JP2002196638A - 画像形成装置およびプロセス装置 - Google Patents

画像形成装置およびプロセス装置

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JP2002196638A
JP2002196638A JP2000397455A JP2000397455A JP2002196638A JP 2002196638 A JP2002196638 A JP 2002196638A JP 2000397455 A JP2000397455 A JP 2000397455A JP 2000397455 A JP2000397455 A JP 2000397455A JP 2002196638 A JP2002196638 A JP 2002196638A
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brush
image forming
conductive
paper
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JP2000397455A
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Soichiro Nishimura
惣一郎 西村
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除電ランプを設けなくても、感光ドラムの表
面上に紙紛を電気的に安定して捕捉することのできるプ
ロセス装置、および、そのプロセス装置を備える画像形
成装置を提供すること。 【解決手段】 転写後の感光ドラム27の表面に接触し
て紙紛を除去するための導電性ブラシ51に、ダイオー
ド52を介して直流電源53を接続する。これによっ
て、直流電源53から導電性ブラシ51にバイアス電圧
を印加して、紙紛を物理的に絡め取るとともに電気的に
捕捉する。そして、転写ローラ30の転写バイアスのオ
ン・オフなどにより、導電性ブラシ51に印加するバイ
アス電圧と感光ドラム27の表面電位との間の電位の逆
転が生じても、ダイオード52が、感光ドラム27から
直流電源53に電流が逆流することを防止するので、導
電性ブラシ51によって捕捉した紙紛が再び感光ドラム
27に戻ることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタな
どの画像形成装置およびプロセス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レーザプリンタなどの画像形
成装置には、感光ドラムと、その感光ドラムの周りに、
帯電器、スキャナ装置、現像ローラおよび転写ローラと
が設けられている。感光ドラムの表面は、その感光ドラ
ムの回転に伴なって、まず、帯電器により一様に帯電さ
れた後、スキャナ装置からのレーザービームの高速走査
により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が
形成される。次いで、現像ローラの回転により、現像ロ
ーラ上に担持されているトナーが、感光ドラムに対向し
て接触する時に、感光ドラムの表面上に形成されている
静電潜像に供給され、選択的に担持されることによって
可視像が形成される。その後、感光ドラムの表面上に担
持された可視像は、用紙が感光ドラムと転写ローラとの
間を通る間に、その用紙に転写される。
【0003】そして、このような画像形成装置には、転
写後の感光ドラムの表面に付着している紙紛を除去する
ための、紙紛取りブラシが設けられているものが知られ
ている。そのような紙紛取りブラシとしては、たとえ
ば、感光ドラムの回転方向における転写ローラの下流側
において、感光ドラムの表面に摺擦するようにして設け
られ、紙紛を絡め取るものや、さらに、紙紛取りブラシ
を導電性ブラシにより構成して、所定のバイアス電圧を
印加して、感光ドラムの表面上の紙紛を電気的に捕捉す
るものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、導電性ブラシ
に印加するバイアス電圧において、感光ドラムの表面電
位との間の電位差があまりに大きいと、導電性ブラシと
感光ドラムとの間で放電を生じ、却って紙紛除去性能が
低下する場合がある。そのため、導電性ブラシに印加す
るバイアス電圧は、感光ドラムの表面電位とあまり大き
な差が生じないように設定する必要がある。
【0005】一方、導電性ブラシが接触する感光ドラム
の表面電位は、転写電流の変動や転写バイアスのオン・
オフにより大きく変動するので、そのように、導電性ブ
ラシに印加するバイアス電圧を、感光ドラムの表面電位
とあまり大きな差が生じないように設定すると、導電性
ブラシに印加するバイアス電圧と感光ドラムの表面電位
との間の電位の逆転を生じる場合があり、そのような場
合には、導電性ブラシに電流が逆流してしまい、導電性
ブラシによってせっかく捕捉した紙紛が、再び、感光ド
ラムの表面に放出されてしまうという不具合を生じる。
【0006】また、感光ドラムの回転方向における転写
ローラの下流側であって導電性ブラシの上流側に、除電
ランプを設けて、転写後の感光ドラムの表面電位を一様
に下げれば、導電性ブラシが接触する感光ドラムの表面
電位を常に安定させることができる。そのため、そのよ
うに、導電性ブラシに印加するバイアス電圧と感光ドラ
ムの表面電位との間の電位の逆転を生じることなく、導
電性ブラシによって、安定した紙紛の捕捉ができるが、
近年、構成の単純化によるコストの低減化のために、そ
のような除電ランプを省略する構成が多くなりつつあ
る。
【0007】そこで、本発明は、このような不具合に鑑
みなされたもので、その目的とするところは、除電ラン
プを設けなくても、感光ドラムの表面上の紙紛を電気的
に安定して捕捉することのできる、プロセス装置、およ
び、そのプロセス装置を備える画像形成装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、帯電手段によって所定の
電位に帯電された後、露光手段によって静電潜像が形成
され、その静電潜像が現像手段によって現像されること
により形成される可視像を担持する感光体と、前記感光
体に対向し、前記可視像を記録媒体に転写するための転
写手段と、前記感光体の移動方向における前記転写手段
より下流側において、前記感光体の表面に接触して紙紛
を除去するための紙紛除去手段とを備える画像形成装置
において、前記紙紛除去手段には、前記感光体の表面上
の紙紛を電気的に捕捉するために、前記紙紛除去手段に
バイアス電圧を印加する電源装置が接続されるととも
に、前記紙紛除去手段と前記電源装置との間には、前記
感光体から前記電源装置に電流が逆流することを防止す
るための逆流防止手段が設けられていることを特徴とし
ている。
【0009】このような構成によると、電源装置によっ
て紙紛除去手段にバイアス電圧が印加されることによ
り、転写手段によって記録媒体に可視像が転写された後
に感光体に付着する紙紛が電気的に捕捉される。そし
て、転写手段の転写電流の変動や転写バイアスのオン・
オフによって、感光体の表面電位が変動して、紙紛除去
手段に印加するバイアス電圧と感光体の表面電位との間
の電位の逆転が生じたとしても、紙紛除去手段と電源装
置との間に設けられる逆流防止手段が、感光体から電源
装置に電流が逆流することを防止するので、紙紛除去手
段によって捕捉されている紙紛は、紙紛除去手段によっ
てそのまま保持される。そのため、紙紛除去手段によっ
て捕捉した紙紛が、再び、感光体に戻ることが有効に防
止される。
【0010】そして、このように、紙紛除去手段に印加
するバイアス電圧と感光体の表面電位との間の電位の逆
転が生じても、紙紛除去手段によって捕捉した紙紛が、
再び、感光体に戻ることが防止されるので、電源装置か
ら紙紛除去手段に印加するバイアス電圧を、感光体の表
面電位との間の電位差が小さくなるように設定すること
ができる。そのため、紙紛除去手段と感光体との間にお
ける放電が防止され、紙紛除去性能の向上を図ることが
できる。
【0011】なお、このように、紙紛除去手段に印加す
るバイアス電圧を、感光体の表面電位との間の電位差が
小さくなるように設定しても、転写手段によって記録媒
体に可視像が転写されている時には、転写手段によって
バイアス電圧が印加されているので、紙紛除去手段に印
加されるバイアス電圧と感光体の表面電位との間の電位
の逆転が生じることはない一方で、転写手段によってバ
イアス電圧が印加されていない時には、紙紛除去手段に
印加されるバイアス電圧と感光体の表面電位との間の電
位の逆転が生じる可能性があるが、この時には、記録媒
体への転写が行なわれていないので、新たな紙紛を捕捉
する必要がなく、既に捕捉した紙紛を保持できればよ
い。そのため、この時には、逆流防止手段によって、感
光体から電源装置に電流が逆流することを防止して、紙
紛が再び感光体に戻ることさえ防止すれば、紙紛除去性
能の低下を招くことはなく、良好な紙紛の捕捉を達成す
ることができる。したがって、転写後における感光体表
面の除電を行なわなくても、簡易な構成により良好な紙
紛の除去を達成することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記電源装置により印加されるバイア
ス電圧が、前記帯電手段によって帯電された時の前記感
光体の初期帯電電位と、前記転写手段によって可視像が
転写された後の未露光部における前記感光体の転写後帯
電電位との間の電位となるように設定されていることを
特徴としている。
【0013】このような構成によると、電源装置により
印加されるバイアス電圧が、帯電手段によって帯電され
た時の感光体の初期帯電電位と、転写手段によって可視
像が転写された後の未露光部における感光体の転写後帯
電電位との間の電位となるように設定されるので、紙紛
除去手段に印加するバイアス電圧と感光体の表面電位と
の間の電位差を小さくすることができる。そのため、よ
り一層、確実に放電を防止することができ、紙紛除去性
能の向上を図ることができる。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明において、前記紙紛除去手段の体
積抵抗値が、106 Ω・cmより小さいことを特徴とし
ている。
【0015】このような構成によると、紙紛除去手段の
体積抵抗値が、106 Ω・cmより小さいので、紙紛を
電気的に捕捉するための十分な電界を形成することがで
きる。そのため、より一層、良好な紙紛の捕捉を達成す
ることができる。
【0016】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれかに記載の発明において、前記紙紛除
去手段が、導電性ブラシであることを特徴としている。
【0017】このような構成によると、導電性ブラシに
よって、感光体に付着する紙紛を、電気的に捕捉するこ
とに加えて、物理的に絡め取ることができる。そのた
め、より一層良好に紙紛を除去することができる。
【0018】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、前記導電性ブラシのブラシは、
アクリル樹脂に、導電性粒子または導電性フィラーが分
散されている材料によって形成されていることを特徴と
している。
【0019】たとえば、導電性ブラシが、ブラシの表面
が金属コーティングされることにより形成されているも
のでは、腰が強すぎて、感光体の表面を強く摺擦し、紙
紛や現像剤による感光体のフィルミングを助長する原因
となる一方、あまりに腰が弱いと、紙紛の除去性能が低
下する。
【0020】一方、このような構成によると、ブラシ
が、アクリル樹脂に導電性粒子または導電性フィラーが
分散されている材料によって形成されているので、適切
な腰の強さを得ることができ、フィルミングの発生を低
減しつつ、十分な紙紛の除去性能を得ることができる。
【0021】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
または5に記載の発明において、前記導電性ブラシのブ
ラシは、その長さが6mm以上であって、かつ、前記感
光体への食い込み量が、1mm以上であることを特徴と
している。
【0022】たとえば、ブラシの長さが6mm未満で、
かつ、感光体への食い込み量が、1mm未満である場合
には、ブラシの先端で感光体の表面を摺擦してしまい、
感光体のフィルミングが発生しやすくなってしまう場合
がある。
【0023】一方、このような構成によると、ブラシの
長さが6mm以上であって、かつ、感光体への食い込み
量が、1mm以上であるため、ブラシが感光体の表面に
沿うように接触するので、そのような感光体のフィルミ
ングの発生を低減しつつ、十分な紙紛の除去性能を得る
ことができる。
【0024】また、請求項7に記載の発明は、請求項4
ないし6のいずれかに記載の発明において、前記導電性
ブラシのブラシは、その密度が7.75kf/cm2
り大きいことを特徴としている。
【0025】たとえば、ブラシの密度が7.75kf/
cm2 以下であると、紙紛が、ブラシをすり抜けてしま
う場合があるが、このような構成によると、ブラシの密
度が7.75kf/cm2 より大きいので、紙紛を良好
に絡め取ることができる。そのため、より一層の紙紛除
去性能の向上を図ることができる。
【0026】また、請求項8に記載の発明は、転写手段
によって記録媒体に転写するための可視像を担持する感
光体と、前記感光体の移動方向における前記転写手段よ
り下流側において、前記感光体の表面に接触して紙紛を
除去するための導電性ブラシとを備え、画像形成装置本
体に装着されるプロセス装置において、前記導電性ブラ
シのブラシは、アクリル樹脂に、導電性粒子または導電
性フィラーが分散されている材料によって形成されてお
り、その体積抵抗値が106 Ω・cmより小さく、その
長さが6mm以上であってかつ前記感光体への食い込み
量が1mm以上であり、その密度が7.75kf/cm
2 より大きく形成されており、前記画像形成装置本体に
装着された時に、前記導電性ブラシが、バイアス電圧を
印加するための電源装置と、前記感光体から前記電源装
置に電流が逆流することを防止するための逆流防止手段
を介して接続されるように構成されていることを特徴と
している。
【0027】このような構成によると、このプロセス装
置を画像形成装置本体に装着した状態においては、電源
装置によって導電性ブラシにバイアス電圧が印加される
ことにより、転写手段によって記録媒体に可視像が転写
された後に感光体に付着する紙紛が、物理的に絡め取ら
れるとともに電気的に捕捉される。そして、転写手段の
転写電流の変動や転写バイアスのオン・オフによって、
感光体の表面電位が変動して、導電性ブラシに印加する
バイアス電圧と感光体の表面電位との間の電位の逆転が
生じたとしても、導電性ブラシと電源装置との間に設け
られる逆流防止手段が、感光体から電源装置に電流が逆
流することを防止するので、導電性ブラシによって捕捉
されている紙紛は、その導電性ブラシによってそのまま
保持される。そのため、導電性ブラシによって捕捉した
紙紛が、再び、感光体に戻ることが有効に防止される。
【0028】また、このように、導電性ブラシに印加す
るバイアス電圧と感光体の表面電位との間の電位の逆転
が生じても、導電性ブラシによって捕捉した紙紛が、再
び、感光体に戻ることが防止されるので、電源装置から
導電性ブラシに印加するバイアス電圧を、感光体の表面
電位との間の電位差が小さくなるように設定することが
できる。そのため、導電性ブラシと感光体との間におけ
る放電が防止され、紙紛除去性能の向上を図ることがで
きる。
【0029】さらに、この導電性ブラシのブラシは、ア
クリル樹脂に、導電性粒子または導電性フィラーが分散
されている材料によって形成されているので、適切な腰
の強さを得ることができ、また、その体積抵抗値が10
6 Ω・cmより小さいので、紙紛を電気的に捕捉するた
めの十分な電界を形成することができ、また、その長さ
が6mm以上であってかつ前記感光体への食い込み量が
1mm以上であるので、感光体のフィルミングの発生を
低減しつつ、十分な紙紛の除去性能を得ることができ、
さらに、その密度が7.75kf/cm2 より大きく形
成されているので、紙紛を良好に絡め取ることができ
る。そのため、より一層の紙紛除去性能の向上を図るこ
とができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置と
してのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図
である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケー
シング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するため
のフィーダ部4や、給紙された用紙3に所定の画像を形
成するための画像形成部5などを備えている。
【0031】フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底
部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレ
イ6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙トレイ6の一
端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パ
ット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流
側に設けられる紙紛取りローラ10および11と、紙紛
取りローラ10および11に対し用紙3の搬送方向の下
流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。
【0032】用紙押圧板7は、用紙3を積層状にスタッ
ク可能とされ、給紙ローラ8に対して遠い方の端部にお
いて揺動可能に支持されることによって、近い方の端部
が上下方向に移動可能とされており、また、その裏側か
ら図示しないばねによって上方向に付勢されている。そ
のため、用紙押圧板7は、用紙3の積層量が増えるに従
って、給紙ローラ8に対して遠い方の端部を支点とし
て、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。給紙ロ
ーラ8および給紙パット9は、互いに対向状に配設さ
れ、給紙パット9の裏側に配設されるばね13によっ
て、給紙パット9が給紙ローラ8に向かって押圧されて
いる。用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用紙押
圧板7の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ8
に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって
給紙ローラ8と給紙パット9とで挟まれた後、1枚毎に
給紙される。給紙された用紙3は、紙紛取りローラ10
および11によって、紙紛が取り除かれた後、レジスト
ローラ12に送られる。レジストローラ12は、1対の
ローラから構成されており、用紙3を所定のレジスト後
に、画像形成部5に送るようにしている。
【0033】なお、このフィーダ部4は、さらに、マル
チパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上
に積層される用紙3を給紙するためのマルチパーパス側
給紙ローラ15およびマルチパーパス側給紙パット25
とを備えており、マルチパーパス側給紙ローラ15およ
びマルチパーパス側給紙パット25は、互いに対向状に
配設され、マルチパーパス側給紙パット25の裏側に配
設されるばね25aによって、マルチパーパス側給紙パ
ット25がマルチパーパス側給紙ローラ15に向かって
押圧されている。マルチパーパストレイ14上に積層さ
れる用紙3は、マルチパーパス側給紙ローラ15の回転
によってマルチパーパス側給紙ローラ15とマルチパー
パス側給紙パット25とで挟まれた後、1枚毎に給紙さ
れる。
【0034】画像形成部5は、露光手段としてのスキャ
ナユニット16、プロセス装置としてのプロセスユニッ
ト17、定着部18などを備えている。
【0035】スキャナユニット16は、本体ケーシング
2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、
回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20および
21、反射鏡22、23および24などを備えており、
レーザ発光部からの発光される所定の画像データに基づ
くレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー
19、レンズ20、反射鏡22および23、レンズ2
1、反射鏡24の順に通過あるいは反射させて、後述す
るプロセスユニット17の感光ドラム27の表面上に高
速走査にて照射させている。
【0036】プロセスユニット17は、スキャナユニッ
ト16の下方に配設され、図2に示すように、本体ケー
シング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリ
ッジ26内に、感光体としての感光ドラム27、現像カ
ートリッジ28、帯電手段としてのスコロトロン型帯電
器29、転写手段としての転写ローラ30および紙紛除
去手段としての導電性ブラシ51などを備えている。
【0037】現像カートリッジ28は、ドラムカートリ
ッジ26に対して着脱自在に装着されており、現像手段
としての現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給
ローラ33およびトナーボックス34などを備えてい
る。
【0038】トナーボックス34内には、現像剤とし
て、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されてい
る。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、ス
チレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキ
ル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C
4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁
重合などの公知の重合方法によって共重合させることに
より得られる重合トナーが使用されている。このような
重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好であ
る。なお、このようなトナーには、カーボンブラックな
どの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動
性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加され
ている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0039】そして、トナーボックス34内のトナー
は、トナーボックス34の中心に設けられる回転軸35
に支持されるアジテータ36により攪拌されて、トナー
ボックス34の側部に開口されたトナー供給口37から
放出される。なお、トナーボックス34の側壁には、ト
ナーの残量検知用の窓38が設けられており、回転軸3
5に支持されたクリーナ39によって清掃される。
【0040】トナー供給口37の側方位置には、供給ロ
ーラ33が回転可能に配設されており、また、この供給
ローラ33に対向して、現像ローラ31が回転可能に配
設されている。そして、これら供給ローラ33と現像ロ
ーラ31とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような
状態で互いに当接されている。
【0041】供給ローラ33は、金属製のローラ軸に、
導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。ま
た、現像ローラ31は、金属製のローラ軸に、導電性の
ゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的
には、現像ローラ31のローラ部分は、カーボン微粒子
などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴム
からなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されている
ウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆さ
れている。なお、現像ローラ31には、感光ドラム27
に対して、所定の現像バイアスが印加されている。
【0042】また、現像ローラ31の近傍には、層厚規
制ブレード32が配設されている。この層厚規制ブレー
ド32は、金属の板ばね材からなるブレード本体の先端
部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の
押圧部40を備えており、現像ローラ31の近くにおい
て現像カートリッジ28に支持されて、押圧部40がブ
レード本体の弾性力によって現像ローラ31上に圧接さ
れるように構成されている。
【0043】そして、トナー供給口37から放出される
トナーは、供給ローラ33の回転により、現像ローラ3
1に供給され、この時、供給ローラ33と現像ローラ3
1との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ31
上に供給されたトナーは、現像ローラ31の回転に伴っ
て、層厚規制ブレード32の押圧部40と現像ローラ3
1との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電され
て、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持され
る。
【0044】感光ドラム27は、現像ローラ31の側方
位置において、その現像ローラ31と対向するような状
態で回転可能に配設されている。この感光ドラム27
は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面部分が
ポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層
により形成されている。
【0045】スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム
27の上方に、感光ドラム27に接触しないように、所
定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型
帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコ
ロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電
器であり、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電
させるように構成されている。なお、このスコロトロン
型帯電器29による帯電によって、感光ドラム27の表
面は、その初期帯電電位が、約900Vとなるように設
定されている。
【0046】また、導電性ブラシ51は、後で詳述する
が、感光ドラム27の側方位置において、感光ドラム2
7の回転方向における、転写ローラ30の下流側であっ
て、スコロトロン帯電器29の上流側に、感光ドラム2
7と対向するように配置されている。この導電性ブラシ
51は、略L字形状の金属材料からなるベース部材54
と、そのベース部材54の一方の片に植え付けられる、
アクリル樹脂にカーボンなどの導電性粒子または導電性
フィラーが分散されている導電性材料によって形成され
ているブラシ55とを備えている。そして、ベース部材
54が、感光ドラム27の側方に延びるドラムカートリ
ッジ26のブラシフレーム56に取り付けられることに
より、ブラシ55が感光ドラム27の表面に接触するよ
うに配置されている。
【0047】また、この導電性ブラシ51のベース部材
54の他方の片には、電源装置としての直流電源53が
接続されるとともに、ベース部材54と直流電源53と
の間には、逆流防止手段としてのダイオード52が設け
られている。
【0048】なお、直流電源53は、本体ケーシング2
内に設けられており、接地されるとともに、導電性ブラ
シ51に約400Vのバイアス電圧を印加するように構
成されている。なお、ダイオード52も本体ケーシング
2内に設けられている。
【0049】そして、感光ドラム27の表面は、スコロ
トロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキ
ャナユニット16からのレーザービームの高速走査によ
り露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成
される。より具体的には、この露光によって、感光ドラ
ムの表面電位が、その未露光部分においては、約900
Vで、その露光部分においては、約200Vとなるよう
な、所定の静電潜像が形成される。
【0050】次いで、現像ローラ31の回転により、現
像ローラ31上に担持されかつ正帯電されているトナー
が、感光ドラム27に対向して接触する時に、感光ドラ
ム27の表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様
に正帯電されている感光ドラム27の表面のうち、レー
ザービームによって露光され電位が下がっている露光部
分に供給され、選択的に担持されることによって可視像
化され、これによって反転現像が達成される。
【0051】転写ローラ30は、感光ドラム27の下方
において、この感光ドラム27に対向するように配置さ
れ、ドラムカートリッジ26に回転可能に支持されてい
る。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、導電
性のゴム材料からなるローラが被覆されており、転写時
には、感光ドラム27に対して所定の転写バイアスが印
加されるように構成されている。そのため、感光ドラム
27の表面上に担持された可視像は、用紙3が感光ドラ
ム27と転写ローラ30との間を通る間に用紙3に転写
されるとともに、この転写ローラ30による転写によっ
て、感光ドラム27の表面は、その未露光部分の転写後
帯電電位が、約300Vとなる。
【0052】そして、転写後に、用紙3との接触によっ
て、感光ドラム27の表面に付着した紙紛は、その感光
ドラム27の表面が、感光ドラム27の回転に伴って、
導電性ブラシ51のブラシ55と対向した時に、ブラシ
55によって物理的に絡め取られるとともに、直流電源
53から印加されるバイアス電圧によって、電気的に捕
捉される。
【0053】定着部18は、図1に示すように、プロセ
スユニット17の側方下流側に配設され、加熱ローラ4
1、加熱ローラ41を押圧する押圧ローラ42、およ
び、これら加熱ローラ41および押圧ローラ42の下流
側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。加
熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプ
を備えており、プロセスユニット17において用紙3上
に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧
ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、
その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に
搬送するようにしている。排紙パス44に送られた用紙
3は、排紙ローラ45に送られて、その排紙ローラ45
によって排紙トレイ46上に排紙される。
【0054】また、このレーザプリンタ1には、用紙3
の両面に画像を形成するために、反転搬送部47が設け
られている。この反転搬送部47は、排紙ローラ45
と、反転搬送パス48と、フラッパ49と、複数の反転
搬送ローラ50とを備えている。
【0055】排紙ローラ45は、1対のローラからな
り、正回転および逆回転の切り換えができるように構成
されている。この排紙ローラ45は、上記したように、
排紙トレイ46上に用紙3を排紙する場合には、正方向
に回転するが、用紙3を反転させる場合には、逆方向に
回転する。
【0056】反転搬送パス48は、排紙ローラ45から
画像形成部5の下方に配設される複数の反転搬送ローラ
50まで用紙3を搬送することができるように、上下方
向に沿って設けられており、その上流側端部が、排紙ロ
ーラ45の近くに配置されるとともに、その下流側端部
が、反転搬送ローラ50の近くに配置されている。
【0057】フラッパ49は、排紙パス44と反転搬送
パス48との分岐部分に臨むように、揺動可能に設けら
れており、図示しないソレノイドの励磁または非励磁に
より、排紙ローラ45によって反転された用紙3の搬送
方向を、排紙パス44に向かう方向から、反転搬送パス
48に向かう方向に切り換えることができるように構成
されている。
【0058】反転搬送ローラ50は、給紙トレイ6の上
方において、略水平方向に複数設けられており、最も上
流側の反転搬送ローラ50が、反転搬送パス48の後端
部の近くに配置されるとともに、最も下流側の反転搬送
ローラ50が、レジストローラ12の下方に配置される
ように設けられている。
【0059】そして、用紙3の両面に画像を形成する場
合には、この反転搬送部47が、次のように動作され
る。すなわち、一方の面に画像が形成された用紙3が搬
送ローラ43によって排紙パス44から排紙ローラ45
に送られてくると、排紙ローラ45は、用紙3を挟んだ
状態で正回転して、この用紙3を一旦外側(排紙トレイ
46側)に向けて搬送し、用紙3の大部分が外側に送ら
れ、用紙3の後端が排紙ローラ45に挟まれた時に、正
回転を停止する。次いで、排紙ローラ45は、逆回転す
るとともに、フラッパ49が、用紙3が反転搬送パス4
8に搬送されるように、搬送方向を切り換えて、用紙3
を前後逆向きの状態で反転搬送パス48に搬送するよう
にする。なお、フラッパ49は、用紙3の搬送が終了す
ると、元の状態、すなわち、搬送ローラ43から送られ
る用紙3を排紙ローラ45に送る状態に切り換えられ
る。次いで、反転搬送パス48に逆向きに搬送された用
紙3は、反転搬送ローラ50に搬送され、この反転搬送
ローラ50から、上方向に反転されて、レジストローラ
12に送られる。レジストローラ12に搬送された用紙
3は、裏返しの状態で、再び、所定のレジスト後に、画
像形成部5に向けて送られ、これによって、用紙3の両
面に所定の画像が形成される。
【0060】また、このレーザプリンタ1では、転写ロ
ーラ30によって用紙3に転写された後に感光ドラム2
7の表面上に残存するトナーを、現像ローラ31によっ
て回収する、いわゆるクリーナレス方式によって残存ト
ナーを回収するようにしている。このようなクリーナレ
ス方式によって感光ドラム27上に残存するトナーを回
収すれば、ブレードなどのクリーナ装置や廃トナーの貯
留手段を設ける必要がないため、装置構成の簡略化、小
型化およびコストの低減化を図ることができる。
【0061】そして、このレーザプリンタ1では、上記
したように、転写後に感光ドラム27に付着する紙紛
は、導電性ブラシ51により絡め取られるとともに、直
流電源53からブラシ55に、約400Vのバイアス電
圧が印加されるので、感光ドラム27における未露光部
分の転写後の表面電位が約300Vであることから、そ
の電位差によって、ブラシ55に電気的に捕捉され、良
好な紙紛の捕捉が達成されている。
【0062】また、このような転写時には、転写ローラ
30の転写バイアスがオンされることにより、感光ドラ
ム27の未露光部分の転写後の表面電位が300Vにな
るが、転写が終了して転写ローラ30の転写バイアスが
オフされると、スコロトロン帯電器29によって帯電さ
れた初期帯電電位900Vのまま、感光ドラム27の表
面が、導電性ブラシ51のブラシ55と接触して、電位
の逆転を生ずる場合がある。
【0063】そのような場合には、導電性ブラシ51か
ら、直流電源53に電流が逆流して、導電性ブラシ51
によって捕捉した紙紛が、再び感光ドラム27に放出さ
れてしまうおそれを生ずる。しかし、このレーザプリン
タ1では、導電性ブラシ51と直流電源53との間にダ
イオード52が設けられているので、導電性ブラシ51
は感光ドラム27の電位900Vにならい、そのような
電流の逆流が良好に防止されている。また、この時に
は、用紙3への転写が行なわれていないため、新たな紙
紛を捕捉する必要がなく、すでに捕捉している紙紛を保
持できればよい。そのため、この時には、ダイオード5
2によって、感光ドラム27から直流電源53に電流が
逆流することを防止して、紙紛が再び感光ドラム27に
戻ることさえ防止すれば、紙紛除去性能の低下を招くこ
とはなく、良好な紙紛の捕捉を達成することができる。
したがって、このレーザプリンタ1では、このような、
転写バイアスのオン・オフや転写ローラ30の転写電流
の変動によって、感光ドラム27の表面電位が変動し
て、導電性ブラシ51に印加するバイアス電圧と感光ド
ラム27の表面電位との間の電位の逆転が生じたとして
も、導電性ブラシ51と直流電源53との間に設けられ
るダイオード52が、感光ドラム27から直流電源53
に電流が逆流することを防止するので、導電性ブラシ5
1のブラシ55によって捕捉されている紙紛は、導電性
ブラシ51のブラシ55によってそのまま保持され、導
電性ブラシ51のブラシ55によって捕捉した紙紛が、
再び、感光体に戻ることが有効に防止される。
【0064】そのために、導電性ブラシ51に印加する
バイアス電圧を、感光ドラム27における未露光部分の
転写後の表面電位(約300V)とスコロトロン帯電器
29によって帯電された感光ドラム27の初期帯電電位
(約900V)との間の電圧である400Vと小さく設
定して、導電性ブラシ51と感光ドラム27との間にお
ける放電を確実に防止しつつ、転写後の感光ドラム27
の表面電位を除電して安定させるための除電ランプを設
けなくても、良好な紙紛の除去を達成することができ
る。
【0065】また、この導電性ブラシ51のブラシ55
の体積抵抗値は、106 Ω・cmより小さく、さらに
は、10Ω・cm〜10Ω・cmのものが好まし
く用いられる。106 Ω・cm以上であると、帯電した
紙紛を捕捉するための十分な電界を形成することができ
ず、紙紛除去性能が低下する場合がある。一方、ブラシ
55の体積抵抗値が106 Ω・cmよりも小さい場合に
は、帯電した紙紛を捕捉するための十分な電界を形成す
ることができ、直流電源53により印加されるバイアス
電圧により、より効率的な紙紛の捕捉を達成することが
できる。
【0066】また、この導電性ブラシ51は、上記した
ように、アクリル樹脂にカーボンなどの導電性粒子また
は導電性フィラーが分散されている導電性材料によって
形成されているので、これにより、適切な腰の強さのブ
ラシ55を得ることができる。そのため、たとえば、ブ
ラシの表面が金属コーティングされることにより形成さ
れている導電性ブラシでは、腰が強すぎて、感光ドラム
27の表面を強く摺擦し、紙紛やトナーによる感光ドラ
ム27のフィルミングを助長する原因となる一方、あま
りに腰が弱いと、紙紛の除去性能が低下することもある
が、このようなブラシ55を用いることによって、フィ
ルミングの発生を低減しつつ、十分な紙紛除去性能を得
ることができる。
【0067】また、この導電性ブラシ51のブラシ55
は、その長さが6mm以上であって、かつ、感光ドラム
27への食い込み量が1mm以上、さらには、1〜4m
mであることが好ましい。たとえば、ブラシ55の長さ
が6mm未満で、かつ、感光ドラム27への食い込み量
が、1mm未満である場合には、ブラシ55の先端で感
光ドラム27の表面を摺擦してしまい、感光ドラム27
のフィルミングが発生しやすくなってしまう場合があ
る。一方、食い込み量が1mm以上であれば、ブラシ5
5が感光ドラム27の表面に沿うように、多少寝た状態
で接触するため、感光ドラム27のフィルミングの発生
を低減しつつ、十分な紙紛の除去性能を得ることができ
る。なお、ブラシ55の食い込み量が、4mmより大き
いと、ブラシ55が寝すぎた状態となり、却って紙紛除
去性能が低下する場合がある。
【0068】なお、ブラシ55の食い込み量は、図3に
示すように、ブラシ55の長さLから、ベース部材54
から感光ドラム27の表面までの距離Yを差し引いた長
さXとして表される。ただし、実際には、ブラシ55の
食い込み量Xに相当する部分は、感光ドラム27の表面
に沿うように、感光ドラム27の回転方向における、下
流側に向かって湾曲している。
【0069】また、この導電性ブラシ51のブラシ55
の密度は、7.75kf/cm2 より大きく、さらに
は、10.85kf/cm2 以上、とりわけ、15.5
kf/cm2 以上であることが好ましい。
【0070】ブラシ55の密度が7.75kf/cm2
以下であると、紙紛がブラシ55をすり抜けてしまう場
合があるが、ブラシ55の密度を7.75kf/cm2
より大きくすれば、紙紛を良好に絡め取ることができ
る。そのため、より一層、紙紛除去性能の向上を図るこ
とができる。
【0071】なお、密度の単位であるkf/cm2 (キ
ロフィラメント/平方センチメートル)は1cm2 あた
りのブラシの本数(千本単位)を表し、たとえば、7.
75kf/cm2 は、1cm2 あたりにブラシが775
0本植え付けられていることを示す。
【0072】また、この導電性ブラシ51のブラシ55
の繊維の太さは、330dt/48fと同程度か、それ
よりも細いものが好ましい。
【0073】繊維の太さが330dt/48fよりも太
いと、ブラシ55の腰が強くなり、感光ドラム27と強
く接触して感光ドラム27のフィルミングを増加させる
場合がある。一方、繊維の太さが330dt/48fと
同程度か、それよりも細い場合には、そのようなフィル
ミングの増加を招くことがなく、良好な紙紛の除去を達
成することができる。
【0074】なお、繊維の太さの単位であるdt/48
f(デシテックフィラメント/48フィラメント)にお
いて、dt(デシテックフィラメント)は、1gの糸を
1万mに伸ばした時の糸の太さであり、たとえば、33
0dt/48fでは、48本で、1gの糸を1万mに伸
ばした時の糸の太さの330倍の太さになることを示
す。
【0075】なお、以上の説明においては、本発明の紙
紛除去手段として、導電性ブラシ51を用いて説明した
が、本発明の紙紛除去手段としては、感光ドラム27に
接触して紙紛を除去できるものであれば、何ら限定され
ず、たとえば、紙紛除去ローラなどを用いてもよい。
【0076】
【試験例】以下に種々のブラシを用いた試験例を示し、
本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、何ら以
下の試験例に限定されるものではない。なお、試験に用
いたレーザプリンタの基本的な構成は、上記したレーザ
プリンタ1と同様である。
【0077】試験例1:ブラシの抵抗値 102Ω・cm、10Ω・cmおよび10Ω・cm
の体積抵抗がそれぞれ異なるブラシを用いた時の、それ
ぞれの紙紛除去性能を評価した。
【0078】102Ω・cmのブラシと10Ω・cm
のブラシとでは、紙紛除去性能は同程度であった。10
Ω・cmのものは紙紛除去性能が低かった。
【0079】試験例2:ブラシの長さおよび食い込み量 長さが5.5mmで、かつ食い込み量が0.5mmであ
るブラシと、長さが6.5mmで、かつ食い込み量が
1.5mmであるブラシと、長さが7.5mmで、かつ
食い込み量が2.5mmであるブラシの、3種のブラシ
を用いた時の、それぞれの感光ドラムのフィルミングの
発生の程度について評価した。
【0080】長さが5.5mmで食い込み量が0.5m
mのブラシでは、ブラシの先端で感光ドラムを摺擦する
ため、フィルミングが増加した。
【0081】長さが6.5mmで食い込み量が1.5m
mのブラシでは、フィルミングの発生が少なく良好であ
った。
【0082】長さが7.5mmで食い込み量が2.5m
mのブラシでは、ブラシの長さが6.5mmのものと、
大差はないが、若干フィルミングが速く発生した。
【0083】試験例3:ブラシの密度 7.75kf/cm2 、10.85kf/cm2 および
15.5kf/cm2の密度のそれぞれ異なるブラシを
用いた時の、それぞれの紙紛の除去性能を評価した。
【0084】ブラシの密度が、7.75kf/cm2
ブラシにおいては、紙紛の除去が十分でなく、10.8
5kf/cm2 のブラシにおいては、良好に紙紛の除去
ができ、さらに、15.50kf/cm2 のブラシにお
いては、より完全に紙紛の除去ができた。
【0085】試験例4:繊維の太さ 330dt/48fと440dt/24fとの太さがそ
れぞれ異なるブラシを用いた時の、それぞれの感光ドラ
ムのフィルミングの発生の程度について評価した。
【0086】330dt/48fのブラシではフィルミ
ングの発生がなく、一方、440dt/24fのブラシ
では、腰が強すぎてフィルミングの発生が見られた。
【0087】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、逆流防止手段が、感光体から電源装置に電
流が逆流することを防止するので、紙紛除去手段によっ
て捕捉した紙紛が再び感光体に戻ることを、有効に防止
することができる。また、それによって、電源装置から
紙紛除去手段に印加するバイアス電圧を、感光体の表面
電位との間の電位差が小さくなるように設定することが
できるので、紙紛除去手段と感光体との間における放電
を防止することができ、紙紛除去性能の向上を図ること
ができる。
【0088】なお、紙紛除去手段に印加するバイアス電
圧を、感光体の表面電位との間の電位差が小さくなるよ
うに設定しても、紙紛除去手段に印加されるバイアス電
圧と感光体の表面電位との間の電位の逆転が生じる可能
性がある時には、記録媒体への転写が行なわれていない
ので、新たな紙紛を捕捉する必要がなく、既に捕捉した
紙紛を保持できればよい。そのため、この時には、逆流
防止手段によって、感光体から電源装置に電流が逆流す
ることを防止して、紙紛が再び感光体に戻ることさえ防
止すれば、紙紛除去性能の低下を招くことがなく、良好
な紙紛の捕捉を達成することができる。
【0089】請求項2に記載の発明によれば、紙紛除去
手段に印加するバイアス電圧と感光体の表面電位との間
の電位差を小さくすることができ、より一層、確実に放
電を防止して、紙紛除去性能の向上を図ることができ
る。
【0090】請求項3に記載の発明によれば、より一
層、良好な紙紛の捕捉を達成することができる。
【0091】請求項4に記載の発明によれば、導電性ブ
ラシによって、感光体に付着する紙紛を、電気的に捕捉
することに加えて、物理的に絡め取ることができ、より
一層良好に紙紛を除去することができる。
【0092】請求項5に記載の発明によれば、ブラシの
適切な腰の強さを得ることができ、フィルミングの発生
を低減しつつ、十分な紙紛の除去性能を得ることができ
る。
【0093】請求項6に記載の発明によれば、ブラシが
感光体の表面に沿うように接触するので、感光体のフィ
ルミングの発生を低減しつつ、十分な紙紛の除去性能を
得ることができる。
【0094】請求項7に記載の発明によれば、ブラシの
密度が7.75kf/cm2 より大きいので、紙紛を良
好に絡め取ることができ、より一層の紙紛除去性能の向
上を図ることができる。
【0095】請求項8に記載の発明によれば、逆流防止
手段が、感光体から電源装置に電流が逆流することを防
止するので、導電性ブラシによって捕捉されている紙紛
が再び、感光体に戻ることが有効に防止される。また、
それによって、電源装置から導電性ブラシに印加するバ
イアス電圧を、感光体の表面電位との間の電位差が小さ
くなるように設定することができので、導電性ブラシと
感光体との間における放電を防止することができ、紙紛
除去性能の向上を図ることができる。
【0096】さらに、この導電性ブラシのブラシは、ア
クリル樹脂に、導電性粒子または導電性フィラーが分散
されている材料によって形成されており、その体積抵抗
値が106 Ω・cmより小さく、その長さが6mm以上
であってかつ前記感光体への食い込み量が1mm以上で
あり、その密度が7.75kf/cm2 より大きく形成
されているので、より一層の紙紛除去性能の向上を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としての、レーザプリン
タの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】図1に示すレーザプリンタのプロセスユニット
を示す要部側断面図である。
【図3】図2に示す導電性ブラシの食い込み量を説明す
るための説明図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 3 用紙 16 スキャナユニット 17 プロセスユニット 27 感光ドラム 29 スコロトロン帯電器 30 転写ローラ 31 現像ローラ 51 導電性ブラシ 52 ダイオード 53 直流電源 55 ブラシ X 食い込み量

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電手段によって所定の電位に帯電され
    た後、露光手段によって静電潜像が形成され、その静電
    潜像が現像手段によって現像されることにより形成され
    る可視像を担持する感光体と、前記感光体に対向し、前
    記可視像を記録媒体に転写するための転写手段と、前記
    感光体の移動方向における前記転写手段より下流側にお
    いて、前記感光体の表面に接触して紙紛を除去するため
    の紙紛除去手段とを備える画像形成装置において、 前記紙紛除去手段には、前記感光体の表面上の紙紛を電
    気的に捕捉するために、前記紙紛除去手段にバイアス電
    圧を印加する電源装置が接続されるとともに、前記紙紛
    除去手段と前記電源装置との間には、前記感光体から前
    記電源装置に電流が逆流することを防止するための逆流
    防止手段が設けられていることを特徴とする、画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電源装置により印加されるバイアス
    電圧が、前記帯電手段によって帯電された時の前記感光
    体の初期帯電電位と、前記転写手段によって可視像が転
    写された後の未露光部における前記感光体の転写後帯電
    電位との間の電位となるように設定されていることを特
    徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記紙紛除去手段の体積抵抗値が、10
    6 Ω・cmより小さいことを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記紙紛除去手段が、導電性ブラシであ
    ることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記導電性ブラシのブラシは、アクリル
    樹脂に、導電性粒子または導電性フィラーが分散されて
    いる材料によって形成されていることを特徴とする、請
    求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記導電性ブラシのブラシは、その長さ
    が6mm以上であって、かつ、前記感光体への食い込み
    量が、1mm以上であることを特徴とする、請求項4ま
    たは5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記導電性ブラシのブラシは、その密度
    が7.75kf/cm2 より大きいことを特徴とする請
    求項4ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 転写手段によって記録媒体に転写するた
    めの可視像を担持する感光体と、前記感光体の移動方向
    における前記転写手段より下流側において、前記感光体
    の表面に接触して紙紛を除去するための導電性ブラシと
    を備え、画像形成装置本体に装着されるプロセス装置に
    おいて、 前記導電性ブラシのブラシは、アクリル樹脂に、導電性
    粒子または導電性フィラーが分散されている材料によっ
    て形成されており、その体積抵抗値が106 Ω・cmよ
    り小さく、その長さが6mm以上であってかつ前記感光
    体への食い込み量が1mm以上であり、その密度が7.
    75kf/cm2 より大きく形成されており、 前記画像形成装置本体に装着された時に、前記導電性ブ
    ラシが、バイアス電圧を印加するための電源装置と、前
    記感光体から前記電源装置に電流が逆流することを防止
    するための逆流防止手段を介して接続されるように構成
    されていることを特徴とする、プロセス装置。
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