JP2002282474A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002282474A
JP2002282474A JP2001088332A JP2001088332A JP2002282474A JP 2002282474 A JP2002282474 A JP 2002282474A JP 2001088332 A JP2001088332 A JP 2001088332A JP 2001088332 A JP2001088332 A JP 2001088332A JP 2002282474 A JP2002282474 A JP 2002282474A
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gaming machine
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dimensional
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Application number
JP2001088332A
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English (en)
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Hajime Busujima
肇 毒島
Michiharu Akasaka
道春 赤坂
Kenichi Takano
賢一 高野
Mitsuo Nakajima
光夫 中島
Takeaki Sueoka
丈明 末岡
Naoki Hirukawa
直樹 蛭川
Yuuki Matsumoto
勇気 松本
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚的な演出効果を高めるとともに、遊技者
の興趣および期待感を高める遊技機を提供する。 【解決手段】 LCDパネルに表示される3つの図柄4
01、403および405を立方体で構成し、全ての図
柄が回転変動を行う図4(a)。そして、左側の図柄4
01、中央の図柄403、右側の図柄405の順に回転
変動を停止する図4(b)。そして、当たりの状態か
ら、全ての図柄の側面が矢印ハの向きへ移動し、図柄4
01、403および405とそれぞれ異なるテクスチャ
を有する図柄407、409、411が出現して、再抽
選が行われる図4(c)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばパチンコ
遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等の遊技
機に関し、より詳細には、3次元画像の中から別の3次
元画像を出現させる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から広く知られているパチンコ機等
の遊技機における、遊技の状態を報知するための識別情
報(図柄)の変動方法に関する技術として、 図柄を上から下へ縦にスクロール変動させる方法、 図柄を右から左へ横にスクロール変動させる方法、 図柄を回転変動させる方法、 異なる図柄を差し替えることにより変動させる方法、 といった方法が知られている。
【0003】また、従来から遊戯者へリーチ、大当た
り、確率変動(確変)状態の発生等の各種情報を報知す
る技術として、 表示画面中に「リーチ!」という文字を表示すること
により、遊技者にリーチ状態になったことを報知する方
法、 表示画面中に、「大当たり!」や「LUCKY!」と
いう文字を表示することによって、遊戯者に有利となる
状態になったことを報知する方法、 ランプを通常とは異なる点灯の仕方、例えば派手な点
灯の仕方をさせることによって、遊技者に遊技に関する
何らかの情報(リーチ、大当たり、確率変動状態の発生
等)を報知する方法、 表示画面中に予め定められた図柄を表示することによ
って、確率変動(確変)への遷移または非確率変動(非
確変)の抽選を行う方法 といった方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、から
の図柄の変動方法については、変動の仕方がありきた
りで面白味に掛けるため、遊技者の興趣、期待感を高め
るには限界があるという問題があった。
【0005】また、からの報知の仕方については、
単にメッセージを表示するだけでは情報の報知方法があ
りきたりで、面白みに掛け、遊技者に与えるインパクト
が薄いという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、視覚的な演出効
果を高めるとともに、遊技者の興趣および期待感を高め
る遊技機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、可変表示器を有
し、第1の3次元オブジェクトおよび第2の3次元オブ
ジェクトの画像を変動させて前記可変表示器に表示する
遊技機において、第1の3次元オブジェクトおよび第2
の3次元オブジェクトのデータを予め記憶した記憶手段
と、該記憶手段に記憶された第1の3次元オブジェクト
および第2の3次元オブジェクトのデータに基いて、前
記第1の3次元オブジェクトの中から前記第2の3次元
オブジェクトを出現させる状態を示す複数組の画像を作
成する画像処理手段と、当該作成された複数組の画像を
順次に前記可変表示器に表示させる表示制御手段とを備
え、前記第1の3次元オブジェクトの中から前記第2の
3次元オブジェクトを出現させる状態を表示することに
より、前記遊技機が提供する遊技に関する情報の報知を
行うことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の遊技機において、前記第1の3次元オブジェク
トは1つ以上の面によって構成され、前記画像処理手段
は前記第1の3次元オブジェクトの少なくとも1つの面
を開放または消滅させて前記第2の3次元のオブジェク
トを出現させることを特徴とする。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の遊技機において、前記3次元オブジェ
クトの少なくとも1つは、前記遊技機が提供する遊技に
関する情報を報知するための識別情報であることを特徴
とする。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または2に記載の遊技機において、前記3次元オブジェ
クトの少なくとも1つは、人、動物またはシンボルを表
すキャラクタであることを特徴とする。
【0011】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
1または2に記載の遊技機において、前記3次元オブジ
ェクトの表示方法は、前記遊技機が提供する遊技の状態
を報知するための識別情報の変動または更新を表すこと
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照し、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0013】図1は、遊技機の正面概観の一例を示す図
である。図1に示すように、本実施形態に係る遊技機
は、遊技機の役物等を盤面に据え付ける遊技盤101、
特別図柄表示装置102、始動入賞口103、普通図柄
表示装置作動ゲート(左)104、普通図柄表示装置作
動ゲート(右)105、普通図柄表示装置106、普通
電動役物107、可変入賞球装置108を含む。
【0014】特別図柄表示装置102は、本実施形態で
はLCD(Liquid Crystal Display)パネル213を有
し、複数の数字や図形等の特別図柄(以下、単に図柄と
する)を変動表示する。始動入賞口103は、遊技者に
より打ち出された球が入賞すると、内部の特別図柄始動
スイッチ301(後述)のトリガ発生により入賞を検知
し、特別図柄表示装置102の図柄変動の契機を与え
る。
【0015】普通図柄表示装置作動ゲート(左)104
および普通図柄表示装置作動ゲート(右)105は、遊
技者により打ち出された球が通過すると、内部の普通図
柄作動スイッチ302(後述)のトリガ発生により、普
通図柄表示装置106の普通図柄の変動契機を与える。
普通図柄表示装置106は、7セグメントLED等の表
示する普通図柄を変動表示する。普通電動役物107
は、普通図柄表示装置106が特定の普通図柄を停止表
示した場合に開放し、始動入賞口103への入賞をアシ
ストする。
【0016】可変入賞球装置108は、特別図柄表示装
置102の停止図柄が予め定めた特定の図柄の組み合わ
せとなった場合、すなわち、特賞(大当たり)になった
時に、可変入賞球装置108前面の大入賞口の開放動作
を行う。特賞は、遊技機が通常の遊技状態である第1の
状態から第2の状態へ遷移するポイントであり、第2の
状態は遊技者へ特定の遊技価値を付与する有利な状態で
ある。
【0017】図2は、遊技機の制御回路構成を示す図で
ある。図2において、例示の遊技機の制御回路構成は、
特別図柄始動スイッチ301、普通図柄作動スイッチ3
02、大入賞口スイッチ303、特別入賞口スイッチ3
04、リセット回路305、電源回路306、入力ポー
ト307、主制御部(以下、CPUと呼ぶ)308、R
OM(Read Only Memory)309、RAM(Random Acc
ess Memory)310、出力ポート311、特別図柄表示
装置102、普通図柄表示装置106、大入賞口作動ソ
レノイド312、普通電動役物作動ソレノイド313、
ランプ表示装置314、効果音発生装置315、賞球払
出装置316および球発射装置317を有する。
【0018】特別図柄始動スイッチ301は、遊技者に
より打ち出されて始動入賞口103に入賞した球が、こ
のスイッチを通過する時に、トリガを発生し入賞検知
し、特別図柄表示装置102の図柄変動の契機を与え
る。普通図柄作動スイッチ302は、遊技者により打ち
出されて普通図柄表示装置作動ゲート(左)104およ
び普通図柄表示装置作動ゲート(右)105を通過した
球が、このスイッチを通過する時にトリガを発生し、普
通図柄表示装置106の普通図柄の変動契機を与える。
【0019】大入賞口スイッチ303は、特賞になった
時に、可変入賞球装置108への球の入賞検知を行う。
リセット回路305は、CPU308を初期状態にす
る。電源回路306は、図2の回路全体に電力を供給す
る。入力ポート307は、各部からの信号を取り込み、
CPU308に転送する。
【0020】CPU308は、遊技機全体の制御(主制
御)を行う遊技機制御用CPUであり、制御ROM30
9およびRAM310を内蔵し、後述のセキュリティ機
能等を付加した遊技機専用の1チップCPUである。制
御ROM309は、CPU308用の遊技機制御プログ
ラムが記憶されている。制御ROM309にはさらに、
遊技機を制御するための各種パラメータの値が格納され
ている。RAM310は、CPU308に対する制御デ
ータや演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カ
ウンタを初めとする各種カウンタ、保留される各球の情
報を記録する各球毎の保留メモリ等を一時記憶する。
【0021】出力ポート311は、各部に対する信号を
出力し、CPU308から転送する。
【0022】大入賞口作動ソレノイド312は、特賞に
なった時に、可変入賞球装置108前面の大入賞口を開
放する。普通電動役物作動ソレノイド313は、普通図
柄表示装置106が特定の普通図柄を停止表示した場合
に、普通電動役物107を開放する。ランプ表示装置3
14は、遊技に関連するランプ類の表示装置であり、C
PU308の指示で複数のランプを選択的に点灯/消灯
させる。
【0023】効果音発生装置315は、遊技に関連する
音響を発生する。賞球払出装置316は、特別図柄始動
スイッチ301、大入賞口スイッチ303、特別入賞口
スイッチ304等で入賞検知がされた場合の、賞球の払
出を行う。球発射装置317は、遊技機ハンドルで遊技
者の球発射動作を検知すると、球を遊技盤101へ発射
する。
【0024】図3は、本実施形態に係る遊技機の表示部
に関係する特別図柄表示装置102の表示制御回路の回
路構成を示す。図3において、特別図柄表示装置102
の表示制御回路は、遊技機に設置された特別図柄表示用
の表示器を制御し、データ受信回路202、CPU21
0、プログラムROM214、RAM215、画像処理
用LSI(VDP;Video Display Processor)21
1、キャラクタROM205、ビデオRAM203、プ
ログラムROM214、LCDパネル用インタフェース
回路212、可変表示器としてのLCDパネル213お
よび電源回路217を有する。
【0025】データ受信回路202は、主制御部308
から特別図柄パターンやタイミングを取るためのストロ
ーブ信号、コマンド等を受信し、CPU210へ渡す。
電源回路217は、外部の電力回路216から電力供給
を受け、新たに特別図柄表示装置102の回路全体に電
力を供給する。
【0026】CPU210は、プログラムROM214
に記憶されたプログラムにしたがって、表示すべき特別
図柄パターンおよび表示制御に必要な制御データをVD
P211に引渡す。RAM215は、CPU210に対
する入出力データや演算処理のためのデータを一時記憶
し、ワーク・エリアやバッファ・メモリとして機能す
る。
【0027】VDP211は、CPU210からの表示
制御に基いて、LCDパネル213に表示するための画
像を演算し、画像データをビデオRAM203上に展開
し、CPU210からの出力指示に従って、LCDパネ
ル用インタフェース回路212へ画像データを出力する
機能を有する。また、VDP211は、内部に記憶され
た画像処理用プログラムにしたがって、後述の3D(3
次元)表示を行なうための3Dイメージの作成を行なう
ことにより、本発明に関わる3D画像処理を行なう。
【0028】ビデオRAM203は、VDP211に作
成された表示用の画像データを一時的に記憶する。ビデ
オRAM203に記憶された画像データが、VDP21
1により一定周期で読み出されてLCDパネル用インタ
フェース回路212を介してLCDパネル213に出力
される。LCDパネル213は、出力された画像データ
を可視表示する。
【0029】プログラムROM214は、CPU210
が実行する画像表示制御のためのプログラムを記憶して
おり、具体的にはCPU210が行う画像表示制御の内
容を規定した制御プログラムを記憶している。また、プ
ログラムROM214は、VDP211のデータ・レジ
スタに書きこむ、VDP制御用データ等を記憶してい
る。
【0030】キャラクタROM205には、特別図柄パ
ターンの種類に応じた特別図柄の画像を作成するための
3D画像データ206が格納されている。このデータ
は、テクスチャデータ207、3D(3次元)画像に関
するオブジェクトデータ208、および背景用の2D
(2次元)画像データ209から構成される。テクスチ
ャデータ207は、3次元物体の表面の持つ模様や材質
などの感じ(テクスチャ)を表す画像のデータであり、
抽選用の特別図柄パターンの画像が含まれる。また、オ
ブジェクトデータ208は3次元の形状(3次元オブジ
ェクト)を表すデータ、2次元画像データ209は2次
元の形状(2次元オブジェクト)の画像を表すデータで
ある。
【0031】LCDパネル用インタフェース回路212
は、ビデオRAM203に一時的に記憶された画像デー
タを受け取り、LCDパネル213へ送出する。LCD
パネル213は、LCDパネル用インタフェース回路2
12から送出された画像データに基いて、画像を表示す
る。
【0032】以下、本発明の実施形態について具体的に
説明する。
【0033】(第1実施形態)図4は、本発明の一実施
形態に係るLCDパネルに表示される画像の遷移図であ
る。
【0034】遊技者により打ち出された球が始動入賞口
103に入り入賞すると、LCDパネル213に3つの
図柄が表示されると共に、これらの図柄が変動する。図
4に示す例では、3つの図柄401、403および40
5を立方体で構成し、全ての図柄が回転変動を行う。そ
して、左側の図柄401、中央の図柄403、右側の図
柄405の順に回転変動を停止する。図4(a)は、左
側の図柄401が回転変動を停止し、中央の図柄403
は矢印イの示す方向に、右側の図柄405は矢印ロの示
す方向に回転している状態を示す。なお、図柄の回転は
矢印イ及びロに示す角度および方向に限定されるもので
はなく、図柄の中心を通る任意の角度を有する軸の周り
に回転可能である。
【0035】この状態から、中央の図柄403および右
側の図柄405が回転変動を停止する(図4(b))。
図4(b)に示す例では、3つの図柄401、403お
よび405が全て停止し、当たりの状態となったことを
報知している。
【0036】そして、当たりの状態から、全ての図柄の
側面が矢印の向きへ倒れ、図柄401、403および4
05とそれぞれ異なるテクスチャを有する図柄407、
409、411が出現して、再抽選が行われる(図4
(c))。
【0037】なお、図柄の中から異なるテクスチャを有
する図柄を出現させる方法としては、予め3Dオブジェ
クトの時間経過に応じた形状データ(3次元座標デー
タ)をテーブルに記載しておいて、この時間に応じた形
状データから表示データを作成することにより表示制御
を行なう方法を使用することができる。
【0038】(第2実施形態)図5は、本発明の他の実
施形態に係るLCDパネルに表示される画像の遷移図で
ある。なお、LCDパネルに表示された図柄が変動する
点については、上述の実施形態と同様であるので、説明
を省略する。
【0039】図5(a)に示す例では、左側の図柄50
1、中央の図柄503および図柄505の順で図柄が全
て停止し、ハズレの状態となったことを報知している。
【0040】ハズレの状態から、右側の図柄の上面50
7が矢印ハの方向へ開き、異なるテクスチャを有する図
柄509が図柄505の内部から矢印ニの方向へ出現
し、再抽選が行われる(図5(b))。
【0041】(第3実施形態)図6は、本発明の他の実
施形態に係るLCDパネルに表示される画像の遷移図で
ある。
【0042】まず、遊技者により打ち出された球が始動
入賞口103に入り入賞すると、LCDパネル213に
3つの図柄が表示されると共に、当該図柄が変動する。
図6に示す例では、3つの図柄を数字形状で構成し、全
図柄が上から下へ、すなわちブロック矢印の方向へスク
ロール変動を行う(図6(a))。
【0043】この状態から、図6(b)の画像へ遷移
し、3つの図柄601、603および605が停止し、
3次元形状の図柄に変化する。図6(b)に示す例で
は、3つの図柄が全て停止し、ハズレの状態となったこ
とを報知している。
【0044】ハズレの状態から、右側の図柄605の前
面左側607が矢印トの方向へ、前面右側611が矢印
チの方向へ開き、図柄605の内部から異なる図柄60
9が矢印への方向に出現し、再抽選が行われる(図6
(c))。
【0045】(第4実施形態)図7は、本発明の他の実
施形態に係るLCDパネルに表示される画像の遷移図で
ある。
【0046】遊技者により打ち出された球が始動入賞口
103に入り入賞すると、LCDパネル213に球形状
により構成される3つの図柄が表示される。そして、こ
れらの図柄の中心を通る水平な軸(一点鎖線で図示され
ている)の周りに、矢印リの方向へ回転変動する(図7
(a))。
【0047】この状態から、図7(b)の画面へ遷移
し、3つの図柄が停止し、数字形状のテクスチャが前面
に表示される。図7(b)に示す例では、3つの図柄7
01、703および705が全て停止し、ハズレの状態
となったことを報知している。
【0048】ハズレの状態から、右側の図柄705の表
面が破片709となってはがれ落ち、図柄705の内部
から異なるテクスチャを有する球形状の図柄707が出
現し、再抽選が行われる(図7(c))。
【0049】(第5実施形態)図8は、本発明の他の実
施形態に係るLCDパネルに表示される画像の遷移図で
ある。
【0050】遊技者により打ち出された球が始動入賞口
103に入り入賞すると、LCDパネル213に3つの
図柄が表示されると共に、当該図柄が変動する。図6に
示す例では、3つの図柄801、803および805を
立方体で構成し、全ての図柄が当該図柄の中心を通る上
下方向の軸を中心に矢印ヌの示す方向に回転変動を行う
(図8(a))。
【0051】この状態から、図8(b)の画像へ遷移
し、全ての図柄が回転変動を続けたまま中央の図柄80
3の上面が開き、内部から人、動物またはシンボルを表
す画像(キャラクタ)807が出現する。図8(b)に
示す例では、キャラクタ807が出現することでリーチ
の発生、すなわち左側の図柄801および中央の図柄8
03が停止するとリーチとなる旨の予告を遊技者に報知
している。
【0052】(第6実施形態)図9は、本発明の他の実
施形態に係るLCDパネルに表示される画像の遷移図で
あり、立方体で構成される3つの図柄が任意の軸を中心
に回転変動を開始した後の状態を示す図である。
【0053】図9に示す例では、左側の図柄901およ
び中央の図柄903が停止し、右側の図柄905が矢印
ルの方向へ回転変動を続けている状態、すなわちリーチ
の状態において、中央の図柄903からキャラクタ90
7が出現し、リーチの状態であることを遊技者に報知し
ている。
【0054】(第7実施形態)図10は、本発明の他の
実施形態に係るLCDパネルに表示される画像の遷移図
である。
【0055】遊技者により打ち出された球が始動入賞口
103に入り入賞すると、LCDパネル213に3つの
図柄が表示されると共に、当該図柄が変動する。図10
(a)に示す例では、立方体で構成される3つの図柄が
ブロック矢印が示す方向へ、すなわち上から下へスクロ
ール変動を行う。
【0056】この状態から、図10(b)の画像へ遷移
し、3つの図柄が停止し、3次元形状の図柄に変化す
る。図10(b)に示す例では、3つの図柄1001、
1003および1005が全て停止し、大当たりの状態
となったことを報知している。
【0057】大当たりの状態において、中央の図柄10
03の上面が開き、当該図柄の内部からキャラクタ10
07が出現して確変への遷移または非確変の抽選を行
い、出現したキャラクタ1007が確変への遷移または
非確変を報知する(図10(c))。
【0058】以上、本発明の好適な実施形態を説明した
が、本発明はこの実施形態のみに限定されることなく他
の種々の態様でも実施することができることは言うまで
もない。たとえば、本実施形態では3次元オブジェクト
として、立方体と球を例に挙げて説明したが、これに代
えて種々の多面体を使用することができる。
【0059】また、本実施形態では、変動表示させる第
1の3次元オブジェクトを構成する面の少なくとも1つ
が開放または消滅し、中から第2の3次元オブジェクト
が出現する例について説明したが、開放または消滅を行
うことなく、第1の3次元オブジェクトを構成する面を
通過して、当該第1の3次元オブジェクトの内部から第
2の3次元オブジェクトを出現させることが可能であ
る。この場合、例えば第1の3次元オブジェクトよりも
小さい第2の3次元オブジェクトが拡大しながら第1の
3次元オブジェクトの面を通過し、最終的に第1の3次
元オブジェクトと同一サイズの物体になるように変動表
示させる。そして、当該第2の3次元オブジェクトが第
1の3次元オブジェクトとなって、さらにその中から第
2のオブジェクトを出現させる。このように、半永久的
に変動表示を繰り返すことができる。
【0060】更に、本実施形態では特別図柄を例に挙げ
たが、普通図柄や他の情報を表すものを表示する場合に
も本発明を適用することができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
図柄を多面体または球で構成し、図柄の中から図柄が出
現することで、今までにない図柄の変動方法を実現する
ことができ、視覚的な演出効果を高め、遊技者の興趣を
そそるとともに、期待感を高めることが可能となる。
【0062】また、通常、遊技者が最も注視している図
柄の中から、図柄やキャラクタ、文字が出現すること
で、遊技者により的確に情報を報知でき、強いインパク
トを与えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の正面概観の一例を示す図である。
【図2】遊技機の制御回路構成を示す図である。
【図3】本実施形態に係るセルサーチ方法を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るLCDパネルに表示
される画像の遷移図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るLCDパネルに表示
される画像の遷移図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るLCDパネルに表示
される画像の遷移図である。
【図7】本発明の一実施形態に係るLCDパネルに表示
される画像の遷移図である。
【図8】本発明の一実施形態に係るLCDパネルに表示
される画像の遷移図である。
【図9】本発明の一実施形態に係るLCDパネルに表示
される画像の遷移図である。
【図10】本発明の一実施形態に係るLCDパネルに表
示される画像の遷移図である。
【符号の説明】
101 遊技盤 102 特別図柄表示装置 103 始動入賞口 104 普通図柄表示装置作動ゲート(左) 105 普通図柄表示装置作動ゲート(右) 106 普通図柄表示装置 107 普通電動役物 108 可変入賞球装置 202 データ受信回路 203 ビデオRAM 205 キャラクタROM 206 3D画像データ 207 テクスチャデータ 208 オブジェクトデータ 209 2D画像データ 210 CPU 211 画像処理用LSI(VDP) 212 LCDパネル用インタフェース回路 213 LCDパネル 214 プログラムROM 215 RAM 216、217 電源回路 301 特別図柄始動スイッチ 302 普通図柄作動スイッチ 303 大入賞口スイッチ 304 特別入賞口スイッチ 305 リセット回路 306 電源回路 307 入力ポート 308 主制御部 309 ROM 310 RAM 311 出力ポート 312 大入賞口作動ソレノイド 313 普通電動役物作動ソレノイド 314 ランプ表示装置 315 効果音発生装置 316 賞球払出装置 317 球発射装置 401,403,405,407,409,411,5
01,503,505,509,601,603,60
5,609,701,703,705,707,80
1,803,805,901,903,905,100
1,1003,1005 オブジェクト 507 上面 607,611 前面 709 破片 807,907,1007 キャラクタ イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、チ、リ 矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 賢一 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 中島 光夫 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 末岡 丈明 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 蛭川 直樹 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 松本 勇気 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 AA31 AA34 AA35 AA36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変表示器を有し、第1の3次元オブジ
    ェクトおよび第2の3次元オブジェクトの画像を変動さ
    せて前記可変表示器に表示する遊技機において、 第1の3次元オブジェクトおよび第2の3次元オブジェ
    クトのデータを予め記憶した記憶手段と、 該記憶手段に記憶された第1の3次元オブジェクトおよ
    び第2の3次元オブジェクトのデータに基いて、前記第
    1の3次元オブジェクトの中から前記第2の3次元オブ
    ジェクトを出現させる状態を示す複数組の画像を作成す
    る画像処理手段と、 当該作成された複数組の画像を順次に前記可変表示器に
    表示させる表示制御手段とを備え、前記第1の3次元オ
    ブジェクトの中から前記第2の3次元オブジェクトを出
    現させる状態を表示することにより、前記遊技機が提供
    する遊技に関する情報の報知を行うことを特徴とする遊
    技機。
  2. 【請求項2】 前記第1の3次元オブジェクトは1つ以
    上の面によって構成され、前記画像処理手段は前記第1
    の3次元オブジェクトの少なくとも1つの面を開放また
    は消滅させて前記第2の3次元のオブジェクトを出現さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記3次元オブジェクトの少なくとも1
    つは、前記遊技機が提供する遊技に関する情報を報知す
    るための識別情報であることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記3次元オブジェクトの少なくとも1
    つは、人、動物またはシンボルを表すキャラクタである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記3次元オブジェクトの表示方法は、
    前記遊技機が提供する遊技の状態を報知するための識別
    情報の変動または更新を表すことを特徴とする請求項1
    または2に記載の遊技機。
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