JP2002286526A - 汚泥界面計測方法および汚泥界面計測装置 - Google Patents

汚泥界面計測方法および汚泥界面計測装置

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JP2002286526A JP2001085400A JP2001085400A JP2002286526A JP 2002286526 A JP2002286526 A JP 2002286526A JP 2001085400 A JP2001085400 A JP 2001085400A JP 2001085400 A JP2001085400 A JP 2001085400A JP 2002286526 A JP2002286526 A JP 2002286526A
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sludge
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liquid phase
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Keiichiro Suzuki
恵一郎 鈴木
Hiroshi Ito
博司 伊藤
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚泥界面の検知を高精度に行うと共に、汚泥
界面の計測時間の短縮化を図ることができる汚泥界面計
測方法および汚泥界面計測装置を提供する。 【解決手段】 汚泥界面計測装置1の制御ユニット7
は、計測開始時にセンサ部6が液相4中にあると判断し
たときには、まずセンサ部6を下降させるように駆動部
9を制御する。続いて、センサ部6の検出信号に基づい
てセンサ部6が汚泥界面5を検知したかどうかを判断
し、汚泥界面5を検知したと判断されると、更に所定量
1だけセンサ部6を下降させるように駆動部9を制御
する。続いて、センサ部6が汚泥相3内にあることを確
認した後、センサ部6を所定量H2だけ上昇させるよう
に駆動部9を制御する。これにより、センサ部6は、液
相4中における汚泥界面5の近傍位置で待機される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥濃縮槽やメタ
ン醗酵層等の処理槽内における汚泥相と液相との汚泥界
面を計測する汚泥界面計測方法および汚泥界面計測装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】汚泥濃縮槽やメタン醗酵層等に設置され
る汚泥界面計測装置としては、超音波式、写真撮影式、
光学式等の計測装置が知られている。超音波式の汚泥界
面計測装置は、超音波センサを有し、例えば超音波セン
サから発信された超音波の反射波の強弱を検出すること
で、汚泥界面を検知するものである。写真撮影式の汚泥
界面計測装置は、例えばCCDカメラおよび投光器から
なるセンサ部を有し、CCDカメラにより槽内を撮像し
て画像処理することにより、汚泥界面を検知するもので
ある。光学式の汚泥界面計測装置は、例えば発光部およ
び受光部からなるセンサ部を有し、発光部から照射され
た光信号を受光部で受光するか否かによって、汚泥界面
を検知するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】汚泥濃縮槽等の汚泥界
面の計測において重要な要素としては、誤差の少ない計
測、計測時間の短縮化などが挙げられるが、従来の汚泥
界面計測装置では、そのような要求を全て満足している
とは必ずしも言い切れない。
【0004】本発明の目的は、汚泥界面の検知を高精度
に行うと共に、汚泥界面の計測時間の短縮化を図ること
ができる汚泥界面計測方法および汚泥界面計測装置を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理槽内にお
ける汚泥相と液相との境界を形成する汚泥界面を計測す
る汚泥界面計測方法において、汚泥界面検知器により汚
泥界面を検知し、その後、汚泥界面検知器を上昇させて
液相中における下部領域に待機させることを特徴とする
ものである。
【0006】このように汚泥界面を検知した後に、汚泥
界面検知器を上昇させて清澄な液相中に待機させること
により、次に汚泥界面の計測を行うまでの間に、汚泥界
面検知器は汚泥相の汚泥等の影響をほとんど受けずに澄
む。従って、汚泥界面検知器が汚泥等により汚染されて
誤計測することが少なくなるため、汚泥界面の検知が高
精度に行われる。また、汚泥界面検知器を液相中におけ
る下部領域に待機させることで、次の汚泥界面の計測時
において汚泥界面検知器が移動する距離が短くなり、こ
れにより汚泥界面の計測時間が短縮される。
【0007】また、本発明は、処理槽内における汚泥相
と液相との境界を形成する汚泥界面を計測する汚泥界面
計測装置において、処理槽内を昇降自在に設けられ、汚
泥界面を検知する汚泥界面検知手段と、汚泥界面検知手
段を昇降させる駆動手段と、汚泥界面検知手段による汚
泥界面の検知を指示する指示手段と、指示手段により汚
泥界面の検知が指示されると、汚泥界面検知手段を汚泥
界面に向かって移動させるように駆動手段を制御し、汚
泥界面の検知が終了すると、汚泥界面検知手段を上昇さ
せて液相中における下部領域に待機させるように駆動手
段を制御する制御手段とを備えることを特徴とするもの
である。
【0008】このように制御手段は、汚泥界面検知手段
による汚泥界面の検知が終了したときに、汚泥界面検知
手段を上昇させて清澄な液相中に待機させるように駆動
手段を制御することにより、次に汚泥界面の計測を行う
までの間に、汚泥界面検知手段は汚泥相の汚泥等の影響
をほとんど受けずに澄む。従って、汚泥界面検知手段が
汚泥等により汚染されて誤計測することが少なくなるた
め、汚泥界面の検知が高精度に行われる。また、汚泥界
面検知手段を液相中における下部領域に待機させること
で、次の汚泥界面の計測時において汚泥界面検知手段が
移動する距離が短くなり、これにより汚泥界面の計測時
間が短縮される。
【0009】好ましくは、制御手段は、指示手段により
汚泥界面の検知が指示されたときに、汚泥界面検知手段
の検出信号に基づいて汚泥界面検知手段が液相中にある
か汚泥相中にあるかを判断し、汚泥界面検知手段が液相
中にあると判断されると、汚泥界面検知手段を下降させ
るように駆動手段を制御し、汚泥界面検知手段が汚泥相
中にあると判断されると、汚泥界面検知手段を上昇させ
るように駆動手段を制御する。
【0010】これにより、汚泥界面検知手段が液相中に
おける下部領域に待機している間に、処理槽内への原水
の供給量と処理槽内からの処理水の排出量とのアンバラ
ンス等によって汚泥界面の高さ位置が上昇し、汚泥界面
検知手段が汚泥相内に埋没した場合であっても、汚泥界
面の検知を確実に行うことができる。
【0011】また、好ましくは、制御手段は、汚泥界面
の検知が終了したときに、汚泥界面検知手段を所定量上
昇させるように駆動手段を制御し、続いて汚泥界面検知
手段の検出信号に基づいて汚泥界面検知手段が液相中に
あるか汚泥相中にあるかを判断し、汚泥界面検知手段が
汚泥相中にあると判断されると、再度汚泥界面を検知す
るまで汚泥界面検知手段を更に上昇させるように駆動手
段を制御する。
【0012】これにより、処理槽内に配置されたディス
トリビューターの回転等によって汚泥界面の計測中に汚
泥界面が波打って、汚泥界面の高さ位置の変動が生じた
場合であっても、汚泥界面検知手段を液相中における下
部領域に確実に待機させることができる。また、この場
合には、汚泥界面検知手段により汚泥界面が2度検知さ
れることになるので、この情報によって、処理槽内で汚
泥界面が変動していることを容易に知ることができる。
【0013】この場合、制御手段は、再度の汚泥界面の
検知が終了したときに、汚泥界面検知手段を更に所定量
上昇させるように駆動手段を制御するのが好ましい。こ
れにより、汚泥界面の高さ位置の変動が生じた場合に
は、汚泥界面検知手段が通常時よりも高い位置で待機さ
れることになるので、汚泥界面検知器を汚泥相の汚泥等
から効果的に保護することができる。
【0014】さらに、好ましくは、制御手段は、汚泥界
面検知手段により汚泥界面を検知した瞬間後も、引き続
き汚泥界面検知手段を同じ方向に所定量移動させるよう
に駆動手段を制御する。これにより、汚泥界面検知手段
により汚泥界面を検知する時に、汚泥界面検知手段のチ
ャタリングが生じても、汚泥界面を確実に検知すること
ができる。
【0015】また、好ましくは、制御手段は、液相中に
おいて汚泥界面と汚泥界面検知手段との距離が100〜
500mmとなる高さ位置に汚泥界面検知手段を待機さ
せるように駆動手段を制御する。これにより、精度の高
い汚泥界面の検知と汚泥界面の計測時間の短縮化との両
立を、より効果的に達成させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる汚泥界面計
測方法および装置の好適な実施形態について図面を参照
して説明する。
【0017】図1は、本発明に係わる汚泥界面計測装置
の一実施形態を示す概略構成図である。同図において、
本実施形態による汚泥界面計測装置1は、汚泥濃縮槽2
内における汚泥相3と当該汚泥相3の上側に形成される
液相4との汚泥界面5を自動的に計測するものである。
汚泥濃縮槽2には、図示はしないが、汚泥濃縮槽2内に
原水を供給するための流路と、汚泥濃縮槽2内から処理
水を排出するための流路とが接続されている。
【0018】汚泥界面計測装置1は、汚泥濃縮槽2内の
汚泥界面5を検知するためのセンサ部6を有している。
このセンサ部6は、発光部と受光部とを有する光センサ
であり、光透過度を検出することで汚泥界面5を検知す
る。具体的には、センサ部6が図1に示すように液相4
内に位置しているときは、発光部からの光信号が受光部
で受光され、センサ部6が汚泥相3内に位置していると
きは、発光部からの光信号が遮光される。このようなセ
ンサ部6の検出信号は、制御ユニット7に常時送られて
いる。
【0019】センサ部6は、汚泥濃縮槽2の上槽部から
吊り下げられた昇降部材8の先端(下端)に取り付けら
れている。この昇降部材8は、汚泥濃縮槽2の上槽部に
設けられた駆動モータ等の駆動部9により汚泥濃縮槽2
内を昇降可能である。駆動部9は、制御ユニット7から
の駆動指令信号により制御される。
【0020】制御ユニット7にはタイマ7aが内蔵され
ている。このタイマ7aは、センサ部6による汚泥界面
5の計測が完了した時点から次の汚泥界面5の計測を開
始するまでの時間(センサ部6の待機時間)を計測し、
汚泥界面5の計測開始を指示するためのタイミング信号
を出す。なお、センサ部6の待機時間は、例えば10〜
30秒程度である。そして、制御ユニット7は、タイマ
7aのタイミング信号とセンサ部6の検出信号とに基づ
いて所定の処理を行い、駆動部9に駆動指令信号を送出
すると共に、演算ユニット10に演算指令信号を送出す
る。演算ユニット10は、制御ユニット7からの演算指
令信号に基づいて汚泥界面5の高さ位置等の演算を行
う。
【0021】制御ユニット7による制御処理手順を図2
に示す。同図において、まず内蔵のタイマ2aによりセ
ンサ部6の待機時間が終了したかどうかを判断し(手順
101)、センサ部6の待機時間が終了したと判断され
ると、センサ部6の検出信号に基づいて、センサ部6が
液相4中にあるか汚泥相3中にあるかを判断する(手順
102)。このとき、センサ部6が液相4中にあるとき
は液相スタート処理を実行し(手順103)、センサ部
6が汚泥相3中にあるときは汚泥相スタート処理を実行
する(手順104)。
【0022】手順103の液相スタート処理の詳細を図
3に示す。同図において、計測開始時にセンサ部6が液
相4中にあるときは、センサ部6を下降させるような駆
動指令信号を駆動部9に送出する(手順111)。続い
て、センサ部9の検出信号に基づいてセンサ部6が汚泥
界面5を検知したかどうかを判断し(手順112)、汚
泥界面5を検知したと判断されると、演算ユニット10
に演算指令信号を送出する(手順113)。
【0023】続いて、センサ部6が汚泥界面5を検知し
た瞬間より更に所定量H1(例えば10〜20mm)だ
けセンサ部6を下降させるような駆動指令信号を駆動部
9に送出する(手順114)。そして、センサ部6の検
出信号に基づいてセンサ部6が汚泥相3中にあることを
確認する(手順115)。これにより、センサ部6によ
る汚泥界面5の検知動作が終了する。このとき、先にセ
ンサ部6により汚泥界面5が検知された瞬間を、実際の
汚泥界面5の検知時点として確定する。このような処理
を行うことで、汚泥界面5を検知する際に、センサ部6
のチャタリングが生じて検出値が不安定になっても、汚
泥界面5を確実に検知することができる。
【0024】続いて、センサ部6を所定量H2(例えば
200〜300mm)だけ上昇させるような駆動指令信
号を駆動部9に送出する(手順116)。そして、セン
サ部6の検出信号に基づいてセンサ部6が液相4中にあ
るかどうかを判断し(手順117)、センサ部6が液相
4中にあると判断されると、液相スタート処理が終了す
る。これにより、センサ部6は、液相4中における汚泥
界面5の近傍位置で停止した状態となる。
【0025】一方、センサ部6を所定量H2だけ上昇さ
せても、センサ部6が未だ汚泥相3中にあると判断され
ると、センサ部6を更に上昇させるような駆動指令信号
を駆動部9に送出する(手順118)。そして、センサ
部6の検出信号に基づいてセンサ部6が再び汚泥界面5
を検知したかどうかを判断し(手順119)、汚泥界面
5を検知したと判断されると、演算ユニット10に演算
指令信号を送出する(手順120)。続いて、センサ部
6が汚泥界面5を検知した瞬間より更に所定量H1だけ
センサ部6を上昇させるような駆動指令信号を駆動部9
に送出する(手順121)。そして、センサ部6の検出
信号に基づいてセンサ部6が液相4中にあることを確認
する(手順122)。
【0026】続いて、センサ部6を更に所定量H3(例
えば200〜300mm)だけ上昇させるような駆動指
令信号を駆動部9に送出する(手順123)。これによ
り、センサ部6は、液相4中における汚泥界面5の近傍
位置で停止した状態となる。ここで、センサ部6が液相
4内に位置しているにも係らず、センサ部6を更に所定
量H3だけ上昇させるのは、汚泥界面5を2回以上も検
知したときは汚泥界面5の高さ変動が最も著しいときで
あるため、通常時(手順117でセンサ部6が液相4中
にあると判断された時)よりもセンサ部6を高い位置で
待機させておくのが望ましいからである。
【0027】図2に示す手順104の汚泥相スタート処
理の詳細を図4に示す。同図において、計測開始時にセ
ンサ部6が汚泥相3中にあるときは、センサ部6を上昇
させるような駆動指令信号を駆動部9に送出する(手順
131)。続いて、センサ部6の検出信号に基づいてセ
ンサ部6が汚泥界面5を検知したかどうかを判断し(手
順132)、汚泥界面5を検知したと判断されると、演
算ユニット10に演算指令信号を送出する(手順13
3)。
【0028】続いて、センサ部6が汚泥界面5を検知し
た瞬間より更に所定量H1(前述と同様に10〜20m
m)だけセンサ部6を上昇させるような駆動指令信号を
駆動部9に送出する(手順134)。そして、センサ部
6の検出信号に基づいてセンサ部6が液相4中にあるこ
とを確認する(手順135)。これにより、先にセンサ
部6により汚泥界面5が検知された瞬間を、実際の汚泥
界面5の検知時点として確定する。
【0029】続いて、センサ部6を更に所定量H4(例
えば200〜300mm)だけ上昇させるような駆動指
令信号を駆動部9に送出する(手順136)。これによ
り、センサ部6は、液相4中における汚泥界面5の近傍
位置で停止した状態となる。ここで、センサ部6が液相
4内に位置しているにも係らず、センサ部6を更に所定
量H4だけ上昇させるのは、計測開始時にセンサ部6が
汚泥相3中にある場合にも汚泥界面5の高さ変動が生じ
る可能性があると考えられるため、通常時よりもセンサ
部6を高い位置で待機させておくものである。
【0030】以上のように構成した汚泥界面計測装置1
の動作を図5〜図7により説明する。図5は、汚泥界面
5の検索開始時に、センサ部6が液相4内に位置し、か
つ汚泥界面5がほぼ水平状態にある通常の状況を示して
いる。なお、図5において横軸は経過時間を示し、縦軸
はセンサ部6の高さ位置を示している。
【0031】このような状態において、制御ユニット7
に内蔵されたタイマ7aのタイミング信号により汚泥界
面5の検索開始が指示される(図中A)と、制御ユニッ
ト7による液相スタート処理(図2に示す手順103)
が実行され、液相4中に待機していたセンサ部6が汚泥
界面5に向けて下降していく。そして、センサ部6によ
り汚泥界面5が検知される(図中B)と、制御ユニット
7から演算ユニット10に演算指令信号が送られ、演算
ユニット10により汚泥界面5に関する演算が行われ
る。その後もセンサ部6は下降し続け、汚泥界面5を検
知した瞬間より設定量H1だけ下降した時点でセンサ部
6が一旦停止する(図中C)。そして、センサ部6が汚
泥相3中にあることが確認された後、センサ部6は設定
量H2だけ上昇する。このとき、センサ部6は、汚泥界
面5を通過して液相4中における汚泥界面5の近傍位置
で停止し、これにより汚泥界面5の検索が完了する。そ
して、センサ部6は、次の汚泥界面の検索次期まで、そ
の高さ位置で待機されることになる。
【0032】ここで、もしセンサ部6が汚泥相3内で待
機されると、汚泥相3の汚泥等の影響を受けてセンサ部
6が汚染され、その結果として誤計測を起こし、センサ
部6の検知感度が劣化する可能性がある。これに対し本
実施形態では、センサ部6を清澄な液相4内で待機させ
ておくので、センサ部6が汚泥相3の汚泥等によって汚
染され難くなり、これにより汚泥界面5の検知を精度良
く行うことができる。また、センサ部6を液相4中にお
ける汚泥界面5の近傍に待機させるので、次の汚泥界面
の検知時に、センサ部6を汚泥界面5に向けて下降させ
る距離が短くて済み、これにより1回の汚泥界面検索に
要する時間を短縮することができる。
【0033】図6は、汚泥界面5の検索開始時に、セン
サ部6が汚泥相3内に位置し、かつ汚泥界面5がほぼ水
平状態にある状況を示している。この状況は、汚泥界面
5の直上の液相4中にセンサ部6が待機している間に、
例えば汚泥濃縮槽2内への原水の供給量と汚泥濃縮槽2
内からの処理水の排出量とのアンバランスが生じ、汚泥
界面5が必要以上に高くなることによって、起こり得
る。
【0034】このような状態において、制御ユニット7
に内蔵されたタイマ7aのタイミング信号により汚泥界
面5の検索開始が指示される(図中A)と、制御ユニッ
ト7による汚泥相スタート処理(図2に示す手順10
4)が実行され、汚泥相3内に位置しているセンサ部6
が汚泥界面5に向けて上昇していく。そして、センサ部
6により汚泥界面5が検知される(図中B)と、制御ユ
ニット7から演算ユニット10に演算指令信号が送ら
れ、演算ユニット10により汚泥界面5に関する演算が
行われる。その後もセンサ部6は上昇し続け、汚泥界面
5を検知した瞬間より設定量H1だけ上昇した時点でセ
ンサ部6が一旦停止する(図中C)。そして、センサ部
6が液相4中にあることが確認された後、センサ部6は
設定量H4だけ上昇して停止する(図中D)。これによ
り、汚泥界面5の検索が完了する(図中D)。
【0035】このように液相4内で待機しているはずの
センサ部6が汚泥相3内に埋没した場合であっても、汚
泥界面5の検知が確実に行われる。そして、センサ部6
は、次の汚泥界面の検索次期まで、液相4中における汚
泥界面5の近傍で待機されることになる。これにより、
上述したように、センサ部6が汚泥等によって汚染され
難くなるため、汚泥界面5の検知が高精度に行えると共
に、汚泥界面5の検索時間を短縮できる。また、センサ
部6が汚泥相3内に埋没した場合には、図5に示すよう
な通常時よりもセンサ部6を高い位置で待機させておく
ので、センサ部6の汚染を効果的に防ぐことができる。
【0036】図7は、汚泥界面5の検索開始時に、セン
サ部6が液相4内に位置しているが、汚泥界面5の高さ
位置が時間経過と共に変動する状況を示したものであ
る。この状況は、汚泥界面5の直上の液相4中にセンサ
部6が待機している間に、例えば汚泥濃縮槽2内に配置
されたディストリビューターの回転により汚泥界面5が
波打つことで、起こり得る。
【0037】このような状態において、制御ユニット7
に内蔵されたタイマ7aのタイミング信号により汚泥界
面5の検索開始が指示される(図中A)と、制御ユニッ
ト7による液相スタート処理(図2に示す手順103)
が実行され、液相4中に待機していたセンサ部6が汚泥
界面5に向けて下降していく。そして、センサ部6によ
り汚泥界面5が検知される(図中B)と、制御ユニット
7から演算ユニット10に演算指令信号が送られ、演算
ユニット10により汚泥界面5に関する演算が行われ
る。その後もセンサ部6は下降し続け、汚泥界面5を検
知した瞬間より設定量H1だけ下降した時点でセンサ部
6が一旦停止する(図中C)。そして、センサ部6が汚
泥相3中にあることが確認された後、センサ部6は設定
量H2だけ上昇する(図中D)。
【0038】このとき、センサ部6は未だ汚泥相4中に
あるため、更にセンサ部6が上昇する。そして、センサ
部6により再び汚泥界面5が検知される(図中E)と、
制御ユニット7から演算ユニット10に演算指令信号が
送られ、演算ユニット10により汚泥界面5の演算が再
度行われる。その後もセンサ部6は上昇し続け、汚泥界
面5を検知した瞬間より設定量H1だけ上昇した時点で
センサ部6が一旦停止する(図中F)。そして、センサ
部6が液相4中にあることが確認された後、センサ部6
は設定量H3だけ上昇して停止する(図中G)。これに
より、汚泥界面5の検索が完了する。
【0039】このように汚泥界面5の高さ位置が変動し
ている場合であっても、センサ部6は、次の汚泥界面の
検索次期まで、液相4中における汚泥界面5の近傍で待
機されることになる。これにより、上述したように、セ
ンサ部6が汚泥等によって汚染され難くなるため、汚泥
界面5の検知が高精度に行えると共に、汚泥界面の検索
時間を短縮できる。また、この場合には、図5に示すよ
うな通常時よりもセンサ部6を高い位置で待機させてお
くので、汚泥界面5の変動があっても、センサ部6の汚
染を効果的に防ぐことができる。さらに、1度の汚泥界
面の検索において汚泥界面5が2回検知されるので、こ
の情報によって、特に作業者が汚泥濃縮槽2内を見なく
ても、凹凸のある複雑な汚泥界面5が形成されているこ
とを容易に知ることができる。
【0040】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、汚泥界面5の検索終了後にセ
ンサ部6を待機させておく位置は、汚泥界面5の直上の
清澄な液相4中における下部領域であればよい。この場
合、汚泥界面5の検知精度の向上と汚泥界面5の検索時
間の短縮化とを両立させる観点からは、汚泥界面5とセ
ンサ部6の下端との距離が100〜500mmとなるよ
うな高さ位置にセンサ部6を待機させるのが好ましい。
【0041】また、上記実施形態では、タイマ7aのタ
イミング信号によって汚泥界面5の検索開始を指示して
いるが、これ以外にも、例えば作業者が汚泥界面5の検
索開始を指示するための手動スイッチを設け、手動スイ
ッチがオンされたときに、汚泥界面5の検索を自動的に
行うようにしてもよい。
【0042】さらに、上記実施形態では、センサ部6と
して光センサを使用しているが、センサ部は特にこれに
限定されず、超音波センサや、CCDカメラ等の撮像器
を有するもの等で構成してもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、汚泥界面検知器により
汚泥界面を検知した後、汚泥界面検知器を上昇させて液
相中における下部領域に待機させるので、汚泥界面検知
器の待機中に汚泥界面検知器が汚染されて誤計測するこ
とが低減され、これにより汚泥界面を精度良く検知する
ことができる。また、汚泥界面の計測時間を短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる汚泥界面計測装置の一実施形態
を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す制御ユニットによる制御処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】図2に示す液相スタート処理手順の詳細を示す
フローチャートである。
【図4】図2に示す汚泥相スタート処理手順の詳細を示
すフローチャートである。
【図5】汚泥界面の検索開始時に、センサ部が液相内に
位置し、かつ汚泥界面がほぼ水平状態にある通常の状況
において、汚泥界面検索時間とセンサ部の高さ位置との
関係を示した図である。
【図6】汚泥界面の検索開始時に、センサ部が汚泥相内
に位置し、かつ汚泥界面がほぼ水平状態にある状況にお
いて、汚泥界面検索時間とセンサ部の高さ位置との関係
を示した図である。
【図7】汚泥界面の検索開始時に、センサ部が液相内に
位置し、かつ汚泥界面が変動する状況において、汚泥界
面検索時間とセンサ部の高さ位置との関係を示した図で
ある。
【符号の説明】
1…汚泥界面計測装置、2…汚泥濃縮槽(処理槽)、3
…汚泥相、4…液相、5…汚泥界面、6…センサ部(汚
泥界面検知器、汚泥界面検知手段)、7…制御ユニット
(制御手段)、7a…タイマ(指示手段)、9…駆動部
(駆動手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内における汚泥相と液相との境界
    を形成する汚泥界面を計測する汚泥界面計測方法におい
    て、 汚泥界面検知器により前記汚泥界面を検知し、その後、
    前記汚泥界面検知器を上昇させて前記液相中における下
    部領域に待機させることを特徴とする汚泥界面計測方
    法。
  2. 【請求項2】 処理槽内における汚泥相と液相との境界
    を形成する汚泥界面を計測する汚泥界面計測装置におい
    て、 前記処理槽内を昇降自在に設けられ、前記汚泥界面を検
    知する汚泥界面検知手段と、 前記汚泥界面検知手段を昇降させる駆動手段と、 前記汚泥界面検知手段による前記汚泥界面の検知を指示
    する指示手段と、 前記指示手段により前記汚泥界面の検知が指示される
    と、前記汚泥界面検知手段を前記汚泥界面に向かって移
    動させるように前記駆動手段を制御し、前記汚泥界面の
    検知が終了すると、前記汚泥界面検知手段を上昇させて
    前記液相中における下部領域に待機させるように前記駆
    動手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする
    汚泥界面計測装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記指示手段により前
    記汚泥界面の検知が指示されたときに、前記汚泥界面検
    知手段の検出信号に基づいて前記汚泥界面検知手段が前
    記液相中にあるか前記汚泥相中にあるかを判断し、前記
    汚泥界面検知手段が前記液相中にあると判断されると、
    前記汚泥界面検知手段を下降させるように前記駆動手段
    を制御し、前記汚泥界面検知手段が前記汚泥相中にある
    と判断されると、前記汚泥界面検知手段を上昇させるよ
    うに前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項2
    記載の汚泥界面計測装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記汚泥界面の検知が
    終了したときに、前記汚泥界面検知手段を所定量上昇さ
    せるように前記駆動手段を制御し、続いて前記汚泥界面
    検知手段の検出信号に基づいて前記汚泥界面検知手段が
    前記液相中にあるか前記汚泥相中にあるかを判断し、前
    記汚泥界面検知手段が前記汚泥相中にあると判断される
    と、再度前記汚泥界面を検知するまで前記汚泥界面検知
    手段を更に上昇させるように前記駆動手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の汚泥界面計測装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記再度の汚泥界面の
    検知が終了したときに、前記汚泥界面検知手段を更に所
    定量上昇させるように前記駆動手段を制御することを特
    徴とする請求項4記載の汚泥界面計測装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記汚泥界面検知手段
    により前記汚泥界面を検知した瞬間後も、引き続き前記
    汚泥界面検知手段を同じ方向に所定量移動させるように
    前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項2〜5
    のいずれか一項記載の汚泥界面計測装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記液相中において前
    記汚泥界面と前記汚泥界面検知手段との距離が100〜
    500mmとなる高さ位置に前記汚泥界面検知手段を待
    機させるように前記駆動手段を制御することを特徴とす
    る請求項2記載の汚泥界面計測装置。
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