JP2002284640A - ホットクレンジング料 - Google Patents

ホットクレンジング料

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時に十分なホット感を有し、肌へのの
び、汚れとのなじみ性および洗浄性に優れるとともに、
使用後もべたつかず、肌がすべすべになり、経時安定性
にも優れるホットクレンジング料を提供する。 【解決手段】 a.プロピレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、グリセリンまたはジグリセリンを40〜
90重量%、b.HLBが12以上であるポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル型非イオン性界面活性
剤を5〜30重量%、c.ポリオキシエチレン脂肪酸グ
リセリン型非イオン性界面活性剤を5〜30重量%含有
することを特徴とするホットクレンジング料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメイクアップ化粧料
や紫外線防止化粧料、皮脂等の汚れを除去する皮膚用の
クレンジング料に関し、さらに詳しくは使用時に十分な
ホット感を有し、肌へののび、汚れとのなじみ性および
洗浄性に優れるとともに、使用後もべたつかず、肌がす
べすべになり、経時安定性にも優れるクレンジング料に
関する。
【0002】
【従来の技術】メイクアップ化粧料、紫外線防止化粧料
等は、外界の刺激から肌を保護するとともに、より美し
く、きれいな肌に見せる効果があり、現代社会の生活に
おいては欠かせないものとなっている。しかし、これら
化粧料は油性成分、無機顔料等を多量に含んでいること
から、毛穴を塞ぎ新陳代謝を妨げるとともに、それ自体
が徐々に酸化されて刺激性を有することがあり、長時間
の使用は肌トラブルの原因となる。そのため、必然的に
1日1回はクレンジング料を使用してこれら化粧料を除
去することが行われている。一般的なクレンジング料と
してはオイル、ローション、クリーム、ジェル等の形態
で、拭き取りタイプや水またはお湯で洗い流すタイプの
商品があるが、近年より簡便でしかも肌への負担の少な
い「洗い流すタイプ」の商品が好まれるようになってお
り、さらに最近は使用し易さ、感触の良さ、見た目の面
白さ等から透明ジェルまたは粘稠液体の商品が非常に多
くなってきている。様々なクレンジング料において基本
的に「クレンジング」という機能を果たす成分は、油性
基剤、界面活性剤、溶剤のいずれかであり、製品の機能
として、使用時ののび、汚れとのなじみ易さ、洗浄性
(汚れ落ち)、すすぎ性および洗浄後の感触が要求され
ている。
【0003】一般的に使用時ののび、汚れとのなじみ易
さおよび洗浄性(汚れ落ち)に関してはHLBが5〜1
5の非イオン性界面活性剤と液状油を組み合せた特公平
6−99275号公報記載の非水クレンジング料やHL
Bが7〜14の非イオン性界面活性剤と液状油および水
を組み合せた特開平3−161428号公報記載のクレ
ンジング化粧料等のオイル状クレジング料が優れてい
る。しかし、オイル状の商品は粘度が非常に低いことか
ら使用時に流れ落ちて使用し難いという大きな問題があ
るだけでなく、洗浄後の感触が必ずしも良好でなかっ
た。そこで、使用性を改善したクレンジング料として非
イオン性界面活性剤、アルコール、液状油および水を組
み合せた特開平8−127512号公報記載のゲル状ク
レンジング料、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合
体と界面活性剤および水溶性多価アルコールを組み合せ
た特開平9−87139号公報記載のクレンジング化粧
料等があるが、使用時ののびや汚れとのなじみ性が悪く
なったり、すすぎ性が極端に悪くなるという問題があっ
た。一方、特開平9−48706号公報においては保湿
剤と油分および水を組み合せることにより、多価アルコ
ールの水和熱を利用して毛穴を開かせるとともに肌を柔
軟にして汚れとのなじみ性や洗浄性を改善したクレンジ
ング組成物が提案されている。しかし、この組成物にお
いてもその効果は十分でなく、汚れとのなじみ性や洗浄
性が十分良好ではなかった。また、すすぎ性や洗浄後の
感触にも問題があり、洗浄後にいやなべたつきを感じる
こともあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決し、使用時に十分なホット感を有し、肌へののび、汚
れとのなじみ性および洗浄性に優れるとともに、使用後
もべたつかず、肌がすべすべになり、経時安定性にも優
れるホットクレンジング料を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、 (1) a.プロピレングリコール、ジプロピレングリ
コール、グリセリンまたはジグリセリンを40〜90重
量%、b.HLBが12以上であるポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル型非イオン性界面活性剤を5
〜30重量%、c.ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリ
ン型非イオン性界面活性剤を5〜30重量%含有するこ
とを特徴とするホットクレンジング料。 (2) a.成分がa1.プロピレングリコールまたは
ジプロピレングリコールおよびa2.グリセリンまたは
ジグリセリンを含有し、a1およびa2の重量比が1:
2〜10:1である(1)記載のホットクレンジング料
である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるa.成分はプ
ロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセ
リンまたはジグリセリンであり、これらの1種または2
種以上の混合物が用いられる。本発明に用いられるa.
成分のプロピレングリコールは別名1,2−プロパンジ
オールである。ジプロピレングリコールは、プロピレン
グリコールの二量体であり、3種の位置異性体からな
る。洗浄性や感触の面から好ましくはジプロピレングリ
コールである。よりホット感を強化するとともに使用性
の向上のためにはa.成分がa1.プロピレングリコー
ルまたはジプロピレングリコールおよびa2.グリセリ
ンまたはジグリセリンの両者を含有し、a1およびa2
の重量比が1:2〜10:1であることが好ましく、
2:3〜8:1がさらに好ましい。
【0007】本発明に用いられるb.成分であるポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル型非イオン性界
面活性剤は、ソルビタン脂肪酸エステルにエチレンオキ
シドを付加して製造される。そして、このソルビタン脂
肪酸エステルに使用される脂肪酸は炭素数8〜24の直
鎖または分岐の脂肪酸であり、エチレンオキシドの平均
付加モル数は5〜100であり、本発明においてはこれ
らの中でHLBが12以上のものが使用される。例え
ば、ポリオキシエチレン(20モル)モノラウリン酸ソ
ルビタン、ポリオキシエチレン(20モル)モノヤシ油
脂肪酸ソルビタン、ポリオキシエチレン(20モル)モ
ノパルミチン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン(20
モル)モノオレイン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン
(20モル)モノステアリン酸ソルビタン、ポリオキシ
エチレン(30モル)トリラウリン酸ソルビタン等が挙
げられる。ただし、本発明においてHLBはGriffin
(W.C.Griffin:J.Soc. Cosmetic Chemists, 33, 1180
(1960) )のHLB価の概念によって定めるものとす
る。
【0008】本発明で用いられるc.成分であるポリオ
キシエチレン脂肪酸グリセリン型非イオン性界面活性剤
は一般的にグリセリン1モルに対して脂肪酸を1〜2モ
ルで反応させたグリセリン脂肪酸エステルにエチレンオ
キシドを付加して製造される。使用される脂肪酸は炭素
数8〜24の直鎖または分岐の脂肪酸であり、エチレン
オキシドの付加モル数は平均で5〜80である。例え
ば、ポリオキシエチレン(20モル)モノラウリン酸グ
リセリン、ポリオキシエチレン(7モル)モノヤシ油脂
肪酸グリセリン、ポリオキシエチレン(30モル)モノ
ヤシ油脂肪酸グリセリン、ポリオキシエチレン(80モ
ル)モノ牛脂脂肪酸グリセリン等が挙げられる。
【0009】本発明のa.成分は組成物全量中に40〜
90重量%であり、好ましくは45〜80重量%、更に
好ましくは50〜70重量%である。40重量%未満で
はホット感、使用時ののび、汚れとのなじみ性および使
用後の感触が悪くなり、90重量%を超えると洗浄性が
悪くなる。本発明のb.成分は組成物全量中に5〜30
重量%であり、好ましくは5〜27重量%、更に好まし
くは7〜25重量%である。5重量%未満では洗浄性が
悪くなり、30重量%を超えるとすすぎ性や使用後の感
触が悪くなるとともに、透明性に問題を生じる。本発明
のc.成分は組成物全量中に5〜30重量%であり、好
ましくは5〜27重量%、更に好ましくは7〜25重量
%である。5重量%未満では洗浄性、汚れとのなじみ性
が悪くなり、30重量%を超えるとすすぎ性が悪くなる
とともに、製品の臭気に問題を生じることがある。
【0010】さらに、本発明のホットクレンジング料の
水含有量は組成物全量中に10重量%以下が好ましく、
7重量%以下がより好ましく、5重量%以下がさらに好
ましい。10重量%を超えると使用時に十分なホット感
が得られなくなることがある。
【0011】なお、本発明のクレンジング料には、化粧
料に常用されている添加剤を本発明の性能を損なわない
範囲で配合することも可能である。例えばエタノール、
イソプロピルアルコール等の低級アルコール、1,3−
ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビ
トール、マルチトール等の多価アルコール、流動パラフ
ィン、流動イソパラフィン、スクワラン、ワセリン、固
形パラフィン等の炭化水素系油、牛脂、豚脂、魚油等の
天然油脂、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル等の合
成トリグリセリド、ミリスチン酸イソプロピル、パルミ
チン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、オレイン酸
エチル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルド
デシル等のエステル油、ミツロウ、カルナウバロウ等の
ロウ、直鎖および環状のジメチルポリシロキサン、ポリ
エーテル変性ジメチルポリシロキサン、アミノ変性ジメ
チルポリシロキサン等のシリコーン誘導体、セラミド、
コレステロール、蛋白誘導体、ラノリン、ラノリン誘導
体、レシチン等の油性基剤、ポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、
ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリプロピレ
ングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化
ひまし油、ポリグリセリン脂肪酸エステル、アルキルポ
リグルコシド、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンブロックポリマー、アルカノールアミド等の非イオン
性界面活性剤、せっけん、アルキル硫酸エステル塩、ア
ルキルエーテル硫酸エステル塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、アシルメチルタウリン塩、アシルグルタミン酸
塩、アシルグリシン塩、アシルザルコシン塩、アシルイ
セチオン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アミド
エーテル硫酸エステル塩、アルキル燐酸エステル塩等の
陰イオン性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベ
タイン、アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、
アミドアミノ酸塩、アルキルイミノジ酢酸塩等の両性界
面活性剤、アルキルアミンオキシド、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミンオキシド等の半極性界面活性剤、塩化
アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメ
チルアンモニウム等の陽イオン性界面活性剤、アルキル
アミンやアミドアミンの塩酸塩や酢酸塩、タルク、カオ
リン、セリサイト、雲母、バーミキュライト、炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ土、珪酸マグネシウ
ム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸バリウ
ム、珪酸ストロンチウム、硫酸バリウム、タングステン
酸金属塩、シリカ、ゼオライト、ヒドロキシアパタイ
ト、窒化ホウ素、セラミックスパウダー等の無機粉末、
結晶セルロース、ポリエチレン粉末、ポリ四フッ化エチ
レン粉末等の有機粉末、酸化チタン、酸化亜鉛、赤色酸
化鉄(ベンガラ)、黄土、カーボンブラック、コバルト
バイオレット、酸化クロム、群青等の無機顔料、酸化チ
タン被覆雲母、魚鱗箔、着色酸化チタン被覆雲母等のパ
ール顔料、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等
の金属粉末顔料、赤色201号、橙色204号、黄色2
05号、青色404号等の有機顔料、赤色3号、赤色1
06号、赤色227号、黄色4号、黄色5号、青色1号
等のジルコニウム、クロロフィル、β−カロチン等の天
然色素、アルギン酸、カルボキシビニルポリマー、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガ
ム、ヒアルロン酸等の水溶性高分子、硫酸マグネシウ
ム、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ピロリドン
カルボン酸ナトリウム等の無機または有機塩、pH調整
剤である酸およびアルカリ、殺菌剤、キレート剤、抗酸
化剤、紫外線吸収剤、抗炎症剤、動植物由来の天然エキ
ス、香料等を配合することができる。
【0012】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1〜7および比較例1〜6 表1および表2に示すクレンジング料を調整し、下記の
方法により評価を行なった。結果を表1および表2に示
す。
【0013】(1)使用時ののびとホット感 メイクをした20名の女性(21才〜35才)をパネラ
ーとし、クレンジング料を使用した時ののびについて下
記のように判定し、20名の平均値を求めて、平均値
1.5点以上を使用時ののびとホット感の良好なクレン
ジング料であると評価した。 2点:使用時ののび良く軽い感触で十分なホット感があ
ると感じた場合。 1点:使用時ののびがやや悪くやや重い感触でホット感
が弱いと感じた場合。 0点:使用時ののびが悪く重い感触で、ホット感が無い
と感じた場合。 (2)汚れとのなじみ性 メイクをした20名の女性(21才〜35才)をパネラ
ーとし、クレンジング料を使用した時の汚れとのなじみ
性について下記のように判定し、20名の平均値を求め
て、平均値1.5点以上を汚れとのなじみ性が良好なク
レンジング料であると評価した。 2点:塗布後速やかにメイク汚れとなじんだと感じた場
合。 1点:ややメイク汚れとのなじみが悪いと感じた場合。 0点:明らかにメイク汚れとのなじみが悪いと感じた場
合。
【0014】(3)洗浄性 メイクをした20名の女性(21才〜35才)をパネラ
ーとし、クレンジング料を使用した時の洗浄性(汚れ落
ち)について下記のように判定し、20名の平均値を求
めて、平均値1.5点以上を洗浄性が良好なクレンジン
グ料であると評価した。 2点:十分メイク汚れが落ちたと感じた場合。 1点:ややメイク汚れの落ちが悪いと感じた場合。 0点:明らかにメイク汚れの落ちが悪いと感じた場合。 (4)すすぎ性 メイクをした20名の女性(21才〜35才)をパネラ
ーとし、クレンジング料を使用し、ぬるま湯で洗い流し
た時のすすぎ性について下記のように判定し、20名の
平均値を求めて、平均値1.5点以上をすすぎ性が良好
なクレンジング料であると評価した。 2点:すすぎ時のぬめりもなく、速やかにすすぎができ
たと感じた場合。 1点:すすぎ時にややぬめりが残り、ややすすぎ性が悪
いと感じた場合。 0点:ぬめりが落ち難く、明らかにすすぎ性が悪いと感
じた場合。
【0015】(5)使用後の感触 メイクをした20名の女性(21才〜35才)をパネラ
ーとし、クレンジング料を使用した後の感触について下
記のように判定し、20名の平均値を求めて、平均値
1.5点以上を使用後の感触が良好なクレンジング料で
あると評価した。 2点:べたつきも無く、すべすべの肌になったと感じた
場合。 1点:ややべたつきがある、もしくはやや肌がかさかさ
すると感じた場合。 0点:べたつきが多い、もしくは肌がかさかさになった
と感じた場合。 (6)透明性 クレンジング料の外観を観察して、下に示す3段階で透
明性を評価した。 ○:透明性良好(透明である。) △:透明性やや不良(ほぼ透明であるが、若干白濁して
いる。) ×:透明性不良(明らかに白濁して透明性が悪い。) (7)経時安定性 クレンジング料を透明ガラス容器に密封して0℃、25
℃および40℃で3ヶ月間保存し、その外観を観察し
て、下に示す3段階で評価した。 ○:安定性良好(いずれの温度でも外観の変化がな
い。) △:安定性やや不良(いずれかの温度において若干お
り、沈殿を生じるか、または若干着色を生じる。) ×:安定性不良(いずれかの温度においており、沈殿を
生じるか、または分離する。もしくは着色が著しい。)
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】実施例1〜7より、本発明の成分を用いた
クレンジング料はいずれも使用時に十分なホット感を有
し、肌へののび、汚れとのなじみ性および洗浄性に優れ
るとともに、使用後もべたつかず、肌がすべすべにな
り、経時安定性にも優れていた。比較例1〜6では十分
な性能が得られていない。比較例1ではa.成分が本発
明の範囲より少なく配合されていることから使用時のの
びとホット感、汚れとのなじみ性、使用後の感触が悪く
なっている。比較例2ではb.成分が本発明の範囲より
少なく配合されていることから洗浄性が悪くなってお
り、比較例3ではb.成分が本発明の範囲を超えて配合
されていることからすすぎ性や使用後の感触が悪くなる
とともに透明性が悪くなっている。比較例4ではc.成
分が本発明の範囲より少なく配合されていることから洗
浄性および汚れとのなじみ性が悪くなっており、比較例
5ではc.成分が本発明の範囲を超えて配合されている
ことからすすぎ性が悪くなっている。比較例6ではa.
成分に変えて1,3−ブチレングリコールを配合してい
ることから洗浄性や経時安定性に問題を生じている。
【0019】
【発明の効果】本発明のホットクレンジング料は使用時
に十分なホット感を有し、肌へののび、汚れとのなじみ
性および洗浄性に優れるとともに、使用後もべたつか
ず、肌がすべすべになり、経時安定性にも優れている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.プロピレングリコール、ジプロピレ
    ングリコール、グリセリンまたはジグリセリンを40〜
    90重量%、b.HLBが12以上であるポリオキシエ
    チレンソルビタン脂肪酸エステル型非イオン性界面活性
    剤を5〜30重量%、c.ポリオキシエチレン脂肪酸グ
    リセリン型非イオン性界面活性剤を5〜30重量%含有
    することを特徴とするホットクレンジング料。
  2. 【請求項2】 a.がa1.プロピレングリコールまた
    はジプロピレングリコールおよびa2.グリセリンまた
    はジグリセリンを含有し、a1およびa2の重量比が
    1:2〜10:1である請求項1記載のホットクレンジ
    ング料。
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