JP2010222107A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙粉取りローラ等の紙粉除去手段を備える画像形成装置において、更なる小型化を可能とする。
【解決手段】 オーガ31を用紙の搬送方向に沿って分離パッド21Dと並ぶように分離パッド21Dに対応する箇所に配設するとともに、その長手方向寸法を用紙搬送経路の幅方向寸法より小さくし、オーガ31の長手方向端部側に紙粉貯留部29を設ける。これにより、紙粉貯留部29内には、オーガ31が実質的に存在しない構成となるので、紙粉貯留部29の容積の多くを紙粉の貯留に利用できる。したがって、紙粉貯留部29を用紙搬送方向に拡大することなく、所定の容積を確保することができるので、画像形成装置の使い勝手を悪化させることなく、画像形成装置の更なる小型化が可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、用紙に付着した紙粉を用紙から除去する紙粉除去手段を備える画像形成装置に関するものである。
例えば、特許文献1に記載の発明では、用紙に接触しながら回転することにより用紙から紙粉を除去・回収する紙粉取りローラ、及び紙粉取りローラの表面に付着した紙粉を掻き落とすスポンジ部材等から紙粉除去手段を構成している。そして、スポンジ部材にて紙粉取りローラから掻き落とされた紙粉は、スクリュー状のオーガによって紙粉貯留部に搬送されて紙粉貯留部に溜まっていく。
なお、オーガとは、粉体搬送用スクリューポンプのロータに相当する部材である。そして、螺旋状の羽根間に形成された螺旋状の溝部が回転すると、粉体である紙粉が、オーガの軸方向端部側に移送(搬送)されていく。
特開2002−108153号公報
ところで、特許文献1に記載の発明では、紙粉取りローラは用紙搬送経路の幅方向略中央部に設けられ、紙粉貯留部は紙粉取りローラの軸方向両端側に設けられ、かつ、オーガが用紙搬送経路の幅方向全域に亘って延びているので、オーガが紙粉貯留部を貫通するように紙粉貯留部内にオーガが位置することとなる。このため、紙粉貯留部の容積のうち多くの容積をオーガが占領してしまい、紙粉貯留部の実質的な容積が小さくなってしまう。
また、近年、画像形成装置の更なる小型化が強く求められているが、特許文献1に記載の発明では、紙粉貯留部内にオーガが位置しているため、画像形成装置のうちオーガの長手方向(以下、軸方向又は幅方向という。)と直交する方向、つまり用紙搬送方向の寸法を更に小さくすることは難しい。
すなわち、特許文献1に記載の発明では、紙粉貯留部の実質的な容積が小さくなってしまうので、所定の容積を確保するには、紙粉貯留部の寸法を用紙搬送方向又は幅方向に拡大する必要がある。因みに、「所定の容積」とは、早期に紙粉が紙粉貯留部から溢れるおそれがない程度の容積をいう。
しかし、紙粉貯留部の寸法を幅方向に拡大すると、当然ながら画像形成装置の幅方向寸法が大きくなってしまう。このため、画像形成装置の幅方向寸法を大きくすることなく、所定の容積を確保するには、用紙搬送方向に紙粉貯留部の寸法を拡大せざるを得ない。
なお、紙粉貯留部の容積を拡大しなければ、画像形成装置の大型化を防止することができるが、この手段では、早期に紙粉が紙粉貯留部から溢れるおそれがあるので、画像形成装置の使い勝手が悪化してしまう。
本発明は、上記点に鑑み、紙粉除去手段を備える画像形成装置において、更なる小型化を可能とすることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、用紙に画像を形成する画像形成部(5)と、用紙を押圧しながら回転することにより用紙を画像形成部(5)側に搬送する給送体(21B)と、給送体(21B)に対して対向配置され、給送体(21B)と反対側から用紙に接触して用紙に所定の搬送抵抗を付与することにより複数枚の用紙を分離する分離抵抗体(21D)と、給送体(21B)より搬送方向下流側に配設され、用紙に付着した紙粉を用紙から除去する紙粉除去手段(16D)と、用紙搬送経路の幅方向に延びるスクリュー状のオーガ(31)を有し、紙粉除去手段(16D)にて用紙から除去された紙粉を搬送する紙粉搬送手段(30)と、オーガ(31)の長手方向端部側に設けられ、紙粉搬送手段(30)により搬送された紙粉を溜める紙粉貯留部(29)と備え、オーガ(31)は、用紙の搬送方向に沿って分離抵抗体(21D)と並ぶように分離抵抗体(21D)に対応する箇所に配設されているとともに、その長手方向寸法(L1)は、用紙搬送経路の幅方向寸法より小さいことを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、オーガ(31)は、用紙の搬送方向に沿って分離抵抗体(21D)と並ぶように分離抵抗体(21D)に対応する箇所に配設されているとともに、その長手方向寸法(L1)は、用紙搬送経路の幅方向寸法より小さいので、オーガ(31)の長手方向端部側に設けられた紙粉貯留部(29)内には、オーガ(31)が実質的に存在しない構成となる。
したがって、紙粉貯留部(29)の容積の多くを紙粉の貯留に利用できるので、紙粉貯留部(29)を用紙搬送方向に拡大することなく、所定の容積を確保することができる。延いては、画像形成装置の使い勝手を悪化させることなく、画像形成装置の更なる小型化が可能となる。
また、紙粉は、用紙のうち、主に分離抵抗体(21D)に対応する箇所に付着するので、請求項1に記載の発明のごとく、分離抵抗体(21D)に対応する箇所にオーガ(31)を設ければ、必要にして十分な量の紙粉を紙粉貯留部(29)に搬送可能としながら、画像形成装置の小型化を図ることができる。
なお、「給送体」は、円柱(円筒)状のローラは勿論のこと、ベルト等の回転体であってもよい。また、「分離抵抗体」は、いわゆる分離パッドは勿論のこと、ローラやベルト等であってもよい。
また、請求項2に記載の発明では、画像形成部(5)を収納する筐体(3)には、画像形成部(5)に用紙を供給するための用紙供給口(3A)が設けられ、給送体は、用紙供給口(3A)から供給される用紙を画像形成部(5)に搬送する回転体(21B)であり、さらに、オーガ(31)の外周を覆うオーガ壁部のうち搬送方向上流側のオーガ壁部(32A)は、紙粉貯留部(29)を構成する貯留壁部のうち搬送方向上流側の貯留壁部(29A)より搬送方向下流側にずれていることを特徴とする。
ところで、請求項2に記載の発明において、給送体(21B)を紙粉除去手段(16D)に近接させれば、用紙搬送方向と平行な方向の寸法を更に小さくすることが可能となる。
これに対して、請求項2に記載の発明では、オーガ(31)の外周を覆うオーガ壁部のうち搬送方向上流側のオーガ壁部(32A)が、紙粉貯留部(29)を構成する貯留壁部のうち搬送方向上流側の貯留壁部(29A)より搬送方向下流側にずれているので、仮に、オーガ壁部(32A)と貯留壁部(29A)とが面一となるように設定された場合に比べて、給送体(21B)を紙粉除去手段(16D)に近接させることができる。したがって、請求項2に記載の発明では、用紙搬送方向と平行な方向の寸法を更に小さくすることが可能となる。
また、請求項3に記載の発明では、用紙に画像を形成する画像形成部(5)と、画像形成部(5)を収納するとともに、画像形成部(5)に用紙を供給するための用紙供給口(3A)が設けられた筐体(3)と、用紙を押圧しながら回転することにより用紙供給口(3A)から供給される用紙を画像形成部(5)側に搬送するとともに、その回転軸方向寸法が用紙搬送経路の幅方向寸法より小さい給送体(21B)と、給送体(21B)に対して対向配置され、給送体(21B)と反対側から用紙に接触して用紙に所定の搬送抵抗を付与することにより複数枚の用紙を分離する分離抵抗体(21D)と、給送体(21B)より搬送方向下流側に配設され、用紙に付着した紙粉を紙粉除去手段(16D)と、用紙搬送経路の幅方向に延びるスクリュー状のオーガ(31)、及びオーガ(31)の外周を覆うオーガ壁部(32A)を有し、紙粉除去手段(16D)にて用紙から除去された紙粉を搬送する紙粉搬送手段(30)と、給送体(21B)の回転軸方向端部側に設けられ、紙粉搬送手段(30)により搬送された紙粉を溜める紙粉貯留部(29)と備え、搬送方向上流側のオーガ壁部のうち給送体(21B)に対応するオーガ壁部(32A)は、紙粉貯留部(29)を構成する貯留壁部のうち搬送方向上流側の貯留壁部(29A)より搬送方向下流側にずれていることを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の発明においても、請求項2に記載の発明と同様に、給送体(21B)を紙粉除去手段(16D)に近接させることができるので、用紙搬送方向と平行な方向の寸法を更に小さくすることが可能となる。
なお、請求項3に記載の発明では、オーガ(31)の長手方向寸法(L1)を用紙搬送経路の幅方向寸法より小さくする場合、又は用紙搬送経路の幅方向全域に亘ってオーガ(31)を設ける場合のいずれであってもよい。
ところで、オーガが用紙搬送経路の幅方向全域に亘って延びている場合であっても、例えば、紙粉貯留部を用紙搬送経路より下側に配置すれば、紙粉貯留部内にオーガが存在しない構成となるので、紙粉貯留部を拡大することなく、所定の容積を確保することが可能となる。
しかし、この解決手段では、用紙搬送経路の幅方向端部まで搬送されてきた紙粉を、用紙搬送経路より下方側まで落下させて用紙搬送経路の下側に設けた紙粉貯留部まで搬送する必要があり、紙粉の搬送経路が非常に複雑な構成となってしまうので、画像形成装置の製造原価上昇を招くおそれがある。
これに対して、請求項4に記載の発明では、紙粉除去手段(16D)及び紙粉貯留部(29)が搬送される用紙の上面側に配設されていることを特徴としているので、紙粉の搬送経路を簡素な構成として、画像形成装置の製造原価上昇を招くことなく、画像形成装置の小型化を図ることができる。
また、請求項5に記載の発明では、オーガ(31)の長手方向端部は、紙粉貯留部(29)内まで到達していることを特徴としているので、紙粉を確実に紙粉貯留部(29)まで搬送することができる。
また、請求項6に記載の発明では、オーガ(31)は、回転軸(31A)及びこの回転軸(31A)の外周面に設けられた螺旋状の羽根(31B)を有して構成されており、さらに、オーガ(31)に回転力を伝達する駆動軸(31D)が回転軸(31A)と共に一体形成されているとともに、駆動軸(31D)の直径寸法は、回転軸(31A)の直径寸法以下であることを特徴とする。
そして、請求項6に記載の発明では、紙粉貯留部(29)内に駆動軸(31D)が位置することとなるが、駆動軸(31D)の直径寸法が回転軸(31A)の直径寸法以下であるので、紙粉貯留部(29)の実質的な容積が小さくなってしまうことを抑制できる。
つまり、仮に、駆動軸(31D)の直径寸法がオーガ(31)の直径寸法と同一であると、紙粉貯留部(29)の実質的な容積が著しく小さくなってしまうおそれがある。
しかし、請求項6に記載の発明では、駆動軸(31D)の直径寸法が回転軸(31A)の直径寸法以下であるので、駆動軸(31D)の直径寸法は、必然的にオーガ(31)の直径寸法より小さくなり、紙粉貯留部(29)の実質的な容積が小さくなってしまうことを抑制できる。
また、請求項7に記載の発明では、回転軸(31A)と駆動軸(31D)とが一体化されて構成された軸(31E)は、用紙搬送経路の幅方向全域に亘って延びていることを特徴としているので、オーガ(31)を容易に構成することができる。
なお、請求項8に記載の発明では、複数枚の用紙を収納するための収納トレイ(15)を備えており、紙粉除去手段(16D)は、収納トレイ(15)から画像形成部(5)に給送される用紙の搬送経路と用紙供給口(3A)から画像形成部(5)に供給される用紙の搬送経路との合流部より搬送方向下流側に配設されていることを特徴とするものである。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の中央断面を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の前面側を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置において、MPトレイ17を開いた状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙ユニット19を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙ユニット19の上面図である。 図5のA−A断面相当の図である。 本発明の実施形態に係る給紙ユニット19から給送ユニット21を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る支持フレーム25の斜視図である。 本発明の実施形態に係る給紙ユニット19の下面図である。 本発明の実施形態に係る給紙ユニット19を下方側から見た斜視図である。
本実施形態は、本発明に係る画像形成装置を電子写真方式の画像形成装置に適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.画像形成装置の概略構造
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、用紙に現像剤像を転写することにより、用紙に画像を形成する電子写真方式の画像形成部5が収納されている。
画像形成部5は、周知のごとく、プロセスカートリッジ7、感光ドラム7Aを露光する露光器9、感光ドラム7Aに形成された現像剤像を用紙に転写させる転写ローラ11、及び用紙に転写された現像剤像を加熱定着させる定着器13等から構成されている。
なお、本実施形態に係る画像形成部5は、用紙の搬送方向に沿って複数個(本実施形態では、4個)のプロセスカートリッジ7K〜7Cが直列に配設され、複数種類の現像剤像を直接的に用紙に転写するダイレクトタンデム方式のものである。
そして、各プロセスカートリッジ7K〜7Cは、現像剤像が担持される感光ドラム7A、感光ドラム7Aを帯電させる帯電器7B、及び転写が終わった感光ドラム7Aの表面をクリーニングするクリーナ7D等から構成されている。
また、露光器9は、各プロセスカートリッジ7K〜7Cに対応した4つの露光器9K〜9Cから構成されており、各露光器9K〜9Cは、多数個のLEDを感光ドラム7Aの軸方向と平行な方向に並べ、これらのLEDの点滅制御を行うことにより感光ドラム7Aを露光する露光手段である。
また、給紙カセット15は、画像形成部5に搬送される用紙が積層された状態で収納される収納トレイであり、この給紙カセット15は、装置本体(筐体3)に対して着脱可能に装着されている。
そして、給紙カセット15に収納されている用紙は、ピックアップローラ15Aにより画像形成部5に向けて搬出された後、分離ローラ15B及び分離パッド15Cにより1枚ずつ分離されて画像形成部5に搬送される。
なお、分離ローラ15Bは、用紙を押圧しながら回転することにより用紙を画像形成部5側に搬送する給送体をなす回転体であり、分離パッド15Cは、分離ローラ15Bに対して対向配置されて分離ローラ15Bと反対側から用紙に接触して用紙に所定の搬送抵抗を付与することにより複数枚の用紙を分離する分離抵抗体である。
因みに、ピックアップローラ15A及び分離ローラ15Bは、給紙カセット15から供給される用紙の幅方向略中央部にて部分的に用紙に接触して回転するので、その回転軸方向寸法は、用紙搬送経路の幅方向寸法より小さい寸法に設定されている。
そして、分離ローラ15Bに分離された用紙は、搬送ローラ16Aにより搬送力が付与された後、用紙に接触して用紙の搬送を案内するガイド部27Aによりその搬送方向が上方側に略180度転向される。その後、ガイド部27Aより案内されて搬送方向が転向された用紙は、ガイド部27Aより搬送方向下流側に設けられたレジストローラ16Bにより斜行が矯正された後、画像形成部5に供給される。
また、ピンチローラ16C及びピンチローラ16Dは、用紙を搬送ローラ16Aに押し付けるコロであり、本実施形態では、両ピンチローラ16C、16Dに摩擦帯電させて静電気を発生させることにより、用紙に付着した紙粉等の異物(以下、単に紙粉という。)を両ピンチローラ16C、16Dに吸着させて回収している。このため、本実施形態では、両ピンチローラ16C、16Dは紙粉除去手段としての機能も備える。
ところで、筐体3の側面前面部には、給紙カセット15に載置されている用紙以外の用紙を直接的に画像形成部5に供給するための用紙供給口3Aが設けられており、この用紙供給口3Aは、通常使用時には、筐体3に対して揺動可能に組み付けられた手差しトレイ等のマルチパーパス給紙トレイ17により閉塞されている(図2参照)。なお、通常時とは、例えば、給紙カセット15から用紙を供給する場合等をいう。
そして、ユーザによりマルチパーパス給紙トレイ(以下、MPトレイと記す。)17が前面側に開かれると、図3に示すように、用紙供給口3Aが開放されて、用紙供給口3Aから用紙を供給することが可能な状態になるとともに、MPトレイ17が用紙供給口3Aに供給される用紙の案内部材として機能する。
2.用紙供給口3Aから画像形成部に用紙を給紙するための構造
筐体3内のうち用紙供給口3Aの下端側には、図4及び図5等に示す給紙ユニット19が配設されており、この給紙ユニット19は、MPトレイ17に載置された用紙を給送するための給送ユニット21、及びフレームユニット23等から構成されている。
給送ユニット21は、図6に示すように、MPトレイ17に載置された用紙に接触して回転することによって用紙を送り出すピックアップローラ21A、ピックアップローラ21Aから送り出された用紙を下方側に押圧しながら回転することにより、用紙に搬送力を付与して用紙を用紙供給口3Aに供給する分離ローラ21B、及び両ローラ21A、21Bを回転可能に保持するローラホルダ21C等から構成されている。
そして、ピックアップローラ21A及び分離ローラ21Bは、供給される用紙の幅方向略中央部にて部分的に用紙に接触して回転するので、その回転軸方向寸法は、図5に示すように、用紙搬送経路の幅方向寸法より小さい寸法に設定されている。
因みに、給送時における給送ユニット21の作動は、例えば特許文献1に記載の発明と同様であるので、本明細書では、給送ユニット21の詳細作動説明は省略する。
また、フレームユニット23は、図6に示すように、分離ローラ21Bによる押圧力Fの押圧方向と略直交する方向(本実施形態では、画像形成装置1の左右方向)に延びて押圧力Fを受ける樹脂製の支持フレーム25、及び支持フレーム25に固定された金属製の搬送シュート27等から構成されている。
2.1.支持フレームの構造
支持フレーム25は、図8に示すように、画像形成装置1の左右方向、つまり給紙カセット15から搬送される用紙の幅方向に延びる梁部25Aを有しており、この梁部25Aには、梁部25Aを補強するとともに、上端部にて搬送される用紙に接触して用紙を用紙供給口3Aに向けて案内する複数の案内リブ25Bが一体形成されている。
そして、梁部25Aの断面形状は、図6に示されるように、略L字状に形成されており、具体的には、略鉛直方向に起立した起立部25Cがガイド部27Aの裏面に位置し、起立部25Cと略直交するように水平方向に延びる水平部25Dが押圧力Fを受ける。
また、水平部25Dのうち長手方向略中央部、つまり給送ユニット21に対応する位置には、分離パッド21D及び摩擦板21Eが配設されており、摩擦板21Eは水平部25Dに不動状態で固定されているのに対して、分離パッド21Dは捻りバネ21F等の弾性部材を介して水平部25Dに固定されている。このため、分離パッド21Dは、捻りバネ21Fの弾性力により常に分離ローラ21B側に押圧される。
そして、分離パッド21Dは、搬送される用紙を挟んで給送体をなす分離ローラ21Bと反対側から用紙に接触して用紙に所定の搬送抵抗を付与することにより、積層された複数枚の用紙を分離する分離抵抗体であり、摩擦板21Eは、ピックアップローラ21Aと反対側から用紙に接触して多数枚の用紙が分離ローラ21Bに供給されてしまうことを抑制するものである。
また、梁部25Aの用紙供給口3A側には、図4及び図5に示すように、紙粉を貯留するための紙粉貯留部29が設けられているとともに、ピンチローラ16Dから回収(除去)された紙粉を紙粉貯留部29に移送(搬送)する紙粉搬送機構30が設けられている。
因みに、本実施形態では、紙粉貯留部29は支持フレーム25に着脱自在に組み付けられているため、紙粉貯留部29を支持フレーム25から取り外すことにより紙粉貯留部29に溜まった紙粉を容易に廃棄することができる。
2.2.紙粉搬送機構、紙粉除去機構及び紙粉貯留部
紙粉搬送機構30は、図4及び図5に示すように、オーガ31及びオーガ壁部32等から構成されたスクリューポンプ方式の粉体輸送ポンプの一種である。
つまり、オーガ31は、幅方向(梁部25Aの長手方向)に延びる回転軸31A、及びこの回転軸31Aの外周面に設けられた螺旋状の羽根31Bからなるポンプロータであり、オーガ壁部32はオーガ31の外周を覆うポンプハウジングであり、これらオーガ31及びオーガ壁部32等により紙粉搬送機構30が構成されている。
そして、オーガ31が回転すると、螺旋状の羽根31B間に形成された螺旋状の溝部31Cがその軸方向(本実施形態では、左右方向)に移動するように体積変化し、紙粉が軸方向に移送されていく。
因みに、本実施形態では、羽根31Bの巻き(回転)の向きが、オーガ31の長手方向(軸方向)略中央部で反転するように対称となっているので、オーガ31が回転すると、その長手方向略中央部側から長手方向一端側に向かって移送される紙粉と、長手方向略中央部側から長手方向他端側に向かって移送される紙粉とが発生する。
また、本実施形態に係るオーガ31は、用紙の搬送方向に沿って分離パッド21Dと並ぶように分離パッド21Dに対応する長手方向略中央部の箇所に配設されているとともに、その長手方向寸法L1は、図5に示すように、用紙搬送経路の幅方向寸法L2より小さい寸法に設定されている。
そして、オーガ31(回転軸31A)に回転力を伝達する駆動軸31Dが、回転軸31Aと共に一体形成され、かつ、駆動軸31Dの直径寸法が回転軸31Aの直径寸法以下(本実施形態では同一寸法)に設定されている。
また、回転軸31Aと駆動軸31Dとが一体化されて構成された軸31Eは、用紙搬送経路の幅方向全域に亘って延びており、オーガ31は、駆動軸31Dを介してフレームユニット23に回転可能に両端支持された構成となっている。
因みに、本実施形態における駆動軸31Dとは、図5のW1及びW2で示される領域で延びる軸部分をいい、この部分は羽根31Bが設けられていないので、紙粉搬送機構30として機能せず、オーガ31に回転力を伝達する機能及びオーガ31を支持する機能を担う。
また、オーガ31が回転すると、紙粉がその軸方向(長手方向)に移送されていくことから、紙粉貯留部29は、オーガ31の長手方向両端部側であって搬送される用紙の上面(画像形成面)側に設けられている(図6参照)。
そして更に、紙粉貯留部29は、その長手方向が駆動軸31Dに沿って用紙搬送経路の幅方向端部側まで延び、かつ、オーガ31の長手方向両端部は、2つの紙粉貯留部29内まで到達している。因みに、紙粉貯留部29は、本実施形態では、図5のW3及びW4で示される領域で延びる部分をいう。
ところで、オーガ31の軸方向(長手方向)は、図4及び図5に示すように、MPトレイ17から搬送される用紙の幅方向に一致していることから、オーガ壁部32は、少なくとも、オーガ31を挟んで用紙搬送方向上流側に設けられた側壁部、並びにオーガ31の下方側を覆うように設けられた底壁から構成されている。
また、紙粉貯留部29を構成する貯留壁も同様に、駆動軸31Dを挟んで用紙搬送方向上流側に設けられた側壁部、並びに駆動軸31Dの下方側を覆うように設けられた底壁から構成されている。
そして、本実施形態では、用紙搬送方向上流側のオーガ壁部32のうち分離ローラ21Bに対応するオーガ壁部32Aを、図7に示すように、紙粉貯留部29を構成する貯留壁部のうち用紙搬送方向上流側の貯留壁部29Aより搬送方向下流側(図7では画像形成部5側)にずれるように構成している。
また、オーガ31の近傍には、図6に示すように、ピンチローラ16Dの外周面に接触して外周面に吸着回収された紙粉を掻き取る紙粉除去部33が設けられており、この紙粉除去部33及びピンチローラ16Dにより用紙に付着した紙粉を用紙から除去する紙粉除去機構が構成されている。因みに、本実施形態では、紙粉除去部33は、スポンジ等の多孔質弾性部材に構成されている。
そして、紙粉除去部33は、搬送される用紙の幅方向に延びて幅方向略全域でピンチローラ16Dに接触しているとともに、金属製の保持部材33Aに両面テープや接着剤等を介して固定されており、この保持部材33Aは、紙粉除去部33をピンチローラ16Dに対して相対変位可能とした状態で紙粉除去部33を保持している。
また、保持部材33Aは、図7に示すように、軸31Eに回転可能に組み付けられているとともに、ピンチローラ16D側に紙粉除去部33が変位するような向きの弾性力を金属製のバネ33Bから受けており、このコイル状に形成されたバネ33Bの一端側は保持部材33Aに係止され、他端側は搬送シュート27に係止されている。
このため、紙粉除去部33は、常に所定以上の接触面圧にてピンチローラ16Dの外周面に接触することとなるので、ピンチローラ16Dに回収された紙粉を確実に掻き取りながら、紙粉除去部33に帯電した電荷をバネ33B及び搬送シュート27を経由させて接地側に逃がすことができる。
また、用紙から紙粉を直接的に除去するピンチローラ16Dは、図6に示すように、給紙カセット15から画像形成部5に給送される用紙の搬送経路CL1と用紙供給口3A(MPトレイ17)から画像形成部5に供給される用紙の搬送経路CL2との合流部P1より搬送方向下流側に配設されている。
このため、給紙カセット15から給送される用紙に付着した紙粉、及びMPトレイ17から給送される用紙に付着した紙粉のいずれの紙粉も、搬送される用紙の上面側(画像形成面側)に配設されたピンチローラ16Dに吸着回収された後、紙粉除去部33によりピンチローラ16Dから掻き取られてオーガ31により紙粉貯留部29まで移送される。
つまり、本実施形態では、オーガ31は、MPトレイ17及び給紙カセット15のうちいずれから給送される用紙に対しても、その搬送方向に沿って各分離パッド15C、21Dと並ぶように分離パッド15C、21Dに対応する箇所に配設されていることとなる。
2.3.搬送シュート等の構造
搬送シュート27は、図6に示すように、起立部25Cに沿うように湾曲して給紙カセット15から画像形成部5(レジストローラ16B)側に給送される用紙を案内するガイド部27A、及び水平部25Dの下面側に宛がわれるようにガイド部27Aによる用紙案内方向と交差する方向に延びる補強フレーム27B等を有して構成されている。
また、補強フレーム27Bは、水平部25Dを挟んで分離パッド21Dと反対側に位置して支持フレーム25(梁部25A)と共に押圧力Fを受けるものであり、搬送シュート27は、図9及び図10に示すように、この補強フレーム27Bを介して梁部25Aの長手方向両端に設定されたPネジ27C等の機械的締結手段、及び梁部25Aの長手方向略中央部に設けられた係止突起25Eに係止されて支持フレーム25に一体化固定されている。
なお、梁部25Aに形成されたボス状の突起部25Fは、図9に示すように、補強フレーム27Bに形成された切り欠き27D又は穴部27Eに挿入される位置決め手段であり、この突起部25Fが切り欠き27D又は穴部27Eに挿入されることにより、支持フレーム25に対する搬送シュート27の位置が決定される。
また、補強フレーム27Bは、分離パッド21Dに対応する部位に設けられた押圧力受部27F(係止突起25Eと係合する係合穴が形成された部位)、及び幅方向(左右方向)において押圧力受部27Fを挟んで両側に設けられた開口部27Gを有して構成されている。
そして、ガイド部27A(搬送シュート27)及び補強フレーム27Bは、1枚の金属板材をプレス加工によって折り曲げることにより一体形成されているとともに、その金属板材のうち開口部27Gに相当する部位が切り起こされてガイド部27Aの一部(以下、この一部を用紙導入部27J(図10参照)という。)が構成されている。
なお、ガイド部27Aの搬送方向上流側端部27Hのうち幅方向両端側、つまり用紙導入部27Jの端部は、搬送シュート27を搬送される用紙の厚み方向(本実施形態形態では、後方側)から見て、その搬送方向に対して傾くように設定されているとともに、支持フレーム25にも用紙導入部27Jに対応するような三角状の部位が設けられている。
因みに、ガイド部27Aに設けられた穴部27K(図10参照)は、用紙を検出するためのセンサアクチュエータを装着するための穴である。
3.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、オーガ31は、用紙の搬送方向に沿って各分離パッド15C、21Dと並ぶように、各分離パッド15C、21Dに対応する箇所に配設されているとともに、その長手方向寸法L1は、用紙搬送経路の幅方向寸法L2より小さいので、オーガ31の長手方向両端部側に設けられた紙粉貯留部29内には、図5に示すように、オーガ31が実質的に存在しない構成となる。
したがって、紙粉貯留部29の容積の多くを紙粉の貯留に利用できるので、紙粉貯留部29を用紙搬送方向に拡大することなく、所定の容積を確保することができる。延いては、画像形成装置1の使い勝手を悪化させることなく、画像形成装置1の更なる小型化が可能となる。
また、紙粉は、用紙のうち、主に分離パッド15C、21Dに対応する箇所に付着するので、本実施形態のごとく、分離パッド15C、21Dに対応する箇所にオーガ31を設ければ、必要にして十分な量の紙粉を紙粉貯留部29に搬送可能としながら、画像形成装置1の小型化を図ることができる。
ところで、本実施形態において、分離ローラ21Bをピンチローラ16Dに近接させれば、用紙搬送方向と平行な方向の寸法を更に小さくすることが可能となる。
これに対して、本実施形態では、図7に示すように、オーガ31の外周を覆うオーガ壁部のうち搬送方向上流側のオーガ壁部32Aが、紙粉貯留部29を構成する貯留壁部のうち搬送方向上流側の貯留壁部29Aより搬送方向下流側にずれているので、仮に、オーガ壁部32Aと貯留壁部29Aとが面一となるように設定された場合に比べて、分離ローラ21Bをピンチローラ16Dに近接させることができる。したがって、本実施形態では、用紙搬送方向と平行な方向の寸法を更に小さくすることが可能となる。
ところで、オーガが用紙搬送経路の幅方向全域に亘って延びている場合であっても、例えば、紙粉貯留部を用紙搬送経路より下側に配置すれば、紙粉貯留部内にオーガが存在しない構成となるので、紙粉貯留部を拡大することなく、所定の容積を確保することが可能となる。
しかし、この解決手段では、用紙搬送経路の幅方向端部まで搬送されてきた紙粉を、用紙搬送経路より下方側まで落下させて用紙搬送経路の下側に設けた紙粉貯留部まで搬送する必要があり、紙粉の搬送経路が非常に複雑な構成となってしまうので、画像形成装置1の製造原価上昇を招くおそれがある。
これに対して、本実施形態では、図6に示すように、ピンチローラ16D及び紙粉貯留部29が搬送される用紙の上面側に配設されているので、紙粉の搬送経路を簡素な構成として、画像形成装置1の製造原価上昇を招くことなく、画像形成装置1の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、オーガ31の長手方向両端部は、図5に示すように、紙粉貯留部29内まで到達しているので、紙粉を確実に紙粉貯留部29まで搬送することができる。
また、本実施形態では、図5に示すように、紙粉貯留部29内に駆動軸31Dが位置することとなるが、駆動軸31Dの直径寸法が回転軸31Aの直径寸法以下であるので、紙粉貯留部29の実質的な容積が小さくなってしまうことを抑制できる。
つまり、仮に、駆動軸31Dの直径寸法がオーガ31の直径寸法と同一であると、紙粉貯留部29の実質的な容積が著しく小さくなってしまうおそれがある。しかし、本実施形態では、駆動軸31Dの直径寸法が回転軸31Aの直径寸法以下であるので、駆動軸31Dの直径寸法は、必然的にオーガ31の直径寸法より小さくなり、紙粉貯留部29の実質的な容積が小さくなってしまうことを抑制できる。
また、本実施形態では、回転軸31Aと駆動軸31Dとが一体化されて構成された軸31Eは、用紙搬送経路の幅方向全域に亘って延びているので、オーガ31は駆動軸31Dから駆動力を受けるとともに、駆動軸31Dを介して回転可能に支持された構成となり、オーガ31を容易に構成することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、オーガ31の長手方向寸法L1は、用紙搬送経路の幅方向寸法L2より小さく設定されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、オーガ31が用紙搬送経路の幅方向略全域に延びるものであってもよい。但し、この場合には、搬送方向上流側のオーガ壁部32Aを搬送方向上流側の貯留壁部29Aより搬送方向下流側にずらす必要がある。
また、上述の実施形態では、搬送方向上流側のオーガ壁部32Aを搬送方向上流側の貯留壁部29Aより搬送方向下流側にずらしていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、オーガ31の長手方向寸法L1を用紙搬送経路の幅方向寸法L2より小さく設定していれば、オーガ壁部32Aと貯留壁部29Aとが面一となるように設定してもよい。
また、上述の実施形態では、フレームユニット23が樹脂製の支持フレーム25と金属製の搬送シュート27とから構成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、ダイレクトタンデム方式の画像形成装置であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば中間転写方式やモノクロ方式等の画像形成装置であってもよい。
また、上述の実施形態では、発光ダイオードを用いた露光器であったが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1…画像形成装置、3A…用紙供給口、5…画像形成部、
7…プロセスカートリッジ、7A…感光ドラム、7B…帯電器、
9…露光器、11…転写ローラ、15…給紙カセット、
15A…ピックアップローラ、15B…分離ローラ、15C…分離パッド、
16A…搬送ローラ、16B…レジストローラ、16C、16D…両ピンチローラ、
17…MPトレイ、19…給紙ユニット、21…給送ユニット、
21A…ピックアップローラ、21B…分離ローラ、21D…分離パッド、
21E…摩擦板、21F…捻りバネ、23…フレームユニット、
25…支持フレーム、25A…梁部、25B…案内リブ、25C…起立部、
25D…水平部、25E…係止突起、25F…突起部、27…搬送シュート、
27A…ガイド部、27B…補強フレーム、27E…穴部、27F…押圧力受部、
27G…開口部、29…紙粉貯留部、29A…貯留壁部、30…紙粉搬送機構、
31…オーガ、31A…回転軸、31B…羽根、31C…溝部、31D…駆動軸、
31E…軸、32…オーガ壁部、32A…オーガ壁部、33…紙粉除去部、
33A…保持部材、33B…バネ。

Claims (8)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    用紙を押圧しながら回転することにより用紙を前記画像形成部側に搬送する給送体と、
    前記給送体に対して対向配置され、前記給送体と反対側から用紙に接触して用紙に所定の搬送抵抗を付与することにより複数枚の用紙を分離する分離抵抗体と、
    前記給送体より搬送方向下流側に配設され、用紙に付着した紙粉を用紙から除去する紙粉除去手段と、
    用紙搬送経路の幅方向に延びるスクリュー状のオーガを有し、前記紙粉除去手段にて用紙から除去された紙粉を搬送する紙粉搬送手段と、
    前記オーガの長手方向端部側に設けられ、前記紙粉搬送手段により搬送された紙粉を溜める紙粉貯留部と備え、
    前記オーガは、用紙の搬送方向に沿って前記分離抵抗体と並ぶように前記分離抵抗体に対応する箇所に配設されているとともに、その長手方向寸法は、用紙搬送経路の幅方向寸法より小さいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成部を収納する筐体には、前記画像形成部に用紙を供給するための用紙供給口が設けられ、
    前記給送体は、前記用紙供給口から供給される用紙を前記画像形成部に搬送する回転体であり、
    さらに、前記オーガの外周を覆うオーガ壁部のうち搬送方向上流側のオーガ壁部は、前記紙粉貯留部を構成する貯留壁部のうち搬送方向上流側の貯留壁部より搬送方向下流側にずれていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を収納するとともに、前記画像形成部に用紙を供給するための用紙供給口が設けられた筐体と、
    用紙を押圧しながら回転することにより前記用紙供給口から供給される用紙を前記画像形成部側に搬送するとともに、その回転軸方向寸法が用紙搬送経路の幅方向寸法より小さい給送体と、
    前記給送体に対して対向配置され、前記給送体と反対側から用紙に接触して用紙に所定の搬送抵抗を付与することにより複数枚の用紙を分離する分離抵抗体と、
    前記給送体より搬送方向下流側に配設され、用紙に付着した紙粉を紙粉除去手段と、
    用紙搬送経路の幅方向に延びるスクリュー状のオーガ、及び前記オーガの外周を覆うオーガ壁部を有し、前記紙粉除去手段にて用紙から除去された紙粉を搬送する紙粉搬送手段と、
    前記給送体の回転軸方向端部側に設けられ、前記紙粉搬送手段により搬送された紙粉を溜める紙粉貯留部と備え、
    搬送方向上流側の前記オーガ壁部のうち前記給送体に対応するオーガ壁部は、前記紙粉貯留部を構成する貯留壁部のうち搬送方向上流側の貯留壁部より搬送方向下流側にずれていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記紙粉除去手段及び前記紙粉貯留部は、搬送される用紙の上面側に配設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記オーガの長手方向端部は、前記紙粉貯留部内まで到達していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 前記オーガは、回転軸及びこの回転軸の外周面に設けられた螺旋状の羽根を有して構成されており、
    さらに、前記オーガに回転力を伝達する駆動軸が前記回転軸と共に一体形成されているとともに、前記駆動軸の直径寸法は、前記回転軸の直径寸法以下であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記回転軸と前記駆動軸とが一体化されて構成された軸は、用紙搬送経路の幅方向全域に亘って延びていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. 複数枚の用紙を収納するための収納トレイを備えており、
    前記紙粉除去手段は、前記収納トレイから前記画像形成部に給送される用紙の搬送経路と前記用紙供給口から前記画像形成部に供給される用紙の搬送経路との合流部より搬送方向下流側に配設されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1に記載の画像形成装置。
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