JP2002286528A - 汚泥界面計測方法および汚泥界面計測装置 - Google Patents

汚泥界面計測方法および汚泥界面計測装置

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JP2002286528A
JP2002286528A JP2001085425A JP2001085425A JP2002286528A JP 2002286528 A JP2002286528 A JP 2002286528A JP 2001085425 A JP2001085425 A JP 2001085425A JP 2001085425 A JP2001085425 A JP 2001085425A JP 2002286528 A JP2002286528 A JP 2002286528A
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sludge interface
sludge
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JP2001085425A
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Keiichiro Suzuki
恵一郎 鈴木
Hiroshi Ito
博司 伊藤
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚泥濃度が低い場合にも、汚泥界面を的確に
検知することができる汚泥界面検知器および汚泥界面計
測装置を提供する。 【解決手段】 汚泥界面計測装置1は制御ユニット10
を備え、この制御ユニット10は、検知基準値設定・洗
浄制御部19、制御・演算部20を有している。検知基
準値設定・洗浄制御部19は、タイマ部21のタイミン
グ信号により検知基準値の設定が指示されると、汚泥界
面検知器6を上澄液相4中における基準値設定位置に移
動させるように制御し、この時の汚泥界面検知器6の出
力値から検知基準値を設定する。制御・演算部20は、
タイマ部21からのタイミング信号により汚泥界面5の
計測処理が指示されると、汚泥界面検知器6を下降させ
るように制御する。そして、汚泥界面検知器6の出力値
と最新の検知基準値との差分を算出し、この差分量と判
定しきい値とを比較して汚泥界面5を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥濃縮槽、メタ
ン発酵槽等の処理槽内における汚泥相と上澄液相との境
界を形成する汚泥界面を計測するための汚泥界面計測方
法および汚泥界面計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】汚泥濃縮槽等内における汚泥界面を測定
する方法としては、超音波式、写真撮影式、光学式等が
ある。超音波式の汚泥界面計測装置は、例えば超音波セ
ンサから発信された超音波の反射波の強弱を検出するこ
とで、汚泥界面を検知するものである。写真撮影式の汚
泥界面計測装置は、例えばCCDカメラおよび投光器か
らなるセンサ部を有し、CCDカメラにより槽内を撮像
して画像処理することにより、汚泥界面を検知するもの
である。光学式の汚泥界面計測装置は、例えば発光部お
よび受光部からなるセンサ部を有し、発光部から照射さ
れた光信号を受光部で受光するか否かによって、汚泥界
面を検知するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれの汚泥界面測定方法についても、特に汚泥濃度が低
い場合には、被測定物の着色等の影響を受けやすくなる
ため、汚泥界面を検知することが困難であった。
【0004】本発明の目的は、汚泥濃度が低い場合に
も、汚泥界面を的確に検知することができる汚泥界面検
知器および汚泥界面計測装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理槽内にお
ける汚泥相と上澄液相との境界を形成する汚泥界面を計
測する汚泥界面計測方法において、汚泥界面検知器が上
澄液相中に位置している時の汚泥界面検知器の出力値に
基づいて、汚泥界面を検知する時に用いる検知基準値を
設定する検知基準値設定ステップと、汚泥界面検知器を
汚泥界面に向けて移動させると共に、汚泥界面検知器の
出力値と検知基準値との差分を求め、この差分量から汚
泥界面を検知する汚泥界面検知ステップとを含み、検知
基準値設定ステップを繰り返し実行して検知基準値を更
新していき、汚泥界面検知ステップを実行するときは、
汚泥界面検知器の出力値と更新された検知基準値との差
分を求め、この差分量から汚泥界面を検知することを特
徴とするものである。
【0006】汚泥界面検知器を用いて汚泥界面の検知を
行う場合、汚泥界面検知器が上澄液相中にある時と汚泥
相中にある時とでは、汚泥界面検知器の出力値(電圧)
に差が生じる。本発明は、そのような汚泥界面検知器の
出力値の差を利用して、汚泥界面の検知を行うものであ
る。即ち、まず汚泥界面検知器を上澄液相中に位置させ
た時の汚泥界面検知器の出力値に基づいて検知基準値を
設定する。そして、汚泥界面を検知する際には、汚泥界
面検知器を汚泥界面に向けて移動させると共に、汚泥界
面検知器の出力値と検知基準値との差分を求め、この差
分量から汚泥界面を検知する。例えば、汚泥界面検知器
の出力値と検知基準値との差分量(絶対値)が所定値よ
りも大きくなった位置を、汚泥界面と検知する。
【0007】ところで、実際の運転中には、被測定物の
着色が変化する等によって、汚泥界面検知器が上澄液相
中にある時の出力値が変動し、一度設定された検知基準
値に対してずれることがある。他方、汚泥界面検知器が
上澄液相中にある時の出力値と汚泥相中にある時の出力
値との差は、汚泥濃度が低くなるに従って小さくなる。
このため、特に汚泥濃度が低い場合に、汚泥界面検知器
が上澄液相中にある時の出力値が検知基準値に対してず
れると、汚泥界面を誤って検知してしまう可能性があ
る。これに対し本発明では、上述したように、検知基準
値設定ステップを繰り返し実行して検知基準値を更新し
ていき、汚泥界面検知ステップを実行するときは、汚泥
界面検知器の出力値と更新された検知基準値との差分量
から汚泥界面を検知する。従って、被測定物の着色が変
化しても、その状態変化に追従して検知基準値が校正さ
れ、その校正された検知基準値に基づいて汚泥界面が検
知されることになる。これにより、汚泥濃度が低い場合
にも、汚泥界面を的確に検知することができる。
【0008】好ましくは、汚泥界面検知器を処理槽の上
部まで上昇させ、汚泥界面検知器を洗浄する洗浄ステッ
プを更に含み、洗浄ステップを実行する度に検知基準値
設定ステップを実行する。これにより、例えば汚泥界面
検知器が上澄液相における汚泥界面に近い部位で待機し
ている場合には、汚泥界面検知器が待機位置と洗浄位置
との間を移動する途中で、検知基準値の設定を行うこと
可能となるので、汚泥界面検知器の洗浄とは別のタイミ
ングで検知基準値の設定を行う場合に比べて効率が良く
なる。また、このとき、上澄液相における汚泥界面に近
い部位ではなく、その上方の澄み具合の良い部位におい
て検知基準値の設定を行うことができる。この場合に
は、汚泥界面検知器が上澄液相中にある時の出力値と汚
泥相中にある時の出力値との差が増大するため、汚泥濃
度が低い場合でも、汚泥界面をより高感度で検知するこ
とができる。なお、検知基準値の設定は、汚泥界面検知
器の洗浄後に行うのが効果的である。
【0009】また、好ましくは、検知基準値設定ステッ
プにおいて、汚泥界面検知器が上澄液相中に位置してい
る時の汚泥界面検知器の出力値を複数とり、当該複数の
出力値の平均値を検知基準値とする。これにより、上澄
液相中に多少の不純物が入っている場合でも、清澄な上
澄液における最適な検知基準値を得ることができる。
【0010】また、本発明は、処理槽内における汚泥相
と上澄液相との境界を形成する汚泥界面を計測する汚泥
界面計測装置において、処理槽内を昇降自在に設けられ
た汚泥界面検知器と、汚泥界面検知器を昇降させる駆動
手段と、汚泥界面を検知する時に用いる検知基準値の設
定を指示する第1指示手段と、汚泥界面の検知を指示す
る第2指示手段と、第1指示手段により検知基準値の設
定が指示されると、汚泥界面検知器が上澄液相中に位置
している時の汚泥界面検知器の出力値に基づいて、検知
基準値を設定する設定手段と、第2指示手段により汚泥
界面の検知が指示されると、汚泥界面検知器を汚泥界面
に向けて移動させるように駆動手段を制御すると共に、
汚泥界面検知器の出力値と検知基準値との差分を求め、
この差分量から汚泥界面を検知する制御・演算手段とを
備えることを特徴とするものである。
【0011】以上のように構成した本発明においては、
第1指示手段により検知基準値の設定が指示される度
に、設定手段によって、汚泥界面検知器が上澄液相中に
位置している時の汚泥界面検知器の出力値に基づいて検
知基準値が設定し直される。そして、第2指示手段によ
り汚泥界面の検知が指示されると、制御・演算手段によ
って、汚泥界面検知器の出力値と最新の検知基準値との
差分が求められ、この差分量から汚泥界面が検知され
る。従って、被測定物の着色や汚泥濃度に殆ど関係な
く、汚泥界面を的確に検知することができる。
【0012】好ましくは、処理槽の上部に配置され、汚
泥界面検知器を洗浄する洗浄器と、汚泥界面検知器の洗
浄を行うように洗浄器および駆動手段を制御する洗浄制
御手段とを更に備え、第1指示手段は、検知基準値の設
定と共に汚泥界面検知器の洗浄を指示する手段であり、
洗浄制御手段は、第1指示手段により検知基準値の設定
と共に汚泥界面検知器の洗浄が指示されると、汚泥界面
検知器を洗浄位置まで上昇させるように駆動手段を制御
すると共に、汚泥界面検知器を所定時間だけ洗浄するよ
うに洗浄器を制御し、設定手段は、汚泥界面検知器の洗
浄が終了すると、汚泥界面検知器を洗浄位置から所定量
だけ下降させるように駆動手段を制御する。この場合に
は、汚泥界面検知器が洗浄位置から待機位置に戻る途中
で、検知基準値の設定が行われるので、汚泥界面検知器
の洗浄とは別のタイミングで検知基準値の設定を行う場
合に比べて効率が良くなる。このとき、上澄液相におけ
る澄み具合の良い部位において検知基準値の設定が行え
るため、汚泥濃度が低い場合でも、汚泥界面をより高感
度で検知することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる汚泥界面計
測方法および装置の好適な実施形態について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は、本発明に係わる汚泥界面計測装置
の一実施形態を示す概略構成図である。同図において、
本実施形態による汚泥界面計測装置1は、汚泥濃縮槽2
内において汚泥相3と当該汚泥相3の上側に形成される
上澄液相4との界面いわゆる汚泥界面5を自動的に計測
するものである。汚泥濃縮槽2には、図示はしないが、
汚泥濃縮槽2内に原水を供給するための流路と、汚泥濃
縮槽2内から処理水を排出するための流路とが接続され
ている。
【0015】汚泥界面計測装置1は、汚泥濃縮槽2内の
汚泥界面5を検知するための汚泥界面検知器6を有して
いる。この汚泥界面検知器6は、2本のガイドパイプ7
に沿って昇降自在に設けられている。
【0016】汚泥界面検知器6は、図2に示すように、
上下方向に貫通する貫通孔8aが形成された検知器本体
8を有している。この検知器本体8には、発光部9A及
び受光部9Bからなる光センサ9が組み込まれており、
発光部9Aと受光部9Bは貫通孔8aを挟んで対向配置
されている。このような汚泥界面検知器6が上澄液相4
内に位置しているときは、発光部9Aからの光が受光部
9Bで受光される通光状態にあり、汚泥界面検知器6が
汚泥相3内に位置しているときは、発光部9Aからの光
が受光部9Bで受光されない遮光状態にある。なお、光
センサ9としては、液体の着色や気泡等によって遮光さ
れることが殆どない赤外線センサを使用するのが好まし
い。このような汚泥界面検知器6の検出信号は、制御ユ
ニット10に常時送られている。
【0017】汚泥濃縮槽2の上槽部には、上記の汚泥界
面検知器6の昇降動作を行うためのセンサ駆動部11が
設けられている。このセンサ駆動部11は、図2に示す
ように、汚泥界面検知器6を昇降させる巻上機12と、
この巻上機12を回転駆動させる駆動モータ13とを有
している。駆動モータ13は、制御ユニット10からの
指令信号により制御される。
【0018】また、汚泥濃縮槽2の上槽部におけるセン
サ駆動部11の下方には、汚泥界面検知器6を洗浄する
ための洗浄器14が設けられている。この洗浄器14
は、図2に示すように、ベース部15より吊り下げられ
た回転ブラシ16と、この回転ブラシ16を回転駆動さ
せる駆動モータ17とを有している。回転ブラシ16
は、汚泥界面検知器6の貫通孔8a内に挿入可能な寸法
を有し、貫通孔8a内の特に発光部9A及び受光部9B
の前面を洗浄する部材である。なお、回転ブラシ16の
近傍には、汚泥界面検知器6の洗浄時に貫通孔8a内に
洗浄水を噴射させる水洗ノズル(図示せず)が配置され
ている。駆動モータ17は、制御ユニット10からの指
令信号により制御される。
【0019】また、ベース部15の下部には、汚泥界面
検知器6が所望の洗浄位置まで上昇したかどうかを検出
するリミットスイッチ18が配置されている。汚泥界面
検知器6が洗浄位置に達すると、リミットスイッチ18
がオンとなると共に、汚泥界面検知器6の貫通孔8a内
に回転ブラシ16が挿入された状態となる。このような
リミットスイッチ18の検出信号は制御ユニット10に
送られる。
【0020】制御ユニット10は、図2に示すように、
検知基準値設定・洗浄制御部19と、制御・演算部20
と、タイマ部21と、メモリ22とを有している。検知
基準値設定・洗浄制御部19は、タイマ部21のタイミ
ング信号、リミットスイッチ18の検出信号、汚泥界面
検知器6の検出信号に基づいて所定の処理を行い、セン
サ駆動部11の駆動モータ13、洗浄器14の駆動モー
タ17に駆動指令信号を送出する。制御・演算部20
は、タイマ部21のタイミング信号、汚泥界面検知器6
の検出信号に基づいて所定の処理を行い、センサ駆動部
11の駆動モータ13に駆動指令信号を送出する。
【0021】タイマ部21は、洗浄器14による汚泥界
面検知器6の洗浄時間、検知基準値の設定・洗浄の終了
から次の検知基準値の設定・洗浄の開始までの時間(イ
ンターバル)、汚泥界面検知器6による汚泥界面計測の
終了から次の汚泥界面計測の開始までの時間(インター
バル)をそれぞれ計測し、各時間に応じた指示用タイミ
ング信号を出力する。ここで、検知基準値とは、後で詳
述するが、汚泥界面5の検知を行う際に用いる汚泥界面
検知器6の基準電圧をいう。なお、汚泥界面検知器6の
洗浄時間は例えば10〜15秒であり、検知基準値の設
定・洗浄のインターバルは例えば1時間であり、汚泥界
面計測のインターバルは例えば15〜20秒である。
【0022】検知基準値設定・洗浄制御部19による制
御処理手順の詳細を図3に示す。同図において、まずタ
イマ部21からのタイミング信号に基づいて、検知基準
値の設定および汚泥界面検知器6の洗浄が指示されたか
どうかを判断し(手順101)、これらが指示されたと
判断されると、汚泥界面検知器6を上昇させるような指
令信号を駆動モータ13に送出する(手順102)。こ
れにより、汚泥界面検知器6が洗浄器14に向かって上
昇する。
【0023】そして、リミットスイッチ18の検出信号
に基づいて汚泥界面検知器6が洗浄位置に達したかどう
かを判断し(手順103)、洗浄位置に達したと判断さ
れると、回転ブラシ16を回転させるような指令信号を
駆動モータ17に送出する(手順104)。これによ
り、汚泥界面検知器6の貫通孔8a内が回転ブラシ16
によって洗浄される。
【0024】続いて、タイマ部21からのタイミング信
号により汚泥界面検知器6の洗浄時間が終了したかどう
かを判断し(手順105)、洗浄時間が終了したと判断
されると、汚泥界面検知器6を検知基準値設定位置まで
下降させるような指令信号を駆動モータ13に送出する
(手順106)。これにより、汚泥界面検知器6が下降
していき、検知基準値設定位置で停止する。そして、こ
の時の汚泥界面検知器6の出力値に基づいて検知基準値
の設定を行う(手順107)。
【0025】ところで、上澄液相4では、汚泥界面5に
近くなる程、澄み具合が悪くなるため、検知基準値の設
定は、汚泥界面5から離れた上澄液相4の上側領域で行
うのが望ましい。ただし、上澄液相4の水面部には、浮
遊物等が溜まるおそれがある。そこで、検知基準値設定
位置は、好ましくは、上澄液相4中における当該上澄液
相4の水面下10〜20cmとする。これにより、上澄
液相4中における光透過度の高い領域で検知基準値が設
定されることになるため、光センサ9による汚泥界面5
の検出がしやすくなる。
【0026】また、そのような澄み具合の良い領域であ
っても、多少の不純物等が含まれている可能性がある。
そこで、検知基準値の設定においては、汚泥界面検知器
6が検知基準値設定位置にある時の汚泥界面検知器6の
出力値を複数回(例えば5回)測定し、その平均値を検
知基準値とするのが好ましい。この場合には、より最適
な検知基準値を得ることができる。
【0027】続いて、このように設定した検知基準値を
メモリ22に記憶させる(手順108)。その後、汚泥
界面検知器6を待機位置まで下降させるような指令信号
を駆動モータ13に送出する(手順109)。
【0028】ここで、汚泥界面検知器6の待機位置は、
上澄液相4中における汚泥界面5の近傍位置(例えば汚
泥界面5の直上200〜300mmの位置)とするのが
好ましい。これにより、汚泥界面検知器6は、タイマ部
21からのタイミング信号によって汚泥界面5の検索が
指示されるまで、その高さ位置で待機されることにな
る。このように汚泥界面検知器6を常に清澄な上澄液相
4中における汚泥界面5の近傍で待機させることによ
り、汚泥界面検知器6が汚泥相3中の汚泥等によって汚
染され難くなる。また、次の汚泥界面5の検索時に、汚
泥界面検知器6を汚泥界面5に向けて下降させる距離が
短くて済むため、汚泥界面5の検索時間を短縮できる。
【0029】制御・演算部20による制御処理手順の詳
細を図4に示す。同図において、まずタイマ部21から
のタイミング信号に基づいて汚泥界面5の計測処理が指
示されたかどうかを判断し(手順111)、汚泥界面5
の計測処理が指示されたと判断されると、汚泥界面検知
器6を下降させるような指令信号を駆動モータ13に送
出する(手順112)。これにより、汚泥界面検知器6
は待機位置から汚泥界面5に向かって下降していく。
【0030】そして、汚泥界面検知器6から随時送られ
てくる当該汚泥界面検知器6の出力値(出力電圧)と先
にメモリ22に記憶された検知基準値(検知基準電圧)
との差分を算出する(手順113)。そして、この差分
量(絶対値)が判定しきい値よりも大きいかどうかを判
断する(手順114)。なお、判定しきい値は、汚泥濃
縮槽2に貯められる物質やその濃度に応じて決められ
る。
【0031】このとき、汚泥界面検知器6の出力電圧と
検知基準電圧との差分量が判定しきい値よりも大きいと
判断されたときは、汚泥界面検知器6が汚泥界面5に達
したと検知される(手順115)。つまり、汚泥界面検
知器6の出力電圧が検知基準電圧に対して判定しきい値
だけ変化した位置が、汚泥界面5として判定されること
になる。
【0032】その後、汚泥界面検知器6を待機位置まで
上昇させるような指令信号を駆動モータ13に送出する
(手順116)。これにより、1回の汚泥界面5の計測
処理が終了し、汚泥界面検知器6は待機位置で待機され
る。
【0033】なお、図4では、汚泥界面5の計測開始が
指示された時には、汚泥界面検知器6は上澄液相4中に
位置するものとしたが、実際の運転中には、例えば汚泥
界面検知器6の待機中に汚泥濃縮槽2内への原水の供給
量と汚泥濃縮槽2内からの泥水の排出量とのアンバラン
スが生じることで、汚泥界面5が高くなって汚泥界面検
知器6が汚泥相3内に入ってしまうこともある。この場
合には、汚泥界面5の計測開始が指示された時点で、ま
ず汚泥界面検知器6の出力電圧と検知基準電圧との差分
を求め、この差分量と判定しきい値とを比較し、汚泥界
面検知器6が上澄液相4中にあるか汚泥相3中にあるか
を判断する。そして、汚泥界面検知器6が上澄液相4中
にあるときは、上記の手順112〜116を実行し、汚
泥界面検知器6が汚泥相3中にあるときは、汚泥界面検
知器6を上昇させて汚泥界面5を検知する。
【0034】以上のように構成した本実施形態の汚泥界
面計測装置1においては、次のような作用効果が得られ
る。
【0035】即ち、汚泥界面検知器6が上澄液相4中に
ある時と汚泥相3中にある時との電位差は、汚泥濃縮槽
2内の汚泥濃度が高くなるに従って大きくなる。この一
例を図5〜図8に示す。
【0036】図5〜図8は、水酸化アルミニウム(Al
(OH)3)とカオリンとを水に添加して作成した4種
類のテスト汚泥を試験槽に投入し、上記の汚泥界面検知
器を上澄液相側から汚泥相側に下降させた場合における
汚泥界面検知器の出力電圧の変化を調べたものである。
各図中の横軸は、汚泥界面検知器の高さ位置を示し、ゼ
ロの位置が汚泥界面、+位置が上澄液相、−位置が汚泥
相である。各図中の横軸は、汚泥界面検知器の出力電圧
を示している。
【0037】図5〜図8において、汚泥濃度(Suspende
d Solid濃度)は、それぞれ、4833mg/l、27
85mg/l、1463mg/l、872mg/lとな
っている。また、汚泥界面検知器が上澄液相中にある時
と汚泥相中にある時との電位差は、それぞれ、3.9〜
4.0V、0.2〜0.3V、0.2V、0.1Vとな
っている。
【0038】ところで、被測定物(液体)の着色が変化
した場合には、汚泥界面検知器が上澄液相中にある時の
汚泥界面検知器の検出値(絶対値)も変わってしまうこ
とがある。ただし、汚泥界面検知器が上澄液相中にある
時と汚泥相中にある時との電位差は、被測定物の着色と
は無関係である。
【0039】制御ユニット10の制御・演算部20で
は、汚泥界面検知器6の検出電圧と検知基準電圧との差
分量を求め、その差分値と判定しきい値とを比較して汚
泥界面5を検知するが、上記のように汚泥界面検知器6
が上澄液相4中にある時の汚泥界面検知器6の検出電圧
が変わってしまうと、特に汚泥濃度が低い場合に不具合
が生じる。具体的には、汚泥濃度が低い場合には、上記
のように汚泥界面検知器6が上澄液相4中にある時と汚
泥相3中にある時との電位差が小さくなるため、汚泥界
面検知器6が上澄液相4中にある時の汚泥界面検知器6
の検出電圧が検知基準電圧に対してずれると、実際には
汚泥界面検知器6が上澄液相4中にあるときでも、誤っ
て汚泥相3中にあるものと判定されてしまう可能性があ
る。
【0040】しかし、検知基準値設定・洗浄制御部19
による検知基準電圧の設定処理は、タイマ部21からの
タイミング信号によって定期的に行われる。これによ
り、検知基準電圧は定期的に更新され、その都度メモリ
22に記憶される。そして、制御・演算部20では、汚
泥界面検知器6の検出電圧と最新の検知基準電圧との差
分量を求め、その差分値と判定しきい値とを比較して汚
泥界面5を検知する。従って、汚泥濃度が低い場合に、
汚泥界面検知器6が上澄液相4中にある時の汚泥界面検
知器6の検出電圧の変動があっても、汚泥界面5を的確
に検知することができる。
【0041】このとき、洗浄器14により汚泥界面検知
器6を洗浄した直後に、上澄液相4中における清澄度の
高い領域にて検知基準電圧を設定するので、汚泥界面検
知器6が上澄液相4中にある時と汚泥相3中にある時と
の電位差が十分に確保され、これにより汚泥界面5を高
感度で検知することができる。また、汚泥界面検知器6
を洗浄位置から待機位置に下降させる途中で、上記の検
知基準電圧の設定を行うので、汚泥界面検知器の洗浄と
は別個のタイミングで検知基準値の設定を行う場合に比
べて効率が良い。
【0042】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施形態では、タイマ部
21のタイミング信号によって検知基準値の設定および
汚泥界面検知器6の洗浄を同時に指示しているが、検知
基準値の設定と汚泥界面検知器6の洗浄とを別個のタイ
ミング信号で指示するようにしても良い。また、タイマ
部21のタイミング信号によって検知基準値の設定等を
定期的に行うようにしているが、これ以外にも、例えば
作業者がそのような処理動作を指示するための手動スイ
ッチを設け、その手動スイッチがオンされたときに、検
知基準値の設定等を自動的に行うようにしてもよい。ま
た、汚泥界面5の検索開始の指示についても、上記と同
様に手動スイッチで行うようにしてもよい。
【0043】また、上記実施形態の汚泥界面計測装置1
には、汚泥界面検知器6を洗浄する洗浄器14が設けら
れているが、本発明は、そのような洗浄器を有していな
いものにも適用可能である。この場合でも、タイマ部2
1のタイミング信号により定期的に、または手動スイッ
チ等により任意に、上澄液相4中での検知基準値の設定
を行うことができる。
【0044】さらに、上記実施形態では、汚泥界面検知
器6として光学式センサ9を使用しているが、汚泥界面
検知器は特に光学式には限定されず、超音波式や写真撮
影式のものを採用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、汚泥界面検知器が上澄
液相中に位置している時の汚泥界面検知器の出力値に基
づいて、汚泥界面を検知する時に用いる検知基準値を設
定するステップを繰り返し実行し、検知基準値を更新し
ていくので、被測定物の着色や汚泥濃度に関係なく、汚
泥界面を的確に検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる汚泥界面計測装置の一実施形態
を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す汚泥界面検知器、洗浄器、制御ユニ
ットの構成を示す図である。
【図3】図2に示す検知基準値設定・洗浄制御部による
制御処理手順の詳細を示すフローチャートである。
【図4】図2に示す制御・演算部による制御処理手順の
詳細を示すフローチャートである。
【図5】汚泥界面検知器を上澄液相側から汚泥相側に下
降させた場合における汚泥界面検知器の出力電圧の変化
を示した図である。
【図6】汚泥界面検知器を上澄液相側から汚泥相側に下
降させた場合における汚泥界面検知器の出力電圧の変化
を示した図である。
【図7】汚泥界面検知器を上澄液相側から汚泥相側に下
降させた場合における汚泥界面検知器の出力電圧の変化
を示した図である。
【図8】汚泥界面検知器を上澄液相側から汚泥相側に下
降させた場合における汚泥界面検知器の出力電圧の変化
を示した図である。
【符号の説明】
1…汚泥界面計測装置、2…汚泥濃縮槽(処理槽)、3
…汚泥相、4…上澄液相、5…汚泥界面、6…汚泥界面
検知器、9…光センサ、9A…発光部、9B…受光部、
10…制御ユニット、11…駆動部(駆動手段)、14
…洗浄器、19…検知基準値設定・洗浄制御部(設定手
段、洗浄制御手段)、20…制御・演算部(制御・演算
手段)、21…タイマ部(第1指示手段、第2指示手
段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内における汚泥相と上澄液相との
    境界を形成する汚泥界面を計測する汚泥界面計測方法に
    おいて、 汚泥界面検知器が前記上澄液相中に位置している時の前
    記汚泥界面検知器の出力値に基づいて、前記汚泥界面を
    検知する時に用いる検知基準値を設定する検知基準値設
    定ステップと、 前記汚泥界面検知器を前記汚泥界面に向けて移動させる
    と共に、前記汚泥界面検知器の出力値と前記検知基準値
    との差分を求め、この差分量から前記汚泥界面を検知す
    る汚泥界面検知ステップとを含み、 前記検知基準値設定ステップを繰り返し実行して前記検
    知基準値を更新していき、前記汚泥界面検知ステップを
    実行するときは、前記汚泥界面検知器の出力値と前記更
    新された検知基準値との差分を求め、この差分量から前
    記汚泥界面を検知することを特徴とする汚泥界面計測方
    法。
  2. 【請求項2】 前記汚泥界面検知器を前記処理槽の上部
    まで上昇させ、前記汚泥界面検知器を洗浄する洗浄ステ
    ップを更に含み、 前記洗浄ステップを実行する度に前記検知基準値設定ス
    テップを実行することを特徴とする請求項1記載の汚泥
    界面計測方法。
  3. 【請求項3】 前記検知基準値設定ステップにおいて、
    前記汚泥界面検知器が前記上澄液相中に位置している時
    の前記汚泥界面検知器の出力値を複数とり、当該複数の
    出力値の平均値を前記検知基準値とすることを特徴とす
    る請求項1または2記載の汚泥界面計測方法。
  4. 【請求項4】 処理槽内における汚泥相と上澄液相との
    境界を形成する汚泥界面を計測する汚泥界面計測装置に
    おいて、 前記処理槽内を昇降自在に設けられた汚泥界面検知器
    と、 前記汚泥界面検知器を昇降させる駆動手段と、 前記汚泥界面を検知する時に用いる検知基準値の設定を
    指示する第1指示手段と、 前記汚泥界面の検知を指示する第2指示手段と、 前記第1指示手段により前記検知基準値の設定が指示さ
    れると、前記汚泥界面検知器が前記上澄液相中に位置し
    ている時の前記汚泥界面検知器の出力値に基づいて、前
    記検知基準値を設定する設定手段と、 前記第2指示手段により前記汚泥界面の検知が指示され
    ると、前記汚泥界面検知器を前記汚泥界面に向けて移動
    させるように前記駆動手段を制御すると共に、前記汚泥
    界面検知器の出力値と前記検知基準値との差分を求め、
    この差分量から前記汚泥界面を検知する制御・演算手段
    とを備えることを特徴とする汚泥界面計測装置。
  5. 【請求項5】 前記処理槽の上部に配置され、前記汚泥
    界面検知器を洗浄する洗浄器と、 前記汚泥界面検知器の洗浄を行うように前記洗浄器およ
    び前記駆動手段を制御する洗浄制御手段とを更に備え、 前記第1指示手段は、前記検知基準値の設定と共に前記
    汚泥界面検知器の洗浄を指示する手段であり、 前記洗浄制御手段は、前記第1指示手段により前記検知
    基準値の設定と共に前記汚泥界面検知器の洗浄が指示さ
    れると、前記汚泥界面検知器を洗浄位置まで上昇させる
    ように前記駆動手段を制御すると共に、前記汚泥界面検
    知器を所定時間だけ洗浄するように前記洗浄器を制御
    し、 前記設定手段は、前記汚泥界面検知器の洗浄が終了する
    と、前記汚泥界面検知器を前記洗浄位置から所定量だけ
    下降させるように前記駆動手段を制御することを特徴と
    する請求項4記載の汚泥界面計測装置。
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