JP2019213782A - 樹脂の臭気低減化剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】オレフィン系樹脂に付着浸透した食品由来の臭気を効果的に低減できるオレフィン系樹脂の臭気低減化剤、及びオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法の提供。【解決手段】(a)モノカルボン酸と一価又は二価のアルコールとのモノエステル又はジエステルであって、総炭素数が8以上30以下である化合物から選ばれる1種以上を含有する、オレフィン系樹脂の臭気低減化剤。【選択図】なし

Description

本発明は、オレフィン系樹脂の臭気低減化剤及びオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法に関する。
一般にポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂は、食材などを保存するための保存容器として常用されている。またこのような容器にはカレーなど特徴的なニオイを有する食材を密封して保存する目的で頻繁に使われる。しかしながらこのような特徴的な臭いは食器洗浄剤で洗浄しても除去できないばかりか、洗浄後放置しておくと臭い戻りが生じ、使う段階で不快を感じる場合が度々生じる。このため樹脂に付着浸透した臭気を効果的に低減できる技術が求められている。
特許文献1には、(a)アニオン界面活性剤と、(b)両性界面活性剤および半極性型界面活性剤からなる群より選ばれる1種以上と、(c)特定のグリコール系溶剤と、(d)特定のアルカノールを含有する食器用洗浄剤がプラスチック容器などの食器を洗浄した際に、汚れと食材臭を単に除去できるだけでなく、その後、プラスチック容器を保管した後に感じる臭いも抑制できる技術が開示されているが、まだ十分満足できるレベルではない。
特許文献2には、特定の脂肪酸エステルを含有するCIP用洗浄剤組成物が開示されている。これは、フレーバーを含有する飲料を製造する際に配管のエラストマーやゴムを材料とするパッキン部(シール部)に残存するフレーバーを効率的に除去する技術を開示するものである。しかしながら、オレフィン系樹脂に浸透した臭気を除去し臭い戻りを抑制することを示唆するものではない。
特許文献3には、実質的に油、水、界面活性剤系および補助溶剤からなるマイクロエマルジョンの形の清浄剤において、油剤として、特定の脂肪酸エステルを含有する、皮膚の清浄または硬質表面の手による清浄のための清浄剤が開示されている。しかしながら、この清浄剤は、実質上タイルなどの硬質表面の手洗いによる油汚れを除去する目的で研究された技術であり、オレフィン系樹脂に浸透した臭気を除去し臭い戻りを抑制することを示唆するものではない。
特許文献4には、ワセリンなどの炭化水素油を皮膚軟化剤として用いる手洗い用液体食器洗浄剤組成物、特許文献5にはパラフィン油を発泡抑制剤に用いる、高アルカリ性の業務用食器洗浄機のためのコンパクトな清浄剤が開示されているが、いずれもオレフィン系樹脂に浸透した臭気を除去し臭い戻りを抑制することを示唆するものではない。
特開2014−218542号公報 特開2005−314583号公報 特開平10−36900号公報 特表2014−511415号公報 特表2001−500915号公報
本発明は、オレフィン系樹脂に付着浸透した食品由来の臭気を効果的に低減できるオレフィン系樹脂の臭気低減化剤、及びオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法を提供する。
本発明は、(a)モノカルボン酸と一価又は二価のアルコールとのモノエステル又はジエステルであって、総炭素数が8以上30以下である化合物から選ばれる1種以上[以下、(a)成分という]を含有する、オレフィン系樹脂の臭気低減化剤に関する。
また本発明は、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂と接触させる、オレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法に関する。
本発明によれば、オレフィン系樹脂に付着浸透した食品由来の臭気を効果的に低減できるオレフィン系樹脂の臭気低減化剤、及びオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法が提供される。
〔樹脂の臭気低減化剤〕
<(a)成分>
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤は、(a)成分として、モノカルボン酸と一価又は二価のアルコールとのモノエステル又はジエステルであって、総炭素数が8以上30以下である化合物から選ばれる1種以上を含有する。
(a)成分の総炭素数は、臭気低減化の観点から、8以上、そして、30以下、好ましくは25以下、より好ましくは22以下である。また(a)成分の総炭素数は、(a)成分そのものの臭いを基材に残留させない観点(以下、基剤臭の観点ともいう)から、好ましくは10以上、そして、好ましくは22以下である。
(a)成分の原料となるモノカルボン酸の炭素数は、好ましくは1以上、より好ましくは2以上、更に好ましくは5以上、そして、好ましくは20以下、より好ましくは18以下である。但し、モノカルボン酸の炭素数は、(a)成分の総炭素数が前記範囲となるように制限される。
(a)成分の原料となる一価又は二価のアルコールの炭素数は、好ましくは1以上、より好ましくは2以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは12以下、更に好ましくは8以下、より更に好ましくは6以下である。但し、一価又は二価のアルコールの炭素数は、(a)成分の総炭素数が前記範囲となるように制限される。
(a)成分としては、臭気低減化の観点から、下記一般式(1)で表される化合物、及び一般式(2)で表される化合物から選ばれる1種以上が好ましい。
Figure 2019213782
[一般式(1)中、R11は、炭素数1以上20以下の炭化水素基であり、R21は、炭素数1以上18以下の炭化水素基である。但し、R11及びR21の合計炭素数は7以上29以下である。]
Figure 2019213782
[一般式(2)中、R12、R13は、それぞれ独立に、炭素数1以上20以下の炭化水素基であり、R22は、炭素数1以上18以下の炭化水素基である。但し、R12、R13及びR22の合計炭素数は6以上28以下である。]
一般式(1)中、R11及びR21の合計炭素数は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、7以上、好ましくは9以上、そして、29以下、好ましくは25以下、より好ましくは21以下である。
11の炭素数は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、1以上、そして、20以下、好ましくは17以下である。R11は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、炭化水素基、好ましくはアリール基、アラルキル基、直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基であり、より好ましくは直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基、更に好ましくは直鎖のアルキル基、又は直鎖のアルケニル基である。
21の炭素数は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、1以上、好ましくは3以上、そして、20以下、好ましくは15以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは8以下である。R21は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、炭化水素基、好ましくはアリール基、アラルキル基、直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基、より好ましくは直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基である。
但し、R11及びR21の各炭素数は、R11及びR21の合計炭素数が前記範囲となるように制限される。
一般式(2)中、R12、R13及びR22の合計炭素数は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、6以上、好ましくは8以上、そして、28以下、好ましくは20以下、より好ましくは18以下、更に好ましくは12以下である。
12、R13の各炭素数は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、それぞれ独立に、1以上、そして、20以下、好ましくは18以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下、より更に好ましくは2以下である。R12、R13は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、炭化水素基、好ましくはアリール基、アラルキル基、直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基であり、より好ましくは直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基であり、更に好ましくは直鎖のアルキル基、又は直鎖のアルケニル基である。
22の炭素数は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、1以上、好ましくは2以上、より好ましくは4以上、そして、18以下、好ましくは16以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは8以下である。R22は、臭気低減化及び基剤臭の観点から、炭化水素基、好ましくはアリーレン基、アラルキレン基、直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基、又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニレン基であり、より好ましくは直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基、又は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニレン基であり、更に好ましくは直鎖のアルキレン基、又は直鎖のアルケニレン基である。
但し、R12、R13及びR22の各炭素数は、R12、R13及びR22の合計炭素数が前記範囲となるように制限される。
(a)成分としては、より具体的には、ヘキサン酸エチル(総炭素数8)、フェニル酢酸メチル(総炭素数9)、trans−2−オクテン酸メチル(総炭素数9)、ヘキサン酸プロピル(総炭素数9)、オクタン酸メチル(総炭素数9)、酢酸2−エチルへキシル(総炭素数10)、ヘキサン酸ブチル(総炭素数10)、オクタン酸イソプロピル(総炭素数11)、デカン酸メチル(総炭素数11)、ラウリン酸エチル(総炭素数14)、メタクリル酸ドデシル(総炭素数16)、ミリスチン酸イソプロピル(総炭素数17)、オレイン酸メチル(総炭素数19)、オレイン酸エチル(総炭素数20)、オクタデカン酸ブチル(総炭素数22)、及びヘキシレングリコールジアセタート(総炭素数10)から選ばれる1種以上が挙げられ、臭気低減化および基剤臭の観点から、酢酸2−エチルへキシル、ヘキサン酸ブチル、ラウリン酸エチル、メタクリル酸ドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル、オクタデカン酸ブチル、及びヘキシレングリコールジアセタートから選ばれる1種以上が好ましく、酢酸2−エチルへキシル、ヘキサン酸ブチル、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル、オクタデカン酸ブチル、及びヘキシレングリコールジアセタートから選ばれる1種以上がより好ましい。
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤は、(a)成分を、臭気低減化及び基剤臭の観点から、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下、好ましくは50質量%以下、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、より更に好ましくは6質量%以下、より更に好ましくは3質量%以下含有する。
<(b)成分>
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤は、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、(b)成分として、界面活性剤を含有することが好ましい。
(b)成分としては、非イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、両性界面活性剤、及び陽イオン界面活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテル、グリコシド型非イオン界面活性剤(アルキルグリコシド等)、脂肪酸アルカノールアミド、ソルビタン系非イオン界面活性剤、アルキルモノグリセリルエーテル、脂肪酸グリセリンモノエステル、蔗糖脂肪酸エステル、及びアミンオキサイドから選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤が挙げられ、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテルが好ましい。
ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテルのアルキル基又はアルケニル基の炭素数は、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、好ましくは6以上、より好ましくは8以上、更に好ましくは10以上、そして、好ましくは22以下、より好ましくは18以下、更に好ましくは16以下である。
アルキレンオキサイドの平均付加モル数は、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、好ましくは0超、より好ましくは1以上、更に好ましくは3以上、より更に好ましくは5以上、そして、好ましくは50以下、より好ましくは30以下、更に好ましくは20以下、より更に好ましくは15以下である。
アルキレンオキサイドは、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、好ましくはエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、及びブチレンオキサイドから選ばれる1種以上であり、より好ましくはエチレンオキサイド、及びプロピレンオキサイドから選ばれる1種以上であり、更に好ましくはエチレンオキサイドである。
陰イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレン基を有する陰イオン界面活性剤、例えばポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルアリールエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩、及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテルカルボン酸塩から選ばれる1種以上が挙げられる。前記陰イオン界面活性剤が有するアルキル基、アルケニル基の炭素数は8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは14以下であり、オキシアルキレン基の平均付加モル数は、0.1以上、好ましくは0.3以上、そして、10以下、好ましくは5以下である。
また、陰イオン界面活性剤としては、アルキル硫酸塩が挙げられる。アルキル硫酸塩のアルキル基は、炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは14以下が好ましい。
陰イオン界面活性剤の塩は、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、有機アンモニウム塩などが挙げられ、アルカリ金属塩が好ましい。
両性界面活性剤としては、アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルスルホベタイン、及びアルキルアミドプロピル−N,N−ジメチル−プロピルスルホベタイン等から選ばれる1種以上が挙げられる。
陽イオン界面活性剤としては、炭素数8以上16以下のアルキル基を1つ有するモノアルキルトリメチルアンモニウム塩、炭素数8以上14以下のアルキル基を2つ有するジアルキルジメチルアンモニウム塩、及び炭素数8以上14下のアルキル基を1つ有するアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩から選ばれる1種以上が挙げらる。
(b)成分としては、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、非イオン界面活性剤、及び陰イオン界面活性剤から選ばれる1種以上が好ましく、ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテル、及びアルキル硫酸塩から選ばれる1種以上がより好ましく、ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテルが更に好ましい。
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤は、(b)成分を、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、好ましくは1質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは8質量%以上、より更に好ましくは10質量%以上、そして、好ましくは50質量%以下、より好ましくは35質量%以下、更に好ましくは25質量%以下、より更に好ましくは15質量%以下含有する。
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤において、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比(b)/(a)は、臭気低減化効果の点からをの観点から、好ましくは100以下、より好ましくは50以下、更に好ましくは20以下、より更に好ましくは15以下であり、貯蔵安定性の点から好ましくは0.1以上、より好ましくは1以上、更に好ましくは5以上である。
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤は、水を含有することが好ましい。水は金属成分を除去したイオン交換水や蒸留水、あるいは次亜塩素酸を0.5ppm以上10ppm以下程度溶解させた次亜塩素酸滅菌水などを使用することができる。水は組成物の残部であり、全体を100質量%とする量で含有される。
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤は、水を、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、好ましくは15質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは50質量%以上、そして、好ましくは95質量%以下、より好ましくは90質量%以下含有する。
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤において、水以外の成分中、(a)成分と(b)成分の合計含有量は、臭気低減化及び貯蔵安定性の観点から、好ましくは70質量%以上、より好ましくは80質量%以上、更に好ましくは90質量%以上、より更に好ましくは95質量%以上であり、また100質量%であってもよい。
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤には、(a)成分、(b)成分以外のその他の成分として、分散剤、キレート剤、増粘剤、香料、色素、溶剤、防腐剤等を含有することができる。
本発明のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤において、25℃におけるpHが、臭気低減化及び手肌への低刺激性の観点から、好ましくは4以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは6以上、そして、好ましくは9以下、より好ましくは8以下である。このようなpHへ調整するpH調整剤としては、硫酸、塩酸、リン酸から選ばれる無機酸、クエン酸、りんご酸、マレイン酸、フマール酸、コハク酸、乳酸、グリコール酸から選ばれる有機酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどの無機アルカリ剤を用いて行われる。pHの測定はガラス電極法のpHメーターにて行うことができる。
本発明の作用機序に関しては詳細は不明であるが、本発明者らは以下のように考える。食品由来の臭気の原因にはテルペン系炭化水素や低級脂肪酸やそのエステル、あるいはラクトン化合物などがあると考えられ、これらはオレフィン系樹脂と親和性があり、長時間の接触で浸透・保持される。また、このような浸透した臭気成分は時間と共に徐々に環境に拡散し、臭いを発する。通常の洗浄に用いられる界面活性剤などは樹脂表面の洗浄には効果が得られるが、浸透した臭気成分までは除去することができない。本発明の(a)成分は、臭気成分とオレフィン系樹脂の両方に親和性があり、しかも適度な分子サイズを有するため、オレフィン系樹脂に適度に浸透し臭気成分を溶解でき、しかもオレフィン系樹脂への浸透力が弱いため、臭気成分を溶解したまま除去ができるものと考えている。
〔樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法〕
本発明は、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂と接触させる、オレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法である。
付着浸透した食品由来の臭気を低減させる対象のオレフィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどのオレフィン系樹脂を素材とするものが挙げられ、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリスチレンから選ばれる1種以上からなるオレフィン系樹脂が好ましい。また処理対象とする前記オレフィン系樹脂は、具体的には、オレフィン系樹脂を素材とする硬質物品であり、より具体的には、オレフィン系樹脂を素材とする食器、食材の保存容器、調理器具などである。
本発明のオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法では、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を、液状で、食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂に接触させることが好ましい。
本発明のオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法では、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を、希釈せずに液状で、食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂に接触させることが好ましい。
本発明のオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法では、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を、希釈せずに液状で、食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂に接触させ、機械力などの外力をかけずに洗浄することが好ましい。
本発明のオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法では、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を、希釈せずに液状で、食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂に接触させ、機械力などの外力をかけずに放置して洗浄することが好ましい。
前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を、食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂に接触させる方法としては、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤に前記オレフィン系樹脂を浸漬させる方法や、前記オレフィン系樹脂に前記樹脂の臭気低減化剤を液状で塗布又はスプレイヤーを用いて液状で噴霧する方法が挙げられる。
機械力などの外力をかけずに食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂を洗浄するとは、例えば、組成物の接触以外に、洗浄のための意図的な操作を行わないことである。例えば、接触させた組成物が食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂の表面を自然に流下することや、洗浄を意図しない振動が食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂に伝わることなどは、機械力などの外力をかけずに食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂を洗浄すると理解できる。
前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を希釈せずに食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂と接触させる、とは、該樹脂の臭気低減化剤を、意図的に水などで希釈した後、食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂と接触させないことである。例えば、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を水滴等が付着したオレフィン系樹脂と接触させたり、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤をオレフィン系樹脂に接触させた後、オレフィン系樹脂に水滴が付着したりする場合は、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を希釈せずに食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂と接触させていると理解できる。
放置した後は、オレフィン系樹脂を水で濯ぐ。濯ぐ際は、手などで外力(物理的力)を掛けてもよく、単に水流ですすいでもよい。
オレフィン系樹脂に食品由来の汚れが付着している場合、本発明のオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法を行う前に、前洗浄として、一般の食器用洗浄剤を用いて、スポンジ等の可撓性材料や手指等の外力をかけて食品由来の汚れをオレフィン系樹脂から除去することが好ましい。
本発明の(a)成分、任意の(b)成分を含む濃厚組成物を調製しておき、該濃厚組成物を水で希釈して本発明に用いるオレフィン系樹脂の臭気低減化剤を調製し、食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂に液状で接触させてもよい。すなわち、本発明の(a)成分、任意の(b)成分を含有する濃厚組成物を水で希釈して本発明に用いるオレフィン系樹脂の臭気低減化剤を調製し、該組成物を、希釈せずに液状で食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂と接触させ、機械力などの外力をかけずに洗浄する方法であってもよい。
本発明のオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法では、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を、対象物であるオレフィン系樹脂の表面積100cmに対して、好ましくは0.1g以上、より好ましくは0.3g以上、更に好ましくは0.4g以上、そして、好ましくは5g以下、より好ましくは3g以下、更に好ましくは2g以下の割合で接触させる、更に、液状で、浸漬、塗布又は噴霧することが好ましい。
本発明のオレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法では、臭気低減化及び樹脂表面の保護の観点から、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤をオレフィン樹脂に接触後、好ましくは10秒以上、より好ましくは20秒以上、更に好ましくは30秒以上、より更に好ましくは40秒以上、より更に好ましくは50秒以上、より更に好ましくは1分以上、そして、好ましくは60分以下、より好ましくは30分以下、更に好ましくは20分以下、より更に好ましくは10分以下、より更に好ましくは5分以下放置する。この場合、液状の前記組成物が最初にオレフィン系樹脂に接触した時点を放置の開始としてよい。
なお、放置する際の温度は、室温、例えば、10℃以上30℃以下が挙げられる。
前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤に前記オレフィン系樹脂を浸漬させる場合は、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤を収容した浸漬槽を用いて行うことができる。浸漬槽は、一般的にシンクと表現されているものを使用することができる。業務用で使用されるシンクの容積は、厨房に於ける洗浄室の広さにより異なるが、例えば、0.1m以上3m以下のものが挙げられる。前記オレフィン系樹脂は、前記オレフィン系樹脂の臭気低減化剤の処理液に完全に浸漬することが好ましい。前記オレフィン系樹脂を完全に浸漬する容積を有する浸漬槽と前記処理液の量を組み合わせることが好適である。
下記配合成分を用いて、表1〜3に示すオレフィン系樹脂の臭気低減化剤を調製し、以下の項目について評価を行った。結果を表1〜3に示す。
表1〜3のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤は、常法により調製した。即ち、室温(25℃)で、適量のイオン交換水に(b)成分を添加した溶液に、(a)成分、又は(a’)成分を溶解させて調製した。調製した各オレフィン系樹脂の臭気低減化剤のpH(25℃)は6程度であった。なお、表1〜3中の配合成分の質量%は、全て有効分に基づく数値である。
<配合成分>
(a)成分
・(a−1):ヘキサン酸エチル(総炭素数8、一般式(1)中、R11が炭素数5のアルキル基、R21が炭素数2のアルキル基である化合物)
・(a−2):フェニル酢酸メチル(総炭素数9、一般式(1)中、R11が炭素数7のアラルキル基、R21が炭素数1のアルキル基である化合物)
・(a−3):trans−2−オクテン酸メチル(総炭素数9、一般式(1)中、R11が炭素数7のアルケニル基、R21が炭素数1のアルキル基である化合物)
・(a−4):ヘキサン酸n-プロピル(総炭素数9、一般式(1)中、R11が炭素数5のアルキル基、R21が炭素数3のアルキル基である化合物)
・(a−5):オクタン酸メチル(総炭素数9、一般式(1)中、R11が炭素数7のアルキル基、R21が炭素数1のアルキル基である化合物)
・(a−6):酢酸2−エチルへキシル(総炭素数10、一般式(1)中、R11が炭素数1のアルキル基、R21が炭素数8のアルキル基である化合物)
・(a−7):ヘキサン酸n-ブチル(総炭素数10、一般式(1)中、R11が炭素数5のアルキル基、R21が炭素数4のアルキル基である化合物)
・(a−8):オクタン酸イソプロピル(総炭素数11、一般式(1)中、R11が炭素数7のアルキル基、R21が炭素数3のアルキル基である化合物)
・(a−9):デカン酸メチル(総炭素数11、一般式(1)中、R11が炭素数9のアルキル基、R21が炭素数1のアルキル基である化合物)
・(a−10):ラウリン酸エチル(総炭素数14、一般式(1)中、R11が炭素数11のアルキル基、R21が炭素数2のアルキル基である化合物)
・(a−11):メタクリル酸ドデシル(総炭素数16、一般式(1)中、R11が炭素数3のアルケニル基、R21が炭素数12のアルキル基である化合物)
・(a−12):ミリスチン酸イソプロピル(総炭素数17、一般式(1)中、R11が炭素数13のアルキル基、R21が炭素数3のアルキル基である化合物)
・(a−13):オレイン酸メチル(総炭素数19、一般式(1)中、R11が炭素数17のアルケニル基、R21が炭素数1のアルキル基である化合物)
・(a−14):オレイン酸エチル(総炭素数20、一般式(1)中、R11が炭素数17のアルケニル基、R21が炭素数2のアルキル基である化合物)
・(a−15):オクタデカン酸n-ブチル(総炭素数22、一般式(1)中、R11が炭素数17のアルキル基、R21が炭素数4のアルキル基である化合物)
・(a−16):ヘキシレングリコールジアセタート(総炭素数10、一般式(2)中、R12及びR13が炭素数1のアルキル基、R22が炭素数6のアルキレン基である化合物)
(a’)成分((a)成分の比較成分)
・(a’−1):ミリスチン酸2−オクチルドデシル(総炭素数34、一般式(1)中、R11が炭素数13のアルキル基、R21が炭素数20のアルキル基である化合物)
・(a’−2):ステアリン酸ステアリル(総炭素数36、一般式(1)中、R11が炭素数17のアルキル基、R21が炭素数18のアルキル基である化合物)
(b)成分
・(b−1):ポリオキシエチレン(6)ラウリルエーテル(アルキル基の炭素数12、エチレンオキシド平均付加モル数6)、エマルゲン108(花王(株)製)
・(b−2):ポリオキシエチレン(9)ラウリルエーテル(アルキル基の炭素数12、エチレンオキシド平均付加モル数9)、エマルゲン109P(花王(株)製)、
・(b−3):ポリオキシエチレン(7)アルキル(C12−14)エーテル(炭素数12〜14の分岐鎖2級アルキル基、エチレンオキシド平均付加モル数7)、ソフタノール70H((株)日本触媒製)
・(b−4):ドデシル硫酸ナトリウム(東京化成工業(株)製)
[官能評価試験]
オレフィン系樹脂基板(1.0mm(厚さ)×25mm(横)×70mm(縦)、材質:ポリプロピレン、メーカー名:(株)エンジニアリングテストサービス)に市販の即席カレールー(商品名:ボンカレーゴールド中辛 メーカー名:大塚食品(株))0.5gをオレフィン系樹脂基板の片面に均一に塗り広げたものを室温にて15時間以上静置し、モデル汚染樹脂基板とした。
市販の新品スポンジ(10.5cm×7.5cm×4.0cm、材質:ポリウレタンフォーム、商品名:キクロン、販売元:キクロン株式会社)を水道水でもみ洗いし、水道水の含有量が10gになるまで絞った後、食器用洗剤(商品名:キュキュットクリア除菌、販売元:花王(株)(※未賦香のものを配合))1gと水道水20gを染み込ませた。上記スポンジを2〜3回手でもみ泡立たせた後、モデル汚染樹脂基板を擦り洗いし、紙ワイパー(商品名:キムタオル、メーカー:日本製紙クレシア(株))で拭き取った。拭き取った後のモデル汚染樹脂基板を表1〜3のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤を20mLに前記樹脂基板の全面が浸かるように浸漬させ、表1〜3に記載の時間浸漬したのち、水道水ですすぎ、前記と同じ紙ワイパーで拭き取った。浸漬後の前記樹脂基板の臭いを下記基準で官能評価を行った。
官能評価は2名のパネラーにより浸漬後の前記樹脂基板の臭気について、下記の6段階評価を実施し、平均値を算出した。その点数が小さいほど、脱臭効果に優れているといえる。ウェーバー-フェヒナーの法則(Weber−Fechner law)から、臭い強度の感じ方は臭い濃度の対数に比例する(I=KlogC(I:においの感覚量 K:定数 C:におい物質の量))といわれ、下記の1段階の強度低下から推測される匂い濃度の減少効果は明確に認知できる。結果を表1〜3に示す。
前記評価と同時に2名のパネラーにより(a)成分そのものの臭い[基剤臭]が浸漬後の前記樹脂基板から発するかどうかを下記の評価基準で評価し、2名のパネラーの評価の合計点を求めた。その点数が小さいほど、基剤臭が少ないことがいえる。結果を表1〜3に示す。
(臭い低減性評価の判定基準)
5:強烈な臭い
4:強い臭い
3:楽に感知できる臭い
2:何の臭いかわかる臭い
1:やっと感知できる臭い
0:無臭
なお、評価点5の強烈な臭いとは臭気低減化剤で処理していないモデル汚染樹脂基板と同等の臭いレベルであり、評価点0の無臭とは即席カレールーも臭いが全くしないことを意味し、他の判断基準で評価する臭いもすべてカレールーに起因する臭いで判断する。評価点2はカレールーに起因する臭いであることがかすかに分かる程度(検知閾値)であり、評価点1は何の臭いか分からないが臭いの存在をかすかに感じる程度(検知閾値)である。
(基剤臭評価の判定基準)
0:基剤臭がする
1:基剤臭が全くしない
なお、基剤臭とは臭気低減化剤そのものの臭いを評価するものであり、食材に由来する臭いについては考慮に入れない。臭いの質が異なるため、訓練したパネラーであれば、基剤臭と食材由来の臭いは十分区別可能である。
Figure 2019213782
Figure 2019213782
Figure 2019213782
表3中、臭い低減性評価のうち結果が、「−」の実施例は表の項目に記載の評価試験を実施しなかったことを意味する。

Claims (5)

  1. (a)モノカルボン酸と一価又は二価のアルコールとのモノエステル又はジエステルであって、総炭素数が8以上30以下である化合物から選ばれる1種以上[以下、(a)成分という]を含有する、オレフィン系樹脂の臭気低減化剤。
  2. (a)成分が下記一般式(1)で表される化合物、及び一般式(2)で表される化合物から選ばれる1種以上である、請求項1に記載のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤。
    Figure 2019213782

    [一般式(1)中、R11は、炭素数1以上20以下の炭化水素基であり、R21は、炭素数1以上18以下の炭化水素基である。但し、R11及びR21の合計炭素数は7以上29以下である。]
    Figure 2019213782

    [一般式(2)中、R12、R13は、それぞれ独立に、炭素数1以上20以下の炭化水素基であり、R22は、炭素数1以上18以下の炭化水素基である。但し、R12、R13及びR22の合計炭素数は6以上28以下である。]
  3. 更に、(b)界面活性剤[以下、(b)成分という]を含有する、請求項1又は2に記載のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤。
  4. (b)成分が、ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテル、及びアルキル硫酸塩から選ばれる1種以上である、請求項3に記載のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載のオレフィン系樹脂の臭気低減化剤を食品由来の臭気が付着浸透したオレフィン系樹脂と接触させる、オレフィン系樹脂から食品由来の臭気を低減させる方法。

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