JPH0426471Y2 - - Google Patents

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JPH0426471Y2
JPH0426471Y2 JP1987111003U JP11100387U JPH0426471Y2 JP H0426471 Y2 JPH0426471 Y2 JP H0426471Y2 JP 1987111003 U JP1987111003 U JP 1987111003U JP 11100387 U JP11100387 U JP 11100387U JP H0426471 Y2 JPH0426471 Y2 JP H0426471Y2
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fabric
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、例えば布帛の連続洗浄処理時におい
て使用される洗浄液槽内洗浄液の汚染度を自動的
に検出しかつその洗浄液の汚染度が高められてい
るときは、洗浄液中に清水を追加して洗浄液槽内
洗浄液による布帛の洗浄効果を高めることができ
るようにした、布帛の洗浄液槽における洗浄液汚
染度の検知センサに関するものである。
〔考案の背景〕
工業生産する長尺布帛を、例えば前処理、染色
処理等の処理を行なつた後は、これらの処理に続
いて、該布帛を洗浄処理する必要がある。そこで
従来においては、これらの長尺布帛を有効に洗浄
するための各種の洗浄装置が開発されている。従
来のこの種の洗浄装置を大別すると、洗浄液を満
水せしめた洗浄液槽内に布帛を連続的に通過させ
る浸漬タイプのものと、連続的に移送される布帛
に向けて洗浄水を吹き付ける水流タイプのものと
に区分されるが、前者の浸漬タイプの洗浄装置に
おいては、布帛の洗浄時間の経過と共に液槽内の
洗浄水が汚染され、洗浄効果が次第に低下されて
いく不具合がある。また後者の水流タイプの洗浄
装置においては、清水を布帛へ向けて常時付与さ
せるものであるために、多量の清水が消費され、
水資源の観点から問題があつた。
このような問題点に鑑み、本考案者は、洗浄す
べき布帛を洗浄水内に浸漬通過させる洗浄水槽内
の洗浄水の汚染度を常に検出して、その洗浄水の
汚染度が所定の設定値以上に高められたとき、そ
の洗浄水内に清水を添加して布帛の洗浄効果を高
めることができるようにすると共に、水資源の節
約を達成することができるようにした布帛の連続
洗浄装置を先に開発しているが、かかる連続洗浄
装置における汚染度検知センサは、洗浄液槽内の
洗浄液汚染度を、その洗浄液流通路を挾むように
して固定した一対の発光体と受光体とからなる光
学的センサの透光量により検出しているものであ
るが、上記一対の発光体と受光体との距離が一定
であるために、例えば汚染濃度の高い液がその発
光体と受光体との間を流れて、受光体による受光
が検出されない汚染濃度となると、当然のことな
がら、それ以上に高い汚染濃度を検出することは
できず、従つて汚染濃度の特に高い方の濃度検出
を正確に行なうことができないという問題点があ
つた。
〔考案の目的〕
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たもので、処理液の汚染濃度に対応して、光学的
センサの発光面と受光面との距離を調整すること
ができるようにして、汚染濃度の測定範囲を拡大
せしめ汚染濃度が高くても、また低くても、その
汚染濃度を正確に検知することができる洗浄液汚
染度の検知センサを提供することを目的とするも
のである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細
に説明する。
先ず布帛の連続洗浄装置について述べると、1
は洗浄すべき長尺布帛、2はその布帛1を連続的
に通過せしめる洗浄水槽であつて、この洗浄水槽
2内には、布帛1を蛇行状にガイドするガイドロ
ール3が配置されている。またこの洗浄水槽2に
は、オーバフロー口4と、このオーバフロー口4
より下方に配設された排水口5が設けられてお
り、この排水口5には排水筒6が立上り状態で接
続されている。7は洗浄水槽2内に清水を補給す
るための電磁弁、8はオーバーフローされた洗浄
水を廃水するための弁を示す。
本考案の要旨である洗浄液汚染度検知センサ9
は、上記の排水筒6の途中に設けられているもの
であつて、その構造は第2図に示す。10は上記
排水筒6の中間に接続される筒体であつて、この
筒体10の直径方向対称位置には、発光器11と
受光器12が対設されている。その受光器11
は、筒体10の側面に半径方向に穿設された透孔
13内にOリング14を介して水密に摺動可能に
嵌合されている投光用ヘツド15を有し、その投
光用ヘツド15の内部に光源16を具備せしめる
と共に、そのヘツド15の筒体内部側先端部には
発光レンズ17が取付けられている。またこの投
光用ヘツド15は、サーボモータあるいはパルス
モータ等の駆動機18の駆動力により、その発光
レンズ17を破線で示す17′及び17″の位置へ
選択的に移動せしめることができるようになつて
いる。なおそのヘツド15には、光源16による
加熱を防ぐための冷風供給口19及び排気口20
が設けられて、その発光器11内部の加熱を抑制
することができるようになつている。21は上記
発光レンズ17に対設されている集光レンズであ
つて、この集光レンズ21の背面には遮光板26
に設けた透光窓22に添設される光電変換素子2
3が設けられているものである。なお24はその
光電変換素子23の受光量を基にして前記駆動機
18及び電磁弁7を動作せしめるための制御回
路、25はリード線の引き出し部のシール材を示
す。
以上が本実施例の構成であるが、次にその作用
について述べると、通常は、センサ9の発光レン
ズ17は実線で示す位置にあつて、発光器11と
受光器12との間は比較的離れている。そこで布
帛1をこの洗浄水槽2内に浸漬しながら連続的に
移送し、布帛1の洗浄を行なうが、この布帛の洗
浄が進行するにつれて、その水槽2内の洗浄水は
次第に汚染されてくるが、この汚染された洗浄水
は、排水筒6内に及ぼされる。このとき、発光器
11の光源16は点灯し、受光器12へ投光され
ているために、排水筒6内の洗浄水の汚染度、即
ち濁りの度合が大いと、受光器12による受光量
が少なくなる。そして制御回路24によつてこの
受光器12が受けた受光量が弱いことが検知され
ると、この検知信号によつて電磁バルブ7が開
き、清水が洗浄水槽2内に供給されるものであ
る。ところが、上記のように発光器11と受光器
12との距離が離れていることにより、例えば、
第3図の曲線17で示すように、汚染濃度が約
0.02%以上になると、濁り指数が100以上(受光
量零)となつて、それ以上の濃度が検知できな
い。そこで本実施例においては濁り指数が100に
達したことを検知して制御回路24からの出力
で、駆動機18を動作して発光器11の発光レン
ズ17を破線17′の位置となり受光器12に接
近する。これにより受光器12による受光量が上
昇し、その結果第3図の曲線17′で示すように、
約0.04%までの汚染濃度が検知できる。以下同様
にしてその発光レンズ17′の位置で濁り指数が
100に達すれば、再度駆動機18が動作して発光
器11の発光レンズ17″の位置まで接近するの
で、第3図の曲線17″で示すように約0.065%ま
での汚染濃度が検知される。
従つてこの構造の検知センサを用いることによ
り汚染濃度を正確に検知することができ、その結
果、その汚染濃度に対応する清水の補給がなされ
るものであるが、特にこの濃度検知センサーの使
用により低い汚染濃度から高い汚染濃度までの広
範囲の汚染濃度を正確に検知することができ、ひ
いてはその汚染度に応じて有効な清水補給量が自
動制御できる効果がある。なお上記の実施例では
発光器を可動型となしたが、受光器又はその双方
を可動型となしてもよい。
〔考案の概要〕
以上のように本考案は、布帛を洗浄すべき洗浄
液を入れた洗浄液槽内の洗浄液汚染度を発光器と
受光器によるセンサによつて検出し、このセンサ
からの汚染度検出出力で前記洗浄液槽内へ清液を
追加供給して、該洗浄液槽内の洗浄液を、所望の
澄液に自動調整する洗浄液汚染度の検知センサに
おいて、発光器と受光器のいずれか一方又は双方
を、その発光器と受光器とが接近又は遠ざかるよ
うに移動可能に設けると共に、それらの発光器又
は/及び受光器には、移動するための駆動機を具
備せしめて、受光器による受光量が低減されたこ
とを検知して、上記発光器を段階的に受光器へ接
近せしめることを特徴とする布帛洗浄液槽におけ
る洗浄液汚染度の検知センサである。
〔考案の効果〕
従つてこの考案の検知センサによれば、低い汚
染濃度から高い汚染濃度までの広範囲の汚染濃度
を正確に検知することができ、ひいてはその汚染
度に応じて有効な清水補給量が自動制御できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる検知センサを具備する
布帛洗浄液槽の実施例を示した説明図、第2図は
その検知センサのみの断面説明図、第3図は汚水
の濁り指数と汚染濃度を示した特性図である。 1……布帛、2……洗浄水槽、3……ガイドロ
ール、4……オーバフロー口、5……排水口、6
……排水筒、7……電磁弁、8……弁、9……汚
染度検知センサ、10……筒体、11……発光
器、12……受光器、13……透孔、14……O
リング、15……投光用ヘツド、16……光源、
17……発光レンズ、18……駆動機、19……
冷風供給口、20……排気口、21……集光レン
ズ、22……透光窓、23……光電変換素子、2
4……制御回路、25……シール材、26……遮
光板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布帛を洗浄すべき洗浄液を入れた洗浄液槽内の
    洗浄液汚染度を発光器と受光器によるセンサによ
    つて検出し、このセンサからの汚染度検出出力で
    前記洗浄液槽内へ清液を追加供給して、該洗浄液
    槽内の洗浄液を、所望の澄液に自動調整する洗浄
    液汚染度の検知センサにおいて、発光器と受光器
    のいずれか一方又は双方を、その発光器と受光器
    とが接近又は遠ざかるように移動可能に設けると
    共に、それらの発光器又は/及び受光器には、移
    動するための駆動機を具備せしめて、受光器によ
    る受光量が低減されたことを検知して、上記受光
    器を段階的に受光器へ接近せしめることを特徴と
    する布帛洗浄液槽における洗浄液汚染度の検知セ
    ンサ。
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JPS6418184U JPS6418184U (ja) 1989-01-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60110965A (ja) * 1983-11-21 1985-06-17 株式会社山東鉄工所 布帛洗浄液槽における洗浄液汚染度の自動制御方法及びその装置

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