JPH03168185A - 洗濯機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗濯物の汚れ度合、洗濯物の量に応じて、洗い
、會たぱすすぎ運転を制御するようにした洗濯機の制御
装置に関する。

従来の技術 洗濯物の汚れ度合、および洗濯物の量に応じて、洗い、
１たぱすすぎ運転を制御する従来例として、たとえば特
開昭６１　　１７２５９３−Ｆｊ公報に示す２べ ものがある。すなわち、洗濯物の量を検知する布量セン
サにより、布量に応じた水位を決定し、汚れ度合命検知
する汚れセンサにより汚れの大小を判定し洗いを制御す
るものであった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の如き汚れの落ち具合を汚れセンサ
により検知する方法では、次のような課題があった。

（１）洗濯液の汚れ度合を汚れセンサの変化により検知
する方法では、汚れの落ち具合を間接的にとらえるもの
で、汚れが落ちたかどうかの判定誤差が大きい。

（２）特に泥汚れの場合には、初期の洗濯液の汚れ変化
が大きく、かつ数分後の汚れ変化は小さいが、汚れはな
かなか落ちない。つ會り洗濯液の汚れ変化と、汚れの落
ち具合は必ずしも対応しない。

（３）布量が少ｉい場合には、洗濯物に加わる機械力が
大缶〈、洗い時間を長〈すると布傷みが大きく々る。

３・ノ （４）布量が多い場合には、攪拌開始しても、布が完全
に吸水しておらず、かつ布回りが悪いため汚れによる洗
濯液の濁度変化は少し小さくなり、結果的に洗い時間が
不足する。

（５）機械油汚れの場合には、徐々に洗濯液の汚れが変
化して洗い時間は長くなる割には、濁れば落ちに＜＜、
布傷みのみ大きい。

（６）日常の汚れ物の時間に対する洗濯液の濁度変化は
、粉末洗剤の溶け具合による濁度変化と、ほぼ同じであ
り、従来の方法では洗い時間が短かくなる。

本発明は、上記課題に鑑み、洗濯液の汚れ度合を検知し
て洗いを制御するのみではなく、洗濯物の量も検知Ｌ２
て、布量センサと汚れセンサからの信号により洗いある
いはすすぎを制御し、洗浄効果が高く、布傷みの少ない
洗濯機を実現することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、布量センサによ
り判定した布滑データと、汚れセンサからの汚れの大小
判定データにより洗い時間等の洗い工程を制御するもの
である。すなわち、布量センサからのデータに応じて最
低、督よび最高の洗い時限を定め、汚れセンサからのデ
ータに無関係に、最低の洗浄率を確保し、布傷みを防止
するものである。渣た、布量に応じた追加洗い時間を定
め、汚れセンサより判定した洗い時間に、布量に応じた
洗い時間を追加して、布’ｆＪｋが多い場合には、洗い
時間合長く設定する。

作用 上記技術的手段によれば、洗い時間の上限と下限は布量
センサにより判定した布量に応じて汚れセンサと無関係
に定められるので、汚れセンサにより汚れが少ない場合
でも、最低の洗浄率が確保される。１た、汚れが大きく
て、少量の場合には洗い時間力；長くたって布傷みが大
きくなる課題を、布量に応じた上限時間設定により防止
できる。通常洗い時間は、ほとんど汚れセンサにより判
定された時間となるように、濁度と濁度の時間変化率に
より推論される。つ１り、洗いの落ち具合いに６ より洗い時間を決定するのでは＆＜、汚れの大小に対応
した洗濯液の濁度と、洗濯液の一定時間に対応した濁度
変化より洗い時間を推論し、上下限内にあれば、汚れセ
ンサからの推論により洗い時間を決定する。

筐た、汚れセンサにより最適洗い時間を推論し、さらに
布量に応じた補正時間を加えれば、洗浄効果は高くなる
。

実施例 以下、図面に従かい木発明の実施例を説明する。

第１図は、本発明による汚れ検知装置の一実施例を示す
、８は光センサで、発光素子８ａと受光素子８ｂを対向
して配置２，、発光素子８ａの発光出力を一定にして、
受光素子８ｂの出力信号を検知し、洗濯液の汚れを検知
する。発光素子８１Ｌの発光ｔ｛５力は、マイクロコン
ピュータ１　６　（Ｄ　出力ｈ号（パルス幅制御信号、
以降、ＰＷＭ信号と称す）を制御して、洗曜液が清水の
時に光センサ出力信号が基準値となるように、汚れ検知
装置１９を制御する。すなわち、ＰＷＭ信号をＤ／▲変
換回路６　・・−　７ １９１Ｌにより直流電圧に変換し、コレクタに発光素子
８ａが接続されたＫＰＭ　｝ランジスタ１９ｂのベース
電圧會制御し発光出力を制御する。トランジスタ１９ｂ
のエミッタにはエミッタ抵抗１　９　ｃを接続し、定静
流効果を持たせる。受光素子８ｂのエミッタ抵抗１９ｅ
ｌの出力信号Ｔｅｌｄ、マイクロコンピュータ１６のＡ
／Ｄ変換入力端子に加える。清水の時の受光素子８ｂの
出力信号Ｗｅが基準値ＶＳとなるように、発光出力制御
し、Ｖｓからのセンサ電圧変化を検知することにより濁
度検知が可能となる。

第２図は、本発明による洗濯機の構成の一実施例會示す
。１は洗ｍ脱水槽で、底部に攪拌翼２を設け、洗い、す
すぎの攪拌時に回転させる。１た脱水時には、攪拌翼２
と洗濯脱水槽１は同時に回転する。３ぱ洗濯槽で洗い、
及びすすぎ時に洗濯水を溜める。４は洗濯槽３等を吊り
下げる吊り棒で、５は全体を保持する筐体である。６は
モータで、減速装置７を介して攪拌翼２１たは洗濯脱水
槽へ回転力を伝達する。９は洗曜槽底部に設けら７　　
、 れた排水口で、排水弁１０に接続された排水パイプ１１
に光センサ８を配設する。洗濯槽３の底部と排水弁１０
を接続する排水パイプ中の洗招液の濁度を検知すること
により洗濯物の汚れナ検知する。

第３図は本発明による洗濯機の制御装置のブロックダイ
ヤグラムの一実施例である。交流電源１２より制御装置
１３へ交流電力を加え、制御装置１３ぱ、モータ６，排
水弁１０．給水弁１４等を制御する。６′はモータ６の
進相用コンデンサである。１６は洗曜槽３の水位を検知
する水位センサで、１６はマイクロコンピュータ，１７
ぱ洗濯物の＠を検知する布量センサである。布チｌ・セ
ンサ１７は洗い攪拌中にかけるモータ休止時の攪拌翼の
惰性回転数を検知し布量會判定するものである。すなわ
ち、布量が小さければ、惰性回転数が大きく、進相コン
デンサ６′の減衰パ〃ス数は第５図に示すように大きく
なる。第５図のＶｃは布量検知のための攪拌中、モータ
オフした瞬間のコンデンサ電圧で、Ｖｐは布量センサ１
７の出力パルスである。布量が大きい時には第６図ｂに
示すようにコンデンサ電圧Ｖｐは減衰が大きく、出力パ
ｌレスｖｐは減少する。１８は記憶回路で、汚れ検知装
置１９の発光出力制御データを記憶するものである。２
０ぱパワースイッチング装置で、マイクロコンピュータ
１６からの制御信号によりモータ６．排水弁１０，給水
弁１４等の電力部品を制御する。２１Ｆｉ操作表示装費
で、各神のスイッチ．表示部品からなり使用者が指示し
、あるいは表示，報知するものである。

第４図は汚れ検知装置１９のセンサ出力電圧の変化を示
すもので、時間Ｔ。からＴ，ｔで給水し、Ｔ，から洗い
攪拌を開始し、洗濯液の汚れによりセンサ電圧ＶｅＦｉ
低下する。洗い時間は、センサ電圧Ｗｅの給水時の基準
電圧Ｖｓからの変化分により最適時間を推論し、Ｔ２に
て洗いが終了する。

Ｔ２〜Ｔ３期間は、排水及び中間脱水であり、Ｔ３時点
にてすすぎの給水が始１る。Ｔ３〜Ｔ４期間中に、汚れ
検知装置１９のセンサ出力信号が基準値Ｖｓとなるよう
に発光素子８１Ｌの発光出力を調整９　・・　， する。調整完了後、発光出力會一定にし、発光出力制御
データを記憶回路１８ヘメモリする。Ｔ４からすすぎ攪
拌會開始し、一定時間経過後のＴ５時点でのセンサ電圧
変化ＩＶ＝Ｖｓ−Ｗｅに応じて以降のすすぎ運転を制御
する。ｌｖが大きければ濁度が大きく、すすぎ時間，す
すぎ回数を大きくする。

第６図は木発叩による洗ｔ７１２機の制御のフローチャ
ートの一実施例を示す。１６０の洗いスタート時点より
、１ず、１６１の発光出力制御サブルーチンを実行する
。これは、記憶回路１８より発光出力制御データを読み
出し、発光出力制御データにより、発光素子８＆の発光
出力を一定に制御し、発光エネμギーを受光素子８ｂに
加える。１６２は布量検知と布量に応じた水位決定のサ
ブルーチンで、極少量水位１で給水し、攪拌翼を周期的
に回転させ、モータ６のオフした瞬間のコンデンサパル
ス数により布量を判定し、布量に応じた水位を再設定す
る。布量検知の方法は、攪拌翼の惰性回転数を直接カウ
ントしてもよい。１６３　，　１　６４１０　、　７ にて布量に応じた水位１で給水し、１６６以降より洗い
攪拌を開始する。１６６は洗い攪拌と、周期的に汚れ検
知装置の出力信号ｖｅｔ−人力するサグμ−チンで、１
６６は、入力した汚れ検知装置の時間的ｉ変化率ＩＶ／
Ａｔが設定値に達したかどうかを判定する。第７図に汚
れの大小を判別し、洗い時間の制御法を示すもので、汚
れが大の場合には、亀に示すようにセンサ電圧Ｗｅは低
下する。

センサ電圧Ｗｅの変化率がほぼ一定となった時点ｔ１に
釦けるセンサ電圧Ｗｅの大小に応じて洗い追加時間ＪＴ
を制御し、基準値Ｖｓからのセンサ電圧の変化が大きい
ほど汚れが大きく、追加時間ＪＴを大きくする。汚れが
小さい場合には、ａ′に示すようにセンサ電圧の変化率
がほぼ一定となったｔ１′でのセンサ電圧ｖ６は高くな
り、基準値ｖＳとの差は小さい。この場合には追加時間
ＪＴ／を小さ〈する。１６７ぱ汚れ判定、洗いすすぎ設
定ルーチンで以上に説明したような動作を行なう。

泥汚れの場合、センサ電圧飽和時間ｔ，は短かいが、基
準値Ｖｓからの変化ｄ大きく汚れは大と判１　１　・ 定し、追加時間，｛Ｔを大きくするので、泥汚れの場合
も洗い時間が長くなり、洗浄効果は高くなる。

マイクロコンピュータ内に、飽和時間ｔ，とセンサ電圧
変化に対応した推論テープ／ｌ／を用意し、最適洗い時
間を推論する。しかじな７′ｌ二ら、汚れ検知装置から
データのみでなク、Ｍｒ．８図に示すように洗い時間の
上限と下限を決めて釦〈。すなわち洗い時間Ｔｗは、以
下の数式で表わされる。

Ｔｗ＝（布量に応じた下限値）≦（（汚れセンサの判定
値）＋（布量による補正値））≦（布量に応じた上限値
） １６８は洗い時間がＴｗに達したかどうか判別するもの
で、１６９は排水中間脱水サブＮ−チンで、１７０以降
よりすすぎ工程となる。１７０，１７１により、一定制
御水位１で給水，排水パイプ内に給水されたことを確認
して、１７２にて発光出力制御・メモリサプノレーチン
を実行する。これはセンサ出力が基準値Ｖｓとなるよう
に発光出力制御するもので、基準値Ｖｓに設定できれば
、発光出力制御データを記憶回路１８に書き込むルーチ
ンである。基準値Ｖｓに幅を持たせた場合には、その時
設定された基準値Ｖｓと発光出力制御データをそれぞれ
記憶回路に書き込む。

発明の効果 以上述べた如く本発明は、汚れ検知装置からの洗濯液の
汚れに応じたデータと、布量センサにより検知した布量
に応じたデータにより洗い、あるいはすすぎを制御する
ので、下記の効果を奏する。

（１）布量に応じた最低の洗浄効果を確保でき、１た、
布傷みの防止ができる。

（２）布量に応じて、最低，最高洗い時間を設定し、布
量が大きい時、それぞれ太き〈するので、布量にかかわ
らず、最低洗浄率をほぼ一定とすることができ、布傷み
も一定となる。

（３）布量に応じて、汚れ検知装置によるデータに、洗
い時間を追加するので、さらに洗浄効果を高め、布傷み
を減少できる。

（４）布量が多くて全体の汚れは少なく、局所的に汚れ
ている場合には、洗曜液による汚れ検知は困難であるが
、布量に応じて洗い時間あるいは１３　・・−　７ 水流等を増加させるので洗浄効果を高めることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による汚れ検知装置の一実施例を示す回
路図、第２図は本発明による洗濯機の構成の一実施例を
示す断面図、第３図は本発明による洗濯機の制御装置の
ブロック図、第４図は洗い．すすぎの運転時における汚
れ検知装置のセンサ電圧変化を示す図、第６図は布希セ
ンサの布景に応じた検知信号３よびパｐスを示す図、第
６図は本発明による制御のフローチャート、第γ図は洗
い時のセンサ電圧変化と汚れ検知釦よび洗い時間制御方
法を示す図、第８図は布量に応じて洗い時間を制御する
テーブルの一実施例を示す図である。 １６・・・・・・マイクロコンピュータ、１７・・・・
・・布量センサ、１９・・・・・・汚れ検知装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　洗濯物の量を検知する布量センサと、洗濯液の汚れ度
   合を検知する汚れ検知装置と、前記布量センサと前記汚
   れ検知装置の出力信号に応じて、洗いまたはすすぎを制
   御するマイクロコンピュータよりなり、布量と汚れ度合
   に応じて洗い時間、あるいはすすぎ時間等を制御するこ
   とを特徴とする洗濯機の制御装置。