JP5045424B2 - 紙送り装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙を搬送する紙送り装置及び当該紙送り装置を備えたプリンタ等の画像形成装置に関する。
従来の紙送り装置及び当該紙送り装置を備えた画像形成装置を図10に示す。従来、用紙を搬送するための搬送経路には、用紙に付着している紙粉を除去するための紙粉取りユニットが設けられている。紙粉取りユニットには、駆動ローラ53a、紙粉取りローラ54a、スポンジ部材55a、オーガ56a、などが備えられている。
搬送されてくる用紙上の紙粉は、その画像形成面が、スポンジ部材55aによって摩擦帯電されている紙粉取りローラ54aの表面と接触した時に、その紙粉取りローラ54aによって静電気的に吸着され、その画像形成面から良好に取り除かれる。
次いで、紙粉取りローラ54aに付着した紙粉は、スポンジ部材55aによって掻き取られる。この時、スポンジ部材55aによって掻き取られた紙粉は、紙粉取りローラ54aがスポンジ部材55aに向かう方向に回転されているので、そのスポンジ部材55aと紙粉取りローラ54aとの間に形成される楔状の空間で滞留し、順次掻き取られた紙粉同士が付着して、紙粉取りローラ54aとオーガ56aとの間で形成される空間68aにおいて、塊状に成長する。
そして、ある程度の大きさに成長した紙粉が、自重により落下し、オーガ56aに向けて案内される。このように紙粉をある程度の大きさの塊状に成長させれば、オーガ56aでの搬送を容易化することができる。
特開2002−108153号公報
ところが従来の紙粉取りユニットにおいて、空間68aで成長させられた紙粉の塊は紙粉取りローラ54aの軸方向において大きな塊となってしまい、オーガ56aに容易に落下できず、紙粉の塊が空間68aに留まってしまうという問題点がある。
そこで本発明は、上記課題を解決するために、紙粉の塊が容易に落下することができる紙送り装置及び当該紙送り装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、用紙の搬送経路にて用紙に付着している紙粉を吸着する紙粉吸着ローラと、紙粉吸着ローラと対向する位置に配置され、用紙を搬送経路に沿って搬送する搬送ローラと、紙粉吸着ローラに当接し、紙粉吸着ローラが吸着した紙粉を紙粉吸着ローラから除去する紙粉除去手段と、紙粉除去手段と対向する位置に設けられ、紙粉除去手段によって除去された紙粉を搬送する紙粉搬送手段と、を備えた紙送り装置において、紙粉除去手段は、紙粉吸着ローラに当接する当接部と、当接部と略直交する方向において当接部から離れる方向に向かって延び、紙粉搬送手段に対向する側面部と、を備え、紙粉吸着ローラと紙粉搬送手段との間には、紙粉吸着ローラが紙粉除去手段に向かう方向に回転することによって紙粉除去手段の当接部から掻き取られた紙粉を滞留させる空間が設けられ、紙粉除去手段の側面部には、紙粉を分断するための分断部材が設けられ、紙粉は、紙粉除手段によって除去された後、空間において分断部材によって分断されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、紙粉吸着ローラは、用紙の搬送方向と直交する用紙の幅方向において方向に長手方向を有し、紙粉除去手段は、長手方向において所定の幅を有し、紙粉搬送手段は、長手方向において、少なくとも紙粉除去手段より長くなるように設けられ、分断部材は、少なく
とも紙粉除去手段の長手方向全幅に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、紙粉搬送手段はオーガスクリューであり、シャフトと、シャフトを軸として回転するスパイラルが設けられ、紙粉はスパイラルが回転することによって搬送され、分断部材は複数の薄片を有し、複数の薄片の間隔は、スパイラルの間隔と同じになるように設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、スパイラルは、シャフトの中央部から互いに外側に向かって傾斜するように設けられ、紙粉は、スパイラルが回転することによって中央部からそれぞれ外側に向かって搬送され、分断部材は複数の薄片を有し、複数の薄片は、シャフトの中央部から互いに外側に向かって傾斜するように設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、紙粉除去手段は、紙粉吸着ローラに当接し、かつ紙粉吸着ローラに吸着した紙粉を除去するためのスポンジ部材と、スポンジ部材を上部から支持するための支持部材とを備え、分断部材は、一端部がスポンジ部材と支持部材との間に挟まれるようにして支持され、他端部が薄片として垂下していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、分断部材は、ポリエチレンテレフタレートフィルムによって構成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の紙送り装置と、用紙に画像を形成する画像形成部とを備え、用紙は、紙送り装置によって画像形成部へ搬送されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、紙粉除去手段と紙粉搬送手段との間には、紙粉を分断するための分断部材が設けられている。
これにより、塊状の紙粉は分断部材によってある程度の大きさに分断されるので、紙粉搬送手段によって搬送され易くなる。
請求項2に記載の発明によれば、分断部材は、少なくとも紙粉除去手段の長手方向全幅に設けられている。
紙粉吸着ローラから紙粉除去手段によって除去された紙粉は、紙粉除去手段の幅方向に沿って塊状になる。よって、分断部材が紙粉除去手段の長手方向全幅に設けられていることで、塊状の紙粉をすべて分断することができる。
請求項3に記載の発明によれば、複数の薄片の間隔は、スパイラルの間隔と同じになるように設けられている。
これにより、塊状の紙粉はスパイラルの間隔と同じ幅に分断されるので、より搬送され易くなる。
請求項4に記載の発明によれば、スパイラルは、シャフトの中央部から互いに外側に向かって傾斜するように設けられ、複数の薄片は、シャフトの中央部から互いに外側に向かって傾斜するように設けられている。
スパイラルは外側に向かって傾斜するように設けられ、薄片もスパイラルと同様に外側向かって傾斜するように設けられることで、塊状の紙粉はスパイラルの形状と同じ外側に
傾斜した形に分断される。これにより、分断された紙粉はスパイラルに落下し易くなり、より円滑に搬送される。
請求項5に記載の発明によれば、紙粉除去手段は、スポンジ部材と、スポンジ部材を上部から支持するための支持部材とを備え、分断部材は、一端部がスポンジ部材と支持部材との間に挟まれるようにして支持され、他端部が薄片として垂下している。
このように、分断部材はスポンジ部材と支持部材とに支持されることによって、簡易な構成で分断部材を設けることができる。
請求項6に記載の発明によれば、分断部材は、ポリエチレンテレフタレートフィルムによって構成されている。
分断部材がポリエチレンテレフタレートフィルムによって構成されているので、安価かつ加工しやすい材料で成形することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜6のいずれかに記載の紙送り装置と、用紙に画像を形成する画像形成部とを備え、用紙は、紙送り装置によって画像形成部へ搬送される。
請求項1〜6のいずれかに記載の紙送り装置を備えたことにより、それぞれに対応した効果を有する画像形成装置が実現される。
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダユニット4や、給紙された用紙3に所定の画像を形成するための画像形成ユニット5などを備えている。
フィーダユニット4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる供給ローラとしての給紙ローラ8および給紙パッド9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる後述する第1紙粉取りユニット10と、この第1紙粉取りユニット10に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる後述する紙粉取り装置としての第2紙粉取りユニット11と、この第2紙粉取りユニット11に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部にて揺動可能に支持されることによって、近い方の端部を上下方向に移動可能としており、また、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに回動される。給紙ローラ8および給紙パット9は、互いに対向状に配設され、給紙パット9の裏側に配設されるばね13によって、給紙パット9の摩擦分離面が給紙ローラ8に向かって押圧されている。用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって給紙ローラ8と給紙パット9とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。給紙された用紙3は、後で詳述するが、第1紙粉取りユニット10および第2紙粉取りユニット11によって、紙粉が取り除かれた後、レジストローラ12に送られる。レジストローラ12は、1対のローラから構成されており、用紙3を所定のレジスト後に、画像形成ユニット5に送るようにしている。なお、給紙ロー
ラ8は、用紙3の幅方向略中央部と接触するように配置されている。
なお、このフィーダユニット4は、さらに、マルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット70とを備えている。マルチパーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット70は、互いに対向状に配設され、マルチパーパス側給紙パット70の裏側に配設されるばね71によって、マルチパーパス側給紙パット70の摩擦分離面がマルチパーパス側給紙ローラ15に向かって押圧されている。マルチパーパストレイ14上に積層される用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ15の回転によってマルチパーパス側給紙ローラ15とマルチパーパス側給紙パット70とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。
画像形成ユニット5は、スキャナユニット16、プロセスユニット17、定着ユニット18などを備えている。
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20および21、反射鏡22、23および24などを備えており、レーザ発光部からの発光される所定の画像データに基づくレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー19、レンズ20、反射鏡22および23、レンズ21、反射鏡24の順に通過あるいは反射させて、後述するプロセスユニット17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射させている。
プロセスユニット17は、スキャナユニット16の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ26内に、感光体としての感光ドラム27、現像カートリッジ28、スコロトロン型帯電器29、転写ローラ30などを備えている。現像カートリッジ28は、ドラムカートリッジ26に対して着脱自在に装着されており、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナーボックス34などを備えている。
トナーボックス34内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などの公知の重合方法によって共重合させることにより得られる重合トナーが使用されている。このような重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好である。なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
そして、トナーボックス34内のトナーは、トナーボックス34の中心に設けられる回転軸35に支持されるアジテータ36により攪拌されて、トナーボックス34の側部に開口されたトナー供給口37から放出される。なお、トナーボックス34の側壁には、トナーの残量検知用の窓38が設けられており、回転軸35に支持されたクリーナ39によって清掃される。
トナー供給口37の側方位置には、供給ローラ33が回転可能に配設されており、また、この供給ローラ33に対向して、現像ローラ31が回転可能に配設されている。そして、これら供給ローラ33と現像ローラ31とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、導電性の発泡材料からなるローラが被覆され
ている。また、現像ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的には、現像ローラ31のローラ部分は、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。なお、現像ローラ31には、感光ドラム27に対して、所定の現像バイアスが印加されている。
また、現像ローラ31の近傍には、層厚規制ブレード32が配設されている。この層厚規制ブレード32は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部40を備えており、現像ローラ31の近くにおいて現像カートリッジ28に支持されて、押圧部40がブレード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接されるように構成されている。
そして、トナー供給口37から放出されるトナーは、供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給され、この時、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴って、層厚規制ブレード32の押圧部40と現像ローラ31との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電されて、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
感光ドラム27は、現像ローラ31の側方位置において、その現像ローラ31と対向するような状態で回転可能に配設されている。この感光ドラム27は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面部分がポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム27の上方に、感光ドラム27に接触しないように、所定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
そして、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナユニット16からのレーザービームの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触する時に、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム27の表面のうち、レーザービームによって露光され電位が下がっている部分に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成される。
転写ローラ30は、感光ドラム27の下方において、この感光ドラム27に対向するように配置され、ドラムカートリッジ26に回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、感光ドラム27に対して所定の転写バイアスが印加されている。そのため、感光ドラム27上に担持された可視像は、用紙3が感光ドラム27と転写ローラ30との間を通る間に用紙3に転写される。
定着ユニット18は、プロセスユニット17の側方下流側に配設され、加熱ローラ41、加熱ローラ41を押圧する押圧ローラ42、および、これら加熱ローラ41および押圧ローラ42の下流側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。加熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、プロセスユニット17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過す
る間に熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45に送られて、その排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
また、このレーザプリンタ1では、転写ローラ30によって用紙3に転写された後に感光ドラム27上に残存するトナーを、現像ローラ31によって回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナーを回収するようにしている。このようなクリーナレス方式によって感光ドラム27上に残存するトナーを回収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や廃トナーの貯留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡略化、小型化およびコストの低減化を図ることができる。
また、このレーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するために、反転搬送ユニット47が設けられている。この反転搬送ユニット47は、排紙ローラ45と、反転搬送パス48と、フラッパ49と、複数の反転搬送ローラ50とを備えている。
排紙ローラ45は、1対のローラからなり、正回転および逆回転の切り換えができるように構成されている。この排紙ローラ45は、上記したように、排紙トレイ46上に用紙3を排紙する場合には、正方向に回転するが、用紙3を反転させる場合には、逆方向に回転する。
反転搬送パス48は、排紙ローラ45から画像形成ユニット5の下方に配設される複数の反転搬送ローラ50まで用紙3を搬送することができるように、上下方向に沿って設けられており、その上流側端部が、排紙ローラ45の近くに配置されるとともに、その下流側端部が、反転搬送ローラ50の近くに配置されている。
フラッパ49は、排紙パス44と反転搬送パス48との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けられており、図示しないソレノイドの励磁または非励磁により、排紙ローラ45によって反転された用紙3の搬送方向を、排紙パス44に向かう方向から、反転搬送パス48に向かう方向に切り換えることができるように構成されている。
反転搬送ローラ50は、給紙トレイ6の上方において、略水平方向に複数設けられており、最も上流側の反転搬送ローラ50が、反転搬送パス48の後端部の近くに配置されるとともに、最も下流側の反転搬送ローラ50が、レジストローラ12の下方に配置されるように設けられている。
そして、用紙3の両面に画像を形成する場合には、この反転搬送ユニット47が、次のように動作される。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3が搬送ローラ43によって排紙パス44から排紙ローラ45に送られてくると、排紙ローラ45は、用紙3を挟んだ状態で正回転して、この用紙3を一旦外側(排紙トレイ46側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に送られ、用紙3の後端が排紙ローラ45に挟まれた時に、正回転を停止する。次いで、排紙ローラ45は、逆回転するとともに、フラッパ49が、用紙3が反転搬送パス48に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙3を前後逆向きの状態で反転搬送パス48に搬送するようにする。なお、フラッパ49は、用紙3の反転搬送パス48への搬送が終了すると、元の状態、すなわち、搬送ローラ43から送られる用紙3を排紙ローラ45に送る状態に切り換えられる。次いで、反転搬送パス48に逆向きに搬送された用紙3は、反転搬送ローラ50に搬送され、この反転搬送ローラ50から、上方向に反転されて、レジストローラ12に送られる。レジストローラ12に搬送された用紙3は、裏返しの状態で、再び、所定のレジスト後に、画像形成ユニット5に向けて送られ、これによって、用紙3の両面に所定の画像が形成される。
そして、このレーザプリンタ1では、用紙3の搬送方向において、給紙ローラ8と対向する位置に、給紙ローラ8とレジストローラ12との間に、上記したように、給紙ローラ8の下流側に第1紙粉取りユニット10が設けられるとともに、その第1紙粉取りユニット10の下流側に第2紙粉取りユニット11が設けられている。
第1紙粉取りユニット10は、給紙パット9のすぐ近くに配置され、供給側紙粉取りローラとしての給紙側紙粉取りローラ51と、この給紙側紙粉取りローラ51の下方において接触状に配置される給紙側スポンジ部材52とを備えている。
給紙側紙粉取りローラ51は、ローラ軸に、フッ素樹脂からなるローラ、または、表面がフッ素コートされたローラなどの表面が帯電されやすいローラが被覆されており、給紙ローラ8によって給紙された用紙3の給紙パット9に接触した面でもある画像形成面(感光ドラム27と接触する面)に接触するように配置されている。
給紙側スポンジ部材52は、ウレタンフォームなどの給紙側紙粉取りローラ51を帯電させやすい部材からなり、給紙側紙粉取りローラ51に圧接され、給紙側紙粉取りローラ51に付着した紙粉を掻き取るとともに、給紙側紙粉取りローラ51との摺擦によって、給紙側紙粉取りローラ51の表面を摩擦帯電するように構成されている。なお、給紙側紙粉取りローラ51は給紙パット9の幅よりも少し広く形成されている。
そして、給紙ローラ8によって給紙された用紙3は、その画像形成面が、帯電されている給紙側紙粉取りローラ51の表面と接触した時に、給紙時の給紙パット9との摩擦などによって生じる紙粉が、この給紙側紙粉取りローラ51に静電気的に吸着される。そして、給紙側紙粉取りローラ51に付着した紙粉は、次いで、給紙側スポンジ部材52によって掻き取られ、本体ケーシング2の下方において貯留される。なお、給紙側スポンジ部材52は、給紙側紙粉取りローラ51の幅よりも少し広く形成されている。
第2紙粉取りユニット11は、給紙ローラ8の上方であって、レジストローラ12の上流側に配置され、図2に示すように、駆動ローラ53(請求項に記載の搬送ローラに相当)、紙粉取りローラ54(請求項に記載の紙粉吸着ローラに相当)、スポンジ部材55(請求項に記載の紙粉除去手段に相当)、オーガ56(請求項に記載の紙粉搬送手段及びオーガスクリューに相当)、ガイド部材65、紙粉貯留部材の貯留板69(図3参照)などを備えている。なお、この第2紙粉取りユニット11の上流側近傍には、用紙3を、駆動ローラ53および紙粉取りローラ54の間に案内するためのガイドローラが設けられている。
駆動ローラ53は、その幅が用紙3の幅よりも少し広く形成され、そのローラ軸の軸端部には、駆動が入力される図示しないモータが設けられている。
紙粉取りローラ54は、駆動ローラ53の上方において接触状に対向配置され、用紙3の幅よりも少し広く形成されており、駆動ローラ53に対して矢印方向(時計方向)に従動して回転するように構成されている。この紙粉取りローラ54は、ローラ軸に、フッ素樹脂からなるローラ、または、表面がフッ素コートされたローラなどの表面が帯電されやすいローラが被覆されており、用紙3の給紙パット9に接触した面でもある画像形成面に接触するように配置されている。
スポンジ部材55は、紙粉取りローラ54の上方に配置され、その幅が紙粉取りローラ54よりも少し広く形成されており、紙粉取りローラ54を帯電させやすい部材、例えばウレタンフォームなどから構成されている。このスポンジ部材55は、ばね58の付勢力によって下方向に付勢される支持部材59の下面に取り付けられており、紙粉取りローラ
54に圧接されて、紙粉取りローラ54に付着した紙粉を掻き取るとともに、紙粉取りローラ54との摺擦によって、紙粉取りローラ54の表面を摩擦帯電させるように構成されている。
オーガ56は、後述するガイド部材65を挟んで、紙粉取りローラ54と、紙粉を一時的に滞留させることができるような空間68が形成されるように、所定の間隔を隔てて配置され、図3に示すように、シャフト部材60と、このシャフト部材60の周りにおいてスパイラル状に形成される第1スパイラル部61および第2スパイラル部62とを備えている。なお、図3は、図2に示す第2紙粉取りユニット11の底面図であり、紙粉取りローラ54は図示していない。
シャフト部材60は、本体ケーシング2の幅方向全体よりやや小さく、スポンジ部材55よりやや大きい長さを有し、紙粉取りローラ54の軸方向に沿って配置されている。また、このシャフト部材60の軸端部には、オーガ駆動ギヤ(図示せず)が設けられており、図示しないモータにより入力された駆動は、このオーガ駆動ギヤを介して、シャフト部材60に伝達され、このシャフト部材60を図2の矢印方向(時計方向)に回転させるようにしている。
第1スパイラル部61は、図3に示すように、シャフト部材60の略半分部分に形成されており、シャフト部材60の回転によって、紙粉を、本体ケーシング2の幅方向における一方側方向(矢印64a方向)に搬送し得るように構成されている。また、第2スパイラル部62は、シャフト部材60における第1スパイラル部61が形成される反対側の略半分部分に形成されており、シャフト部材60の回転によって、紙粉を、本体ケーシング2の幅方向における他方側方向(矢印64b方向、すなわち、第1スパイラル部61の搬送方向と反対方向)に搬送し得るように構成されている。これによって、オーガ56に案内された紙粉は、その中央部から、第1スパイラル部61によって矢印64a方向と、第2スパイラル部62によって矢印64b方向とに、左右に分けられて、シャフト部材60の軸方向に沿って搬送される。
図5は、図3のe部分の拡大図である。図3及び図5に示すように、スポンジ部材55とオーガ56との間には、薄板80(請求項に記載の分断部材に相当、図6参照)の一部である複数の薄片80a,80bが設けられている。薄片80aは、シャフト部材60の
中心部を境として一方側方向(矢印64a方向)に傾斜しており、薄片80bは、他方側方向(矢印64b方向)に傾斜している。つまり、薄片80a,80bはそれぞれ、シャ
フト部材60を中心として外側へ向かうように傾斜している。
また、複数の薄片80aの間隔(幅cの間隔)は、第1スパイラル部61の間隔(幅dの間隔)と同じになるように設けられており、複数の薄片80bの間隔も同様に、第2スパイラル部62の間隔と同じになるように設けられている。
図6は、スポンジ部材55、薄片80a,80bを有する薄板80及び支持部材59の
分解図である。
スポンジ部材55は、紙粉取りローラ54に当接する当接部55aと、オーガ56に対向する面である側面部55bと、薄板80に対向する上面部55cとを有する。薄板80は、スポンジ部材55の幅方向(用紙の搬送方向と直交する方向)において長手方向を持つように形成された薄い板である板部80cと、板部80cからそれぞれ垂下した薄片80a,80bとを有している。
薄片80a,80bは、略正方形状の形をしており、スポンジ部材55の長手方向全幅
とほぼ同じ範囲にわたって設けられている。なお、薄板80は、ポリエチレンテレフタレートフィルム(Poly-Ethylene-Terephthalate film、以下、PETフィルムという)によって構成されている。薄板80及びスポンジ部材を支持する支持部材59は、スポンジ部材55の幅方向に長手方向を有し、腕部59aと保持部59bとを有している。
図7に示すように、薄板80は、上下方向からそれぞれ支持部材59及びスポンジ部材55によって挟まれるようにして保持される。具体的には、板部80cの上部が支持部材59の保持部59bに対面及び保持され、下部がスポンジ部材55の上面部55cに対面及び保持される。また、このとき、板部80cからそれぞれ垂下した薄片80a,80b
は、スポンジ部材55bの側面55bに対向する位置に配置される。つまり、薄片80a,80bは、オーガ56とスポンジ部材55との間に配置される。
ガイド部材65は、図2に示すように、紙粉取りローラ54とオーガ56との間であって、スポンジ部材55の下方に配置され、紙粉を受ける受け面66を備えている。この受け面66は、図4に示すように、その傾きαが、オーガ56のシャフト部材60の軸心を通る鉛直線67との間で、0〜45°の角度、好ましくは、30〜45°の角度をなすように形成されている。受け面の角度が45°より大きいと、受け面66上に紙粉が滞留して円滑にオーガ56に案内することができない場合があり、また、0°より小さいと、紙粉を受け面66上に受けることができない場合がある。また、30°より小さいと、受け面66の基端部とオーガ56との間隔が開いて、紙粉を良好にオーガ56に案内できない場合がある。なお、この実施形態では、受け面66の角度が45°とされている。
次に、図2及び図7を参照にして、紙粉除去が行われる動作を説明する。第1紙粉取りユニット10から搬送されてくる用紙3上の紙粉は、その画像形成面が、スポンジ部材55によって摩擦帯電されている紙粉取りローラ54の表面と接触した時に、その紙粉取りローラ54によって静電気的に吸着され、その画像形成面から良好に取り除かれる。
次いで、紙粉取りローラ54に付着した紙粉は、スポンジ部材55によって掻き取られる。この時、スポンジ部材55によって掻き取られた紙粉は、紙粉取りローラ54がスポンジ部材55に向かう方向に回転されているので、そのスポンジ部材55と紙粉取りローラ54との間に形成される楔状の空間で滞留し、順次掻き取られた紙粉同士が付着して、紙粉取りローラ54とオーガ56との間で形成される空間68において、塊状に成長する。
このとき、紙粉は塊状に成長するが、薄片80a,80bによってその大きさは制限さ
れる。つまり、塊状の紙粉は薄片80a,80bによってある程度の大きさに分断される
。この大きさとは、複数の薄片80a,80bの間隔(ピッチ)の大きさであり、これは
、第1スパイラル部61の間隔及び第2スパイラル部62の間隔(ピッチ)と同じ大きさである。よって、紙粉は複数の薄片80a,80bによってオーガ56に搬送されやすい
大きさに分断される。
また、複数の薄片80a,80bは、シャフト60の中心部からそれぞれ外側に向かっ
て傾斜している。これにより紙粉の塊は、紙粉の搬送方向と同じ向きに傾斜しているので、より搬送され易い形状に分断されるようになっている。
また、薄片80a,80bは、スポンジ部材55の長手方向全幅とほぼ同じ範囲にわた
って設けられているので、塊状の紙粉をすべて分断することができる。
そして、ある程度の大きさに分断された紙粉が、自重によりガイド部材65の受け面66上に落下し、その受け面66に沿って、オーガ56に向けて良好に案内される。このよ
うに紙粉がある程度の大きさの塊状であれば、オーガ56での搬送を容易化することができるとともに、本体ケーシング2内において粉状のまま拡散することを防止することができる。
次いで、オーガ56に案内された紙粉は、シャフト部材60の矢印方向への回転によって、第1スパイラル部61および第2スパイラル部62に良好に誘い込まれ、その中央部から、第1スパイラル部61によって矢印64a方向と、第2スパイラル部62によって矢印64b方向とに、左右に分けられて、シャフト部材60の軸方向に沿って両外側に搬送される。この時、オーガ56は、紙粉取りローラ54と所定の間隔を隔てて配置されているので、オーガ56によって搬送される紙粉は、紙粉取りローラ54と接触しない状態で搬送される。そのため、オーガ56によって搬送される紙粉は、再び紙粉取りローラ54に付着することはなく、効率のよい紙粉の除去を達成することができる。
また、本発明における他の実施の形態として、図8に示すようにスポンジ部材55は用紙3の幅方向の中央部付近にのみ設けられていてもよい。紙粉は、給紙時に給紙ローラ8と給紙パット9との摩擦などによって生じ易い。よってスポンジ部材55は、用紙幅方向全幅に設けられていなくてもよく、例えば給紙パット9の幅よりも少し広く設けられていてもよい。このような構成であっても、スポンジ部材55の側面部55bとオーガ56との間に薄片80a,80bが設けられていれば、紙粉が大きな塊状となって空間68に滞
留してしまうことを防止することができる。
また、図9に示すように薄片80a,80bの向きが傾斜せず、例えばスポンジ部材5
5の側面部55bに対して垂直方向に設けられていてもよい。
また、薄片80a,80bの間隔は、第1スパイラル部61の間隔(ピッチ)および第
2スパイラル部62の間隔(ピッチ)と同様でなくてもよく、例えば薄片80a,80b
がスポンジ部材55の側面部55bにいくつか(少なくとも1つ以上)設けられているだけでも、紙粉の塊は分断され、オーガ65によって搬送され易くなる。
また、本発明の実施の形態において、薄板80はPETフィルムであるが、例えば金属板や他の材料でもよく、これに限定されるものではない。
本発明の画像形成装置としての、レーザプリンタを示す要部側断面図である。 図1に示すレーザプリンタの第2紙粉取りユニットを拡大して示す側断面図である。 図2に示す第2紙粉取りユニットの平面図である。 図2に示す第2紙粉取りユニットの要部拡大断面図である。 図3におけるe部分の拡大図である。 スポンジ部材、薄板及び支持部材の分解図である。 スポンジ部材、薄板及び支持部材が組み合わせた構成を示す図である。 本発明における他の実施の形態の図である。 本発明における他の実施の形態の図である。 従来の紙送り装置を示す図である。
1 レーザプリンタ
3 用紙
8 給紙ローラ
11 第2紙粉取りユニット
27 感光ドラム
31 現像ローラ
51 給紙側紙粉取りローラ
53 駆動ローラ(搬送ローラ)
54 紙粉取りローラ(紙粉吸着ローラ)
55 スポンジ部材(紙粉除去手段)
55a 当接部
55b 側面部
55c 上面部
56 オーガ
59 支持部材(紙粉除去手段)
59a 腕部
59b 保持部
60 シャフト部材
61 第1スパイラル部
62 第2スパイラル部
65 ガイド部材
66 受け面
67 鉛直線
68 空間
80 薄板(分断部材)
80a,80b 薄片(分断部材)

Claims (7)

  1. 用紙の搬送経路にて前記用紙に付着している紙粉を吸着する紙粉吸着ローラと、
    前記紙粉吸着ローラと対向する位置に配置され、前記用紙を前記搬送経路に沿って搬送する搬送ローラと、
    前記紙粉吸着ローラに当接し、前記紙粉吸着ローラが吸着した前記紙粉を前記紙粉吸着ローラから除去する紙粉除去手段と、
    前記紙粉除去手段と対向する位置に設けられ、前記紙粉除去手段によって除去された前記紙粉を搬送する紙粉搬送手段と、を備えた紙送り装置において、
    前記紙粉除去手段は、前記紙粉吸着ローラに当接する当接部と、
    前記当接部と略直交する方向において前記当接部から離れる方向に向かって延び、前記紙粉搬送手段に対向する側面部と、を備え、
    前記紙粉吸着ローラと前記紙粉搬送手段との間には、前記紙粉吸着ローラが前記紙粉除去手段に向かう方向に回転することによって前記紙粉除去手段の前記当接部から掻き取られた紙粉を滞留させる空間が設けられ、
    前記紙粉除去手段の前記側面部には、前記紙粉を分断するための分断部材が設けられ、前記紙粉は、前記紙粉除手段によって除去された後、前記空間において前記分断部材によって分断されることを特徴とする紙送り装置。
  2. 前記紙粉吸着ローラは、前記用紙の搬送方向と直交する前記用紙の幅方向において方向に長手方向を有し、
    前記紙粉除去手段は、前記長手方向において所定の幅を有し、
    前記紙粉搬送手段は、前記長手方向において、少なくとも前記紙粉除去手段より長くなるように設けられ、
    前記分断部材は、少なくとも前記紙粉除去手段の前記長手方向全幅に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の紙送り装置。
  3. 前記紙粉搬送手段はオーガスクリューであり、シャフトと、前記シャフトを軸として回転するスパイラルが設けられ、前記紙粉は前記スパイラルが回転することによって搬送され、
    前記分断部材は複数の薄片を有し、前記複数の薄片の間隔は、前記スパイラルの間隔と同じになるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の紙送り装置。
  4. 前記スパイラルは、前記シャフトの中央部から互いに外側に向かって傾斜するように設けられ、
    前記紙粉は、前記スパイラルが回転することによって中央部からそれぞれ外側に向かって搬送され、
    前記分断部材は複数の薄片を有し、前記複数の薄片は、前記シャフトの中央部から互いに外側に向かって傾斜するように設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の紙送り装置。
  5. 前記紙粉除去手段は、前記紙粉吸着ローラに当接し、かつ前記紙粉吸着ローラに吸着した前記紙粉を除去するためのスポンジ部材と、前記スポンジ部材を上部から支持するための支持部材とを備え、
    前記分断部材は、一端部が前記スポンジ部材と前記支持部材との間に挟まれるようにして支持され、他端部が前記薄片として垂下していることを特徴とする請求項3又は4に記載の紙送り装置。
  6. 前記分断部材は、ポリエチレンテレフタレートフィルムによって構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の紙送り装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の紙送り装置と、
    前記用紙に画像を形成する画像形成部とを備え、
    前記用紙は、前記紙送り装置によって前記画像形成部へ搬送されることを特徴とする画像形成装置。
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