JP2002108153A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2002108153A JP2002108153A JP2000297840A JP2000297840A JP2002108153A JP 2002108153 A JP2002108153 A JP 2002108153A JP 2000297840 A JP2000297840 A JP 2000297840A JP 2000297840 A JP2000297840 A JP 2000297840A JP 2002108153 A JP2002108153 A JP 2002108153A
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
紙上の紙紛を効率よく除去することのできる紙紛取り装
置を備える、画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 用紙3に接触して紙紛を取り除く紙紛取
りローラ54と、その紙紛取りローラ54に付着した紙
紛を掻き取るためのスポンジ部材55と、スポンジ部材
55により掻き取った紙紛を、紙紛取りローラ54と接
触しない状態で、紙紛取りローラ54の軸方向に沿って
搬送するオーガ56とを備える第2紙紛取りユニット1
1を、レーザプリンタ1に備える。このような第2紙紛
取りユニット11では、オーガ56が、紙紛取りローラ
54と接触しないので、そのオーガ56によって搬送さ
れる紙紛が、再び紙紛取りローラ54に付着することは
なく、効率のよい紙紛の除去を達成することができる。
Description
どの画像形成装置に関する。
感光ドラムに形成される静電潜像が、トナーによって現
像され、現像された可視像が、給紙ローラによって給紙
される用紙に転写されることにより、用紙に所定の画像
が形成されるように構成されている。
用紙が、1枚ごとに給紙される時に給紙ローラと給紙パ
ットとの間で挟まれるので、その時の摩擦接触に起因し
て、用紙上に紙紛を生じる場合がある。そのため、その
ような紙紛を除去するための紙紛取り装置を、用紙の搬
送方向における給紙ローラと感光ドラムとの間に備えて
いるものが知られている。
ば、紙紛取りローラと、その紙紛取りローラに接触する
スポンジ部材とを備えて、紙紛取りローラによって用紙
上の紙紛を取り除いた後、その紙紛取りローラに付着し
た紙紛を、スポンジ部材によって掻き落とすように構成
されているものが知られている。
号公報では、搬送ローラと、その搬送ローラと対向状に
接触し、ブラシがスパイラス状に形成される紙紛除去ロ
ーラとを備えて、搬送ローラによって用紙上の紙紛を取
り除いた後、その搬送ローラに付着した紙紛を、紙紛除
去ローラによって掻き取りながら、その紙紛除去ローラ
の軸方向一端部に搬送して収集するものが提案されてい
る。
報では、清掃ローラに、繊維をヘリカル状に設けて、用
紙上の紙紛を、清掃ローラによって掻き取りながら、そ
の清掃ローラの軸方向一端部に搬送して、収集するもの
が提案されている。
ラに付着した紙紛を、スポンジ部材によって掻き落とす
ものでは、紙紛取り装置の下方に紙紛を貯留するための
紙紛溜めを設ける必要があり、紙紛溜めを設けるスペー
スを形成するために、装置設計上の構成が著しく制約さ
れるとともに、装置の小型化を図ることができないとい
う不具合がある。
許第2753844号公報に記載される紙紛取り装置で
は、紙紛は、紙紛除去ローラや清掃ローラの軸方向一端
部において収集されるので、紙紛溜めを、そのような軸
方向の一端部に設けることで省スペース化を図ることが
でき、また、装置設計上の構成の制約を受けることも少
ない。
記載の紙紛取り装置では、紙紛除去ローラが搬送ローラ
と接触した状態で、紙紛を軸方向一端部に搬送するの
で、一旦紙紛除去ローラによって掻き取った紙紛が、再
び搬送ローラに付着する場合があり、紙紛の除去効率の
向上を図ることができないという不具合がある。
の紙紛取り装置においても、清掃ローラが用紙と接触し
た状態で、紙紛を軸方向一端部に搬送するので、一旦清
掃ローラによって掻き取った紙紛が、再び用紙に付着す
る場合があり、紙紛の除去効率の向上を図ることができ
ないという不具合がある。
めになされたものであり、その目的とするところは、省
スペース化を図ることができ、しかも、記録媒体上の紙
紛を効率よく除去することのできる紙紛取り装置を備え
る、画像形成装置を提供することにある。
め、請求項1に記載の発明は、所定の画像が形成される
記録媒体に付着している紙紛を除去するための紙紛取り
装置を備える、画像形成装置において、前記紙紛取り装
置は、前記記録媒体に接触して、紙紛を取り除く紙紛取
りローラと、前記紙紛取りローラに付着した紙紛を掻き
取るための掻取部材と、前記掻取部材により掻き取った
紙紛を、前記紙紛取りローラと接触しない状態で、前記
ローラの軸方向に沿って搬送する搬送手段とを備えてい
ることを特徴としている。
紛は、紙紛取りローラに接触した時に、その紙紛取りロ
ーラによって取り除かれる。そして、紙紛取りローラに
付着した紙紛は、掻取部材によって掻き取られ、その
後、搬送手段によって、紙紛取りローラと接触しない状
態で、紙紛取りローラの軸方向に沿って搬送される。そ
のため、搬送手段によって搬送される紙紛は、再び紙紛
取りローラに付着することがなく、効率のよい紙紛の除
去を達成することができる。
を、そのまま落下させることなく搬送手段によって搬送
するので、紙紛取り装置の下方に紙紛溜めを設ける必要
がなく、そのため、省スペース化を図ることができると
ともに、装置設計上の自由度を高めることができる。
に記載の発明において、前記掻取部材と前記搬送手段と
は、前記掻取部材により掻き取った紙紛を一時的に滞留
させる空間を形成するために、所定の間隔を隔てて配置
されていることを特徴としている。
掻き取られた紙紛が、掻取部材と搬送手段との間に形成
される空間において、一時的に滞留するので、その滞留
している紙紛に、順次掻き取られた紙紛同士が付着し
て、塊状に成長させることができる。そのため、搬送手
段による搬送を容易化することができるとともに、装置
内において粉状のまま拡散することを防止することがで
きる。
または2に記載の発明において、紙紛を前記搬送手段に
案内するためのガイド部材を備え、前記ガイド部材にお
ける紙紛を受ける受け面の傾きが、前記搬送手段の中心
を通る鉛直線との間で、0〜45°の角度をなすように
形成されていることを特徴としている。
掻き取られた紙紛を、ガイド部材に沿って搬送手段に向
けて良好に案内することができる。しかも、このガイド
部材は、紙紛を受ける受け面の傾きが、搬送手段の中心
を通る鉛直線との間で、0〜45°の角度をなすように
形成されているので、紙紛をこの受け面に受けて円滑に
搬送手段に向けて案内することができる。すなわち、受
け面の角度が45°より大きいと、受け面上に紙紛が滞
留して円滑に案内することができない場合があり、ま
た、0°より小さいと、紙紛を受け面上に受けることが
できない場合がある。
3のいずれかに記載の発明において、前記搬送手段に対
し、前記紙紛取りローラが配置されている側に、紙紛を
受けて、貯留するための紙紛貯留部材を備えていること
を特徴としている。
て搬送された紙紛を、紙紛貯留部材において貯留するこ
とができる。しかも、この紙紛貯留部材は、搬送手段に
対し、紙紛取りローラが配置されている側に設けられて
いるので、省スペースで実現することができる。また、
たとえば、紙紛取りローラが配置されている側におい
て、略水平方向に延びる既存の板部材などを紙紛貯留部
材として用いることができるので、格別に紙紛を貯留す
るための貯留部材を設ける必要がなく、装置構成の簡易
化および部品点数の低減化を図ることができる。さら
に、たとえば、搬送手段の搬送方向一端部において紙紛
を収集する構成では、搬送手段の端部と貯留部材との間
の継ぎ目から、紙紛がこぼれ落ちるおそれがあるが、紙
紛取りローラが配置されている側で受ければ、そのよう
なこともなく、確実に紙紛を収集することができる。
ないし4のいずれかに記載の発明において、前記紙紛取
りローラと前記掻取部材とは、互いに接触して、前記紙
紛取りローラの表面が摩擦帯電されるように構成されて
いることを特徴としている。
の表面が摩擦帯電されるので、記録媒体上の紙紛を、静
電気的に吸着することができる。そのため、記録媒体上
の紙紛を良好に取り除くことができる。
ないし5のいずれかに記載の発明において、所定の静電
潜像が形成される感光体と、重合トナーを担持する現像
ローラとを備え、前記静電潜像を、重合トナーによって
現像して可視像を形成し、その可視像を記録媒体に転写
するように構成されていることを特徴としている。
いるので、可視像を記録媒体に転写した後に感光体上に
残存する重合トナーを、現像ローラによって回収して再
使用することができる。
回収される重合トナーは、転写時において記録媒体と接
触するため、記録媒体上に紙紛があると、その紙紛が回
収される重合トナーに混入して、画像形成の品質の低下
を招くおそれがある。しかし、この構成によると、紙紛
取り装置によって、記録媒体上の紙紛を良好に取り除く
ことができるので、そのような画像形成の品質の低下を
防止することができ、良好な画像を形成することができ
る。
ないし6のいずれかに記載の発明において、前記記録媒
体を供給する供給ローラを備え、前記記録媒体の搬送経
路において、前記供給ローラの下流側に、前記記録媒体
に接触して、紙紛を取り除くための供給側紙紛取りロー
ラが設けられるとともに、前記紙紛取り装置が、前記供
給側紙紛取りローラの下流側に設けられていることを特
徴としている。
って供給される記録媒体上の紙紛は、まず、供給側紙紛
取りローラに接触して、大略取り除かれた後、次いで、
紙紛取り装置の紙紛取りローラに接触して、さらに十分
に取り除かれる。そのため、品質が格段によい画像を形
成することができ、たとえば、紙紛が発生しやすい安価
な記録媒体を使用しても、良好な画像を形成することが
できる。
に記載の発明において、記録媒体の搬送方向において、
前記供給ローラと対向する位置に、前記供給側紙紛取り
ローラおよび前記紙紛取り装置が配置されており、前記
供給ローラは、前記記録媒体の幅方向略中央部が当接さ
れるように構成されるとともに、前記紙紛取り装置は、
紙紛を、前記紙紛取りローラの軸方向略中央部から両外
側に搬送するように構成されており、前記供給側紙紛取
りローラおよび前記紙紛取り装置は、前記記録媒体の画
像形成面に当接するように構成されていることを特徴と
している。
給ローラと略中央部で当接して供給され、その供給ロー
ラと対向する供給側紙紛取りローラおよび紙紛取り装置
の紙紛取りローラと、その画像形成面において当接さ
れ、これによって、供給ローラとの当接により生じた紙
紛が良好に取り除かれる。そのため、品質のよい画像を
形成することができる。また、紙紛取り装置において
は、取り除かれた紙紛を、紙紛取りローラの軸方向略中
央部から両外側に搬送するので、効率のよい紙紛の搬送
を実現することができる。
してのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図
である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケー
シング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するため
のフィーダユニット4や、給紙された用紙3に所定の画
像を形成するための画像形成ユニット5などを備えてい
る。
内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6(記録
媒体収容部)と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧
板7と、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる
供給ローラとしての給紙ローラ8および給紙パット9
と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設
けられる後述する第1紙紛取りユニット10と、この第
1紙紛取りユニット10に対し用紙3の搬送方向の下流
側に設けられる後述する紙紛取り装置としての第2紙紛
取りユニット11と、この第2紙紛取りユニット11に
対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストロ
ーラ12とを備えている。
ク可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部にて
揺動可能に支持されることによって、近い方の端部を上
下方向に移動可能としており、また、その裏側から図示
しないばねによって上方向に付勢されている。そのた
め、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従っ
て、給紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点として、
ばねの付勢力に抗して下向きに回動される。給紙ローラ
8および給紙パット9は、互いに対向状に配設され、給
紙パット9の裏側に配設されるばね13によって、給紙
パット9の摩擦分離面が給紙ローラ8に向かって押圧さ
れている。用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用
紙押圧板7の裏側から図示しないばねによって給紙ロー
ラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によ
って給紙ローラ8と給紙パット9とで挟まれた後、1枚
毎に給紙される。給紙された用紙3は、後で詳述する
が、第1紙紛取りユニット10および第2紙紛取りユニ
ット11によって、紙紛が取り除かれた後、レジストロ
ーラ12に送られる。レジストローラ12は、1対のロ
ーラから構成されており、用紙3を所定のレジスト後
に、画像形成ユニット5に送るようにしている。なお、
給紙ローラ8は、用紙3の幅方向略中央部と接触するよ
うに配置されている。
に、マルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレ
イ14上に積層される用紙3を給紙するためのマルチパ
ーパス側給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パ
ット70とを備えている。マルチパーパス側給紙ローラ
15およびマルチパーパス側給紙パット70は、互いに
対向状に配設され、マルチパーパス側給紙パット70の
裏側に配設されるばね71によって、マルチパーパス側
給紙パット70の摩擦分離面がマルチパーパス側給紙ロ
ーラ15に向かって押圧されている。マルチパーパスト
レイ14上に積層される用紙3は、マルチパーパス側給
紙ローラ15の回転によってマルチパーパス側給紙ロー
ラ15とマルチパーパス側給紙パット70とで挟まれた
後、1枚毎に給紙される。
16、プロセスユニット17、定着ユニット18などを
備えている。
2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、
回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20および
21、反射鏡22、23および24などを備えており、
レーザ発光部からの発光される所定の画像データに基づ
くレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー
19、レンズ20、反射鏡22および23、レンズ2
1、反射鏡24の順に通過あるいは反射させて、後述す
るプロセスユニット17の感光ドラム27の表面上に高
速走査にて照射させている。
ト16の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着
脱自在に装着されるドラムカートリッジ26内に、感光
体としての感光ドラム27、現像カートリッジ28、ス
コロトロン型帯電器29、転写ローラ30などを備えて
いる。現像カートリッジ28は、ドラムカートリッジ2
6に対して着脱自在に装着されており、現像ローラ3
1、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナ
ーボックス34などを備えている。
て、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されてい
る。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、ス
チレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキ
ル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C
4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁
重合などの公知の重合方法によって共重合させることに
より得られる重合トナーが使用されている。このような
重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好であ
る。なお、このようなトナーには、カーボンブラックな
どの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動
性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加され
ている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
は、トナーボックス34の中心に設けられる回転軸35
に支持されるアジテータ36により攪拌されて、トナー
ボックス34の側部に開口されたトナー供給口37から
放出される。なお、トナーボックス34の側壁には、ト
ナーの残量検知用の窓38が設けられており、回転軸3
5に支持されたクリーナ39によって清掃される。
ーラ33が回転可能に配設されており、また、この供給
ローラ33に対向して、現像ローラ31が回転可能に配
設されている。そして、これら供給ローラ33と現像ロ
ーラ31とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような
状態で互いに当接されている。
導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。ま
た、現像ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性の
ゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的
には、現像ローラ31のローラ部分は、カーボン微粒子
などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴム
からなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されている
ウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆さ
れている。なお、現像ローラ31には、感光ドラム27
に対して、所定の現像バイアスが印加されている。
制ブレード32が配設されている。この層厚規制ブレー
ド32は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端
部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の
押圧部40を備えており、現像ローラ31の近くにおい
て現像カートリッジ28に支持されて、押圧部40がブ
レード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接さ
れるように構成されている。
トナーは、供給ローラ33の回転により、現像ローラ3
1に供給され、この時、供給ローラ33と現像ローラ3
1との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ31
上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴っ
て、層厚規制ブレード32の押圧部40と現像ローラ3
1との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電され
て、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持され
る。
位置において、その現像ローラ31と対向するような状
態で回転可能に配設されている。この感光ドラム27
は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面部分が
ポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層
により形成されている。
27の上方に、感光ドラム27に接触しないように、所
定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型
帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコ
ロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電
器であり、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電
させるように構成されている。
トロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキ
ャナユニット16からのレーザービームの高速走査によ
り露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成
される。次いで、現像ローラ31の回転により、現像ロ
ーラ31上に担持されかつ正帯電されているトナーが、
感光ドラム27に対向して接触する時に、感光ドラム2
7の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正
帯電されている感光ドラム27の表面のうち、レーザー
ビームによって露光され電位が下がっている部分に供給
され、選択的に担持されることによって可視像化され、
これによって反転現像が達成される。
において、この感光ドラム27に対向するように配置さ
れ、ドラムカートリッジ26に回転可能に支持されてい
る。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、導電
性のゴム材料からなるローラが被覆されており、感光ド
ラム27に対して所定の転写バイアスが印加されてい
る。そのため、感光ドラム27上に担持された可視像
は、用紙3が感光ドラム27と転写ローラ30との間を
通る間に用紙3に転写される。
7の側方下流側に配設され、加熱ローラ41、加熱ロー
ラ41を押圧する押圧ローラ42、および、これら加熱
ローラ41および押圧ローラ42の下流側に設けられる
1対の搬送ローラ43を備えている。加熱ローラ41
は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えてお
り、プロセスユニット17において用紙3上に転写され
たトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42
との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3
を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送するよ
うにしている。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙
ローラ45に送られて、その排紙ローラ45によって排
紙トレイ46上に排紙される。
ーラ30によって用紙3に転写された後に感光ドラム2
7上に残存するトナーを、現像ローラ31によって回収
する、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナーを
回収するようにしている。このようなクリーナレス方式
によって感光ドラム27上に残存するトナーを回収すれ
ば、ブレードなどのクリーナ装置や廃トナーの貯留手段
を設ける必要がないため、装置構成の簡略化、小型化お
よびコストの低減化を図ることができる。
の両面に画像を形成するために、反転搬送ユニット47
が設けられている。この反転搬送ユニット47は、排紙
ローラ45と、反転搬送パス48と、フラッパ49と、
複数の反転搬送ローラ50とを備えている。
り、正回転および逆回転の切り換えができるように構成
されている。この排紙ローラ45は、上記したように、
排紙トレイ46上に用紙3を排紙する場合には、正方向
に回転するが、用紙3を反転させる場合には、逆方向に
回転する。
画像形成ユニット5の下方に配設される複数の反転搬送
ローラ50まで用紙3を搬送することができるように、
上下方向に沿って設けられており、その上流側端部が、
排紙ローラ45の近くに配置されるとともに、その下流
側端部が、反転搬送ローラ50の近くに配置されてい
る。
パス48との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けら
れており、図示しないソレノイドの励磁または非励磁に
より、排紙ローラ45によって反転された用紙3の搬送
方向を、排紙パス44に向かう方向から、反転搬送パス
48に向かう方向に切り換えることができるように構成
されている。
方において、略水平方向に複数設けられており、最も上
流側の反転搬送ローラ50が、反転搬送パス48の後端
部の近くに配置されるとともに、最も下流側の反転搬送
ローラ50が、レジストローラ12の下方に配置される
ように設けられている。
合には、この反転搬送ユニット47が、次のように動作
される。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3
が搬送ローラ43によって排紙パス44から排紙ローラ
45に送られてくると、排紙ローラ45は、用紙3を挟
んだ状態で正回転して、この用紙3を一旦外側(排紙ト
レイ46側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に
送られ、用紙3の後端が排紙ローラ45に挟まれた時
に、正回転を停止する。次いで、排紙ローラ45は、逆
回転するとともに、フラッパ49が、用紙3が反転搬送
パス48に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、
用紙3を前後逆向きの状態で反転搬送パス48に搬送す
るようにする。なお、フラッパ49は、用紙3の反転搬
送パス48への搬送が終了すると、元の状態、すなわ
ち、搬送ローラ43から送られる用紙3を排紙ローラ4
5に送る状態に切り換えられる。次いで、反転搬送パス
48に逆向きに搬送された用紙3は、反転搬送ローラ5
0に搬送され、この反転搬送ローラ50から、上方向に
反転されて、レジストローラ12に送られる。レジスト
ローラ12に搬送された用紙3は、裏返しの状態で、再
び、所定のレジスト後に、画像形成ユニット5に向けて
送られ、これによって、用紙3の両面に所定の画像が形
成される。
3の搬送方向において、給紙ローラ8と対向する位置
に、給紙ローラ8とレジストローラ12との間に、上記
したように、給紙ローラ8の下流側に第1紙紛取りユニ
ット10が設けられるとともに、その第1紙紛取りユニ
ット10の下流側に第2紙紛取りユニット11が設けら
れている。
9のすぐ近くに配置され、供給側紙紛取りローラとして
の給紙側紙紛取りローラ51と、この給紙側紙紛取りロ
ーラ51の下方において接触状に配置される給紙側スポ
ンジ部材52とを備えている。
に、フッ素樹脂からなるローラ、または、表面がフッ素
コートされたローラなどの表面が帯電されやすいローラ
が被覆されており、給紙ローラ8によって給紙された用
紙3の給紙パット9に接触した面でもある画像形成面
(感光ドラム27と接触する面)に接触するように配置
されている。
ームなどの給紙側紙紛取りローラ51を帯電させやすい
部材からなり、給紙側紙紛取りローラ51に圧接され、
給紙側紙紛取りローラ51に付着した紙紛を掻き取ると
ともに、給紙側紙紛取りローラ51との摺擦によって、
給紙側紙紛取りローラ51の表面を摩擦帯電するように
構成されている。
用紙3は、その画像形成面が、帯電されている給紙側紙
紛取りローラ51の表面と接触した時に、給紙時の給紙
パット9との摩擦などによって生じる紙紛が、この給紙
側紙紛取りローラ51に静電気的に吸着される。そし
て、給紙側紙紛取りローラ51に付着した紙紛は、次い
で、給紙側スポンジ部材52によって掻き取られ、本体
ケーシング2の下方において貯留される。これによっ
て、給紙ローラ8によって給紙された用紙3は、第1紙
紛取りユニット10において、その用紙3上の紙紛が大
略(約80%程度)取り除かれる。
8の上方であって、レジストローラ12の上流側に配置
され、図2に示すように、駆動ローラ53、紙紛取りロ
ーラ54、掻取部材としてのスポンジ部材55、搬送手
段としてのオーガ56、ガイド部材65、紙紛貯留部材
の貯留板69(図3参照)などを備えている。なお、こ
の第2紙紛取りユニット11の上流側近傍には、用紙3
を、駆動ローラ53および紙紛取りローラ54の間に案
内するためのガイドローラ72が設けられている。
よりも広く形成され、そのローラ軸の軸端部には、図示
しないモータからの駆動が入力される入力ギヤ57(図
3参照)が設けられている。
上方において接触状に対向配置され、その幅が給紙ロー
ラ8よりも広く、かつ、駆動ローラ53よりも狭く形成
されており、駆動ローラ53に対して矢印方向(時計方
向)に従動して回転するように構成されている。この紙
紛取りローラ54は、ローラ軸に、フッ素樹脂からなる
ローラ、または、表面がフッ素コートされたローラなど
の表面が帯電されやすいローラが被覆されており、用紙
3の給紙パット9に接触した面でもある画像形成面に接
触するように配置されている。
の上方に配置され、その幅が紙紛取りローラ54よりも
広く形成されており、ウレタンフォームなどの紙紛取り
ローラ54を帯電させやすい部材から構成されている。
このスポンジ部材55は、ばね56の付勢力によって下
方向に付勢されるカバー部材59の下面に取り付けられ
ており、紙紛取りローラ54に圧接されて、紙紛取りロ
ーラ54に付着した紙紛を掻き取るとともに、紙紛取り
ローラ54との摺擦によって、紙紛取りローラ54の表
面を摩擦帯電させるように構成されている。
挟んで、紙紛取りローラ54と、紙紛を一時的に滞留さ
せることができるような空間68が形成されるように、
所定の間隔を隔てて配置され、図3に示すように、シャ
フト部材60と、このシャフト部材60の周りにおいて
スパイラル状に形成される第1スパイラル部61および
第2スパイラル部62とを備えている。
幅方向全体より、やや小さい長さを有し、紙紛取りロー
ラ54の軸方向に沿って、その中央部に紙紛取りローラ
54が位置するように配置されている。また、このシャ
フト部材60の軸端部には、入力ギヤ57と噛み合うオ
ーガ駆動ギヤ63が設けられており、入力ギヤ57に入
力された駆動は、このオーガ駆動ギヤ63を介して、シ
ャフト部材60に伝達され、このシャフト部材60を図
2の矢印方向(時計方向)に回転させるようにしてい
る。
に、シャフト部材60の略半分部分に形成されており、
シャフト部材60の回転によって、紙紛を、本体ケーシ
ング2の幅方向における一方側方向(矢印64a方向)
に搬送し得るように構成されている。また、第2スパイ
ラル部62は、シャフト部材60における第1スパイラ
ル部61が形成される反対側の略半分部分に形成されて
おり、シャフト部材60の回転によって、紙紛を、本体
ケーシング2の幅方向における他方側方向(矢印64b
方向、すなわち、第1スパイラル部61の搬送方向と反
対方向)に搬送し得るように構成されている。これによ
って、オーガ56に案内された紙紛は、その中央部か
ら、第1スパイラル部61によって矢印64a方向と、
第2スパイラル部62によって矢印64b方向とに、左
右に分けられて、シャフト部材60の軸方向に沿って搬
送される。
紛取りローラ54とオーガ56との間であって、スポン
ジ部材55の下方に配置され、紙紛を受ける受け面66
を備えている。この受け面66は、図4に示すように、
その傾きαが、オーガ56のシャフト部材60の軸心を
通る鉛直線67との間で、0〜45°の角度、好ましく
は、30〜45°の角度をなすように形成されている。
受け面の角度が45°より大きいと、受け面66上に紙
紛が滞留して円滑にオーガ56に案内することができな
い場合があり、また、0°より小さいと、紙紛を受け面
66上に受けることができない場合がある。また、30
°より小さいと、受け面66の基端部とオーガ56との
間隔が開いて、紙粉を良好にオーガ56に案内できない
場合がある。なお、この実施形態では、受け面66の角
度が45°とされている。
56の搬送方向に対して直交する方向であって、オーガ
56に対して紙紛取りローラ54側において、その紙紛
取りローラ54の両側に配置され、複数のリブが形成さ
れる既存の板部材によって構成されている。
留するようにすれば、紙紛取りローラ54の両側に配置
されているので、第2紙紛取りユニット11の下方に紙
紛溜めを設ける必要がなく、省スペースで実現すること
ができ、装置設計上の自由度を高めることができる。ま
た、この実施形態では、貯留板69として既存の板部材
を用いているので、格別に紙紛を貯留するための貯留部
材を設ける必要がなく、装置構成の簡易化および部品点
数の低減化が図られている。なお、たとえば、シャフト
部材60の軸方向一端部に貯留部材を設けて紙紛を収集
する構成では、シャフト部材60の端部と貯留部材との
間の継ぎ目から、紙紛がこぼれ落ちるおそれがあるが、
このような貯留板69を用いれば、そのようなこともな
く、確実に紙紛を収集することができる。
ユニット10から搬送されてくる用紙3上の紙紛は、そ
の画像形成面が、スポンジ部材55によって摩擦帯電さ
れている紙紛取りローラ54の表面と接触した時に、そ
の紙紛取りローラ54によって静電気的に吸着され、そ
の画像形成面から良好に取り除かれる。
紛は、スポンジ部材55によって掻き取られる。この
時、スポンジ部材55によって掻き取られた紙紛は、紙
紛取りローラ54がスポンジ部材55に向かう方向に回
転されているので、そのスポンジ部材55と紙紛取りロ
ーラ54との間に形成される楔状の空間で滞留し、順次
掻き取られた紙紛同士が付着して、紙紛取りローラ54
とオーガ56との間で形成される空間68において、塊
状に成長する。
が、自重によりガイド部材65の受け面66上に落下
し、その受け面66に沿って、オーガ56に向けて良好
に案内される。このように紙紛をある程度の大きさの塊
状に成長させれば、オーガ56での搬送を容易化するこ
とができるとともに、本体ケーシング2内において粉状
のまま拡散することを防止することができる。
シャフト部材60の矢印方向への回転によって、第1ス
パイラル部61および第2スパイラル部62に良好に誘
い込まれ、その中央部から、第1スパイラル部61によ
って矢印64a方向と、第2スパイラル部62によって
矢印64b方向とに、左右に分けられて、シャフト部材
60の軸方向に沿って両外側に搬送される。この時、オ
ーガ56は、紙紛取りローラ54と所定の間隔を隔てて
配置されているので、オーガ56によって搬送される紙
紛は、紙紛取りローラ54と接触しない状態で搬送され
る。そのため、オーガ56によって搬送される紙紛は、
再び紙紛取りローラ54に付着することはなく、効率の
よい紙紛の除去を達成することができる。
状の紙紛(紙紛塊)は、オーガ56の回転により、第1
および第2スパイラル部61および62の羽根にひっか
かり、落下を繰り返しながら軸方向に拡散していく。紙
粉塊は、おおよそシャフト部材60の下方で、軸方向に
搬送されていくが、第1および第2スパイラル部61お
よび62に、しっかりとひっかかった時などに、シャフ
ト部材60の上方にのることがある。このような場合、
紙粉塊は、受け面66を乗り越えて、紙粉取りローラ5
4の両側に配置されている貯留板69上に受けられて、
その貯留板69上に貯留される。なお、オーガ56によ
って搬送される紙紛は塊状であるため、貯留板69上に
良好に落下される。
パイラル部61によって矢印64a方向と、第2スパイ
ラル部62によって矢印64b方向とに、左右に分けて
搬送することにより、効率のよい紙紛の搬送を実現し
て、紙紛取りローラ54の両側に設けられる貯留板69
に振り分けて貯留することによって、このレーザプリン
タ1の製品寿命に相当する分の紙紛を溜めることができ
るように構成されているが、たとえば、シャフト部材6
0の周りに1つの形状のスパイラル部を形成して、紙紛
を一方向にのみに搬送するように構成してもよい。
おいては、第1紙紛取りユニット10によって取り除け
なかった紙紛の大略(約80%程度)が取り除かれるの
で、これら第1紙紛取りユニット10と、第2紙紛取り
ユニット11とで、用紙3上の紙紛を十分に取り除くこ
とができ(すなわち、第1紙紛取りユニット10におい
て、約80%程度の紙紛を取り除くことができ、さら
に、第2紙紛取りユニット11において、約20%程度
残存している紙紛うちの約80%程度(つまり、全体の
約16%程度)を取り除くことができる。(つまり、全
体の約96%程度の紙紛を除去することができ
る。))、品質の格段によい画像を形成することがで
き、たとえば、紙紛が発生しやすい安価な用紙3を使用
しても、良好な画像を形成することができる。
紙3は、給紙ローラ8と略中央部で接触して給紙され、
その給紙ローラ8と用紙3の搬送方向において対向配置
される第1紙紛取りユニット10および第2紙紛取りユ
ニット11と、その画像形成面において接触するので、
給紙ローラ8との接触により生じた紙紛が、より一層良
好に取り除かれる。そのため、より一層、品質のよい画
像を形成することができる。
たように、いわゆるクリーナレス方式によって残存トナ
ーを回収するようにしているので、用紙3上に紙紛があ
ると、その紙紛がトナーとともに現像ローラ31によっ
て回収されて、画像形成の品質の低下を招くおそれがあ
るが、このように、第1紙紛取りユニット10および第
2紙紛取りユニットによって、用紙3上の紙紛を十分に
取り除くことができるので、そのような画像形成の品質
の低下を防止することができ、良好な画像を形成するこ
とができる。
チパーパス側給紙ローラ15によって給紙される用紙3
は、第2紙紛取りユニット11のみで紙紛が除去される
こととなるが、マルチパーパストレイ14から給紙され
る用紙3の画像形成面は、給紙時において、マルチパー
パス側給紙ローラ15と接触し、マルチパーパス側給紙
パッド70とは摩擦接触しないため、第2紙紛取りユニ
ット11のみで、十分な紙紛の除去を達成することがで
きる。
明によれば、搬送手段によって搬送される紙紛が、再び
紙紛取りローラに付着することがなく、効率のよい紙紛
の除去を達成することができる。また、省スペース化を
図ることができるとともに、装置設計上の自由度を高め
ることができる。
状に成長させることができるので、搬送手段による搬送
を容易化することができるとともに、装置内において粉
状のまま拡散することを防止することができる。
により掻き取られた紙紛を、ガイド部材の受け面に受け
て、円滑に搬送手段に向けて案内することができる。
部材を省スペースで実現することができ、また、たとえ
ば、紙紛取りローラが配置されている側において、略水
平方向に延びる既存の板部材などを紙紛貯留部材として
用いることができ、装置構成の簡易化および部品点数の
低減化を図ることができる。さらに、たとえば、搬送手
段の搬送方向一端部において紙紛を収集する構成に比べ
て、確実に紙紛を収集することができる。
上の紙紛を、静電気的に吸着して、良好に取り除くこと
ができる。
ーを現像ローラによって回収して再び使用しても、その
回収時に、紙紛が混入することを防止することができ、
良好な画像を形成することができる。
上の紙紛を十分に除去することができるので、品質が格
段によい画像を形成することができ、たとえば、紙紛が
発生しやすい安価な記録媒体を使用しても、良好な画像
を形成することができる。
の画像形成面において、供給ローラとの当接により生じ
た紙紛を良好に取り除くことができる。そのため、品質
のよい画像を形成することができる。また、紙紛取り装
置においては、取り除かれた紙紛を、紙紛取りローラの
軸方向略中央部から両外側に搬送するので、効率のよい
紙紛の搬送を実現することができる。
タの一実施形態を示す要部側断面図である。
ットを拡大して示す側断面図である。
る。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 所定の画像が形成される記録媒体上の紙
紛を除去するための紙紛取り装置を備える、画像形成装
置において、 前記紙紛取り装置は、 前記記録媒体に接触して、紙紛を取り除く紙紛取りロー
ラと、 前記紙紛取りローラに付着した紙紛を掻き取るための掻
取部材と、 前記掻取部材により掻き取った紙紛を、前記紙紛取りロ
ーラと接触しない状態で、前記紙紛取りローラの軸方向
に沿って搬送する搬送手段とを備えていることを特徴と
する、画像形成装置。 - 【請求項2】 前記掻取部材と前記搬送手段とは、前記
掻取部材により掻き取った紙紛を一時的に滞留させる空
間を形成するために、所定の間隔を隔てて配置されてい
ることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 紙紛を前記搬送手段に案内するためのガ
イド部材を備え、 前記ガイド部材における紙紛を受ける受け面の傾きが、
前記搬送手段の中心を通る鉛直線との間で、0〜45°
の角度をなすように形成されていることを特徴とする、
請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記搬送手段に対し、前記紙紛取りロー
ラが配置されている側に、紙紛を受けて、貯留するため
の紙紛貯留部材を備えていることを特徴とする、請求項
1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記紙紛取りローラと前記掻取部材と
は、互いに接触して、前記紙紛取りローラの表面が摩擦
帯電されるように構成されていることを特徴とする、請
求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 所定の静電潜像が形成される感光体と、
重合トナーを担持する現像ローラとを備え、 前記静電潜像を、重合トナーによって現像して可視像を
形成し、その可視像を記録媒体に転写するように構成さ
れていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれ
かに記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記記録媒体を供給する供給ローラを備
え、 前記記録媒体の搬送経路において、前記供給ローラの下
流側に、前記記録媒体に接触して、紙紛を取り除くため
の供給側紙紛取りローラが設けられるとともに、前記紙
紛取り装置が、前記供給側紙紛取りローラの下流側に設
けられていることを特徴とする、請求項1ないし6のい
ずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 記録媒体の搬送方向において、前記供給
ローラと対向する位置に、前記供給側紙紛取りローラお
よび前記紙紛取り装置が配置されており、 前記供給ローラは、前記記録媒体の幅方向略中央部が当
接されるように構成されるとともに、 前記紙紛取り装置は、紙紛を、前記紙紛取りローラの軸
方向略中央部から両外側に搬送するように構成されてお
り、 前記供給側紙紛取りローラおよび前記紙紛取り装置は、
前記記録媒体の画像形成面に当接するように構成されて
いることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装
置。
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