JP3255637B1 - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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Abstract

【要約】 【課題】 可撓性吸収体に少量の水と洗浄液を染込ませ
て洗う方法において、高い洗浄効果と効果の持続性を発
揮する液体洗浄剤組成物を提供する。 【解決手段】 界面活性剤、ハイドロトロープ剤、水溶
性有機溶媒の特定量と水とを含有し、20℃における粘
度が300〜1000mPa・sの液体洗浄剤組成物で
あって、該組成物を水で希釈した場合の粘度が、組成物
の希釈濃度10〜60重量%の範囲内において最大値を
示す、可撓性吸収体に直接含浸させて使用するための液
体洗浄剤組成物

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体洗浄剤組成物
に関する。特にスポンジやタオルなどの可撓性吸収体に
直接含浸させ、水と伴に被洗浄物表面を擦ることにより
洗浄する方法に適した液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】洗浄剤
には、被洗浄物に付着した強固な汚れを落とすために高
い洗浄性と、洗浄剤を可撓性吸収体に含浸させて洗浄す
る場合、一度の含浸操作で行える洗浄作業時間の持続性
が求められている。特に、食器や調理器具の洗浄につい
ては、洗浄剤の水希釈液に食器などを接触させながらス
ポンジやタオルなどの可撓性吸収体で擦り洗いする方法
も知られているが、日本やブラジル、インドでは洗浄液
と少量の水とを可撓性吸収体に直接染み込ませて食器な
どを擦り洗いする方法が一般的であり、このような方法
においても一度の含浸処理で多くの食器を洗えるような
持続性のある液体洗浄剤が求められている。
【0003】特表平11−503477号公報には少量
の水で濃密化できる界面活性剤組成物をスポンジなどの
吸着担体に含ませ、その後吸着担体と界面活性剤組成物
を水を用いて処理することで界面活性剤組成物を吸着担
体中で濃密化させ、界面活性剤の流出を放出を延長させ
る洗浄方法が開示されている。しかしながら、この技術
は洗浄効果そのものが満足できるものではない。また実
施例に記載されている具体的な液体洗浄剤を参酌する限
り、横軸に水で希釈した場合の洗浄剤濃度、縦軸に希釈
時の粘度をとった場合、洗浄剤の希釈濃度が80重量%
という、高い濃度で粘度の最大値を示すため、洗浄剤が
流出しやすく、持続性においても十分な効果を発揮でき
ない。
【0004】特表平11−513067号公報には、界
面活性剤濃度の高い洗浄液をゲル化させずに水に溶解さ
せる食器用洗浄剤に関する技術が開示されている。この
技術はゲル化防止剤を配合することで、高い界面活性剤
濃度における洗剤のゲル化を防止するものである。しか
しながら、該公報に開示された組成物は、少量の水と洗
浄液を可撓性吸収体に含浸させて洗浄した場合に多くの
食器を洗浄することができない。
【0005】特開平6−33099号公報には、界面活
性剤、パール化剤及び粘度調整剤を配合し粘度が200
〜4000cps(mPa・s)であり、ブルックフィ
ールド降伏値が5〜100pである液体洗浄剤が記載さ
れているが、本先行技術は、パール化剤と特定の粘度を
有することでスポンジに直接塗布した際のスクイズ量が
視認しやすいというものであり、可撓性吸収体に直接染
み込ませて食器などを擦り洗いする場合に洗浄効果の持
続性を向上させるための技術ではない。
【0006】特開2000−248293号公報及び特
開2000−273500号公報には、5倍希釈後の粘
度が100〜1000mPa・s、好ましくは200〜
800mPa・sの範囲にあることを要件とする食器用
の洗浄剤が記載されているが、これらは原液を希釈して
使用するための洗浄剤であり、原液自体を直接可撓性吸
収体に含浸させて使用するものではない。
【0007】本発明の課題は、可撓性吸収に少量の水と
洗浄液を染込ませて食器等の被洗浄物を洗う方法におい
て高い洗浄効果と洗浄効果の持続性を発揮する液体洗浄
剤組成物を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、界面活性剤3
0〜60重量%、ハイドロトロープ剤0.01〜5重量
%、水溶性有機溶媒0.01〜10重量%及び水を含有
し、20℃における粘度が300〜1000mPa・s
の液体洗浄剤組成物であって、該組成物を水で希釈した
場合の20℃における粘度の最大値が、希釈濃度10〜
60重量%の範囲内に存在する、可撓性吸収体に直接含
浸させて使用するための液体洗浄剤組成物に関する。
【0009】本発明でいう粘度は以下のようにして測定
する。まずTOKIMEC.INC製B型粘度計モデル
BMに、ローター番号No.3のローターを備え付けた
ものを準備する。試料をトールビーカーに充填し20℃
の恒温槽内にて20℃に調製する。恒温に調製された試
料を粘度計にセットする。ローターの回転数を30r/
mに設定し、回転を始めてから60秒後の粘度を本発明
の粘度とする。
【0010】また、本発明において希釈濃度とは、液体
洗浄剤組成物を水で希釈する場合の液体洗浄剤組成物の
濃度を指す。例えば希釈濃度60重量%とは、液体洗浄
剤60重量部と水40重量部を混合した場合の状態を指
す。
【0011】
【発明の実施の形態】<液体洗浄剤組成物の粘度特性>
本発明の液体洗浄剤組成物は、20℃における粘度が3
00〜1000mPa・s、より好ましくは400〜9
00mPa・s最も好ましくは500〜900mPa・
sである。高すぎる粘度は、可撓性吸収体への含浸に時
間がかかるため、洗浄作業開始時に洗浄剤組成物が被洗
浄表面に過剰に付着してしまい洗浄剤を無駄にしてしま
う。また低すぎる粘度は洗浄剤組成物の流出を早めるた
め、十分な洗浄持続性を発揮できない。
【0012】洗浄持続性について言えば、特表平11−
503477号公報には、少量の水の添加により濃密化
できる界面活性剤組成物を使用することで、スポンジか
らの界面活性剤の流出をコントロールすることが可能に
なることが開示されており、その実施例には低い希釈率
で濃密化できる配合例が記載されている。しかしながら
本発明者等が実際に実験を行ったところ、十分な洗浄持
続性を得るためには、洗浄剤がスポンジ内で容易に濃密
化されることではなく、比較的高い希釈率において、粘
稠になる性質を持つことが重要であること見出した。具
体的には、水で洗浄剤組成物を希釈する場合、洗浄剤組
成物濃度が10〜60重量%、好ましくは10〜50重
量%の範囲内で、最大の粘度値を持つものである。この
場合、希釈前の粘度よりも最大値が小さいものであって
もよい。
【0013】より好ましい粘度特性は、最大粘度値その
値は好ましくは1000mPa・sを越える値、より好
ましくは1200mPa・sを越える値であり、使い勝
手の面より2500mPa・s以下、特には2000
Pa・s以下が好ましい。
【0014】<界面活性剤>本発明で規定する粘度特性
を達成する上で、また洗浄力の面から、界面活性剤とし
て炭素数10〜16、好ましくは炭素数10〜14のア
ルキル基を有するポリオキシアルキレンアルキルエーテ
ル硫酸エステル塩を用いることが好ましく、目的の粘度
に調整するために、より好ましくはアルキル基が分岐鎖
1級アルキル基であるアルコール、最も好ましくは、直
鎖1−アルケンをヒドロホルミル化して得られた分岐鎖
アルコールを原料にして製造されたポリオキシアルキレ
ンアルキルエーテル硫酸エステル塩である。ここで、ヒ
ドロホルミル化とは鉄、コバルトあるいはニッケル等の
カルボニル錯体を触媒として用い直鎖1−アルケンに一
酸化炭素を付加させてアルコールを得る方法であり、直
鎖アルキル基とメチル分岐アルキル基を含有するアルコ
ールが得られる。本発明ではこのようなアルコールにア
ルキレンオキシド、好ましくはプロピレンオキサイド
(以下、POと表記する)あるいはエチレンオキサイド
(以下、EOと表記する)、より好ましくはEOを付加
させる。平均付加モル数は、好ましくは1.5〜6.
0、より好ましくは1.6〜4.0、最も好ましくは
1.8〜3.0が洗浄性能と目的の粘度を達成するため
に好ましい。このようにして得られたアルキレンオキシ
ド付加物をさらに三酸化イオウあるいはクロルスルホン
酸でスルホン化し、アルカリ剤で中和してポリオキシア
ルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩を得ることが
できる。アルカリ剤としては水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸マグネシウム、アンモニア、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミンが好ましく、さらに好
ましくは水酸化ナトリウム、、水酸化カリウム、水酸化
マグネシウムである。このようにして得られたポリオキ
シアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩はポリオ
キシアルキレン分岐鎖アルキルエーテル硫酸エステル塩
を含むものであり、全ポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル硫酸エステル塩中に存在するポリオキシアルキレ
ン分岐鎖アルキルエーテルの重量比は20〜70重量
%、好ましくは20〜60重量%が目的の粘度を達成す
るために好ましい。
【0015】本発明の液体洗浄剤組成物は、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩を15〜5
0重量%、さらに20〜45重量%、特に25〜40重
量%含有することが、洗浄効果及び目的の粘度に調整す
るために好ましい。
【0016】本発明の液体洗浄剤組成物には、目的の粘
度を達成するためにアミンオキシド型界面活性剤を配合
することが好ましい。アミンオキシド型界面活性剤は炭
素数が8〜18のアルキル基又はアルケニル基を1つ有
し、炭素数2以下のアルキル基を2つ有するものが好ま
しい。
【0017】水希釈時の粘度の最大値を高希釈域にシフ
トできるという点で、アミンオキシド型界面活性剤とし
ては、下記一般式(i)の化合物が最も好ましい。
【0018】
【化2】
【0019】〔式中、R1は炭素数8〜16、好ましく
は10〜16、特に好ましくは10〜14の直鎖アルキ
ル基又はアルケニル基であり、R3、R4は炭素数1〜3
のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。R2
炭素数1〜5、好ましくは2又は3のアルキレン基であ
る。Aは−COO−、−CONH−、−OCO−、−N
HCO−、又は−O−から選ばれる基、好ましくは−C
ONH−基である。rは0又は1の数である。〕。
【0020】本発明の液体洗浄剤組成物は、アミンオキ
シド型界面活性剤を好ましくは1〜10重量%、特に好
ましくは3〜9重量%含有する。なお、本発明の粘度特
性を達成する上で、前記ポリオキシアルキレンアルキル
エーテル硫酸エステル塩との比率が、ポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル硫酸エステル塩/アミンオキシド
として、2/1〜10/1、特には3/1〜10/1
(いずれも重量比)であることが望ましい。
【0021】本発明の液体洗浄剤組成物には、洗浄効果
を高め、且つ粘度を制御するために、下記一般式(ii)
〜(iv)から選ばれる非イオン界面活性剤をさらに配合
することが好ましく、配合量は好ましくは1〜20重量
%、特に好ましくは3〜15重量%である。 R5−O(EO)nH (ii) 〔式中、R5は平均炭素数10〜20、好ましくは10
〜18の一級の直鎖アルキル基、分岐鎖アルキル基又は
二級のアルキル基である。EOはエチレンオキサイドで
あり、nは平均付加モル数として5〜20である。〕 R6−O[(EO)p/(PO)q]H (iii) 〔式中、R6は平均炭素数10〜20、好ましくは10
〜18の一級のアルキル基である。EOはエチレンオキ
サイド、POはプロピレンオキサイドを示す。pは5〜
15、qは1〜5である。EOとPOはランダム付加又
はEOを付加した後、POを付加してもよく、またその
逆のようなブロック付加体でもよい。〕 R7−(OR8)xy (iv) 〔式中、R7は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜18のアル
キル基、アルケニル基、又はアルキルフェニル基、R8
は炭素数2〜4のアルケニル基、Gは炭素数5又は6の
還元糖に由来する残基、xは平均値0〜6の数、yは平
均値1〜10の数を示す。〕。
【0022】本発明では一般式(ii)又は一般式(iv)
の化合物が好ましく、特に一般式(ii)において2級ア
ルキル型非イオン界面活性剤及び/又は一般式(iv)の
化合物において還元糖の平均縮合度yが1〜3の化合物
の1種以上を使用することが最も好ましい。
【0023】本発明では更に高希釈域においても、粘度
特性を有するために、下記一般式(v)及び/または
(vi)で示されるベタイン型両性界面活性剤を含有する
ことが好ましい。
【0024】
【化3】
【0025】〔式中、R5は炭素数8〜16、好ましく
は10〜16、特に好ましくは10〜14の直鎖アルキ
ル基又はアルケニル基であり、R6、R7は炭素数1〜3
のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。〕
【0026】
【化4】
【0027】〔式中、R8は炭素数8〜16、好ましく
は10〜16、特に好ましくは10〜14の直鎖アルキ
ル基又はアルケニル基であり、R9、R10は炭素数1〜
3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。〕。
【0028】本発明の液体洗浄剤組成物には、上記界面
活性剤以外の界面活性剤を配合することができるが、目
的の粘度を損なわないことが重要である。陰イオン界面
活性剤としては通常液体洗浄剤に使用する直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩を
配合しても差し支えないが、これらの配合量は上記性質
を満足するために5重量%以下、好ましくは3重量%以
下が好ましい。
【0029】本発明の液体洗浄剤組成物は、アルカリ金
属及び/又はアルカリ土類金属を好ましくは0.5〜1
0重量%、より好ましくは1〜5重量%含有することが
望ましい。なお、本発明においてアルカリ金属及びアル
カリ土類金属は、イオン化したもの及び解離していない
ものの両方を含むものとする。本発明者らはポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩が比較的多
量に存在する系では、特定粘度範囲内の組成物におい
て、特定濃度のこれらアルカリ金属及び/又はアルカリ
土類金属が粘度の安定化に効果を示すことを見出した。
アルカリ金属としてはナトリウム、カリウムが良好であ
り、アルカリ土類金属としてはマグネシウムが良好であ
り、特にアルカリ金属及びアルカリ土類金属の合計に対
してマグネシウムが1〜50重量%、好ましくは3〜4
0重量%含まれることが本発明の粘度に調整するために
好ましい。本発明において、これらアルカリ金属及びア
ルカリ土類金属の量は、陰イオン界面活性剤の対イオン
や他の成分から取り込まれたものすべてを含み、含有量
が足りない場合は、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫
酸マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
マグネシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化マグネシウムから選ばれる無機塩の1種以上を上記
範囲に入るように添加すればよい。また、含有量が多す
ぎる場合には電気透析などの手法を用いて塩を除去する
ことが好ましい。このようなアルカリ金属及び/又はア
ルカリ土類金属は例えば組成物全体を通常の原子吸光法
などの無機分析法により定量することで求めることがで
きる。
【0030】<ハイドロトロープ剤>本発明の液体洗浄
剤組成物は、貯蔵安定性を向上させる目的でハイドロト
ロープ剤を含有することが好ましいが、本発明の条件を
満足するため注意を払う必要がある。ハイドロトロープ
剤としてはトルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、
クメンスルホン酸及びこれらのナトリウム、カリウムあ
るいはマグネシウム塩が良好であり、特にp−トルエン
スルホン酸が良好である。目的の粘度特性を得るため
に、本発明に係る組成物は、ハイドロトロープ剤を0.
01〜5重量%、好ましくは0.5〜5重量%、最も好
ましくは1〜5重量%含有する。
【0031】<水溶性有機溶媒>本発明では目的の水溶
性粘度に、調整するために溶剤を配合することが好まし
い。溶剤としては(1)炭素数1〜5の1価アルコー
ル、(2)炭素数4〜12の多価アルコール、(3)下
記の一般式(vii)で表される化合物、(4)下記の一
般式(viii)で表される化合物、(5)下記の一般式
(ix)で表される化合物
【0032】
【化5】
【0033】〔式中、R11及びR12は、それぞれ水素原
子、炭素数1〜6のアルキル基、フェニル基又はベンジ
ル基を示すが、R11及びR12の双方が水素原子となる場
合を除く。sは0〜10の数を、tは0〜10の数を示
すが、s及びtの双方が0である場合を除く。R13及び
14は炭素数1〜3のアルキル基を示す。R15は炭素数
1〜8のアルキル基を示す。〕。
【0034】(1)の炭素数2〜5の1価アルコールと
しては、一般的にエタノール、プロピルアルコール、イ
ソプロピルアルコールが挙げられる。これらの低級アル
コールを配合することにより低温における系の安定性を
更に向上させることができる。
【0035】(2)の炭素数4〜12の多価アルコール
としては、イソプレングリコール、2,2,4−トリメ
チル−1,3−ペンタンジオール、1,8−オクタンジ
オール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、グリセリン等が挙げられる。
【0036】(3)の化合物は、一般式(vii)におい
て、R11、R12がアルキル基である場合の炭素数は1〜
4が特に好ましい。また、一般式(vii)中、EO及び
POの平均付加モル数のs及びtは、それぞれ0〜10
の数である(s及びtの双方が0である場合を除く)
が、これらの付加順序は特に限定されず、ランダム付加
したものであってもよい。(3)の化合物の具体例とし
ては、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロ
ピレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プロピ
レングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコ
ールジメチルエーテル、ポリオキシエチレン(p=2〜
3)ポリオキシプロピレン(p=2〜3)グリコールジ
メチルエーテル(pは平均付加モル数を示す)、ポリオ
キシエチレン(p=3)グリコールフェニルエーテル、
フェニルカルビトール、フェニルセロソルブ、ベンジル
カルビトール等が挙げられる。このうち、洗浄力及び使
用感の点から、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ポリオ
キシエチレン(p=1〜4)グリコールフェニルエーテ
ルが好ましい。
【0037】また、(4)の化合物としては、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジエチル−
2−イミダゾリジノンが好適なものとして例示され、
(5)の化合物としてはアルキルグリセリルエーテル化
合物が好適なものとして例示され、中でも一般式(ix)
中のR15が炭素数3〜8のアルキル基の化合物が好まし
い。
【0038】これらのなかでも本発明の性質を満たすた
めに(1)、(2)、(3)、(5)の水溶性有機溶媒
が好ましく、特にエタノール、イソプロピルアルコー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリ
ン、イソプレングリコール、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエー
テル、ペンチルグリセリルエーテル、オクチルグリセリ
ルエーテルから選ばれる水溶性有機溶媒が好ましい。
【0039】本発明に係る液体洗浄剤組成物は、このよ
うな水溶液有機溶媒を好ましくは1〜10重量%、より
好ましくは3〜8重量%含有することで粘度調整を行
う。更にエタノール等の低級アルコールは少量の添加で
液体洗浄剤組成物の希釈粘度特性を変えてしまうだけで
なく、ゲル化したり、容器の吐出口で詰まったりしやす
くなるので、配合には注意を有し、好ましくはエタノー
ル及び/又はイソプロピルアルコールの含有量が組成物
中3重量%を越えない量、より好ましくは2.8重量%
以下であることが望ましい。
【0040】<ゲル化防止重合体>本発明に係る組成物
に、ゲル化防止のための重合体、例えば特表平11−5
13067号公報に記載されているゲル化防止重合体、
とりわけポリアルキレングリコールを配合することは、
配合することにより適度な粘度を得ることができる場合
もあるが、希釈時に粘度を下げる性質を示すため、本発
明の粘度特性を得るために、控えることが好ましい。ポ
リアルキレングリコールの許される濃度は、2.0重量
%以下、より好ましくは1.5重量%以下、最も好まし
くは0.4重量%以下であるが、理想的には配合しない
で組成物を設計することが好ましい。ゲル化防止として
のポリアルキレングリコールの具体例としては、ポリエ
チングリコールを標準としたときのゲルパーミエーショ
ンクロマトグラフィーによって求められた重量平均分子
量が200〜3000のポリプロピレングリコール、及
びポリエチレングリコールが挙げられる。
【0041】<水及びその他の配合成分>本発明に係る
組成物は、上記成分及び水を配合した水溶液の形態であ
り、水の含有量は粘度の点から好ましくは20〜60重
量%、更に好ましくは30〜60重量%、より好ましく
は40〜60重量%、特に好ましくは45〜55重量%
である。また、該組成物の20℃におけるpHを6〜
8、好ましくは6.5〜7.5にすることが貯蔵安定性
や皮膚への安全性の点から好ましい。pH調整剤として
は塩酸や硫酸など無機酸や、クエン酸、コハク酸、リン
ゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸などの
有機酸などの酸剤や、水酸化ナトリウムや水酸化カリウ
ム、アンモニアやその誘導体、モノエタノールアミンや
ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどのアミ
ン塩など、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカ
リ剤を、単独もしくは複合して用いることが好ましく、
特に塩酸、硫酸、クエン酸から選ばれる酸と水酸化ナト
リウムや水酸化カリウムから選ばれるアルカリ剤を用い
ることが好ましい。いずれの化合物も、粘度特性に対し
大きな影響のない範囲で配合される。
【0042】その他の成分としては、粘度特性に影響の
ない限り、通常に液体洗浄剤に配合されている成分を配
合することができる。例えば、香料成分、防腐剤、濁り
剤、着色剤が挙げられる。
【0043】<可撓性吸収体及び洗浄方法>本発明は、
界面活性剤30〜60重量%を含有し、20℃における
粘度が300〜1000mPa・sである液体洗浄剤組
成物であって、該組成物を水で希釈した場合の20℃に
おける粘度の最大値が、希釈濃度10〜60重量%の範
囲内に存在する性質を有する液体洗浄剤組成物と水とを
含浸させた可撓性吸収体を用いて硬質表面を洗浄する洗
浄方法も提供する。
【0044】該粘度特性を示す液体洗浄剤組成物は、可
撓性吸収体に直接含浸させて少量の水とともに、好まし
くは硬質表面を被洗浄物とした場合に、被洗浄面を擦る
ことによって洗浄する洗浄方法に最適な液体洗浄剤組成
物であり、とりわけ食器、調理器具に対する洗浄に関し
て優れた洗浄力と洗浄持続性を示す。
【0045】ここで含浸とは液体洗浄剤組成物が可撓性
吸収体に染込むことを意味する。可撓性吸収体としては
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ナイロン、ポリ
プロピレン、ポリエステル、セルロース、ポリアクリル
アミド、ポリウレタンを原材料としたスポンジやたわし
が好ましく、特にポリウレタン、セルロースを原材料と
したものがよい。また、本発明では1回の洗浄工程に
0.1〜2gの洗浄液を可撓性吸収体に含浸させること
が好ましい。本発明の粘度特性を有する液体洗浄剤組成
物を用いる場合、可撓性吸収体に対して水を含浸させる
操作と液体洗浄剤組成物を含浸させる操作の順序は何れ
が先であっても優れた洗浄持続性を得ることができ、継
ぎ足し洗いにおいても同様である。本発明の食器洗浄方
法は、このように組成物と水とを含浸させた可撓性吸収
体で食器等の硬質表面を洗浄する工程を有する。この工
程は、組成物を含浸させた可撓性吸収体を食器に直接接
触させて擦り洗いする方法が好適である。洗浄後は食器
を水ですすぎ洗いする。
【0046】
【実施例】表1に示す成分を用いて液体洗浄剤組成物を
調製した。これら組成物の粘度の変化及び洗浄力を下記
の方法で評価した。結果を表1に示す。
【0047】<粘度の測定> ・液体洗浄剤組成物の粘度測定方法 TOKIMEC INC.製B型粘度計モデルBMにロ
ーター番号No.3のローターを備えた付けたものを準
備する。表1の液体洗浄剤組成物を粘度測定用ビーカー
に充填し20℃の恒温槽にて20℃に調製する。恒温に
調製された試料を粘度計にセットする。ローターの回転
数を30r/mに設定し、回転をはじめてから60秒後
の粘度を液体洗浄剤組成物の粘度とする。 ・希釈された液体洗浄剤組成物の粘度測定方法 表1の組成物をイオン交換水または蒸留水を用いて20
重量%、40重量%、60重量%、80重量%となるよ
うに希釈し、均一に攪拌する。希釈組成物を粘度測定用
ビーカーに移し20℃の恒温槽にて20℃に調製する。
恒温に調製された試料を粘度計にセットする。ローター
の回転数を30r/mに設定し、回転をはじめてから6
0秒後の粘度を測定する。
【0048】<洗浄力試験>サラダ油/牛脂を1/1の
重量比で混合し、さらに0.1重量%の色素(スタンレ
ッド)を均一に混ぜ込んだモデル油汚れ2gをメラミン
皿に均一に塗り広げたものをモデル汚染食器とした。
【0049】市販のスポンジ(可撓性吸収体、金鳥クリ
ーナーNo.5005、ポリウレタンフォーム)に表1
の組成物1g及び水道水15gを染み込ませ2〜3回手
でもみ泡立たせた。これを用いてモデル汚染食器を擦り
洗いし、洗浄(食器に付着した色が消えることにより確
認)できた皿の枚数を求めた。
【0050】
【表1】
【0051】(注)表中の記号は以下のものを表す。 ・ES−I:ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
ナトリウム〔原料アルコールは、1−デセン及び1−ド
デセン50/50(重量比)を原料にヒドロホルミル化
して得られたアルコールである。このアルコールにEO
を平均2モル付加させた後、三酸化イオウにより硫酸化
し、水酸化ナトリウムで中和した。全ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸ナトリウム中の全ポリオキシエ
チレン分岐鎖アルキルエーテル硫酸ナトリウムの割合は
42重量%であった。〕 ・ES−II:ポリオキシエチレンココナッツアルキルエ
ーテル硫酸アンモニウム(EO平均付加モル数2モル) ・ES−III:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫
酸アンモニウム(EO平均付加モル数4モル) ・AS:ラウリル硫酸アンモニウム塩 ・AO−I:N−ラウリル−N,N−ジメチルアミンオ
キシド ・AO−II:ラウリン酸アミドプロピルアミンオキサイ
ド ・ノニオン−I:C12、C13混合アルキル2級アルコー
ルに、EOを平均7モル付加させたもの(ソフタノール
70、日本触媒株式会社製) ・ノニオン−II:アルキル基の組成がC12/C14=60
/40混合アルキルで、グルコシド平均縮合度1.5の
アルキルグルコシド ・ノニオン−III:デカノールにEOを平均8モル付加
させたもの ・ベタイン:ラウリルジメチル酢酸ベタイン ・アミドプロピルベタイン:ラウリン酸アミドプロピル
ベタイン ・スルホベタイン:ラウリルジメチルヒドロキシスルホ
ベタイン ・脂肪酸ジエタノールアミド:パーム核油脂肪酸ジエタ
ノールアミド ・ポリプロピレングリコール:重量平均分子量1200 ・防腐剤:プロキセルBDN(アビシア株式会社社製) ・pH:1N−硫酸水溶液又は1N−水酸化ナトリウム
を用いて調整した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 信之 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社 研究所内 (56)参考文献 特開 平7−118695(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 17/08 C11D 1/29 C11D 1/75 C11D 1/90 C11D 3/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数10〜16のアルキル基を有する
    ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩
    を含む界面活性剤30〜60重量%、ハイドロトロープ
    剤0.01〜5重量%、水溶性有機溶媒0.01〜10
    重量%及び水を含有し、20℃における粘度が300〜
    1000mPa・sの液体洗浄剤組成物であって、該組
    成物を水で希釈した場合の20℃における粘度の最大値
    が、希釈濃度10〜60重量%の範囲内に存在する、可
    撓性吸収体に直接含浸させて使用するための液体洗浄剤
    組成物。
  2. 【請求項2】 水で希釈した場合の20℃における粘度
    の最大値が2500mPa・s以下である請求項1記載
    の液体洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】 水で希釈した場合の20℃における粘度
    の最大値が1000mPa・sを越える請求項1又は2
    記載の液体洗浄剤組成物。
  4. 【請求項4】 炭素数10〜16のアルキル基を有する
    ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩
    の含有量が15〜50重量%である請求項1〜3の何れ
    か1項記載の液体洗浄剤組成物。
  5. 【請求項5】 ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
    硫酸エステル塩が、分岐鎖1級アルキル基を有するもの
    である請求項1〜4の何れか1項記載の液体洗浄剤組成
    物。
  6. 【請求項6】 アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金
    属を0.5〜10重量%、並びにアミンオキシド型界面
    活性剤を1〜10重量%含有する請求項1〜5の何れか
    1項記載の液体洗浄剤組成物。
  7. 【請求項7】 ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
    硫酸エステル塩/アミンオキシドが重量比で2/1〜1
    0/1である請求項記載の液体洗浄剤組成物。
  8. 【請求項8】 アミンオキシド型界面活性剤が、下記一
    般式(i)で示されるものである請求項6又は7記載の
    液体洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中、R1は炭素数8〜16の直鎖アルキル基又はア
    ルケニル基であり、R3、R4は炭素数1〜3のアルキル
    基又はヒドロキシアルキル基である。R2は炭素数1〜
    5のアルキレン基である。Aは−COO−、−CONH
    −、−OCO−、−NHCO−、−O−から選ばれる基
    であり、rは0又は1の数である。〕
  9. 【請求項9】 ベタイン型両性界面活性剤を含有する請
    求項1〜何れか1項記載の液体洗浄剤組成物。
  10. 【請求項10】 炭素数10〜16のアルキル基を有す
    るポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル
    塩を含む界面活性剤30〜60重量%を含有し、20℃
    における粘度が300〜1000mPa・sである液体
    洗浄剤組成物であって、該組成物を水で希釈した場合の
    20℃における粘度の最大値が、希釈濃度10〜60重
    量%の範囲内に存在する性質を示す液体洗浄剤組成物と
    水とを含浸させた可撓性吸収体を用いて硬質表面を洗浄
    する洗浄方法。
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