JPH02157631A - 筒内圧センサ - Google Patents

筒内圧センサ

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Publication number
JPH02157631A
JPH02157631A JP31130488A JP31130488A JPH02157631A JP H02157631 A JPH02157631 A JP H02157631A JP 31130488 A JP31130488 A JP 31130488A JP 31130488 A JP31130488 A JP 31130488A JP H02157631 A JPH02157631 A JP H02157631A
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JP
Japan
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pressure sensor
cylinder
cylinder pressure
cylinder head
head gasket
Prior art date
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Pending
Application number
JP31130488A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Ishida
哲朗 石田
Tadahiko Ito
忠彦 伊東
Reijiro Komagome
駒米 礼二郎
Yoshiro Danno
団野 喜朗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP31130488A priority Critical patent/JPH02157631A/ja
Publication of JPH02157631A publication Critical patent/JPH02157631A/ja
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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L23/00Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid
    • G01L23/08Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid operated electrically
    • G01L23/10Devices or apparatus for measuring or indicating or recording rapid changes, such as oscillations, in the pressure of steam, gas, or liquid; Indicators for determining work or energy of steam, internal-combustion, or other fluid-pressure engines from the condition of the working fluid operated electrically by pressure-sensitive members of the piezoelectric type

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はエンジンのシリンダ内の圧力を検出する筒内
圧センサの改良に関する。
(従来の技術) 一般に、エンジン本体にシリンダ内の圧力を検出する筒
内圧センサを装着し、この筒内圧センサからの検出信号
にもとづいて例えばエンジン本体のノック状態を検出す
る構成のものが開発されている。この場合、従来構成の
ものにあっては例えばシリンダヘッドにおける燃焼室お
よびその周辺部位に筒内圧センサ取付は用のセンサ装着
部を機械加工によって形成し、このセンサ装着部に筒内
圧センサを取付けるようにしていた。しかしながら、エ
ンジン本体の各燃焼室を多バルブ化させたり、動弁機構
を例えばDOHC(ダブルオーバーヘッドカムシャフト
)化させることにより、エンジン本体の高出力化を図る
場合にはシリンダヘッドにおける燃焼室およびその周辺
部位の構造が複雑化するので、シリンダヘッドにおける
燃焼室およびその周辺部位に筒内圧センサ取付は用のス
ペースを設けることは困難なものとなる問題があった。
さらに、シリンダヘッドにおける燃焼室およびその周辺
部位に筒内圧センサ取付は用のセンサ装着部を形成する
ようにしているので、この筒内圧センサを取付けるため
に燃焼室の形状に制約が生じる問題があった。また、エ
ンジン本体の構成部品数が増加するので、エンジン本体
全体の構成の簡略化を図るうえでも問題があった。
そこで、エンジン本体の各燃焼室に装着される点火プラ
グの座金に圧電素子によって形成される筒内圧センサを
取付けることが考えられているが、この場合にもシリン
ダヘッドにおける点火プラグの装着部の周辺部位には筒
内圧センサ取付は用のスペースおよびこの筒内圧センサ
のリード線配設用の余分なスペースが必要になる問題が
あった。
そのため、この場合にもエンジン本体の各燃焼室を多バ
ルブ化したり、動弁機構をDOHC化させてエンジン本
体の高出力化を図る場合にスペース的な問題が発生する
おそれがあった。
(発明が解決しようとする課題) 従来構成のものにあってはエンジン本体の各燃焼室を多
バルブ化させたり、動弁機構を例えばDOHC(ダブル
オーバーヘッドカムシャフト)化させることにより、エ
ンジン本体の高出力化を図る場合にはシリンダヘッドに
おける燃焼室およびその周辺部位の構造が複雑化するの
で、シリンダヘッドにおける燃焼室およびその周辺部位
に筒内圧センサ取付は用のスペースを設けることは困難
なものとなる問題があるとともに、筒内圧センサを取付
けるために燃焼室の形状に制約が生じる問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、エンジ
ン本体のシリンダヘッドにおける燃焼室およびその周辺
部位の構造が複雑化した場合であっても簡単にエンジン
本体に装着することができるとともに、エンジン本体の
構成部品数の増加を防止してエンジン本体全体の構成の
簡略化を図ることができ、加えてエンジン本体の分解作
業時のコスト低下を図ることができる筒内圧センサを提
供することを目的とするものである。
【発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明はシリンダヘッドガスケットに筒内圧センサ本
体の装着部を設け、シリンダ内の圧力変化を検出する圧
電素子を組込んだ筒内圧センサ本体をこの装着部に着脱
可能に取付けたものである。
(作用) エンジン本体の動作時にはシリンダヘッドガスケットの
筒内圧センサ本体装着部に組込んだ筒内圧センサ本体の
圧電素子によってエンジンのシリンダ内の圧力変化を検
出させ、エンジン本体のシリンダヘッドにおける燃焼室
およびその周辺部位に筒内圧センサ本体取付は用の格別
な機械加工を施す面倒な作業を省略することにより、エ
ンジン本体のシリンダヘッドにおける燃焼室の周辺部位
の構造がIj2雑化した場合であっても簡単にエンジン
本体に装着できるようにするとともに、エンジン本体の
構成部品数の増加を防止してエンジン本体全体の構成の
簡略化を図り、さらに筒内圧センサ本体をシリンダヘッ
ドガスケットの筒内圧センサ本体装着部に着脱可能に取
付け、エンジン本体の分解作業時にはシリンダヘッドガ
スケットの本体側のみを交換し、高価な筒内圧センサ本
体を再利用させることにより、エンジン本体の分解作業
時のコスト低下を図るようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の第1の実施例をm1図乃至第4図を参
照して説明する。第1図および第2図は第3図に示すよ
うな例えば4気筒のエンジン本体1のシリンダブロック
2とシリンダヘッド3との間に介設されたパワーベスト
タイプのシリンダヘッドガスケット4の概略構成を示す
ものである。
第4図中で、5はシリンダブロック2内に形成されたシ
リンダ、6はこのシリンダ5内に配設されたピストン、
7はシリンダヘッド3内に形成された燃焼室である。こ
の場合、シリンダヘッドガスケット4には第1図に示す
ようにシリンダ5と対応する部分にシリンダ5の内径寸
法と略同径の釣人(シリンダ用開口部)8・・・が形成
されているとともに、シリンダヘッド3の図示しない固
定ボルトの挿通孔9・・・および冷却水または潤滑油の
流通穴10・・・がそれぞれ形成されている。
また、シリンダヘッドガスケット4の外周面には第2図
に示すように例えば金属等の導体によって形成されたカ
バ一部材11が配設されている。
このカバ一部材11の内部には例えば低密度グラファイ
ト等の柔かい材質の一対のガスケット材12a、12b
が配設されているとともに、これらのガスケット材12
a、12b間には芯材13が配設されている。さらに、
このシリンダヘッドガスケット4には各同大8・・・の
周囲に略リング状の筒内圧センサ本体装着穴(筒内圧セ
ンサ本体装着部)14が形成されている。この場合、筒
内圧センサ本体装着穴14内には芯材13の端縁部位が
延出されているとともに、この芯材延出部13aの下側
にはガスケット材12bの端縁部位が延出されている。
さらに、このシリンダヘッドガスケット4の筒内圧セン
サ本体装着穴14内には略リング状の筒内圧センサ本体
15が着脱可能に取付けられている。この筒内圧センサ
本体15には一対の圧電素子16a、16bが組込まれ
ている。また、これらの圧電素子16a、16b間には
正電極を形成する電極板17が介設されている。この電
極板17には筒内圧センサ本体装着穴14内の芯材13
の芯材延出部13aと対応させた位置まで延出させた延
出部17aが形成されている。さらに、この筒内圧セン
サ本体15の一方の圧電素子16aの外面には負電極を
形成する電極板18が装着されている。なお、この電極
板18と電極板17の延出部17aとの間の空間部内に
は例えば低密度グラファイト等の柔かい材質のガスケッ
ト材19が配設されている。また、筒内圧センサ本体1
5の他方の圧電索子16bの外面は露出状態で保持され
ている。そして、筒内圧センサ本体15が筒内圧センサ
本体装着穴14内に取付けられた場合には筒内圧センサ
本体15の圧電素子16bの露出面が筒内圧センサ本体
装着穴14の内底部に位置するカバ一部材11に接合さ
れるとともに、電極板17の延出部17aが筒内圧セン
サ本体装着穴14内の芯材13の延出部13aに重合状
態で接合され、さらに筒内圧センサ本体15の一方の圧
電素子16aの外面の電極板18がシリンダへラードガ
スケット4のカバ一部材11における筒内圧センサ本体
装着穴14の周縁部位に接合されるようになっている。
この場合、シリンダヘッドガスケット4の内部に配設さ
れる芯材13には例えば絶縁体によって形成される基板
上に各筒内圧センサ本体15・・・の圧電素子16a。
16bの正信号出力の導通路20・・・がそれぞれ形成
されている。そして、シリンダヘッドガスケット4の外
周面に配設されるカバ一部材11および電極板18によ
って各圧電素子16a、16bの負電極が形成されてお
り、各筒内圧センサ本体15・・・の圧電素子16a、
16bによってシリンダ5の軸方向の圧力変化を検出す
るようになっている。
また、シリンダヘッドガスケット4の各同大8の周縁部
位には下側のカバ一部材11の節穴8側の端縁部位を上
方向に向けて屈曲させたフランジ状の屈曲部21が形成
されている。そして、各筒内圧センサ本体15・・・の
圧電素子16a、16bにおける節穴8側の端縁部位は
下側の圧電素子16bの外周面を覆うカバ一部材11の
節穴8側の端縁部位に形成された屈曲部21によって被
覆されており、この屈曲部21によって圧電素子16a
、16bにおける節穴8側の端縁部位がシリンダ5内の
直火にさらされることを防止するボアグロメット部が形
成されている。
さらに、シリンダヘッドガスケット4の芯材13の基板
上に形成される各筒内圧センサ本体15・・・の圧電素
子16a、16bの正信号出力の導通路20・・・には
外部のリード線22・・・が接続されている。これらの
リード線22・・・の先端部にはコネクタ23が接続さ
れており、このコネクタ23に接続されるリード線24
・・・を介して例えばノックコントロールシステム用の
マイクロコンピュータおよびその周辺回路によって形成
される制御部25に接続されている。
次に、上記構成の作用について説明する。
まず、エンジン本体1の組立て時にはシリンダヘッド3
は図示しない固定ボルトによって所定の締付は圧力状態
でシリンダヘッドガスケット4を介してシリンダブロッ
ク2側に締付は固定されている。この場合にはシリンダ
ヘッドガスケット4内の各筒内圧センサ本体15・・・
の圧電素子16a。
16bは通常の締付は圧力状態で押圧された基準状態で
保持される。
また、エンジン本体1の動作中は各シリンダ5内の爆発
燃焼圧力によってシリンダヘッド3にはシリンダブロッ
ク2側から離間する方向への押圧力が作用する。そして
、このシリンダヘッド3に作用する押圧力によってシリ
ンダヘッド3とシリンダブロック2との間のシリンダヘ
ッドガスケット4のシール面圧が変動するので、このシ
リンダヘッドガスケット4のシール面圧変動に応じてシ
リンダヘッドガスケット4内の各筒内圧センサ本体15
・・・の圧電素子16a、16bから電気信号が出力さ
れる。このシリンダヘッドガスケット4内の各筒内圧セ
ンサ本体15・・・の圧電素子16a。
16bからの出力信号はシリンダヘッドガスケット4の
芯材13の基板上に形成される正信号出力の導通路20
・・・ リード線22・・・ コネクタ23、リード線
24・・・を順次介して制御部25に入力され、この制
御部25によって各シリンダ5内の圧力変動が個別に検
出される。
そこで、上記構成のものにあってはエンジン本体1の必
須の構成部品として使用されているシリンダヘッドガス
ケット4の各釣人8・・・の周囲に筒内圧センサ本体装
着穴14を設け、シリンダ5内の圧力変化を検出する圧
電素子16a、16bを組込んだ筒内圧センサ本体15
をこの装着穴14に着脱可能に取付け、エンジン本体1
の動作時にはこれらの各筒内圧センサ本体15・・・の
圧電素子16a、16bによってエンジン本体1のシリ
ンダ5内の圧力変化を検出させるようにしたので、従来
のようにエンジン本体1のシリンダヘッド3における燃
焼室7およびその周辺部位に筒内圧センサ本体取付は用
の格別な機械加工を施す面倒な作業を省略することがで
きる。そのため、エンジン本体1のシリンダヘッド3に
おける燃焼室7の周辺部位の構造が複雑化した場合であ
っても簡単にエンジン本体1側に筒内圧センサ本体15
・・・を装着することができる。さらに、エンジン本体
1の構成部品数の増加を防止することができるので、エ
ンジン本体1全体の構成の簡略化を図ることができる。
また、エンジン本体1の動作中は各シリンダ5内の爆発
燃焼圧力を直接、またはシリンダヘッド3に作用する抑
圧力によってシリンダヘッド3とシリンダブロック2と
の間のシリンダヘッドガスケット4のシール面圧変動に
応じてシリンダヘッドガスケット4内の各筒内圧センサ
本体15・・・の圧7ヒ素子16a、16bによって検
出させることができるので、各シリンダ5内の圧力変動
の検出データのS/N比を高めることができ、ノックコ
ントロール等の精度を高めることができる。
さらに、エンジン本体1内に形成されている複数のシリ
ンダ5・・・と対応する釣人8の周囲にそれぞれ筒内圧
センサ本体15・・・を装着したので、これらの筒内圧
センサ本体15・・・によってエンジン本体1内に形成
される複数のシリンダ5・・・内の圧力状態を個別に精
度良く検出することができる。
また、シリンダヘッドガスケット4のカバ一部材11の
内部には各釣人8・・・の周囲に一対の圧電素子16a
、16bを組込んだ筒内圧センサ本体15・・・をそれ
ぞれ配置させるとともに、各筒内圧センサ本体15・・
・の圧電素子16a、16b装着部以外の部分には例え
ば低密度グラファイト等の柔かい材質のガスケット材1
2a、12b、19を配設させたので、シリンダヘッド
3を固定ボルトによって所定の締付は圧力状態でシリン
ダヘッドガスケット4を介してシリンダブロック2側に
締付は固定させた場合にシリンダヘッドガスケット4に
おける各筒内圧センサ本体15・・・の装着部位に最大
面圧を発生させることができる。゛そのため、シリンダ
5・・・内の圧力状態の検出精度をさらに高めることが
できる。
さらに、筒内圧センサ本体15をシリンダヘッドガスケ
ット4の筒内圧センサ本体装着穴14に着脱可能に取付
けたので、エンジン本体1の分解作業時にはシリンダヘ
ッドガスケット4の本体側のみを交換し、高価な筒内圧
センサ本体15を再利用させることができる。そのため
、エンジン本体1の分解作業時にシリンダヘッドガスケ
ット4の本体側とともに高価な筒内圧センサ本体15・
・・を一体に交換する場合に比べてエンジン本体1の分
解作業時のコスト低下を図ることができる。
また、第5図および第6図は第2の実施例を示すもので
ある。これは、シリンダヘッドガスケット4におけるシ
リンダヘッド3の取付は用固定ボルトの各挿通孔9・・
・の周囲にそれぞれ略リング状の筒内圧センサ本体装着
穴31を形成し、この筒内圧センサ本体装着穴31に略
リング状に形成された一対の圧電素子32a、32bを
組込んだ筒内圧センサ本体33をそれぞれ着脱可能に装
着させる構成にしたものである。この場合、筒内圧セン
サ本体装着穴31内にはシリンダヘッドガスケット4の
芯材13の端縁部位が延出されているとともに、この芯
材延出部13gの下側にはガスケット材12bの端縁部
位が延出されている。
さらに、筒内圧センサ本体33の圧電素子32a、32
b間には正電極を形成する電極板34が介設されている
。この電極板34には筒内圧センサ本体装着穴31内の
芯材13の芯材延出部13aと対応させた位置まで延出
させた延出部34aが形成されている。さらに、この筒
内圧センサ本体33の一方の圧電素子32aの外面には
負電極を形成する電極板35が装着されている。なお、
この電極板35と電極板34の延出部34aとの間の空
間部内にはガスケット材36が配設されている。また、
筒内圧センサ本体33の他方の圧電素子32bの外面は
露出状態で保持されている。そして、筒内圧センサ本体
33が筒内圧センサ本体装着穴31内に取付けられた場
合には筒内圧センサ本体33の圧電素子32bの露出面
が筒内圧センサ本体装着穴31の内底部に位置するカバ
一部材11に接合されるとともに、電極板34の延出部
34aが筒内圧センサ本体装着穴31内の芯材13の延
出部13aに重合状態で接合され、さらに筒内圧センサ
本体33の一方の圧電素子32aの外面の電極板35が
シリンダヘッドガスケット4のカバ一部材11における
筒内圧センサ本体装着穴31の周縁部位に接合されるよ
うになっている。この場合、シリンダヘッドガスケット
4の内部に配設される芯材13には例えば絶縁体によっ
て形成される基板上に各筒内圧センサ本体33・・・の
圧電素子32a、32bの正信号出力の導通路20・・
・がそれぞれ形成されている。
そして、シリンダヘッドガスケット4の外周面に配設さ
れるカバ一部材11および電極板35によって各圧電素
子32a、32bの負電極が形成されており、各筒内圧
センサ本体33・・・の圧電素子32a、32bによっ
てシリンダ5の軸方向の圧力変化を検出するようになっ
ている。
そこで、上記構成のものにあってはエンジン本体1の必
須の構成部品として使用されているシリンダヘッドガス
ケット4におけるシリンダヘッド3の固定ボルトの挿通
孔9・・・の周囲に筒内圧センサ本体33・・・の圧電
素子32a、32bを組込み、エンジン本体1の動作時
にはこれらの各筒内圧センサ本体33・・・の圧電素子
32a、32bによってエンジン本体1のシリンダ5内
の圧力変化を検出させるようにしたので、従来のように
エンジン本体1のシリンダヘッド3における燃焼室7お
よびその周辺部位に筒内圧センサ本体取付は用の機械加
工を行なう面倒な作業を省略することができる。そのた
め、エンジン本体1のシリンダヘッド3における燃焼室
7の周辺部位の構造が複雑化した場合であっても簡単に
エンジン本体1に各筒内圧センサ本体33・・・を装着
することができる。さらに、エンジン本体1の構成部品
数の増加を防止することができるので、エンジン本体1
全体の構成の簡略化を図ることができる。
また、エンジン本体1の動作中は各シリンダ5内の爆発
燃焼時にシリンダヘッド3に作用する押圧力によって生
じるシリンダヘッド3とシリンダブロック2との間のシ
リンダヘッドガスケット4のシール面圧変動に応じてシ
リンダヘッドガスケット4内の各筒内圧センサ本体33
・・・の圧電素子32a、32bによって検出させるこ
とができるので、各シリンダ5内の圧力変動の検出デー
タのS/N比を高めることができ、ノックコントロール
等の精度を高めることができる。
さらに、エンジン本体1の構造上、最も剛性が高いシリ
ンダヘッド3の固定ボルトの装着部位の周囲にシリンダ
ヘッドガスケット4内の各筒内圧センサ本体33・・・
を配設したので、これらの筒内圧センサ本体33・・・
によってエンジン本体1内に形成される各シリンダ5・
・・内の圧力変動状態を安定に精度良く検出することが
できる。
また、第1の実施例と同様に筒内圧センサ本体33をシ
リンダヘッドガスケット4の筒内圧センサ本体装着穴3
1に着脱可能に取付けたので、エンジン本体1の分解作
業時にはシリンダヘッドガスケット4の本体側のみを交
換し、高価な筒内圧センサ本体33を再利用させること
ができる。そのため、エンジン本体1の分解作業時にシ
リンダヘッドガスケット4の本体側とともに高価な筒内
圧センサ本体33・・・を一体に交換する場合に比べて
エンジン本体1の分解作業時のコスト低下を図ることが
できる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば、第1の実施例のシリンダヘッドガスケット
4の外周面のカバ一部材11における釣人8の周縁部位
にシリンダブロック2側およびシリンダヘッド3側に向
けて突設させたビード部をそれぞれ形成し、シリンダヘ
ッドガスケット4とシリンダブロック2側およびシリン
ダヘッド3側との間の釣人8の周縁部位の血圧をこれら
のビード部によって局部的に増大させることにより、シ
ール製を高める構成にしてもよい。
また、シリンダヘッドガスケット4のカバ一部材11の
外周面に例えばフッ素ゴム等のコーティングを施すこと
により、シール製を高める構成にしてもよい。この場合
、カバ一部材11の外周面の一部(筒内圧センサ本体1
5・・・の装着穴14の近傍部位)にはコーティング層
を施していない導電部が形成されており、圧電素子16
a、16bの負電極がこの導電部を介してエンジン本体
1側に接続されるようになっている。
また、第2の実施例ではパワーベストタイプのシリンダ
ヘッドガスケット4にこの発明を適用した場合について
示したが、スチールベストタイプのシリンダヘッドガス
ケットにこの発明を適用してもよい。この場合には各筒
内圧センサ本体33・・・の圧電素子32a、32bの
外面に導電性の電極板を配設し、この電極板を各筒内圧
センサ本体33・・・の圧電素子32a、32bの負電
極として使用するようになっている。
さらに、その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。
[発明の効果] この発明によればシリンダヘッドガスケットに筒内圧セ
ンサ本体の装着部を設け、シリンダ内の圧力変化を検出
する圧電素子を組込んだ筒内圧センサ本体をこの装着部
に着脱可能に取付けたので、エンジン本体のシリンダヘ
ッドにおける燃焼室およびその周辺部位の構造が複雑化
した場合であっても簡単にエンジン本体に装着すること
ができるとともに、エンジン本体の構成部品数の増加を
防止してエンジン本体全体の構成の簡略化を図ることが
でき、加えてエンジン本体の分解作業時のコスト低下を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明の第1の実施例を示すもの
で、第1図はシリンダヘッドガスケットを示す要部の平
面図、第2図は第2図の■−■線断面図、第3図はエン
ジン本体の要部の概略構成を示す縦断面図、第4図はシ
リンダヘッドガスケットから筒内圧センサ本体を取外し
た状態を示す要部の縦断面図、第5図および第6図はこ
の発明の第2の実施例を示すもので、第5図は要部の平
面図、第6図は第5図の■−■線断面図である。 1・・・エンジン本体、3・・・シリンダヘッド、4・
・・シリンダヘッドガスケット、14−.31・・・筒
内圧センサ本体装着穴(筒内圧センサ本体装着部)  
15.33・・・筒内圧センサ本体、16 a 、  
16 b 、  32 a 、  32 b −・・圧
電素子。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シリンダヘッドガスケットに筒内圧センサ本体の装着部
    を設け、シリンダ内の圧力変化を検出する圧電素子を組
    込んだ筒内圧センサ本体をこの装着部に着脱可能に取付
    けたことを特徴とする筒内圧センサ。
JP31130488A 1988-12-09 1988-12-09 筒内圧センサ Pending JPH02157631A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31130488A JPH02157631A (ja) 1988-12-09 1988-12-09 筒内圧センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31130488A JPH02157631A (ja) 1988-12-09 1988-12-09 筒内圧センサ

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Publication Number Publication Date
JPH02157631A true JPH02157631A (ja) 1990-06-18

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ID=18015525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31130488A Pending JPH02157631A (ja) 1988-12-09 1988-12-09 筒内圧センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02157631A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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