JP2002276809A - シリンダヘッドガスケット - Google Patents

シリンダヘッドガスケット

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JP2002276809A
JP2002276809A JP2001074386A JP2001074386A JP2002276809A JP 2002276809 A JP2002276809 A JP 2002276809A JP 2001074386 A JP2001074386 A JP 2001074386A JP 2001074386 A JP2001074386 A JP 2001074386A JP 2002276809 A JP2002276809 A JP 2002276809A
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cylinder head
head gasket
plate
inner plate
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JP2001074386A
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English (en)
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Shiro Kawai
志郎 河合
Yoshiyuki Hagiwara
義幸 萩原
Tomoyoshi Yasuda
智伊 安田
Toshiyuki Tanaka
利幸 田中
Hiroyuki Murai
博之 村井
Shigeki Nakayama
茂樹 中山
Toshio Suematsu
敏男 末松
Takao Fukuma
隆雄 福間
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Taiho Kogyo Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
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Taiho Kogyo Co Ltd
Denso Corp
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
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    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/064Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces the packing combining the sealing function with other functions
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L23/00Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid
    • G01L23/08Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid operated electrically
    • G01L23/10Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid operated electrically by pressure-sensitive members of the piezoelectric type

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 シリンダヘッドガスケットは、2枚の第
1、第2アウタープレート2、3と、これらアウタープ
レートの間に配置されたインナープレート4を備えてい
る。そして、上記インナープレートの所定位置にはセン
サーS5を収容する収納孔H5が穿設される一方、上記
両アウタープレートには上記センサー側に向けて突出す
る突起P5をそれぞれ設けてあり、これら突起を介して
シリンダヘッドとシリンダブロックから受ける押圧力を
センサーに伝達するようにしたものである。 【効果】 センサーを内蔵しない一般的なシリンダヘッ
ドガスケットと同等のシール性を得ることができるし、
しかもセンサーを除いてかかるコストを従来に比較して
低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンに用いら
れるシリンダヘッドガスケットに関し、より詳しくは燃
焼室内の燃焼圧力を測定する機能を有するシリンダヘッ
ドガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃焼室の燃焼圧力を測定するセン
サーを内蔵するシリンダヘッドガスケットとして、特開
平4−308341号公報又は特開平2−157831
号公報等が提案されている。この種のシリンダヘッドガ
スケットによれば、センサーをシリンダヘッドもしくは
シリンダブロックに内蔵するようにしたものに比較して
取付けスペースに余裕があるうえ、しかもコストが安い
といったメリットがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者の公報
では、2枚のアウタープレートの間に挟持されて燃焼室
に臨むイオンギャップセンサーで燃焼圧力を測定するよ
うにしているので、イオンギャップセンサーとアウター
プレートとの間のシール性が低くなってしまうことか
ら、つまりセンサーを内蔵しない一般的なシリンダヘッ
ドガスケットに比較してシールするうえで重要である燃
焼室孔の周縁部分のシール性が劣るといった欠点があ
る。他方後者の公報では、シリンダヘッドガスケットに
設けた有底の装着孔内に装着したセンサーで測定するよ
うにしているので、センサーを内蔵しない一般的なシリ
ンダヘッドガスケットと同程度のシール性を得ることが
できるが、センサーを除く部品点数が多くなるととも
に、それに伴って構成が複雑になるのでセンサー以外に
かかるコストが高いといった欠点がある。具体的な構成
としては、シリンダヘッドガスケットは、シリンダヘッ
ドとシリンダブロックとに挟持される2枚のアウタープ
レートと、この両アウタープレートの間に配設された2
枚のスペース材と、この両スペース材の間に配設される
インナープレートとを備えている。そして、上記装着孔
は、一方のアウタープレートとこのアウタープレート側
に配置されるスペース材とに形成した同径の大径孔と、
インナープレートと他方のスペース材とに形成した同径
の小径孔と、さらに他方のアウタープレートに形成され
て、上記大径孔と小径孔と対向させて半径方向外方に向
けて折曲げた折曲げ部(グロメット)とがあげられる。
本発明は、そのような事情に鑑み、センサーを内蔵しな
いシリンダヘッドガスケットと同等のシール性を得るこ
とができるし、しかもセンサー以外にかかるコストを従
来に比較して低減することのできるシリンダヘッドガス
ケットを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明では、シ
リンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟持され、そ
れぞれシリンダボアに合わせて穿設した燃焼室孔を有す
る2枚のアウタープレートと、このアウタープレートの
間に配置されて、上記シリンダボアに合わせて穿設した
燃焼室孔を有するインナープレートと、このインナープ
レートの所定位置に穿設した収納孔と、上記インナープ
レートの収納孔内に収納されるとともに、該インナープ
レートよりも肉厚の薄いセンサーとを備え、上記両アウ
タープレートの少なくともいずれか一方に、上記センサ
ー側に向けて突出する突起を設け、この突起を介してシ
リンダヘッドとシリンダブロックから受ける押圧力をセ
ンサーに伝達するようにしたものである。
【0005】上述した構成によれば、センサーをインナ
ープレートの収納孔内に収納しているので、シール性を
左右するうえで重要である燃焼室孔の周縁部分をセンサ
ーの制約を受けることなく自由に構成することができ
る。また、センサー以外にかかるコストとしては、イン
ナープレートに形成した収納孔と、アウタープレートに
形成した突起だけである。したがって、センサーを内蔵
しない一般的なシリンダヘッドガスケットと同等のシー
ル性を得ることができるし、しかもセンサー以外にかか
るコストを従来に比較して低減することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したシリンダ
ヘッドガスケット1について説明する。図1、図2にお
いて、シリンダヘッドガスケット1は、図示しないシリ
ンダブロック側に配置される第1アウタープレート2
と、図示しないシリンダヘッド側に配置される第2アウ
タープレート3と、これら第1アウタープレート2と第
2アウタープレート3との間に配置されるインナープレ
ート4とを備えており、これら第1、第2アウタープレ
ート2,3およびインナープレート4は例えばランスロ
ック等により一体に連結されている。上記第1アウター
プレート2と第2アウタープレート3は、同じ板厚を有
する同一の素材から形成されていて、本実施例において
は第1アウタープレート2と第2アウタープレート3の
剛性を同一としている。上記第1、第2アウタープレー
ト2、3およびインナープレート4には、各燃焼室B1
〜B3に合わせて穿設した同心上の第1〜第3燃焼室孔
6が形成されており、上記第1、第2アウタープレート
2,3には、各燃焼室孔6を個別に囲む内側ビード部7
と、これら内側ビード部7を一括して囲む中間ビード部
8と外側ビード部13とが形成されている。また上記第
1、第2アウタープレート2、3およびインナープレー
ト4には、中間ビード部8と外側ビード部13との間に
ブローバイ孔9、ボルト孔10、水孔11、油孔12が
形成されている。そして上記シリンダヘッドガスケット
1は、シリンダブロックとシリンダヘッドとの間に介在
され、この状態で締結ボルト(図示せず)によってシリ
ンダブロックとシリンダヘッドとを一体に連結すること
によりそれらの間に挟持されて両者間をシールするよう
になっている。
【0007】ところで、従来より燃焼室内の燃焼圧力を
測定するセンサーを内蔵するシリンダヘッドガスケット
が提案されているが、このようなシリンダヘッドガスケ
ットは、センサーを内蔵しない一般的なシリンダヘッド
ガスケットに比較してシール性の低下を生じたり、また
或いはセンサーを内蔵しない一般的なシリンダヘッドガ
スケットと同程度のシール性を確保するために部品点数
が増えて構成が複雑となり、それに伴ってセンサーを除
くコストが高くなってしまうといった欠点がある。
【0008】しかして本実施例では、センサーを内蔵し
ない一般的なシリンダヘッドガスケットと同程度のシー
ル性を確保し、かつ部品点数の削減および構成の簡略化
によりコストを低減することができるシリンダヘッドガ
スケットを提供するものである。すなわち、インナープ
レート4の所定位置に10個の円形の第1〜第10収納
孔H1〜H10を穿設し、かつこれら収納孔H1〜H1
0内にインナープレート4の肉厚よりも薄肉な円板状の
第1〜第10センサーS1〜S10(圧電センサー等)
を収容したものであり、そしてこれら第1〜第10セン
サーS1〜S10は、インナープレート4の両側に配置
された第1、第2アウタープレート2、3により該収納
孔H1〜H10内から脱落するのを防止されている。な
おセンサーの数は10個に限定されるものではなく、必
要な個所に必要な数だけ設けてもよいし、或いは燃焼室
の数に応じて適宜変更すればよい。上記第1〜第10収
納孔H1〜H10は、第1、第2アウタープレート2、
3に設けた中間ビード部8よりも外方側となる位置に穿
設されており、本実施例では、各燃焼室B1〜B3の円
周方向等間隔位置となるように各収納孔H1〜H10を
穿設している。より具体的には、第1〜第3燃焼室B1
〜B3の中心点O1〜O3を結ぶ直線上に第1〜第4収
納孔H1〜H4を設ける一方、第1燃焼室孔B1の中心
点O1上を通って上記直線Lと直交する交線上に中心点
O1を挟んで第5収納孔H5と第6収納孔H6を設け、
また第2燃焼室B2の中心点2上を通って上記直線と直
交する交線上に該中心点O2を挟んで第7収納孔H7と
第8収納孔H8を設け、さらに第3燃焼室B3の中心点
O3上を通って上記直線Lと直交する直線上に中心点O
3を挟んで第9収納孔H9と第10収納孔H10を設け
ている。なお第2センサーS2は第1燃焼室B1と第2
燃焼室B2の両方の燃焼圧力を測定し、また第3センサ
ーS3は第2燃焼室B2と第3燃焼室B3の両方の燃焼
圧力を測定するようになっているが、第1〜第3燃焼室
B1〜B3における燃焼タイミングは異なっているの
で、この燃焼タイミングからどの燃焼室が燃焼している
かを特定することができるので隣接する燃焼室孔でセン
サーを共有化することについて問題はない。なお燃焼タ
イミングを測定する方法としては、燃料噴射信号やクラ
ンクの回転角度等があげられる。そして第5センサーS
1、第6センサーS6および第7センサーS7は共通す
るリード線18により接続されており、このリード線1
8を介して外部のコントローラに接続されているが、こ
の場合でも先述したように第1〜第3燃焼室B1〜B3
毎に燃焼タイミングが異なっているので問題はない。な
お上記リード線18は、図3に示すようにインナープレ
ート4の切欠き19内を配設されており、ここでは右の
方がプラス側で左の方がマイナス側となっている。また
図示しないが、第1センサーS1と第4センサーS4が
共通のリード線によって接続され、また第2センサーS
2と第3センサーS3が共通のリード線によって接続さ
れ、さらに第8センサーS8〜第10センサーS10が
共通のリード線によって接続されている。そして本実施
例では、第1〜第10センサーS1〜S10およびリー
ド線をシール手段としての樹脂製のシール材20により
被覆してこれらを水や油から保護している。
【0009】ところで、第1〜第10センサーS1〜S
10はインナープレート4よりも肉厚が薄いので、この
ままではシリンダヘッドとシリンダブロックから受ける
押圧力を測定することができない。そこで本実施例で
は、第1アウタープレート2と第2アウタープレート3
に、第1〜第10収納孔H1〜H10内に向けて突出し
て第1〜第10センサーS1〜S10に接触する円形の
第1〜第10突起P1〜P10を設けている。また第1
〜第10センサーS1〜S10の測定精度の向上を図る
ため、これを中心として近接位置の4箇所(×箇所)を
溶接して第1、第2アウタープレート2,3とインナー
プレート4を一体に連結しており、これによりシリンダ
ヘッドとシリンダブロックの熱伸縮によって第1アウタ
ープレート2とインナープレート4の層間、又は第2ア
ウタープレート3とインナープレート4の層間において
すべりが発生するのを防止している。さらに第1〜第1
0突起P1〜P10の平坦な接触面P1´〜P10´
(P5´のみ図示)を、第1〜第10センサーS1〜S
10の受圧面S1´〜S10´(S5´のみ図示)より
も小さく設定している。これにより、万一シリンダヘッ
ドとシリンダブロックの熱伸縮によって第1アウタープ
レート2とインナープレート4の層間がずれるようなこ
とがあっても、第1〜第10センサーS1〜S10に対
する第1〜第10突起P1〜P10の接触面積を一定に
保てるように保証している。
【0010】以上の構成を有するシリンダヘッドガスケ
ット1によれば、シール性を左右するうえで最も重要で
ある燃焼室孔6の周縁部分の構成を第1〜第10センサ
ーS1〜S10の制約を受けることなく自由に構成する
ことができるので、換言するとセンサーを内蔵しないも
のと同様に構成することができるので、センサーを内蔵
しない一般的なシリンダヘッドガスケットと同等のシー
ル性を得ることができる。また本実施例では、第1〜第
10センサーS1〜S10を除く構成として、インナー
プレート4に第1〜第10収納孔H1〜H10を設ける
一方で、第1アウタープレート2と第2アウタープレー
ト3とにそれぞれ第1〜第10突起P1〜P10を設け
ているだけなので、第1〜第10センサーS1〜S10
(リード線18も含む)以外にかかるコストを従来に比
較して低減することができる。
【0011】なお、外部に露出するリード線18が引っ
張られること等により内部のリード線18が負荷を受け
ることが予測されることから、これに対処するために図
4に示すように、少なくとも切欠き19の各分岐先に1
つ以上の屈曲19´を設け、この屈曲19´により内部
のリード線18自体に屈曲部18´を付けて断線を防止
できるだけの充分な弛みを持たせるようにしてもよい。
【0012】次に、図5は本発明の第2実施例を示すも
のであり、上記実施例では、第1アウタープレート2と
第2アウタープレート3の両方に突起を形成するように
していたが、これに限定されるものではなく、第1、第
2アウタープレート2、3のいずれか一方に形成するよ
うにしてもよく、本実施例では第1アウタープレート2
側にのみ突起Pを形成し、第2アウタープレート3を平
坦に形成している。なお、それ以外の構成は第1実施例
と同一に構成されており、第1実施例と同一の部材には
第1実施例と同一の符号を付している。このような構成
を有する本実施例でも、第1実施例と同様の作用効果を
得ることができる。
【0013】次に図6は本発明の第3実施例を示すもの
であり、上記第1実施例では各センサーS1〜S10に
対してプラス側とマイナス側の2本のリード線18(同
軸を含む)を接続していたが、本実施例では、プラス側
のリード線18だけを接続している。すなわち、各セン
サーS1〜S10(S5のみ図示)は、導電性の第2ア
ウタープレート3を介して図示しない車体側、例えばエ
ンジンのマイナスアースと電気的に導通しており、この
ため本実施例の各センサーS1〜S10は、絶縁素材か
らなるシール材20により第2アウタープレート3の各
突起P1〜P10(P5のみ図示)に対して一方の受圧
面(S5´のみ図示)を常時当接状態に保てるようにな
っている。なお、それ以外の構成は第1実施例と同一に
構成されており、第1実施例と同一の部材には第1実施
例と同一の符号を付している。このような構成を有する
本実施例でも、第1実施例と同様の作用効果を得ること
ができるし、しかも第1実施例に比較してコストの低減
を図ることができる。
【0014】なお、第1実施例および第2実施例では、
第1〜第10突起P1〜P10、突起Pの接触面P1´
〜P10´を平坦に形成していたがこれに限定されるも
のではなく、図7に示すように第1〜第10突起P1〜
P10、突起P自体を第1〜第10センサーS1〜S1
0、センサーS側に向かって突出する球面状としてもよ
く、これにより受圧面S1´〜S10´、受圧面Sに対
する面圧分布の均一化を図ることができる。
【0015】また上記実施例1実施例では、第1突起P
1〜第10突起P10、突起Pを第1、第2アウタープ
レート2、3にプレス成形して一体に設けるようにして
いたがこれに限定されるものではなく、突起Pをカップ
状のサブプレート22(図8参照)、或いは中実のサブプ
レート22(図9参照)としてもよい。なおこのサブプレ
ート22は、アウタープレート3(2)に接合してもし
なくてもどちらでもよい。これにより、サブプレート2
2の材質を適宜選択することにより、突起P自身のばね
特性を変更することができる。
【0016】さらに上記実施例では、センサーS1〜S
10とリード線18を被覆する樹脂製のシール材20を
シール手段としていたがこれに限定されるものではな
く、図10に示すように、両アウタープレート2、3に
インナープレート4に向けて突出してセンサーS1〜S
10を個別に囲む環状のフルビード30(ハーフビード
であってもよい)によりこれらを局部的にシールするよ
うにしてもよいし、また図示しないがアウタープレート
2、3とインナープレート4の対向する一方の面にセン
サーS1〜S10を個別に囲む環状のゴムプリントを施
してこれらを局部的にシールするようにしてもよく、こ
のようにフルビード30やゴムプリントによりセンサー
S1〜S10を局部的にシールする場合には、シール材
20によりリード線18だけを局部的に被覆するように
してもよい。
【0017】さらにまたインナープレート4に切欠き1
9を設けて、この切欠き19内にリード線18を配設す
るようにしていたがこれに限定されるものではなく、切
欠きをインナープレートから削除する一方、上記リード
線に換わってインナープレートの表面にプリントしたプ
リント配線で代替してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、センサ
ーを内蔵しない一般的なシリンダヘッドガスケットと同
等のシール性を得ることができるし、しかもセンサーを
除いてかかるコストを従来に比較して低減することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すシリンダヘッドガス
ケット1の平面図。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う拡大断面図。
【図4】切欠き19に屈曲19´を設けてリード線18
自体に屈曲部18´による弛みを持たせた状態を示す要
部の拡大平面図。
【図5】本発明の第2実施例を示すシリンダヘッドガス
ケット1の要部の拡大断面図。
【図6】本発明の第3実施例を示すシリンダヘッドガス
ケット1の要部の拡大断面図。
【図7】球面状の突起Pを示す断面図。
【図8】サブプレート22からなるカップ状の突起Pを
示す断面図。
【図9】サブプレート22からなる中実の突起Pを示す
断面図。
【図10】アウタープレート2、3に設けたフルビード
30、30によってセンサーS5をシールした状態を示
す要部の断面図。
【符号の説明】
1…シリンダヘッドガスケット 2、3…アウタ
ープレート 4…インナープレート 6…燃焼室孔 P1〜P10、P…突起 S1〜S10、
S…センサー H1〜H10、H…収納孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 志郎 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 萩原 義幸 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 安田 智伊 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 田中 利幸 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 村井 博之 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 中山 茂樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 末松 敏男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 福間 隆雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3J040 AA01 AA12 AA15 BA04 EA15 EA17 EA27 EA43 EA50 FA01 FA05 HA02 HA17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドとシリンダブロックとの
    間に挟持され、それぞれシリンダボアに合わせて穿設し
    た燃焼室孔を有する2枚のアウタープレートと、このア
    ウタープレートの間に配置されて、上記シリンダボアに
    合わせて穿設した燃焼室孔を有するインナープレート
    と、このインナープレートの所定位置に穿設した収納孔
    と、上記インナープレートの収納孔内に収納されるとと
    もに、該インナープレートよりも肉厚の薄いセンサーと
    を備え、 上記両アウタープレートの少なくともいずれか一方に、
    上記センサー側に向けて突出する突起を設け、この突起
    を介してシリンダヘッドとシリンダブロックから受ける
    押圧力をセンサーに伝達するようにしたことを特徴とす
    るシリンダヘッドガスケット。
  2. 【請求項2】 上記アウタープレートの双方に、上記セ
    ンサー側に向けて突出する突起が形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッドガスケッ
    ト。
  3. 【請求項3】 上記センサーの受圧面に対する突起の接
    触面の面積を小さく設定したことを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載のシリンダヘッドガスケット。
  4. 【請求項4】 上記アウタープレートは、これと一体に
    設けられたサブプレートを備えており、該部材に上記突
    起が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載のシリンダヘッドガスケット。
  5. 【請求項5】 上記突起は、カップ状、中空の円柱状、
    または球面状に突出していることを特徴とする請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載のシリンダヘッドガス
    ケット。
  6. 【請求項6】 上記センサーの形状を円板状とする一方
    で、上記突起の形状を円形としたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項5のいずれかに記載のシリンダヘッド
    ガスケット。
  7. 【請求項7】 上記センサーの近接位置でアウタープレ
    ートとインナープレートを一体に連結したことを特徴と
    する請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のシリン
    ダヘッドガスケット。
  8. 【請求項8】 上記センサーに一端を接続したリード線
    を、上記インナープレートに設けた切欠き内を配線して
    外部の機器へと接続する一方で、当該センサーとリード
    線をシール手段によりシールしたことを特徴とする請求
    項1ないし請求項7のいずれかに記載のシリンダヘッド
    ガスケット。
  9. 【請求項9】 上記センサーを、導電性のアウタープレ
    ートに当接させるとともに、このアウタープレートを介
    して車体側のマイナスアースと導通させたことを特徴と
    する請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のシリン
    ダヘッドガスケット。
  10. 【請求項10】 上記センサーに一端を接続したリード
    線に屈曲部を設けて断線を防止したことを特徴とする請
    求項1ないし請求項9のいずれかに記載のシリンダヘッ
    ドガスケット。
  11. 【請求項11】 上記2枚のアウタープレートの肉厚を
    同一としたことを特徴とする請求項1ないし請求項10
    のいずれかに記載のシリンダヘッドガスケット。
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