JP2002283275A - ロボットの手首構造 - Google Patents

ロボットの手首構造

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JP2002283275A
JP2002283275A JP2001081225A JP2001081225A JP2002283275A JP 2002283275 A JP2002283275 A JP 2002283275A JP 2001081225 A JP2001081225 A JP 2001081225A JP 2001081225 A JP2001081225 A JP 2001081225A JP 2002283275 A JP2002283275 A JP 2002283275A
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wrist
axis
wrist element
robot
piping
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Masaaki Uematsu
正明 上松
Kuniyasu Matsumoto
邦保 松本
Hiroshi Nakagawa
中川  浩
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0025Means for supplying energy to the end effector
    • B25J19/0029Means for supplying energy to the end effector arranged within the different robot elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J17/00Joints
    • B25J17/02Wrist joints
    • B25J17/0283Three-dimensional joints
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J19/00Accessories fitted to manipulators, e.g. for monitoring, for viewing; Safety devices combined with or specially adapted for use in connection with manipulators
    • B25J19/0025Means for supplying energy to the end effector

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットのエンドエフェクタに接続される配
管・配線部材が手首等に絡まらず、他の要素との擦れに
よる破損を少なくする。 【解決手段】 手首40の第1の手首要素41は、ロボ
ットの回転する前腕部33に固着されるか、回転しない
前腕部には回転自在に取付けられる。第2の手首要素4
2は要素41に対して軸線b回りに回転可能に取付けら
れている。エンドエフェクタ45が取付けられる第3の
手首要素43は要素42に軸線c回りに回動可能に取付
けられている。配管・配線部材30を導く第3の手首要
素43の中空経路49の直前位置には空間領域が形成さ
れている。配管・配線部材30は、軸線cから変位した
位置で第1の手首要素41から空間に放出され屈曲し、
長さに余裕をもって中空経路49に導かれる。第2,第
3の手首要素42、43の回転による配管・配線部材3
0の長さ変動分はこの空間領域内で吸収され、手首への
絡まり、擦れを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ロボットに
関し、特にロボット前腕部先端に取り付けられる手首構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、産業用ロボットでスポット溶接
を行う際の、スポット溶接ガンへの給電、給油、給排気
等を行うための配管・配線の状態を示した図である。図
7において、ロボット前腕部10の先端には手首20が
取り付けられ、該手首20はそれぞれ旋回の軸方向を異
にする旋回軸21,22,23を連結して備え、一方の
端部には旋回軸23にはエンドエフェクタとしてスポッ
ト溶接ガン5が取り付けられている。又、手首20は、
他方の端部の旋回軸21によってロボット前腕部10に
回転自在に取り付けられている。
【0003】又、配管・配線部材4は、その途中部分を
ロボット前腕部10に固定したクランプ部7に保持さ
れ、先端部分はスポット溶接ガン5に固定したクランプ
部6に保持されている。又、作動油等の圧力を伝達する
媒体を流すチューブや電力を供給するためのケーブル等
の配管・配線をロボット前腕部内を通す方法も例えば、
EP0 873 826A2等で公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、配
管・配線4をロボットの外側に配設した場合には、手首
軸の動作を妨げない程度に配管・配線部材4の長さに余
裕を持たせてガン6に接続させている(図7(a)参
照)。しかしこの方法であると、.配管・配線がロボ
ットアームや周辺機器と接触したり、図7(b)に示す
ように手首に絡まったりしやすいという欠点がある。
又、この配管・配線部材4の余裕をもった長さに起因し
て、前腕部及び手首部から垂れ下がりが生じ、この垂れ
下がった部分の挙動が予測できないため、ロボットに作
業を教示する際に1台1台確認しながら教示する必要が
あるといった問題点がある。
【0005】又、EP0 873 826 A2で提案されている配
管・配線部材4をロボットアーム内に内蔵させる方法
は、手首構造が複雑になるため、この手首に対する保守
作業が煩雑となる上、軌跡精度がでにくいという問題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の手首は、第1、第2、第3の手首要素で構
成し、第1の手首要素は、前腕部がその長手軸である第
1の軸線の回りに回転可能に設けられた構造のロボット
に対しては、この前腕部先端に一体的に取り付けるよう
にする。又、回転しない前腕部のロボットに対しては、
この前腕部に回転可能に取り付けるようにする。この第
1の手首要素に対して、前記第1の軸線と所定角度で交
差する第2の軸線回りに回転自在に第2の手首要素を設
け、該第2の手首要素に対して、前記第2の軸線と所定
角度で交差する第3の軸線回りに回転自在に中空経路を
持つ第3の手首要素を設ける。さらに、第2の手首要素
を第1の手首要素に対して駆動するための駆動力を伝達
する駆動力伝達機構の一要素である前記第2の軸線上の
第1の伝達要素と、第3の手首要素を第2の手首要素に
対して駆動するための駆動力を伝達する駆動力伝達機構
の一要素である前記第2の軸線上の第2の伝達要素と
を、前記第3の軸線に対して前記第2の軸線に沿った同
一方向にそれぞれ所定距離オフセットした位置に配置
し、第1の伝達要素に直接駆動力を伝える駆動力伝達要
素の回転中心軸線が前記第2の軸線と平行に配置し、前
記第2の軸線と前記第3の軸線の交点付近に配線及び配
管のための広い空間を設ける。エンドエフェクタへの配
線又は配管は、第1の手首要素に沿って延設され、中空
経路を経て該エンドエフェクタに接続される。第1ない
し第3の手首要素及び中空経路の一部又は全部に、前記
エンドエフェクタへの配線又は配管との擦れを低減する
保護手段を設ける。又、第1の手首要素から中空経路ま
での一部又は全部に、エンドエフェクタの配線又は配管
を収納する収納部材を設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態の
手首構造の手首を用いたロボットの概要図である。この
実施形態においては、エンドエフェクタ45への給電、
給油、給排気等を行うための配管・配線部材30は、ロ
ボットの各アームに沿って又はロボット内部を通って、
エンドエフェクタ44に導かれている。このロボットに
おいては、ロボット後腕部34の先端に設けられた前腕
部取付部材31に、中空の前腕部33が該前腕部33の
長手方向の軸線aの回りに回転可能に取り付けられ、図
示しないモータ等の駆動源によって駆動される。又この
前腕部33の先端には手首40が一体的に取り付けられ
ている。
【0008】手首40は、第1、第2、第3の手首要素
41,42,43で構成され、第1の手首要素41は、
前腕部33の先端に一体的に取り付けられ、軸線a回り
に前腕部33と共に回転可能となっている。第2の手首
要素42は第1の手首要素41に、軸線a対して所定角
度(本実施形態ではほぼ直交)で交差する軸線b回りに
回転可能に配置され、図示しないモータなどの駆動源に
よって駆動される。第3の手首要素43は第2の手首要
素42に、軸線b対して所定角度(本実施形態ではほぼ
直交)で交差する軸線c回りに回転可能に配置され、図
示しないモータなどの駆動源によって駆動される。又、
この第3の手首要素43は、その中心部に、すなわち軸
線cを略中心とする部分に、配管・配線部材30を通す
孔の中空経路49を備えている。
【0009】エンドエフェクタ45はこの第3の手首要
素43に中継プレート44を介して取り付けられてい
る。このエンドエフェクタ45への給電、給油、給排気
等を行うための配管・配線部材30は、ロボットの旋回
胴、後腕部34の内部又は該後腕部34に沿って通り、
前腕部取付部材31及び中空の前腕部33の空洞部32
を通り、手首40の第1の手首要素41の先端部(第3
の手首要素43と対向する側)より突出し、空間領域を
経て上述した第3の手首要素43の中空経路49を通過
し、中継プレート44で中継してエンドエフェクタ45
に接続されている。
【0010】特に、本発明の手首構造では、第1の手首
要素41と第3の手首要素43間に空間領域を形成する
構造とし、その空間領域を配管・配線部材30の通路と
している。且つ、この空間領域で、第2、第3の手首要
素42,43の回転動作に伴う配管・配線部材30のね
じれ、撓みを吸収させるようにしている点に特徴を有す
るものである。そのために、手首40の第2,第3の手
首要素42,43を回転させるための動力伝達機構を軸
線cに対して一方の側にのみオフセットして配設するよ
うにしてこの空間領域を形成するようにしている。
【0011】この図1に示す実施形態では、配管・配線
部材30は軸線a回りに回転する第1の手首要素41に
図示しない配管・配線部材案内部材で保持され、該第1
の手首要素41から空間領域に放出され、この空間領域
を介して第3の手首要素43の回転中心である軸線cを
略中心軸とした孔の中空経路49に通され、中継プレー
ト44に接続する。この第1の手首要素41から中空経
路までの空間領域において、第2、第3の手首要素の回
転動作に伴う配管・配線部材30のねじれ、撓みを吸収
させるようにしている。そのために、第1の手首要素4
1から空間領域に放出される位置が中空経路の中心線c
上にないように、その放出位置が決められている。その
結果、この放出位置と中空経路49間の空間領域で、配
管・配線部材30は屈曲して接続されることになる。こ
の屈曲したことにより、第2、第3の手首要素42,4
3の回転による第1の手首要素41での保持位置と中継
プレート44の接続点間の配管・配線部材30の長さ変
動が、この空間領域で吸収されることになる。特に、第
1手首要素41から空間領域に放出される位置を軸線b
方向において、配管・配線部材30の第1の手首要素4
1からの放出位置と第3の手首要素43への取付位置、
すなわち、中空経路49の中心線c位置との間に差異が
あるように設計することが望ましい。
【0012】特に、第2の手首要素42が旋回する回転
角の中央位置に回転したとき(第2の手首要素の回転範
囲が0°の角から+θ、−θ回転するとすると0°の角
度位置)、軸線cの延長上で軸線b方向において差があ
る位置(軸線c上にない位置)を放出位置とすることが
適している。これにより、第2の手首要素42がそれぞ
れ両側に最大角度(+θ、−θ)回転した場合、配管・
配線部材30の第1の手首要素41からの放出位置(第
1の手首要素41での保持位置)と第3の手首要素43
への取付位置間での空間領域における配管・配線部材3
0の第2の手首要素42の回転による最大ねじれ、撓み
を最小にでき、第2の手首要素42の回転に伴う配管・
配線部材30の長さの変動分を第1の手首要素41から
第3の手首要素43の中空経路間で吸収することができ
る。
【0013】上述した第1の実施形態の説明では、この
第1の実施形態の手首40を軸線a回りに回転する前腕
部33に一体的に取り付けた例を示したが、前腕部33
が軸線a回りに回転しないようなロボットにおいては、
前腕部の先端に第1の手首手首要素を軸線a回りに回転
自在に前腕部に取付、モータ等の駆動源によってこの第
1の手首要素を回転させるようにしてもよい。
【0014】図2は、本発明の第2の実施形態の手首構
造の説明図である。図1に示す第1の実施形態において
は、第1の手首要素41から第3の手首要素の中空経路
49までの空間領域を通る配管・配線部材30の経路
は、配管・配線部材30は露出した状態であった。この
第2の実施形態では、この露出した配管・配線部材30
をカバーする収納部材47a、47bを設けた点で第1
の実施形態と相違する。他の点は、第1の実施形態と同
一であり、以下、相違する点だけ説明する。
【0015】第1の手首要素41には、該第1の手首要
素41から放出される部分の配管・配線部材30を収納
する収納部材47aが第1の手首要素41から延設され
ている。該収納部材47aに隣接して第2の手首要素4
2に収納部材47bが設けられ、この収納部材47a、
47bによて、第1の手首要素41から第3の手首要素
43の中空経路49までの間の配管・配線部材30を収
納している。これにより、外部から飛来するダストなど
から配管・配線部材30を保護し、ダスト等により生じ
る摩耗を防止でき、配管、配線の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0016】図3は、本発明の第3の実施形態の手首構
造の説明図である。この第3の実施形態は、手首40内
で、手首要素と配管・配線部材30が摺接する可能性の
ある部分にテフロン(登録商標)シート等の保護部材4
8を設けて、配管・配線部材30が摩擦等により劣化す
るのを少なくするようにしたものである。他の点は第1
の実施形態と同一である。
【0017】すなわち、第1の手首要素41から第3の
手首要素43までの空間領域へにおいて、配管・配線部
材30と手首部材が接する領域、及び接する恐れのある
領域の手首要素の部分には、図3に示すように、保護部
材48が施されている。これにより、配管・配線部材3
0と各手首要素が相対的に移動し、その間に摩擦が生じ
ても、テフロンシート等の保護部材48によって、配管
・配線部材30の摩擦による損傷を最小限にしている。
なお、この図3に示す第3の実施形態では、第1の実施
形態に示した手首構造に対して保護部材48を設けた例
を示しているが、図2に示す第2の実施形態に対して
も、保護部材48を配管・配線部材30と接するような
部分に設けるようにしてもよいことは勿論である。
【0018】図4は、本発明の第4の実施形態の手首構
造を取り付けたロボットの概要図である。この第4の実
施形態においては、エンドエフェクタ45への給電、給
油、給排気等を行うための配管・配線部材30が、前腕
部33に沿って該前腕部33の外側に配置されている
点、及び該配管・配線部材30が擦れないように前腕部
33に配管・配線部材30を保持する配管・配線部材案
内手段46が設けられている点で第1の実施形態と相違
しているのみで、他は同一であるので、この相違点につ
いてのみ説明する。
【0019】この第4の実施形態においても、手首40
は、第1、第2、第3の手首要素41、42,43で構
成され、図1に示す第1の実施形態と同一であるが、第
1の実施形態と相違する点は、第1の実施形態では、配
管・配線部材30が第1の手首要素41内に保持され内
側から空間領域に放出されていたが、この第4の実施形
態では、第1の手首要素の外側に配管・配線部材案内手
段46で保持され、空間領域に放出され、第3の手首要
素43に接続されるようになっている点で相違するもの
である。又、配管・配線部材30を前腕部33に沿っ
て、外側に配管・配線部材案内手段46によって支持す
るようにしている。
【0020】この実施形態では、配管・配線部材30が
前腕部33及び第1の手首要素41の外側に支持されて
いるから、前腕部33と第1の手首要素41とは相対的
に回転しないものに適している。前腕部33が軸線a回
りに回転し、該回転する前腕部33に一体的に第1の手
首要素41が取り付けられるタイプのものに適してい
る。
【0021】この第4の実施形態においても、第2,第
3の手首要素42,43の動力伝達機構の一部が軸線c
よりオフセツトして配置され、第1の手首要素41と第
3の手首要素43間に空間領域が形成されている。そし
て、第1の手首要素41に案内部材46で保持された配
管・配線部材30は、該第1の手首要素41から第3の
手首要素43側へ、前記空間領域に放出され、第3の手
首要素43の中空経路49を通り、中継プレートを介し
てエンドエフェクタ45に接続される。
【0022】上記第1の手首要素41から空間領域へ配
管・配線部材30を放出する位置は、第1の実施形態と
同じであり、第3の手首要素43の中空経路の中心線c
上にない位置を放出位置としている。その結果、この放
出位置と中空経路間の空間領域で、配管・配線部材30
は屈曲し、この屈曲したことにより、第2、第3の手首
要素42,43の回転による第1の手首要素41での保
持位置と中空経路49(中継プレート44の接続点)間
の配管・配線部材30の長さ変動をこの空間領域の屈曲
によって吸収するようにしている。この第4の実施形態
においても、配管・配線部材30が第1手首要素41か
ら空間領域に放出される位置を、軸線b方向において、
第3の手首要素43の中空経路49の中心線cと異なる
ように配置する。特に、第2の手首要素42が旋回する
回転角の中央位置に回転したとき、軸線cの延長上で軸
線b方向において差がある位置を放出位置とすることが
適している。
【0023】そして、配管・配線部材30の第2の手首
要素42及び第3の手首要素43の回転による配管・配
線部材30の長さの変動分を第1の手首要素41から第
3の手首要素43の中空経路49間で吸収することがで
きるという作用効果の点も第1の実施形態と同様であ
る。
【0024】なお、この第4の実施形態に対しても、第
2、第3の実施形態で説明したように、配管・配線部材
30をカバーする収納部材47a、47bを設けること
や、配管・配線部材30と摺接する恐れのある手首部分
にテフロンシート等の保護手段48を設けて、配管・配
線部材30の擦れによる損傷を軽減させるようにするこ
とができる。
【0025】図5は本発明の第5の実施形態の手首構造
を取り付けたロボットの概要図である。この第5の実施
形態においても、ロボットの前腕部33は、軸線a回り
に回転するもので、この前腕部33に手首40の第1の
手首要素41が一体的に取り付けられているものであ
る。
【0026】この第5の実施形態においても、手首40
は第1、第2、第3の手首要素41,42,43で構成
され、第1の手首要素41は、前腕部33の先端に一体
的に取り付けられ、軸線a回りに前腕部33と共に回転
可能となっている。第2の手首要素42は第1の手首要
素41に、軸線a対して所定角度(本実施形態ではほぼ
直交)で交差する軸線b回りに回転可能に配置され、図
示しないモータなどの駆動源によって駆動される。第3
の手首要素43は第2の手首要素42に、軸線b対して
所定角度(本実施形態ではほぼ直交)で交差する軸線c
回りに回転可能に配置され、図示しないモータなどの駆
動源によって駆動される。又、この第3の手首要素43
は中心部、すなわち軸線cを略中心とした配管・配線部
材を通す孔の中空経路49を備えている。
【0027】なお、前述した図1〜図4に示す第1〜第
4の実施形態においては、軸線aと軸線cは、軸線b方
向において、ほぼ同一位置になるように形成していた
が、この第5の実施形態では、位置が異なり、軸線cは
軸線aから軸線b方向にオフセットしている点におい
て、第1〜第4の実施形態と異なる。特に、第4の実施
形態と比較し、概略この点のみが相違するのみである。
【0028】エンドエフェクタ45はこの第3の手首要
素43に中継プレート44を介して取り付けられてい
る。配管・配線部材30は、ロボットの旋回胴、後腕部
34の内部又は該後腕部34に沿って通り、前腕部33
外側に該前腕部33及び第1の手首要素41に沿って、
配管・配線部材案内手段46によって支持され、第1の
手首要素41から空間領域に突出し、第3の手首要素4
3の中空経路49を通過し、中継プレート44で中継し
てエンドエフェクタ45に接続されている。
【0029】特に、この第5の実施形態では、軸線cか
ら見て一方の側にのみ第1の手首要素及び第2,第3の
手首要素を駆動する駆動源伝達要素の部分が配置される
ようになっている。これにより、軸線cの他方の側に
は、大きな空間領域が形成される構造となっている。そ
してこの空間領域を配管・配線部材30の通路としてい
る。この第1の手首要素41から空間領域に放出され、
第3の手首要素の中空経路49を介して中継プレート4
4に接続されるものであるが、第1の手首要素41から
空間領域に放出される位置が中空経路49の中心線c上
にないように、軸線b方向において、軸線c位置と第1
の手首要素41から放出される配管・配線部材30の位
置が異なるように配置され、この第1の手首要素41か
ら第3の手首要素の中空経路までの間の空間領域で、配
管・配線部材30は屈曲するように設計されている。
【0030】この屈曲部により、第2の手首要素42の
回転による、第1の手首要素41での配管・配線部材3
0の保持位置と中継プレート44への接続点間の相対位
置変動による、配管・配線部材30の長さ変動が吸収さ
れることになる。
【0031】図6は、上述した第1〜第4の実施形態で
用いた手首40の一例の構造を示す図である。第1の手
首要素41には、軸受け56を介して第2の手首要素4
2が回転自在に取り付けられている。又、該第2の手首
要素42には、軸受け57を介して第3の手首要素43
が回転自在に取り付けられている。第1の手首要素41
には第1の減速機53が固着されており、該第1の減速
機53の入力軸には傘歯車52が第1の手首要素41に
対して回転自在に取り付けられ、出力軸には歯車54が
取り付けられている。又、この第1の減速機53、傘歯
車52,歯車54の中心軸dと中心軸が一致し、互いに
連結された傘歯車62と歯車63が第1の手首要素41
に対して回転自在に取り付けられている。
【0032】さらに、第1の手首要素41には傘歯車5
1,61が回転自在に取り付けられており、傘歯車51
は傘歯車52と噛み合っており、傘歯車61は傘歯車6
2と噛み合っている。又、傘歯車51,61の回転中心
軸は、第1の手首要素41が取り付けられるロボットの
前腕部33の回転中心軸である第1の軸線aと一致して
いる。
【0033】第2の手首要素42には歯車54と噛み合
う歯車55が取り付けられている。又、この第2の手首
要素42には第2の減速機65が固着されている。この
第2の減速機65の入力軸に取り付けられた歯車64が
歯車63と噛み合っている。又、第2の減速機65の出
力軸には傘歯車66が固着されており、該傘歯車66は
第3の手首要素43に取り付けられた傘歯車67と噛み
合っている。歯車55及び歯車64は第2の軸線b回り
に回転し、第1の手首要素41に対して第2の手首要素
42は、第2の軸線b回りに回転するようになってい
る。この第2の軸線bと歯車54、63、傘歯車52,
62の回転中心軸dは平行で、第1の軸線aと所定角度
で交差しており、この実施形態では略90°の角度で交
差している。
【0034】第3の手首要素43は傘歯車67の回転と
共に第3の軸線c回りに回転する。又、第3の手首要素
43はこの第3の軸線cを中心とする孔を有し、該孔は
配管・配線部材30を通す中空経路49を形成してい
る。この実施形態では、第1の軸線aと第3の軸線cが
一致する例を示しているが、必ずしも一致する必要はな
い。
【0035】本発明においては、第3の手首要素43に
取り付けられるエンドエフェクタ45に接続される配管
・配線部材30を中空経路49を通して接続するように
しており、エンドエフェクタが取り付けられる側に対し
て反対側の第3の手首要素43の面には、配管・配線部
材30を中空経路49に通すための占有空間領域が設け
られている。そのために、本発明においては、中空経路
49への配管・配線部材30の挿入側(図6における第
3の手首要素43の下側)に空間領域を形成するように
している。そのために、第2の手首要素42を第1の手
首要素41に対して回転駆動するための駆動力を伝達す
るための駆動力伝達機構において、第3の手首要素43
に近い伝達要素である第2の軸線bを回転軸とする歯車
55を、第2の軸線bに沿って第3の軸線cからオフセ
ットした位置に配置している。又、第3の手首要素43
を第2の手首要素42に対して回転駆動するための駆動
力を伝達する駆動力伝達機構における第3の手首要素4
3に近い要素である歯車64,減速機65、傘歯車66
等の伝達要素も第2の軸線bに沿って、歯車55と同一
方向に第3の軸線cからオフセットした位置に配置して
いる。
【0036】このように、少なくとも第3の手首要素4
3の直前に配置しなければならない要素を、第3の手首
要素43への回転中心軸であり、かつ、配管・配線部材
30を挿入する孔である中空経路49の中心軸の第3の
軸線cよりオフセットした位置に配置することにより、
中空経路49への配管・配線部材30の導入側に広い空
間領域を形成するようにしたものである。
【0037】また、第2の軸線bと歯車54,63、歯
車52,62の回転中心線dを平行にすることにより、
軸線bと回転中心線dが直交し、かつ、回転中心軸dが
軸線aに対し歯車55より離れた位置に配置された場合
に比べ手首の幅が小さくなり、手首全体をコンパクトに
することが可能になる。また、軸線bと回転中心軸dが
直交し、かつ、回転中心軸dが軸線aに対し歯車55よ
り近い位置に配置された場合には、第2の手首要素42
が軸線b回りに回転した時に、歯車54,63,減速機
53等と干渉することにより第2の手首要素42の動作
範囲が小さくなるのに対し、第2の軸線bと回転中心軸
dを平行にすることにより第2の手首要素42の動作範
囲を大きくすることが可能になる。
【0038】さらに、第1の手首要素41には、ロボッ
トの前腕部33に内側又は外側に沿って導かれてきた配
管・配線部材30を保持する配管・配線部材案内手段4
6が設けられている。この実施形態の配管・配線部材案
内手段46は配管・配線部材30を挿通させる孔で形成
され、この配管・配線部材案内手段46の孔で配管・配
線部材30を保持した後、空間領域に導かれ、その後第
3の手首要素43の中空経路49に導入され、第3の手
首要素43に取り付けられたエンドエフェクタに接続さ
れるようになっている。
【0039】この配管・配線部材案内手段46を設ける
位置は、軸線cと一致しない位置に設ける。そして、こ
の配管・配線部材案内手段46で保持されて第1の手首
要素41から放出された配管・配線部材30は、中空経
路49までの間に手首を構成する各要素と接しないよう
に、又は接してもその接する面積が極力小さくなるよう
な位置に配管・配線部材案内手段46を設ける。
【0040】この図6で示した実施形態では、駆動力を
伝達する歯車55,64,第2の減速機65、傘歯車6
6等の伝達要素を配置した位置側、すなわち第3の軸線
cに対して第2の軸線bの一方方向にオフセットして配
置した側に対して、反対側の位置にこの配管・配線部材
案内手段46を配置している。この配置位置が後述する
ように第2、第3の手首要素42,43の回動に伴う配
管・配線部材30への影響を小さくする上で最適であ
る。これにより、配管・配線部材案内手段46で保持さ
れて第1の手首要素41から放出された配管・配線部材
30は、中空経路49までの間に手首を構成する各要素
と接することなく屈曲して、又、この間の経路空間は一
方の面側のみに歯車55,64,第2の減速機65等の
伝達要素の障害物があるだけで、他方の面は開放されて
いるから、この間の配管・配線部材30の長さに余裕を
もって配設することができる。
【0041】図示しない駆動源から伝達された回転力が
傘歯車51に伝達され、この傘歯車51の回転は傘歯車
52を介して第1の減速機53に入力され、減速されて
該第1の減速機53の出力軸に取り付けられた歯車54
を回転させ、該歯車54と噛み合う第2手首要素42に
取り付けられている歯車55を回転させて、第2の手首
要素42を軸線b回りに回転させる。
【0042】又、図示しない駆動源から伝達された回転
力を傘歯車61で受け、この傘歯車61の回転は、傘歯
車62,歯車63に伝達され、該歯車63に噛み合う、
第2の減速機65の入力軸に取り付けられた歯車64を
回転させ、第2の減速機65で減速されて出力軸に取り
付けられた傘歯車66を回転させ、該傘歯車66と噛み
合う第3の手首要素43に取り付けられた傘歯車67を
回転させることにより、第3の手首要素43を軸線c回
りに回転させる。
【0043】第2の手首要素42が軸線b回りに回動す
ることにより第3の手首要素43の中空経路49も軸線
b回りに回動するが、この回動により、配管・配線部材
30の第1の手首要素41の配管・配線部材案内手段4
6での保持位置と中空経路49の位置が変動しその間の
距離も変動するが、配管・配線部材30はこの間におい
て、屈曲し撓んでおり、且つその長さに余裕をもって接
続されているから、この位置、距離の変化に対する配管
・配線部材30の変動分は、この保持部材46と中空経
路49間で吸収されることになる。
【0044】又、第3の手首軸の回転による配管・配線
部材30のねじれは、この保持部材46と中空経路49
間でほとんど吸収されるが、配管・配線部材30は保持
部材46の孔に挿通されているだけであるから、保持部
材46以降(ロボット前腕部側)の部分でも吸収される
ことになる。
【0045】
【発明の効果】本発明は、第1の手首要素と第3の手首
要素までの配管・配線部材の経路を広い空間領域として
いることから、各手首要素が回動しても、配管・配線部
材はこの空間領域内を移動し、長さ変動を吸収するか
ら、配管・配線部材が手首自身にからみついたり、配管
・配線部材と手首の各要素や周辺機器と摺接する部分が
少なくなり、配管・配線部材の擦れによる破損を少なく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の手首構造の手首を用
いたロボットの概要図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の手首構造の説明図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施形態の手首構造の説明図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施形態の手首構造の手首を取
り付けたロボットの概要図である。
【図5】本発明の第5の実施形態の手首構造の手首を取
り付けたロボットの概要図である。
【図6】第1〜第4の実施形態で用いた手首40の一例
の構造を示す図である。
【図7】産業用ロボットでスポット溶接を行う際の、ス
ポット溶接ガンへの給電、給油、給排気等を行うため
に、従来行われている配管・配線の状態を示した図であ
る。
【符号の説明】
30 配管・配線部材 33 ロボットの前腕部 34 ロボットの後腕部 40 手首 41 第1の手首要素 42 第2の手首要素 43 第3の手首要素 44 中継プレート 45 エンドエフェクタ 46 配管・配線部材案内手段 47a,47b 収納部材 48 保護手段 49 中空経路 51,52,61,62,66,67 傘歯車 53 第1の減速機 54,55,63,64 歯車 56,57 軸受け 65 第2の減速機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 浩 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 Fターム(参考) 3C007 AS11 BS10 BS12 BT08 CV08 CW08 CY02 CY03 CY04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット前腕部が、前腕部取付基部に対
    して前記前腕部の長手軸である第1の軸線の回りに回転
    可能に設けられた構造のロボットに用いられるロボット
    手首構造において、前記前腕部先端に固定される第1の
    手首要素と、該第1の手首要素に対して、前記第1の軸
    線と所定角度で交差する第2の軸線回りに回転自在に設
    けられた第2の手首要素と、該第2の手首要素に対し
    て、前記第2の軸線と所定角度で交差する第3の軸線回
    りに回転自在に設けられ、且つ中空経路を持つ第3の手
    首要素とを備え、前記第2の手首要素を前記第1の手首
    要素に対して駆動するための駆動力を伝達する駆動力伝
    達機構の一要素である前記第2の軸線回りに回転自在に
    設けられた第1の伝達要素と、前記第3の手首要素を前
    記第2の手首要素に対して駆動するための駆動力を伝達
    する駆動力伝達機構の一要素である前記第2の軸線回り
    に回転自在に設けられた第2の伝達要素とが、前記第3
    の軸線に対して前記第2の軸線に沿った同一方向にそれ
    ぞれ所定距離オフセットした位置に配置され、前記第1
    の伝達要素に直接駆動力を伝える駆動力伝達要素の回転
    中心軸線が前記第2の軸線と平行に配置され、前記第2
    の軸線と前記第3の軸線の交点付近に配線及び配管のた
    めの広い空間を設けたことを特徴とするロボットの手首
    構造。
  2. 【請求項2】 ロボット前腕部が、前腕部取付基部に固
    定された構造のロボットに用いられるロボット手首機構
    において、前記前腕部先端に該前腕部の長手軸である第
    1の軸線回りに回転可能に設けられる第1の手首要素
    と、該第1の手首要素に対して、前記第1の軸線と所定
    角度で交差する第2の軸線回りに回転自在に設けられた
    第2の手首要素と、該第2の手首要素に対して、前記第
    2の軸線と所定角度で交差する第3の軸線回りに回転自
    在に設けられ、且つ中空経路を持つ第3の手首要素とを
    備え、前記第2の手首要素を前記第1の手首要素に対し
    て駆動するための駆動力を伝達する駆動力伝達機構の一
    要素である前記第2の軸線回りに回転自在に設けられた
    第1の伝達要素と、前記第3の手首要素を前記第2の手
    首要素に対して駆動するための駆動力を伝達する駆動力
    伝達機構の一要素である前記第2の軸線回りに回転自在
    に設けられた第2の伝達要素とが、前記第3の軸線に対
    して前記第2の軸線に沿った同一方向にそれぞれ所定距
    離オフセットした位置に配置され、前記第1の伝達要素
    に直接駆動力を伝える駆動力伝達要素の回転中心軸線が
    前記第2の軸線と平行に配置され、前記第2の軸線と前
    記第3の軸線の交点付近に配線及び配管のための広い空
    間を設けたことを特徴とするロボットの手首構造。
  3. 【請求項3】 エンドエフェクタへの配線又は配管が、
    前記第1の手首要素に沿ってあるいは第1の手首要素に
    設けられた貫通孔を通して、前記中空経路を経て該エン
    ドエフェクタに接続されていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載のロボットの手首構造。
  4. 【請求項4】 前記第1ないし第3の手首要素及び前記
    中空経路の一部又は全部に、前記エンドエフェクタへの
    配線又は配管との擦れを低減する保護手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1ないし請求項3の内、いずれか1
    項に記載のロボットの手首構造。
  5. 【請求項5】 前記第1の手首要素から前記中空経路ま
    での一部又は全部に、前記エンドエフェクタの配線又は
    配管を収納する収納部材を設けたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項4の内、いずれか1項に記載のロボッ
    トの手首構造。
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