JPH02311408A - 皮膚用ゲル状組成物 - Google Patents

皮膚用ゲル状組成物

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JPH02311408A
JPH02311408A JP13376389A JP13376389A JPH02311408A JP H02311408 A JPH02311408 A JP H02311408A JP 13376389 A JP13376389 A JP 13376389A JP 13376389 A JP13376389 A JP 13376389A JP H02311408 A JPH02311408 A JP H02311408A
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JP
Japan
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skin
water
solvent
gel
polymeric compound
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Pending
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JP13376389A
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English (en)
Inventor
Shinji Akiyama
伸二 秋山
Misa Nakagawa
中川 美佐
Nobuki Fujiwara
藤原 延規
Seiji Tsujiura
辻浦 誠司
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MANDAMU KK
Original Assignee
MANDAMU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は皮膚用ゲル状組成物に係り、その目的はゲル
状で手のひらや指先にすくい取りやすく使用時に垂れ流
れることなく良好な感触で皮膚表面を被覆し、皮膚表面
をパック状で被覆することにより皮膚上の水分との反応
水和熱により皮膚に温熱作用をもたらし、またマツサー
ジ用の皮膚用ゲル剤として使用する際に摩擦による過度
の角質剥離を防ぐごとができるとともにマツサージの力
を皮膚に確実に伝えることができるパック剤或いはマツ
サージ剤として使用できる皮膚用ゲル状組成物の提供に
ある。
(従来の技術) 一般に皮膚は硬質タンパクからなる角質層、この角質層
に覆われている表皮、強靭な繊維組織、弾力性に富む皮
下組織などの組織からなり、人体にとって非常に重要な
働きをしている。
この皮膚の作用として保護作用、体温調節作用、感覚作
用、呼吸作用、分泌作用、吸収作用などがあり、このよ
うな皮膚は幼年期から壮年期に至る体の成長に伴いその
状態が往々に変化する。
特に成長期を過ぎると徐々に萎縮が始まり皮膚の弾力性
が衰えて皺が目立つようになり、バランスの取れた食事
や精神的な安定と適切な手入れで皮膚の健康を保つ必要
がある。
この皮膚の健康を保つ適切な手入れの方法の一つにマツ
サージがある。
マツサージは、皮膚表面を刺激することにより血行を促
し、新陳代謝を高め、皮膚組織を賦活する効果がある。
従来、このマツサージの際には、摩擦による過度の角質
剥離を防止するため、炭化水素系の油分を主体とする油
性のクリームやローションが使用されていた。
しかしながら、これらのマツサージクリームやマツサー
ジローションを実際にマツサージに用いても、皮膚に対
してあまり負荷がかからないため、必ずしもマツサージ
効果が大きいとはいえなかった。
また、これらは油分を主体とするため、水洗だけでは充
分に落とすことができなく、使用後に油っぽいベタツキ
を感じさせるという欠点があった。
一方、一時的に皮膚温を高め血行をよくし、皮膚組織の
新陳代謝を促すものとしてパック剤があるが、この機能
を重ね持った好適なマツサージ剤の開発が要望されてい
た。
(課題を解決するための手段) 即ち、この発明は多価アルコールを主体とする溶剤にア
ニオン性高分子化合物と水溶性非イオン高分子化合物と
が配合され、この溶剤中の多価アルコールの濃度が80
重量%以上であることを特徴とする皮膚用ゲル状組成物
であり、上記従来の欠点を悉(解消することに成功した
ものである。
(発明の構成) この発明において使用する溶剤は多価アルコールを主体
としたものであり、多価アルコールとしてはプロピレン
グリコール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレン
グリコールなどが好適にあげられる。
これらの多価アルコールは、使用時に於いて、皮膚の水
分との反応水和熱により、皮膚に温感をもたらすもので
ある。
この多価アルコールの濃度は溶剤中80〜100重量%
とすることが望ましい。
その理由は、溶剤中80重量%未満とすれば、皮膚用ゲ
ル状組成物の調製時に於いて溶剤を配合した際に多価ア
ルコールと溶剤中の希釈剤である水、または低級アルコ
ールとが反応して水和熱が発生してしまい、使用時に皮
膚に塗布しても水和熱は発生せず温熱作用がなくなるか
らである。
更に、溶剤は全配合量中99.7重量%以下配合されて
いることが望ましい。
その理由は、溶剤の配合量を全配合量中99.7重量%
を超えて配合すればゲル化が充分おこらず望ましくない
からである。
この発明に於いて、溶剤には前記多価アルコール以外に
水、エタノール、イソプロピルアルコール、プロピルア
ルコール等の低級アルコール、その他エチルカルピトー
ル、エチルセルソルブ、クロロホルム、ミリスチン酸イ
ソプロピル、パルミチン酸イソプロピル等の有機溶剤を
溶剤中0〜20重量%使用することができる。
この発明において使用するアニオン性高分子化合物とし
ては、ポリアクリル酸、カルボキシルエチルセルロース
、カルボキシビニルポリマー等を挙げることができる。
これらのアニオン性高分子化合物はゲル化剤として用い
られるもので、特にこの発明においてはカルボキシビニ
ルポリマーが好適に使用される。
その理由は、カルボキシビニルポリマーによるゲルは、
べたつきが少なく、細菌やカビに害されず、少量で高い
粘度とチキソトロピー性が得られる上、安全性が高く、
また水、アルコール、多価アルコール等の種々の幅広い
溶剤に適用できる等の多(の利点を宵しているからであ
る。
この発明においてアニオン性高分子化合物は全成分量に
対し、0.1〜10重量%重筋することが望ましい。
その理由は、0.1重量%未満の場合はゲル状態の生成
が好ましくなく、逆に10重量%を超えると溶解、分散
性が低下して製造が困難となり且つ得られたゲルの粘度
も高すぎて使用感が悪くなるからである。
このアニオン性高分子化合物は、アニオン性高分子化合
物を溶剤に分散或いは溶解した後に、適当な中和剤を添
加することにより得られる。
中和剤はカルボキシビニルポリマー等のアニオン性高分
子化合物を中和して増粘ゲル化させるべく使用され、無
機アルカリ化合物や有機アルカリ化合物が使用される。
具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化カルシウム等の無機アルカリ化合物、モノエタノール
アミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、
アミノメチルプロパツール、アミノメチルプロパンジオ
ール等の有機アルカリ化合物が例示される。
中和剤の配合量は、アニオン性高分子化合物をゲル化さ
せるに充分な量であり、アニオン性高分子化合物の種類
や使用量に応じて適宜選択される。
この発明において使用する水溶性非イオン高分子化合物
としては、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガ
ム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンなど
が好適に使用でき、なかでもとくにヒドロキシエチルセ
ルロース、ポリビニルピロリドンを好適な具体例として
挙げることができる。
これらの水溶性非イオン高分子化合物は、多価アルコー
ルを主体とする溶剤にアニオン性高分子化合物と共に配
合することによって、マツサージの際の摩擦による過度
な角質剥離を伴うことなく、マツサージによる負荷を充
分に皮膚に与えてその効果をたかめる。
この発明においては、水溶性非イオン高分子化合物は、
0.1〜10重量%重筋することが望ましい。
その理由は、0.1重量%未満ではこの発明に係る皮膚
用ゲル状組成物のマツサージ効果が充分発揮されず好ま
しくなく、逆に10重量%を超えると溶解するための攪
拌が困難となり10重量%以下で充分だからである。
この発明において、常法に準じ香料、色素等の添加剤を
加えたりあるいは皮膚感触を増大させるためにポリエチ
レン粒子を添加してもよい。
以下この発明の実施例を記載することによってこの発明
の効果を一層明確なものとする。
(実施例1〜7及び比較例1〜3) 第1表乃至第4表の如く、実施例1〜7及び比較例1〜
3に示す皮膚用ゲル状組成物を調製した。
この皮膚用ゲル状組成物のゲル状態、温熱作用。
マツサージ効果について次の通り試験した。
試験は試験者10人(19才〜30才)の上腕内側に5
g塗布し数分間放置したその後マツサージを数分間行わ
せ、その効果を問診して、その結果を数量表現しその数
値の平均値をとった。
尚、膵価は−2、−1、+1.0、+2、の5段階評価
とした。
最終評価は、平均値が−1〜−2の間を×・・・(悪い
)、同O〜−1を△・・・(やや悪い)、同0〜+lを
O・・・良い、同l〜2を◎・・・(非常に良い)、で
示し第5表にまとめて記載する。
(以下余白) 第1表(実施例1) 計                        
100.0第2表(実施例2) 計                        
 100.0(以下余白) 第   3   表 第   4   表 第   5   表 」 (以下余白) 第   6   表 (発明の効果) 以上詳述した如くこの発明に係る皮膚用ゲル状且成物は
主として、多価アルコールを主体とする容剤にアニオン
性高分子化合物と水溶性非イオン島分子化合物とが配合
され、この溶剤中の多価アルコールの濃度が80重量%
以上であることを特徴とする皮膚用ゲル状組成物である
から、以下の効梃を奏する。
ゲル状であるため手のひら或いは指先上にすくハ取る場
合やチュープロより受は取る場合に容易こ使用すること
ができ、使用時に垂れ流れることtく皮膚表面を覆うこ
とができる。
皮膚表面を被覆した時、油っぽくない水々しい良好な感
触を付与すると共に皮膚上の水分との反応水和熱によっ
て温感をもたらす。
更に、マツサージを行った場合、摩擦による過度な角質
剥離を従うことなく、マツサージによる力を充分に皮膚
に伝えて、その効果をたかめる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多価アルコールを主体とする溶剤にアニオン性高
    分子化合物と水溶性非イオン高分子化合物とが配合され
    、この溶剤中の多価アルコールの濃度が80重量%以上
    であることを特徴とする皮膚用ゲル状組成物。
  2. (2)前記溶剤の配合量が全配合量中の99.7重量%
    以下であることを特徴とする請求項(1)記載の皮膚用
    ゲル状組成物。
JP13376389A 1989-05-25 1989-05-25 皮膚用ゲル状組成物 Pending JPH02311408A (ja)

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