JP3197514B2 - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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JP3197514B2
JP3197514B2 JP27388097A JP27388097A JP3197514B2 JP 3197514 B2 JP3197514 B2 JP 3197514B2 JP 27388097 A JP27388097 A JP 27388097A JP 27388097 A JP27388097 A JP 27388097A JP 3197514 B2 JP3197514 B2 JP 3197514B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や複写機、プリンタ装置等に適用される電子写真記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真記録装置は、ファクシミリ装
置、複写機、プリンタ装置等に広く使用されている。電
子写真記録装置においては、感光体ドラムを帯電させ、
帯電された感光体ドラムを露光して静電潜像を形成す
る。その静電潜像を現像してトナー像を形成し、トナー
像を記録媒体に転写することにより、印刷を行う。現像
時には、トナーは静電気力で感光体ドラムに吸着され、
転写時には、静電気力で感光体ドラムから記録媒体側に
吸引される。帯電器は、感光体ドラムに静電気力を付与
するために、感光体ドラムを帯電させる。この帯電電位
が不安定では、現像の際に感光体ドラムに付着するトナ
ー量がばらつき、印刷画像の品質を落とす。従って、帯
電器には帯電電位安定化のための定電圧電源等が接続さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電子
写真記録装置には、次のような解決すべき課題があっ
た。転写後の感光体ドラム表面は、クリーニング部によ
って残留トナーが除去された状態で帯電器に達する。と
ころが、現像部で正規に帯電したトナーとは別に、様々
な要因で逆の極性に帯電した逆帯電トナーが感光体ドラ
ムに付着していることがある。この逆帯電トナーは、ク
リーニング部では除去されず、感光体ドラムに付着した
ままクリーニング部を通過して帯電部に達する。
【0004】 こうした逆帯電トナーは、帯電ローラに接
触すると、感光体ドラムと帯電ローラとの電位差により
クーロン力を受けて、感光体ドラムから帯電ローラ側に
移動し、帯電ローラの表面に吸着される。帯電ローラの
表面に吸着した逆帯電トナーが増加すると、感光体ドラ
ムと帯電ローラとの間の接触抵抗が高まる。帯電ローラ
には、定電圧電源から一定の電圧が加えられて感光体ド
ラムに帯電電流が流れ込む。その電気抵抗が大きくなる
と、そのままでは感光体ドラムが所定の帯電電位まで帯
電しない。
【0005】 即ち、逆帯電トナーの存在により感光体ド
ラムの帯電電位が不安定になるという問題があった。ま
た、感光体ドラムの帯電電位が正規の値より低下する
と、現像器においてトナーが不要な部分にまで付着し印
刷画質が低下してしまうといった問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉 本発明は、感光体ドラムと、この感光体ドラムを所定の
電位に帯電する帯電部とを備え、帯電部が感光体ドラム
に接触する主帯電器と該主帯電器に接触する補助帯電器
とを含み、正規に帯電したトナーとは逆の極性に帯電し
た感光体ドラム上の逆帯電トナーを、感光体ドラムと主
帯電器との接触部で、クーロン力により感光体ドラムか
ら主帯電器側に移動させ、さらに、当該逆帯電トナー
を、補助帯電器と主帯電器との接触部でクーロン力によ
り主帯電器から補助帯電器側に移動させる電子写真記録
装置において、主帯電器には、予め設定した一定値の電
圧を出力して主帯電器の電位を一定に保持する定電圧電
源を接続し、補助帯電器には、主帯電器を介して補助帯
電器と感光体ドラムを結ぶ電気回路に流れる電流の電流
値を、予め設定した一定値に保持する定電流電源を接続
したことを特徴とする。
【0007】〈構成2〉 構成1において、主帯電器から感光体ドラムに流入する
電荷と、補助帯電器から主帯電器を介して感光体ドラム
に流入する電荷によって、上記感光体ドラムが所定の電
位に帯電することを特徴とする電子写真記録装置。
【0008】〈構成3〉 構成1において、主帯電器と定電圧電源の間には、補助
帯電器より感光体ドラムに流入する電荷の一部が主帯電
器を介して定電圧電源側に流入することを阻止する、逆
流阻止回路を接続したことを特徴とする電子写真記録装
置。
【0009】〈構成4〉 構成1において、補助帯電器に接続した定電流電源は、
補助帯電器に対して、主帯電器に接続された定電圧電源
の電源電流がゼロにならない範囲のバイアス電圧を加え
ながら、一定の電流を供給することを特徴とする電子写
真記録装置。
【0010】〈構成5〉 構成1において、補助帯電器に接続した定電流電源は、
主帯電器に接続された定電圧電源の電源電流値を越えな
い範囲の電源電流値を保持しながら、補助帯電器に対し
て、一定の電流を供給することを特徴とする電子写真記
録装置。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明による電子写真記録装置の主
要部断面図である。この図は、電子写真記録装置の印刷
機構全体を断面から見たもので、感光体ドラム10の回
りには、帯電部20の他に、露光部30、現像部40、
転写部50、クリーニング部60等が配置されている。
【0012】本発明において、帯電部20は、主帯電ロ
ーラ(主帯電部)21と、補助帯電ローラ(補助帯電
部)22と、主帯電ローラ21に接続された電源部(定
電圧電源)21Eと、補助帯電ローラ22に接続された
電源部(定電流電源)22Eを備えている。電源部(定
電圧電源)21Eは、予め設定した一定値の電圧を出力
して主帯電ローラ21の電位を一定に保持する機能を持
つ。また、電源部(定電流電源)22Eは、主帯電ロー
ラ21を介して補助帯電ローラ22と感光体ドラム10
を結ぶ電気回路に流れる電流の電流値を、予め設定した
一定値に保持する機能を持つ。
【0013】主帯電ローラ21は半導電ゴム材料から構
成され、補助帯電ローラ22は金属ローラか構成され
る。感光体ドラム10はアルミニウム材等の基材に負帯
電型有機光導電性材料が塗布されている。露光部30
は、この感光体ドラム10上に印刷されるべき光像を照
射し、静電潜像を形成する部分である。
【0014】現像部40は、現像ローラ41と電源40
Eを備える。図示しないトナーは現像ローラ41の表面
に薄層化され、感光体ドラム10との接触面に達するよ
う構成されている。電源40Eは、現像ローラ41に高
い負電圧を印加し、トナーはこの現像ローラ41の表面
に押し付けられる際、摩擦帯電して負電荷を帯びる。こ
うして負電荷を帯びるように帯電したトナーを正規帯電
トナーと呼ぶ。なお、上記現像ローラ41も半導電体ゴ
ム材料により構成されている。
【0015】転写部50は、転写ローラ51と電源部5
0Eとから構成される。転写ローラ51には電源部50
Eにより正電圧が印加されている。感光体ドラム10と
転写ローラ51との間を用紙1が通過する構成となって
いる。クリーニング部60は、クリーニングローラ61
とスイッチ62及び電源部63Eと電源部64Eとを備
える。スイッチ62は、クリーニングローラ61を電源
部63Eまたは電源部64Eのいずれか一方を選択して
接続する機能を持つ。電源部63Eは、クリーニングロ
ーラ61に正電圧を印可する直流電源である。または電
源部64Eは、クリーニングローラ61に負電圧を印可
する直流電源である。
【0016】以上のように感光体ドラム10の回りに配
置された帯電ローラ21、現像ローラ41、転写ローラ
51、クリーニングローラ61は、それぞれ図示しない
ギア等によって図の矢印方向に回転させられている。帯
電部20で一定の表面電位に帯電された感光体ドラム1
0は、露光部30で露光され、印刷すべき画像に対応す
る静電潜像を形成される。この静電潜像が現像部40に
達すると、静電潜像に対応するトナー像が形成される。
トナー像は感光体ドラム10の矢印R方向の回転に伴っ
て転写部50に達する。
【0017】転写ローラ51には電源50Eによって正
電圧が印加されているから、感光体ドラム10の外周面
に形成されたトナー像は用紙1の方向にクーロン力を受
け、用紙1に転写される。この転写後の用紙1は、図示
しない定着部に送られ、トナー像の定着処理が行われ
る。
【0018】感光体ドラム10の外周面にトナー像を形
成していたトナーは、負に帯電した正規帯電トナーであ
るが、転写条件により、感光体ドラム10の外周面に残
留したまま転写部50を通過するものがある。また、転
写部50の転写ローラ51に接して正電荷を受け、正規
帯電トナーとは逆極性に帯電するトナーがある。これを
逆帯電トナーと呼ぶ。この逆帯電トナーは、転写部50
において感光体ドラム10側にクーロン力を受ける。こ
うして感光体ドラム10の外周面に残留した正規帯電ト
ナーと逆帯電トナーとは、クリーニング部60に達す
る。
【0019】クリーニング部60において、通常、スイ
ッチ62が、電源部63Eとクリーニングローラ61を
接続した状態にされている。電源部63Eはクリーニン
グローラ61に正の高電圧を印加するから、感光体ドラ
ム10に付着した正規帯電したトナーがクリーニング部
60に取り込まれる。また、逆帯電トナーはクリーニン
グ部60に取り込まれることなく、通過する。
【0020】クリーニング部60によって除去されなか
った逆帯電トナーは帯電部20まで達する。帯電部20
では、主帯電ローラ21に負の所定の電圧を印加して感
光体ドラム10を帯電させる。従って、感光体ドラム1
0の表面に付着した逆帯電トナーが主帯電ローラ21の
側にクーロン力を受けて、主帯電ローラ21の外周面に
付着する。本発明では、帯電部20に補助帯電ローラ2
2を設けることで、この逆帯電トナーを主帯電ローラ2
1の外周面から取り去り、主帯電ローラ21の外周面を
クリーンな状態に保つ。
【0021】上記の機能を達成するために、電源部21
Eは、逆帯電トナーが、感光体ドラム10と主帯電ロー
ラ21との電気的接触部で、クーロン力により感光体ド
ラム10から主帯電ローラ21側に移動するような電位
差を、感光体ドラム10と主帯電ローラ21との間に与
える。これで、逆帯電トナーについてのクリーニングが
できる。さらに、電源部22Eは、逆帯電トナーが、補
助帯電ローラ22と主帯電ローラ21との接触部でクー
ロン力により主帯電ローラ21から補助帯電ローラ22
側に移動するような電位差を、主帯電ローラ21と補助
帯電ローラ22との間に与える。これで、逆帯電トナー
が主帯電ローラ21から補助帯電ローラ22側に移り、
主帯電ローラ21をクリーニングする。具体的には、感
光体ドラムの本体軸部は接地されており、主帯電ローラ
21には−1350ボルト、補助帯電ローラ22には−
1700ボルト〜−1900ボルト程度の電圧が加えら
れる。
【0022】図2には、帯電動作の説明図を示す。この
図を用いて、実際に帯電部20が動作中に感光体ドラム
10と主帯電ローラ21とがクリーニングされる様子を
説明する。図に示すように、感光体ドラム10の外周面
には正(+)に帯電した逆帯電トナーが付着したまま帯
電部20に進入する。ここで、主帯電ローラ21には、
負の高電圧が印可されているから、逆帯電トナーは感光
体ドラム10と主帯電ローラ21との接点付近で、クー
ロン力を受けて、主帯電ローラ21側に移る。
【0023】次に主帯電ローラ21が回転して主帯電ロ
ーラ21の外周面に付着した逆帯電トナーが補助帯電ロ
ーラ22と主帯電ローラ21の接点付近に達する。ここ
で、主帯電ローラ21よりも補助帯電ローラ22の方が
電位が低いため、逆帯電トナーはクーロン力によって補
助帯電ローラ22側に移動する。こうして、補助帯電ロ
ーラ22の外周面に逆帯電トナーが付着し、主帯電ロー
ラ21の外周面はクリーニングされる。従って、主帯電
ローラ21と感光体ドラム10との間の電気的な接触抵
抗が安定化し、感光体ドラム10を常に均一に帯電す
る。
【0024】図3には、トナー回収動作の説明図を示
す。逆帯電トナーは、上記の様にして補助帯電ローラ2
2側に取り込まれる。その後、補助帯電ローラ22の回
転とともに、補助帯電ローラ22の外周面に付着した逆
帯電トナーが、補助帯電ローラ22と主帯電ローラ21
の接点付近に達する。このとき摩擦帯電等の作用によっ
て、一部または全部の逆帯電トナーが負(−)に帯電
し、正規帯電トナーに変換される。補助帯電ローラ22
よりも主帯電ローラ21の方が電位が高いから、正規帯
電トナーは、補助帯電ローラ22と主帯電ローラ21と
の接触部分においてクーロン力を受けて、主帯電ローラ
21の側に移動する。主帯電ローラ21の外周面に付着
した正規帯電トナーは、主帯電ローラ21と感光体ドラ
ム10との接触部分において、同様にしてクーロン力を
受けて感光体ドラム10の側に移動する。こうして正規
帯電トナーは、そのまま現像器の側に送られ、少しずつ
現像器に回収することが可能になる。
【0025】次に、帯電部20の電源部21Eと22E
の作用について説明する。図4には、上記帯電部20の
概略図を示す。主帯電ローラ21には電源部21Eから
所定の一定値の負電圧が印加され、感光体ドラム10に
負電荷が注入される。従って、電流Idが、感光体ドラ
ム10から主帯電ローラ21側に流れる。また、このと
き、電源部21Eには、電流Im(バイアス電源電流)
が矢印の方向に流れる。補助帯電ローラ22には電源部
22Eから所定の負電圧V(バイアス電圧)が印加さ
れ、主帯電ローラ21を通じて感光体ドラム10に負電
荷が注入される。上記電流Idには、これによる電流が
含まれる。また、このとき、電源部22Eには、電流I
s(バイアス電源電流)が矢印の方向に流れる。
【0026】主帯電ローラ21に接続された電源部21
Eは、主帯電ローラ21と感光体ドラム10との間の電
位差を一定に保持して、感光体ドラム10を一定の表面
電位に帯電する。ところが主帯電ローラ21と感光体ド
ラム10との間で逆帯電トナーの移動が起きると、この
部分の電気抵抗に変動が生じる。これが感光体ドラム1
0の帯電電圧を変動させるおそれがある。そこで、本発
明では、補助帯電ローラ22に電源部22Eを接続し
て、感光体ドラム10に注入する電荷を一定量Is以上
確保する。これによって電源部21Eの分担電流Imを
減少させ、回路抵抗の変動による帯電電圧の変動量を抑
制している。
【0027】なお、電源部22Eは、感光体ドラム10
から主帯電ローラ21を通って補助帯電ローラ22へ向
かって流れる電流Idを一定値Is以上に保持するため
に設けられたものだから、主帯電ローラ21の電源部2
1E側から補助帯電ローラ22に向かって電流が流れる
とこの作用を妨げるおそれがある。そこで、図の破線の
円内に示したように、電源部21Eを逆流阻止回路23
と直流電源24とにより構成する。これで、Id=Im
+Isの関係を保持できる。
【0028】図5には、本発明による帯電部の動作説明
図を示す。この図を用いて、上記帯電部20の具体的な
動作条件を説明する。図中の記号は、図4に定義したと
おりのものである。図の横軸には、補助帯電ローラ22
のバイアス電圧をその絶対値がV1<V2<V3<V4
となるようにプロットした。縦軸には、主帯電ローラ2
1のバイアス電源電流Imと、補助帯電ローラ22のバ
イアス電源電流Isと、感光体ドラム10の表面電位V
dとを上から下に向かってその絶対値が大きくなるよう
にプロットした。
【0029】図4を用いて説明したように、補助帯電ロ
ーラ22のバイアス電源電流Isと主帯電ローラ21の
バイアス電源電流Imを加算した値は、感光体ドラム1
0を電位Vdに帯電させるための電流Idとなる。とこ
ろが、補助帯電ローラ22のバイアス電圧の絶対値をV
1,V2,V3と増やしていくと、補助帯電ローラ22
のバイアス電源電流Isが急増する。同時に主帯電ロー
ラ21のバイアス電源電流Imがゼロになる。即ち、補
助帯電ローラ22のバイアス電圧の絶対値がV3以上V
4に向かう範囲では、主帯電ローラ21は感光体ドラム
の帯電に寄与しなくなる。
【0030】また、感光体ドラム10の帯電電位は、補
助帯電ローラ22のバイアス電圧の絶対値がV1以上V
3以下の範囲で一定になるから、この範囲での制御が適
する。また、このグラフからわかるように、補助帯電ロ
ーラ22のバイアス電源電流Isが主帯電ローラ21の
バイアス電源電流Imと同じか、又は小さい領域のほう
が特性が安定している。また、実験によれば、主帯電ロ
ーラ21から補助帯電ローラ22に逆帯電トナーが移動
するには、例えば5μA以上の電流が主帯電ローラ21
から補助帯電ローラ22に流れることが好ましいことが
わかった。補助帯電ローラ22のバイアス電源電流Is
の値ははこうして選定した、一定値にするとよい。な
お、上記実施例で各部に設けた電源部は、それぞれ全く
別体でも適当に共通化されていてもよい。また、上記の
例では正規に帯電したトナーは負電荷を帯びるものとし
たが、正電荷を帯びるものを正規帯電トナーとして、各
部の電気極性を反対にしても同様の効果が得られる。さ
らに、帯電器は、感光体ドラムと電気的に接触するよう
な構成ならば、ローラ状のもののみならず任意の構造に
してよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、主帯電器と補助帯
器とを設けて、これらの間の電位差を所定の関係に保
持すると、感光体ドラムから主帯電器を経て補助帯電
へ逆帯電トナーが移動するので、主帯電器の逆帯電ト
ナーをクリーニングして、帯電機能を安定化させること
ができる。また、主帯電器に定電圧電源を接続し、補助
帯電器に定電流電源を接続して、補助帯電器側に感光体
ドラムを帯電させるための電流の一部を負担させるよう
にすれば、感光体ドラムから主帯電器に逆帯電トナーが
移動する際の帯電電圧変動を防止し、印刷品位を維持す
ることができる。また、補助帯電器のバイアス電源電流
を所定の状態に設定することにより、帯電電圧を安定に
制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子写真記録装置の主要部断面図
である。
【図2】帯電動作の説明図である。
【図3】トナー回収動作の説明図である。
【図4】帯電部の概略図である。
【図5】帯電部の動作説明図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 20 帯電部 21 主帯電ローラ 22 補助帯電ローラ 21E 電源部(定電圧電源) 22E 電源部(定電流電源)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムと、この感光体ドラムを所
    定の電位に帯電する帯電部とを備え、前記帯電部が前記
    感光体ドラムに接触する主帯電器と該主帯電器に接触す
    る補助帯電器とを含み、 正規に帯電したトナーとは逆の極性に帯電した前記感光
    体ドラム上の逆帯電トナーを、前記感光体ドラムと主帯
    電器との接触部で、クーロン力により感光体ドラムから
    主帯電器側に移動させ、さらに、当該逆帯電トナーを、
    前記補助帯電器と主帯電器との接触部でクーロン力によ
    り主帯電器から補助帯電器側に移動させる電子写真記録
    装置において、 前記主帯電器には、予め設定した一定値の電圧を出力し
    て主帯電器の電位を一定に保持する定電圧電源を接続
    し、 前記補助帯電器には、前記主帯電器を介して補助帯電器
    と感光体ドラムを結ぶ電気回路に流れる電流の電流値
    を、予め設定した一定値に保持する定電流電源を接続し
    たことを特徴とする電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 主帯電器から感光体ドラムに流入する電荷と、補助帯電
    器から主帯電器を介して感光体ドラムに流入する電荷に
    よって、前記感光体ドラムが所定の電位に帯電すること
    を特徴とする電子写真記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 主帯電器と定電圧電源の間には、補助帯電器より感光体
    ドラムに流入する電荷の一部が主帯電器を介して定電圧
    電源側に流入することを阻止する、逆流阻止回路を接続
    したことを特徴とする電子写真記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 補助帯電器に接続した定電流電源は、補助帯電器に対し
    て、主帯電器に接続された定電圧電源の電源電流がゼロ
    にならない範囲のバイアス電圧を加えながら、一定の電
    流を供給することを特徴とする電子写真記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 補助帯電器に接続した定電流電源は、主帯電器に接続さ
    れた定電圧電源の電源電流値を越えない範囲の電源電流
    値を保持しながら、補助帯電器に対して、一定の電流を
    供給することを特徴とする電子写真記録装置。
JP27388097A 1997-09-19 1997-09-19 電子写真記録装置 Expired - Fee Related JP3197514B2 (ja)

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