器洗い用に好適な液体洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明は、(a)下記一般式(1)の化合物〔以下、(a)成分という〕を0.1〜10質量%、(b)炭素数10〜18の炭化水素基を有する陰イオン界面活性剤〔以下、(b)成分という〕を5〜50質量%、(c)炭素数8〜18の炭化水素基を有するアミンオキシド型界面活性剤、炭素数8〜18の炭化水素基を有する両性界面活性剤、及び炭素数8〜18の炭化水素基を有するアルカノールアミド型界面活性剤から選ばれる界面活性剤〔以下、(c)成分という〕を1〜20質量%(d)セージオイル、タイムオイル、バジルオイル、ペパーミントオイル、ハッカオイル、ローズマリーオイル、ユーカリプタスオイル及びマジョラムオイルから選ばれる1種以上〔以下、(d)成分という〕を0.0005〜1質量%、並びに水を含有する液体洗浄剤組成物に関する。
1a−A−B (1)
〔式中、R1aは3級炭素又は4級炭素を1つ以上有する炭素数7〜10のアルキル基であり、Aは−O−、−NH−から選ばれる基である。また、Bはヒドロキシ基を2〜10個有する総炭素数3〜12の基及び−(R1bO)a−H(ここでR1bは炭素数2又は3のアルキレン基であり、aは平均付加モル数であり、1〜5の数を示す)から選ばれる基である。〕
本発明によれば、洗浄時や濯ぎ時のぬるつきが改善され、かつ優れた消臭効果を有する液体洗浄剤組成物が得られる。
<(a)成分>
本発明の(a)成分は一般式(1)の化合物であり、洗浄剤のぬるつきを改善すると共に、後述する(d)成分の消臭効果を向上させる優れた効果を有する、特定の分岐型アルキル基及び特定の親水基を有する化合物である。
1a−A−B (1)
〔式中、R1aは3級炭素又は4級炭素を1つ以上有する炭素数7〜10のアルキル基であり、Aは−O−、−NH−から選ばれる基である。また、Bはヒドロキシ基を2〜10個、好ましくは2〜6個有する総炭素数3〜12、好ましくは3〜8の基及び−(R1bO)a−H(ここでR3bは炭素数2又は3のアルキレン基であり、aは平均付加モル数であり、1〜5の数を示す)から選ばれる基である。〕
一般式(1)中、R1aは、分岐構造を有するアルキル基であり、好ましくは2−エチルヘキシル基、イソノニル基、イソデシル基、2−エチルヘキサノイル基、イソノナノイル基、及びイソデカノイル基から選ばれる基が好ましく、特に好ましくは2−エチルヘキシル基及び2−エチルヘキサノイル基から選ばれる基である。ただし、Aが−O−の場合、R1aは好ましくは2−エチルヘキシル基、イソノニル基、イソデシル基、2−エチルヘキサノイル基、イソノナノイル基、及びイソデカノイル基から選ばれる基であり、特に好ましくは2−エチルヘキシル基及び2−エチルヘキサノイル基から選ばれる基である。また、Aが−NH−の場合、R1aは2−エチルヘキサノイル基、イソノナノイル基、及びイソデカノイル基から選ばれる基が好ましく、特に好ましくは2−エチルヘキサノイル基である。
一般式(1)中、Bは、具体的には還元糖残基、還元アミノ化糖残基、グリセリンの1つのヒドロキシ基を除いた残基、ポリグリセリン(平均重合度2〜4)の1つのヒドロキシ基を除いた残基、及び−(C24O)b−H(bは平均付加モル数であり2〜5の数を示す)から選ばれる基である。一般式(1)中、AはR1aとBを連結する基であり、−O−が好適である。
一般式(1)の化合物の具体例としては下記一般式(1−1)〜(1−4)の化合物を挙げることができる。
Figure 2006002091
〔R1aは上述と同一の意味を示す。cは1〜4の数であり、好ましくは1である。〕
Figure 2006002091
〔R1aは上述と同一の意味を示す。dは1〜4の数であり、好ましくは1である。〕
1a−Ge (1−3)
〔式中、R1aは上述と同一の意味を示す。Gは還元糖に由来する残基、eは平均値1〜5、好ましくは1〜3、特に好ましくは1〜2の数を示す。〕
1a−O−(C24O)f−H (1−4)
〔式中、R1aは上述と同一の意味を示す。fは平均値2〜5の数を示す。〕
一般式(1−1)の化合物を得るには、例えば2−エチルヘキサノール、イソノナノール、イソデカノール等とエピハロヒドリンやグリシドール等のエポキシ化合物をBF3等の酸触媒、あるいはアルミニウム触媒を用いて反応させて製造する方法が一般的である。
(1−2)の化合物は、例えばグリセリンと好ましくは2−エチルヘキサン酸、イソノナン酸、イソデカン酸(あるいはこれらの低級アルキルエステル、酸クロライド)とのエステル化反応(あるいはエステル交換反応)で得ることができる。但し、この場合、モノエステル化体、ジエステル化体、トリエステル化体の混合物が得られる。本発明においてはこれら混合物中のモノエステル化体の含量が60モル%以上、好ましくは80%以上のものを用いることが好ましい。
一般式(1−3)の化合物において、Gは還元糖に由来する残基であり、より具体的にはグリコシド基が挙げられる。原料の還元糖としては、アルドースとケトースの何れであっても良く、また、炭素数が3〜6個のトリオース、テトロース、ペントース、ヘキソースを挙げることができる。アルドースとして具体的にはアピオース、アラビノース、ガラクトース、グルコース、リキソース、マンノース、ガロース、アルドース、イドース、タロース、キシロースを挙げることができ、ケトースとしてはフラクトースを挙げることができる。本発明ではこれらの中でも特に炭素数5又は6のアルドペントースあるいはアルドヘキソースが好ましく、中でもグルコースが最も好ましい。Gの還元糖としては上記単糖類が好ましいが、これら単糖が2〜5個、好ましくは2又は3個縮合したオリゴ糖を用いても差し支えない。さらには単糖とオリゴ糖が混合したものでもよく、この場合には平均縮合度は1〜5、好ましくは1〜3、特に好ましくは1〜2が好適であり、1〜1.5が最も好ましい。
一般式(1−3)の化合物は、例えば2−エチルヘキサノール、イソノナノール、イソデカノールと上記還元糖とを酸触媒を用いてアセタール化反応又はケタール化反応することで容易に合成することができる。これらはアセタール化反応の場合、ヘミアセタール構造であっても良く、通常のアセタール構造であっても良い。
一般式(1−4)の化合物は、例えば2−エチルヘキサノール、イソノナノール、イソデカノールとエチレンオキシドをアルコール/アルキレンオキシドのモル比を1/2〜1/5で反応させて得られ、未反応の2−エチルヘキサノールを含むbが0〜10程度の化合物の混合物である。これらは蒸留等の操作を行って未反応アルコール(b=0の化合物)及びaが5以上の化合物を除去したものを用いても差し支えない。本発明では未反応アルコールが5〜50質量%程度含有し、未反応アルコールを含むbの平均値が2〜5である化合物が好適である。なお、平均値はH1−NMRを用い、2−エチルヘキシル基のα位のプロトンとオキシエチレン基のプロトンとの積分値で容易に求めることができる。
本発明では特に一般式(1−1)の化合物においてR1aが2−エチルヘキシル基であり、c=1の化合物、及び一般式(1−3)の化合物においてR1aが2−エチルヘキシル基であり、Gがグルコースである化合物が好ましく、一般式(1−1)の化合物においてR1aが2−エチルヘキシル基であり、c=1の化合物が最も好ましい。
<(b)成分>
本発明の(b)成分は炭素数10〜18の炭化水素基を有する陰イオン界面活性剤であり、好ましい具体例としては炭素数10〜15のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、炭素数10〜16のモノアルキル硫酸エステル塩、炭素数10〜16のアルキル基を有し炭素数2又は3のオキシアルキレン基が平均1.0〜4.0モル付加したポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、炭素数8〜16のα−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸(炭素数8〜16)低級アルキル(炭素数1〜3)エステル塩を挙げることができる。塩としてはナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、アルカノールアミン塩が挙げられ、特に粘度の点からナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩が好ましい。
本発明では特に炭素数10〜14のアルキル基を有し炭素数2又は3のオキシアルキレン基、好ましくはオキシエチレン基が平均1.0〜4.0モル、特に好ましくは2.0〜4.0モル付加したポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、好ましくはナトリウム塩、カリウム塩、又はマグネシウム塩を用いることが洗浄効果の点から好ましく、また、高濃度の陰イオン界面活性剤を含有する組成物の低温あるいは高温における貯蔵安定性を改善できるため好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩を用いる場合、直鎖1−アルケンをヒドロホルミル化して得られたアルコールを原料にして製造された分岐鎖1級アルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩が好適である。ここで、ヒドロホルミル化とは鉄、コバルトあるいはニッケル等のカルボニル錯体を触媒として用い直鎖1−アルケンに一酸化炭素を付加させてアルコールを得る方法であり、直鎖アルキル基とメチル分岐アルキル基を含有するアルコールが得られる。ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩はこのようなアルコールにさらにアルキレンオキシド、好ましくはプロピレンオキシド(以下、POと表記する)あるいはエチレンオキシド(以下、EOと表記する)、より好ましくはEOを付加させ、さらに三酸化イオウあるいはクロルスルホン酸でスルホン化し、アルカリ剤で中和して得ることができる。平均付加モル数は、好ましくは1.0〜3.0、より好ましくは1.5〜3.0、特に好ましくは1.5〜2.5が洗浄効果の点から好ましい。中和に用いるアルカリ剤としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸マグネシウムが好ましく、さらに好ましくは水酸化ナトリウム、、水酸化カリウム、水酸化マグネシウムである。このようにして得られたポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩は分岐鎖アルキル基を含むものであり、全ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩に対するポリオキシアルキレン分岐鎖アルキルエーテル硫酸エステル塩の質量比は5〜80質量%、更に10〜70質量%が優れた洗浄効果を達成するために好ましい。
<(c)成分>
本発明の(c)成分は、炭素数8〜18の炭化水素基を有するアミンオキシド型界面活性剤、炭素数8〜18の炭化水素基を有する両性界面活性剤、及び炭素数8〜18の炭化水素基を有するアルカノールアミド型界面活性剤から選ばれる界面活性剤であり、具体的には下記一般式(2)〜一般式(4)の化合物を挙げることができる。なお、アルカノールアミド型界面活性剤の前記炭化水素基の炭素数には、カルボニル基の炭素も含むものとする。また、炭化水素基は置換基を有していても良いアルキル基又はアルケニル基が好ましい。
Figure 2006002091
〔式中、R2aは炭素数8〜16のアルキル基又はアルケニル基であり、R2bは炭素数1〜6のアルキレン基であり、Dは−COO−、−CONH−、−OCO−、−NHCO−から選ばれる基である。gは0又は1の数であり、R2c、R2dは、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。〕
Figure 2006002091
〔式中、R3aは炭素数9〜17のアルキル基又はアルケニル基であり、R3bは炭素数1〜6のアルキレン基である。Eは−COO−、−CONH−、−OCO−、−NHCO−、−O−から選ばれる基であり、hは0又は1の数である。R3c、R3dは、それぞれ炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、R3eはヒドロキシ基で置換していてもよい炭素数1〜5のアルキレン基である。Tは−SO3 -、−OSO3 -、−COO-から選ばれる基である。〕
Figure 2006002091
〔式中、R4a−COは炭素数8〜18の飽和又は不飽和のアシル基であり、R4bはメチル基、エチル基又は−(C24O)i−Hである。また、R4cは−(C24O)j−Hである。i、jはそれぞれ0〜5の数であり、i+jは1〜6である。〕
一般式(2)において、R2aは、好ましくは炭素数10〜14のアルキル基又はアルケニル基であり、特に好ましくはラウリル基(又はラウリン酸残基)及び/又はミリスチル基(又はミリスチン酸残基)である。Dは、好ましくは−COO−又は−CONH−であり、最も好ましくは−CONH−である。R2bの炭素数は、好ましくは2又は3であり、R2c、R2dは、好ましくはメチル基である。
本発明ではR2aは単独のアルキル(又はアルケニル)鎖長でもよく、異なるアルキル(又はアルケニル)鎖長を有する混合アルキル基(又はアルケニル基)であってもよい。後者の場合には、ヤシ油、パーム核油から選ばれる植物油から誘導される混合アルキル(又はアルケニル)鎖長を有するものが好適である。具体的にはラウリル基(又はラウリン酸残基)/ミリスチル基(又はミリスチン酸残基)のモル比が95/5〜20/80、好ましくは90/10〜30/70であることが洗浄効果、及び泡立ち性の点から好ましい。
一般式(3)において、R3aは、好ましくは炭素数9〜15、特に9〜13のアルキル基であり、R3bは、好ましくは炭素数2又は3のアルキレン基である。Eは−CONH−が好ましく、hは0又は1が好適である。R3c、R3dはメチル基、又はヒドロキシエチル基が好ましい。Tは−SO3 -、又は−COO-が好ましく、Tが−SO3 -の場合にはR3eは−CH2CH(OH)CH2−が好ましく、Tが−COO-の場合にはR3eはメチレン基が好ましい。
一般式(4)の化合物において、R4aCO−は炭素数8〜18の飽和又は不飽和のアシル基である。R4aCO−の好ましい具体例としてはオクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、ドコサン酸、リノール酸、2−エチルヘキサン酸、2−オクチルウンデカン酸、イソステアリン酸、オレイン酸から誘導されるアシル基が挙げられ、特に好ましくは、オクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、オレイン酸から誘導されるアシル基である。
一般式(4)の化合物においてR4bはメチル基、エチル基又は−(C24O)i−Hであり、洗浄効果の持続性の点から好ましくはメチル基又は水素原子(i=0)である。また、R4c−(C24O)j−Hであり、jは洗浄効果の持続性の点から好ましくは1〜5、特に好ましくは1〜3の数である。
一般式(4)の化合物の好ましい具体例としては一般式(4−1)及び一般式(4−2)を挙げることができる。
Figure 2006002091
<(d)成分>
本発明の(d)成分はセージオイル、タイムオイル、バジルオイル、ペパーミントオイル、ハッカオイル、ローズマリーオイル、ユーカリプタスオイル及びマジョラムオイルから選ばれる1種以上である。中でも、消臭効果の点からセージオイル、タイムオイル、バジルオイル、ペパーミントオイル、ハッカオイル、ローズマリーオイルが好ましく、ペパーミントオイル、ハッカオイル、ローズマリーオイルが特に好ましい。これらはハーブ系の香料素材として知られており、植物の全草又は花、葉、果実、果皮、種子、根、樹皮もしくは茎等を原料とし、圧搾法、水蒸気蒸留法、溶剤抽出法によって得られる天然のもの、及び合成により調合された合成香料、あるいは天然香料を単離した単離香料を組み合わせて調合したものを用いることができるが、消臭効果の点から天然香料が好ましい。
本発明の(d)成分は、天然のものに代えて、次のような合成香料、単離香料の組み合わせを用いることができる。例えば、セージオイルはα,β-Thujone、Camphor、1,8-Cineolを主成分とすることから、天然のものに代えてα,β-Thujone/Camphor/1,8-Cineolの質量比が90/5/5〜60/20/20、消臭効果の点から好ましくは80/10/10〜60/20/20である調合香料を用いることができる(質量比の数値の合計は100である。以下(d)成分について同様)。タイムオイルは Thymol、p-Cymeneが主成分であることから、天然のものに代えてThymol/p-Cymeneの質量比が60/40〜45/55、消臭効果の点から好ましくは55/45〜50/50である調合香料を用いることができる。バジルオイルはLinalool、Methylchavicolが主成分であることから、天然のものに代えてLinalool/Methylchavicolの質量比が45/55〜30/70、消臭効果の点から好ましくは40/60〜35/65である調合香料を用いることができる。ペパーミントオイルはL-Menthol、Menthoneが主成分であることから、天然のものに代えてL-Menthol/Menthoneの質量比が80/20〜65/35、消臭効果の点から好ましくは75/25〜70/30である調合香料を用いることができる。ハッカオイルはL-Menthol、Menthoneが主成分であることから、天然のものに代えてL-Menthol/Menthoneの質量比が70/30〜55/45、消臭効果の点から好ましくは65/35〜60/40である調合香料を用いることができる。ローズマリーオイルは1,8-Cineol、α,β-Pinene、Camphorが主成分であることから、天然のものに代えて1,8-Cineol/α,β-Pinene/Camphorの質量比が75/20/5〜50/30/20、消臭効果の点から好ましくは65/25/10〜55/25/20である調合香料を用いることができる。ユーカリプタスオイルは1,8-Cineol、Limoneneが主成分であることから、天然のものに代えて1,8-Cineol/Limoneneの質量比が95/5〜80/20、消臭効果の点から好ましくは90/10〜85/15である調合香料を用いることができる。マジョラムオイルはTerpinene-4-ol、Linaloolが主成分であることから、天然のものに代えてTerpinene-4-ol、Linaloolの質量比が80/20〜45/55、消臭効果の点から好ましくは75/25〜50/50である調合香料を用いることができる。
このようなハーブ系香料を液体洗浄剤組成物に用いると消臭作用を付与することができ、例えばスポンジなどの消臭では、スポンジに本発明の組成物を含ませると、初期の段階では優れた消臭効果を得ることができる。しかしながら、これら揮発性の有る成分は徐々に揮散しその効果を減じる。一方、本発明の(a)成分を併用すると消臭成分の揮散を抑制し消臭効果を持続させる効果を有する。
<その他成分>
本発明ではより消臭効果を高める目的から、25℃におけるpHを5.5〜8.5に調製し、該液体組成物をイオン交換水で10質量%に希釈した水溶液と、1質量%アンモニア水溶液の50:1(質量比)混合溶液の25℃におけるpHが7.0〜9.2で、かつ該液体組成物の10質量%水溶液と5質量%酢酸水溶液の50:1(質量比)混合溶液の25℃におけるpHが4.0〜7.0になるように緩衝能を付与することが好適である。このような緩衝能を付与する手段として25℃における第1番目の酸解離指数pK1と第2番目の酸解離指数pK2の差が1.7以上である有機多塩基酸及び/又はその塩〔以下、(e)成分という〕を消臭有効量で含有することが好適である。
本発明で使用する有機多塩基酸の、pK1、pK2は電位差滴定法を用いて測定できる値であって、例えば電位差自動滴定装置(京都電子工業株式会社製AT310J)等の測定装置が市販されており、測定可能である。また、pK1、pK2は各種の化学物質に関する物理定数を掲げた文献に記載されており(例えば日本化学会編「化学便覧基礎編改訂2版」、昭和56年9月20日発行、993頁丸善株式会社等)、開放されたデータベース(Compudrug社 pkaBASE等)により求めることができる。
本発明で使用する有機多塩基酸のpK1、pK2は、その差が1.7以上であることを要し、特に2.0以上であることが好ましい。また、この有機二塩基酸は塩として含有されていても良く、例えば、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩等の塩として、好ましくはカリウム、ナトリウム等のアルカリ金属の塩として含有してもよい。更にはその塩は一塩、二塩又は混合塩であっても良い。又は対応する塩基とともに酸の状態で含有させてもよい。これらの有機二塩基酸では、pK1とpK2の差が大きいために、pK1とpK2の間がフラットな滴定曲線となり、緩衝能が大きくなる。これを反映して、優れた消臭効果が示される。
(e)成分の具体的に好ましい化合物としては、マレイン酸(pK1;1.75、pK2;5.83)、2−メチルマロン酸(pK1;3.05、pK2;5.76)、2−エチルマロン酸(pK1;2.96、pK2;5.81)、2−t−ブチルマロン酸(pK1;2.92、pK2;7.04)、2,3−ジメチルコハク酸(pK1;3.92、pK2;6.00)2,3−ジエチルコハク酸(pK1;3.63、pK2;6.46)、アルキル鎖又はアルケニル鎖の炭素数が8〜18のアルキル又はアルケニルコハク酸(pK1は4.1付近、pK2は6.1付近)などを挙げることができる。
また、本発明の液体洗浄剤組成物は、貯蔵安定性を向上させる目的でハイドロトロープ剤〔以下、(f)成分という〕を含有することが好ましい。ハイドロトロープ剤としてはトルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、クメンスルホン酸及びこれらのナトリウム、カリウムあるいはマグネシウム塩が良好であり、特にp−トルエンスルホン酸が良好である。
本発明では貯蔵安定性の改善剤、又は粘度調節剤として溶剤〔以下、(g)成分という〕を含有することができる。溶剤の具体例としては、エタノール、イソプロピルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、イソプレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルから選ばれる水溶性有機溶媒が好ましい。
<液体洗浄剤組成物>
本発明の液体洗浄剤組成物は(a)成分を0.1〜10質量%、好ましくは0.3〜7質量%、より好ましくは0.5〜5質量%含有することが洗浄効果の点から好ましい。(b)成分を5〜50質量%、好ましくは10〜40質量%含有することが好ましい。(c)成分を1〜20質量%、好ましくは1〜15質量%、より好ましくは2〜15質量%含有することが洗浄性能を高める上で好ましい。(d)成分を0.0005〜1質量%、好ましくは0.0005〜0.07質量%含有することが消臭性能を高める点から好ましい。また、洗浄力および泡立ち性の点から(b)成分と(c)成分は、(b)/(c)=20/1〜1/1、更に10/1〜1/1、特に5/1〜1/1(質量比)であることが好ましい。
さらに本発明では(f)成分、(g)成分を貯蔵安定性、及び好ましい粘度に調整する目的から用いることが好ましく、組成物中に(f)成分を0.1〜10質量%、更に0.5〜5質量%、特に1.0〜5質量%含有することが好適である。また、(g)成分を、組成物中に1〜20質量%、更に2〜20質量%、特に2〜15質量%含有することが好適である。
本発明の組成物は、上記成分を水に溶解又は分散させた液状の形態であり、水の含有量は貯蔵安定性の点から好ましくは20〜60質量%、更に好ましくは30〜60質量%、より好ましくは40〜60質量%、特に好ましくは45〜55質量%である。また、該組成物の20℃におけるpHを6〜8、好ましくは6.5〜7.5にすることが貯蔵安定性や皮膚への安全性の点から好ましい。pH調整剤としては塩酸や硫酸など無機酸や、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸などの有機酸などの酸剤や、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、アンモニアやその誘導体、モノエタノールアミンやジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアミン塩など、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ剤を、単独もしくは複合して用いることが好ましく、特に塩酸、硫酸、クエン酸から選ばれる酸と水酸化ナトリウムや水酸化カリウムから選ばれるアルカリ剤を用いることが好ましい。いずれの化合物も、粘度特性に対し大きな影響のない範囲で配合される。
本発明の組成物の20℃における粘度は、使い勝手の点から、好ましくは10〜1000mPa・s、より好ましくは30〜700mPa・s、特に好ましくは50〜500mPa・sである。このような粘度には、例えば上記(f)成分、(g)成分などを用いて調整する。
本発明でいう粘度は以下のようにして測定する。まずTOKIMEC.INC製B型粘度計モデルBMに、ローター番号No.3のローターを備え付けたものを準備する。試料をトールビーカーに充填し20℃の恒温槽内にて20℃に調整する。恒温に調整された試料を粘度計にセットする。ローターの回転数を30r/mに設定し、回転を始めてから60秒後の粘度を本発明の粘度とする。
その他の成分としては、粘度特性に影響のない限り、通常液体洗浄剤に配合されている成分を配合することができる。例えば、(d)成分以外の香料成分、除菌成分、防腐剤、濁り剤、着色剤が挙げられる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、食器、調理器具の洗浄、台所回りの洗浄など、硬質表面用(特に台所用)の液体洗浄剤組成物として好適である。
本発明の液体洗浄剤組成物は、該組成物をスポンジなどの可撓性材料(好ましくは水を含む)に染み込ませ、直接食器や調理用器具に接触させて洗浄を行う方法において、泡立ち性及び泡の持続性に優れ、且つ洗浄時又はすすぎ時の食器のぬるつきを抑制することができる。
表1に示す成分を用いて液体洗浄剤組成物を調製した。これら組成物の洗浄時の感触、およびすすぎ時の感触、並びに消臭性能を下記の方法で評価した。結果を表1に示す。また、表2に本発明の効果を有する台所用液体洗浄剤組成物を例示する。
<感触評価>
菜種油(メーカー名:シグマアルドリッチジャパン(株)lot No:A2381)に0.1質量%の色素(スダンレッド、メーカー名:東京化成工業(株)lot No:GM01)を均一に混ぜ込んだモデル油汚れ1gを陶器皿に均一に塗り広げたものをモデル汚染食器とした。
市販の新品スポンジ(10.5cm×7.5cm×4.0cm、材質:ポリウレタンフォーム、商品名:キクロン、販売元:キクロン株式会社)を水道水でもみ洗いし、水道水の含有量が15gになるまで絞った後、表1の組成物1gと水道水30gを染み込ませた。モデル汚染食器上で上記スポンジを2〜3回手でもみ泡立たせた後、モデル汚染食器5枚を擦り洗いし、洗っている最中のぬるつきを下記基準で官能評価を行った。次に、擦り洗いしたモデル汚染食器を水道水ですすぎ、すすぎ最中のぬるつきのとれやすさを下記基準で官能評価を行った。
[洗浄時のぬるつきの基準]
あまりぬるつかない:○
ややぬるつく:△
非常にぬるつく:×
[すすぎ時のぬるつきのとれやすさの基準]
すぐにぬるつきがとれる:○
ぬるつきがとれるまでにやや時間がかかる:△
ぬるつきがとれるまでに時間がかかる:×
<消臭性能評価方法>
市販のポリプロピレン容器(商品名:ラストロウェアNEO KEEPER(11.0cm×9.0cm×4.0cm、Stock No.:B−1803)、メーカー名:岩崎工業(株))の内壁表面を市販の液体クレンザー(商品名:ホーミングクレンザー、メーカー名:花王(株)、Lot.No.K510653)1.0gと水道水20ml(25℃)を含浸させたスポンジ(前記感触評価と同じもの)で1分間擦り洗いを行い、表面に微細な傷を付けたモデル中古容器を作成した。市販の即席カレールー(商品名:カレーマルシェ、メーカー名:ハウス食品株式会社AKC製)を2.0g上記容器内に塗布し、蓋をした後、室温にて1昼夜静置した。スポンジ(前記感触評価と同じもの)を水道水でもみ洗いし、水道水の含有量が15gになるまで絞った後、表1の組成物1gと水道水30gを染み込ませた。モデル容器上で上記スポンジを2〜3回手でもみ泡立たせた後、上記容器を1分間擦り洗いし、風乾させた。洗浄後の上記容器の匂いを20歳〜40歳代の男性および女性10人(各5人ずつ)のパネルに嗅いでもらい、臭いが感知されない場合を2点、臭いが何の臭いかかろうじて感知できた場合を1点、臭いが楽に感知できた場合を0点として平均値を求め、消臭性能を評価した。なお平均値1.5点以上を合格とした。
Figure 2006002091
Figure 2006002091
(注)表中の記号は以下のものを表す。
・GE−2EH:2−エチルヘキシルモノグリセリルエーテル((a)成分のモノグリセリルエーテル98質量%、(c3)の含有量2質量%)
・GE−isoC5:イソアミルモノグリセリルエーテル(モノグリセリルエーテル95質量%、異性体及び多量体の合計5質量%)
・GE−C8:n−オクチルモノグリセリルエーテル(モノグリセリルエーテル98質量%、異性体及び多量体の合計2質量%)
・GE−C10:n−デシルモノグリセリルエーテル(モノグリセリルエーテル96質量%、異性体及び多量体の合計4質量%)
・MG−2EH:2−エチルヘキサン酸モノグリセライド(ジグリセライド、トリグリセライドの混合物、グリセライド中のモノグリセライドの含有量は80質量%)
・AG−2EH:アルキル基が2−エチルヘキシル基であるアルキルグリコシド、グルコースの平均縮合度は1.3
・EO−2EH:ポリエチレングリコール2−エチルヘキシルエーテル、エチレングリコール平均付加モル数4
・AG−IN:アルキル基がイソノニル基であるアルキルグリコシド、グルコースの平均縮合度は1.3
・AG−ID:アルキル基がイソデシル基であるアルキルグリコシド、グルコースの平均縮合度は1.3
・ES−I:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム〔原料アルコールは、1−デセン及び1−ドデセン50/50(質量比)を原料にヒドロホルミル化して得られたアルコールである。このアルコールにEOを平均2モル付加させた後、三酸化イオウにより硫酸化し、水酸化ナトリウムで中和した。全ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム中の全ポリオキシエチレン分岐鎖アルキルエーテル硫酸エステルナトリウムの割合は42質量%であった。〕
・AO−I:N−ラウリル−N,N−ジメチルアミンオキシド
・AO−II:N−ラウリン酸アミドプロピル−N,N−ジメチルアミンオキシド
・スルホベタイン:N−ラウリル−N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−1−スルホプロピル)アンモニウムスルホベタイン
・ノニオン−I:炭素数12、13混合アルキル2級アルコールに、EOを平均7モル付加させたもの(ソフタノール70H、日本触媒株式会社製)
・ノニオン−II:アルキル基の組成が炭素数12/炭素数14=60/40(モル比)混合アルキルで、グルコシド平均縮合度1.5のアルキルグルコシド
・p−TS:p−トルエンスルホン酸ナトリウム
・PG:プロピレングリコール
・防腐剤:プロキセルBDN(アビシア株式会社製)
pH:1N−硫酸水溶液又は1N−水酸化ナトリウムを用いて調整した。
・なお、実施例1、及び配合例1〜6は全て、イオン交換水で10質量%に希釈した水溶液と、1質量%アンモニア水溶液の50:1(質量比)混合溶液の25℃におけるpHが7.0〜9.2の範囲に入り、かつ該液体組成物の10質量%水溶液と5質量%%酢酸水溶液の50:1(質量比)混合溶液の25℃におけるpHが4.0〜7.0の範囲に入る。

Claims (1)

  1. (a)下記一般式(1)の化合物を0.1〜10質量%、(b)炭素数10〜18の炭化水素基を有する陰イオン界面活性剤を5〜50質量%、(c)炭素数8〜18の炭化水素基を有するアミンオキシド型界面活性剤、炭素数8〜18の炭化水素基を有する両性界面活性剤、及び炭素数8〜18の炭化水素基を有するアルカノールアミド型界面活性剤から選ばれる界面活性剤を1〜20質量%(d)セージオイル、タイムオイル、バジルオイル、ペパーミントオイル、ハッカオイル、ローズマリーオイル、ユーカリプタスオイル及びマジョラムオイルから選ばれる1種以上を0.0005〜1質量%、並びに水を含有する液体洗浄剤組成物。
    1a−A−B (1)
    〔式中、R1aは3級炭素又は4級炭素を1つ以上有する炭素数7〜10のアルキル基であり、Aは−O−、−NH−から選ばれる基である。また、Bはヒドロキシ基を2〜10個有する総炭素数3〜12の基及び−(R1bO)a−H(ここでR1bは炭素数2又は3のアルキレン基であり、aは平均付加モル数であり、1〜5の数を示す)から選ばれる基である。〕
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