JP2002287598A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002287598A
JP2002287598A JP2001091819A JP2001091819A JP2002287598A JP 2002287598 A JP2002287598 A JP 2002287598A JP 2001091819 A JP2001091819 A JP 2001091819A JP 2001091819 A JP2001091819 A JP 2001091819A JP 2002287598 A JP2002287598 A JP 2002287598A
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transfer
roller
cleaning
surface potential
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Soichiro Nishimura
惣一郎 西村
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Brother Industries Ltd
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    • G03G2221/18Cartridge systems
    • G03G2221/183Process cartridge

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易かつ低コストな構成により、画像形成動
作の前の処理時間を短縮して、迅速な画像形成を達成す
ることのできる画像形成装置を提供することにある。 【解決手段】 クリーニングローラ51に正バイアス
(600V)を印加している状態で、転写ローラ30に
転写逆バイアスを印加して、クリーニングローラ51と
対向接触する直前の感光ドラム27の表面電位を、第2
表面電位(約900〜1000V)とし、次いで、転写
ローラ30の転写バイアスを転写順バイアスに切り替え
て、クリーニングローラ51と対向接触する直前の感光
ドラム27の表面電位を、第1表面電位(約200〜4
00V)とする。これによって、クリーニングローラ5
1によるトナーの電気的な吸引および吐出を繰り返すこ
とにより、クリーニングローラ51のクリーニングを行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタな
どの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザプリンタなどの画像形
成装置には、感光ドラムと、その感光ドラムの周りに、
帯電器、スキャナ装置、現像ローラおよび転写ローラと
が、感光ドラムの回転方向に従って順次設けられている
プロセスユニットが備えられている。感光ドラムの表面
は、その感光ドラムの回転に伴なって、まず、帯電器に
より一様に帯電された後、スキャナ装置からのレーザー
ビームの高速走査により露光され、所定の画像データに
基づく静電潜像が形成される。一方、このプロセスユニ
ットには、現像ローラに供給するためのトナーが収容さ
れており、現像ローラには、そのトナーが供給されて、
薄層として現像ローラ上に担持されている。そのため、
現像ローラの回転により、その現像ローラ上に担持され
ているトナーが、感光ドラムと対向する時に、感光ドラ
ムの表面上に形成されている静電潜像に供給され、選択
的に担持されることによって可視像が形成される。その
後、感光ドラムの表面上に担持された可視像は、転写ロ
ーラと対向して、用紙が感光ドラムと転写ローラとの間
を通る間に、その用紙に転写される。
【0003】このような画像形成装置において、用紙に
転写された後に感光ドラム上に残存するトナーを、現像
ローラによって再び回収する、いわゆるクリーナレス方
式によって、トナーを回収するものが知られている。こ
のようなクリーナレス方式によって感光ドラム上の残存
トナーを回収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や、
廃トナーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成
の簡略化、小型化およびコストの低減化を図ることがで
きる。
【0004】しかるに、クリーナレス方式において、転
写後に残存トナーが多量に発生した場合には、残存トナ
ーが現像ローラによって回収しきれずに、次に感光ドラ
ム上に形成される可視像に対してその残存トナーの影響
が現われて、画像にゴーストを生じる場合がある。その
ため、このようなクリーナレス方式が採用されるプロセ
スユニットにおいては、感光ドラムの回転方向における
転写ローラの下流側に、さらに、導電性の弾性体からな
るクリーニングローラを、感光ドラムと接触するように
設けて、画像形成動作において、用紙への転写時には、
クリーニングローラに感光ドラムの表面電位よりも低い
バイアス(負バイアス)を印加して、感光ドラム上に残
存するトナーを一時的に回収する一方、用紙への非転写
時、つまり、順次画像が形成される用紙の間には、感光
ドラムの表面電位よりも高いバイアス(正バイアス)を
印加して、クリーニングローラによって一時的に回収さ
れているトナーを感光ドラム上に吐出し、その戻された
トナーを現像ローラによって回収するようにしている。
【0005】図5には、そのようなクリーニングローラ
を備えるプロセスユニットの従来例が示されている。図
5において、このプロセスユニット101では、感光ド
ラム102と、その感光ドラム102の周りに、帯電器
103、現像ローラ104、転写ローラ105、除電ラ
ンプ106およびクリーニングローラ107とが、感光
ドラム102の回転方向に従って順次設けられている。
【0006】また、帯電器103には帯電電源112が
接続されるとともに、現像ローラ104には現像バイア
スを印加するための現像バイアス印加電源109が、転
写ローラ105には転写バイアスを印加するための転写
バイアス印加電源110が、クリーニングローラ107
にはクリーニングバイアスを印加するためのクリーニン
グバイアス印加電源111が、それぞれ接続されてい
る。そして、帯電電源112、現像バイアス印加電源1
09、転写バイアス印加電源110、除電ランプ106
およびクリーニングバイアス印加電源111が、制御回
路108に接続されており、この制御回路108によっ
て制御されている。
【0007】そして、感光ドラム102の表面は、その
感光ドラム102の回転に伴なって、まず、帯電電源1
12の作動によって帯電器103において一様に帯電さ
れた後、図示しないスキャナ装置からのレーザービーム
の高速走査により静電潜像が形成され、次いで、現像バ
イアス印加電源109によって現像ローラ104に現像
バイアスが印加されることにより、現像ローラ104上
に担持されているトナーが、その静電潜像に供給される
ことによって可視像が形成される。その後、感光ドラム
102の表面上に担持された可視像は、転写ローラ10
5と対向した時に、転写バイアス印加電源110によっ
て転写ローラ105に転写バイアスが印加されることに
より、用紙が感光ドラム102と転写ローラ105との
間を通る間に用紙に転写される。
【0008】そして、このような用紙への転写時におい
て、転写後の感光ドラム102の表面は、除電ランプ1
06によって露光され、その表面電位が一定のレベルま
で一様に下げられた後、クリーニングローラ107と対
向した時に、制御回路108がクリーニングバイアス印
加電源111を制御して、クリーニングローラ107に
感光ドラム102の表面電位よりも低い負バイアスを印
加することによって、その残存するトナーを電気的に吸
引して一時的に回収し、また、用紙への非転写時におい
て、制御回路108がクリーニングバイアス印加電源1
11を制御して、クリーニングローラ107に感光ドラ
ム102の表面電位よりも高い正バイアスを印加するこ
とによって、クリーニングローラにより一時的に回収さ
れているトナーを感光ドラム102上に電気的に吐出
し、その戻されたトナーを現像ローラ105によって回
収するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
画像形成装置においては、通常、画像形成動作の前に、
クリーニングローラ107に回収され残存しているトナ
ーや、転写ローラ105に付着しているトナーのクリー
ニングを行なうようにしている。すなわち、クリーニン
グローラ107のクリーニングは、除電ランプ106に
よって一定のレベルまで下げられた感光ドラム102の
表面電位を基準として、制御回路108がクリーニング
バイアス印加電源111を制御することにより、クリー
ニングバイアスを正バイアスと負バイアスとに切り替え
ることによって、そのクリーニングローラ107に回収
され残存しているトナーを、感光ドラム102上に電気
的に吐出させ、その電気的に吐出されたトナーを現像ロ
ーラ105によって回収することにより行なっている。
【0010】また、転写ローラ105のクリーニング
は、制御回路108によって転写バイアス印加電源11
0を制御して、その転写バイアスを、対向接触される感
光ドラム102の表面電位よりも高い転写逆バイアスと
その表面電位より低い転写順バイアスとに交互に切り替
えることによって、転写ローラ30に付着しているトナ
ーを感光ドラム102上に電気的に吐出させ、その後、
除電ランプ106によって一定のレベルまで下げられた
感光ドラム102の表面電位を基準として、制御回路1
08がクリーニングバイアス印加電源111を制御する
ことにより、クリーニングバイアスを負バイアスと正バ
イアスとに切り替えることによって、そのトナーを一時
的に回収することにより行なっている。
【0011】このように、これらのクリーニングでは、
除電ランプ106によって一定のレベルまで下げられた
感光ドラム102の表面電位を基準として、クリーニン
グバイアスを負バイアスと正バイアスとに切り替えるの
で、除電ランプ106による除電が必須の構成となる。
そのため、除電ランプ106を設けることによるコスト
アップが不回避となる。
【0012】一方、転写ローラ105のクリーニングに
おいて、転写順バイアスおよび転写逆バイアスのそれぞ
れに対応させて、クリーニングバイアスをそれぞれ切り
替えることができれば、除電ランプ106を設けなくて
もよいが、クリーニングバイアスを、転写順バイアスお
よび転写逆バイアスのそれぞれに対応させて切り替える
ための電源構成が必要となり、そのためのコストアップ
が不回避となる。
【0013】さらに、これらクリーニングローラ107
のクリーニングと、転写ローラ105のクリーニングと
を順次行なうと、画像形成動作前における処理時間が長
くなり、迅速な画像形成ができないという不具合を生じ
る。
【0014】そこで、本発明は、このような不具合に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、簡易かつ
低コストな構成により、画像形成動作前の処理時間を短
縮して、迅速な画像形成を達成することのできる画像形
成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、感光体と、前記感光体に
対向配置され、前記感光体の表面に付着する現像剤を電
気的に回収する清掃手段とを備える画像形成装置におい
て、前記感光体における前記清掃手段直前の表面電位
を、前記清掃手段の基準電位に対してより低い第1表面
電位と、前記清掃手段の基準電位に対してより高い第2
表面電位とに切り替える表面電位切替手段を備えている
ことを特徴としている。
【0016】このような構成によると、表面電位切替手
段が、感光体における清掃手段直前の表面電位を、清掃
手段の基準電位に対してより高い第2表面電位に切り替
えた時には、感光体の表面に付着している現像剤が清掃
手段に電気的に吸引され、これによって、現像剤を清掃
手段により回収することができる。また、表面電位切替
手段が、感光体における清掃手段直前の表面電位を、清
掃手段の基準電位に対してより低い第1表面電位に切り
替えた時には、清掃手段によって回収している現像剤が
清掃手段から電気的に吐出され、これによって、感光体
の表面に戻すことができる。そのため、清掃手段の電位
を切り替えなくても、感光体の表面電位を切り替えるこ
とによって、清掃手段による現像剤の電気的な吸引およ
び吐出を行なうことができ、電源構成を簡略化して、コ
ストの低減化を図ることができながら、清掃手段のクリ
ーニング動作を確実に行なうことができる。
【0017】また、清掃手段の電位の切り替えによっ
て、現像剤の電気的な吸引および吐出を行なう場合に
は、除電ランプにより一定のレベルまで下げられた感光
体における清掃手段直前の表面電位が基準とされるの
で、除電ランプが必須の構成となるが、このように感光
体における清掃手段直前の表面電位を切り替えることに
よって、清掃手段による現像剤の電気的な吸引および吐
出を行なえば、そのような除電ランプを必須の構成とす
る必要がなく、装置構成の簡略化によるコストの低減化
を図ることができる。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記感光体に対向配置され、前
記感光体の表面に担持された可視像を記録媒体に転写す
るための転写手段を備え、前記表面電位切替手段が、前
記転写手段に印加される転写バイアスを、前記感光体の
表面電位が前記第1表面電位となるように印加される第
1バイアスと、前記感光体の表面電位が前記第2表面電
位となるように印加される第2バイアスとに切り替える
バイアス切替手段であることを特徴としている。
【0019】このような構成によると、バイアス切替手
段が、転写手段に対して第2バイアスで転写バイアスを
印加すれば、感光体の表面電位が第2表面電位となるの
で、感光体の表面に付着している現像剤が清掃手段に電
気的に吸引され、これによって、現像剤が清掃手段によ
り回収される。一方、バイアス切替手段が、転写手段に
対して第1バイアスで転写バイアスを印加すれば、感光
体の表面電位が第1表面電位となるので、清掃手段によ
って回収されている現像剤が電気的に吐出され、感光体
の表面に戻される。そのため、転写手段に印加する転写
バイアスを切り替えるのみで、清掃手段による現像剤の
電気的な吸引および吐出を行なうことができるので、よ
り一層、電源構成を簡略化して、コストの低減化を図る
ことができる。
【0020】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、前記第1バイアスは、前記転写
手段の表面電位が前記感光体における前記転写手段直前
の表面電位よりも低くなるように設定されており、前記
第2バイアスは、前記転写手段の表面電位が前記感光体
における前記転写手段直前の表面電位よりも高くなるよ
うに設定されていることを特徴としている。
【0021】このような構成によると、転写手段に第1
バイアスを印加すると、転写手段の表面電位が感光体に
おける転写手段直前の表面電位よりも低くなるので、こ
の第1バイアスの印加によって、感光体の表面に担持さ
れた可視像を記録媒体に転写することができる。一方、
転写手段に第2バイアスを印加すると、転写手段の表面
電位が感光体における転写手段直前の表面電位よりも高
くなるので、この第2バイアスの印加によって、記録媒
体への転写時に転写手段に付着した現像剤を、感光体上
に電気的に吐出させることができる。そのため、転写手
段に印加する転写バイアスを、第1バイアスと第2バイ
アスとに切り替えれば、清掃手段における現像剤の電気
的な吸引および吐出と同時に、転写手段における電気的
な吸引および吐出を行なうことができる。そのため、清
掃手段のクリーニング動作と同時に、転写手段のクリー
ニング動作を行なうことができ、これらのクリーニング
動作を同時に行なうことによって、これらのクリーニン
グ動作の制御の簡略化および処理時間の短縮化を図るこ
とができる。
【0022】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または3に記載の発明において、前記バイアス切替手段
は、前記第1バイアスを印加する第1バイアス印加手段
と、前記第2バイアスを印加する第2バイアス印加手段
と、前記第1バイアス印加手段と、前記第2バイアス印
加手段とを選択的に切り替える選択切替手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0023】このような構成によると、選択切替手段に
よる第1バイアス印加手段および第2バイアス印加手段
の選択的な切り替えによって、第1バイアスおよび第2
バイアスを、確実に切り替えて印加することができる。
そのため、簡易な構成により、清掃手段のクリーニング
動作をより確実に行なうことができる。
【0024】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、前記第1バイアス印加手段は、
定電流制御によって第1バイアスを印加することを特徴
としている。
【0025】第1バイアスは、記録媒体の良好な転写を
確保すべく、通常、感光体の表面電位との電位差が大き
く設定されるが、そのような第1バイアスを、定電圧制
御によって印加すると、転写手段の抵抗値の変動などに
起因して、転写後における感光体の表面電位が不安定と
なる。
【0026】しかし、このような構成によると、第1バ
イアスが定電流制御によって印加されるので、感光体を
帯電させる電荷量が規制され、これによって、転写後に
おける感光体の表面電位を安定させることができる。そ
のため、清掃手段による現像剤の確実な吸引および吐出
を確保して、清掃手段のクリーニング動作をより確実に
行なうことができる。
【0027】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
ないし5のいずれかに記載の発明において、表面電位切
替手段は、前記第1表面電位と前記第2表面電位との切
り替え動作を、画像形成動作前に実行することを特徴と
している。
【0028】第1表面電位と第2表面電位との切り替え
動作を、画像形成動作前に実行すれば、清掃手段の電気
的な吸引および吐出によるクリーニングを、画像形成動
作前に完了することができるので、画像形成動作時に
は、清掃手段が良好な状態で現像剤を回収して、良好な
画像形成を達成することができる。
【0029】また、請求項7に記載の発明は、請求項2
ないし6のいずれかに記載の発明において、前記転写手
段が、イオン導電性弾性体からなる転写ローラであるこ
とを特徴としている。
【0030】イオン導電性弾性体からなる転写ローラ
は、抵抗値の環境変動が大きい一方で、部分的なばらつ
きをきわめて小さく抑えることができる。そのため、転
写後における感光体の表面電位をより一層安定させるこ
とができ、清掃手段による現像剤の確実な吸引および吐
出をより一層確実に確保して、清掃手段のクリーニング
動作をより一層確実に行なうことができる。
【0031】また、請求項8に記載の発明は、請求項2
ないし7のいずれかに記載の発明において、前記清掃手
段がクリーニングローラであり、前記バイアス切替手段
は、前記クリーニングローラが1周する時間よりも長い
時間で、前記第1バイアスを印加することを特徴として
いる。
【0032】このような構成によると、クリーニングロ
ーラが1周する時間よりも長い時間で第1バイアスが印
加されるので、クリーニングローラに回収され残存して
いる現像剤を、感光体の表面に残らず電気的に吐出させ
ることができる。そのため、クリーニングローラに回収
され残存している現像剤を、確実に感光体に戻すことが
でき、効率的なクリーニング動作を確保することができ
る。
【0033】また、請求項9に記載の発明は、請求項2
ないし8のいずれかに記載の発明において、前記バイア
ス切替手段は、前記第1バイアスおよび前記第2バイア
スの切り替えを複数回行なうことを特徴としている。
【0034】バイアス切替手段によって、第1バイアス
および第2バイアスの切り替えを複数回行なえば、清掃
手段の電気的な吸引および吐出が複数回行なわれること
により、より一層確実な清掃手段のクリーニング動作を
確保することができる。
【0035】また、請求項10に記載の発明は、請求項
2ないし9のいずれかに記載の発明において、前記感光
体に供給するための現像剤を担持する現像剤担持体を備
え、前記転写手段によって記録媒体に転写された後に前
記感光体上に残存する現像剤を、前記現像剤担持体によ
って回収するように構成されていることを特徴としてい
る。
【0036】このような構成によると、転写後に感光体
上に残存する現像剤を現像剤担持体によって回収するこ
とができるので、ブレードなどのクリーナ装置や、廃ト
ナーの貯留手段を設ける必要がなく、装置構成の簡略
化、小型化およびコストの低減化を図ることができる。
しかも、本発明においては、このようなクリーナレス方
式において、清掃手段の電位を切り替えなくても、感光
体の表面電位を切り替えることによって、清掃手段によ
る現像剤の電気的な吸引および吐出を行なうことができ
る。そのため、電源構成を簡略化して、コストの低減化
を図ることができながら、清掃手段のクリーニング動作
を確実に行なうことができる。しかも、除電ランプを必
須の構成とする必要もなく、装置構成の簡略化によるコ
ストの低減化を図ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置と
してのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図
である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケー
シング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するため
のフィーダ部4や、給紙された用紙3に所定の画像を形
成するための画像形成部5などを備えている。
【0038】フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底
部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレ
イ6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙トレイ6の一
端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パ
ット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流
側に設けられる紙粉取りローラ10および11と、紙粉
取りローラ10および11に対し用紙3の搬送方向の下
流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
【0039】用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタッ
ク可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部にお
いて揺動可能に支持されることによって、近い方の端部
が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側か
ら図示しないばねによって上方向に付勢されている。そ
のため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従
って、給紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点とし
て、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。給紙ロ
ーラ8および給紙パット9は、互いに対向状に配設さ
れ、給紙パット9の裏側に配設されるばね13によっ
て、給紙パット9が給紙ローラ8に向かって押圧されて
いる。用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用紙押
圧板7の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ8
に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって
給紙ローラ8と給紙パット9とで挟まれた後、1枚毎に
給紙される。給紙された用紙3は、紙粉取りローラ10
および11によって、紙粉が取り除かれた後、レジスト
ローラ12に送られる。レジストローラ12は、1対の
ローラから構成されており、用紙3を所定のレジスト後
に、画像形成部5に送るようにしている。
【0040】なお、このフィーダ部4は、さらに、マル
チパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上
に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側
給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット25
とを備えており、マルチパーパス側給紙ローラ15およ
びマルチパーパス側給紙パット25は、互いに対向状に
配設され、マルチパーパス側給紙パット25の裏側に配
設されるばね25aによって、マルチパーパス側給紙パ
ット25がマルチパーパス側給紙ローラ15に向かって
押圧されている。マルチパーパストレイ14上に積層さ
れる用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ15の回転
によってマルチパーパス側給紙ローラ15とマルチパー
パス側給紙パット25とで挟まれた後、1枚毎に給紙さ
れる。
【0041】画像形成部5は、スキャナユニット16、
プロセスユニット17、定着部18などを備えている。
【0042】スキャナユニット16は、本体ケーシング
2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、
回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20および
21、反射鏡22、23および24などを備えており、
レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づく
レーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー1
9、レンズ20、反射鏡22および23、レンズ21、
反射鏡24の順に通過あるいは反射させて、後述するプ
ロセスユニット17の感光ドラム27の表面上に高速走
査にて照射させている。
【0043】プロセスユニット17は、スキャナユニッ
ト16の下方に配設され、図2に示すように、本体ケー
シング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリ
ッジ26内に、感光体としての感光ドラム27、現像カ
ートリッジ28、スコロトロン型帯電器29、転写手段
としての転写ローラ30、後で詳述する清掃手段として
のクリーニングローラ51を備えている。
【0044】現像カートリッジ28は、ドラムカートリ
ッジ26に対して着脱自在に装着されており、現像剤担
持体としての現像ローラ31、層厚規制ブレード32、
供給ローラ33およびトナーボックス34などを備えて
いる。
【0045】トナーボックス34内には、現像剤とし
て、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されてい
る。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、ス
チレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキ
ル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C
4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁
重合などの公知の重合方法によって共重合させることに
より得られる重合トナーが使用されている。このような
重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好であ
る。なお、このようなトナーには、カーボンブラックな
どの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動
性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加され
ている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0046】そして、トナーボックス34内のトナー
は、トナーボックス34の中心に設けられる回転軸35
に支持されるアジテータ36の矢印方向(時計方向)へ
の回転により、攪拌されて、トナーボックス34の側部
に開口されたトナー供給口37から放出される。なお、
トナーボックス34の側壁には、トナーの残量検知用の
窓38が設けられており、回転軸35に支持されたクリ
ーナ39によって清掃される。
【0047】トナー供給口37の側方位置には、供給ロ
ーラ33が矢印方向(反時計方向)に回転可能に配設さ
れており、また、この供給ローラ33に対向して、現像
ローラ31が矢印方向(反時計方向)に回転可能に配設
されている。そして、これら供給ローラ33と現像ロー
ラ31とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状
態で互いに当接されている。
【0048】供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、
導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。ま
た、現像ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性の
ゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的
には、現像ローラ31のローラ部分は、カーボン微粒子
などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴム
からなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されている
ウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆さ
れている。なお、現像ローラ31には、後述する現像バ
イアス印加電源53から現像バイアスが印加される。
【0049】また、現像ローラ31の近傍には、層厚規
制ブレード32が配設されている。この層厚規制ブレー
ド32は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端
部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の
押圧部40を備えており、現像ローラ31の近くにおい
て現像カートリッジ28に支持されて、押圧部40がブ
レード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接さ
れるように構成されている。
【0050】そして、トナー供給口37から放出される
トナーは、供給ローラ33の回転により、現像ローラ3
1に供給され、この時、供給ローラ33と現像ローラ3
1との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ31
上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴っ
て、層厚規制ブレード32の押圧部40と現像ローラ3
1との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電され
て、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持され
る。
【0051】感光ドラム27は、現像ローラ31の側方
位置において、その現像ローラ31と対向するような状
態で矢印方向(時計方向)に回転可能に配設されてい
る。この感光ドラム27は、ドラム本体が接地されると
ともに、その表面部分が、ポリカーボネートなどから構
成される正帯電性の感光層により形成されている。な
お、この感光ドラム27は、図示しないメインモータ
(図4参照)からの動力によって回転駆動されるように
構成されている。
【0052】スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム
27の上方に、感光ドラム27に接触しないように、所
定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型
帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコ
ロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電
器であり、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電
させるように構成されている。また、このスコロトロン
型帯電器29は、後述する帯電電源52によりオン・オ
フされる。
【0053】そして、感光ドラム27の表面は、その感
光ドラム27の回転に伴なって、まず、スコロトロン型
帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニ
ット16からのレーザービームの高速走査により露光さ
れ、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。
【0054】次いで、現像ローラ31の回転により、現
像ローラ31上に担持されかつ正帯電されているトナー
が、感光ドラム27に対向して接触する時に、感光ドラ
ム27の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様
に正帯電されている感光ドラム27の表面のうち、レー
ザービームによって露光され電位が下がっている露光部
分に供給され、選択的に担持されることによって可視像
化され、これによって反転現像が達成される。
【0055】転写ローラ30は、感光ドラム27の下方
において、この感光ドラム27に対向するように配置さ
れ、ドラムカートリッジ26に矢印方向(反時計方向)
に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、
金属製のローラ軸に、イオン導電性のゴム材料からなる
ローラが被覆されており、後で詳述するが、転写時に
は、後述する転写バイアス印加電源54から転写バイア
ス(転写順バイアス)が印加されるように構成されてい
る。そのため、感光ドラム27の表面上に担持された可
視像は、用紙3が感光ドラム27と転写ローラ30との
間を通る間に用紙3に転写される。
【0056】定着部18は、図1に示すように、プロセ
スユニット17の側方下流側に配設され、加熱ローラ4
1、加熱ローラ41を押圧する押圧ローラ42、およ
び、これら加熱ローラ41および押圧ローラ42の下流
側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。加
熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプ
を備えており、プロセスユニット17において用紙3上
に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧
ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、
その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に
搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙
3は、排紙ローラ45に送られて、その排紙ローラ45
によって排紙トレイ46上に排紙される。
【0057】また、このレーザプリンタ1には、用紙3
の両面に画像を形成するために、反転搬送部47が設け
られている。この反転搬送部47は、排紙ローラ45
と、反転搬送パス48と、フラッパ49と、複数の反転
搬送ローラ50とを備えている。
【0058】排紙ローラ45は、1対のローラからな
り、正回転および逆回転の切り換えができるように構成
されている。この排紙ローラ45は、上記したように、
排紙トレイ46上に用紙3を排紙する場合には、正方向
に回転するが、用紙3を反転させる場合には、逆方向に
回転する。
【0059】反転搬送パス48は、排紙ローラ45から
画像形成部5の下方に配設される複数の反転搬送ローラ
50まで用紙3を搬送することができるように、上下方
向に沿って設けられており、その上流側端部が、排紙ロ
ーラ45の近くに配置されるとともに、その下流側端部
が、反転搬送ローラ50の近くに配置されている。
【0060】フラッパ49は、排紙パス44と反転搬送
パス48との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けら
れており、図示しないソレノイドの励磁または非励磁に
より、排紙ローラ45によって反転された用紙3の搬送
方向を、排紙パス44に向かう方向から、反転搬送パス
48に向かう方向に切り換えることができるように構成
されている。
【0061】反転搬送ローラ50は、給紙トレイ6の上
方において、略水平方向に複数設けられており、最も上
流側の反転搬送ローラ50が、反転搬送パス48の後端
部の近くに配置されるとともに、最も下流側の反転搬送
ローラ50が、レジストローラ12の下方に配置される
ように設けられている。
【0062】そして、用紙3の両面に画像を形成する場
合には、この反転搬送部47が、次のように動作され
る。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3が搬
送ローラ43によって排紙パス44から排紙ローラ45
に送られてくると、排紙ローラ45は、用紙3を挟んだ
状態で正回転して、この用紙3を一旦外側(排紙トレイ
46側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に送ら
れ、用紙3の後端が排紙ローラ45に挟まれた時に、正
回転を停止する。次いで、排紙ローラ45は、逆回転す
るとともに、フラッパ49が、用紙3が反転搬送パス4
8に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙3
を前後逆向きの状態で反転搬送パス48に搬送するよう
にする。なお、フラッパ49は、用紙3の搬送が終了す
ると、元の状態、すなわち、搬送ローラ43から送られ
る用紙3を排紙ローラ45に送る状態に切り換えられ
る。次いで、反転搬送パス48に逆向きに搬送された用
紙3は、反転搬送ローラ50に搬送され、この反転搬送
ローラ50から、上方向に反転されて、レジストローラ
12に送られる。レジストローラ12に搬送された用紙
3は、裏返しの状態で、再び、所定のレジスト後に、画
像形成部5に向けて送られ、これによって、用紙3の両
面に所定の画像が形成される。
【0063】そして、このレーザプリンタ1では、転写
ローラ30によって用紙3に転写された後に感光ドラム
27の表面上に残存する残存トナーを、現像ローラ31
によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって
残存トナーを回収するようにしている。このようなクリ
ーナレス方式によって感光ドラム27の表面上の残存ト
ナーを回収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や廃ト
ナーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡
略化、小型化およびコストの低減化を図ることができ
る。
【0064】さらに、このようなクリーナレス方式での
残存トナーの回収において、このレーザプリンタ1で
は、上記したように、プロセスユニット17のドラムカ
ートリッジ26内に、図2に示すように、クリーニング
ローラ51が設けられている。
【0065】クリーニングローラ51は、感光ドラム2
7の側方位置、より具体的には、感光ドラム27の回転
方向における転写ローラ30の下流側であって、かつ、
スコロトロン型帯電器29の上流側において、感光ドラ
ム27と接触するように、ドラムカートリッジ26内に
おいて矢印方向(反時計方向)に回転可能に支持されて
いる。
【0066】このクリーニングローラ51は、金属製の
ローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆さ
れている。より具体的には、クリーニングローラ51の
ローラ部分は、導電性のシリコーンゴム、ウレタンゴ
ム、EPDMなどのゴム材料から形成されている。
【0067】そして、このクリーニングローラ51に
は、後述するクリーニングバイアス印加電源55から、
基準電位としての正バイアスと、負バイアスとが選択的
に印加されるように構成されており、画像形成動作時に
おける用紙3への転写時には、負バイアスが印加され、
その間、残存トナーを電気的に吸引し続ける一方、用紙
3への非転写時、すなわち、順次画像が形成される用紙
3の間には、正バイアスが印加されることにより、その
電気的に吸引した残存トナーを、再び感光ドラム27上
に電気的に吐出することによって、画像形成動作中に生
じる残存トナーを電気的に一時回収するようにしてい
る。なお、非転写時に感光ドラム27上に電気的に吐出
された残存トナーは、感光ドラム21の回転により、ス
コロトロン型帯電器29と対向した時に、必要により正
極性に帯電され、現像ローラ31と対向した時に、この
現像ローラ31によって回収される。
【0068】そのため、このレーザプリンタ1では、こ
のようなクリーニングローラ51を設けることによっ
て、たとえば、環境、耐久、その他の転写状態の変化に
よって、転写後に、現像ローラ31だけでは回収しきれ
ない程、残存トナーが多量に発生した場合においても、
このクリーニングローラ51によって残存トナーを一時
的に回収することで、次に感光ドラム27上に形成され
る可視像に対して残存トナーの影響を少なくして、画像
にゴーストなどが生じないようにしている。
【0069】図3は、このレーザプリンタ1のプロセス
ユニット17の電源構成を示すブロック図、図4は、ク
リーニングローラ51によるトナーの電気的な吸引動作
および吐出動作を説明するためのタイミング図である。
次に、これら図3および図4を参照して、画像形成動作
前におけるクリーニングローラ51のクリーニング動
作、および、画像形成動作時におけるクリーニングロー
ラ51によるトナーの一時回収動作について説明する。
【0070】図3において、このレーザプリンタ1のプ
ロセスユニット17には、上記したように、スコロトロ
ン型帯電器29、現像ローラ31、転写ローラ30およ
びクリーニングローラ51が、感光ドラム27の周りに
おいて、その感光ドラム27の回転方向に従って順次配
置されている。
【0071】そして、このレーザプリンタ1において
は、帯電電源52、現像バイアス印加電源53、表面電
位切替手段およびバイアス切替手段を構成する転写バイ
アス印加電源54、クリーニングバイアス印加電源5
5、および、表面電位切替手段およびバイアス切替手段
を構成する制御回路56が設けられており、これら帯電
電源52、現像バイアス印加電源53、転写バイアス印
加電源54およびクリーニングバイアス印加電源55が
制御回路56に接続され、制御回路56によって各電源
が制御されるように構成されている。
【0072】すなわち、帯電電源52は、スコロトロン
型帯電器29に接続されており、制御回路56の制御に
よって、帯電電源52がスコロトロン型帯電器29に対
してオン・オフされるように構成されている。なお、こ
のレーザプリンタ1においては、帯電電源52のオンに
より、スコロトロン型帯電器29がオンされると、それ
に対向する感光ドラム27の表面電位が、約900Vに
帯電されるように設定されている。
【0073】現像バイアス印加電源53は、現像ローラ
31のローラ軸に接続されており、制御回路56の制御
によって、現像バイアス印加電源53から現像ローラ3
1に印加される現像バイアスが、オン・オフされるよう
に構成されている。
【0074】転写バイアス印加電源54は、転写ローラ
30のローラ軸に接続されており、制御回路56の制御
によって、転写バイアス印加電源54から転写ローラ3
0に印加される転写バイアスが、第1バイアスとしての
転写順バイアスと、第2バイアスとしての転写逆バイア
スとに選択的に切り替えられるように構成されている。
より具体的には、この転写バイアス印加電源54は、選
択切替手段としての切替スイッチ57と、第1バイアス
印加手段としての定電流電源58と、第2バイアス印加
手段としての定電圧電源59とを備えている。切替スイ
ッチ57は、転写ローラ30のローラ軸に接続されると
ともに、その切替スイッチ57に、定電流電源58およ
び定電圧電源59が選択的に接続されている。そして、
制御回路56の制御によって、切替スイッチ57が、転
写ローラ30に接続される電源を、定電流電源58と定
電圧電源59とに選択的に切り替えることによって、転
写ローラ30に印加される転写バイアスが、定電流電源
58からの転写順バイアスと、定電圧電源59からの転
写逆バイアスとに選択的に切り替えられるように構成さ
れている。
【0075】転写順バイアスは、定電流電源58の定電
流制御によって印加され、転写ローラ30の表面電位
が、その転写ローラ30に対向接触する直前の感光ドラ
ム27の表面電位よりも低くなるように設定されてい
る。そのため、転写ローラ30に転写順バイアスを印加
すれば、感光ドラム27と転写ローラ30との間を通過
する用紙3に、感光ドラム27に形成されている可視像
を良好に転写することができる。また、この転写順バイ
アスは、より具体的には、−12μAの定電流で設定さ
れている。これによって、たとえば、転写ローラ30に
対向接触する直前の感光ドラム27の表面電位が、スコ
ロトロン型帯電器29からの帯電によって約900Vに
設定されている場合には、転写順バイアスが印加されて
いる転写ローラ30と対向接触した後においては、その
感光ドラム27の表面電位、すなわち、第1表面電位
が、約200〜400Vとされる。
【0076】また、転写逆バイアスは、定電圧電源59
の定電圧制御によって印加され、転写ローラ30の表面
電位が、その転写ローラ30に対向接触する直前の感光
ドラム27の表面電位よりも高くなるように設定されて
いる。そのため、転写ローラ30に転写逆バイアスを印
加すれば、画像形成動作中において転写ローラ30に付
着したトナーを、感光ドラム27上に電気的に吐出させ
ることができる。また、この転写逆バイアスは、より具
体的には、1.6kVの定電圧で設定されている。これ
によって、たとえば、転写ローラ30に対向接触する直
前の感光ドラム27の表面電位が、スコロトロン型帯電
器29からの帯電によって約900Vに設定されている
場合には、転写逆バイアスが印加されている転写ローラ
30と対向接触した後においては、その感光ドラム27
の表面電位、すなわち、第2表面電位が、約900〜1
000Vとされる。
【0077】また、クリーニングバイアス印加電源55
は、クリーニングローラ51のローラ軸に接続されてお
り、制御回路56の制御によって、クリーニングバイア
ス印加電源55からクリーニングローラ51に印加され
るクリーニングバイアスが、負バイアスと正バイアスと
に選択的に印加されるように構成されている。負バイア
スは、画像形成動作中の転写時、すなわち、転写順バイ
アスが転写ローラ30に印加されている時であって、用
紙3に可視像が転写されている間に、転写後の残存トナ
ーを電気的に吸引して一時的に回収するために、第1表
面電位(約200〜400V)よりも低く設定されてお
り、より具体的には、−200Vに設定されている。ま
た、正バイアスは、画像形成動作中の非転写時、すなわ
ち、転写順バイアスが転写ローラ30に印加されている
時であって、順次画像が形成される用紙3の間に、その
電気的に吸引した残存トナーを、再び感光ドラム27上
に電気的に吐出するために、第1表面電位(約200〜
400V)よりも高く設定されており、より具体的に
は、600Vに設定されている。
【0078】次に、このレーザプリンタ1において、図
4を参照して、画像形成動作前におけるクリーニングロ
ーラ51および転写ローラ30のクリーニング動作、お
よび、画像形成動作時におけるクリーニングローラ51
によるトナーの一時回収動作について説明する。
【0079】まず、電源投入時には、画像形成動作に先
立って、クリーニングローラ51に回収され残存してい
るトナーや、転写ローラ30に付着しているトナーのク
リーニング動作が行なわれる。すなわち、電源がオンさ
れると、メインモータがオンされるとともに、スコロト
ロン型帯電器29がオンされた後、転写ローラ30に転
写逆バイアスが印加されると同時に、クリーニングロー
ラ51に正バイアス(600V)が印加される。これに
よって、より具体的には、感光ドラム27の表面は、ス
コロトロン型帯電器29によって約900Vに帯電され
た後、その帯電された感光ドラム27の表面が、転写逆
バイアスが印加されている転写ローラ30と接触した時
には、転写逆バイアスが、転写ローラ30と対向接触す
る直前の感光ドラム27の表面電位よりも高いことか
ら、その転写ローラ30に付着しているトナーが感光ド
ラム27上に電気的に吐出され、これによって、転写ロ
ーラ30のクリーニングが行なわれる。そして、この転
写逆バイアスが印加されている転写ローラ30と接触し
た後の感光ドラム27の表面電位が、第2表面電位(約
900〜1000V)とされる。
【0080】次いで、その第2表面電位とされた感光ド
ラム27の表面が、正バイアスが印加されているクリー
ニングローラ51と接触した時には、そのクリーニング
ローラ51と対向接触する直前の第2表面電位(約90
0〜1000V)が、クリーニングローラ51に印加さ
れている正バイアス(600V)よりも高いことから、
転写ローラ30から感光ドラム27上に電気的に吐出さ
れたトナーが、クリーニングローラ51によって電気的
に吸引され、このクリーニングローラ51によって一時
的に回収される。
【0081】次いで、クリーニングローラ51に正バイ
アスを印加したまま、転写ローラ30の転写バイアス
を、転写逆バイアスから転写順バイアスに切り替える。
そうすると、スコロトロン型帯電器29によって約90
0Vに帯電されている感光ドラム27の表面が、転写順
バイアスが印加されている転写ローラ30と接触した後
には、転写順バイアスが、転写ローラ30と対向接触す
る直前の感光ドラム27の表面電位よりも低いことか
ら、その接触後の感光ドラム27の表面電位が、第1表
面電位(約200〜400V)とされる。次いで、その
第1表面電位とされた感光ドラム27の表面が、正バイ
アスが印加されているクリーニングローラ51と接触し
た時には、そのクリーニングローラ51と対向接触する
直前の第1表面電位(約200〜400V)が、クリー
ニングローラ51に印加されている正バイアス(600
V)よりも低いことから、このクリーニングローラ51
によって一時的に回収されているトナーが、感光ドラム
27の表面上に電気的に吐出され、これによって、クリ
ーニングローラ51のクリーニングが行なわれる。
【0082】そして、クリーニングローラ51に正バイ
アスを印加したまま、再度、転写ローラ30の転写バイ
アスを、転写順バイアスから転写逆バイアスに切り替え
ると、上記と同様に、転写ローラ30に付着しているト
ナーが、感光ドラム27上に電気的に吐出され、これに
よって、転写ローラ30のクリーニングが行なわれると
ともに、その感光ドラム27の表面電位が、第2表面電
位(約900〜1000V)とされ、その後、転写ロー
ラ30から感光ドラム27上に電気的に吐出されたトナ
ーが、クリーニングローラ51によって再び電気的に吸
引される。
【0083】さらに、クリーニングローラ51に正バイ
アスを印加したまま、転写ローラ30の転写バイアス
を、転写逆バイアスから転写順バイアスに切り替える
と、感光ドラム27の表面が第1表面電位(約200〜
400V)とされた後、クリーニングローラ51によっ
て一時的に回収されているトナーが、感光ドラム27の
表面上に電気的に吐出され、これによって、クリーニン
グローラ51のクリーニングが行なわれる。なお、クリ
ーニングローラ51から感光ドラム27の表面上に電気
的に吐出されたトナーは、スコロトロン型帯電器29に
よって正帯電された後、現像ローラ31によって回収さ
れる。
【0084】そのため、このような画像形成動作前にお
けるクリーニング動作によれば、クリーニングローラ5
1に正バイアスを印加した状態で、制御回路56による
切替スイッチ57の切り替えによって、転写ローラ30
に対して転写逆バイアスを印加すれば、転写ローラ30
に付着しているトナーが感光ドラム27上に電気的に吐
出されることにより、転写ローラ30のクリーニングを
行なうことができ、一方、転写ローラ30に対して転写
順バイアスを印加すれば、クリーニングローラ51によ
って回収され残存しているトナーが電気的に吐出される
ことにより、クリーニングローラ51のクリーニングを
行なうことができる。
【0085】したがって、クリーニングローラ51に、
クリーニングバイアスを正バイアスと負バイアスとに選
択的に印加せずとも、転写ローラ30に印加する転写バ
イアスを切り替えるのみで、感光ドラム27の表面電位
を切り替えることによって、クリーニングローラ51に
よるトナーの電気的な吸引および吐出を行なうことがで
きるので、電源構成を簡略化して、コストの低減化を図
ることができながら、クリーニングローラ51のクリー
ニング動作を確実に行なうことができる。
【0086】また、クリーニングローラ51に印加する
クリーニングバイアスの切り替えによって、トナーの電
気的な吸引および吐出を行なう場合には、除電ランプに
より一定のレベルまで下げられた感光ドラム27におけ
るクリーニングローラ51と対向接触する直前の表面電
位が基準とされるので、除電ランプが必須の構成となる
が、このように感光ドラム27におけるクリーニングロ
ーラ51と対向接触する直前の表面電位を切り替えるこ
とによって、クリーニングローラ51によるトナーの電
気的な吸引および吐出を行なえば、そのような除電ラン
プを必須の構成とする必要がなく、装置構成の簡略化に
よるコストの低減化を図ることができる。
【0087】しかも、転写ローラ30に印加する転写バ
イアスを、転写逆バイアスと転写順バイアスとに切り替
えれば、クリーニングローラ51のクリーニング動作と
同時に、転写ローラ30に付着したトナーを、感光ドラ
ム27上に電気的に吐出させ、それをクリーニングロー
ラ51によって電気的に回収させることもできるので、
クリーニングローラ51のクリーニング動作とともに、
転写ローラ30のクリーニング動作をも行なうことがで
きる。そのため、たとえば、画像形成動作前に、転写ロ
ーラ30のクリーニング動作およびクリーニングローラ
51のクリーニング動作を順次行なうと、画像形成動作
前の処理時間が長くなり、迅速な画像形成を行なえない
が、このように転写ローラ30のクリーニング動作とク
リーニングローラ51のクリーニング動作とを同時に行
なうことにより、画像形成動作前の処理時間の短縮化を
図ることができ、迅速な画像形成を達成することができ
るとともに、これらのクリーニング動作の制御の簡略化
を図ることができる。
【0088】また、このレーザプリンタ1においては、
転写バイアス印加電源54を、転写順バイアスを印加す
る定電流電源58と、転写逆バイアスを印加する定電圧
電源59と、切替スイッチ57とによって構成し、切替
スイッチ57による定電流電源58および定電圧電源5
9の選択的な切り替えによって、転写順バイアスおよび
転写逆バイアスを確実に切り替えて印加しているので、
簡易な構成によって、クリーニングローラ51のクリー
ニング動作および転写ローラ30のクリーニング動作を
より確実に作動させている。
【0089】さらに、この転写バイアス印加電源54に
おいては、転写順バイアスを、定電流電源58から定電
流制御によって印加している。転写順バイアスは、用紙
3への良好な転写を確保すべく、通常、感光ドラム27
における転写ローラ30と対向接触する直前の表面電位
との電位差が大きく設定されるが、そのような転写順バ
イアスを、定電圧電源59から定電圧制御によって印加
すると、転写ローラ30の抵抗値の変動などに起因し
て、転写後における感光ドラム27の表面電位が不安定
となる。
【0090】しかし、このように、転写順バイアスを、
定電流電源58から定電流制御によって印加すれば、感
光ドラム27を帯電させる電荷量が規制され、これによ
って、転写後における感光ドラム27の表面電位を安定
させることができる。そのため、クリーニングローラ5
1によるトナーの確実な吸引および吐出を確保して、ク
リーニングローラ51のクリーニング動作をより確実な
ものとすることができる。
【0091】また、このレーザプリンタ1では、転写ロ
ーラ30のローラが、イオン導電性のゴム材料から形成
されている。転写ローラ30のローラを、このようなイ
オン導電性のゴム材から形成すれば、抵抗値の環境変動
が大きい一方で、部分的なばらつきをきわめて小さく抑
えることができる。そのため、このレーザプリンタ1で
は、このような転写ローラ30を用いることによって、
転写後における感光ドラム27の表面電位をより一層安
定させて、クリーニングローラ51によるトナーの確実
な吸引および吐出を、より一層確保して、クリーニング
ローラ51のクリーニング動作をより一層確実に行なう
ようにしている。
【0092】また、このレーザプリンタ1では、1回に
連続して印加される転写順バイアスの時間、および、1
回に連続して印加される転写逆バイアスの時間が、制御
回路56による切替スイッチ57の制御によって、転写
ローラ30が1周する時間で設定されており、すなわ
ち、転写ローラ30の径をクリーニングローラ51の径
よりも大きく形成することにより、クリーニングローラ
51が1周する時間(すなわち、回転駆動されるクリー
ニングローラ51の特定の表面部分が、感光ドラム27
の表面と1度接触した後に再び接触するまでの時間)よ
りも長い時間で設定されている。
【0093】このような時間で転写順バイアスおよび転
写逆バイアスを印加すると、転写ローラ30のクリーニ
ング動作を行なうとともに、クリーニングローラ51に
回収され残存しているトナーを、感光ドラム27の表面
に残らず電気的に吐出させることができる。そのため、
クリーニングローラ51に回収され残存しているトナー
を確実に感光ドラム27に戻すことができ、クリーニン
グローラ51の確実なクリーニング動作を確保すること
ができる。
【0094】しかも、この制御回路56による制御で
は、切替スイッチ57による切り替えによって、転写逆
バイアスおよび転写順バイアスの切り替えを複数回(2
回)行なっている。そのため、クリーニングローラ51
および転写ローラ30の電気的な吸引および吐出が複数
回(2回)行なわれることによって、クリーニングロー
ラ51のクリーニングおよび転写ローラ30のクリーニ
ングが、より一層確実に達成されている。
【0095】したがって、このように、画像形成動作前
に、転写逆バイアスと転写順バイアスを切り替えること
によって、クリーニングローラ51のクリーニング動作
を行なえば、クリーニングローラ51に回収され残存し
ているトナーを、画像形成動作前に吐出させて、クリー
ニングローラ51のクリーニングを完了することができ
るので、画像形成動作時には、クリーニングローラ51
が良好な状態でトナーを回収して、良好な画像形成を達
成することができる。
【0096】次いで、このようなクリーニングローラ5
1のクリーニング動作が終了した後に、用紙3に画像を
形成する画像形成動作が行なわれる。
【0097】画像形成動作時には、図4に示すように、
引き続き、メインモータおよびスコロトロン型帯電器2
9がオンされた状態で、転写ローラ30に転写順バイア
スが印加されるとともに、現像ローラ31に現像バイア
スが印加される。そして、1枚目の用紙3への転写時、
つまり、1枚目の用紙3が感光ドラム27と転写ローラ
30との間を通過している間には、クリーニングローラ
51には、負バイアスが印加される。そうすると、感光
ドラム27におけるクリーニングローラ51と対向接触
する直前の表面電位が第1表面電位(約200〜400
V)とされる一方で、クリーニングローラ51には、負
バイアス(−200V)が印加されているので、転写後
に感光ドラム27上に残存しているトナーは、その表面
がクリーニングローラ51と接触した時に、クリーニン
グローラ51によって電気的に吸引され、このクリーニ
ングローラ51によって一時的に回収される。つまり、
感光ドラム27における用紙3と接触する表面部分が、
クリーニングローラ51と接触している間中、クリーニ
ングローラ51は、その接触する感光ドラム27の表面
上の残存トナーを電気的に吸引し続ける。
【0098】一方、用紙3への非転写時、つまり、順次
画像が形成される用紙3の間、より具体的には、1枚目
の用紙3への転写が終了し、次の2枚目の用紙3への転
写が開始されるまでの間には、クリーニングローラ51
には、正バイアスが印加される。そうすると、転写ロー
ラ30にはそのまま転写順バイアスが印加されているの
で、感光ドラム27におけるクリーニングローラ51と
対向接触する直前の表面電位は、そのまま第1表面電位
(約200〜400V)とされている一方で、クリーニ
ングローラ51には、正バイアス(600V)が印加さ
れるので、1枚目の用紙3の転写中に電気的に吸引した
残存トナーが、再び感光ドラム27に電気的に吐出され
る。つまり、感光ドラム27における用紙3と接触しな
い表面部分が、クリーニングローラ51と接触している
間中、クリーニングローラ51によって回収されている
残存トナーが、その接触する感光ドラム27の表面上に
電気的に吐出され続ける。
【0099】そのため、このようなクリーニングローラ
51による電気的な吸引および吐出によって、上記した
ように、転写後に、現像ローラ31だけでは回収しきれ
ない程、残存トナーが多量に発生した場合においても、
このクリーニングローラ51によって残存トナーを一時
的に回収することで、次に感光ドラム27上に形成され
る可視像に対して残存トナーの影響を少なくして、画像
にゴーストなどが生じないようにすることができる。
【0100】そして、このような画像形成動作が所定枚
数(図4では2枚目)の用紙3について行なわれた後に
は、現像バイアスがオフされた後に、クリーニングロー
ラ51には再び正バイアスが印加されることにより、最
後(図4では2枚目)の用紙3の転写中に電気的に吸引
した残存トナーが、再び感光ドラム27に電気的に吐出
され、その後、クリーニングバイアス、転写順バイアス
が順次オフされた後に、メインモータおよびスコロトロ
ン型帯電器29がオフされ、これによって、レーザプリ
ンタ1の動作が終了する。
【0101】そして、このレーザプリンタ1では、転写
ローラ30によって用紙3に転写された後に感光ドラム
27の表面上に残存するトナーを、現像ローラ31によ
って回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存
トナーを回収するようにしているが、このレーザプリン
タ1では、クリーニングローラ51のクリーニング動作
時において、クリーニングローラ51にクリーニングバ
イアスを選択的に印加することなく、感光ドラム27の
表面電位を、第1表面電位と第2表面電位とに切り替え
ることによって、クリーニングローラ51によるトナー
の電気的な吸引および吐出を行なっている。そのため、
電源構成を簡略化して、コストの低減化を図ることがで
きながら、クリーニングローラ51のクリーニング動作
を確実に行なうことができ、さらには、除電ランプを必
須の構成とする必要もなく、装置構成の簡略化によるコ
ストの低減化が図られている。したがって、このレーザ
プリンタ1では、簡易な構成により、装置構成の小型化
およびコストの低減化を図ることができるとともに、良
好な画像形成を長期にわたって達成することができる。
【0102】なお、以上の説明においては、画像形成動
作前のクリーニングローラ51のクリーニング動作時に
おいて、転写ローラ30に印加する転写バイアスを転写
逆バイアスと転写順バイアスとに切り替えることによっ
て、感光ドラム27の表面電位を第1表面電位と第2表
面電位とに切り替えるようにしたが、たとえば、切替ス
イッチ57を、定電圧電源59および定電流電源58の
いずれにも接続しないフロート状態として転写バイアス
を印加せずに、スコロトロン型帯電器29をオンすると
ともに、スキャナユニットから照射するレーザビームを
オン・オフすることによって、感光ドラム27の表面電
位を第1表面電位と第2表面電位とに切り替えるように
してもよい。
【0103】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、電源構成を簡略化して、コストの低減化を
図ることができながら、清掃手段のクリーニング動作を
確実に行なうことができる。しかも、除電ランプを必須
の構成とする必要もなく、装置構成の簡略化によるコス
トの低減化を図ることができる。
【0104】請求項2に記載の発明によれば、バイアス
切替手段によって、転写手段に印加する転写バイアスを
切り替えるのみで、清掃手段による現像剤の電気的な吸
引および吐出を行なうことができるので、より一層、電
源構成を簡略化して、コストの低減化を図ることができ
る。
【0105】請求項3に記載の発明によれば、第1バイ
アスと第2バイアスとに切り替えて印加することによ
り、清掃手段のクリーニング動作と同時に、転写手段の
クリーニング動作を行なうことができ、これらのクリー
ニング動作を同時に行なうことによって、これらのクリ
ーニング動作の制御の簡略化および処理時間の短縮化を
図ることができる。
【0106】請求項4に記載の発明によれば、選択切替
手段による第1バイアス印加手段および第2バイアス印
加手段の選択的な切り替えによって、簡易な構成によ
り、清掃手段のクリーニング動作をより確実に行なうこ
とができる。
【0107】請求項5に記載の発明によれば、転写後に
おける感光体の表面電位を安定させることができ、清掃
手段による現像剤の確実な吸引および吐出を確保して、
清掃手段のクリーニング動作をより確実に行なうことが
できる。
【0108】請求項6に記載の発明によれば、画像形成
動作時には、清掃手段が良好な状態で現像剤を回収し
て、良好な画像形成を達成することができる。
【0109】請求項7に記載の発明によれば、転写後に
おける感光体の表面電位をより一層安定させることがで
き、清掃手段による現像剤の確実な吸引および吐出をよ
り一層確実に確保して、清掃手段のクリーニング動作を
より一層確実に行なうことができる。
【0110】請求項8に記載の発明によれば、クリーニ
ングローラに回収され残存している現像剤を確実に感光
体に戻すことができ、効率的なクリーニング動作を確保
することができる。
【0111】請求項9に記載の発明によれば、清掃手段
の電気的な吸引および吐出が複数回行なわれることによ
り、より一層確実な清掃手段のクリーニング動作を達成
することができる。
【0112】請求項10に記載の発明によれば、装置構
成の簡略化、小型化およびコストの低減化を図ることの
できるクリーナレス方式において、電源構成を簡略化し
て、コストの低減化を図ることができながら、清掃手段
のクリーニング動作を確実に行なうことができる。しか
も、除電ランプを必須の構成とする必要もなく、装置構
成の簡略化によるコストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としての、レーザプリン
タの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】図1に示すレーザプリンタのプロセスユニット
を示す要部側断面図である。
【図3】図2に示すプロセスユニットの電源構成を示す
ブロック図である。
【図4】クリーニングローラによるトナーの電気的な吸
引動作および吐出動作を説明するためのタイミング図で
ある。
【図5】従来のプロセスユニットの電源構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 3 用紙 17 プロセスユニット 27 感光ドラム 30 転写ローラ 31 現像ローラ 51 クリーニングローラ 54 転写バイアス印加電源 56 制御回路 57 切替スイッチ 58 定電流電源 59 定電圧電源
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DC04 DC07 ED24 ED27 EF06 2H077 AA37 AC16 AD06 GA01 2H134 GA01 GB02 HA11 HA13 HA16 HA17 JA05 JA11 KA01 KB04 KD04 KD06 KD07 KD08 KG03 KG04 KH01 KH17 MA04 2H200 GA10 GA23 GA34 GA46 GA49 GB15 GB20 HA12 HB03 HB26 HB28 JA02 JB10 JB45 JB48 JB49 LA12 MA03 NA01 NA16 PA03 PA19 PA20 PA23 PA30 PB11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体と、前記感光体に対向配置され、
    前記感光体の表面に付着する現像剤を電気的に回収する
    清掃手段とを備える画像形成装置において、 前記感光体における前記清掃手段直前の表面電位を、前
    記清掃手段の基準電位に対してより低い第1表面電位
    と、前記清掃手段の基準電位に対してより高い第2表面
    電位とに切り替える表面電位切替手段を備えていること
    を特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記感光体に対向配置され、前記感光体
    の表面に担持された可視像を記録媒体に転写するための
    転写手段を備え、 前記表面電位切替手段が、前記転写手段に印加される転
    写バイアスを、前記感光体の表面電位が前記第1表面電
    位となるように印加される第1バイアスと、前記感光体
    の表面電位が前記第2表面電位となるように印加される
    第2バイアスとに切り替えるバイアス切替手段であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1バイアスは、前記転写手段の表
    面電位が前記感光体における前記転写手段直前の表面電
    位よりも低くなるように設定されており、前記第2バイ
    アスは、前記転写手段の表面電位が前記感光体における
    前記転写手段直前の表面電位よりも高くなるように設定
    されていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 前記バイアス切替手段は、前記第1バイ
    アスを印加する第1バイアス印加手段と、前記第2バイ
    アスを印加する第2バイアス印加手段と、前記第1バイ
    アス印加手段と、前記第2バイアス印加手段とを選択的
    に切り替える選択切替手段とを備えていることを特徴と
    する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1バイアス印加手段は、定電流制
    御によって第1バイアスを印加することを特徴とする、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 表面電位切替手段は、前記第1表面電位
    と前記第2表面電位との切り替え動作を、画像形成動作
    前に実行することを特徴とする、請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写手段が、イオン導電性弾性体か
    らなる転写ローラであることを特徴とする、請求項2な
    いし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記清掃手段がクリーニングローラであ
    り、 前記バイアス切替手段は、前記クリーニングローラが1
    周する時間よりも長い時間で、前記第1バイアスを印加
    することを特徴とする、請求項2ないし7のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記バイアス切替手段は、前記第1バイ
    アスおよび前記第2バイアスの切り替えを複数回行なう
    ことを特徴とする、請求項2ないし8のいずれかに記載
    の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記感光体に供給するための現像剤を
    担持する現像剤担持体を備え、 前記転写手段によって記録媒体に転写された後に前記感
    光体上に残存する現像剤を、前記現像剤担持体によって
    回収するように構成されていることを特徴とする、請求
    項2ないし9のいずれかに記載の画像形成装置。
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