JPH07140762A - 接触帯電機構のクリ−ニング装置 - Google Patents

接触帯電機構のクリ−ニング装置

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JPH07140762A
JPH07140762A JP29061393A JP29061393A JPH07140762A JP H07140762 A JPH07140762 A JP H07140762A JP 29061393 A JP29061393 A JP 29061393A JP 29061393 A JP29061393 A JP 29061393A JP H07140762 A JPH07140762 A JP H07140762A
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cleaning
roller
charging
cleaning member
charging roller
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JP29061393A
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English (en)
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Sadao Takahashi
橋 貞 夫 高
Koichi Yamazaki
崎 幸 一 山
Norio Kikuchi
地 宣 男 菊
Kentaro Matsumoto
本 健 太 郎 松
Naoshi Hayakawa
川 直 志 早
Yoshiaki Miyashita
下 義 明 宮
Takeshi Tabuchi
渕 健 田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電ローラをクリーニングする際の、トナー
粒子を帯電ロ−ラから除去する能力を高める。帯電ロー
ラに損傷を与えるのを防止する 【構成】 回転可能なローラ形状のクリーニングロ−ラ
3を、帯電ロ−ラ2と接触させて設置する。帯電ロ−ラ
表面の離型性を、クリーニングロ−ラ表面の離型性より
も高くする。帯電ロ−ラ表面よりもクリーニングロ−ラ
表面の粗さを粗くする。帯電ロ−ラとクリーニングロ−
ラの表面層を同一の材料で構成し、前者表面粗さよりも
後者表面の粗さを粗くする。2つのロ−ラの回転時の周
速に差を持たせる。周速比を0.5〜2の範囲にする。
両者の接触面の摩擦係数を0.8以下にする。クリーニ
ングロ−ラ上のトナー粒子を除去するクリーニング部材
10,16を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,プリンター,
ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に感光体と接
触してそれを帯電させる接触帯電機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成装置においては、感
光体を帯電させる手段として、コロナ放電を利用したコ
ロナ帯電器が一般に使用されている。しかしながら、コ
ロナ帯電器の場合、コロナ放電に伴いオゾンや窒素酸化
物が発生し、これらが人体や環境に有害である。またこ
れらが感光体帯電器や光学系等に付着し、画像劣化の原
因になる。
【0003】このようなコロナ放電による不都合を回避
するため、感光体と直接接触して帯電させる接触帯電方
式が、例えば特開昭63−149668号公報で提案さ
れている。
【0004】このような接触帯電方式を採用することに
より、帯電効率の向上を期待しうる。しかしこの方式で
は、帯電部材が感光体と接触するため、クリーニング装
置(例えばクリーニングブレード)で捕捉されずにそれ
を通過する感光体上の微粉トナー(3μm以下)が、ク
リーニング装置の下流に位置する帯電ローラに付着し、
帯電ローラの表面が汚れるため帯電不良をひきおこす、
という新たな問題が生じている。
【0005】特に、帯電ローラは像支持体と接触して帯
電するため、帯電ローラには静電気力,ファンデルワー
ルス力などの付着力により、トナー粉や、紙粉等が付着
し易い。
【0006】そこで、例えば特開平2−301777号
公報では、帯電ローラ等の接触帯電部材に、フェルト材
などで構成されるクリーニング部材を当接し、帯電ロー
ラに付着したトナー粉などを除去することを提案してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、帯電ローラに付着するトナー粉等を除去する
際にすじムラが発生しやすく、長期間に渡って品質の維
持ができない。また、フェルト材等で構成されるクリ−
ニング部材により、帯電ローラの損傷が発生し、帯電性
能が劣化する。
【0008】帯電ローラに付着するトナー粉は、感光体
のクリーニングブレードを通過してくるものであり、従
ってトナー粉の粒径は極めて小さい(約3μm程度)も
のが多く、帯電ローラに付着したトナー粉を、帯電ロー
ラの表面をこするようにして除去することは極めて難か
しい。
【0009】従って本発明は、帯電ローラのクリーニン
グをする際の、トナー等の粒子を帯電ロ−ラから除去す
る能力を高めるとともに、帯電ローラに損傷を与えるの
を防止することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明では、ローラ形状で回転可能に支持
された帯電部材(2)を含み、感光体(1)の表面と接
触してそれを帯電させる接触帯電機構のクリ−ニング装
置において:回転可能に支持されたローラ形状のクリー
ニング部材(3)を、前記帯電部材と接触する位置に設
置する。
【0011】また請求項2の発明では、更に、前記帯電
部材(2)の表面の離型性を、前記クリーニング部材
(3)の表面の離型性よりも高くする。
【0012】また請求項3の発明では、前記帯電部材
(2)の表面の粗さよりも、前記クリーニング部材
(3)の表面の粗さを粗くする。
【0013】また請求項4の発明では、前記帯電部材
(2)と前記クリーニング部材(3)の少なくとも表面
層を互いに同一の材料で構成し、かつ、前記帯電部材の
表面の粗さよりも、前記クリーニング部材の表面の粗さ
を粗くする。
【0014】また請求項5の発明では、前記帯電部材
(2)の回転時の周速と前記クリーニング部材(3)の
回転時の周速との間に差を持たせる駆動手段(20)を
更に設ける。
【0015】また請求項6の発明では、前記帯電部材
(2)の回転時の周速と前記クリーニング部材(3)の
回転時の周速との周速比を0.5〜2の範囲内に定め
る。
【0016】また請求項7の発明では、前記帯電部材
(2)の表面と前記クリーニング部材(3)の表面との
摩擦係数が0.8以下になるように構成する。
【0017】また請求項8の発明では、前記クリーニン
グ部材の表層部からトナー等の粒子を除去する除去手段
(10,16)を前記クリーニング部材の近傍に更に設
置する。
【0018】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0019】
【作用】本発明では、ローラ形状のクリーニング部材
(3)がローラ形状の帯電部材(2)と接触し、両者は
それぞれ回転可能に支持されている。両者が接触しなが
ら回転することにより、前記帯電部材に付着した微粉末
を前記クリーニング部材で回収することができる。両者
がそれぞれ回転可能であるため、それらの間で過度の摺
擦が生じることがない。従って、クリーニング部材(ロ
ーラ)表面の全域を微粉末の付着回収部とすることがで
き、長期に亘って、帯電部材(ローラ)の表面がトナー
で汚染されるのを防止しうる。これにより、帯電不良,
黒スジ,ハーフトーン画像スジ等の不具合が生じるのを
防止できる。
【0020】また請求項2の発明では、帯電部材(2)
の表面の離型性がクリーニング部材(3)の表面の離型
性よりも高いため、離型性の差により、帯電部材上の微
粉末が、クりーニング部材側に付着、転移しやすくな
る。
【0021】また請求項3の発明では、帯電部材(2)
の表面の粗さよりも、クリーニング部材(3)の表面の
粗さが粗くなっているので、帯電部材上の微粉をクリー
ニング部材でひっかけ、付着させやすくなる。
【0022】また請求項4の発明では、帯電部材(2)
とクリーニング部材(3)の表面層が同一の材料で構成
してあるので、両者の離型性が同一であり、両者の表面
の粗さの差のみによって、帯電部材上のトナーをクリー
ニング部材に転移させるため、転移のしやすさを制御す
ることが容易であり、また、クリーニング部材に微粉末
が強固に付着するのを防止でき、クリーニング部材から
のトナーの除去が容易になる。
【0023】また請求項5の発明では、帯電部材(2)
の回転時の周速とクリーニング部材(3)の回転時の周
速との間に差があるため、帯電部材上の微粉末はそれら
の周方向に位置がずれながらクリーニング部材と接触
し、微粉末が付着及び転移しやすくなる。
【0024】但し、周速差が大きすぎると、かえって微
粉末が付着及び転移しにくくなったり、帯電部材を傷付
けたりする可能性があるので、請求項6の発明では、周
速比を0.5〜2の範囲内に制限し、微粉末の周方向の
ずれ量を少なくしている。
【0025】請求項7の発明では、帯電部材(2)の表
面とクリーニング部材(3)の表面との摩擦係数を0.
8以下に制限することにより、摺擦時の摩擦熱による不
具合を防止しうる。
【0026】請求項8の発明では、クリーニング部材の
近傍に除去手段(10,16)を設置することにより、
クリーニング部材の表層部から過剰の微粉末を除去する
ことができ、より長期間の使用が可能になる。
【0027】
【実施例】本発明を実施する画像形成装置の感光体1の
周辺の構成を図1に示し、その一部分を拡大した状態を
図2に示す。まず図1を参照すると、1は感光体、2は
帯電ローラ、3は帯電ローラ用のクリーニングローラ、
4は露光光、5は現像ユニット、6は転写用ローラ、7
はクリーニングユニット、8はクエンチング光、9は転
写紙である。
【0028】帯電ローラ2は、回動自在に支持されてお
り、感光体1の表面に常時接触している。感光体1が回
転すると、それに伴なって帯電ローラ2も回転する。帯
電ローラ2に所定の電圧を印加すると、帯電ローラ2と
感光体1との微少ギャップで放電が生じ、それによって
感光体1が帯電する。
【0029】帯電ローラ2は、図2に示すように、芯金
11上に抵抗値が106〜1012Ω・cmの体積個有抵抗
の抵抗層12を有し、それによって感光体上のピンホー
ルなどの抵抗のない部分に電流が集中するのを防止して
いる。
【0030】帯電ローラの抵抗層12は弾性体(ゴム)
で構成してあり、帯電ローラ2と感光体1との圧接むら
の発生を弾性により吸収している。ゴム硬度はJIS・
Aで40〜60度である。圧接の圧力は5〜50gt/cm
(長さ方向)程度である。ゴム層の厚みは、1〜5mm程度
である。
【0031】帯電ローラ2の抵抗層12の表層には、離
型性の高い表面層13を薄層に形成してある(厚みは2
〜50μm)。この表面層13は、感光体1との間で接
着がおきにくく、かつ上流でのクリーニング後に感光体
上に残留したトナー粉や紙粉などの微粒子の付着を生じ
にくくするという役目を果たす。
【0032】この実施例では、帯電ローラ2の表面層1
3は、テフロン系樹脂にエピクロルヒドリンポリマーを
分散させて構成してあり、導電性を付与するとともに、
表面の離型性を得ている。
【0033】帯電ローラ2の近傍には、それに圧接した
クリーニングローラ3が設けてある。帯電ローラ2に付
着した微粉がクリーニングローラ3に転移することによ
り、帯電ローラ2に過度の付着物が付くのが防止され
る。このクリーニングローラ3の表層部は、鋼又はアル
ミニウムで構成してあり、これと接する帯電ローラ2の
表面層13に比べて、相対的に離型性を悪くしてある。
【0034】なお、クリーニングローラ3の表層部を導
電性の部材で構成する場合には、帯電ローラ2からの電
流を遮断する必要があるので、クリーニングローラ3の
支持部を電気的に絶縁する構成とする。
【0035】もちろん、クリーニングローラ3の材質と
しては絶縁性(比抵抗1013Ω・cm以上)のプラスチッ
ク材を用いても良い。例えばABS樹脂,フエノール樹
脂,アクリル樹脂等を用いてクリーニングローラ3を構
成してもよい。
【0036】また、帯電ローラ2の表面粗さを1〜15
μmRzとし、クリーニングローラ3の表面粗さを20
〜100μmRzとすることにより、帯電ローラ2から
クリーニングローラ3へ付着物が転移しやすくなる。即
ち、クりーニングローラ3で帯電ローラ2上の付着物を
ひっかけやすくなる。
【0037】また、上記帯電ローラ2の表面材とクリー
ニングローラ3の表面材を同一材料で構成してもよい。
その場合、両者の表面の粗さを調節することにより、帯
電ローラ2上の付着物をクリーニングローラ3に転移し
やすくできる。帯電ローラ2の表面の粗さよりも、クリ
ーニングローラ3の表面の粗さを粗くすることによっ
て、付着物が転移しやすくなる。
【0038】但し、クリーニングローラ3の表面粗さを
100μm以上にすると、帯電ローラ2を傷付けたり、
クリーニングローラ3に付着したトナー粉等の除去がし
ずらくなるので、クリーニングローラ3の表面粗さは1
00μm以下にする。
【0039】クリーニングローラ3は、基本的には、帯
電ローラ2との接触部分の摩擦力により、帯電ローラ2
の回転に伴なって従動する。しかし、両ローラ間での微
粉末の摺擦力を増加させるために、帯電ローラ2の周速
とクリーニングローラ3の周速との間に差がある方が望
ましい。そこでこの実施例では、図1に示すように、ク
リーニングローラ3の軸に駆動装置20(例えば電気モ
−タ)の出力軸を連結し、クリーニングローラ3に更な
る駆動力を付与し、クリーニングローラ3の周速を、帯
電ローラ2の周速よりも大きくしてある。
【0040】もちろん、駆動装置20の代わりに制動装
置を連結し、クリーニングローラ3の周速を、帯電ロー
ラ2の周速より小さくなるように周速差を付与しても、
好ましい結果が得られる。
【0041】この場合の帯電ローラ2の周速とクリーニ
ングローラ3の周速との周速比は、0.5〜2.0の間
が好ましい。即ち、過剰に摺擦すると微粉末がこすりあ
わされて凝集し、凝集した微粉末が帯電ローラ2及びク
リーニングロ−ラ3に強固に付着するため、微粉末の除
去が困難になる。
【0042】なおこの実施例では、感光体1の周速と帯
電ローラ2の周速が同一になるが、帯電ローラ2にも駆
動装置や制動装置を結合すれば、両者の周速に差を持た
せることができる。この場合にも、両者の周速差を0.
5〜2.0以内に届めておくことにより、微粉の凝集付
着を防止できる。
【0043】ところで、帯電ローラ2とクリーニングロ
ーラ3間の摩擦係数が高いと、連れ回り及び外部駆動で
周速差を与えた時に、それらの摩擦熱により、微粉末が
軟化もしくは凝集してローラに付着しやすくなる。そこ
でこの実施例では、帯電ローラ2の表層をテフロン系樹
脂で構成し、クリーニングローラ3の表層部を鋼で構成
しその表面粗さを5μmRzとすることにより、両者の
摩擦係数を0.8以下とした。これによって、微粉末が
軟化もしくは凝集してローラに付着するのを防止しう
る。
【0044】またこの実施例では、クリーニングローラ
3上に帯電ローラ2からのトナー粉などが多層に積層す
るのを防止するために、クリーニングローラ3の表面と
圧接するように配置したクリーニング部材16が更に設
けてある。このクリーニング部材16は、柔軟性部材で
あり、例えば、発泡ポリウレタン,フェルトなどの材料
をそのまま用いたり、ナイロン,テフロン,アクリル,
ポリエステル等の材質を用いた植毛ブラシで構成するこ
とができる。また、このクリーニング部材16の代わり
に、例えば、ポリウレタンゴム,薄板鋼等で構成したス
クレーパ部材10を設置しても良い(図3参照)。
【0045】実際には、クリーニングローラ3の材質や
表面性に応じて、上記クリーニング部材16やスクレー
パ部材10の中から最も適するものを選択したり組み合
わせることにより、クリーニングローラ3上のトナー粉
などを効率的に除去することが可能である。
【0046】なお、帯電ローラ2に対して上記のクリー
ニング部材16やスクレーパ部材10を直接設けること
は、帯電ローラ2を傷付けたり、摺擦熱による不具合を
生じるため、好ましくない。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、本発明では、ローラ形状
のクリーニング部材(3)とローラ形状の帯電部材
(2)とが接触しながら回転することにより、帯電部材
に付着した微粉末をクリーニング部材で回収することが
できる。両者がそれぞれ回転可能であるため、それらの
間で過度の摺擦が生じることがない。従って、クリーニ
ング部材(ローラ)表面の全域を微粉末の付着回収部と
することができ、長期に亘って、帯電部材(ローラ)の
表面がトナーで汚染されるのを防止しうる。これによ
り、帯電不良,黒スジ,ハーフトーン画像スジ等の不具
合が生じるのを防止できる。
【0048】また請求項2の発明では、帯電部材(2)
の表面の離型性がクリーニング部材(3)の表面の離型
性よりも高いため、離型性の差により、帯電部材上の微
粉末が、クりーニング部材側に付着、転移しやすくな
る。
【0049】また請求項3の発明では、帯電部材(2)
の表面の粗さよりも、クリーニング部材(3)の表面の
粗さが粗くなっているので、帯電部材上の微粉をクリー
ニング部材でひっかけ、付着させやすくなる。
【0050】また請求項4の発明では、帯電部材(2)
とクリーニング部材(3)の表面層が同一の材料で構成
してあるので、両者の離型性が同一であり、両者の表面
の粗さの差のみによって、帯電部材上のトナーをクリー
ニング部材に転移させるため、転移のしやすさを制御す
ることが容易であり、また、クリーニング部材に微粉末
が強固に付着するのを防止でき、クリーニング部材から
のトナーの除去が容易になる。
【0051】また請求項5の発明では、帯電部材(2)
の回転時の周速とクリーニング部材(3)の回転時の周
速との間に差があるため、帯電部材上の微粉末はそれら
の周方向に位置がずれながらクリーニング部材と接触
し、微粉末が付着及び転移しやすくなる。
【0052】請求項6の発明では、周速比を0.5〜2
の範囲内に制限し、微粉末の周方向のずれ量を少なくし
ているので、微粉末が付着及び転移しやすく、帯電部材
を傷付けるのを防止しうる。
【0053】請求項7の発明では、帯電部材(2)の表
面とクリーニング部材(3)の表面との摩擦係数を0.
8以下に制限することにより、摺擦時の摩擦熱による不
具合を防止しうる。
【0054】請求項8の発明では、クリーニング部材の
近傍に除去手段(10,16)を設置することにより、
クリーニング部材の表層部から過剰の微粉末を除去する
ことができ、より長期間の使用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の画像形成装置の主要部を示す正面
図である。
【図2】 図1の一部分を示す拡大正面図である。
【図3】 図2の変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
1:感光体 2:帯電ローラ 3:クリーニングローラ 4:露光光 5:現像ユニット 6:転写用ローラ 7:クリーニングユニット 8:クエンチング光 9:転写紙 10:スクレーパ部
材 11:芯金 12:抵抗層 13:表面層 16:クリーニング
部材 20:駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松 本 健 太 郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 早 川 直 志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮 下 義 明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田 渕 健 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ形状で回転可能に支持された帯電
    部材を含み、感光体の表面と接触してそれを帯電させる
    接触帯電機構のクリ−ニング装置において:回転可能に
    支持されたローラ形状のクリーニング部材を、前記帯電
    部材と接触する位置に設置したことを特徴とする、接触
    帯電機構のクリ−ニング装置。
  2. 【請求項2】 前記帯電部材の表面の離型性を、前記ク
    リーニング部材の表面の離型性よりも高くした、前記請
    求項1記載の、接触帯電機構のクリ−ニング装置。
  3. 【請求項3】 前記帯電部材の表面の粗さよりも、前記
    クリーニング部材の表面の粗さを粗くした、前記請求項
    1記載の接触帯電機構のクリ−ニング装置。
  4. 【請求項4】 前記帯電部材と前記クリーニング部材の
    少なくとも表面層を互いに同一の材料で構成し、かつ、
    前記帯電部材の表面の粗さよりも、前記クリーニング部
    材の表面の粗さを粗くした、前記請求項1記載の接触帯
    電機構のクリ−ニング装置。
  5. 【請求項5】 前記帯電部材の回転時の周速と前記クリ
    ーニング部材の回転時の周速との間に差を持たせる駆動
    手段を設けた、前記請求項1記載の接触帯電機構のクリ
    −ニング装置。
  6. 【請求項6】 前記帯電部材の回転時の周速と前記クリ
    ーニング部材の回転時の周速との周速比を0.5〜2の
    範囲内にした、前記請求項5記載の接触帯電機構のクリ
    −ニング装置。
  7. 【請求項7】 前記帯電部材の表面と前記クリーニング
    部材の表面との摩擦係数を0.8以下にした、前記請求
    項1記載の接触帯電機構のクリ−ニング装置。
  8. 【請求項8】 前記クリーニング部材の表層部からトナ
    ー等の粒子を除去する除去手段を前記クリーニング部材
    の近傍に設置した、前記請求項1記載の接触帯電機構の
    クリ−ニング装置。
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