JP2002265004A - 産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム - Google Patents
産業廃棄物の最終処分場搬入管理システムInfo
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- JP2002265004A JP2002265004A JP2001065672A JP2001065672A JP2002265004A JP 2002265004 A JP2002265004 A JP 2002265004A JP 2001065672 A JP2001065672 A JP 2001065672A JP 2001065672 A JP2001065672 A JP 2001065672A JP 2002265004 A JP2002265004 A JP 2002265004A
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- waste
- vehicle
- final disposal
- monitoring
- industrial waste
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- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
- G08G1/20—Monitoring the location of vehicles belonging to a group, e.g. fleet of vehicles, countable or determined number of vehicles
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- G07C5/008—Registering or indicating the working of vehicles communicating information to a remotely located station
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 産業廃棄物の搬送経路、投棄状態を監視で
き、監視情報にもとづいて第３者的にも監視できるシス
テムの提供。 【解決手段】 産業廃棄物を搬送する廃棄物運搬車両の
位置を測定する測位手段と、前記測位手段が測定した位
置にもとづき、前記廃棄物運搬車両の搬送ルートを監視
する監視手段とを有し、測位手段が産業廃棄物を搬送す
る廃棄物運搬車両の位置を測定すると、監視手段がこの
測定された位置に基づいて、廃棄物運搬車両の搬送ルー
トを監視し、廃棄物運搬車両の搬送ルート及び最終処分
場への到着をリアルタイムで集中管理する産業廃棄物の
最終処分場搬入管理システムにおいて、廃棄物運搬車両
に取付けたＩＤタグと最終処分場の進入路に設けたＩＤ
タグ読取機とで構成されている最終処分場に産業廃棄物
運搬車両を監視する監視手段を設けたことを特徴とす
る。
き、監視情報にもとづいて第３者的にも監視できるシス
テムの提供。 【解決手段】 産業廃棄物を搬送する廃棄物運搬車両の
位置を測定する測位手段と、前記測位手段が測定した位
置にもとづき、前記廃棄物運搬車両の搬送ルートを監視
する監視手段とを有し、測位手段が産業廃棄物を搬送す
る廃棄物運搬車両の位置を測定すると、監視手段がこの
測定された位置に基づいて、廃棄物運搬車両の搬送ルー
トを監視し、廃棄物運搬車両の搬送ルート及び最終処分
場への到着をリアルタイムで集中管理する産業廃棄物の
最終処分場搬入管理システムにおいて、廃棄物運搬車両
に取付けたＩＤタグと最終処分場の進入路に設けたＩＤ
タグ読取機とで構成されている最終処分場に産業廃棄物
運搬車両を監視する監視手段を設けたことを特徴とす
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業廃棄物の処理
状況をリアルタイムに、しかも第３者的に管理（情報の
収集）ができるシステムに関し、より詳しくは、特定施
設や建設現場等で発生した産業廃棄物を搬送する廃棄物
運搬車両の搬送ルートや最終処分場への到着・投棄等を
集中管理するとともに、管理情報を第３者にも提供でき
る産業廃棄物の最終処分場搬入管理システムに関する。
状況をリアルタイムに、しかも第３者的に管理（情報の
収集）ができるシステムに関し、より詳しくは、特定施
設や建設現場等で発生した産業廃棄物を搬送する廃棄物
運搬車両の搬送ルートや最終処分場への到着・投棄等を
集中管理するとともに、管理情報を第３者にも提供でき
る産業廃棄物の最終処分場搬入管理システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】建設現場等で発生した産業廃棄物の発生
場所から最終処分場までの搬送や最終処分場での処理
は、現状では中小規模の業者が委託を受けて実施してい
る。
場所から最終処分場までの搬送や最終処分場での処理
は、現状では中小規模の業者が委託を受けて実施してい
る。
【０００３】ところが、委託を受けた業者が産業廃棄物
を引き取った後、委託した会社が産業廃棄物の最終処分
場までの搬送や最終処分場での処理等を監視する手段を
有していなかったため、前記の委託を受けた業者が産業
廃棄物をどこに搬出し、どこで処理を行っているのかを
把握できていない、という問題があった。
を引き取った後、委託した会社が産業廃棄物の最終処分
場までの搬送や最終処分場での処理等を監視する手段を
有していなかったため、前記の委託を受けた業者が産業
廃棄物をどこに搬出し、どこで処理を行っているのかを
把握できていない、という問題があった。
【０００４】そこで、本発明者らはすでに、走行中の車
両とシステム管理センターとの間の情報交換を行えるシ
ステム、すなわち、グローバルポジショニングシステム
（以下、ＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム
と称す）を利用した収集廃棄処理情報システム（以後、
satellite Communication Management sytemを略し「Ｓ
ＣＭＳ」と略称する。）、及び、ＳＣＭＳを発展させた
一般廃棄物の指定外焼却処理施設（地域外公共焼却場）
搬入防止および監視システムのＳＣＭＳII、さらに、Ｓ
ＣＭＳ、ＳＣＭＳIIにおける通信方式を改良したＳＣＭ
ＳIIIを開発し提供している（図４参照）。
両とシステム管理センターとの間の情報交換を行えるシ
ステム、すなわち、グローバルポジショニングシステム
（以下、ＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム
と称す）を利用した収集廃棄処理情報システム（以後、
satellite Communication Management sytemを略し「Ｓ
ＣＭＳ」と略称する。）、及び、ＳＣＭＳを発展させた
一般廃棄物の指定外焼却処理施設（地域外公共焼却場）
搬入防止および監視システムのＳＣＭＳII、さらに、Ｓ
ＣＭＳ、ＳＣＭＳIIにおける通信方式を改良したＳＣＭ
ＳIIIを開発し提供している（図４参照）。
【０００５】ところで、ＳＣＭＳとは、廃棄物処理の流
れを、衛星通信を使い情報の収集を行うことにより、排
出事業者・収集運搬業者・中間処理業者間の廃棄物処理
の管理を可能とし、収集した情報から必要な情報を速や
かに作成し提供することを目的とするシステムをいい、
廃棄物処理の流れを衛星通信を使い情報の収集を行うこ
とにより、排出事業者、収集運搬業者、中間処理業者間
の廃棄物処理の管理を可能とし、収集した情報から必要
な方法を速やかに作成し提供する廃棄物運搬車両輌の作
業・運行管理システムである。
れを、衛星通信を使い情報の収集を行うことにより、排
出事業者・収集運搬業者・中間処理業者間の廃棄物処理
の管理を可能とし、収集した情報から必要な情報を速や
かに作成し提供することを目的とするシステムをいい、
廃棄物処理の流れを衛星通信を使い情報の収集を行うこ
とにより、排出事業者、収集運搬業者、中間処理業者間
の廃棄物処理の管理を可能とし、収集した情報から必要
な方法を速やかに作成し提供する廃棄物運搬車両輌の作
業・運行管理システムである。
【０００６】すなわち、バーコードラベルおよび通信衛
星の端末に入力された該バーコードを含む関係情報に基
づき必要事項が記入される積荷明細伝票を組み合わせて
用いることを特徴とする通信衛星を使用した廃棄物運搬
車両輌の作業・運行管理システムであり、簡潔には、バ
ーコードラベルおよび通信衛星の端末に入力された該バ
ーコードを含む関係情報に基づき必要事項が記入される
積荷明細伝票を組み合わせることを特徴とする通信衛星
を使用した特別管理廃棄物運搬車両輌の作業・運行管理
システムである。
星の端末に入力された該バーコードを含む関係情報に基
づき必要事項が記入される積荷明細伝票を組み合わせて
用いることを特徴とする通信衛星を使用した廃棄物運搬
車両輌の作業・運行管理システムであり、簡潔には、バ
ーコードラベルおよび通信衛星の端末に入力された該バ
ーコードを含む関係情報に基づき必要事項が記入される
積荷明細伝票を組み合わせることを特徴とする通信衛星
を使用した特別管理廃棄物運搬車両輌の作業・運行管理
システムである。
【０００７】上記システムは、廃棄物処理の流れを衛星
通信を使い情報の収集を行うことにより、排出事業者、
収集運搬業者、中間処理業者間の廃棄物処理の管理を可
能とし、収集した情報から必要な方法を速やかに作成し
提供する廃棄物処理情報システムであって、バーコード
ラベルおよび通信衛星の端末に入力された該バーコード
を含む関係情報に基づき必要事項が記入される積荷明細
伝票を組み合わせて用いることを特徴とする通信衛星を
使用した廃棄物処理情報システムである。簡潔には、バ
ーコードラベルおよび通信衛星の端末に入力された該バ
ーコードを含む関係情報に基づき必要事項が記入される
積荷明細伝票を組み合わせることを特徴とする通信衛星
を使用した特別管理廃棄物処理情報システムである。
通信を使い情報の収集を行うことにより、排出事業者、
収集運搬業者、中間処理業者間の廃棄物処理の管理を可
能とし、収集した情報から必要な方法を速やかに作成し
提供する廃棄物処理情報システムであって、バーコード
ラベルおよび通信衛星の端末に入力された該バーコード
を含む関係情報に基づき必要事項が記入される積荷明細
伝票を組み合わせて用いることを特徴とする通信衛星を
使用した廃棄物処理情報システムである。簡潔には、バ
ーコードラベルおよび通信衛星の端末に入力された該バ
ーコードを含む関係情報に基づき必要事項が記入される
積荷明細伝票を組み合わせることを特徴とする通信衛星
を使用した特別管理廃棄物処理情報システムである。
【０００８】上記システムは、特別管理廃棄物（爆発
性、毒性、感染性など人の健康、生活環境に被害を生じ
るおそれがある一般廃棄物または産業廃棄物のみなら
ず、大量に発生しその投棄が環境汚染に多大の影響のあ
る一般廃棄物または産業廃棄物を含めた意味で用いてい
る。）の収集・管理のために開発したものであるが、本
発明においては、情報の収集をバーコードの読み取りに
変えて、廃棄物の収集運搬車両の動態についての情報に
より行うものである。もちろん両者の情報収集を併用あ
るいは一方を補助的に併用することも可能である。
性、毒性、感染性など人の健康、生活環境に被害を生じ
るおそれがある一般廃棄物または産業廃棄物のみなら
ず、大量に発生しその投棄が環境汚染に多大の影響のあ
る一般廃棄物または産業廃棄物を含めた意味で用いてい
る。）の収集・管理のために開発したものであるが、本
発明においては、情報の収集をバーコードの読み取りに
変えて、廃棄物の収集運搬車両の動態についての情報に
より行うものである。もちろん両者の情報収集を併用あ
るいは一方を補助的に併用することも可能である。
【０００９】また、ＳＣＭＳIIは、上記ＳＣＭＳをさら
に発展させたものであり、情報の収集を上記ＳＣＭＳの
バーコードの読み取りに変えて、廃棄物の収集廃棄物運
搬車両輌の動態についての情報により行うものである。
要するに許可を得た収集廃棄物運搬車両輌に当システム
の衛星通信用の車載端末を導入して今まで通りに業務を
行うことにより実施が可能である。
に発展させたものであり、情報の収集を上記ＳＣＭＳの
バーコードの読み取りに変えて、廃棄物の収集廃棄物運
搬車両輌の動態についての情報により行うものである。
要するに許可を得た収集廃棄物運搬車両輌に当システム
の衛星通信用の車載端末を導入して今まで通りに業務を
行うことにより実施が可能である。
【００１０】すなわち、廃棄物の収集廃棄物運搬車両輌
の動態についての情報は、例えば、廃棄物を積み込む時
に積み込み装置を起動するが、この起動をセンサーで関
知して通信衛星を介してＳＣＭＳ管理センターにこの情
報を送信できるような機能、焼却処理施設に搬入時に廃
棄物を排出するためにダンプする作業又は排出板動作を
センサーで関知し、この情報を通信衛星を介してＳＣＭ
Ｓ管理センターへ送信できるような機能を、従来型の廃
棄物の収集廃棄物運搬車両輌に付加して収集することが
できる。
の動態についての情報は、例えば、廃棄物を積み込む時
に積み込み装置を起動するが、この起動をセンサーで関
知して通信衛星を介してＳＣＭＳ管理センターにこの情
報を送信できるような機能、焼却処理施設に搬入時に廃
棄物を排出するためにダンプする作業又は排出板動作を
センサーで関知し、この情報を通信衛星を介してＳＣＭ
Ｓ管理センターへ送信できるような機能を、従来型の廃
棄物の収集廃棄物運搬車両輌に付加して収集することが
できる。
【００１１】ＳＣＭＳ及びＳＣＭＳIIの管理は、衛星シ
ステムとＳＣＭＳ管理センターで自動的に行うものであ
り、収集車両が何時どこで収集したか、それを何時どこ
に下ろしたのかを衛星通信システムを使用してデータを
取得してコンピューターでこれらのデータを予めセット
した管理情報や条件に合致しているのかを自動的にマッ
チング作業を行い「産業廃棄物の投棄場所」や「廃棄物
の越境問題」や「産業廃棄物の混入」を監視することで
不法投棄を防止しようとするものである。
ステムとＳＣＭＳ管理センターで自動的に行うものであ
り、収集車両が何時どこで収集したか、それを何時どこ
に下ろしたのかを衛星通信システムを使用してデータを
取得してコンピューターでこれらのデータを予めセット
した管理情報や条件に合致しているのかを自動的にマッ
チング作業を行い「産業廃棄物の投棄場所」や「廃棄物
の越境問題」や「産業廃棄物の混入」を監視することで
不法投棄を防止しようとするものである。
【００１２】ところで、上記ＳＣＭＳ及びＳＣＭＳIIで
は廃棄物運搬車両輌とシステム管理センターとの間の情
報交換は衛星通信システムで行っていたが、衛星通信は
交信料が高額であり利用者の経済的負担が大きい欠点が
あった。他方、近時、衛星通信に比較して通信単価の低
廉なＤopa通信（ＮＴＴ−Ｄocomoの提供するパケット通
信）が提供されたが、廃棄物運搬車両輌が交信不可能地
域に位置すると、ＳＣＭＳ管理センターと交信ができな
いことがある そこで、本発明者らは、廃棄物運搬車両輌とＳＣＭＳ管
理センターとの交信にＤopa通信と衛星通信とを併用
し、廃棄物運搬車両輌とＳＣＭＳ管理センターとの交信
を、Ｄopa通信の通信不能地域では衛星通信で行い、Ｄo
pa通信の通信可能地域ではＤopa通信で行うシステム
（ＳＣＭＳIII）を提供した。
は廃棄物運搬車両輌とシステム管理センターとの間の情
報交換は衛星通信システムで行っていたが、衛星通信は
交信料が高額であり利用者の経済的負担が大きい欠点が
あった。他方、近時、衛星通信に比較して通信単価の低
廉なＤopa通信（ＮＴＴ−Ｄocomoの提供するパケット通
信）が提供されたが、廃棄物運搬車両輌が交信不可能地
域に位置すると、ＳＣＭＳ管理センターと交信ができな
いことがある そこで、本発明者らは、廃棄物運搬車両輌とＳＣＭＳ管
理センターとの交信にＤopa通信と衛星通信とを併用
し、廃棄物運搬車両輌とＳＣＭＳ管理センターとの交信
を、Ｄopa通信の通信不能地域では衛星通信で行い、Ｄo
pa通信の通信可能地域ではＤopa通信で行うシステム
（ＳＣＭＳIII）を提供した。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の各シス
テムは、委託を受けた業者が産業廃棄物を引き取った
後、委託した会社が産業廃棄物の最終処分場までの搬送
や最終処分場での処理等を監視するすることは行える
が、「計画時間外の搬入」「計画車両以外の持ち込み」
「許可外搬入物」等の管理は十分とはいえず、最終処分
場の周辺住民にとっては環境の悪化という問題が残って
いた。
テムは、委託を受けた業者が産業廃棄物を引き取った
後、委託した会社が産業廃棄物の最終処分場までの搬送
や最終処分場での処理等を監視するすることは行える
が、「計画時間外の搬入」「計画車両以外の持ち込み」
「許可外搬入物」等の管理は十分とはいえず、最終処分
場の周辺住民にとっては環境の悪化という問題が残って
いた。
【００１４】そこで、本発明は、産業廃棄物運搬車両の
搬送経路の監視とともに、最終処分場における産業廃棄
物の投棄状態を監視でき、さらには、監視情報にもとづ
いて第３者的にも監視できる産業廃棄物の最終処分場搬
入管理システムを提供することを課題とする。
搬送経路の監視とともに、最終処分場における産業廃棄
物の投棄状態を監視でき、さらには、監視情報にもとづ
いて第３者的にも監視できる産業廃棄物の最終処分場搬
入管理システムを提供することを課題とする。
【００１５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項１の発明は、産業廃棄物を搬送する
廃棄物運搬車両の位置を測定する測位手段と、前記測位
手段が測定した位置にもとづき、前記廃棄物運搬車両の
搬送ルートを監視する監視手段とを有し、測位手段が産
業廃棄物を搬送する廃棄物運搬車両の位置を測定する
と、監視手段がこの測定された位置に基づいて、廃棄物
運搬車両の搬送ルートを監視し、廃棄物運搬車両の搬送
ルート及び最終処分場への到着をリアルタイムで集中管
理する産業廃棄物の最終処分場搬入管理システムにおい
て、最終処分場に産業廃棄物運搬車両を監視する監視手
段を設けたことを特徴とし、また、請求項２の発明は、
最終処分場に産業廃棄物運搬車両を監視する監視手段
が、廃棄物運搬車両に取付けたＩＤタグと最終処分場の
進入路に設けたＩＤタグ読取機とで構成されていること
を特徴とし、さらに、請求項３の発明は、ＩＤタグの読
み取り結果に応じて開閉するゲートを備えたことを特徴
とする。
に、本発明の請求項１の発明は、産業廃棄物を搬送する
廃棄物運搬車両の位置を測定する測位手段と、前記測位
手段が測定した位置にもとづき、前記廃棄物運搬車両の
搬送ルートを監視する監視手段とを有し、測位手段が産
業廃棄物を搬送する廃棄物運搬車両の位置を測定する
と、監視手段がこの測定された位置に基づいて、廃棄物
運搬車両の搬送ルートを監視し、廃棄物運搬車両の搬送
ルート及び最終処分場への到着をリアルタイムで集中管
理する産業廃棄物の最終処分場搬入管理システムにおい
て、最終処分場に産業廃棄物運搬車両を監視する監視手
段を設けたことを特徴とし、また、請求項２の発明は、
最終処分場に産業廃棄物運搬車両を監視する監視手段
が、廃棄物運搬車両に取付けたＩＤタグと最終処分場の
進入路に設けたＩＤタグ読取機とで構成されていること
を特徴とし、さらに、請求項３の発明は、ＩＤタグの読
み取り結果に応じて開閉するゲートを備えたことを特徴
とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施例にもとづい
て、本発明の実施の形態を説明するが、細部の構成は実
施例に限定されるものではない。また、本発明の廃棄物
運搬車両の運行管理システムはＳＣＭＳ及びＳＣＭＳを
発展させたＳＣＭＳIIを応用するので、まず、それらの
概略を説明する。
て、本発明の実施の形態を説明するが、細部の構成は実
施例に限定されるものではない。また、本発明の廃棄物
運搬車両の運行管理システムはＳＣＭＳ及びＳＣＭＳを
発展させたＳＣＭＳIIを応用するので、まず、それらの
概略を説明する。
【００１７】《ＳＣＭＳ》ＳＣＭＳにおける排出事業所
は、 １．管理する発生源別のコードを設定する（排出事業所
から注文を受け管理部所ごとにバーコードを作成し納品
する。） ２．発生源にバーコードを配布する。感染性廃棄物を対
象としていることが明確なようにそれを表示するマーク
をバーコードと並べて表示するラベ ルとする。 ３．容器ごとにバーコードラベルを発生源で貼付。 ４．容器に感染性廃棄物が満杯になった時点で保管庫に
院内移動を行い保管する。
は、 １．管理する発生源別のコードを設定する（排出事業所
から注文を受け管理部所ごとにバーコードを作成し納品
する。） ２．発生源にバーコードを配布する。感染性廃棄物を対
象としていることが明確なようにそれを表示するマーク
をバーコードと並べて表示するラベ ルとする。 ３．容器ごとにバーコードラベルを発生源で貼付。 ４．容器に感染性廃棄物が満杯になった時点で保管庫に
院内移動を行い保管する。
【００１８】ＳＣＭＳにおける収集・運搬業者は、 １．定期収集 ２．収集時にバーコードリーダーにて容器ごとに読み込
み。 ３．容器ごとに重量の計量 ４．通信衛星の端末に２、３の情報を入力（ハンディー
ターミナル） ５．マニフェスト伝票の受取 ６．出発時から入庫時の間の走行情報を自動で通信衛星
を通じて記録。位置情報、走行経路の記録、運転日報の
自動作成等のオムニトラックスの運行管理システムを運
用できる。 ７．管理センターから収集・運搬と搬入の不適合の連絡
があった場合は排出事業所又は自社で確認し原因を解明
する。
み。 ３．容器ごとに重量の計量 ４．通信衛星の端末に２、３の情報を入力（ハンディー
ターミナル） ５．マニフェスト伝票の受取 ６．出発時から入庫時の間の走行情報を自動で通信衛星
を通じて記録。位置情報、走行経路の記録、運転日報の
自動作成等のオムニトラックスの運行管理システムを運
用できる。 ７．管理センターから収集・運搬と搬入の不適合の連絡
があった場合は排出事業所又は自社で確認し原因を解明
する。
【００１９】ＳＣＭＳにおける中間処理業者は、 １．収集・運搬業者の搬入時に搬入された感染性廃棄物
を固体別にバーコードリーダーにて読み込み。 ２．工場内に中間処理を行うまで一時保管する。 ３．保管された感染性廃棄物を中間処理を行う時点で再
度バーコードを読み取り処理日時の情報をシステムに送
信する。 ４．管理センターから不適合の連絡があった場合は、収
集・運搬業者又は自社で確認し、データの修正を行う。 ５．車両運行管理データを関係者に提供する。
を固体別にバーコードリーダーにて読み込み。 ２．工場内に中間処理を行うまで一時保管する。 ３．保管された感染性廃棄物を中間処理を行う時点で再
度バーコードを読み取り処理日時の情報をシステムに送
信する。 ４．管理センターから不適合の連絡があった場合は、収
集・運搬業者又は自社で確認し、データの修正を行う。 ５．車両運行管理データを関係者に提供する。
【００２０】管理センター〔衛星システム導入会社、図
中、ＳＣＭＳ管理センター、（株）ニスコム等で表示〕
の、収集・運搬業者および中間処理業者の上記業務に伴
い、 １．収集・運搬業者が収集した時点のデータを通信衛星
から受信する。 ２．中間処理業者から搬入、中間処理済みのデータを取
り込む。 ３．収集、搬入、処理のデータのチェックを行い、不適
合があれば、プリントアウトし、関係業者に連絡の上確
認を行うよう指示をする。 ４．３の確認ができない場合は管轄の行政又は排出事業
所に連絡し、関係者によって原因を明確にする。
中、ＳＣＭＳ管理センター、（株）ニスコム等で表示〕
の、収集・運搬業者および中間処理業者の上記業務に伴
い、 １．収集・運搬業者が収集した時点のデータを通信衛星
から受信する。 ２．中間処理業者から搬入、中間処理済みのデータを取
り込む。 ３．収集、搬入、処理のデータのチェックを行い、不適
合があれば、プリントアウトし、関係業者に連絡の上確
認を行うよう指示をする。 ４．３の確認ができない場合は管轄の行政又は排出事業
所に連絡し、関係者によって原因を明確にする。
【００２１】さらに、自治体（都道府県又は市町村）
は、 １．管理センターのシステムより感染性廃棄物の情報を
地上管理システムとオンラインで結び、リアルタイムで
収集・運搬、中間処理の実態の管理ができる。 ２．感染性廃棄物の管理が確実、且つ簡単に行えるた
め、行政報告書の提出の必要性が無く、業務の簡素化が
可能である。 ３．排出事業所、処理会社からの行政報告がなければ、
報告書の保管が必要なく業務の簡素化が図れる。 ４．現在ほとんど行っていない排出事業所と業者のマニ
フェストのチェックが簡単に実行でき、行政報告書の保
管、管理等の簡素化が図れる。
は、 １．管理センターのシステムより感染性廃棄物の情報を
地上管理システムとオンラインで結び、リアルタイムで
収集・運搬、中間処理の実態の管理ができる。 ２．感染性廃棄物の管理が確実、且つ簡単に行えるた
め、行政報告書の提出の必要性が無く、業務の簡素化が
可能である。 ３．排出事業所、処理会社からの行政報告がなければ、
報告書の保管が必要なく業務の簡素化が図れる。 ４．現在ほとんど行っていない排出事業所と業者のマニ
フェストのチェックが簡単に実行でき、行政報告書の保
管、管理等の簡素化が図れる。
【００２２】上記システムを構築するに必要とする設備
機器は、 １．車載設備（収集・運搬車両１台当たり） 車載通信装置およびＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管
理システム測位システムハンディーターミナルおよびバ
ーコードリーダー ２．センター設備（ＪＱＴＲＡＣ産業廃棄物の最終処分
場搬入管理システム用）−管理会社用ＪＱＴＲＡＣ産業
廃棄物の最終処分場搬入管理システム用ＰＣ運行管理汎
用ソフトウエア（ＪＱＴＲＡＣ産業廃棄物の最終処分場
搬入管理システム）専用ターミナルＦＥＰ配信制御ルー
チンインターフェイスおよび通信ソフトデータ入力画面
カスタマイズＪＱＴＲＡＣ産業廃棄物の最終処分場搬入
管理システム変更地上系通信設備（横浜ネットワークセ
ンターとの通信） ３．中間処理工場設備通信装置およびＧＰ産業廃棄物の
最終処分場搬入管理システム測位システムハンディータ
ーミナルおよびバーコードリーダー通信アダプタ専用タ
ーミナル（工場搬入時用、中間処理時用各１台、合計２
台）
機器は、 １．車載設備（収集・運搬車両１台当たり） 車載通信装置およびＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管
理システム測位システムハンディーターミナルおよびバ
ーコードリーダー ２．センター設備（ＪＱＴＲＡＣ産業廃棄物の最終処分
場搬入管理システム用）−管理会社用ＪＱＴＲＡＣ産業
廃棄物の最終処分場搬入管理システム用ＰＣ運行管理汎
用ソフトウエア（ＪＱＴＲＡＣ産業廃棄物の最終処分場
搬入管理システム）専用ターミナルＦＥＰ配信制御ルー
チンインターフェイスおよび通信ソフトデータ入力画面
カスタマイズＪＱＴＲＡＣ産業廃棄物の最終処分場搬入
管理システム変更地上系通信設備（横浜ネットワークセ
ンターとの通信） ３．中間処理工場設備通信装置およびＧＰ産業廃棄物の
最終処分場搬入管理システム測位システムハンディータ
ーミナルおよびバーコードリーダー通信アダプタ専用タ
ーミナル（工場搬入時用、中間処理時用各１台、合計２
台）
【００２３】携帯端末機能仕様ＳＣＭＳの中の、廃棄物
の収集・管理を行う車載機器の内、携帯端末の機能仕様
について説明する。車載機器の構成を図２に示す。携帯
端末以外は常時車両に搭載されており、各機能は以下の
とおりである。 １．ＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管理システムアン
テナ：ＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム衛
星から信号を受信し、車両の位置情報を衛星通信装置に
送信する。 ２．衛星通信アンテナ：通信衛星と送受信する。 ３．衛星通信制御装置：通信衛星との双方向通信を制御
する。 ４．車載表示端末：携帯端末からの情報と車両からの運
行情報を表示し、かつ衛星通信制御装置に送信する。ま
た、指令局（オフィス）からの送信情報を表示する。 ５．携帯端末通信装置：携帯端末からの情報を車載表示
端末に送信する。 携帯端末（ＢＨＴ、バーコードハンディターミナル）：
廃棄物の各種情報（収集、搬入、処理等）を収集し、携
帯端末通信装置に転送する。携帯端末の機能概要を表１
に示す。
の収集・管理を行う車載機器の内、携帯端末の機能仕様
について説明する。車載機器の構成を図２に示す。携帯
端末以外は常時車両に搭載されており、各機能は以下の
とおりである。 １．ＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管理システムアン
テナ：ＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム衛
星から信号を受信し、車両の位置情報を衛星通信装置に
送信する。 ２．衛星通信アンテナ：通信衛星と送受信する。 ３．衛星通信制御装置：通信衛星との双方向通信を制御
する。 ４．車載表示端末：携帯端末からの情報と車両からの運
行情報を表示し、かつ衛星通信制御装置に送信する。ま
た、指令局（オフィス）からの送信情報を表示する。 ５．携帯端末通信装置：携帯端末からの情報を車載表示
端末に送信する。 携帯端末（ＢＨＴ、バーコードハンディターミナル）：
廃棄物の各種情報（収集、搬入、処理等）を収集し、携
帯端末通信装置に転送する。携帯端末の機能概要を表１
に示す。
【００２４】
【表１】
【００２５】表１の各機能について、ＳＣＭＳについて
詳述する特開平１０−９５５０６号公報に記載のとおり
であり、また、車載表示端末（ＲＥＧＩＯ：レギオ）機
能仕様、メッセージ配信装置仕様、プロトコルについて
も、ＳＣＭＳについて詳述する特開平１０−９５５０６
号公報に記載のとおりであり、省略する。
詳述する特開平１０−９５５０６号公報に記載のとおり
であり、また、車載表示端末（ＲＥＧＩＯ：レギオ）機
能仕様、メッセージ配信装置仕様、プロトコルについて
も、ＳＣＭＳについて詳述する特開平１０−９５５０６
号公報に記載のとおりであり、省略する。
【００２６】《ＳＣＭＳII》ＳＣＭＳIIは、上記「産業
廃棄物電子マニフェスト情報管理システム（ＳＣＭ
Ｓ）」を活用する、ＳＣＭＳIIについて説明する。情報
の収集をバーコードの読み取りに変えて、廃棄物の収集
運搬車両の動態についての情報により行うものである。
要するに許可を得た収集運搬車両に当システムの衛星通
信用の車載端末を導入して今まで通りに業務を行うこと
により実施が可能である。すなわち、廃棄物の収集運搬
車両の動態についての情報は、例えば、廃棄物を積み込
む時に積み込み装置を起動するが、この起動をセンサー
で感知して通信衛星を介してＳＣＭＳのシステム・ネッ
トワークセンターにこの情報を送信できるような機能、
焼却処理施設に搬入時に廃棄物を排出するためにダンプ
する作業をセンサーで感知し、この情報を通信衛星を介
してシステム・ネットワークセンターへ送信できるよう
な機能を、従来型の廃棄物の収集運搬車両に付加して収
集することができる。
廃棄物電子マニフェスト情報管理システム（ＳＣＭ
Ｓ）」を活用する、ＳＣＭＳIIについて説明する。情報
の収集をバーコードの読み取りに変えて、廃棄物の収集
運搬車両の動態についての情報により行うものである。
要するに許可を得た収集運搬車両に当システムの衛星通
信用の車載端末を導入して今まで通りに業務を行うこと
により実施が可能である。すなわち、廃棄物の収集運搬
車両の動態についての情報は、例えば、廃棄物を積み込
む時に積み込み装置を起動するが、この起動をセンサー
で感知して通信衛星を介してＳＣＭＳのシステム・ネッ
トワークセンターにこの情報を送信できるような機能、
焼却処理施設に搬入時に廃棄物を排出するためにダンプ
する作業をセンサーで感知し、この情報を通信衛星を介
してシステム・ネットワークセンターへ送信できるよう
な機能を、従来型の廃棄物の収集運搬車両に付加して収
集することができる。
【００２７】管理は、衛星システムとネットワークセン
ター〔スコム管理センター（例えば、株式会社ニスコ
ム）〕で自動的に行うものである。収集車両が何時どこ
で収集したか、それを何時どこに下ろしたのかを衛星通
信システム（ＳＣＭＳII）を使用してデータを取得して
コンピューターでこれらのデータを予めセットした管理
情報や条件に合致しているのかを自動的にマッチング作
業を行い「ごみの越境問題」や「産業廃棄物の混入」を
監視することで不法投棄を防止しようとするものであ
る。
ター〔スコム管理センター（例えば、株式会社ニスコ
ム）〕で自動的に行うものである。収集車両が何時どこ
で収集したか、それを何時どこに下ろしたのかを衛星通
信システム（ＳＣＭＳII）を使用してデータを取得して
コンピューターでこれらのデータを予めセットした管理
情報や条件に合致しているのかを自動的にマッチング作
業を行い「ごみの越境問題」や「産業廃棄物の混入」を
監視することで不法投棄を防止しようとするものであ
る。
【００２８】
【実施例】以下本発明の１実施例を説明するが、細部の
構成はＳＣＭＳの範囲内で変更可能であり、実施例に限
定されるものではない。
構成はＳＣＭＳの範囲内で変更可能であり、実施例に限
定されるものではない。
【００２９】本発明の産業廃棄物の最終処分場搬入管理
システムの廃棄物運搬車両の運行管理は、基本的に上記
各ＳＣＭＳと同様であるが、本発明の産業廃棄物の最終
処分場搬入管理システムは、最終処分場の搬入口にゲー
トシステムを配設して、時間外に搬入されていないか、
許可車両以外の車両が不正に持ち込みをしていないかを
監視すべく構成されている。
システムの廃棄物運搬車両の運行管理は、基本的に上記
各ＳＣＭＳと同様であるが、本発明の産業廃棄物の最終
処分場搬入管理システムは、最終処分場の搬入口にゲー
トシステムを配設して、時間外に搬入されていないか、
許可車両以外の車両が不正に持ち込みをしていないかを
監視すべく構成されている。
【００３０】上記構成によって、システムネットワーク
センターは、中間処分場から最終処分場までの運行航
跡管理、マニフェスト処理の実績管理と最終処分場へ
の持ち込み回数の整合性チェック、収集運搬車両の運
行航跡のリアルタイム追跡及びマッピング機能（５年間
データ保管）、データ配信（自治体への報告、実績管
理表）、ゲート開閉制御パラメータの設定等を行う。
センターは、中間処分場から最終処分場までの運行航
跡管理、マニフェスト処理の実績管理と最終処分場へ
の持ち込み回数の整合性チェック、収集運搬車両の運
行航跡のリアルタイム追跡及びマッピング機能（５年間
データ保管）、データ配信（自治体への報告、実績管
理表）、ゲート開閉制御パラメータの設定等を行う。
【００３１】上記データの配信にはインターネットを介
して行い、中間処分場及び最終処分場へは、運転日
報、車両の現在位置、マニフェスト情報等であり、
自治体へは、車両／日付による運行航跡データ、車
両毎の搬入実績データ／ゲート通過データ参照／報告、
特殊ＩＤの使用状況参照／報告、違反情報（ＦＡＸ
等による通報）等を配信する。
して行い、中間処分場及び最終処分場へは、運転日
報、車両の現在位置、マニフェスト情報等であり、
自治体へは、車両／日付による運行航跡データ、車
両毎の搬入実績データ／ゲート通過データ参照／報告、
特殊ＩＤの使用状況参照／報告、違反情報（ＦＡＸ
等による通報）等を配信する。
【００３２】図２は車載機器及び車載機器をの取付状態
を示す図であり、車載機器の主なるものは、以下のとお
りである。 （１）ＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム測
位ユニット及びアンテナ （２）衛星通信制御装置及びアンテナ （３）ＩＤタグ（非接触でＩＤを読み取れるもの） （４）バーコードリーダ、端末装置 （５）車速センサー なお、ＩＤタグは背面に金属がある場合でも影響を受け
ないため廃棄物運搬車両のキャビンの上部に取付るのが
好ましい。
を示す図であり、車載機器の主なるものは、以下のとお
りである。 （１）ＧＰ産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム測
位ユニット及びアンテナ （２）衛星通信制御装置及びアンテナ （３）ＩＤタグ（非接触でＩＤを読み取れるもの） （４）バーコードリーダ、端末装置 （５）車速センサー なお、ＩＤタグは背面に金属がある場合でも影響を受け
ないため廃棄物運搬車両のキャビンの上部に取付るのが
好ましい。
【００３３】図３は最終処分場の進入路に設けられたゲ
ートシステムの概略図であり、該ゲートシステムは、往
来する車両の通過方向を検知する車両検出センサーと、
進入路の側方に立設したＩＤタグ読取機と、ゲート開閉
制御装置と、ゲート開閉制御装置によって開閉されるゲ
ートとで構成されており、上記ゲート開閉制御装置は、
ＩＤタグ読取機の読取ったデータにもとづく許可車両の
判定機能及び監視時間の設定機能、及び、インターフェ
ースを介してネットワークセンターに接続しており、車
両番号とゲート通過情報、特殊ＩＤの使用情報をネット
ワークセンターに送信するものである。また、ゲート開
閉制御装置は、自治体からの指示により、進入可能時間
帯の設定や許可車両の追加・削除などを遠隔設定できる
ように構成してある。
ートシステムの概略図であり、該ゲートシステムは、往
来する車両の通過方向を検知する車両検出センサーと、
進入路の側方に立設したＩＤタグ読取機と、ゲート開閉
制御装置と、ゲート開閉制御装置によって開閉されるゲ
ートとで構成されており、上記ゲート開閉制御装置は、
ＩＤタグ読取機の読取ったデータにもとづく許可車両の
判定機能及び監視時間の設定機能、及び、インターフェ
ースを介してネットワークセンターに接続しており、車
両番号とゲート通過情報、特殊ＩＤの使用情報をネット
ワークセンターに送信するものである。また、ゲート開
閉制御装置は、自治体からの指示により、進入可能時間
帯の設定や許可車両の追加・削除などを遠隔設定できる
ように構成してある。
【００３４】上記構成のゲートシステムは、 その前で一旦停止した車両のＩＤを読み取り、許可さ
れている車両であればゲートを開け、進入を許可し、Ｉ
Ｄタグを取り付けていない車両、またはそのＩＤが許可
されていない場合には、ゲートは開かず、進入を阻止す
る。 通過した実績データ（日時・車両ＩＤ）は、特殊ＩＤ
の使用情報等をその都度ネットワークセンターへ通知さ
れる。 ネットワークセンターでは、車両毎に、その回数を集
計管理する。
れている車両であればゲートを開け、進入を許可し、Ｉ
Ｄタグを取り付けていない車両、またはそのＩＤが許可
されていない場合には、ゲートは開かず、進入を阻止す
る。 通過した実績データ（日時・車両ＩＤ）は、特殊ＩＤ
の使用情報等をその都度ネットワークセンターへ通知さ
れる。 ネットワークセンターでは、車両毎に、その回数を集
計管理する。
【００３５】なお、定常的な処理について説明したが、
例外処理として、頻繁に現場に立ち入る車両（ショベル
カーなどの重機類）には、取り外しできないＩＤタグ
（特殊ＩＤ）を取付け、その進入状態は逐次チェックし
て、自治体に報告したり、緊急に立ち入りを要する車両
がある場合には、特殊ＩＤを数枚用意し、それを使用し
て進入を許可し、この特殊ＩＤタグの使用状況をセンタ
ーで管理し、月毎に自治体へ報告するように構成する。
例外処理として、頻繁に現場に立ち入る車両（ショベル
カーなどの重機類）には、取り外しできないＩＤタグ
（特殊ＩＤ）を取付け、その進入状態は逐次チェックし
て、自治体に報告したり、緊急に立ち入りを要する車両
がある場合には、特殊ＩＤを数枚用意し、それを使用し
て進入を許可し、この特殊ＩＤタグの使用状況をセンタ
ーで管理し、月毎に自治体へ報告するように構成する。
【００３６】
【発明の効果】監視手段が産業廃棄物運搬車両の搬送ル
ートを監視するので、産業廃棄物運搬車両の搬送ルート
及び最終処分場への到着をリアルタイムで集中管理する
ことができ、また、産業廃棄物運搬車両の搬送ルートに
沿った通過時間の異常を監視する（即ち、搬送に関する
時間管理を行う）ことにより、廃棄物運搬車両が異常状
況下にあることを確実に監視・チェックすることがで
き、システム管理センターから必要な指示を与えること
ができる。
ートを監視するので、産業廃棄物運搬車両の搬送ルート
及び最終処分場への到着をリアルタイムで集中管理する
ことができ、また、産業廃棄物運搬車両の搬送ルートに
沿った通過時間の異常を監視する（即ち、搬送に関する
時間管理を行う）ことにより、廃棄物運搬車両が異常状
況下にあることを確実に監視・チェックすることがで
き、システム管理センターから必要な指示を与えること
ができる。
【００３７】予測された通過予定時間は、その日の交通
情報にもとづいて、随時修正した方がより精度の高い搬
送に関する時間管理を行うことができ、場合によっては
渋滞を避けるべく、目的地までの時間的な最短ルートを
搬送ルートとして再設定することにより、作業時間の短
縮を図ることができる。
情報にもとづいて、随時修正した方がより精度の高い搬
送に関する時間管理を行うことができ、場合によっては
渋滞を避けるべく、目的地までの時間的な最短ルートを
搬送ルートとして再設定することにより、作業時間の短
縮を図ることができる。
【００３８】産業廃棄物運搬車両の運行航跡により搬入
廃棄物の管理ができ、また、ゲートシステムを設けるこ
とにより、搬入時間の管理、搬入車両の特定ができるの
で、不法投棄を防止することができる。
廃棄物の管理ができ、また、ゲートシステムを設けるこ
とにより、搬入時間の管理、搬入車両の特定ができるの
で、不法投棄を防止することができる。
【００３９】管理情報をインターネットを介して配信す
るので、必要に応じて情報を公開することができるの
で、住民不安を和らげることもできる。
るので、必要に応じて情報を公開することができるの
で、住民不安を和らげることもできる。
【図１】システムの概略図である。
【図２】車載機器及び取付状態を示す図である。
【図３】ゲートシステムの概略図である。
【図４】本発明の前提とする、走行中の車両とシステム
管理センターとの間の情報交換を行えるシステム（ＳＣ
ＭＳ）、およびＳＣＭＳを発展させた一般廃棄物の指定
外焼却処理施設（地域外公共焼却場）搬入防止および監
視システムのＳＣＭＳIIの基本システム図である。
管理センターとの間の情報交換を行えるシステム（ＳＣ
ＭＳ）、およびＳＣＭＳを発展させた一般廃棄物の指定
外焼却処理施設（地域外公共焼却場）搬入防止および監
視システムのＳＣＭＳIIの基本システム図である。
Claims (3)
- 【請求項１】 産業廃棄物を搬送する廃棄物運搬車両の
位置を測定する測位手段と、前記測位手段が測定した位
置にもとづき、前記廃棄物運搬車両の搬送ルートを監視
する監視手段とを有し、測位手段が産業廃棄物を搬送す
る廃棄物運搬車両の位置を測定すると、監視手段がこの
測定された位置に基づいて、廃棄物運搬車両の搬送ルー
トを監視し、廃棄物運搬車両の搬送ルート及び最終処分
場への到着をリアルタイムで集中管理する産業廃棄物の
最終処分場搬入管理システムにおいて、最終処分場に産
業廃棄物運搬車両を監視する監視手段を設けたことを特
徴とする産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム。 - 【請求項２】 最終処分場に産業廃棄物運搬車両を監視
する監視手段が、廃棄物運搬車両に取付けたＩＤタグと
最終処分場の進入路に設けたＩＤタグ読取機とで構成さ
れていることを特徴とする請求項１記載の産業廃棄物の
最終処分場搬入管理システム。 - 【請求項３】 ＩＤタグの読み取り結果に応じて開閉す
るゲートを備えたことを特徴とする請求項１又は２記載
の産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001065672A JP2002265004A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム |
| US10/092,733 US6729540B2 (en) | 2001-03-08 | 2002-03-08 | System for managing dynamic situations of waste transporting vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001065672A JP2002265004A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002265004A true JP2002265004A (ja) | 2002-09-18 |
Family
ID=18924281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001065672A Withdrawn JP2002265004A (ja) | 2001-03-08 | 2001-03-08 | 産業廃棄物の最終処分場搬入管理システム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6729540B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002265004A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100923255B1 (ko) * | 2008-08-27 | 2009-10-27 | 선주토건(주) | 잔토 운반 관리 시스템 및 그 시스템을 이용한 잔토 운반 관리 방법 |
| JP2013212462A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Okumura Corp | 廃棄物処理システム |
| JP2013212461A (ja) * | 2012-04-02 | 2013-10-17 | Okumura Corp | 廃棄物処理方法 |
| KR20210009671A (ko) * | 2019-07-17 | 2021-01-27 | 주식회사 리코 | 블록체인을 이용한 폐기물 관리 시스템 |
| JP2021068429A (ja) * | 2019-10-17 | 2021-04-30 | ▲広▼州大学 | ブロックチェーンに基づく都市建設廃棄物監視方法、システム及び記憶媒体 |
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| US20050261917A1 (en) * | 2004-03-12 | 2005-11-24 | Forget Shield Danielle R | Electronic waste management system |
| JP2006048541A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Tsubasa System Co Ltd | 車輌燃費情報管理方法、車輌燃費情報管理システム、車輌燃費情報管理プログラム |
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