JP6314296B1 - 廃棄物処理管理システム、廃棄物処理管理サーバ、廃棄物処理管理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
この廃棄物管理システムにおいては、運搬担当者が電子秤で廃棄物回収袋の重量を計測し、携帯端末でICタグのタグ番号を読み込んで、車輌番号及び運搬担当者及び通信カメラID並びに回収日時等を携帯端末に登録する。そして、産廃業者で、重量を電子秤で計測し、携帯端末でICタグのタグ番号を読み込んで、荷降日時等と共に、携帯端末に登録した後に、産廃業者携帯端末送信情報を通信ネットワークで基幹サーバに送信させる。一方、基幹サーバは、産廃業者携帯端末送信情報の回収日時に対して直前の撮影日時を有する通信カメラ送信情報を引当て、この撮影画像を産廃業者携帯端末送信情報に紐付けて管理する。
ることを目的とする。
前記廃棄物の処理を管理する管理事業者によって運用される廃棄物処理管理サーバと、
前記廃棄物を収集する収集運搬業者が操作する収集運搬業者端末と、を備え、
前記排出事業者端末、前記廃棄物処理管理サーバ、及び前記収集運搬業者端末が互いにネットワークを介して接続され、電子マニフェストに基づいて前記廃棄物の処理を管理する廃棄物処理管理システムであって、
前記収集運搬業者端末が、カメラ及びGPS機能を有し、撮影場所の位置情報をそれぞれ含む前記廃棄物の収集先における該廃棄物の写真P1及び運搬先における該廃棄物の写真P2を撮影できる携帯端末であり、
前記廃棄物処理管理サーバが、前記排出事業者端末を介して登録され受渡確認票に記載される情報であって、前記排出事業者によって取得されたマニフェスト番号並びに前記廃棄物の収集先及び運搬先の所在地の情報を含む受渡確認情報と、マニフェスト情報並びに前記写真P1及び前記写真P2の情報から少なくとも構成される仮登録情報と、前記管理事業者によって予め決められた基準を満たすことが審査された複数の前記収集運搬業者が登録されたデータベースと、前記複数の収集運搬業者によってそれぞれ設定された前記廃棄物の収集及び運搬に掛かる処理料金情報と、前記管理事業者によって予め設定された、前記収集運搬業者が廃棄物を運搬する運搬先の所在地の情報である運搬先所在地情報と、を記憶する記憶手段と、
前記収集先の所在地及び前記処理料金情報に基づいて前記廃棄物の収集及び処理に掛かる料金が最低金額となるように前記収集運搬業者を選択する業者選択手段と、
前記受渡確認情報を前記収集運搬業者端末に送信するための受渡確認情報送信手段と、
前記写真P1の情報に含まれる前記位置が前記受渡確認情報に含まれる前記収集先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあり、前記写真P2の情報に含まれる前記位置が前記運搬先所在地情報に含まれる前記運搬先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあることを確認する位置情報確認手段と、
電子マニフェストシステムに登録されている最新の前記マニフェスト情報に基いて、予め決められた期間毎に前記記憶手段に記憶された前記マニフェスト情報を更新する更新手段と、
前記排出事業者によって前記仮登録情報が承認され、前記収集運搬業者によって前記廃棄物が収集及び運搬された後、前記マニフェスト番号毎に、前記廃棄物の収集及び運搬に関する請求書を生成する請求書生成手段と、
前記請求書生成手段が生成し、前記管理事業者によって承認された前記請求書を前記排出事業者端末に出力する請求書出力手段と、を有する。
前記記憶手段が、前記排出事業者が取得した前記マニフェスト番号を含む前記受渡確認情報を記憶するステップと、
前記記憶手段が前記受渡確認情報を記憶した後、前記業者選択手段が、前記収集運搬業者を選択するステップと、
前記廃棄物が廃棄された後、前記記憶手段が、前記仮登録情報を記憶するステップと、
前記記憶手段に記憶された前記仮登録情報に含まれる前記マニフェスト情報が前記管理事業者によって前記電子マニフェストシステムに本登録され、該電子マニフェストシステムに前記廃棄物の運搬を終了したことが前記収集運搬業者によって報告された後、前記更新手段が、前記電子マニフェストシステムに登録されている最新の前記マニフェスト情報に基づいて、予め決められた期間毎に前記記憶手段に記憶された前記マニフェスト情報を更新するステップと、
前記請求書生成手段が、前記請求書を生成するステップと、
前記請求書出力手段が、前記請求書を前記排出事業者端末に出力するステップと、を含む。
前記排出事業者端末を介して登録され受渡確認票に記載される情報であって、前記排出事業者によって取得されたマニフェスト番号並びに前記廃棄物の収集先及び運搬先の所在地の情報を含む受渡確認情報と、マニフェスト情報並びに前記写真P1及び前記写真P2の情報から少なくとも構成される仮登録情報と、前記管理事業者によって予め決められた基準を満たすことが審査された複数の前記収集運搬業者が登録されたデータベースと、前記複数の収集運搬業者によってそれぞれ設定された前記廃棄物の収集及び運搬に掛かる処理料金情報と、前記管理事業者によって予め設定された、前記収集運搬業者が廃棄物を運搬する運搬先の所在地の情報である運搬先所在地情報と、を記憶する記憶手段、
前記収集先の所在地及び前記処理料金情報に基づいて前記廃棄物の収集及び処理に掛かる料金が最低金額となるように前記収集運搬業者を選択する業者選択手段、
前記受渡確認情報を前記収集運搬業者端末に送信するための受渡確認情報送信手段、
前記写真P1の情報に含まれる前記位置が前記受渡確認情報に含まれる前記収集先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあり、前記写真P2の情報に含まれる前記位置が前記運搬先所在地情報に含まれる前記運搬先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあることを確認する位置情報確認手段、
電子マニフェストシステムに登録されている最新の前記マニフェスト情報に基いて、予め決められた期間毎に前記記憶手段に記憶された前記マニフェスト情報を更新する更新手段、
前記排出事業者によって前記仮登録情報が承認され、前記収集運搬業者によって前記廃棄物が収集及び運搬された後、前記マニフェスト番号毎に、前記廃棄物の収集及び運搬に関する請求書を生成する請求書生成手段、
前記請求書生成手段が生成し、前記管理事業者によって承認された前記請求書を前記排出事業者端末に出力する請求書出力手段、として機能させる。
ここで、インターネットNには、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター(以下、「情報処理センター」という。)が運用する電子マニフェストシステム(JWNETサーバSVJ)が接続されている。すなわち、排出事業者端末C1、C2、収集運搬業者端末MD、及び廃棄物処理管理サーバSVGから、それぞれ情報処理センターへアクセスできる。
なお、廃棄物処理管理システム10において、本部が行う操作や作業を代わりに加盟店が行ってもよいし、加盟店が行う操作や作業を代わりに本部が行ってもよい。また、排出事業者はフランチャイズ形式による事業を実施していなくてもよく、単一の事業者であってもよい。従って、以下、本部及び加盟店を区別することなく、このリフォーム事業者を単に「排出事業者」という場合がある。
収集運搬業者端末MDは、インターネットNに接続できれば任意でよく、収集運搬業者の所在地に設置されたコンピュータであってもよい。また、収集運搬業者端末MDは、一収集運搬業者につき複数存在してもよい。
廃棄物処理管理サーバSVGは、図2に示すように、記憶手段202、業者選択手段203、受渡確認情報送信手段204、位置情報確認手段205、更新手段206、請求書生成手段208、及び請求書出力手段210を有している。
なお、廃棄物処理管理サーバSVGは、廃棄物処理管理サーバSVGにて実行されるプログラムによって、これら各手段として機能する。
受渡確認情報は、少なくとも、電子マニフェスト制度における受渡確認票に記載される情報を含み、第1の情報、第2の情報、及び第3の情報から構成されている。
第2の情報は、後述する業者選択手段203又は管理事業者によって提供される情報であり、例えば、収集運搬業者の名称及び所在地の情報である。
第3の情報は、収集運搬業者が廃棄物処理管理サーバSVGにアクセスすることによって提供される情報であり、例えば、交付年月日、廃棄物の品目毎の排出量、荷姿、廃棄物の運搬先(処分事業場等)の住所及び所在地、廃棄物の処分方法、車両番号、運搬車名等の情報である。
マニフェスト情報は、電子マニフェストシステムに登録される情報であり、受渡確認情報に基いて構成される。
複数の位置情報付き写真は、それぞれ、収集運搬業者が収集先にて撮影した廃棄物の写真P1及び運搬先にて撮影した廃棄物の写真P2である。各写真P1、P2には、それぞれGPSを用いて取得された撮影場所の位置情報が関連付けられている。
処理料金は、収集運搬費、処分費、産業廃棄物税、及び追加料金(廃棄物の収集先までの距離や積み込み作業の負担に応じた費用等)から構成される。
排出事業者(本部又は加盟店)が、電子マニフェストにおけるマニフェスト番号を取得する。マニフェスト番号は、情報処理センターが提供する予約登録を活用することによって取得できる。
排出事業者がリフォーム作業を顧客から受注する。リフォーム作業の詳細が明確になり、このリフォーム作業によって発生する廃棄物を処理する必要があると判断されると、排出事業者(加盟店)が、排出事業者端末C2(図1参照)を介して、廃棄物処理管理サーバSVGに受渡確認情報に含まれるマニフェスト番号その他の第1の情報(図3参照)を登録する。
この受渡確認情報の第1の情報の登録をもって、廃棄物管理が開始される。
なお、本ステップS3においては、管理事業者が人手によって受渡確認情報(図3参照)を確認し、その受渡確認情報に基いて、複数の収集運搬業者の中からその廃棄物の収集運搬に適切な収集運搬業者を選択してもよい。
その後、選択された収集運搬業者が手配される。
また、本ステップにより、受渡確認情報に含まれる第2の情報が確定するので、管理事業者は第2の情報を廃棄物処理管理サーバSVG(図1参照)に登録する。
選択された収集運搬業者が、廃棄物処理管理サーバSVGの記憶手段202(図2参照)に記憶された受渡確認情報を取得し、確認する。詳細には、廃棄物処理管理サーバSVGの受渡確認情報送信手段204(図2参照)が、収集運搬業者の要求に基いて、受渡確認情報(図3参照)を送信する。
次に、収集運搬業者が、取得した受渡確認情報を例えばFAXを用いてリフォーム業者(リフォーム事業者の依頼に基いて実質的に建築物のリフォーム作業を行う業者)に送信する。FAXを受信したリフォーム業者は、受渡確認情報を確認し、例えば排出予定日に変更がある場合には、収集運搬業者に変更内容を連絡する。
収集運搬業者は、廃棄物の回収現場(収集先)にて、収集運搬業者端末MD(図1参照)を用いて、排出された廃棄物の写真P1を撮影する。この写真P1には、GPSによって撮影時に取得された位置情報が含まれている。また収集運搬業者は、収集した廃棄物を運搬した後、収集運搬業者端末MDを用いて、運搬先の処分事業場にて廃棄物の写真P2を撮影する。この写真P2にも、GPSによって撮影時に取得された位置情報が含まれている。
その後、収集運搬業者は、収集運搬業者端末MDを用いて、廃棄物の運搬先その他の受渡確認情報に含まれる第3の情報及び写真P1、P2(図3参照)を廃棄物処理管理サーバSVGに送信し、登録する。
また、収集運搬業者端末MD(図1参照)が収集運搬業者の所在地に設置されたコンピュータである場合には、このコンピュータを用いて、第3の情報及び写真P1、P2が送信されてもよい。
このように、収集運搬業者が収集先及び運搬先にてそれぞれ撮影した位置情報付きの廃棄物の写真P1、P2が登録されるので、実際には収集運搬業者が廃棄物を運搬していないにもかかわらず、運搬したように見せかける不正が抑制され、産業廃棄物の処理過程が透明化される。
管理事業者が、廃棄物処理管理サーバSVGに登録された仮登録情報(受渡確認情報に基いて構成されたマニフェスト情報及び写真P1、P2の情報から少なくとも構成される情報)に問題がないこと(例えば、写真P1、P2の撮影日時の整合性がとれていること)を確認する。廃棄物の写真P1、P2に関連付けられた位置情報については、位置情報確認手段205が、収集先及び運搬先の所在地から予め設定された距離の範囲内にあることを確認する。
その後、仮登録情報に問題がなければ、管理事業者は更に廃棄物管理を進めることを暫定的に承認(仮承認)する。
本ステップS5において、管理事業者が排出事業者に成り代わって仮登録情報を仮承認するので、排出事業者の承認を待つ必要がなくなり、電子マニフェストシステムへの処理終了の報告(ステップS7における運搬終了の報告や処分終了の報告)が遅延してしまうことが抑制される。
管理事業者が、仮登録情報に含まれるマニフェスト情報を電子マニフェストシステムに本登録する。その際、管理事業者はEDI方式により電子マニフェストシステムにマニフェスト情報を送信する。
収集運搬業者が、それぞれ、電子マニフェストシステムに対して廃棄物の運搬が終了したことを報告する。
具体的には、収集運搬業者が自ら直接JWNETサーバSVJにアクセスし、それぞれWeb方式を利用して廃棄物の収集日及び処分完了日を登録する。登録には一般的に使用されるWeb方式を利用するので、収集運搬業者が操作方法に迷うことなく、廃棄物の運搬を終了したことを報告できる。
なお、変更が必要な場合には、廃棄物の確定した数量も登録される。
廃棄物処理管理サーバSVGの更新手段206(図2参照)が、電子マニフェストシステムに登録されている最新のマニフェスト情報に基づいて、記憶手段202に記憶されたマニフェスト情報を更新する。更新は予め決められた期間毎に実行される。
排出事業者が、ステップS4にて廃棄物処理管理サーバSVGに登録された仮登録情報(マニフェスト情報及び写真P1、P2)を確認し、問題なければ廃棄物処理管理サーバSVG上で承認(本承認)する。
すなわち、ステップS5にて管理事業者によって仮承認されていた仮登録情報が、排出事業者によって本承認されることとなる。
なお本ステップS9は、ステップS6の後、ステップS7の前に実行されてもよい。
排出事業者は、排出事業者端末C1又は排出事業者端末C2(図1参照)を介して廃棄物処理管理サーバSVGのマニフェスト情報(図3参照)を参照することで、廃棄物の処理状況を確認できる。
(ステップS11)
収集運搬業者が、収集運搬業者端末MDを介して廃棄物処理管理サーバSVGにアクセスし、請求書生成手段208(図2参照)を用いて電子請求書を生成する。電子請求書は、請求書生成手段208によって、マニフェスト情報に含まれるマニフェスト番号毎に生成される。請求額は、請求書生成手段208によって、記憶手段202に記憶された処理料金情報に基いて、自動的に計算される。
管理事業者が廃棄物処理管理サーバSVGにアクセスし、請求書生成手段208によって生成された電子請求書の内容を確認し、承認する。
排出事業者(加盟店)が、排出事業者端末C2を操作して廃棄物処理管理サーバSVGにアクセスし、請求書出力手段210を用いることで、電子請求書が排出事業者端末C2に表示される。生成された電子請求書は所定期間内(例えば、各月の締め日毎)で取りまとめることもできる。なお、排出事業者(本部)が請求書出力手段210を用いて、電子請求書を排出事業者端末C1に出力してもよい。
このように、電子請求書が請求書生成手段208及び請求書出力手段210によって自動的に排出事業者に届くように処理されるので、排出事業者の事務手続きの負担が低減される。
(ステップS11a)
収集運搬業者が、管理事業者に対し、マニフェスト情報に含まれるマニフェスト番号毎に、廃棄物の収集及び運搬に係る紙の請求書を発行する。
その後、管理事業者が、所定期間内(例えば、各月の締め日毎)に発行された請求書を複数取りまとめ、これら請求書に記載された請求額を排出事業者(本部又は加盟店)に対して一括して請求する。
このように、収集運搬業者が紙の請求書を発行する場合であっても、管理事業者が一括して処理費用を請求するので、排出事業者の事務手続きの負担が低減される。
202 記憶手段
203 業者選択手段
204 受渡確認情報送信手段
205 位置情報確認手段
206 更新手段
208 請求書生成手段
210 請求書出力手段
C1、C2 排出事業者端末
MD 収集運搬業者端末
N インターネット
SVG 廃棄物処理管理サーバ
SVJ JWNETサーバ
Claims (4)
- 廃棄物を排出する排出事業者が操作する排出事業者端末と、
前記廃棄物の処理を管理する管理事業者によって運用される廃棄物処理管理サーバと、
前記廃棄物を収集する収集運搬業者が操作する収集運搬業者端末と、を備え、
前記排出事業者端末、前記廃棄物処理管理サーバ、及び前記収集運搬業者端末が互いにネットワークを介して接続され、電子マニフェストに基づいて前記廃棄物の処理を管理する廃棄物処理管理システムであって、
前記収集運搬業者端末が、カメラ及びGPS機能を有し、撮影場所の位置情報をそれぞれ含む前記廃棄物の収集先における該廃棄物の写真P1及び運搬先における該廃棄物の写真P2を撮影できる携帯端末であり、
前記廃棄物処理管理サーバが、前記排出事業者端末を介して登録され受渡確認票に記載される情報であって、前記排出事業者によって取得されたマニフェスト番号並びに前記廃棄物の収集先及び運搬先の所在地の情報を含む受渡確認情報と、マニフェスト情報並びに前記写真P1及び前記写真P2の情報から少なくとも構成される仮登録情報と、前記管理事業者によって予め決められた基準を満たすことが審査された複数の前記収集運搬業者が登録されたデータベースと、前記複数の収集運搬業者によってそれぞれ設定された前記廃棄物の収集及び運搬に掛かる処理料金情報と、前記管理事業者によって予め設定された、前記収集運搬業者が廃棄物を運搬する運搬先の所在地の情報である運搬先所在地情報と、を記憶する記憶手段と、
前記収集先の所在地及び前記処理料金情報に基づいて前記廃棄物の収集及び処理に掛かる料金が最低金額となるように前記収集運搬業者を選択する業者選択手段と、
前記受渡確認情報を前記収集運搬業者端末に送信するための受渡確認情報送信手段と、
前記写真P1の情報に含まれる前記位置が前記受渡確認情報に含まれる前記収集先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあり、前記写真P2の情報に含まれる前記位置が前記運搬先所在地情報に含まれる前記運搬先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあることを確認する位置情報確認手段と、
電子マニフェストシステムに登録されている最新の前記マニフェスト情報に基いて、予め決められた期間毎に前記記憶手段に記憶された前記マニフェスト情報を更新する更新手段と、
前記排出事業者によって前記仮登録情報が承認され、前記収集運搬業者によって前記廃棄物が収集及び運搬された後、前記マニフェスト番号毎に、前記廃棄物の収集及び運搬に関する請求書を生成する請求書生成手段と、
前記請求書生成手段が生成し、前記管理事業者によって承認された前記請求書を前記排出事業者端末に出力する請求書出力手段と、を有する廃棄物処理管理システム。 - 請求項1記載の廃棄物処理管理システムが備える廃棄物処理管理サーバ。
- 請求項1記載の廃棄物処理管理システムを用いた廃棄物処理管理方法であって、
前記記憶手段が、前記排出事業者が取得した前記マニフェスト番号を含む前記受渡確認情報を記憶するステップと、
前記記憶手段が前記受渡確認情報を記憶した後、前記業者選択手段が、前記収集運搬業者を選択するステップと、
前記廃棄物が廃棄された後、前記記憶手段が、前記仮登録情報を記憶するステップと、
前記記憶手段に記憶された前記仮登録情報に含まれる前記マニフェスト情報が前記管理事業者によって前記電子マニフェストシステムに本登録され、該電子マニフェストシステムに前記廃棄物の運搬を終了したことが前記収集運搬業者によって報告された後、前記更新手段が、前記電子マニフェストシステムに登録されている最新の前記マニフェスト情報に基づいて、予め決められた期間毎に前記記憶手段に記憶された前記マニフェスト情報を更新するステップと、
前記請求書生成手段が、前記請求書を生成するステップと、
前記請求書出力手段が、前記請求書を前記排出事業者端末に出力するステップと、を含む廃棄物処理管理方法。 - 廃棄物を排出する排出事業者が操作する排出事業者端末と、前記廃棄物を収集する収集運搬業者が、撮影場所の位置情報をそれぞれ含む前記廃棄物の収集先における該廃棄物の写真P1及び運搬先における該廃棄物の写真P2を撮影するための携帯端末と、にネットワークを介して接続され、電子マニフェストに基づいて前記廃棄物の処理を管理する管理事業者によって運用される廃棄物処理管理サーバを、
前記排出事業者端末を介して登録され受渡確認票に記載される情報であって、前記排出事業者によって取得されたマニフェスト番号並びに前記廃棄物の収集先及び運搬先の所在地の情報を含む受渡確認情報と、マニフェスト情報並びに前記写真P1及び前記写真P2の情報から少なくとも構成される仮登録情報と、前記管理事業者によって予め決められた基準を満たすことが審査された複数の前記収集運搬業者が登録されたデータベースと、前記複数の収集運搬業者によってそれぞれ設定された前記廃棄物の収集及び運搬に掛かる処理料金情報と、前記管理事業者によって予め設定された、前記収集運搬業者が廃棄物を運搬する運搬先の所在地の情報である運搬先所在地情報と、を記憶する記憶手段、
前記収集先の所在地及び前記処理料金情報に基づいて前記廃棄物の収集及び処理に掛かる料金が最低金額となるように前記収集運搬業者を選択する業者選択手段、
前記受渡確認情報を前記収集運搬業者端末に送信するための受渡確認情報送信手段、
前記写真P1の情報に含まれる前記位置が前記受渡確認情報に含まれる前記収集先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあり、前記写真P2の情報に含まれる前記位置が前記運搬先所在地情報に含まれる前記運搬先の所在地の情報から予め設定された距離の範囲内にあることを確認する位置情報確認手段、
電子マニフェストシステムに登録されている最新の前記マニフェスト情報に基いて、予め決められた期間毎に前記記憶手段に記憶された前記マニフェスト情報を更新する更新手段、
前記排出事業者によって前記仮登録情報が承認され、前記収集運搬業者によって前記廃棄物が収集及び運搬された後、前記マニフェスト番号毎に、前記廃棄物の収集及び運搬に関する請求書を生成する請求書生成手段、
前記請求書生成手段が生成し、前記管理事業者によって承認された前記請求書を前記排出事業者端末に出力する請求書出力手段、として機能させるためのプログラム。
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