JP2002166092A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JP2002166092A JP2002166092A JP2000372918A JP2000372918A JP2002166092A JP 2002166092 A JP2002166092 A JP 2002166092A JP 2000372918 A JP2000372918 A JP 2000372918A JP 2000372918 A JP2000372918 A JP 2000372918A JP 2002166092 A JP2002166092 A JP 2002166092A
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- JP
- Japan
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- washing
- water
- rinsing
- washing machine
- turbidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】洗濯物に付着した洗剤量を濯ぎ水の水質、具体
的には濯ぎ水の濁度を測定することにより間接的に判定
し、濯ぎ水が或一定レベルより澄んだときに、洗濯物か
ら洗剤が落ちたと判定し、濯ぎ工程を終了する洗濯機の
提供。 【解決手段】底部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と前記
洗濯兼脱水槽を回転自在に内包する外槽と、前記回転翼
及び/または前記洗濯槽を回転させる駆動装置と、前記
洗濯槽に対する洗濯水の給水及び排水を行う給排水機構
と、該給排水機構に取り付けられた水質センサーと、こ
れらを制御する制御装置を備えた洗濯機に、上記槽内か
ら水を排水する排水機構に濁度を測定するセンサーを設
置し、該センサーの検出結果に基づいて上記制御装置が
洗濯機の運転方法及び/または時間を決定する。
的には濯ぎ水の濁度を測定することにより間接的に判定
し、濯ぎ水が或一定レベルより澄んだときに、洗濯物か
ら洗剤が落ちたと判定し、濯ぎ工程を終了する洗濯機の
提供。 【解決手段】底部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と前記
洗濯兼脱水槽を回転自在に内包する外槽と、前記回転翼
及び/または前記洗濯槽を回転させる駆動装置と、前記
洗濯槽に対する洗濯水の給水及び排水を行う給排水機構
と、該給排水機構に取り付けられた水質センサーと、こ
れらを制御する制御装置を備えた洗濯機に、上記槽内か
ら水を排水する排水機構に濁度を測定するセンサーを設
置し、該センサーの検出結果に基づいて上記制御装置が
洗濯機の運転方法及び/または時間を決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗いから濯ぎ、脱
水までを自動的に行う自動洗濯機に係わり、特に濯ぎ運
転時に好適な運転を行う運転制御装置に関わる。
水までを自動的に行う自動洗濯機に係わり、特に濯ぎ運
転時に好適な運転を行う運転制御装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】洗濯を行ったとき、手で洗った場合でも
洗濯機を使った場合でも、洗濯物から化学薬品成分であ
る洗剤を落とす濯ぎを十分に行うことは健康上の理由か
らも必須である。洗いから濯ぎ、脱水までを行う自動洗
濯機での濯ぎ工程は、洗いの工程が終わった後に洗剤の
入った水を排水・脱水し、新たに水を給水して洗濯物を
攪拌させて排水・脱水する所謂ためすすぎ、水を給水・
排水しつつ洗濯物を攪拌する所謂注水濯ぎなど、幾通り
かの方法を組み合わせて行うことが多い。この濯ぎの方
法と時間は、使用者が決める場合と洗濯機が自動的に決
める場合とがある。使用者が決める場合は経験で決め洗
濯機の操作パネルで設定操作する。洗濯機が自動的に決
める場合は、洗濯機に汚れ具合や布質や洗濯物重量など
に対応した濯ぎ工程の対応テーブルが用意されており、
そのテーブルを参照して決定する。
洗濯機を使った場合でも、洗濯物から化学薬品成分であ
る洗剤を落とす濯ぎを十分に行うことは健康上の理由か
らも必須である。洗いから濯ぎ、脱水までを行う自動洗
濯機での濯ぎ工程は、洗いの工程が終わった後に洗剤の
入った水を排水・脱水し、新たに水を給水して洗濯物を
攪拌させて排水・脱水する所謂ためすすぎ、水を給水・
排水しつつ洗濯物を攪拌する所謂注水濯ぎなど、幾通り
かの方法を組み合わせて行うことが多い。この濯ぎの方
法と時間は、使用者が決める場合と洗濯機が自動的に決
める場合とがある。使用者が決める場合は経験で決め洗
濯機の操作パネルで設定操作する。洗濯機が自動的に決
める場合は、洗濯機に汚れ具合や布質や洗濯物重量など
に対応した濯ぎ工程の対応テーブルが用意されており、
そのテーブルを参照して決定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、洗いの工程
後、洗濯物に付着した洗剤量や濃度は洗濯の度毎に異な
る。従来のように使用者の経験や、一律な対応テーブル
で決定される濯ぎ工程の設定では、濯ぎ不足や過剰濯ぎ
による水の無駄使いが起こりやすい。本発明の目的は、
洗濯物に付着した洗剤量を濯ぎ水の水質、具体的には濯
ぎ水の濁度を測定することにより間接的に判定し、濯ぎ
水が或一定レベルより澄んだときに、洗濯物から洗剤が
落ちたと判定し、濯ぎ工程を終了する洗濯機を提供する
ことにある。
後、洗濯物に付着した洗剤量や濃度は洗濯の度毎に異な
る。従来のように使用者の経験や、一律な対応テーブル
で決定される濯ぎ工程の設定では、濯ぎ不足や過剰濯ぎ
による水の無駄使いが起こりやすい。本発明の目的は、
洗濯物に付着した洗剤量を濯ぎ水の水質、具体的には濯
ぎ水の濁度を測定することにより間接的に判定し、濯ぎ
水が或一定レベルより澄んだときに、洗濯物から洗剤が
落ちたと判定し、濯ぎ工程を終了する洗濯機を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、底部に回転翼
を有する洗濯兼脱水槽と前記洗濯兼脱水槽を回転自在に
内包する外槽と、前記回転翼及び/または前記洗濯槽を
回転させる駆動装置と、前記洗濯槽に対する洗濯水の給
水及び排水を行う給排水機構と、該給排水機構に取り付
けられた水質センサーと、これらを制御する制御装置を
備え、前記外槽内から排水される水流が、前記水質セン
サーを備えた排水路を通過するようになっており、水質
センサーは制御装置に信号線で繋がっている。制御装置
は、最初の洗いの工程が終了すると、洗いに使った水を
排水し、大抵の場合は一度脱水を行った後、最初の濯ぎ
のための給水が行われる。最初の濯ぎ方法は予め設定し
ておく。濯ぎ工程が開始され、その濯ぎ水が水質センサ
ーの設置された排水路に流れるようになると、濁度セン
サーは水の濁度を一定周期で測定しては、その測定情報
を制御装置に伝える処理を開始する。制御装置は、現在
設定されている濯ぎ工程の方法及び時間と、濁度センサ
ーが送ってきた測定結果とを照らし合わせ、次に行うべ
き濯ぎ方法と回数や時間とを決定、あるいは濯ぎ工程の
終了を決定する。
を有する洗濯兼脱水槽と前記洗濯兼脱水槽を回転自在に
内包する外槽と、前記回転翼及び/または前記洗濯槽を
回転させる駆動装置と、前記洗濯槽に対する洗濯水の給
水及び排水を行う給排水機構と、該給排水機構に取り付
けられた水質センサーと、これらを制御する制御装置を
備え、前記外槽内から排水される水流が、前記水質セン
サーを備えた排水路を通過するようになっており、水質
センサーは制御装置に信号線で繋がっている。制御装置
は、最初の洗いの工程が終了すると、洗いに使った水を
排水し、大抵の場合は一度脱水を行った後、最初の濯ぎ
のための給水が行われる。最初の濯ぎ方法は予め設定し
ておく。濯ぎ工程が開始され、その濯ぎ水が水質センサ
ーの設置された排水路に流れるようになると、濁度セン
サーは水の濁度を一定周期で測定しては、その測定情報
を制御装置に伝える処理を開始する。制御装置は、現在
設定されている濯ぎ工程の方法及び時間と、濁度センサ
ーが送ってきた測定結果とを照らし合わせ、次に行うべ
き濯ぎ方法と回数や時間とを決定、あるいは濯ぎ工程の
終了を決定する。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例の洗濯機
の全体構造を示す縦断面図である。本洗濯機の外装は外
枠1とその上部に設置された操作パネル7、開閉自在に
蝶設された蓋8から構成される。
の全体構造を示す縦断面図である。本洗濯機の外装は外
枠1とその上部に設置された操作パネル7、開閉自在に
蝶設された蓋8から構成される。
【0006】洗いや濯ぎのための洗濯水を溜める外槽2
は、四隅から支持棒9で外枠に吊り下げられて支持さ
れ、内部に洗濯水あふれ防止用に水位計13が付いてい
る。外槽2の中に洗濯兼脱水槽3が回転自在に取り付け
られている。また洗濯兼脱水槽3は底の部分にパルセー
タ4を、側壁上部にはバランサーを搭載する。パルセー
タ4は洗い工程や濯ぎ工程で、正逆回転して洗濯物を攪
拌するための水流を作り出す回転翼である。外槽2の底
部外側に、駆動モータ及び動力伝達機構6が取り付けら
れており、モータからの動力は、外層2の中心を貫いて
洗濯兼脱水槽及びパルセータへ繋がる動力主軸へ伝達さ
れ、洗濯時は洗濯兼脱水層3とパルセータ4を各々別々
に、脱水の時などには両方を同時に回転させることがで
きる。
は、四隅から支持棒9で外枠に吊り下げられて支持さ
れ、内部に洗濯水あふれ防止用に水位計13が付いてい
る。外槽2の中に洗濯兼脱水槽3が回転自在に取り付け
られている。また洗濯兼脱水槽3は底の部分にパルセー
タ4を、側壁上部にはバランサーを搭載する。パルセー
タ4は洗い工程や濯ぎ工程で、正逆回転して洗濯物を攪
拌するための水流を作り出す回転翼である。外槽2の底
部外側に、駆動モータ及び動力伝達機構6が取り付けら
れており、モータからの動力は、外層2の中心を貫いて
洗濯兼脱水槽及びパルセータへ繋がる動力主軸へ伝達さ
れ、洗濯時は洗濯兼脱水層3とパルセータ4を各々別々
に、脱水の時などには両方を同時に回転させることがで
きる。
【0007】図2は制御基板6のブロック構成図であ
る。制御基板はシングルチップのマイクロプロセッサ1
01を中心とし、操作パネルコントローラ102やモー
タコントローラ106、各種センサーの信号受信部10
7などの回路や、制御プログラムを格納するROM10
3やプログラムのワークエリアとなるRAM104それ
らをつなぐシステムバス105や他に電源回路なども搭
載されている。ROM102には、洗い・濯ぎ・脱水の
一連の洗濯及び脱水運転工程プログラムや、各工程にお
ける異常動作の処理プログラムが保存されており、プロ
グラム手順に従ってモータや給・排水弁にコントロール
信号を送って運転操作を指示し、洗濯機の全運転工程を
制御する。
る。制御基板はシングルチップのマイクロプロセッサ1
01を中心とし、操作パネルコントローラ102やモー
タコントローラ106、各種センサーの信号受信部10
7などの回路や、制御プログラムを格納するROM10
3やプログラムのワークエリアとなるRAM104それ
らをつなぐシステムバス105や他に電源回路なども搭
載されている。ROM102には、洗い・濯ぎ・脱水の
一連の洗濯及び脱水運転工程プログラムや、各工程にお
ける異常動作の処理プログラムが保存されており、プロ
グラム手順に従ってモータや給・排水弁にコントロール
信号を送って運転操作を指示し、洗濯機の全運転工程を
制御する。
【0008】給水機構10は水道蛇口と洗濯機を給水ホ
ースと電磁式の給水弁でつなぐ。排水機構11は外槽2
の底部に設置した形成した排水口を電磁式の排水弁で排
水ホースに接続して構成される。また、水が一定量外槽
に溜めた状態で給排水しながら洗濯物を濯ぐ、所謂注水
濯ぎの際に、あふれ水を排水する排水路が外槽上部の水
位計から底部の排水口に繋がる形で存在する。
ースと電磁式の給水弁でつなぐ。排水機構11は外槽2
の底部に設置した形成した排水口を電磁式の排水弁で排
水ホースに接続して構成される。また、水が一定量外槽
に溜めた状態で給排水しながら洗濯物を濯ぐ、所謂注水
濯ぎの際に、あふれ水を排水する排水路が外槽上部の水
位計から底部の排水口に繋がる形で存在する。
【0009】濁度測定部12付近の排水設備詳細を図3
に示す。排水弁の下に濁度を計るセンサーを設置した、
光透過性の材質で出来た測定流路が確保されている。図
4は図3の測定流路を通る濯ぎ水の濁度の測定方法の一
例を示す図である。この装置では、光ダイオードなどの
光源からレーザービームを流水にあて、流水中の微粒子
にぶつかって散乱した散乱光をレンズで集積して、それ
をフォトダイオードなどの光電変換器で電気信号に変
え、そのパルス波形をアナログデジタル変換して濁度信
号として出力する。濁度信号は制御基板の信号受信部1
07へ送られる。図5と図6は濁度信号を受け付けて濯
ぎ工程を制御する部分のプログラムのフローチャートで
ある。このプログラムはROM102にマイクロプロセ
ッサ101によって実行される他のプログラムと共に搭
載されている。本洗濯機は、「洗い」・「濯ぎ」・「脱
水」の順で洗濯を行うが、従来の自動洗濯機と同様「洗
い」の工程は、洗剤の混じった洗濯水中で洗濯物を攪拌
して汚れを落とし、洗濯水を排水し、更に中間脱水を行
って洗濯物から洗剤混じりの洗濯水を搾り取ったところ
で終了する。洗濯の全工程の「洗い」・「濯ぎ」・「脱
水」における「濯ぎ」後に行う脱水と区別するために、
「洗い」や「濯ぎ」の工程の途中で洗濯物から洗剤混じ
りの洗濯水を絞るために行われる脱水のことを、前記の
ように「中間脱水」と称することにする。
に示す。排水弁の下に濁度を計るセンサーを設置した、
光透過性の材質で出来た測定流路が確保されている。図
4は図3の測定流路を通る濯ぎ水の濁度の測定方法の一
例を示す図である。この装置では、光ダイオードなどの
光源からレーザービームを流水にあて、流水中の微粒子
にぶつかって散乱した散乱光をレンズで集積して、それ
をフォトダイオードなどの光電変換器で電気信号に変
え、そのパルス波形をアナログデジタル変換して濁度信
号として出力する。濁度信号は制御基板の信号受信部1
07へ送られる。図5と図6は濁度信号を受け付けて濯
ぎ工程を制御する部分のプログラムのフローチャートで
ある。このプログラムはROM102にマイクロプロセ
ッサ101によって実行される他のプログラムと共に搭
載されている。本洗濯機は、「洗い」・「濯ぎ」・「脱
水」の順で洗濯を行うが、従来の自動洗濯機と同様「洗
い」の工程は、洗剤の混じった洗濯水中で洗濯物を攪拌
して汚れを落とし、洗濯水を排水し、更に中間脱水を行
って洗濯物から洗剤混じりの洗濯水を搾り取ったところ
で終了する。洗濯の全工程の「洗い」・「濯ぎ」・「脱
水」における「濯ぎ」後に行う脱水と区別するために、
「洗い」や「濯ぎ」の工程の途中で洗濯物から洗剤混じ
りの洗濯水を絞るために行われる脱水のことを、前記の
ように「中間脱水」と称することにする。
【0010】まず、ステップ1000で、給水機構10
を操作して水の給水を開始する。本洗濯機では最初の1
回目の濯ぎ方法は水を外槽に溜め、パルセータ4や洗濯
兼脱水槽3の回転により洗濯物を攪拌し、排水弁を開け
て排水する、所謂「溜め濯ぎ」である。ただし、操作パ
ネルの指示で、この最初の濯ぎ方法の設定を、外槽内に
一定の水量を溜めるように給水・排水をしながら洗濯物
を攪拌して濯ぐ、所謂「注水濯ぎ」に設定変更が可能で
ある。給水を開始した後、ステップ1001では、上記
最初の濯ぎ方法の設定により、「溜め濯ぎ」に進む場合
はステップ1002へ、「注水濯ぎ」なら図6ステップ
2002へ処理を分岐する。ステップ1003で溜め濯
ぎの場合は、必要水量が溜まったところで給水を停止
し、洗濯物の攪拌を開始する。1003の洗濯物の攪拌
方式(パルセータを正逆回転/一方向回転、洗濯兼脱水
槽の回転など)、及び攪拌時間は「洗い」工程と同じ値
・方式を使用する。攪拌が終了するとステップ1004
で排水を開始し、同時に一定周期で濁度測定部12の光
源から光ビームを発射させ、測定した濁度信号を受信す
る。ステップ1005で排水終了まで濁度の測定を繰り
返す。排水が終了するとステップ1006に進み、集め
た濁度の平均値と、予め装置内に設定してある濯ぎ終了
基準値と比較する。濁度が基準値より低ければ濯ぎは十
分に行われたものとして濯ぎの工程を終了し脱水工程に
移る。濁度が濯ぎ終了基準値より高い場合、ステップ1
007で今までに行った濯ぎの回数が、予め設定してあ
る上限値を超えていないか否かを比較する。上限を超え
ていた場合は、センサーあるいは洗濯物に異常があった
ものとして、表示パネルに異常濯ぎを表示して濯ぎ工程
を終了する。濯ぎ上限回数を超えていない場合、濁度が
予め設定されている注水濯ぎ基準値より高い場合は、注
水濯ぎを設定し、注水濯ぎ基準値より低い場合は再度溜
め濯ぎを設定してステップ1000に戻る。
を操作して水の給水を開始する。本洗濯機では最初の1
回目の濯ぎ方法は水を外槽に溜め、パルセータ4や洗濯
兼脱水槽3の回転により洗濯物を攪拌し、排水弁を開け
て排水する、所謂「溜め濯ぎ」である。ただし、操作パ
ネルの指示で、この最初の濯ぎ方法の設定を、外槽内に
一定の水量を溜めるように給水・排水をしながら洗濯物
を攪拌して濯ぐ、所謂「注水濯ぎ」に設定変更が可能で
ある。給水を開始した後、ステップ1001では、上記
最初の濯ぎ方法の設定により、「溜め濯ぎ」に進む場合
はステップ1002へ、「注水濯ぎ」なら図6ステップ
2002へ処理を分岐する。ステップ1003で溜め濯
ぎの場合は、必要水量が溜まったところで給水を停止
し、洗濯物の攪拌を開始する。1003の洗濯物の攪拌
方式(パルセータを正逆回転/一方向回転、洗濯兼脱水
槽の回転など)、及び攪拌時間は「洗い」工程と同じ値
・方式を使用する。攪拌が終了するとステップ1004
で排水を開始し、同時に一定周期で濁度測定部12の光
源から光ビームを発射させ、測定した濁度信号を受信す
る。ステップ1005で排水終了まで濁度の測定を繰り
返す。排水が終了するとステップ1006に進み、集め
た濁度の平均値と、予め装置内に設定してある濯ぎ終了
基準値と比較する。濁度が基準値より低ければ濯ぎは十
分に行われたものとして濯ぎの工程を終了し脱水工程に
移る。濁度が濯ぎ終了基準値より高い場合、ステップ1
007で今までに行った濯ぎの回数が、予め設定してあ
る上限値を超えていないか否かを比較する。上限を超え
ていた場合は、センサーあるいは洗濯物に異常があった
ものとして、表示パネルに異常濯ぎを表示して濯ぎ工程
を終了する。濯ぎ上限回数を超えていない場合、濁度が
予め設定されている注水濯ぎ基準値より高い場合は、注
水濯ぎを設定し、注水濯ぎ基準値より低い場合は再度溜
め濯ぎを設定してステップ1000に戻る。
【0011】ステップ1001で「注水濯ぎ」が設定さ
れていた場合には、ステップ2002に進み、給水を続
けながら洗濯物の攪拌と、排水を開始する。この排水は
排水弁を少し開けて行っても、あるいは、外槽上部の水
あふれ防止用の排水口から流し出させてもよい。排水を
開始するとステップ2003及び2004で、濁度の読
み取りと濯ぎ終了基準値の比較とを繰り返す。濁度が終
了基準以下になったら、ステップ2006で給水を停止
して排水し、濯ぎ工程を終了する。またステップ200
5で、濁度が終了基準以下にならずに予め設定してある
濯ぎ時間の上限を超えてしまった場合、操作パネルに異
常濯ぎの表示を行ってステップ2006に進み、濯ぎを
終了する。
れていた場合には、ステップ2002に進み、給水を続
けながら洗濯物の攪拌と、排水を開始する。この排水は
排水弁を少し開けて行っても、あるいは、外槽上部の水
あふれ防止用の排水口から流し出させてもよい。排水を
開始するとステップ2003及び2004で、濁度の読
み取りと濯ぎ終了基準値の比較とを繰り返す。濁度が終
了基準以下になったら、ステップ2006で給水を停止
して排水し、濯ぎ工程を終了する。またステップ200
5で、濁度が終了基準以下にならずに予め設定してある
濯ぎ時間の上限を超えてしまった場合、操作パネルに異
常濯ぎの表示を行ってステップ2006に進み、濯ぎを
終了する。
【0012】以上のように、本発明によれば濁度センサ
ーの測定値を反映して洗濯機の運転工程を進めることに
より、過不足の無い濯ぎを行って洗濯することが出来
る。
ーの測定値を反映して洗濯機の運転工程を進めることに
より、過不足の無い濯ぎを行って洗濯することが出来
る。
【0013】
【発明の効果】本発明の洗濯機は、濯ぎ不足で洗濯物に
洗剤が付着したままだったり、濯ぎ過ぎで水を無駄にし
たりすることなく、最適な方法と時間で濯ぎを行う。
洗剤が付着したままだったり、濯ぎ過ぎで水を無駄にし
たりすることなく、最適な方法と時間で濯ぎを行う。
【図1】本発明の一実施例である洗濯機の側面図。
【図2】本発明の洗濯機の制御基板のブロック構成図。
【図3】本発明の洗濯機の排水口の濁度センサー取り付
け部分の構成図。
け部分の構成図。
【図4】本発明の洗濯機の濁度測定方法を示す図。
【図5】本洗濯機の濯ぎ工程のソフトウェアのフローチ
ャート。
ャート。
【図6】本洗濯機の濯ぎ工程のソフトウェアのフローチ
ャート。
ャート。
1…洗濯機外枠、2…外槽、3…洗濯兼脱水槽、4…パ
ルセータ、5…モータ及び伝達機構、6…制御基板、7
…操作パネル、8…蓋、9…支持棒、10…給水機構、
11…排水機構、12…濁度測定部、101…マイクロ
プロセッサユニット(MPU)、102…操作パネルコ
ントローラ、103…リードオンリーメモリ(RO
M)、104…ランダムアクセスメモリ(RAM)、1
05…システムバス、106…モータコントローラ、1
07…センサ信号受信部。
ルセータ、5…モータ及び伝達機構、6…制御基板、7
…操作パネル、8…蓋、9…支持棒、10…給水機構、
11…排水機構、12…濁度測定部、101…マイクロ
プロセッサユニット(MPU)、102…操作パネルコ
ントローラ、103…リードオンリーメモリ(RO
M)、104…ランダムアクセスメモリ(RAM)、1
05…システムバス、106…モータコントローラ、1
07…センサ信号受信部。
Claims (1)
- 【請求項1】 底部に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と前
記洗濯兼脱水槽を回転自在に内包する外槽と、前記回転
翼及び/または前記洗濯槽を回転させる駆動装置と、前
記洗濯槽に対する洗濯水の給水及び排水を行う給排水機
構と、該給排水機構に取り付けられた水質センサーと、
これらを制御する制御装置を備えた洗濯機において、上
記槽内から排水される水の濁度を上記水質センサーによ
り検出し、その検出結果に基づいて上記制御装置が洗濯
機の運転方法及び/または時間を決定することを特徴と
する洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000372918A JP2002166092A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000372918A JP2002166092A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002166092A true JP2002166092A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18842385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000372918A Pending JP2002166092A (ja) | 2000-12-04 | 2000-12-04 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002166092A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013506A (ko) * | 2002-08-07 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 살균 세탁기 및 그 제어 방법 |
WO2004106616A1 (en) * | 2003-05-28 | 2004-12-09 | Lg Electronics, Inc. | Control method of washing machine |
US7971301B2 (en) | 2003-05-28 | 2011-07-05 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and the control method of the same |
KR101447151B1 (ko) | 2008-03-25 | 2014-10-13 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 및 그 제어방법 |
CN110629456A (zh) * | 2019-08-26 | 2019-12-31 | 格力电器(成都)有限公司 | 一种洗涤时长的控制方法、计算机可读存储介质及洗衣机 |
CN111560732A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-08-21 | 安徽康佳同创电器有限公司 | 一种洗衣控制方法、智能洗衣机及存储介质 |
-
2000
- 2000-12-04 JP JP2000372918A patent/JP2002166092A/ja active Pending
Cited By (8)
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