JP2789734B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2789734B2
JP2789734B2 JP1295835A JP29583589A JP2789734B2 JP 2789734 B2 JP2789734 B2 JP 2789734B2 JP 1295835 A JP1295835 A JP 1295835A JP 29583589 A JP29583589 A JP 29583589A JP 2789734 B2 JP2789734 B2 JP 2789734B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、槽内の液の汚れ度合を光学的に検出して洗
いまたはすすぎ運転を自動的に行うようにした洗濯機に
関するものである。
従来の技術 従来、この種の洗濯機として特開昭61−50595号公報
に示されているように、洗濯液の濁度変化を光学的に検
出する汚れ度合検知器を設け、この汚れ度合検知器の出
力データに基づいて洗いまたはすすぎ運転を自動的に行
うものがある。
発明が解決しようとする課題 しかし上述のような洗濯機の制御装置では、洗濯時に
発生する泡の影響が大きく、洗濯物からおちる汚れによ
る洗濯液の濁度変化を正確に検出することは困難であっ
た。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するもので、洗
濯時に発生する泡の影響を受けないようにして、洗濯物
からおちる汚れによる洗濯液の濁度変化を正確に検出し
て洗いまたはすすぎ運転を制御するようにし、また洗浄
効率の低下等の弊害を招かないようにすることを目的と
する。
また第2の目的は、洗剤が追加されてもこれを検知し
て、洗濯時間が短くなってしまうという弊害をなくすこ
とである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の第1の手段は、
槽内の液の光の透過率を検出する透過率検出器と、前記
透過率検出器の出力データを一定回数検知してその検知
データを所定周期毎に処理し、周期毎の出力データの最
大値をその周期の汚れ度合いデータとし、それに基づい
て洗いまたはすすぎ運転を制御する制御手段とを備え、
前記最大値は、周期毎に前記透過率検出器からの出力デ
ータを逐次検知し、前回周期で決定された最大値以下で
あってその最大値から一定回数前の周期の最大値からの
変動を差し引いた値以上の範囲内にある検知データに基
づいて該周期の最大値を決定するものである。
また、本発明の第2の手段は、請求項1記載の発明に
加え、該周期の検知データのすべてが前回周期で決定さ
れた最大値以下であってその最大値から一定回数前の周
期の最大値からの変動を差し引いた値以上の範囲内にな
い場合は、前回周期の最大値を該周期の最大値のみなす
ものである。
作用 本発明によれば、洗濯時に発生する泡の影響を受ける
ことなく、洗濯物からおちる汚れによる洗濯液の濁度変
化を正確に検出し、洗濯物の汚れ度合に応じた適度な洗
い時間および使用された洗剤量に応じた適度なすすぎ時
間で制御することが可能となる。また、透過率検知のた
めに水流を弱めたり撹拌を停止したりするこなはないの
で洗浄効率の低下等の弊害を招くおそれもない。
また、特に、汚れの少ない洗濯物を多量の洗剤で洗わ
れた場合は、細かい泡が多量に発生し、単に周期的に検
知データの最大値をとるだけでは泡の影響を完全に取り
除くことはできないが、本発明の手段によれば、泡の影
響を受けた検知データの大部分を排除することができ、
正確にもっとも泡の影響を受けなかった検知データを最
大値とすることができる。
さらに、1回の周期で泡の影響を除去できなかった場
合は、検知データに基づく最大値を決定することができ
ないが、この場合は、前回の最大値を該周期の最大値と
することにより、洗濯またはすすぎをスムーズに進める
ことができる。
実施例 以下、本発明を全自動洗濯機に適用した場合の実施例
について図面を参照して説明する。
第2図は全自動洗濯機の断面図であり、1は外枠、2
は水受け槽、3は洗濯兼脱水槽であり、6は洗いまたは
すすぎ時には撹拌翼4を、脱水時には洗濯兼脱水槽3を
回転させるように洗濯兼脱水モータ5の動力を切換える
ための動力切換機構である。7は水位に対応した圧力を
発生させるための空気だまりであり、9は空気だまり7
内で発生した圧力を水位検知手段8へ伝えるためのエア
ーホース、10は水受け槽2内の液を外部へ排出するため
の排水弁、11は排水ホース、12は水道水を水受け槽2内
へ供給するための給水弁である。13は水受け槽2内の液
の透過率を検出するための透過率検出部であり、第3図
で示すがごとく赤外発光素子13aおよび受光素子13bで構
成される。
次に、全自動洗濯機の要部構成を第1図に示す。同図
において、14は洗い,すすぎ,脱水のどの工程を動作さ
せるかや水位等を設定するための入力手段、15は入力手
段14で設定された内容や洗濯の進行状況等を使用者に知
らせるための表示手段、8は水受け槽2内の水位を検知
して電気信号を発生する水位検出手段、16および17は洗
濯兼脱水モータ5を駆動するための双方向性サイリス
タ、18は給水弁12を駆動するための双方向性サイリス
タ、19は排水弁10を駆動するための双方向性サイリス
タ、20は商用電源、21は電源スイッチ、22は水受け槽2
内の液の汚れ度合を検出するための透過率検出器、23は
透過率検出器22の出力信号をA/D変換部に入力してA/D変
換し、そのデータに基づいて洗い,すすぎ,脱水の各工
程の動作を制御する制御手段たるマイクロコンピュータ
(以下マイコンと称す)である。
第4図に透過率検出器22の一例を示してある。22aはP
WM回路とD/A変換部からなり、マイコン23からの信号を
受けて赤外発光素子13aに一定電流を流すための定電流
源であり、22bおよび22dは抵抗、22cはマイコン23から
の信号により赤外発光素子13aに流す電流のON・OFFを制
御するトランジスタである。
上記構成の全自動洗濯機において、本発明の実施例に
ついて第6図のフローチャートおよび第7図,第8図の
特性図を参照して説明する。
まずその前に、本発明の概略を説明しておくと、洗濯
時の水受け槽2内は撹拌のたびに泡の影響を受けて、第
5図に示すがごとく、透過率検出器22の出力電圧V0は大
きく変化する。一般的に、透過率検出器22の出力電圧V0
の変化がなくなった、すなわち飽和したときをもって洗
濯終了とするが、泡の影響が大きいとなかなか飽和しな
いので、洗濯物が汚れていなくても洗濯時間が長くなる
傾向にある。そこで、マイコン23は泡の影響を受けない
ようにするために、透過率検出器22の出力電圧V0を1秒
毎に測定し、30秒間の最大値をその間の汚れ度合データ
として洗いまたはすすぎを制御するものである。
さて第6図のフローは30秒毎に実行されるものとし、
そして30秒毎にmは1ずつインクリメントされるものと
する。マイコン23は、まずステップ100およびステップ1
01で初期設定を行い、Vmax=O,N=1とする。続いてス
テップ102でトランジスタ22cをONして赤外発光素子13a
に電流を流し、ステップ103でTa(たとえば0.05秒)の
遅延の後、ステップ104で入力した透過率検出器22の出
力電圧V0をA/D変換して、この値をV(N)とし、ステ
ップ105でトランジスタ22cをOFFして赤外発光素子13aへ
の通電を停止する。ステップ106およびステップ107で
は、V(N)が今までの最大値Vmax以上で、なおかつ前
回の30秒間の最大値Vm-1と前回までの2分間の変化量Δ
Vm-1とで決まる、上限値Vm-1,下限値(Vm-1−ΔVm-1
の範囲内であれば、ステップ108へいってV(N)の値
をVmaxとする。ここでΔVm-1はVm-5−Vm-1であり、上記
の理由を第7図を用いて説明する。通常の洗濯で発生す
る泡は第5図で示したように、透過率検出器22の出力電
圧V0を1秒毎に測定し、30秒間の最大値をとることによ
りその間の正しい汚れ度合データを得ることができる
が、ほとんど汚れていない洗濯物を多量の洗剤で洗われ
た場合は、細かい泡が多量に発生して30秒間の最大値を
とることで泡の影響を取り除くことができないときがあ
る。例えば第7図中の時刻tmのデータVmがそうで、時刻
tm-5からはほとんど変化しないはずが時刻tmで泡の影響
を受けてVm′まで下がっている。泡の影響のない真のデ
ータはVmと予測されるので、Vm′の値を無視するために
前回までの値から今回の値に対して上限値と下限値を規
定し、範囲内の値がなかった場合は前回の値と同じにす
る方法としている。次に、ステップ109でN=30すなわ
ち30秒たっていれば、ステップ112へいき、30秒たって
いなければ、ステップ110でTb(例えば0.95秒)の遅延
の後、ステップ111でNを1インクリメントしてステッ
プ102へもどる。ステップ112では、Vmaxの値があるかど
うかを判定し、値があればステップ114へいってVmax
値をVmとして、ステップ116へいってmを1インクリメ
ントして終わる。ステップ112で、Vmaxの値がなけれ
ば、ステップ115へいって前回の値Vm-1の値をVmとし
て、ステップ116へいってmを1インクリメントして終
わる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、洗濯時に発生する泡の
影響を受けないようにして、洗濯物からおちる汚れによ
る洗濯液の濁度変化を正確に検出して洗いまたはすすぎ
運転を自動で行うようにでき、さらに洗濯物がほとんど
汚れていなくてしかも洗剤が多くいれられて泡が多量に
発生しても、濁度変化が飽和したことを早く検知して早
く洗濯を終了するという効果がある。
さらに赤外発光素子には瞬間的に大電流が流せるの
で、検知部分の内壁が汚れてきてもその汚れ度合に応じ
て電流を多く流せば、汚れていないときと同様に水受け
槽内の液の汚れ度合が精度良く検知できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全自動洗濯機のブロック
図、第2図は同全自動洗濯機の断面図、第3図は同透過
率検出部の断面図、第4図は同透過率検出部の回路図、
第5図は同透過率検出部の出力を示す特性図、第6図は
同制御を示すフローチャート、第7図は同制御手段が判
断する汚れ変化を示す特性図である。 2……水受け槽、13……透過率検出部、22……透過率検
出器、23……マイコン制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 俊雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−189092(JP,A) 特開 平2−243192(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 33/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】槽内の液の光の透過率を検出する透過率検
    出器と、前記透過率検出器の出力データを一定回数検知
    してその検知データを所定周期毎に処理し、周期毎の出
    力データの最大値をその周期の汚れ度合いデータとし、
    それに基づいて洗いまたはすすぎ運転を制御する制御手
    段とを備え、前記最大値は、周期毎に前記透過率検出器
    からの出力データを逐次検知し、前回周期で決定された
    最大値以下であってその最大値から一定回数前の周期の
    最大値からの変動を差し引いた値以上の範囲内にある検
    知データに基づいて該周期の最大値を決定する洗濯機。
  2. 【請求項2】該周期の検知データのすべてが前回周期で
    決定された最大値以下であってその最大値から一定回数
    前の周期の最大値からの変動を差し引いた値以上の範囲
    内にない場合は、前回周期の最大値を該周期の最大値と
    みなす請求項1記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60103401A (ja) * 1983-11-11 1985-06-07 Toshiba Corp プロセス制御計算機
JPS62189092A (ja) * 1986-12-18 1987-08-18 株式会社東芝 洗濯機

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