JP2001154488A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001154488A
JP2001154488A JP33943999A JP33943999A JP2001154488A JP 2001154488 A JP2001154488 A JP 2001154488A JP 33943999 A JP33943999 A JP 33943999A JP 33943999 A JP33943999 A JP 33943999A JP 2001154488 A JP2001154488 A JP 2001154488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
developer
carrier
toner
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33943999A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Sato
正吾 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP33943999A priority Critical patent/JP2001154488A/ja
Publication of JP2001154488A publication Critical patent/JP2001154488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換部品の低減を図りつつ、装置の耐久性を
向上させることができ、しかも、良好な画像の形成を確
保し得る、画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 レーザプリンタ1において、感光ドラム
21をアモルファスシリコンにより構成するとともに、
転写後の感光ドラム21上に残存するトナーを現像ロー
ラ22により回収するクリーナレス方式として構成し、
かつ、非磁性1成分のトナーを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザプリンタな
どの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタなどの画像形成装置は、
一般に、トナーを担持する現像ローラと、この現像ロー
ラと対向して配設され、静電潜像が形成される感光ドラ
ムとを備えており、この感光ドラムに対向して、感光ド
ラム上に静電潜像を形成するための帯電器およびレーザ
ビームを照射するスキャナ装置と、感光ドラムに形成さ
れた可視像を用紙に転写するための転写ローラとが配設
されている。
【0003】そして、感光ドラムの回転とともに、感光
ドラムの表面は、帯電器により一様に帯電された後、そ
の帯電された表面に、スキャナ装置から所定の画像デー
タに基づくレーザビームが高速走査されることにより静
電潜像が形成され、次いで、この静電潜像に、現像ロー
ラに担持されるトナーが供給されることにより、この静
電潜像が現像されて可視像が形成される。その後、感光
ドラム上に担持された可視像は、用紙が感光ドラムと転
写ローラとの間を通る間に、用紙に転写され、これによ
って、用紙に所定の画像が形成される。
【0004】このような画像形成装置において、近年、
アモルファスシリコンにより構成された感光ドラムが普
及しつつある。感光ドラムをアモルファスシリコンによ
り構成すると、耐擦性が著しく向上し、その寿命を、画
像形成装置本体と同程度に延ばすことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、感光ドラムを
アモルファスシリコンにより構成すると、その交換が不
要となるため、たとえば、従来では、感光ドラムと、そ
の感光体ドラムに対して両側に配置される2つの部材、
すなわち、トナーが充填されているトナー収容部、およ
び、転写後に残存するトナーを回収する廃トナー収容部
とを一体として交換するようにして、個別に交換する手
間を省いていたものが、トナー収容部と廃トナー収容部
とをそれぞれ別々に交換、すなわち、交換部品が2つと
なり、交換の手間が増えるという不具合がある。とりわ
け、廃トナー収容部は、感光ドラムに向けて開口されて
いるために、その交換時において、廃トナーにより手が
汚れるなどの不具合がある。
【0006】一方、このような画像形成装置では、用紙
に転写された後に感光ドラム上に残存するトナーを、現
像ローラによって回収する、いわゆるクリーナレス方式
によってトナーを回収するものが知られている。このよ
うなクリーナレス方式によって感光ドラム上の残存トナ
ーを回収すれば、廃トナー収容部が不要となり、交換の
手間を、トナー収容部を交換するのみとすることができ
る。
【0007】しかし、磁性トナーにあっては、転写時に
おいて、形成しようとする画像の一部がそっくり抜けて
しまう、いわゆる中抜けが生じる場合があり、そのよう
な中抜けが発生すると、感光ドラム上にまとまった量で
トナーが残存し、クリーナレス方式では回収しきれず、
画像形成、つまり、現像および転写に、不具合が生じて
しまう。
【0008】本発明は、上記した不具合を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、交換
部品の低減を図りつつ、装置の耐久性を向上させること
ができ、しかも、良好な画像の形成を確保し得る、画像
形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、現像剤を担持する現像剤
担持体と、静電潜像が現像剤により現像されることによ
って形成される可視像を担持する像担持体と、前記像担
持体上に担持される可視像を記録媒体に転写するための
転写手段とを備える画像形成装置において、前記現像剤
が非磁性1成分の現像剤であって、前記像担持体が、ア
モルファスシリコンにより構成されており、前記転写手
段によって前記記録媒体に転写された後に前記像担持体
上に残存する現像剤を、前記現像剤担持体によって回収
するように構成されていることを特徴としている。
【0010】このような構成によると、像担持体が、ア
モルファスシリコンにより構成されているため、その交
換が不要であり、また、像担持体上に残存する現像剤を
現像剤担持体によって回収するため、残存する現像剤を
回収するための廃現像剤収容部が不要で、しかも、現像
剤が非磁性1成分の現像剤であるため、磁性の現像剤の
ように像担持体上にまとまった量でトナーが残存するこ
ともなく、像担持体上に残存する現像剤を現像剤担持体
によって良好に回収することができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記像担持体の移動方向におい
て、前記転写手段と対向する位置より下流側で、かつ、
前記現像剤担持体と対向する位置より上流側に、前記転
写手段によって前記記録媒体に転写された後に前記像担
持体上に残存する現像剤を一時的に回収するためのクリ
ーニングローラを設けるとともに、前記クリーニングロ
ーラが、前記像担持体における画像が形成される画像領
域と対向している時には、回収した現像剤を電気的に保
持し、前記像担持体における画像が形成されない非画像
領域と対向している時に、回収した現像剤を、前記像担
持体上に電気的に放出するように構成されていることを
特徴としている。
【0012】このような構成によると、転写手段によっ
て記録媒体に転写された後に像担持体上に残存する現像
剤は、一旦、クリーニングローラによって電気的に保持
された後、クリーニングローラが、像担持体における非
画像領域と対向した時に、再び、像担持体上に電気的に
放出され、その後に、現像剤担持体によって回収され
る。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、前記クリーニングローラの表面
と、前記像担持体の表面との間のニップ部分において、
相対的な速度差が生じるように構成されていることを特
徴としている。
【0014】このような構成によると、クリーニングロ
ーラの表面と、像担持体の表面との間のニップ部分にお
いて、相対的な速度差が生じるので、像担持体の表面
が、クリーニングローラの表面によって、より擦られる
ようになる。そのため、転写後に残存する現像剤が、ク
リーニングローラによって、より良好に回収されるとと
もに、像担持体の表面に生じる、現像剤中の成分に起因
するフィルミングが良好に除去される。なお、像担持体
は、耐擦性に優れるアモルファスシリコンにより構成さ
れているので、クリーニングローラによって擦られて
も、それによる損傷を少なくすることができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
または3に記載の発明において、前記クリーニングロー
ラが、ウレタンゴムを主成分として構成されていること
を特徴としている。
【0016】クリーニングローラを、ウレタンゴムを主
成分として構成することにより、耐久性を向上させるこ
とができる。そのため、クリーニングローラの表面と、
像担持体の表面との間のニップ部分において、相対的な
速度差を生じさせるような構成とした場合であっても、
クリーニングローラの損傷が少なく、装置全体としての
耐久性を向上させることができる。
【0017】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし4のいずれかに記載の発明において、前記像担持
体上に静電潜像を形成するための静電潜像形成手段をさ
らに備え、前記静電潜像形成手段が、前記像担持体を帯
電させる帯電手段と、帯電された前記像担持体を露光す
る露光手段とを備えており、前記帯電手段が、前記像担
持体に接触しないように配置されていることを特徴とし
ている。
【0018】このような構成によると、転写手段によっ
て記録媒体に転写された後に像担持体上に残存する現像
剤は、像担持体に接触しないように配置された帯電手段
を通過した後、現像剤担持体と対向した時に、その現像
剤担持体によって回収される。
【0019】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、前記現像剤が正極性に帯電され
る現像剤であることを特徴としている。
【0020】現像剤が正極性に帯電される現像剤である
と、反転現像において正極性の帯電手段を使用すること
ができる。
【0021】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
ないし6のいずれかに記載の発明において、前記現像剤
が、重合性単量体を重合させることによって得られる重
合トナーであることを特徴としている。
【0022】重合トナーは、球状をなし、流動性が極め
て良好であるため、転写手段によって記録媒体に良好に
転写される。そのため、転写後に残存する量を著しく低
減することができる。また、重合トナーは、流動性に優
れているため摩擦力などの影響を受け難く、電界の力に
よって挙動しやすい。そのため、現像剤担持体と対向す
る時に、正常な極性に帯電されていれさえすれば、現像
剤担持体によって確実に回収される。
【0023】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
ないし7のいずれかに記載の発明において、前記現像剤
担持体上に担持される現像剤と、前記静電潜像が形成さ
れる前記像担持体とが、所定の間隔を隔てて配置されて
いることを特徴としている。
【0024】このような構成によると、現像剤担持体上
に担持される現像剤が、その現像剤担持体と所定の間隔
を隔てて配置される像担持体と接触することなく、その
像担持体上に、静電潜像を現像するように担持される。
そして、転写後に像担持体上に残存する現像剤は、像担
持体と所定の間隔を隔てて配置される現像剤担持体と対
向した時に、その現像剤担持体によって回収される。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置と
してのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図
である。図1において、レーザプリンタ1は、本体ケー
シング2内に、記録媒体としての用紙3を供給するため
のフィーダユニット4や、供給された用紙3に所定の画
像を形成するための画像形成ユニット5などを備えてい
る。
【0026】フィーダユニット4は、本体ケーシング2
内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ43と、
給紙トレイ43内に設けられた用紙押圧板6と、給紙ト
レイ43の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ7
および給紙パット8と、給紙ローラ7に対し用紙3の搬
送方向の下流側に設けられるレジストローラ9とを備え
ている。
【0027】用紙押圧板6は、用紙3を積層状にスタッ
ク可能とされ、給紙ローラ7に対して遠い方の端部が揺
動可能に支持されるとともに、近い方の端部が上下方向
に回動可能とされており、また、その裏側から図示しな
いばねによって上方向に付勢されている。そのため、用
紙押圧板6は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙
ローラ7に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付
勢力に抗して下向きに回動される。給紙ローラ7および
給紙パット8は、互いに対向状に配設され、給紙パット
8の裏側に配設されるばね10によって、給紙パット8
が給紙ローラ7に向かって押圧されている。用紙押圧板
6上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板6の裏側から
図示しないばねによって給紙ローラ7に向かって押圧さ
れ、その給紙ローラ7の回転によって給紙ローラ7と給
紙パット8とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。レジ
ストローラ9は、駆動側および従動側の2つのローラか
ら構成されており、給紙ローラ7から送られてくる用紙
3を、所定のレジスト後に、画像形成ユニット5に送る
ようにしている。
【0028】画像形成ユニット5は、静電潜像形成手段
を形成する露光手段としてのスキャナユニット11、現
像ユニット12、定着ユニット13などを備えている。
【0029】スキャナユニット11は、本体ケーシング
2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、
回転駆動されるポリゴンミラー14、レンズ15および
16、反射鏡17、18および19などを備えており、
レーザ発光部からの発光される所定の画像データに基づ
くレーザビームを、鎖線で示すように、ポリゴンミラー
14、レンズ15、反射鏡17および18、レンズ1
6、反射鏡19の順に通過あるいは反射させて、後述す
る現像ユニット12の感光ドラム21の表面上に高速走
査にて照射させている。
【0030】図2は、現像ユニット12を拡大して示す
側断面図である。次に、図2に基づいて現像ユニット1
2を説明する。図2において、現像ユニット12は、ス
キャナユニット11の下方に配設され、本体ケーシング
2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ2
0内に、像担持体としての感光ドラム21、現像カート
リッジ36、静電潜像形成手段を形成する帯電手段とし
てのスコロトロン型帯電器25、転写手段としての転写
ローラ26などを備えている。現像カートリッジ36
は、ドラムカートリッジ20に対して着脱自在に装着さ
れており、現像剤担持体としての現像ローラ22、層厚
規制ブレード23、供給ローラ24およびトナーボック
ス27などを備えている。
【0031】トナーボックス27内には、現像剤とし
て、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されてい
る。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、ス
チレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキ
ル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C
4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁
重合などの公知の重合方法によって共重合させることに
より得られる重合トナーが使用されている。このような
重合トナーは、球状をなし、流動性が極めて良好であ
る。なお、このようなトナーには、カーボンブラックな
どの着色剤やワックスなどが配合されるとともに、流動
性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加され
ている。その粒子径は、約6〜10μm程度である。
【0032】また、正帯電性のトナーを使用することに
より、反転現像において、スコロトロン型帯電器25と
して、正帯電用のものを使用することができる。そのた
め、たとえば、感光ドラム21と接触しないスコロトロ
ン型帯電器25において、負帯電用のものを使用する
と、大量のオゾンが発生して作業環境の低下を招くこと
があるが、正帯電用のスコロトロン型帯電器25を使用
することにより、良好な作業環境を確保することができ
る。
【0033】そして、トナーボックス27内のトナー
は、トナーボックス27の中心に設けられる回転軸28
に支持されるアジテータ29により攪拌されて、トナー
ボックス27の側部に開口されたトナー供給口30から
放出される。なお、トナーボックス27の側壁には、ト
ナーの残量検知用の窓40が設けられており、回転軸2
8に支持されたクリーナ39によって清掃される。
【0034】トナー供給口30の側方位置には、供給ロ
ーラ24が矢印方向(反時計方向)に回転可能に配設さ
れており、また、この供給ローラ24に対向して、現像
ローラ22が矢印方向(反時計方向)に回転可能に配設
されている。そして、これら供給ローラ24と現像ロー
ラ22とは、そのそれぞれがある程度圧縮するような状
態で互いに当接されている。
【0035】供給ローラ24は、金属製のローラ軸に、
導電性の発泡材料からなるローラが被覆されている。ま
た、現像ローラ22は、金属製のローラ軸に、導電性の
ゴム材料からなるローラが被覆されている。より具体的
には、現像ローラ22のローラ部分は、カーボン微粒子
などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴム
からなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されている
ウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆さ
れている。なお、現像ローラ22には、感光ドラム21
に対して、逆極性の後述する所定の転写バイアスが印加
されている。
【0036】また、現像ローラ22の近傍には、層厚規
制ブレード23が配設されている。この層厚規制ブレー
ド23は、金属の板ばね材からなるブレード本体37
と、ブレード本体37の先端部に設けられ、絶縁性のシ
リコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部38とを備
えており、ブレード本体37における押圧部38と反対
側の端部が、現像ローラ22の近くにおいて現像カート
リッジ36に支持されるとともに、押圧部38がブレー
ド本体37の弾性力によって現像ローラ22上に圧接さ
れるように構成されている。
【0037】そして、トナー供給口30から放出される
トナーは、供給ローラ24の回転により、現像ローラ2
2に供給され、この時、供給ローラ24と現像ローラ2
2との間で正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ22
上に供給されたトナーは、現像ローラ22の回転に伴っ
て、層厚規制ブレード23の押圧部38と現像ローラ2
2との間に進入し、ここでさらに十分に摩擦帯電され
て、一定厚さの薄層として現像ローラ22上に担持され
る。
【0038】感光ドラム21は、現像ローラ22の側方
位置において、所定の間隔を隔てて現像ローラ22に対
向するような状態で、矢印方向(時計方向)に回転可能
に配設されている。この感光ドラム21は、ドラム本体
が接地されるとともに、その表面部分がアモルファスシ
リコンにより構成されている。このように、感光ドラム
21の表面部分をアモルファスシリコンにより構成する
ことにより、感光ドラム21の耐擦性を著しく向上する
ことができる。そのため、感光ドラム21の寿命をレー
ザプリンタ1の装置本体と同程度に延ばすことができ、
その結果、感光ドラム21の交換が不要となり、装置の
耐久性を向上させることができる。
【0039】スコロトロン型帯電器25は、感光ドラム
21の上方に、感光ドラム21に接触しないように、所
定の間隔を隔てて配設されている。このスコロトロン型
帯電器25は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコ
ロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電
器であり、感光ドラム21の表面を一様に正極性に帯電
させるように構成されている。なお、このレーザプリン
タ1では、帯電後の感光ドラム21の表面の帯電電位が
450Vとなるように設定されている。
【0040】このように、スコロトロン型帯電器25
を、感光ドラム21に対して接触しないように配設する
ことにより、後述するクリーナレス方式のトナーの回収
において、転写後に残存するトナーが、現像ローラ22
で回収される前に、そのスコロトロン型帯電器25に付
着してしまうことを回避でき、それに起因する帯電不良
の発生を防止することができる。
【0041】そして、感光ドラム21の表面は、スコロ
トロン型帯電器25により一様に正帯電された後、スキ
ャナユニット11からのレーザービームの高速走査によ
り露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成
される。なお、このレーザプリンタ1では、感光ドラム
21の表面のレーザービームによる露光後の電位が10
0Vとなるように設定されている。
【0042】そして、現像ローラ22に印加されたバイ
アス電圧により生じる、現像ローラ22と感光ドラム2
1との間の電位差により、現像ローラ22上に担持され
かつ正帯電されているトナーが、感光ドラム21に対向
する時に、感光ドラム21の表面上に形成される静電潜
像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム21
の表面のうち、レーザービームによって露光され電位が
下がっている部分に飛び移り、選択的に担持されること
によって可視像化され、これによっていわゆるジャンピ
ング現像による反転現像が達成される。このようなジャ
ンピング現像では、現像時において、トナーが、現像ロ
ーラ22と感光ドラム21との間で擦られることがない
ため、トナーの劣化を低減することができる。とりわ
け、本実施形態のレーザプリンタ1では、感光ドラム2
1の表面部分が硬いアモルファスシリコンにより構成さ
れているので、このような感光ドラム21によってトナ
ーが擦られると、その劣化が著しいが、そのような不具
合を良好に回避することができる。しかも、重合トナー
では、擦られることにより、その重合トナーに添加され
る外添剤が容易に埋まり込んでしまうが、このようなジ
ャンピング現像により、そのような外添剤の埋まり込み
をも良好に防止することができる。なお、このレーザプ
リンタ1においては、現像ローラ22には、バイアス電
圧として300Vの直流電圧と2kVの交流電圧とが重
畳的に印加されている。
【0043】感光ドラム21の下方には、この感光ドラ
ム21に対向する転写ローラ26が、矢印方向(反時計
方向)に回転可能に配設されている。転写ローラ26
は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるロ
ーラが被覆されており、感光ドラム21に対して逆極性
の転写バイアスが印加されている。そのため、感光ドラ
ム21上に担持された可視像は、用紙3が感光ドラム2
1と転写ローラ26との間を通る間に用紙3に転写され
る。
【0044】定着ユニット13は、図1に示すように、
現像ユニット12の側方下流側に配設され、加熱ローラ
32、加熱ローラ32に押圧される押圧ローラ31、お
よび、これら加熱ローラ32および押圧ローラ31の下
流側に設けられる1対の搬送ローラ33を備えている。
加熱ローラ32は、金属製で加熱のためのハロゲンラン
プを備えており、現像ユニット12において用紙3上に
転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ32と押圧ロ
ーラ31との間を通過する間に熱定着させ、その後、そ
の用紙3を搬送ローラ33によって、1対の排出ローラ
34に搬送するようにしている。1対の排出ローラ34
に送られた用紙3は、その排出ローラ34によって排出
トレイ35上に排紙される。
【0045】そして、このように構成されている本実施
形態のレーザプリンタ1では、用紙3に転写された後に
感光ドラム21上に残存するトナー(以下、残存トナー
という。)を現像ローラ22によって回収する、いわゆ
るクリーナレス方式による残存トナーの回収が行なわれ
ている。クリーナレス方式によって残存トナーを回収す
れば、残存トナーを回収するための廃トナー収容部を設
ける必要がなく、そのため、装置構成の簡略化および小
型化を図ることができるとともに、そのような廃トナー
収容部を交換するための手間を低減することができる。
【0046】そして、このようなクリーナレス方式での
残存トナーの回収において、このレーザプリンタ1で
は、感光ドラム21の回転方向において、転写ローラ2
6と対向する位置よりも下流側であって、かつ、スコロ
トロン型帯電器25と対向する位置よりも上流側に、残
存トナーを一時的に回収するためのクリーニングローラ
41が、感光ドラム21と当接するように配設されてい
る。このクリーニングローラ41は、感光ドラム21と
の間のニップ部分において、相対的な速度差が生じるよ
うに、そのニップ部分において、感光ドラム21の回転
方向と逆方向となるように、矢印方向(時計方向)に回
転可能とされている。このように、クリーニングローラ
41と感光ドラム21とを、そのニップ部分において互
いに逆方向に回転させることにより、感光ドラム21の
表面が、クリーニングローラ41の表面により比較的強
く擦られるので、そのため、転写後の残存トナーが、ク
リーニングローラ41によって良好に回収されるととも
に、感光ドラム21の表面に生じる、トナー中の成分に
起因するフィルミングが、同時に良好に除去される。な
お、本実施形態におけるレーザプリンタ1では、感光ド
ラム21が耐擦性に優れるアモルファスシリコンにより
構成されているため、このクリーニングローラ41によ
って擦られても、それによる損傷を少なくすることがで
きる。なお、クリーニングローラ41と感光ドラム21
とを、そのニップ部分において互いに逆方向に回転させ
なくても、たとえば、互いに同方向に回転させるととも
に、それらを異なる回転速度で回転させることにより、
そのニップ部分において、相対的な速度差を生じさせる
ようにしてもよい。
【0047】また、このクリーニングローラ41は、金
属製のローラ軸に、導電性のウレタンゴムを主成分とす
るゴム材料からなるローラが被覆されている。ローラ
を、ウレタンゴムを主成分として構成することにより、
クリーニングローラ41の耐久性を向上させることがで
きる。そのため、クリーニングローラ41と、感光ドラ
ム21とを、その間のニップ部分において互いに逆方向
に回転させるようにしても、クリーニングローラ41の
損傷を少なくすることができ、レーザプリンタ1の装置
全体としての耐久性を向上させることができる。なお、
仕様などによっては、ウレタンゴムに代えて、たとえ
ば、導電性のシリコーンゴムおよびEPDMなどを用い
てもよい。また、このクリーニングローラ41には、感
光ドラム21との電位差が放電開始電圧より小さくなる
ような、所定のバイアス電圧が印加されるように構成さ
れている。
【0048】そして、感光ドラム21上に担持された可
視像が、転写ローラ26によって用紙3に転写された
後、その感光ドラム21上に残存する残存トナーが、感
光ドラム21の回転によって、クリーニングローラ41
と対向した時には、クリーニングローラ41には、感光
ドラム21に対して逆極性のバイアス電圧が印加される
ようにしておく。そうすると、その残存トナーは、クリ
ーニングローラ41により電気的に回収される。
【0049】クリーニングローラ41は、感光ドラム2
1上における画像が形成される画像領域、つまり、クリ
ーニングローラ41を通過した後、次に転写ローラ26
によって用紙3に転写される可視像が形成される感光ド
ラム21上の所定の領域と対向している時には、残存ト
ナーの回収を継続しながら、かつ、その回収したトナー
を電気的に保持し続ける。
【0050】次いで、クリーニングローラ41が、感光
ドラム21における画像が形成されない非画像領域、つ
まり、クリーニングローラ41を通過した後、次に転写
ローラ26によって用紙3に転写される可視像が形成さ
れない感光ドラム21上の所定の領域と対向している時
に、クリーニングローラ41に印加されるバイアス電圧
の極性を変更する。そうすると、その回収したトナー
が、再び感光ドラム21上に電気的に放出される。
【0051】このようなクリーニングローラ41を設け
ることで、たとえば、環境、耐久、その他の転写状態の
変化によって、転写後に、現像ローラ22だけでは回収
しきれない程、残存トナーの量が多くなった場合におい
ても、このクリーニングローラ41によって残存トナー
を一時的に回収できるので、次に感光ドラム21上に形
成される可視像に対して、そのような残存トナーの影響
を少なくすることができ、用紙3への画像形成、つま
り、現像および転写を良好に行なうことができる。
【0052】なお、クリーニングローラ41における残
存トナーの放出のタイミングは、要するに、放出された
残存トナーが、感光ドラム21の回転によって用紙3に
おける次に画像が形成される領域と接触しないタイミン
グにおいて行なえばよく、通常、順次画像が形成される
用紙3の間や、その用紙3の所定枚数毎、あるいは、画
像形成動作の開始または終了後に行なわれる。
【0053】そして、クリーニングローラ41により回
収された残存トナーが、再び、感光ドラム21上に放出
された後において、その放出された残存トナーが、感光
ドラム21の回転により、スコロトロン型帯電器25と
対向した時には、スコロトロン型帯電器25の作動によ
り再び正極性に帯電される。これによって、たとえば、
転写時のバイアス電圧によって、残存トナーが逆極性に
帯電されている場合でも、その残存トナーを、再び正常
な正極性に帯電させることができ、また、残存トナーが
正極性に帯電されている場合には、その帯電量を高める
ことができる。
【0054】その後、正極性に帯電されたトナーは、感
光ドラム21の回転によって、現像ローラ22と対向し
た時に、この現像ローラ22に印加されるバイアス電圧
により、再び現像ローラ22に飛び移り、これによっ
て、残存トナーの回収が達成される。この時、トナーは
正常な極性において帯電量が高められているため、現像
ローラ22によって確実に回収される。
【0055】なお、ドラムカートリッジ20には、転写
後における感光ドラム21の表面の電位を下げるため
の、除電ランプ42が設けられている。この除電ランプ
42は、感光ドラム21の回転方向において、転写ロー
ラ26と対向する位置よりも下流側であって、かつ、ク
リーニングローラ41と対向する位置よりも上流側にお
いて、感光ドラム21と所定間隔を隔てて対向するよう
に配置されている。そして、この除電ランプ42の発光
により、転写後の感光ドラム21の表面の電位を下げ
て、その表面とクリーニングローラ41との間の所定の
電位差を確実に確保することにより、クリーニングロー
ラ41による残存トナーの良好な回収を図るようにして
いる。なお、このレーザプリンタ1では、除電ランプ4
2は、感光ドラム21の表面の電位を約100V程度に
下げるように設定されている。
【0056】また、上記した構成では、クリーニングロ
ーラ41を設けて、一時的に残存トナーを回収するよう
にしているが、その仕様および画像の形成条件などによ
っては、クリーニングローラ41を設けずに、現像ロー
ラ22で直接回収するようにしてもよい。そのような場
合には、転写後の残存トナーが感光ドラム21の回転に
よりスコロトロン型帯電器25と対向した時には、その
スコロトロン型帯電器25を作動させて、その残存トナ
ーを確実に正極性に帯電させることにより、現像ローラ
22による確実な回収を図るようにすることが好まし
い。
【0057】また、以上に述べた本実施形態のレーザプ
リンタ1では、非磁性1成分のトナーを使用しているた
め、磁性のトナーのように、まとまった量で感光ドラム
21上に残存することがなく、したがって、クリーナレ
ス方式により、残存するトナーを現像ローラ22によっ
て確実に回収することができ、良好な画像の形成を確保
することができる。とりわけ、重合トナーが使用されて
いるので、転写ローラ26により用紙3に良好に転写す
ることができ、これによって、転写後の残存トナーの量
を著しく低減することができる。また、このような重合
トナーは、流動性に優れているため摩擦力などの影響を
受け難く、電界の力によって挙動しやすい。そのため、
感光ドラム21と現像ローラ22とが所定の間隔を隔て
て配置されるジャンピング現像において、クリーナレス
方式により残存トナーを回収しても、残存トナーを現像
ローラ22によって確実に回収することができる。
【0058】そして、このように構成された本実施形態
のレーザプリンタ1では、感光ドラム21をアモルファ
スシリコンにより構成することにより、その交換を不要
として、装置の耐久性を向上させながら、かつ、感光ド
ラム21を交換不要としたことにより生じる不具合、す
なわち、廃トナー収容部と現像カートリッジ36とを個
別に交換することを、クリーナレス方式による残存トナ
ーの回収によって、廃トナー収容部の交換を不要とする
ことにより、回避し、しかも、クリーナレス方式とした
ことによる不具合、たとえば、磁性トナーを使用するこ
とにより、形成しようとする画像の一部がそっくり抜け
てしまう、いわゆる中抜けの発生により、まとまった量
で感光ドラム上にトナーが残存してしまうことを、非磁
性1成分のトナーを使用することにより回避して、装置
全体としての画像形成動作の向上が図られている。
【0059】本実施形態においては、万が一の場合に備
えて、ドラムカートリッジ20を交換可能に構成した例
を示したが、当然のことながら、感光ドラム21、スコ
ロトロン型帯電器25およびクリーニングローラ41
を、本体ケーシング2に固定してあっても構わない。こ
のような構成にする場合、クリーニングローラ41の耐
久性が問題となるが、ウレタンゴムを使用することによ
って、耐久性を向上することができる。また、帯電器を
接触帯電にすると、トナーの付着によって劣化してしま
うが、非接触のスコロトロン帯電器型25とすること
で、トナーの付着による劣化を防止することができる。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、像担持体が、アモルファスシリコンにより
構成されているため、その交換が不要であり、装置の耐
久性を向上させることができる。また、像担持体上に残
存する現像剤を現像剤担持体によって回収するため、残
存する現像剤を回収するための廃現像剤収容部が不要
で、そのような廃現像剤収容部を交換するための手間を
低減することができる。しかも、現像剤が非磁性1成分
の現像剤であるため、磁性の現像剤のように像担持体上
にまとまった量でトナーが残存することもなく、像担持
体上に残存する現像剤を現像剤担持体によって良好に回
収して、良好な画像の形成を確保することができる。
【0061】請求項2に記載の発明によれば、転写後に
残存する現像剤を、現像剤担持体によって回収する前
に、一旦、クリーニングローラによって回収するので、
たとえば、環境、耐久、その他の転写状態の変化によっ
て、現像剤担持体で回収しきれない程、転写後に残存す
る現像剤の量が多くなった場合でも、このようにクリー
ニングローラによって一時的に回収することで、記録媒
体への画像形成、つまり、現像および転写に、不具合が
生じることを防止することができる。
【0062】請求項3に記載の発明によれば、転写後に
残存する現像剤を、クリーニングローラによって、より
良好に回収することができるとともに、像担持体の表面
に生じる、現像剤中の成分に起因するフィルミングを
も、同時に良好に除去することができる。しかも、像担
持体は、耐擦性に優れるアモルファスシリコンにより構
成されているので、クリーニングローラによって擦られ
ても、それによる損傷を少なくすることができる。
【0063】請求項4に記載の発明によれば、クリーニ
ングローラの耐久性を向上させることにより、たとえ
ば、クリーニングローラの表面と、像担持体の表面との
間のニップ部分において、相対的な速度差を生じさせる
ような構成とした場合であっても、クリーニングローラ
の損傷を少なくすることができ、装置全体としての耐久
性を向上させることができる。
【0064】請求項5に記載の発明によれば、帯電手段
は、像担持体と接触しないように配置されているため、
転写後に残存する現像剤が、現像剤担持体で回収される
前に、その帯電手段に付着してしまうこともなく、それ
に起因する帯電手段の帯電不良を生じることを回避する
ことができる。また、たとえば、転写時のバイアス電圧
によって、転写後に残存する現像剤が、逆極性に帯電し
ていても、帯電手段を通過する時に、その帯電手段を作
動させることにより、その現像剤を再び正常の極性に戻
すことができる。そのため、その現像剤が、現像剤担持
体と対向する時には、正常な極性に帯電されているた
め、現像剤担持体によってその現像剤を良好に回収する
ことができる。
【0065】請求項6に記載の発明によれば、現像剤が
正極性に帯電される現像剤であると、反転現像において
正極性の帯電手段を使用することができる。そのため、
たとえば、像担持体と接触しないタイプの負極性の帯電
手段を使用した場合には、大量のオゾンが発生すること
に起因して作業環境の低下を招くことがあるが、そのよ
うなこともなく、良好な作業環境を確保することができ
る。
【0066】請求項7に記載の発明によれば、重合トナ
ーを使用することにより、転写後に残存する量を著しく
低減して、効率的かつ確実な回収を達成することができ
る。また、重合トナーは、流動性に優れているため摩擦
力などの影響を受け難く、電界の力によって挙動しやす
いため、現像剤担持体と対向する時に、正常な極性に帯
電させておけば、現像剤担持体によって確実に回収する
ことができる。
【0067】請求項8に記載の発明によれば、現像剤担
持体と像担持体とが、所定の間隔を隔てて配置されてい
るので、現像時においては、現像剤が、その現像剤担持
体と像担持体との間で擦られることがなく、現像剤の劣
化を低減することができる。とりわけ、硬いアモルファ
スシリコンにより構成されている像担持体によって、現
像剤が擦られると、その劣化が著しいが、そのような不
具合を良好に防止することができる。
【0068】さらに、現像剤として重合トナーが使用さ
れる場合には、その重合トナーが擦られることにより容
易に生じる外添剤の埋まり込みを、良好に防止すること
ができるとともに、重合トナーは、転写後に残存する量
が著しく少なく、かつ、電界の力によって挙動しやすい
ため、現像剤担持体と対向する時に、正常な極性に帯電
させておけば、たとえ現像剤担持体が像担持体と所定の
間隔を隔てて配置されていても、その現像剤を良好に回
収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としての、レーザプリン
タの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】現像ユニットを拡大して示す側断面図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ 3 用紙 11 スキャナユニット 21 感光ドラム 22 現像ローラ 25 スコロトロン型帯電器 26 転写ローラ 41 クリーニングローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 312

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を担持する現像剤担持体と、静電
    潜像が現像剤により現像されることによって形成される
    可視像を担持する像担持体と、前記像担持体上に担持さ
    れる可視像を記録媒体に転写するための転写手段とを備
    える画像形成装置において、 前記現像剤が非磁性1成分の現像剤であって、 前記像担持体が、アモルファスシリコンにより構成され
    ており、 前記転写手段によって前記記録媒体に転写された後に前
    記像担持体上に残存する現像剤を、前記現像剤担持体に
    よって回収するように構成されていることを特徴とす
    る、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体の移動方向において、前記
    転写手段と対向する位置より下流側で、かつ、前記現像
    剤担持体と対向する位置より上流側に、前記転写手段に
    よって前記記録媒体に転写された後に前記像担持体上に
    残存する現像剤を一時的に回収するためのクリーニング
    ローラを設けるとともに、 前記クリーニングローラが、前記像担持体における画像
    が形成される画像領域と対向している時には、回収した
    現像剤を電気的に保持し、前記像担持体における画像が
    形成されない非画像領域と対向している時に、回収した
    現像剤を、前記像担持体上に電気的に放出するように構
    成されていることを特徴とする、請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記クリーニングローラの表面と、前記
    像担持体の表面との間のニップ部分において、相対的な
    速度差が生じるように構成されていることを特徴とす
    る、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーニングローラが、ウレタンゴ
    ムを主成分として構成されていることを特徴とする、請
    求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記像担持体上に静電潜像を形成するた
    めの静電潜像形成手段をさらに備え、 前記静電潜像形成手段が、前記像担持体を帯電させる帯
    電手段と、帯電された前記像担持体を露光する露光手段
    とを備えており、 前記帯電手段が、前記像担持体に接触しないように配置
    されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤が正極性に帯電される現像剤
    であることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤が、重合性単量体を重合させ
    ることによって得られる重合トナーであることを特徴と
    する、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤担持体上に担持される現像剤
    と、前記静電潜像が形成される前記像担持体とが、所定
    の間隔を隔てて配置されていることを特徴とする、請求
    項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
JP33943999A 1999-11-30 1999-11-30 画像形成装置 Pending JP2001154488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33943999A JP2001154488A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33943999A JP2001154488A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001154488A true JP2001154488A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18327485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33943999A Pending JP2001154488A (ja) 1999-11-30 1999-11-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001154488A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002365999A (ja) * 2001-06-13 2002-12-20 Katsuragawa Electric Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002365999A (ja) * 2001-06-13 2002-12-20 Katsuragawa Electric Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6445899B2 (en) Tandem color image forming device capable of forming high-quality color images
JP2002215002A (ja) 画像形成装置
JP4386157B2 (ja) 画像形成装置
JPH10307454A (ja) 帯電方法、帯電装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
EP0778503A2 (en) Electrophotographic image forming device providing positive charge to toners
JP4475214B2 (ja) 画像形成装置、及び現像剤の帯電性劣化判定方法
JP2002287598A (ja) 画像形成装置
JPH09288426A (ja) 画像形成装置
JP2002072711A (ja) 画像形成装置およびプロセス装置
JP4161241B2 (ja) 現像方法
JP4402391B2 (ja) 現像装置
JP3654277B2 (ja) プロセス装置、現像器、画像形成装置および異物除去部材
JP4328994B2 (ja) 画像形成装置
JP3651380B2 (ja) 画像形成装置
JP2001154488A (ja) 画像形成装置
JP2002258707A (ja) 画像形成装置
JPH112946A (ja) 画像形成装置
JP4085507B2 (ja) 画像形成装置
JP3928322B2 (ja) プロセス装置、現像装置、画像形成装置および紙粉除去装置
JP2001154484A (ja) 画像形成装置
JP2001356537A (ja) 画像形成装置
JP2002031997A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP4421914B2 (ja) 画像形成装置
JP4217863B2 (ja) 画像形成装置
JP2001100520A (ja) 現像装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040420