JP2012226448A - 二次元バーコード印刷物を用いる廃棄物・資源物の監視・管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄物等の処理委託者が、経済的かつ正確に廃棄物等の位置情報および時間情報を監視・管理できるシステムを提供する。
【解決手段】二次元バーコード印刷物を廃棄物等の収集運搬用車両の車体に貼付して、廃棄物等の収集・運搬から最終処理に至るまでの流れを監視・管理するシステムであって、前記廃棄物等に関する情報および廃棄物等の処理委託者の認証番号を管理するデータベースを備えた管理センターのサーバーと、当該サーバーと通信可能な処理委託者の端末装置と、当該サーバーと通信可能なカメラ付き情報端末装置とを有し、前記サーバーは、カメラ付き情報端末装置によって撮影され、送信された二次元バーコードに基づいて廃棄物等の収集運搬用車両の位置情報および時間情報をデータベースに登録する手段を備えており、処理委託者は、サーバーの登録情報に基づいて廃棄物等を監視・管理できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次元バーコード印刷物を用いる廃棄物・資源物の監視・管理システムに関する。詳細には、廃棄物・資源物を、収集場所から処理場所に収集運搬するまでの過程を監視・管理するシステムであって、廃棄物・資源物の処理委託者の認証番号と廃棄物・資源物のマニフェスト情報等が含まれている二次元バーコードを印刷したシール等を、収集運搬用車両の車体に貼付し、そのシールに印刷された二次元バーコードをカメラ付き情報端末装置で撮影した撮影画像を、適時、管理センターに送信することによって、収集運搬用車両の移動情報(位置情報と、撮影時刻という時間情報)を管理センターのサーバーに登録し、処理委託者がこれらの情報をインターネット経由で前記サーバーから取り出すことができるようにした監視・管理システムに関する。
廃棄物・資源物の排出から収集・運搬そして処理までの一連の処理プロセスを把握し、廃棄物の適正処理確認を行うシステムとして、法定の廃棄物管理票(マニフェスト)に加え、廃棄物・資源物にバーコードを付する手段や、廃棄物収集運搬用車両にGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)受信装置を取り付ける等の手段が提案されている。
廃棄物・資源物は一般的に、事業所から排出された後、圧縮減容及び再資源化を目的として、選別・破砕・焼却などの中間処理を行うため、様々な排出事業所から仮置場や中間処理場に搬入される。しかし、実際に排出現場に収集に来た車両が何時どこの処理場に入ってきたのか、その車両や廃棄物・資源物が事業所から出た車両と同一のものか等、廃棄物の中間処理過程を経済的かつ正確に監視・管理するシステムは未だ構築されていない。
バーコードを用いた廃棄物・資源物の管理においては、その読み取りに専用のリーダー・ライター等の機器が必要になるうえ、これらの機器には位置情報を送信する機能がないため、バーコードを読み取った場所に関する情報を入手することができない。
一方、GPSにより得られる位置情報と、携帯電話により得られる時間情報は、データの信頼性が高いという利点がある。
特許文献1には、廃棄物等の収集・運搬から最終処理に至る中間処理過程における履歴情報を監視・管理するシステムであって、廃棄物等に関する情報が二次元バーコードとしてデータ管理部で管理されており、排出事業者(処理委託者)および処理事業者の端末装置に転送されディスプレイ画面に表示された廃棄物等の二次元バーコードを、収集運搬業者がカメラ付き携帯電話で撮影することにより、廃棄物等の位置情報と時間情報を決定し、その位置情報と時間情報がデータ管理部に転送されることで、当該データ管理部で履歴を監視・管理するシステムが提案されている。
特開2005−182502号公報(請求項1〜5、[0040]〜[0046]等)
ところが、特許文献1に記載の監視・管理システムでは、端末装置に転送され、端末装置のディスプレイ画面に表示された、廃棄物情報を格納した二次元バーコードを撮影する方法であるため、二次元バーコードを受信できる端末装置が設置されていない場所では、廃棄物等の管理を行うことができない。そのため、緊急時や非常時などにおいて、廃棄物処理施設などの正規の処理場に廃棄物を搬入することができず、空き地などの緊急の仮置場に廃棄物を搬入せざるを得ない場合には、これらの仮置場には端末装置を設置することが困難であるため、排出場所から仮置場に廃棄物等が確実に搬入されたことを確認することができない。
すなわち、特許文献1に記載の監視・管理システムでは、二次元バーコードが、予め決められた処理委託者や処理事業場の端末装置に転送されるものであり、端末装置が設置されていない仮置場等には転送されることがないため、緊急時や非常時における廃棄物等の処理に適したシステムとは言えない。また、端末装置が設置されていない場所に敢えてそれを設置しようとすれば、設置コストがかかるため経済的ではない。
収集運搬用車両は、市町村等の行政から許可された車両で、許可条件に基づいて資源物・廃棄物の収集運搬を行う車両の場合もある。このような場合でも、車両の移動経路、移動時間については、車両を運転する運転手の事後報告によらざるを得ないことになる。
したがって、本発明は、仮置場、中間処理場または最終処理場に入ってくる廃棄物・資源物の収集運搬用車両の車体に二次元バーコード印刷物を貼付することで、カメラ付き情報端末装置による位置情報と時間情報および二次元バーコードの撮影画像を利用して、廃棄物等の処理委託者が、経済的かつ正確に廃棄物等の位置情報および時間情報を監視・管理できるシステムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の監視・管理システムは、二次元バーコード印刷物を廃棄物・資源物の収集運搬用車両の車体に貼付して、廃棄物・資源物の収集・運搬から最終処理に至るまでの流れを監視・管理するシステムであって、前記廃棄物・資源物に関する情報および廃棄物・資源物の処理委託者の認証番号を管理するデータベースを備えた管理センターのサーバーと、前記管理センターのサーバーと通信可能な処理委託者の端末装置と、前記管理センターのサーバーと通信可能なカメラ付き情報端末装置とを有し、前記サーバーは、前記カメラ付き情報端末装置によって撮影され、送信された二次元バーコードに基づいて当該二次元バーコード印刷物を貼付した廃棄物・資源物の収集運搬用車両の位置情報および時間情報を、前記データベースに登録する手段を備えていることを特徴とする。
また、本発明の監視・管理システムにおいては、前記二次元バーコード印刷物は、廃棄物・資源物の収集運搬用車両の車体の前面、側面または後面に貼付されていることが好ましい。これにより、二次元バーコードを撮影しやすくなり、また、二次元バーコード印刷物に収集運搬業者の車両番号や、処理委託者の認証番号の一部を付記しておくことで、委託者や処理業者が目視で判別することが可能になる。
また、前記カメラ付き情報端末装置は、収集運搬業者の運転手または処理業者の担当者が保持していることが好ましい。これにより、仮置場、中間処理場あるいは最終処理場などにおいて、担当者が不在の場合でも、運転手が何時でも二次元バーコードを撮影し送信することが可能になる。
また、前記廃棄物・資源物に関する情報は、廃棄物・資源物の処理委託者、収集運搬業者および処理業者に関する情報、ならびに当該廃棄物・資源物のマニフェスト作成に必要な情報が含まれているものであることが好ましい。これにより、処理委託者が、管理センターのサーバーから作業内容の一覧表等をダウンロードすることで、マニフェストや契約書を簡単に作成することが可能になる。
また、前記サーバーは、前記データベースに登録した情報に基づいて前記処理委託者に対する請求処理を行う手段を備えたものであってもよい。これにより、廃棄物・資源物の処理に掛かる費用は、一旦、処理委託者から管理センターへ支払われ、管理センターから収集運搬業者および処理業者に対して支払うことが可能になる。
また、前記サーバーは、前記データベースに登録したマニフェスト情報に基づいて、前記処理委託者と、前記収集運搬業者および処理業者との契約書を作成する手段を備えたものであってもよい。これにより、廃棄物・資源物の処理に関わる者の労力が軽減される。
処理委託者の認証番号や廃棄物に関する情報が含まれている二次元バーコードを印刷して、印刷物を廃棄物等の収集運搬用車両の車体に貼付し、この二次元バーコードをカメラ付き情報端末装置で撮影し、撮影された画像を、適時、管理センターに送信することによって収集運搬用車両の移動情報(位置情報と、撮影時刻という時間情報)を管理センターのサーバーに登録し、処理委託者がこれらの情報をインターネット経由で前記サーバーから取り出すことができるようにしたことによって、廃棄物・資源物の処理委託者は自ら、データベースに管理された廃棄物・資源物の処理情報を把握し、収集運搬業者および処理業者によって適正に廃棄物の処理がなされたことを確認することができる。
廃棄物・資源物の監視・管理システムを示した説明図である。 二次元バーコード印刷物の一例である。 システムフローチャートである。
図1は本発明の実施の形態における廃棄物・資源物(以下、「廃棄物等」と称する。)の監視・管理システムの概略構成図である。図1において、本発明の実施の形態における廃棄物等の監視・管理システムは、管理センターのサーバー1と、処理委託者の使用する端末装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称する。)2と、収集運搬業者および処理業者の使用する情報端末装置としてのカメラ付き情報端末装置3とは、通信回線としてのインターネット(図示せず。)を介して通信可能である。
なお、図1には、便宜上、処理委託者、収集運搬業者および処理業者をそれぞれ一つずつしか示していないが、それぞれ複数の業者が存在するものとする。処理委託者とは、廃棄物等の排出事業者、収集運搬を委託する者等を含むものとする。また、処理業者とは、中間処理業者、最終処理業者、再生業者や積み替え保管業者等を含むものとする。
各処理委託者には、管理センターより、処理委託者を識別するための認証番号が予め発行されている。管理センターのデータベースには、当該認証番号の他、廃棄物等に関する情報として、廃棄物等の処理委託者、収集運搬業者、処理業者に関する情報(名称、住所、電話番号、担当者名、車両番号、携帯電話番号)および当該廃棄物等のマニフェスト情報(処理委託先、許可番号、積載物種別等)が事前登録されている。
処理委託者が委託する廃棄物等4を収集運搬する車両5には、当該収集運搬用車両5が処理委託者より委託された廃棄物等を収集運搬する車両であることを識別するために、二次元バーコード印刷物6が貼付される。二次元バーコード印刷物6は、車両5の車体に貼付されると同時に、廃棄物等4に貼付されることもある。
この二次元バーコード印刷物6は、処理委託者が、管理センターのサーバー1にアクセスして、サーバー1よりダウンロードしたデータに基づいて作製された二次元バーコードを、処理委託者のPC2に接続したプリンター等の印刷手段を用いてプラスチック製の紙やシート、ラベル等に印刷することで作製できるものである。あるいは、管理センターによって作製され、処理委託者に提供されるものである。そのため、処理委託者は、管理センターのサーバーから発行された二次元バーコードを印刷する手段を備えていることが望ましい。この印刷された二次元バーコードには、管理センターのデータベースに格納されている各種データが含まれている。
処理委託者、収集運搬業者または処理業者が、適正な収集運搬用車両であることを見分けやすくするために、二次元バーコード印刷物にあっては、二次元バーコードの他に、処理委託者の認証番号の一部、収集運搬業者名、車両番号等が付記されていてもよい。図2に二次元バーコード印刷物の一例を示す。
二次元バーコード印刷物は、例えば、廃棄物等4の収集運搬業者の運転手等によって、接着剤を用いて、あるいは磁石の付いた両面テープ、ガムテープ、セロハンテープ等で、収集運搬用車両の車体の前面、側面、後面等の見やすい位置に貼付される。貼付できない場合は、紐等で車体に結束されてもよい。
収集運搬業者の運転手は、現場で廃棄物等4の収集時、仮置場あるいは処理場等の指定された場所に向けて出発する際に、カメラ付き情報端末装置3を用いて二次元バーコード印刷物6を撮影し、撮影画像を電子メールにより管理センターのサーバー1に送信する。サーバー1は、予め処理委託者が登録した認証番号等と、送信された画像に含まれている認証番号等を照合し、サーバー1内で更新した登録情報を、履歴として管理できるようになっている。
カメラ付き情報端末装置3としては、カメラ付き携帯電話が最も使いやすくて便利であるが、デジカメ等で撮影した画像をPCに取り込み、インターネットを介して送信することもできる。
このように、カメラ付き情報端末装置3で撮影した画像は、収集運搬業者によって、廃棄物等4の受託時および/または車両の出発時等に、電子メールにより、カメラ付き情報端末装置3から管理センターのサーバー1へ送信される。管理センターのサーバー1は、事前に登録した情報に基づいて、この収集運搬業者のカメラ付き情報端末装置3から送信された情報をリンクさせて、処理委託者が委託する廃棄物等4に関する情報をデータベースに登録する。
収集運搬業者は、収集運搬用車両5によって廃棄物等4を指定された場所へと収集運搬する。このときの収集運搬経路は、適時、収集運搬用車両5の運転手からサーバー1へ送信される情報に基づいて、管理センターによって管理される。
管理センターのサーバー1は、この収集運搬用車両5の位置情報、時間情報および廃棄物等4に関する登録情報を、インターネットを介して処理委託者のPC2へ提供する。これにより、処理委託者は、自身のPC2に提供された履歴情報により、委託した廃棄物等の処理状況を監視・管理することができる。
また、収集運搬業者が指定の場所へ廃棄物等4を搬入した際、および、廃棄物等4の荷下ろしを終了した際には、収集運搬業者の運転手または指定場所の担当者(例えば処理業者)が、カメラ付き情報端末装置3によって収集運搬用車両5の車体に付されたバーコード印刷物6を撮影し、撮影画像を電子メールにより管理センターのサーバー1へ送信する。収集運搬業者が、担当者不在の仮置場等へ廃棄物等4を搬入し、荷下ろしを終了した場合は、収集運搬業者の運転手が、撮影画像を電子メールにより管理センターのサーバー1へ送信することになる。
サーバー1から送信された廃棄物等4に関する情報が途絶えたり、指定日時までに処理されなかったりした場合には、不法投棄や不適正処理が行われた可能性があるが、処理委託者は、この管理センターのサーバー1から送信された廃棄物等4に関する登録情報に基づいて履歴を確認することにより、不法投棄や不適正処理に対して費用を支払うことを回避できる。
以下、本発明の実施形態を、フローチャートを用いて詳細に説明する。
図3は、本発明例を説明するフローチャートである。先ず、処理委託者によって、管理センターのサーバーに、認証番号および廃棄物等の内容登録が行われる(S1)。具体的には、処理委託者(排出事業者)、受託者(収集運搬業者、中間処理業者、最終処理業者)、車両番号、搬送先、許可番号、積載物等の内容が登録される。
管理センターのサーバーは、登録した内容を二次元バーコードに変換する処理ソフトを備えている。処理委託者は、管理センターのサーバーにアクセスし、自身のPCに二次元バーコードをダウンロードした後、PCに接続したプリンターで二次元バーコードを印刷することによって、二次元バーコード印刷物を作製する。
二次元バーコード印刷物は、廃棄物等の排出場所において、処理委託者または受託者(収集運搬業者)の手によって収集運搬用車両の車体に貼付される(S2)。
車体に貼付された二次元バーコード印刷物は、収集運搬用車両の運転手によって確認された後(S3)、運転手が保持するカメラ付き携帯電話によって撮影され(S4)、撮影画像は電子メールに添付されて管理センターのサーバーに送信される(S5)。
管理センターのサーバーは、送信された二次元バーコードに含まれている情報が、事前登録した認証番号と一致するか否かを照合し(S6)、一致しない場合はエラーとして扱い、一致した場合は次のステップに進む(S7)。
管理センターのサーバーは、送信された二次元バーコードが事前登録した認証番号と一致する場合は、収集運搬業者の車両番号、収集運搬業者の許可番号が、登録番号と一致するか否かを判断する(S8)。登録番号と一致しない場合は、エラー情報として扱われ、データベースが更新される。登録番号と一致する場合は、データベースが更新され、送信日時、送信場所がデータベースに登録される(S9)。
収集運搬用車両が、処理委託者が指定した搬送先(例えば、最終処理場)に到着すると、車両の運転手は、車体に貼付された二次元バーコード印刷物を確認する(S3)。二次元バーコード印刷物は、運転手が保持するカメラ付き携帯電話によって撮影され(S4)、撮影画像は電子メールに添付されて管理センターのサーバーに送信される(S5)。以下、上記のS3〜S9の順でデータベースが更新され、送信日時、送信場所がデータベースに登録される。
さらに、最終処理場において廃棄物等の積載物の荷下ろしが終了した際には、車体に貼付した二次元バーコード印刷物は、収集運搬用車両の運転手によって確認(S3)された後、運転手が保持するカメラ付き携帯電話によって再び撮影され(S4)、撮影画像は電子メールに添付されて管理センターのサーバーに送信される(S5)。以下、上記のS3〜S9の順でデータベースが更新され、送信日時、送信場所がデータベースに登録される。
カメラ付き携帯電話による撮影および撮影画像の送信は、上記のように収集運搬用車両の運転手によって行われてもよいし、搬送先(例えば、最終処理場)の受け入れ担当者によって行われてもよい。
以上の処理を行うことによって、管理センターのデータベースには、カメラ付き携帯電話で撮影された適正な時間情報と位置情報が、更新登録され、履歴管理ソフトによって管理される。そのため、処理委託者は、管理センターのサーバーと通信可能な端末装置(PC)を通じて履歴情報を確認し、委託した廃棄物等が最終処理場まで搬送されたことを確認することができる。その後、マニフェストを作成する(S10)。
本発明において、管理センターのサーバー1は、処理委託者、収集運搬業者、処理業者のカメラ付き情報端末装置3から送信された情報を、データベースに登録し、履歴管理ソフトによって照合し、事前登録してある情報とリンクさせ履歴として管理する。また、管理センターのサーバー1は、処理委託者のPCへ電子メール等を送信することにより、廃棄物等4の位置情報、時間情報を提供し、廃棄物等4が適正に処理された旨を通知する。一方、処理委託者は、管理センターのサーバー1から送信された廃棄物等4に関する履歴情報に基づいて、搬入された廃棄物等4が確実に処理場に収集運搬されたことを確認することができる。
また、管理センターのサーバー1は、収集運搬業者および処理業者のそれぞれの業務が完了した時点で、データベースに登録した廃棄物等4に関する情報に基づいて処理委託者に対する請求処理を行うことができる。これにより、廃棄物等4の処理に掛かる費用は、一旦、処理委託者から管理センターへ支払われた後、管理センターから収集運搬業者および処理業者に対して支払わせることも可能になる。
あるいは、廃棄物等4の処理に掛かる費用は、処理委託者が、管理センターのサーバー1からの通知の履歴に基づいて、収集運搬業者および処理業者によってそれぞれ適正な処理がなされたことを確認した後、この処理委託者から収集運搬業者および処理業者のそれぞれに直接支払われることも可能である。
したがって、収集運搬業者および処理業者は適正に廃棄物等4を処理し、その適正な処理結果を管理センターのサーバー1へ送信しなければ支払いを受けることができないため、廃棄物等4の不法投棄および不適正処理を防止することが可能となる。
また、処理委託者は、管理センターのサーバー1より、廃棄物等の処理委託に関わる情報をダウンロードすることで、マニフェストや契約書の作成に利用することができる。
本発明の監視・管理システムは、廃棄物・資源物に対して適用されるものであり、特に緊急時や非常時のシステムとして有用であるが、通常時における製品または有価物等の監視・管理システムとして適用することもできる。
1 管理センターのサーバー
2 処理委託者の端末装置
3 カメラ付き情報端末装置
4 資源物・廃棄物(廃棄物等)
5 収集運搬用車両
6 二次元バーコード印刷物

Claims (7)

  1. 二次元バーコード印刷物を廃棄物・資源物の収集運搬用車両の車体に貼付して、廃棄物・資源物の収集・運搬から最終処理に至るまでの流れを監視・管理するシステムであって、
    前記廃棄物・資源物に関する情報および廃棄物・資源物の処理委託者の認証番号を管理するデータベースを備えた管理センターのサーバーと、
    前記管理センターのサーバーと通信可能な処理委託者の端末装置と、
    前記管理センターのサーバーと通信可能なカメラ付き情報端末装置とを有し、
    前記サーバーは、
    前記カメラ付き情報端末装置によって撮影され、送信された二次元バーコードに基づいて当該二次元バーコード印刷物を貼付した廃棄物・資源物の収集運搬用車両の位置情報および時間情報を、前記データベースに登録する手段を備えている
    ことを特徴とする監視・管理システム。
  2. 前記二次元バーコード印刷物は、廃棄物・資源物の収集運搬用車両の車体の前面、側面または後面に貼付されている請求項1に記載の監視・管理システム。
  3. 前記カメラ付き情報端末装置は、収集運搬業者の運転手または処理業者の担当者が保持している請求項1または2に記載の監視・管理システム。
  4. 前記廃棄物・資源物に関する情報は、廃棄物・資源物の処理委託者、収集運搬業者および処理業者に関する情報、ならびに当該廃棄物・資源物のマニフェストの作成に必要な情報が含まれているものである請求項1〜3のいずれかに記載の監視・管理システム。
  5. 前記サーバーは、
    前記データベースに登録した情報に基づいて前記処理委託者に対する請求処理を行う手段を備えたものである請求項1〜4のいずれかに記載の監視・管理システム。
  6. 前記サーバーは、
    前記データベースに登録した情報に基づいて、前記処理委託者と、前記収集運搬業者および処理業者との契約書を作成する手段を備えたものである請求項1〜4のいずれかに記載の監視・管理システム。
  7. 収集運搬用車両の車体に貼付される二次元バーコード印刷物であって、当該収集運搬用車両が収集運搬する廃棄物・資源物に関する情報および廃棄物・資源物の処理委託者の認証番号が含まれている二次元バーコードを印刷した二次元バーコード印刷物。
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