JP4433112B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技者に特典の付与を認識させるための複数の図柄を変動表示させる図柄表示装置を有し、変動停止後の複数の図柄が所定の表示態様となると遊技者に有利となる特典を付与するように構成されている遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の図柄列(例えば、左図柄、中図柄、右図柄の3桁のものが主流である)を変動表示させる図柄表示装置を有し、変動停止後の複数の図柄が所定の表示態様となると遊技者に有利となる特典を付与するように構成された遊技機が広く知られている。
【0003】
従来の遊技機では、図柄表示装置における図柄変動は、例えば、上下方向に(稀に左右方向に)流れるように図柄が移行するというように、2次元的な動きでしか表現されていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、多面体の所定の位置で複数の図柄を変動表示することによって、3次元立体的な今までにない視覚効果が得られる遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る遊技機は、遊技者に特典の付与を認識させるための複数の図柄を変動表示させる図柄表示装置を有し、変動停止後の複数の図柄が所定の表示態様となると遊技者に有利となる特典を付与するものであって、上記課題を解決するために、
前記図柄表示装置には多面体と、前記多面体の各頂点をなす位置で変動する前記複数の図柄と、前記多面体の各辺をなす直線状部分とを表示し、かつ前記多面体の内部を透かして表示し、
前記複数の図柄が変動を開始すると共に前記多面体が回転変動し、
前記多面体の回転変動が停止して前記複数の図柄の変動が停止し、
前記多面体の所定の面に含まれる組合せ位置にある図柄が前記所定の表示態様となると、遊技者に有利となる特典を付与することを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る遊技機は、請求項1に係る遊技機において、前記多面体の複数の面が同時に表示され、前記複数の面のうち何れかの面に含まれる組合せ位置にある図柄が所定の表示態様となると、遊技者に有利となる特典を付与することを特徴とするものである。
【0007】
請求項3に係る遊技機は、請求項1又は2に係る遊技機において、前記多面体は、形状の異なる複数の面の組合せで構成されており、前記面の形状に応じて前記図柄の数が異なっていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、実施の形態においては遊技機の一形態としてパチンコ遊技機を用いて説明するが、例えば、図柄表示装置を備えた所謂スロットゲーム機でもよい。図1は、本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機に配備された遊技盤面の正面図である。遊技盤面1の略中央にはカラー液晶表示装置により構成された図柄表示装置2を組み付けた図柄表示ユニット3が配設され、図柄表示ユニット3の中央上部には天入賞口4が設けられている。なお、図柄表示装置2は、その表示画面に多面体及び該多面体の所定の位置で複数の図柄を変動表示する。前記複数の図柄は、遊技者に特典の付与を認識させるための識別情報であり、変動停止後の複数の図柄が所定の表示態様となると、遊技者に特典が付与される。
【0011】
図柄表示ユニット3の下方中央にはチャッカにより構成された図柄始動口5が設けられ、図柄始動口5の下方には可変入賞装置6が設けられている。図柄表示ユニット3の上方の左右にはそれぞれランプ付き風車7,7が配設され、図柄始動口5の左側及び右側、即ち、左右の袖部位置にはチャッカにより構成された普通入賞口8,8が設けられている。
【0012】
可変入賞装置6は、前後方向に傾動可能に設けられた開閉扉9を備えている。該開閉扉9は遊技盤裏面側に配備されたソレノイド(図示せず)により駆動される。可変入賞装置6は、通常時には開閉扉9を閉成状態として大入賞口10へのパチンコ球の入賞が不可能な状態(遊技者に不利となる状態)となっている。一方、図柄始動口5へパチンコ球が入賞したことに基いて図柄表示装置2において多面体及び多面体の所定の位置において複数の図柄の変動表示が行われる。前記多面体の所定の面に含まれる組合せ位置にある複数の図柄が大当りとなる表示態様となる時に特別遊技状態に移行し、可変入賞装置6は、開閉扉9を開放状態として大入賞口10へのパチンコ球が入賞しやすい状態となる。
【0013】
図2は本実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御系統の要部ブロック図である。メイン制御装置(主制御部)は図示しないメイン制御基板に配備される。メイン制御装置は、パチンコ遊技に関わる総括的な制御を行うための処理実行手段としてのメインCPUと、メインCPUが実行するためのパチンコ遊技全体に関わる制御プログラムが格納されているROMと、随時読み出しおよび書き込みが可能なRAMと、メインCPUが周辺機器との間でデータ通信を行うための通信インタフェースとにより構成されている。なお、メイン制御装置の具体的な構成については図示を省略する。
【0014】
図2に示すように、メイン制御装置11は、図示しない図柄表示基板に配備された図柄表示用制御装置12に対し、メイン制御装置11から図柄表示用制御装置12に向けて一方向通信が可能に接続されている。なお、メイン制御装置11から図柄表示用制御装置12に向けて送信される通信データは、多面体(後述の四面体21)の回転変動における停止姿勢、各図柄の停止図柄である。
【0015】
図2に示すように、メイン制御装置11には、スイッチ入力回路13を介して前述の図柄始動口5、天入賞口4及び普通入賞口8,8に各々配備された各入賞検出スイッチSW1乃至SW4が接続され、各入賞検出スイッチSW1〜SW4の検出信号が同時にメイン制御装置11に入力される。
【0016】
また、メイン制御装置11には、表示用ドライバ14を介して各種ランプ/表示LED15が接続され、表示用ドライバ16を介して各種飾りLED17が接続され、ドライバ18を介して可変入賞装置6の開閉扉9(大入賞口10)を開放する時に作動する開放ソレノイドSOL1が接続されている。また、メイン制御装置11には、音駆動部19を介して効果音や警報を発生するためのスピーカ20が接続されている。図示していないが、メイン制御装置11には電源(図示せず)やメイン制御装置11の処理サイクルを規定するクロック回路(図示せず)が接続されている。
【0017】
次に、図柄表示装置2において表示される多面体及び複数の図柄について説明する。図3は多面体及び複数の図柄の第1実施態様を示す図である。第1実施形態においては多面体を四面体21とし、複数の図柄の表示位置を四面体21の各頂点をなす位置とし、四面体21の各頂点(4つの頂点)にそれぞれ4つの球体22(22a,22b,22c,22d)があり、例えば、各球体22の表面にはそれぞれ図柄が表示される。また、各球体22a〜22d同士を繋ぐようにして四面体21の各辺をなす部分が直線状のロッド23(23a,23b,23c23d,23e,23f)として表示されている。また、四面体21は内部が透けて表示される。
【0018】
図3において、四面体21の上部の頂点位置の球体22aに表示されている図柄を図柄Aとし、四面体21の底部の中央手前の頂点位置の球体22bに表示されている図柄を図柄Bとし、四面体21の底部の右側の頂点位置の球体22cに表示されている図柄を図柄Cとし、四面体21の底部の左側の頂点位置の球体22dに表示されている図柄を図柄Dとする。なお、図3では、図柄Aが「7」、図柄Bが「5」、図柄Cが「4」、図柄Dが「1」をそれぞれ表示している。
【0019】
次に、図3に示す四面体21及び図柄A乃至図柄Dの変動表示について説明する。図4乃至図5は四面体21及び図柄A乃至図柄Dの変動表示の一態様を示す図である。説明上、四面体21の各頂点で構成される各面を次のように第1面〜第4面と定義する。すなわち、各頂点に配された球体22a〜22dに表示されている図柄A〜図柄Dを用い、図柄A、図柄B及び図柄Cにより構成される面を第1面、図柄A、図柄C及び図柄Dにより構成される面を第2面、図柄A、図柄B及び図柄Dにより構成される面を第3面、図柄B、図柄C及び図柄Dにより構成される面を第4面、のように定義する。また、点線で示す図柄は、実線で示す図柄よりも奥方に位置することを示す。
【0020】
電源投入時は、四面体21は、第1面が正面を向いており、図柄A、図柄B及び図柄Cが手前に表示され、図柄Dが奥方側に表示された状態にある。また、本実施形態のパチンコ遊技機では、図柄始動口5にパチンコ球が入賞すると、四面体21及び図柄A乃至図柄Dの変動表示が開始される。
【0021】
第1実施形態においては、四面体の各頂点に配した球体に表示されている図柄A乃至図柄Dが変動表示し、かつ四面体自体も回転変動する。各頂点の球体に表示されている図柄A乃至図柄Dは、四面体の回転姿勢によらず常に正面に向いて表示される。
【0022】
四面体は、まず、四面体の中心点を上下に通る軸を回転中心として第1面から左水平方向に向けて回転して第2面に{図4(a)乃至図4(c)}、引き続いて左水平方向に向けて回転して第3面に{図4(c)乃至図4(e)}、次いで、四面体の中心点を左右に通る軸を回転中心として第3面から上方向に向けて回転して第4面に{図4(e)→図4(f)→図5(a)}、続いて上方向に向けて第4面の中央後ろに図柄Aが位置するまで回転し{図5(b)}、図5(b)に示す姿勢から、正面から奥方に向けて図柄Aを通る軸回りに時計方向に240度回転し{図5(b)乃至図5(d)}、次いで、四面体の中心点を左右に通る軸を回転中心として、図5(b)に示す姿勢から上方向に向けて回転し{図5(d)→図5(e)→図5(f)}、図4(a)に示す第1面が正面を向く姿勢に戻る。以降、同じ動作を繰り返す。
【0023】
なお、四面体の回転変動において、現在どの面が正面を向いているかを遊技者に認識させるために、その面が正面に向いた時に、ロッドの色を、例えば、第1面を赤、第2面を青、第3面を黄色、第4面を緑のように変化させてもよい。なお、この場合、その面が正面に向いていない場合には(あるいは、正面から見えるその面の割合が50%以下の場合には)ロッドの色を白にする。
【0024】
また、図柄の変動表示は、例えば、球体の表面を図柄が滑っていく表示態様、あるいは球体の中に図柄が描かれたカードがあって、カードが切り換え表示される表示態様の何れでもよい。
【0025】
図柄の変動停止は、まず四面体の回転変動が停止し、どこか1つの面が表示される。そして、その後球体の図柄が停止する。即ち、四面体の回転変動の停止は、図4(a)の第1面、図4(c)の第2面、図4(e)の第3面、図5(a)の第4面うちの何れか1つが決定されて表示される。そして、決定表示された面が第1面の場合には、組合せ位置の図柄が図柄A、図柄B、図柄Cとなり、決定表示された面が第2面の場合には、組合せ位置の図柄が図柄A、図柄C、図柄Dとなり、決定表示された面が第3面の場合には、組合せ位置の図柄が図柄A、図柄B、図柄Dとなり、決定表示された面が第4面の場合には、組合せ位置の図柄が図柄B、図柄C、図柄Dとなる。また、四面体の回転変動停止後の組合せ位置の図柄の停止順序は、アルファベットの若い順である。
【0026】
本実施形態では、球体に図柄を表示しているが、図柄が表示されるのは球体に限らず、例えば、円(円盤)の中で図柄がスクロール変動、切り換え変動されてもよく、他の形状でもよい。図柄の見易さと表示位置の特定のしやすさが確保できる表示態様であれば、どのような表示態様を用いてもよい。また、本実施形態では、図柄停止に先立って立体(多面体)の(回動)動作を停止するように説明しているが、これに限らず、図柄が停止してから立体(多面体)の(回動)動作を停止するようにしてもよい。このようにすると、複数の面のうち、当りを構成する面が含まれれていれば、いずれの面で停止するかが遊技者の興味の対象となり興趣を高めることになる。また、このように表現すれば、複数面で当りを構成しており、面によって特典の大きさが異なっている(例えば、大入賞口内の特定領域通過に関わる継続ラウンド数が異なる)場合、やはりどの面で停止するかで特典の大きさが異なるため、遊技者の興趣を高めることができる。なお、特典の大きさの違いに関しては、継続ラウンド数の違いのほか、入賞にかかる賞球数の違い(例えば、16個払いと15個払い)、1ラウンドにおける入賞数の上限の違い(例えば、10個と9個)等でもよい。
【0027】
変動停止された組合せ位置の図柄がすべて同一図柄となった場合に(例えば、777、333、222等)、大当りとなる。なお、四面体の回転変動の停止によって決定された面の種別により、大当りのなり易さ(見かけ上だけでも可)を変えたり、あるいは確率変動のしやすさを変えたり、大当りとなることにより行われる特別遊技の内容を変化させたり(例えば、大入賞口内の特定領域通過に関わる継続ラウンド数を異ならせる)等の重み付けを行ってもよい。このように、決定される四面体の面の違いにより重み付けがなされていると、遊技者の興味を高めることができる。
【0028】
また、決定表示された面の組合せ位置の図柄が(3つの図柄が)すべて同一図柄とならなかった場合に、奥方に表示されている図柄(組合せ位置にない4番目図柄)の停止図柄の種類によっては、再変動動作を行わせるようにしてもよい。再変動を行う場合、図柄を再変動させる他、四面体を再回転させるような演出を行ってもよい。
【0029】
また、次回の変動は、今回停止面からスタートし、図柄の変動開始と四面体の回転変動開始は同じタイミングで行われる。この際、四面体の回転変動を行わない場合を設定しておき、例えば、今回大当りの期待度が高い面ではずれとなり、次回の時、図柄は変動開始し、四面体が回転変動しない場合、遊技者は、大当りの期待度が高いと感じられ、遊技の面白さを高めることができる。
【0030】
また、次回の変動を開始する場合は、今回停止面でなく図4(a)の第1面からスタートさせてもよい。さらに、四面体の回転変動が、例えば、図4(a)→図5(f)→図5(e)→図5(d)…のように図4乃至図5に示した回転変動の移行方向とは逆の方向となった場合には、大当りに対する期待度が高くなるように構成してもよい。
【0031】
上記の実施形態では、組合せ位置の図柄を決定するための四面体の回転変動の停止は、どこか1つの面が表示される状態(四面体の姿勢)で四面体の回動変動を停止させるようにしているが、必ずしもどこか1つの面が表示される状態(四面体の姿勢)で四面体の回動変動を停止させる必要はなく、四面体の複数の面が同時に表示され、複数の面のうち何れかの面に含まれる組合せ位置にある図柄が所定の表示態様となると、遊技者に有利となる特典を付与するように構成してもよい。
【0032】
例えば、四面体の回転変動が図5(f)に示す姿勢で停止し、四面体の第1面、第2面及び第3面が同時に表示され、図柄A、図柄B、図柄C及び図柄Dが同時に表示されている状態において、第1面に含まれる図柄A、図柄B、図柄Cが組合せ位置となるのか、第2面に含まれる図柄A、図柄C、図柄Dが組合せ位置となるのか、第3面に含まれる図柄A、図柄B、図柄Dが組合せ位置となるのかを遊技者に期待させるようにすることで、大当りに対する期待度をさらに高くなるようにすることができる。この場合、第1面、第2面及び第3面の何れか1つの面に含まれる3つ図柄が同一図柄(ゾロ目)となれば大当りとするように構成してもよい。
【0033】
また、四面体(多面体)の回動変動は、図4乃至図5に示した立体中心を通る軸回りの回動変動に限らず、四面体(多面体)の各頂点あるいは各辺を回転中心とし、回転中心の位置が次々に移り変わっていくようにしてもよく、例えば、四面体のサイコロを転がすような回動動作でもよい。さらに、図柄表示装置2の表示画面の縁に衝突してバウンドしながら回転変動する態様としてもよい。
【0034】
また、上記の第1実施形態では多面体として四面体を用いて説明したが、多面体は四面体に限られるものではなく、また、多面体は正多面体でなくともよい。例えば、多面体が形状の異なる複数の面の組合せで構成されており、面の形状に応じて図柄の数が異なっているものでもよい。例えば、サッカーボールの1種類にあるように、多面体が正5角形と正6角形が組み合わされたものであれば、5個のゾロ目で当りの場合と6個のゾロ目で当りの場合とが演出でき、多面体がどの面で停止するかが遊技者の興味となる。
【0035】
図6は形状の異なる複数の面の組合せで構成した多面体と図柄の一実施形態を示しており、この多面体は、底面が5角形の5角柱を、底面の1つの角と、上面の1つ角と、この角の隣の角のさらに隣の角とを結ぶ平面によって切断した形状をなしたものである。該多面体は、三角形をなした面を3つ、四角形をなした面が4つ、五角形をなした面が1つで構成された8面体をなしており、三角形をなした1面に含まれる3つの図柄が「7」のゾロ目で大当りとなっている状態を示している。
【0036】
図7は本発明の第3実施形態を示す斜視図である。第3実施形態では多面体を直方体としてある。直方体の下側手前の角を原点として、直方体の長手方向をX軸、直方体の高さ方向をY軸、X軸及びY軸にそれぞれ直交する直方体の奥行き方向をZ軸とし、図柄の配置位置は、X軸及びY軸を含む側面において、該側面の中心位置と、該側面の4つの角位置と、該側面の4つ側縁(辺)の各中央位置とに、計9つの図柄が配置されている。また、X軸及びY軸を含む側面に対向する向こう側の側面にも同じ位置に計9つの図柄が配置されている。即ち、直方体には全部で18個の図柄が配されている。
【0037】
直方体が回転変動を停止した姿勢が、図7に示す姿勢の場合は、図柄の変動停止における組合せ位置にある図柄は、直方体のX軸及びY軸を含む側面に配されている9個の図柄となり、変動停止した図柄の当り外れを識別させる有効ラインは、縦方向の3ラインと横方向の3ラインと斜め方向の2ラインの計8ライン設けられ、各有効ラインが立体的に表示される。なお、図7は、斜めラインで図柄が「7,7,7」で停止して大当りとなつた状態を示す。
【0038】
また、立体的に図柄を配列する実施形態としては、図8に示すように、直方体の6つの各面において、各面の中心位置と、各面の4つの角位置と、各面の4つ側縁(辺)の各中央位置と、直方体内部の中心位置との27箇所に図柄を配置した構成としてもよい。この場合、組合せ位置にある図柄の有効ラインは、図8において図柄「7」となっている直方体の最も奥側上部の角位置と、直方体内部の中心位置と、直方体の最も手前側下部の角位置とを結ぶラインのように、直方体の内部中心を通って互いに対向位置にある角を通るラインであつてもよい。
【0039】
なお、本実施形態では、図柄表示装置としてカラー液晶表示装置を用いて説明しているが、図柄表示装置は液晶に限らず、CRT表示装置やプラズマ表示装置等を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】
請求項1に係る遊技機によれば、多面体の各頂点をなす位置で複数の図柄を変動表示することによって、3次元立体的な今までにない視覚効果が得ることができ、多面体の内部が透けて表示されるので、所定の面に含まれる組合せ位置にある図柄以外の図柄を表示することができ、多面体が回転変動するので、回転体の回転姿勢によって多面体の各面が3次元的に変化して形状が多様に変化することとなり、遊技者の興味をそそり、興趣が増すことができ、多面体の所定の1面に含まれる組合せ位置にある図柄が所定の表示態様となる時、面白味が増す。
【0041】
請求項2に係る遊技機によれば、多面体の複数の面が同時に表示され、複数の面のうち何れかの面に含まれる組合せ位置にある図柄が所定の表示態様となると、遊技者に有利となる特典を付与するので、遊技者は、図柄が所定の表示態様となる否かの期待度が高いと感じられ、遊技の面白さを高められる。
【0043】
請求項係る遊技機によれば、多面体は、形状の異なる複数の面の組合せで構成されており、面の形状に応じて図柄の数が異なっているので、形状が異なるどの面の図柄が組合せ位置となるかが演出でき、遊技者の興味となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるパチンコ遊技機に配備された遊技盤面の正面図
【図2】本実施形態のパチンコ遊技機に配備された制御系統の要部ブロック図
【図3】多面体及び複数の図柄の第1実施態様を示す図
【図4】四面体及び図柄A乃至図柄Dの変動表示態様を示す図
【図5】図4のつづき
【図6】形状の異なる複数の面の組合せで構成した多面体と図柄の一実施形態を示す図
【図7】本発明における多面体と図柄の第3実施形態を示す斜視図
【図8】本発明における多面体と図柄の第4実施形態を示す斜視図
【符号の説明】
1 遊技盤面
2 図柄表示装置
3 図柄表示ユニット
4 天入賞口
5 図柄始動口
6 可変入賞装置
7 ランプ付き風車
8 普通入賞口
9 開閉扉
10 大入賞口
11 メイン制御装置
12 図柄表示用制御装置
13 スイッチ入力回路
14 表示用ドライバ
15 各種ランプ/表示LED
16 表示用ドライバ
17 各種飾りLED
18 ドライバ
19 音駆動部
20 スピーカ
21 四面体
22 球体
23 ロッド
SW1〜SW4 各入賞検出スイッチ
SOL1 開放ソレノイド

Claims (3)

  1. 遊技者に特典の付与を認識させるための複数の図柄を変動表示させる図柄表示装置を有し、変動停止後の複数の図柄が所定の表示態様となると遊技者に有利となる特典を付与する遊技機において、
    前記図柄表示装置には多面体と、前記多面体の各頂点をなす位置で変動する前記複数の図柄と、前記多面体の各辺をなす直線状部分とを表示し、かつ前記多面体の内部を透かして表示し、
    前記複数の図柄が変動を開始すると共に前記多面体が回転変動し、
    前記多面体の回転変動が停止して前記複数の図柄の変動が停止し、
    前記多面体の所定の面に含まれる組合せ位置にある図柄が前記所定の表示態様となると、遊技者に有利となる特典を付与することを特徴とする遊技機。
  2. 前記多面体の複数の面が同時に表示され、前記複数の面のうち何れかの面に含まれる組合せ位置にある図柄が所定の表示態様となると、遊技者に有利となる特典を付与することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記多面体は、形状の異なる複数の面の組合せで構成されており、前記面の形状に応じて前記図柄の数が異なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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