JP2910215B2 - 洗濯機の運転方法 - Google Patents

洗濯機の運転方法

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武人 ▲高▼橋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は槽内の濁度を検出して洗濯運転の制御を行う
洗濯機の運転方法に関するものである。
従来の技術 従来より、発光素子と受光素子とにより洗濯液の濁度
を検出して、その濁度の変化に応じて洗濯時間を決定す
る方法が提案されている。この洗濯時間の決定方法は、
洗濯の撹拌を始めてから、受光素子の出力信号を一定時
間毎に取り込んで、その値が所定のしきい値に達する
か、前回データとの変化量が所定値以内となって飽和状
態となったときの時間を基に決定するものであった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような方法では、ウール等の繊維
から成るデリケートな洗濯物を洗うために、機械力を弱
くして撹拌する場合、洗濯物からの汚れの出力が少な
く、濁度の飽和する時間が長くなり、この飽和する時間
を検知したときには、デリケートな洗濯物が縮んでしま
うという課題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、デリケートな洗濯物が縮
んでしまう前に汚れの度合を検知し、その汚れに応じた
洗濯時間を決定できるようにすることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、内槽を内包する
外槽と、前記内槽の内底部に配置されたパルセータと、
パルセータおよび内槽を駆動するモータと、発光素子と
受光素子とにより槽内の液と濁度変化を検出する濁度検
出器と、前記発光素子の出力変化に応じて洗濯時間を制
御する制御手段とを備えた洗濯機において、デリケート
な洗濯物を洗濯する場合には、洗濯の撹拌開始から所定
時間経過後に濁度を検出し、この検出時と予め定められ
た衣類の縮みを防ぐ最大洗濯時間との間で撹拌が終了す
るよう洗濯時間を決定する洗濯機の運転方法である。
作用 この構成により、デリケートな洗濯物が撹拌によって
縮んでしまう時間の中間点付近で、受光素子の出力信号
の判定、すなわち汚れの度合の判定を行い、その汚れ度
合に比例し、かつ、デリケートな洗濯物が縮んでしまう
前に洗濯を終了するように洗濯時間を設定することで、
洗濯物を縮みから保護することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
本実施例における洗濯機の概略構成を第1図に示す。
同図において、1は固定式外槽、2は洗濯液、3は内槽
で、壁面に多数の穴を有している。4はパルスモータ
で、内槽3の内底部に配置されている。5は洗濯液2を
排水弁6を通じて排水するための排水管で、外槽1の底
部に接続されている。7はこの排水管5に設置された発
光素子であり、8はこの発光素子7に対峙させて設置さ
れた受光素子であり、この発光素子7と受光素子8によ
り濁度検出器を構成している。9はパルスモータ4用の
モータ、10はモータ制御部である。11は濁度検出器の感
度を一定に調節する発光制御部であり、12はモータ制御
部10や発光制御部11を洗濯プログラムに応じて制御する
負荷制御手段である。13は受光素子8の出力電圧に応じ
た洗濯時間のデータをして記憶しているROM、14は受光
素子8の出力信号に応じたROM13のデータを用い、洗濯
プログラムに応じた演算をして洗濯時間を決定する演算
手段である。
ここで、演算手段14が受光素子8の出力信号に応じた
洗濯時間を決定する方法を、第2図から第4図によって
説明する。第2図は、ウール等の繊維から成るデリケー
トな洗濯物を洗濯したときに、洗濯の撹拌時間に対する
受光素子8の出力電圧の変化の例である。第3図は、RO
M13に記憶されている受光素子8の出力電圧に応じた洗
濯時間のデータである。また、第4図は、演算手段14が
受光素子8の出力信号に応じた洗濯時間を決定する手順
を示すフローチャートである。
まず、洗濯の撹拌スタート時は、発光制御部11により
受光素子8の出力電圧は3.0Vに調整されている。そし
て、洗濯スタートとともにモータをON−OFF制御して槽
内の撹拌を行う。この後の受光素子8の出力電圧は、第
2図に示すように軽い汚れの場合と少しひどい汚れの場
合、あるいは、透明度の比較的高い液体洗剤を使用する
場合と水に溶けるまで時間を要する粉末洗剤を使用する
場合とでは、その変化の仕方が異なってくる。そして、
ウール等の繊維から成るデリケートな洗濯物を洗濯する
場合は、パルスモータ4による撹拌力を通常の洗濯より
弱くしているため、汚れの出力、あるいは、洗剤の溶け
方が弱く、受光素子8の出力電圧は徐々に低下してい
き、そのまま撹拌を継続すると、軽い汚れの場合は5分
30秒で受光素子8の出力電圧は飽和し、少しひどい汚れ
の場合は、7分で飽和する。
しかし、ウール等の繊維から成るデリケートな洗濯物
を洗濯する場合、撹拌力にもよるが、仮に4分以上洗濯
をすると衣類の縮みが出てくるとすれば、上述の飽和時
間を検出して洗濯時間を決定することはできない。そこ
で、衣類の縮みを防ぐことに重点をおいて洗濯時間を設
定すると、最大洗濯時間は4分となる。そして、汚れの
度合や洗剤の種類によって洗濯時間を決定するために、
撹拌を始めてから2分後の受光素子8の出力電圧値を入
力する。続いて、その出力電圧値に応じて撹拌時間をRO
M13から転送する。たとえば、撹拌を始めてから2分後
の受光素子8の出力電圧値が、1.8Vの場合は、第3図に
より撹拌時間を3分とする。よって、洗濯スタートから
3分で次の工程に移行する。以上のように、第3図の撹
拌時間は、受光素子8の出力電圧値を入力する検知時間
から、衣類の縮みを防ぐ最大洗濯時間の間で設定してい
る。したがって、洗濯物をいためることなく汚れの度合
や洗剤の種類に応じた洗濯時間を決定することができ
る。
ここで、撹拌時間は第3図に示すようなテーブル形式
で与えるようにしていたが、数式で与えるようにしても
さしつかえない。
通常の衣類かデリケートな衣類かの判定を、使用者が
設定手段により設定するようにすれば、デリケート衣類
の洗濯は上記制御にもとづいて行い、通常の衣類の洗濯
制御を行う洗濯機に採用することも可能である。
発明の効果 以上のように本発明は、発光素子と受光素子とにより
洗濯液の濁度を検出し、デリケートな洗濯物が撹拌によ
って縮んでしまう時間の中間点付近で、受光素子の出力
信号の判定、すなわち汚れの度合の判定を行い衣類の縮
みを防ぐ最大洗濯時間の間で洗濯時間を決定するので、
大切な衣類が洗濯によって縮んでしまうことを防ぐこと
ができ、汚れの度合や洗剤の種類に応じた洗濯を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す洗濯機の制御装置のブ
ロック図、第2図はウール等の繊維から成るデリケート
な洗濯物を洗濯したときに洗濯の撹拌時間に対する受光
素子の出力電圧の変化図、第3図はROMに記憶されてい
る受光素子の出力電圧に応じた洗濯時間のデータを示す
図、第4図は演算手段が受光素子の出力信号に応じた洗
濯時間を決定する手順を示すフローチャートである。 1……外槽、2……洗濯液、3……内槽、7……発光素
子、8……受光素子、13……ROM、14……演算手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−23995(JP,A) 特開 昭55−5627(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 33/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内槽を内包する外槽と、前記内槽の内底部
    に配置されたパルセータと、パルセータおよび内槽を駆
    動するモータと、発光素子と受光素子とにより槽内の液
    と濁度変化を検出する濁度検出器と、前記発光素子の出
    力変化に応じて洗濯時間を制御する制御手段とを備えた
    洗濯機において、デリケートな洗濯物を洗濯する場合に
    は、洗濯の撹拌開始から所定時間経過後に濁度を検出
    し、この検出時と予め定められた衣類の縮みを防ぐ最大
    洗濯時間との間で撹拌が終了するよう洗濯時間を決定す
    る洗濯機の運転方法。
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