JP2002289139A - 冷陰極放電ランプ - Google Patents
冷陰極放電ランプInfo
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Abstract
耗を低減でき、水銀封入量を増加させることなく長寿命
化が実現できる低圧放電ランプを提供する。 【解決手段】 発光管1の内部で筒状電極5と接続され
る導入線4aを、筒状電極5を形成する材料と同一の材
料にて形成する。
Description
装置等のバックライトに使用する冷陰極放電ランプに関
する。
光源として使用される冷陰極放電ランプは、ガラス管の
内面に蛍光体が塗布された発光管に電極として円筒や板
状の金属を設け、水銀などを封入して、放電により発光
管の内部で発生した紫外線により蛍光体を励起し可視光
を得るよう構成されている。
スプレイ装置の多様化に伴い、小型化、細径化、高輝度
化、長寿命化といった各種の検討が行われている。例え
ば、特開平4−137429号公報には、ランプ内での
スパッタリングによる水銀の消耗を抑制するために、筒
状電極の内面を導体で形成し、外面を絶縁体で形成して
負グロー放電が筒状電極の外周面に回り込まないように
構成した冷陰極放電ランプが提案されている。
構成された冷陰極放電ランプでは、管内壁のスパッタリ
ング物質による黒化や水銀の消耗は抑制できるものの、
高輝度が要求される大電流域での使用では、絶縁体で形
成された筒状電極の外側表面を越えて負グロー放電が内
部導入線に移行してしまう。このような状態では、筒状
電極と外部電源との接続を行うとともに発光管の気密封
着を行う目的で発光管内に引き出された導入線は筒状電
極に比べてスパッタリングに弱いため、前記導入線のス
パッタリング量の増加により発生するスパッタ物質が増
加してランプ内の水銀が消耗され、冷陰極放電ランプの
長寿命化を妨げることになる。
プは、均一な放電により電極部が覆われるよう構成した
ことを特徴とする。
ングを抑制して冷陰極放電ランプの長寿命化が図れる。
電ランプは、内面に蛍光体が塗布された発光管の端部に
外部電源と接続された導入線を設け、前記導入線の一端
を筒状電極と接続して放電によって前記発光管の内部で
発生した紫外線で前記蛍光体を励起して可視光を得る冷
陰極放電ランプであって、発光管の内部における前記導
入線の少なくとも一部を前記筒状電極を形成する材料と
同一の材料にて形成したことを特徴とする。
は、請求項1において、発光管の内部における導入線の
外面を筒状電極を形成する材料と同一の材料で覆ったこ
とを特徴とする。
は、内面に蛍光体が塗布された発光管の端部に外部電源
と接続された導入線を設け、前記導入線の一端を筒状電
極と接続して放電によって前記発光管の内部で発生した
紫外線で前記蛍光体を励起して可視光を得る冷陰極放電
ランプであって、発光管の内部における前記導入線の少
なくとも一部の表面を、前記筒状電極の内面を形成する
材料の仕事関数値よりも仕事関数値の高い材料にて形成
したことを特徴とする。
は、内面に蛍光体が塗布された発光管の端部に外部電源
と接続された導入線を設け、前記導入線の一端を筒状電
極と接続して放電によって前記発光管の内部で発生した
紫外線で前記蛍光体を励起して可視光を得る冷陰極放電
ランプであって、発光管の内部における前記導入線の少
なくとも一部の表面を絶縁皮膜で覆ったことを特徴とす
る。
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1と図2は、本発明の(実施の形態
1)を示す。
光体3が被着された発光管1の端部には、一端が外部電
源に接続され他端が導電性の筒状電極5と接続された導
入線4が設けられ、発光管1の内部には適切な量の水銀
と希ガスとが封入され密封されている。導入線4は、発
光管1の内部で筒状電極5の非放電側の端部と接続され
るとともに発光管1の気密封着を行う内部導入線4a
と、発光管1の外部で内部導入線4aを介して外部電源
と接続される外部導入線4bとから構成される。この導
入線4を介して筒状電極5に外部電源より電流が供給さ
れると、発光管1の内部で放電が生じ、この放電により
発生した紫外線により蛍光体3が励起され可視光が得ら
れる。
において、この実施の形態では、内部導入線4aへのス
パッタリング量を低減するために、内部導入線4aの外
面を筒状電極5と同一の材料で形成している。
て、ガラス管2はコバールガラス等の硬質ガラス材にて
形成され、その内面には、蛍光体3として三波長域発光
蛍光体が20μm程度の膜厚で被着されている。発光管
1には水銀及び希ガス(図示せず)が封入されている。
密封着する働きを有するため、ガラス管2を形成する硬
質ガラス材と膨張係数が近似した材料で、かつ導電性を
有するものが選択される。このような金属材料として
は、FeとNiとCoとの合金等よりなる金属材料が使
用できる。
aを形成するFeとNiとCoとの合金等などの金属材
料と同一の材料にて形成される。この内部導入線4aの
一端は筒状電極5とレーザ溶接などの溶接により接続さ
れ、内部導入線4aの他端は外部導入線4bに溶接によ
り接続される。
とが同一の材料にて形成された冷陰極放電ランプを用い
ると、負グロー放電の内部導入線4aへの集中的な放電
移行を抑制でき、均一な負グロー放電によって電極部が
覆われるため、内部導入線4aの外面が余分なスパッタ
リングにさらされることによる水銀の消耗を減少でき、
冷陰極放電ランプの長寿命化が図れる。
にさらされる内部導入線4aの外面を筒状電極5と同一
の材料からなる膜6で覆った構成としても良い。例え
ば、図1と同様に構成された冷陰極放電ランプにおい
て、ガラス管2がホウケイ酸ガラスからなり、内部導入
線4aがタングステンにて形成され、筒状電極5がニッ
ケルにて形成されている場合に、内部導入線4aの発光
管1の内部で露出する部分に、筒状電極5を形成する材
料と同じニッケルメッキ処理を施して膜6を形成する。
負グロー放電の内部導入線4aへの集中的な放電移行を
抑制でき、水銀の消耗を低減できる。なお、上記説明で
は、内部導入線4aがタングステンにて形成され、筒状
電極5がこのタングステンよりも仕事関数値の高いニッ
ケルにて形成された例を挙げて説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば、内部導入線4a
がタングステンにて形成され、筒状電極5がアルミニウ
ム、モリブデンなどの種々の金属材料にて形成される場
合にも同様の構成とすることができる。
ス材料と内部導入線4aとの組み合わせが制限されてい
たため使用できる内部導入線4aの種類が少なかったの
に対し、使用できる内部導入線4aの選択の幅が広がる
こととなる。また、上記のように内部導入線4aと筒状
電極5とを同じ材質にて形成する場合に比べて、内部導
入線4aの材料にかからわず筒状電極5の材料を選択で
きる。
の形態2)を示す。この(実施の形態2)では、内部導
入線4aの少なくとも一部の表面を筒状電極5の内面を
形成する材料の仕事関数値よりも高い仕事関数値の材料
にて形成した点で上記(実施の形態1)とは異なる。
すように、図1と同様に構成された冷陰極放電ランプに
おいて、ここではガラス管2はがホウケイ酸ガラス等の
硬質ガラス材にて形成され、内部導入線4aがこのガラ
ス管2を形成する硬質ガラス材の膨張係数と近似した材
料であるタングステン等にて形成されている。
れるものではなく、例えば、内部導入線4aと同一材料
からなるタングステンや、内部導入線4aを形成する材
料の仕事関数値よりも高い仕事関数値のニッケル等や、
仕事関数値の低いニオビウム等にて形成されている。
で露出する部分と筒状電極5の外表面は、膜7a,7b
にて覆われている。膜7a,7bは、内部導入線4aを
形成する材料の仕事関数値や筒状電極5を形成する材料
の仕事関数値よりも高い仕事関数値を持つ材料、例えば
内部導入線4aがタングステンで、筒状電極5がニオビ
ウムの場合には、銀などが使用され、蒸着により形成さ
れる。
は、内部導入線4aと筒状電極5の外周面が内部導入線
4aと筒状電極5を構成する材料の仕事関数値よりも高
い仕事関数値を有する材料にて被着されているため、主
に仕事関数値の低い材料を備えた筒状電極5の内面で負
グロー放電が進行することとなる。
余分なスパッタリングによる水銀の消耗を抑制でき、冷
陰極放電ランプの長寿命化が図れる。なお、上記説明で
は、膜7a,7bとして銀蒸着によるものを例に挙げて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
その他、内部導入線4aと筒状電極5の構成材料よりも
仕事関数の高い材料であればよく、その他、CrやCu
なども使用できる。
材料によるものを例に挙げて説明したが、膜7bの仕事
関数値が膜7aの仕事関数値より低い材料より構成され
た物や、膜7bを形成しないものでも同様の効果が得ら
れる。
の形態3)を示す。図3と同様に構成された冷陰極放電
ランプにおいて、この(実施の形態3)では、内部導入
線4aの外面と筒状電極5の外面を仕事関数値の大きい
材料にて覆う代わりに、内部導入線4aの少なくとも一
部の表面を絶縁被膜8a,8bで覆った点で上記(実施
の形態2)とは異なる。
なる内部導入線4aのガラス管2と当接する部分には酸
化膜9が形成されており、放電管1の内部における内部
導入線4aの外周面は、酸化膜9とガラス管2とのアロ
イ層により気密性が維持できる材料、例えば、ステンレ
スの426合金の酸化膜を形成する材料等からなる絶縁
物質などにて絶縁膜8aが形成されている。
外周面は、酸化膜などによる絶縁膜8bにて絶縁されて
いる。上記のように構成された冷陰極放電ランプは、内
部導入線4aと筒状電極5の外周面が絶縁材料や酸化膜
などにより絶縁されているため、導電性を有する筒状電
極5の内面側でのみ負グロー放電が進行し、筒状電極5
の外面と内部導入線4aでの余分のスパッタリングによ
る水銀消耗を低減できる。
および筒状電極5を覆う絶縁膜8a,8bは、絶縁効果
を得られるものであれば特に限定されるものではなく、
セラミック等の被着により絶縁されたものであっても同
様の効果が得られる。
を示す。まず、第1の実験として、図1に示す冷陰極放
電ランプを、以下の手順にて作成した。
m、内径が2.0mm、長さが300mのガラス管2の
内面に、色温度5000Kの三波長域発光蛍光体3を膜
厚が約20μmとなるように被着して発光管1を形成
し、発光管1の端部にはFeとNiとCoとの合金から
なる外径1.2mm、内径1.0mm、長さ5mmの有
底の筒状電極5を設けた。
状電極5を形成するFeとNiとCoとの合金と同一の
材料からなり外径が0.8mmの内部導入線4aを抵抗
溶接により接続した。
の3倍に相当する約1500μgの水銀を封入し、緩衝
ガスとしてアルゴン−ネオンの混合ガスを8kPa封入
して冷陰極放電ランプを作成し、これを試作ランプBと
した。
作ランプAを作成した。この試作ランプAは、筒状電極
5として、Fe,Ni,Co合金よりも仕事関数値が高
いニッケルにて形成され、その外周面に膜厚3μmの絶
縁層であるアルミナ層が被着されたホロー電極構成の筒
状電極5を用いた以外は試作ランプBと同様にして作成
した。
パッタリングによる水銀消耗が多くなる周囲温度0℃の
低温下で、高周波の正弦波点灯回路を用いてランプ電流
8mAで点灯実験を行ったところ、図5に示す測定結果
が得られた。なお、この図5は、各試作ランプを10本
づつ用いた時の点灯時間1000時間における水銀の消
耗量の平均値を示したものである。
パッタリングによるガラス管2の内壁の黒化が内部導入
線4aの付近に濃く広がっていたことから明らかなよう
に、負グロー放電が仕事関数値の小さい内部導入線4a
の付近に集中したため、水銀消耗量が1000〜140
0μgと高くなった。
一の材料にて形成された試作ランプBは、スパッタリン
グによるガラス管2の内壁の黒化が電極部全体に薄く広
がっていたことからも明らかなように、負グロー放電は
筒状電極5と内部導入線4aを覆うように均一になって
おり、負グロー放電の内部導入線4aへの集中的な放電
移行を抑制できた。その結果、水銀消耗量を試作ランプ
Aの約3分の1程度にまで抑えることができ、水銀封入
量を増やすことなく冷陰極放電ランプの寿命の改善効果
が得られた。
て、図2に示すように構成された冷陰極放電ランプを作
成した。ここでは、ホウケイ酸ガラスよりなるガラス管
2を用い、筒状電極5をニッケルにて形成した。内部導
入線4aはタングステンにて形成し、その外面にニッケ
ルメッキ処理を施して、膜厚5μm程度の膜6を形成し
た。そしてそれ以外は試作ランプAと同様にして、試作
ランプCを作成した。
ニウムにて形成し、内部導入線4aの外周面にアルミニ
ウムのメッキ処理を施して、膜厚5μm程度の膜6を形
成した試作ランプDを作成した。
1の実験と同様に点灯実験を行った。得られた測定結果
を図5に示す。試作ランプC,Dともに、スパッタリン
グによるバルブ内壁の黒化は電極部全体に薄く広がって
おり、負グロー放電は筒状電極5の内外面と内部導入線
4aの全体に広がって負グロー放電の内部導入線への集
中的な放電移行が抑制されていることが確認された。ま
た、図5に示すように、試作ランプCは水銀消耗量が3
00〜400μg、試作ランプDは水銀消耗量が350
〜450μgと水銀消耗量を低減でき、試作ランプBと
同様に水銀封入量を増やすことなく冷陰極放電ランプの
寿命の改善効果が得られた。この試作ランプCと試作ラ
ンプDは、材料の違いにより水銀消耗量に多少の差が生
じたが、基本的に同様の効果が得られた。さらに加え
て、電極部の構成上、試作ランプBの場合よりも筒状電
極5を形成する材料の選択範囲が広がり、幅広い応用が
可能となった。
を行った。図3に示すように構成された冷陰極放電ラン
プにおいて、ホウケイ酸ガラスよりなるガラス管2を用
い、内部導入線4aはタングステンにて形成した。筒状
電極5は、内部導入線4aよりも仕事関数値の高いニッ
ケルにて形成した。そして、内部導入線4aの外周面と
筒状電極5の外周面に、内部導入線4aを形成するタン
グステンおよび筒状電極5を形成するニッケルの仕事関
数値よりも高い仕事関数値を有する銀をスパッタ蒸着し
て、膜厚2μmの膜7a,7bを形成した。そしてそれ
以外は試作ランプCと同様にして、試作ランプEを作成
した。
4aよりも仕事関数値の低いニオビウムを用いた以外
は、試作ランプEと同様に構成された試作ランプFを作
成した。
めに、試作ランプGを作成した。この試作ランプGは、
試作ランプEにおいてスパッタ蒸着材料に仕事関数値の
低いアルミニウムを使用して膜7a,7bを形成したも
のである。
同様に点灯実験を行った。得られた測定結果を図5に示
す。試作ランプE,Fともに、スパッタリングによるバ
ルブ内壁の黒化は電極の線端部に集中しており、負グロ
ー放電は筒状電極5の内面に集中して内部導入線4aの
側には殆ど広がっておらず、負グロー放電の内部導入線
への集中的な放電移行が抑制されていることが確認され
た。そのため、試作ランプEは水銀消耗量が200〜3
00μg、試作ランプFは水銀消耗量が150〜250
μgと上記の試作ランプB,C,Dよりもさらに水銀消
耗量を低減できた。
よるバルブ内壁の黒化が筒状電極と内部導入線部に濃く
広がっていたことからも明らかなように、負グロー放電
は筒状電極5の内面ではなく筒状電極5の外周面と内部
導入線4aの全体に集中して、水銀消耗量が900〜1
400μgと大きいものとなった。
状電極5の外周面を内部導入線4aと筒状電極5の構成
材料の仕事関数値よりも高い仕事関数値の材料で被着す
ることで、負グロー放電は、主に仕事関数値の低い材料
を備えた筒状電極5の内面で進行し、筒状電極5の外面
と内部導入線4aでの余分のスパッタリングによる水銀
消耗が抑制され、水銀封入量を増量することなく冷陰極
放電ランプの寿命改善効果を増すことができる。
の実験を行った。図4に示す冷陰極放電ランプにおい
て、ホウケイ酸ガラスよりなるガラス管2を用い、内部
導入線4aをタングステンにて形成した。内部導入線4
aとガラス管2との当接部には、ガラスと酸化膜のアロ
イ層を形成することで気密性を維持できる材料であるス
テンレスの426合金により酸化膜9を形成した。筒状
電極5は鉄にて形成した。そして、筒状電極5と内部導
入線4aはレーザ溶接により接続し、その後、鉄にて形
成された筒状電極5の外周面にディッピングにより膜厚
1μmのアルミナの絶縁層5aを形成した。そしてそれ
以外は試作ランプEと同様にして、試作ランプHを作成
した。
に点灯実験を行った。得られた測定結果を図5に示す。
試作ランプHは、内部導入線4aと筒状電極5の外周面
が絶縁材料5a,4bで被着または酸化等により外周面
が絶縁されていたため、負グロー放電は筒状電極5の内
面にのみ集中して筒状電極5の外周面と内部導入線4a
には広がらず、スパッタリングによるバルブ内壁の黒化
は電極先端部にのみ集中していた。その結果、筒状電極
5の外面と内部導入線4aでの余分のスパッタリングに
よる水銀消耗を150〜200μgと低減でき、冷陰極
放電ランプの寿命改善効果を増すことができた。
は、筒状電極5として円筒状の有底のガラス管2を用い
た例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、無底のものでも適用でき、また、筒状電極
5の外側に皮膜が形成されて多層構造となったものであ
っても適用できる。
料、形、定格等は上記のものに限定されるものではな
い。
によると、内面に蛍光体が塗布された発光管の端部に外
部電源と接続された導入線を設け、前記導入線の一端を
筒状電極と接続して放電によって前記発光管の内部で発
生した紫外線で前記蛍光体を励起して可視光を得る冷陰
極放電ランプであって、発光管の内部における導入線を
筒状電極を形成する材料と同一の材料にて形成すること
で、負グロー放電の内部導入線への集中的な放電移行を
抑制でき、均一な負グロー放電により電極部が覆われる
ことで内部導入線の余分なスパッタリングによる水銀消
耗を低減でき、冷陰極放電ランプの長寿命化が図れる。
少なくとも一部の表面を、前記筒状電極の内面を形成す
る材料の仕事関数値よりも仕事関数値の高い材料にて形
成することや、発光管の内部における前記導入線の少な
くとも一部の表面を絶縁被膜で覆う構成によっても、負
グロー放電は主に筒状電極の内面で進行するようになる
ため、筒状電極の外面と内部導入線での余分のスパッタ
リングによる水銀消耗を抑制でき、上記と同様の効果が
得られる。
ランプの要部を示す断面図
陰極放電ランプの断面図
ランプの断面図
ランプの断面図
結果を示すグラフ
Claims (4)
- 【請求項1】 内面に蛍光体が塗布された発光管の端部
に外部電源と接続された導入線を設け、前記導入線の一
端を筒状電極と接続して放電によって前記発光管の内部
で発生した紫外線で前記蛍光体を励起して可視光を得る
冷陰極放電ランプであって、発光管の内部における前記
導入線の少なくとも一部を前記筒状電極を形成する材料
と同一の材料にて形成したことを特徴とする冷陰極放電
ランプ。 - 【請求項2】 発光管の内部における導入線の外面を筒
状電極を形成する材料と同一の材料で覆ったことを特徴
とする請求項1記載の冷陰極放電ランプ。 - 【請求項3】 内面に蛍光体が塗布された発光管の端部
に外部電源と接続された導入線を設け、前記導入線の一
端を筒状電極と接続して放電によって前記発光管の内部
で発生した紫外線で前記蛍光体を励起して可視光を得る
冷陰極放電ランプであって、発光管の内部における前記
導入線の少なくとも一部の表面を、前記筒状電極の内面
を形成する材料の仕事関数値よりも仕事関数値の高い材
料にて形成したことを特徴とする冷陰極放電ランプ。 - 【請求項4】 内面に蛍光体が塗布された発光管の端部
に外部電源と接続された導入線を設け、前記導入線の一
端を筒状電極と接続して放電によって前記発光管の内部
で発生した紫外線で前記蛍光体を励起して可視光を得る
冷陰極放電ランプであって、発光管の内部における前記
導入線の少なくとも一部の表面を絶縁被膜で覆ったこと
を特徴とする冷陰極放電ランプ。
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